2012年10月

                                                  過去の日記


10月31日(水) 晴れ 「本」
昨日は急に気温が下がり、夕方になって我慢できなくなった私は、思わず床暖房のスイッチをON。とうとうこの季節がやってきたなぁと思いました。つい先日まで、家では半袖を着ていたのに、この気温の差に体がついていきません。

朝一番で図書館へ。しゅんが予約していた本が届きました。それは、さんの「ミルク世紀」と「ラクガキ・マスター」です。
1日の日記にも書きましたが、我が家では密かにさんの「元素生活」がブームなのです。他にも著書は無いかと図書館のHPで探してみたところ、面白そうな本を何冊も見つけることができました。まずしゅんが借りたのが「数字のモノサシ」です。独特のイラストとともに、「数字と気持ちのビミョーな関係」が紹介されています。数字大好きなしゅんの心にぴったりはまった模様です。
そして今回借りた「ミルク世紀」、タイトルだけでもツボ。きっと面白い本でしょう。
ちなみに4冊の本の一番上にある長方形の物は、「元素のふしぎ」で私がお土産にしたマグネットです。冷蔵庫を開けるたびに、「金、銀、銅〜。」と楽しい気持ちになります。買って良かった!

今日は、思いがけず予定の合ったもねさんと、いつもの駅で待ち合わせをしてサクッとお茶&ランチのお喋り大会をしました。似たタイプの息子をもつ母として、話が尽きることはありません。電車のホームまでお喋りは続き、最後は電車が到着している事に気付いて慌ただしくさようならとなりました。次回が楽しみです。
ツボ!


10月28日(日) 雨時々曇り 「お鍋の季節」
予報より少し早く降り出した雨は、午後になってしばらく上がりましたが、また夜に強くなりました。

今日はそれほど気温も低くなりませんでしたが、夜ご飯はこの秋初めてのお鍋にしました。毎年スーパーに並ぶお鍋のスープの種類は豊富になっていき、どれにしようかと見ているだけで楽しくなってしまいますが、今夜はごま豆乳鍋を選びました。

野菜もたくさん食べられて、お肉もお魚も食べられるお鍋は、用意も簡単なのに体が温まって日曜の夜ご飯にはとても良い感じです。〆は、その名も「鍋の〆に食べるラーメン 」を食べてみました。ご飯やうどんの〆もいいですが、これも食べやすくてとてもいいなと思いました。

ちなみにサイドメニューは、昨日に引き続き北海道のお土産です。こんな時期にとうもろこし?!と伝票を見た時には驚きましたが、茹でて真空パックになったものでした。ゴールドラッシュとピュアホワイト、どちらも甘くておいしくて、夏の北海道を思い出しました。
この秋初めてのお鍋 お土産のとうもろこし


10月27日(土) 曇りのち晴れ 「カニ!」
雲が多い時間は少し肌寒く感じましたが、青空になると気持ち良い秋の空気が広がりました。

午前中、昨日から楽しみにしていたずっしりと重い荷物が届きました。
それはカニ!札幌に出張した主人が送ってくれたのです。本人は昨日のうちに家に到着しましたが、追いかけるようにやってきたカニは、夕ご飯に食べることにしました。

足1本分は、しゅんのリクエストでタジン鍋で作る茶碗蒸しに。いつもはホタテ缶で作る茶碗蒸しですが、今日は贅沢にカニの身入りです。(缶詰のスープが入らない分、もう少しだし汁を多めにした方がよかった?という反省を次回のために記録。次回っていつ?!)

そして残りは食卓へ。トゲが刺さって「痛っ」「痛っ」と言いながら、カニに向かう私たち。初めて自分でカニを食べるしゅんは、難しいな〜と言いながらもなかなか上手に殻をむいてカニを堪能していました。「なんだかお正月が来たみたいだね。」と言うと、「カレンダーめくっちゃえば?」と言うしゅん。「そうしたら、冬休みの楽しい事も、もう終わっちゃったことになるね。」と言うと、ぶんぶんと首を横に振っていました。
タラバガニ!


10月26日(金) 晴れ 「友人」
夏の間、葉っぱもほとんど無くなってしまうガーデンシクラメンですが、毎年涼しくなってくるときれいな緑色の葉っぱが出て、つぼみがいくつも膨らみます。左からピンク、赤、白の順でプランターに並んでいるシクラメンが、どの色から咲き始めるのかが秋の楽しみです。真っ青な空が広がる秋晴れの今日、最初の花が咲きました。今年は白が一番でした。

今日は、楽しみにしていたランチの日です。家の前でお昼前に待ち合わせ・・・というのは、ご近所の友人ならではです。
しゅんの入園で知り合ったSさんとは、もう何年もの仲になりますが、同じ映画館が好きなこと、同じ文房具屋さんが好きで、行くと時間を忘れてしまうこと、そして電車に乗る前に同じお店であんパンを買うことなどを初めて知って、お互い顔を見合わせて笑ってしまいました。

同じ年の男の子を育てる私たち。ご近所でも普段はなかなか会うことができませんが、こうして時々会うたびに、Sさんも頑張っていらっしゃるから私も頑張ろうと勇気が出たり、子どもを思う気持ちや悩みはみんな同じなんだなと安心したりできることを有り難く思います。
今年のガーデンシクラメンは白から


10月25日(木) 曇りのち晴れ 「お花」
朝晩、ぐっと冷え込む様になりました。朝、ふすまを開けるとひんやりした空気が入ってきて驚きます。
寒くならないようにと閉め切って眠るので、朝になってもわかりません。昨日の朝は、5つも6つもかけてある目覚まし時計全てに聞こえないふりしてしまいました。ぎゃ〜。それでもそんな日に限ってなぜか支度が早く済むもので、全員遅刻することなく職場や学校に到着しました。

今日は久しぶりにお花のレッスンへ。
3年以上前から始めたレッスンですが、予定の合う時だけ受けられるというシステムのおかげでコツコツとこなすことができ、前回ようやく初級コースが修了しました。今回は初めての上級コースです。レッスンのお部屋に入ると、沢山のお花が目に入ってきました。上級は花材も増えるので、とても豪華な仕上がりになります。アレンジの作り方やかたちについても、ほとんど「ご自由にどうぞ」という感じで、必要なところだけ先生にお伺いすることになります。

今日の花材のメインは手の平くらいの大きさがあるスプレーマムです。その他、カーネーションやトルコキキョウ、ダイヤモンドリリーと、秋らしいシックな色合いのピンク色のお花が用意されていました。中でも一番秋らしく、そしてかわいらしく感じたのは、赤みを帯びたチョコレートコスモスです。

メインをとってから、他のお花を生けていきます。同じ種類のお花を固めて生ける(グルーピングする)と、おしゃれな雰囲気になるという先生のアドバイスをいただいて、色々と考えながらすすめていきます。私はメインに近いところを緻密に組み立てていくのは割と苦労せずにできるのですが、少し遊び心をもたせて動きを出していくのが苦手です。自由に自由に、冒険冒険と自分に言い聞かせながら、思い切って枝ものをぐっと後ろに傾けてみたり、お花やつぼみを飛び出させてみたり。

最後に先生が、チョコレートコスモスを一輪追加してくださいました。すると、隣のお花がぐっと引き立つのがわかりました。先生のアレンジは、お花が生き生きと輝いて見えます。私もそんな風にお花を飾れるようになりたいなと今日も思いました。
マスターコース一回目!


10月22日(月) 晴れ 「公園」
10月も半ばを過ぎたとは思えない様な、とても暖かな一日になりました。青空が広がって、良い気持ち。

今日はRちゃんK君親子と待ち合わせ、井の頭公園へ行きました。2歳になったばかりのK君と会うのは、去年の12月に2家族で軽井沢へ旅行して以来です。
前回はほんの少し「パパ」「ママ」と言うくらいだったK君が、「これ、何?」「お魚、いたね。」「楽しいね〜。」などとお喋りするのがかわいらしくて、Rちゃんと2人、顔を見合わせて和みながらの公園散策となりました。

ぐるっと池の周りをお散歩して、デパ地下で買ってきたお弁当を食べた後、3人でスワンボートに挑戦!ハンドルをK君にお任せし、両側で一生懸命漕ぐ私たち。平日の昼間の公園は、ボートも少なくとてもゆったりしていて、なんだか旅行をしている様な気分になりました。
楽しいね〜、気持ちいいね〜と言っているうちに、真ん中のK君の動きが止まりました。そして何となく後ろに傾いてきた様な?
気付くとぽかぽかのお日様に誘われたのか、ぐっすりとお昼寝をしていました。こんな風に気付いたらお昼寝してしまうなんて、しゅんもそうだったなと懐かしくなりました。

ちょうどボートの終了時刻も迫っていたので、私たちは少し急いで乗り場にボートをつけ、いそいそと園内のテイクアウトカフェへ。さっきから良い香りが漂っていて、気になっていたのです。
渡されたカプチーノには、うさぎとクマのかわいらしいラテアートが施されていました。K君が起きていたら、きっと喜んだねと言いながら、多分それと同じくらい喜ぶ私たちでした。

暑くも寒くもないこんな良い陽気の今は、外へ出かけたくなります。紅葉する頃、また来ようねと約束してさようならをしました。
井の頭公園のカフェ ラテアート


10月21日(日) 晴れ 「靴」
これは室内の写真ですが、足に注目すると・・・。

スニーカーを履いてエレクトーンの練習中です。発表会で弾く曲を家で練習し、なかなか上手になったなと思っていても、週に一度のレッスンが終わって部屋から出てくるしゅんは浮かない顔ということが続きました。どうもうまくいかない、ペダルが上手に弾けないと言っていることが多く、練習不足なのかな?と不思議に思っていました。

そんな時、先生が「靴じゃないかと思いますよ。」と教えてくださいました。ペダルを押すのは左足ですが、靴下を履いて押すのとスニーカーを履いて押すのでは、確かに感覚が違って当たり前だと、今頃になってやっと気付いて納得しました。
そこで、こんな練習をすることに!足の重さも幅も変わり、2つの音をうっかり踏んでしまったりすることもあって、良い練習になったようです。

そんなこんなで練習を続け、今日は発表会です。本人はいつも通り至って平常心で、開場待ちの列に並びながら好きな本を読んでいましたが、私はいつも通りソワソワ。発表中は心臓の音が聞こえそうになりながら動画を撮影し、あ、なんだか上手くいったみたいと安心できたのは、最後の音を弾き終えたところでした。
大きな間違いもなく、本人も満足感いっぱい、そして私たちもほっと一安心して発表会を終えることができました。

そして気になっていたペダルの件ですが、緊張しながらもエレクトーンを弾くお子さん達の足下に注目していると、とても上手なしゅんのお友達の女の子が、弾きやすそうな靴を履いていました。それは、バレエのトゥシューズです。足にぴったりで靴下の感覚と同じように見えました。発表会の洋服でも違和感の無い、男の子にも合う靴があるといいなぁと思いました。
靴を履いてペダルの練習中


10月19日(金) 晴れ 「映画」
ぽっかりと空いた金曜日。ふと思いついて映画を見に行くことにしました。

向かった先は、金曜日がレディースデーのシネスイッチ銀座です。封切りになって1ヶ月以上経っていることもあり、ゆったりと見ることができた映画は「人生、いろどり」です。以前、確かニュースで元になったお話についての取材を見たことがあるのですが、舞台は徳島県の山間部、過疎と主要農作物の全滅に先が見えない苦しさを抱えた上勝町という小さな村です。

幼なじみのおばあさん達3人が、ふとしたきっかけからJAの職員さんと一緒に始めた「葉っぱ」ビジネス。最初は全くうまくいかず、主人公は家族からも反対されてしまいます。それでも決して諦めないおばあさん達と職員さんは、試行錯誤を重ねビジネスを軌道に乗せます。
ビジネスだけのお話ではなく、女性達がみるみるうちに自分を取り戻し、生き生きとした表情になっていくところ、一見、妻をないがしろにして自分勝手にしている夫が本当は妻の事をとても大切に思っているところ、そんな夫に時には不満を持ちながらも、深く信じ合っている2人の夫婦のあり方など、見所が沢山あった映画でした。

笑ったりジーンとしたり、いつだって人は自分で自分の人生にいろどりを添えることができるんだなと元気が出てきました。ずっと前に見た、スイスのおばあちゃん達が主人公の「マルタのやさしい刺繍」という映画にも、少し似たところがありました。またこんな雰囲気の映画を見てみたいなと思いました。


10月1日(月) 晴れ 都民の日 「元素のふしぎ」
10月1日は都民の日です。ゆとり教育が終わって、振替休日などもほとんど無くなったしゅんの学校は、今日も登校日だとばかり思いこんでいた数日前。ふと年間予定表を確認すると、そこには休日の表示が(汗)。

さてさて、何をして一日過ごしましょうと色々思いを巡らせ、あることを思い出しました。それは夏休みから気になっていた、国立科学博物館で行われている特別展「元素のふしぎ」です。
以前から元素に興味津々だったしゅんですが、ここ最近、また何度目かのブーム到来なのです。これは良い機会だとしゅんに話してみると、想像以上に乗り気になってこの日を楽しみにしていました。

10月とは思えない日差しの中、上野に到着するとそこは大勢の人で賑わっていました。動物園に行く波と、博物館に行く波とに分かれるところで、私たちは右に曲がって博物館へ。早速特別展に入ると、館内説明のイヤホンをつけて展示を見に行くことにしました。

元素とは何か?という導入から、昔の周期表、歴史的な科学者達のエピソードなどの展示が続き、とうとう楽しみにしていた全ての元素展示コーナーに入りました(もちろん、放射性物質は説明のみ)。
それぞれの元素の性質についての説明や、原料となる鉱物や現在その元素が使われている製品の展示、元素を使った実験のビデオコーナーや触って確かめる事ができるコーナーなどもあり、とても充実していました。
そして右の写真にあるのが「元素体重計」。その人の体重から、構成している元素の重さを出してくれる体重計です。思わず私も乗りそうになりましたが、危ない危ない。酸素と炭素と水素の重さを足すと、ほぼ体重がわかってしまいます・・・。ちなみにしゅんを構成する酸素は約16キロ。これは全体重の60パーセントです。

元素は身近なもので、私たちの生活と切っても切れないということ、そしてレアアースなどこれからのエネルギー問題の中で注目を集めている物でもあるということなど、私もとても勉強になりました。そして日本で発見された113番目の元素ウンウントリウムがどんな名前になるのか、今から楽しみです。
博物館のショップで、ここ最近はまっている「元素生活」という本のコーナーに釘付けになった私たち。しゅんはキャラクター缶バッヂを、私は金銀銅のキャラクターが描かれたマグネットをお土産に購入し、ウキウキしながら帰宅しました。
周期表と記念撮影 元素体重計


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