入院日記




12月25日(水) クリスマス
今日はクリスマス。逆子が直らないため、安全を第一に考えて2日後の27日に予定帝王切開をすることに決めていました。26日の朝から入院なので、多分夜には手術に備えて絶食になるだろうということで、お昼に母と妹と姪と4人でショッピングセンターのパン屋さんで水曜日だけ開催されている「パン食べ放題」に行くことにしました。体重が増えてはいけないと食事も控えていた私ですが、もう明日には入院だし!と思うと、次から次へとおいしそうなパンをパクパク食べてしまいました。

食事を終えて買い物をしていると、お腹が何だか張っているし熱もある様で辛くなってきました。数日前からひいていた風邪がひどくなってきたのかも・・・と家に帰って病院に電話をすると、すぐに来るようにと言われました。もしかしたらこのまま入院かもしれないから荷物を持っていこうと用意し、もしかしたらもう写真を撮れないかもしれないから、大きなお腹の写真を撮影しよう!と妹とビデオやデジカメで大騒ぎして撮影をしました。金曜日に来る予定だった主人にも一応メールを出しておきました。

病院に入って赤ちゃんの様子をみると、何と陣痛がきているということで、バタバタと手術の準備が始まりました。まだ37週1日なのに!先生も「赤ちゃん、早く出て来たくなっちゃったみたいだね。」と苦笑されていました。そして、予定帝王切開だったら入れられるはずだった、産後の痛みを取り除くための麻酔は入れられないということを説明されました。緊急の方よりはその麻酔があるから痛くないですよ〜と説明されていた先生も、それなら我慢できるかもと思っていた私も、笑うしかない・・・という顔でした。
あっという間に準備が整い、40分後には手術室へ!手術に対する恐怖と赤ちゃんに会えるという気持ちが入り交じって、心配そうにみていた家族に手を振りながら、私はニコニコと笑っていたそうです。(本当は一瞬涙が出そうに不安だったのですが。)

狭い手術台に寝て、麻酔が始まりました。両腕は固定され口には酸素マスクがかけられました。常に麻酔科のお医者様や看護師さんが横で話しかけて下さっていたのが心強かったです。私は痛みに少し強いのか、麻酔の注射も点滴の針も痛くは感じませんでした。手術が始まってすぐ助産師さんに「ぐっとみぞおちの辺りを押される感じがして、赤ちゃんが出ますよ」と言われると、「オギャー」という声と一緒に出てきました。きれいにしていただいている間、じ〜っと横を向いて赤ちゃんを見ていると、嬉しくて嬉しくて涙がぽろぽろ出てきました。それを見て、先生が「痛いですか?」。いいえ、感動しているんです。
きれいになって私の横に連れてこられた赤ちゃんの手を、私のほっぺたに当てて下さった助産師さん。あの温かさはずっと忘れないと思います。2740グラム、元気な男の子の誕生です。

先生2人(男性の主治医と女性の先生が執刀して下さいました)が手術をしながら「ねぇ先生。クリスマスケーキは食べましたか?」「まだ。クリスマスケーキって24日?それとも25日?」と話しているのが聞こえました。私は心の中で「先生達、普通の会話をしてる・・・。」と思いながらも「私は24日に食べておいて良かった〜。」と思いました。
手術は、その後がとても痛くて、余りにも苦しいので「痛い・・・」とつぶやいたら、先生たちが「やっぱり痛いですか」と仰って少し眠るようにと点滴に麻酔を追加されました。どうも麻酔の効きが良くなかったようです。そういえば、背中に麻酔を打たれてからお腹を何かの器具でつつかれて「冷たいですか?」と聞かれ続けていたのですが、ほとんど全て「冷たいです」とこたえていたのです。先生方が手術台の角度を一生懸命に変えて麻酔を上まで効かせようとして下さるのですが、何分か経った頃、時計をチラチラ見ていた先生が「もう始めます」と仰って、ひえ〜〜〜っと思ったのを思い出しました。道理で何をするにもすごく痛かったはずだわ・・・と思っているうちに、手術は無事に終わりました。

夜中の10時頃に病院に到着した主人が、新生児室で動画を撮ってきてくれました。病室で家族みんなに囲まれて、ぼ〜っとしつつも「あぁ、何だかすごく幸せ」と思っているうちにみんなは家に帰っていきました。


12月26日(木)
夜の間中、血栓防止のために足が機械で左右に動かされていました。少し前に流行ったダイエットの機械の様な物です。足の指も自分で動かした方が良いと言われたので、麻酔が切れてからは一生懸命に動かしました。
1時間おきに看護師さんが見回りに来て下さいました。熱がどんどん上がって、38度を越えていきました。でも手術の後はこういうものだと聞いていたので驚きませんでした。収縮の痛みと、熱からくる寒気、そして傷の痛みと興奮でほとんど一睡もできませんでしたが、デジカメの動画を見る度に嬉しくなってにや〜っと笑っていました。

朝になって、痛みが絶好調に!汗びっしょりになりながら「痛い〜、痛い〜」と言っていたようで、慌てた看護師さんが痛み止めを入れて下さいました。
痛みが落ち着いた頃に、歩行訓練が始まりました。まずはお手洗いに看護師さんと二人で行きました。想像以上に傷が痛い・・・。でも歩いた方が快復が早いと言われて頑張って歩きました。
10時の授乳の時、初めて赤ちゃんを抱っこしました。この時は、5分くらい抱っこするだけ。点滴を引きずりながらでしたが、嬉しくて嬉しくて、その時だけ痛みを忘れてしまいました。

そして待っていました!お昼ご飯がやってきました。でも蓋を取ってびっくり。全部液体だったのです。まるで離乳食の初期の様なご飯に唖然としながらも、もうこうなったら写真撮ってやる〜と、痛いお腹をかばいながらカメラを取りました。夜は少しだけ固形物が出て、それだけで嬉しくなってしまいました。夜の授乳はお休みしてよいとのことだったので、久しぶりにぐっすり眠りました。
朝食 朝食抜き
昼食 ・おかゆ
・おつゆ
・じゃがいもらしきスープ

全部液体!
夕食 ・おかゆ
・おいもの細切れ
・いとこんにゃくのような和え物
・小さな白桃らしいもの


12月27日(金)
昨日よりも少し元気が出て、朝ご飯の前に7時の授乳に行きました。その後から、何だか風邪の症状がどんどん悪化していきました。お見舞いに来てくれた家族によると、部屋の暖房がほどんど効いていなかったので、とてもとても寒かったのだとか。夜のうちに元々ひいていた風邪がひどくなってしまったようです。
でも!お腹が痛くて出そうになる咳は怖くてすることができません。もちろん鼻をかむこともできません。風邪なんてひくんじゃなかった〜と、本当に後悔しました。そして段々と頭も痛くなってきました。後から考えると、頭痛は風邪ではなく麻酔の後遺症だったのですが、そうとは知らなかった私は、風邪がひどくなってしまったと思いこんでいました。その様子を見た看護師さんに10時の授乳は行かない方がいいと言われて、何と泣き出してしまいました(恥)。その少し前に、個室から大部屋に移って欲しいと言われていたのですが、「痛くて痛くて、引っ越しの準備なんてできない。」「風邪なんてひいて、赤ちゃんに会えないなんて。」・・・などなど。色々なことが頭に浮かんで次から次へと涙が出てしまったのです。う〜ん、恥ずかしい。でもこれはマタニティーブルーだったのだと思います。こんな事は珍しくないのか、回診にいらっしゃった先生が2人きりになって、ゆっくりと話を聞いてくださいました。頭痛は麻酔の後遺症だとわかって少しほっとしました。

今日来てくれる予定の主人と電話で話して、すっかり気分が良くなった私は、看護師さんに手伝っていただいて引っ越しも済ませ、お昼ご飯を食べました。
移った6人部屋には先に2人の方がいらっしゃって、お2人とも帝王切開だったので、あと○日したらこんなに元気になるんだと思うと、とても励まされました。泣いていた私を心配して下さっていたお2人は、「何日後から普通のご飯になるんですか?」と聞く私に「もう、明日からは多分普通だよ。」「大丈夫だよ。」と目一杯の笑顔で励まして下さいました。そんなに辛そうだったかな?!

午後には家族や主人がお見舞いに来てくれました。大人の面会時間は1時から7時まで、赤ちゃんの面会時間は2時から3時と6時から7時です。でも私たちの赤ちゃんは、ず〜〜っと寝続けていて、誰も起きている顔を見ることができないと言われました。授乳の時でさえ足の裏などをくすぐっても起きませんでした。
朝食 ・おかゆ
・具はないお味噌汁
・青菜の卵とじ
・切り干し大根
昼食 ・おかゆ
・白身魚
・きゅうりのサラダ
・りんご
夕食 デジカメの電池切れ!


12月28日(土)
この日の朝から、ご飯が普通の固い物になりました。それまで、お膳を配膳車に片付ける度に、メロンの皮などがあるのを見ては、「みんな、こんなおいしそうな物食べてるのに〜」と寂しく思っていたので、普通食になったのが嬉しくて朝から元気が出ました。
でも、余りにも「お粥がいや。早くお米の粒が食べたいよ。」と母に言い過ぎたせいで、それからお見舞いに来てくれる親戚みんなに「お米、出た?」と聞かれるのには困りました。恥ずかしい・・・。

出生届は年明けに出す予定ですが、主人の会社に今年中に名前を届け出ると、給与関係の処理をしていただけるということだったので、名前を決定しました。そして新生児室の看護師さんにもお伝えしたら、出生時間などが書かれている紙の隅っこに「○○くん」と名前を書いてもらえました。授乳室でも「○○くん、おっぱいですよ〜。」と手渡してもらえるようになって、何だか嬉しくなりました。
しゅん以外はなぜか女の子ばかりが生まれていたため、「新生児室は、しゅんくんのハーレムだよ。」と看護師さんに言われていました。

夜の12時の授乳が終わるのは1時過ぎ。まだまだ時間がかかってしまいます。でも頭痛がひどいため4時の授乳は免除ということで、朝まで眠りました。そしてその前に、楽しみにしていたおやつをパクリ!こんなにカロリーが高そうな物を、しかも寝る直前に食べてもいいのかなぁと思いながら、全部食べてしまいました。
朝食 デジカメの電池切れ!
昼食 デジカメの電池切れ!
夕食 ・ご飯
・白菜と挽肉のあんかけ
・煮豆
・酢の物
・ネーブル
おやつ ・ミックスベジタブルの蒸しパン
・バナナ1本
・ヤクルト2本


12月29日(日)
朝の授乳に行くと、「ハーレムが終わったよ!」と看護師さんに言われました。そう、男の子が生まれたのです。その後は、なぜか男の子ばかりが生まれて、新生児室は女の子が1人だけという逆ハーレム状態になりました。波のような物があるのよね〜と看護師さんはおっしゃっていました。

頭痛のピークは昨日だった様ですが、それでも起きあがっていると頭が痛くてクラクラしてきました。手術中に頭を動かさない方が良かったということなのですが、生まれた子どもの処置をするところが頭の右上にあったため、ず〜っとそこを見ていたのです。そこを見ているだけで痛さが少しは和らぐ気がしていたのですが、後からこんな痛い目に合うとは・・・。回診にいらした先生にお伺いすると、とにかく水分をたくさん取って麻酔を体の外に出すことと、できるだけ安静に横になっていることが大切だと言われました。でも出産後の入院は、3時間〜4時間おきの授乳があり、しかも1回に1時間くらいかかるため、なかなか安静にしていられないのです。お見舞いに来てくれた家族を、毎日エレベーターの所まで見送りに行っていましたが、「最初の頃はすごくやつれていた」と後で妹に言われました。

術後の入院スケジュールの紙には、出産後7日目に体調が良かったらシャンプー可と書いてあったのですが、年末年始ということで同じ病棟だった整形外科の患者さんもほとんどが一時退院をされていて、少し看護師さんたちにもお時間がありそうだったので、「シャンプーをしていただくことはできますか?」と聞いてみると、何とOKが出ました。7日間はシャンプーできないと覚悟して、髪をショートにし水を使わないシャンプーまで持参した私ですが、この日にシャンプーをしていただけたことで何だかとても元気になりました。そして看護師さんがまるで美容師さんの様に上手にシャンプーをして下さることに驚きました。

夜ご飯は6時なので、面会に来ている主人は毎日横で見ていたのですが、食事の写真を撮っている私を見て、「しゅんは撮ってる?」と言われてギクリ・・・。毎日何度も授乳室で会っているのですっかり忘れていましたが、子どもの写真を撮っていなかった〜!慌てて新生児室に行って、写真を撮ろうとすると看護師さんが縦向きに抱っこして下さいました。でも寝ていたところを起こされたしゅんは大泣き。変な顔の写真でした。
朝食 ・ご飯
・お味噌汁
・焼き鮭
・和え物
・おつけ物
昼食 ・ご飯
・鶏肉団子のあんかけ
・サラダ・
おつけ物
・プリン
夕食 ・ご飯
・野菜サラダ
・薩摩揚げととうもろこし
・スープ
・りんご
おやつ おやつ抜き 授乳指導の看護師さんの判断でカロリーが高い物、甘い物は今日は禁止!


12月30日(月)
同じ日に普通分娩で出産した方が、退院されました。年末年始だというのに、病院の中にいると全くそんな雰囲気がありません。しかも外がすごく寒いということも全くわからない、パジャマ姿の私たちでした。

今日は初めて全部の授乳に出ました。夜中の12時に始まり、4時、7時、10時、1時、4時、8時と7回の授乳があります。帽子とマスクをして、手を消毒してから授乳が始まるのですが、なかなかうまくいかない私たち親子は、いつも最後まで残っていました。しゅんの睡眠のサイクルがこの授乳時間に合っていないのか、いつ行っても眠っているのです。

1時の授乳が終わって部屋に戻ると主人が来ていました。そして「蒲焼きキャンディー」なんていう怪しい飴を持っていました。それは浜松にあるうなぎやさんのサービス品なのだとか。折角静岡にいるのだからと、おいしいうなぎやさんの情報をネットで検索してお昼にひとりで行って来たのだそうです。私が入院中、私の実家で肩身の狭い思いをしていないかしらという周囲の心配をよそに、静岡ライフをマイペースで楽しんでいる彼でした。
そして私はお昼にメロンが出て大喜び!余り知られていませんが、袋井市はマスクメロンの産地なのです。今日はおやつも出て、また消灯後の暗〜いベッドの上で、むしゃむしゃと食べました。
朝食 ・ご飯
・お味噌汁
・ハム
・ほうれん草の和え物
・おつけ物
・野菜ジュース
昼食 ・ご飯
・八宝菜
・野菜サラダ
・蓮根の煮物
・メロン!
夕食 ・ご飯
・スープ
・焼き豆腐の肉味噌がけ
・野菜炒め
・バナナ
おやつ ・フレンチトースト1枚分
・ネーブル
・ミルミル1本


12月31日(火)
今年も今日でお終い。去年の今頃は、大晦日に入院しているなんて想像もしていなかったなぁ〜と思いながら過ごしていました。すると朝の回診の時、看護師さんが「ゆっこさん、後でナースステーションに来て下さいね。」と仰いました。行ってみると、「今日は大晦日だし、シャワーを浴びたいでしょ?」と傷口にビニールを貼る処置をして下さいました。シャワーは術後8日目の抜糸後だと思っていたので、とても驚きました。すぐに浴びて戻ってくると「これでさっぱりしてお正月を迎えられますね〜。」と言われて嬉しくなりました。

そして、お昼に年越しそばが登場!ふふふ。何かはあると思ったけれど、出たわ〜という感じでした。麺と具、おつゆが別々の器に入っていて、おつゆの方に移していただく形でした。のびた麺が食べられない主人は駄目かもしれないけれど、のびのびの社食の麺に鍛えられた私は大丈夫(笑)。おいしくいただきました。

夜の授乳をしていると、看護師さんが「ゆっこさんの退院は4日だよね。今、いらっしゃる方はみんなお正月に退院だよ。かわいそうだから、調子が良ければお正月に帰りたいですって先生に言ってみたら。」と仰いました。よく聞いてみると、お正月は家で過ごしたいという方が多く、皆さん入院期間を短くしてもらっていたのだとか。それなら、1日くらい早くしてもらおうかな?と思い始めました。
いつもは9時の消灯後、10時には枕元のテレビが見られなくなってしまうのですが、今日は特別「紅白を見てもいいですよ〜。」と看護師さんが回ってきて下さいました。大晦日気分で嬉しい〜!と思いながら観ていましたが、やっぱり疲れでいつの間にかぐっすり。12時の授乳で起こされるまで眠っていました。本当に12時までテレビを観ていた方達は、4時の授乳が辛くて辛くて仕方ない様子で看護師さんに「ほんとに、テレビ観ちゃったんだね〜。」と笑われていました。
朝食 ・ご飯
・お味噌汁
・キャベツとウインナーの炒め物
・ちくわの煮物
・おつけ物
昼食 ・年越しそば!
・野菜サラダ
・煮物
・ワッフル
夕食 ・ご飯
・鰺フライ
・枝豆
・野菜の和え物
・蓮根の煮物
・りんご
おやつ おやつ抜き


1月1日(水)
お正月がやってきました。昨日の夜は、近くの大きなお寺から鐘の音が聞こえていました。7時の授乳を終えて部屋に戻ると、朝ご飯が置かれていました。そう、お雑煮とお節料理!病院からの新年の挨拶状もついていて、お正月気分になりました。
お昼は海鮮がたくさん乗ったちらし寿司。う〜ん、さすがお正月というラインナップです。極めつけは夜ご飯のお赤飯!おかずもなぜかとても豪華で、もしかしたら明日退院の方と間違えられちゃったのかな?と不安になりながらも全部いただきました。

いつもとほとんど変わらぬ病院でしたが、朝、新聞の初売りがあるという放送がありました。売店にお越し下さ〜いという放送でしたが、たくさん集まったのかな?

回診で、先生に1日早く退院できるかお伺いすると「大丈夫だと思いますよ。早く退院されたいという方が多いですね〜。」と笑っていらっしゃいました。退院の前日には母子同室の実習があるので、そのためのオリエンテーションを受けました。その他にも、沐浴指導や調乳指導、退院指導等々、入院中は色々なお話や実習があって、とても忙しく感じました。
10時から行われた沐浴指導では、しゅんがモデルになりました。授乳の時間にしか会ったことがなかったので、裸の我が子を見るのは初めて!あ〜、何て小さいんだろうと思いました。産婦さん4人にじ〜っと見つめられる中、お風呂にぷか〜っと浮かんでいるのが自分の子どもだと思うと、何だか不思議な気分でした。
朝食 ・お雑煮!
・お節料理

新年の挨拶状もついていました
昼食 ・海鮮ちらし寿司!
・お吸い物
・卵豆腐
夕食 ・お赤飯!
・お煮しめ
・野菜の和え物
・おせち風のおかず
・子メロンのおつけ物
おやつ ・ピザトースト
・キウイフルーツ
・ヨーグルトドリンク


1月2日(木)
朝の授乳が終わった後、私の退院診察と小児科の先生によるしゅんの退院診察がありました。二人ともOKが出て、早速母子同室の実習が始まりました。

オムツを替えるのも、着替えをするのも初めてで、恐る恐る触るという感じです。腕も足も細くて、折れてしまいそう!その初めてのオムツ替えでう○ちをされて大慌て。早めに来てくれていた主人に足を持っていてもらって、何とか替え終わったかと思ったら、洋服におしっこを飛ばされて、着替えもすることになりました。母子同室の1日は、自律授乳ということで泣いたら「オムツ替え→授乳室に連れていって授乳→オムツ替え」をすることになります。
でもオムツ替えが下手なのか、何度もおしっこが漏れてしまい、新生児室で看護師さんにお布団を替えていただきました。その度に「オギャー、オギャー」と泣くしゅんを、ガラガラガラガラ・・・と音を立てるベッドを押して連れて歩かなければならないため、大騒ぎでした。面会者も自由に入って来られる病室に置いておくこともできなくて、食器の片づけも連れ歩いていたら、「しゅんくん、一緒に下膳中〜。」と看護師さん達に笑われてしまいました。

ベッドの横に新生児用のベッドを持ってきているため、何をしていても落ち着きません。お昼はなぜかうなぎの蒲焼きが出たのですが、それもどうやって食べたのか覚えていない程でした。夜中も、少し寝てはガバッと起きてしゅんの様子を確認・・・。余り寝た気がしませんでしたが、退院後の生活を考えると、あの日のしゅんのおとなしかったことと言ったら!夜中に泣いたのは、お腹が空いた時だけという、本当に静かな赤ちゃんでした。
朝食 ・ご飯
・お味噌汁
・野菜の煮物
・野菜の和え物
・ヨーグルトドリンク
昼食 ・ご飯
・お味噌汁
・うなぎの蒲焼き!
・野菜サラダ
・野菜の和え物
夕食 ・ご飯
・お味噌汁
・お肉と野菜の煮物
・野菜の煮物
・野菜の和え物
おやつ ・ホットケーキ1枚分
・いちご
・乳飲料


1月3日(金)
今日はとうとう退院の日です。25日の夜から10日間の入院でした。先生方や看護師さん達が本当に親切にして下さって、快適な入院生活でした。でも家に帰ることができると思うと、とても嬉しくなりました。

看護師さんが主人も一緒に沐浴指導をして下さるということで、主人には早めに病院に来てもらいました。看護師さんに沐浴していただいて、気持ちよさそうにしているしゅんですが、これからは私がやらなくてはいけないんだ〜と思うと、ちょっとドキドキしてきました。

お昼前に両親が迎えに来てくれました。今までは新生児室で眠っているところを見ていただけだったので、間近で見るしゅんの小ささに驚いていました。
退院用に用意してあったお洋服に着替えたしゅんは、まるで洋服に着られているような小ささでした。私は久しぶりにパジャマから普通の洋服に着替えました。トレーナーとジャンパースカートに着替えると、なぜかまだ妊婦さんに見えました・・・。お腹の中が落ち着いていない様で、変なところが膨らんでいたのには笑ってしまいましたが、1週間もすると元に戻ってほっとしました。

初めて外の世界に出たしゅんは、家に帰ってすぐに大泣きしただけで、すぐにすやすやと眠り始めました。「これから元気に大きくなっていってね」と思いながら、その夜は親子3人並んで眠りました。
朝食 ・ご飯
・お味噌汁
・オムレツ
・野菜の和え物


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