フェリーに乗って房総半島へ 海の幸を味わいます| 今年の我が家のGWは、主人が1日有休を取ったため、前半の4月29日から始まる7連休になりました。何をしようか?どうやって過ごそうか?と言いながら、どんどん間近になってきて、気持ちは焦るばかり。東京でのんびり過ごすのもいいかなと思いましたが、折角なので3人で小旅行に出かけようということになりました。 近場でしゅんも楽しめて・・・と、まず思いついたのは、以前2人で行って楽しかった「鴨川シーワールド」です。ゆっくり楽しむために鴨川に1泊、その前に館山で1泊と宿泊の予約をしました。去年引越をして前より家が広くなったので、今度ホテルに泊まるなら自宅で過ごすのとは全く違う楽しみがある所にしようと言っていました。今回の旅行では、「海が見える」「眺望が楽しめる」「海岸へすぐに出られる」というポイントでホテルを決めました。しゅんと3人で、のんびりゆったりできたらいいなという気持ちで、旅行が始まりました。 |
| 4月30日 天気予報通り、朝起きると良いお天気でした。早起きできるかドキドキしながら、荷物の最終チェックをしてお布団に入ったのは日付が変わる頃でしたが、無事6時前には目が覚めました。いつもゆっくり起きるしゅんは当然のように眠っていましたが、「おはよう、おはよう〜」と半ば無理矢理起こしてご飯を済ませ、寝ぼけたままマーチに乗せて、7時過ぎに家を出発しました。 行きは東京湾フェリーに乗って房総半島に渡ることにしました。久里浜までの道のりはとてもスムーズで、1時間ちょっとで到着です。フェリー乗り場の駐車場に入ると、「8時40分の便になります」と誘導され、その指示通りに走っていくとフェリーに乗り込む順番に車が並ぶようになっていました。車の人はそのまま入船するということだったので、主人が乗船券を買いに行きました。私たちは、「鴨川シーワールド オーシャンビューチケット」を購入しました。これは乗用車1台と大人2名のフェリー運賃、鴨川シーワールドの入園券2名分がついて6900円という、お得なチケットです。 乗船時間になり、車のまま船に乗り込みました。駐車場に止めて階段を上がると、船室になります。私たちは1階に入り、一番前の席に座りました。船の中は想像していたよりも広く、座席の他に売店やちょっとしたバーの様な席もありました。といっても、40分の船旅ですので動き出せばあっという間です。 「船に乗っているんだよ」「海だよ」と言うと、しばらくは「船?」「海?」と言っていたしゅんですが、なかなか動き出さないので「もう、あっち行く」と陸の方を指さしたのにはちょっと困りました。さらに横の席で朝ご飯らしいサンドイッチを食べるご夫婦、斜め後ろの席でお菓子を食べる小学生のお姉ちゃんを見つめては、「あれ、欲しい。食べたい。」と言うのにも困りました。 そんなこんなで早く動かないかな〜と思っているうちに、船は久里浜を離れました。波も穏やかで、船に乗っているとは信じられないくらい静かに進んでいきました。 |
| 金谷港から127号線を5キロほど下ると、保田漁港に到着します。第一の目的地は、保田漁協直営のお食事処「ばんや」です。 お食事処というのがぴったりというような素朴な作りのお店です。干物が一面に並べられている、お土産物のお店と、「ばんやの湯」という立ち寄り湯の施設も、「ばんや」をはさんで両側に建っています。左の写真は、ばんやに入った所にある大きないけすです。 |
| メニューは、こんな感じにボードに掛けられています。刺身、煮物、焼き物、揚げ物というように分類され、そこに魚の種類別のカードがかかっているのです。売り切れてしまった魚のカードは下げられていきます。私たちが座っている間にも、どんどんカードが変わっていきました。 お刺身盛り合わせや、今日のお寿司は、お皿に並べられているのと同じ位置にお魚の名前が貼られています。お皿とこのメニューを見比べて、これは○○というお魚なんだと話しながら食べるのも楽しいものです。 |
| お店に到着したのは10時頃でしたが、少しゆっくり目の朝ご飯を食べるお客さんでしょうか、とても混みあっていました。段々と空いてきたな・・・と思っていると、今度は早めのお昼ご飯のお客さんで、また混み始めました。 上の写真は、まず運ばれてきたお刺身の盛り合わせと、朝獲れ寿司です。お寿司にはお味噌汁がついていました。お刺身は、どれも新鮮そのものでおいしい〜。プリッとした白身のお刺身に、全くくさみのない鯵など、一口食べるたびに「おいしい」と言っていました。お刺身類はまだ食べさせたことのないしゅんは、目の前に運ばれてきても余り興味を示しませんでした。 |
| そしてこちらが「鯛のあら煮」です。840円のあら煮は、260円追加して定食にしました。どんぶり一杯のご飯と、お味噌汁、おつけ物がセットになります。 目の前に、どーんと登場したこのあら煮を見て、本当にびっくり!どんぶりと比べて、このボリュームがおわかりいただけますでしょうか?あら煮の常識を覆すようなこの大量の煮魚、3人でパクパクパクパク食べ続けて、やっとなくなるという量でした。甘辛いたれのお味もおいしくて、ご飯も進む煮魚でした。 しゅんもきれいな白身の煮魚に大喜びで、ご飯、お魚、ご飯、お魚・・・と小さな口をあーんと開けてひな鳥の様に待っていました。 |