| 霧ヶ峰を通り過ぎ、国道20号に戻って少し行くとJRの上諏訪駅です。駅を左に見てまもなく、線路を越えると諏訪湖沿いの道に入ります。この辺りには温泉旅館が数多く並んでいます。宿泊する「諏訪湖ホテル」は石彫公園のすぐ前にありました。 |
| お部屋は3階の湖側でした。旅行会社のパンフレットには「湖が見えます」というマークがついていなかったので、反対側かな?とも思っていたのですが、こんな眺めを思いがけず見ることができて嬉しくなりました。 |
| ホテルに入ったのが5時半、夕食は6時半ということで、早速お隣にある「片倉館」のお風呂に入ることにしました。 この「片倉館」は、岡谷の片倉製糸が、昭和2年に従業員や地域のために建設した温泉保養施設です。レンガ造りのドイツ風建築は、この中に温泉の大浴場があるとは思えないような外観です。 近くのホテルの宿泊者や、車で来た観光客が数多く訪れてとても混雑していました。 |
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| ここの大浴場は「千人風呂」と呼ばれています。これは男女別にある大理石造りのお風呂のことで、深さが1.1メートルあり、立ったまま100人以上が入浴できるそうです。お風呂の床には玉砂利が敷かれていて、その上に立つと程良い刺激があってとても気持ちいいです。 この日は5月3日ということで、お風呂の中もシャワーも大混雑!シャワーにできている行列に並びながら、まるで寮のお風呂みたい・・・と懐かしい気分になりました。 入浴料は350円、入り口の靴入れが100円(これは後で戻ってきます)、脱衣場のロッカーが50円です。宿泊するホテルによっては、無料入浴券をもらえる所もあると思います。そのほか、「湯巡り」の企画もホテル間で行われています。色々なお風呂を楽しみたい方にはぴったりの温泉街です。 |
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| ホテルに戻って夜ご飯。今日はお昼にお蕎麦を食べただけなので、もうお腹はぺこぺこです。旅行会社のパックメニューで、今日は「オイルフォンデュ」です。 目の前には油が入ったお鍋とお野菜や魚介類、お肉が並んだお皿が。オイルフォンデュはスイスで1度だけ食べたことがあるのですが、その時とはちょっと違っていました。その違いとは・・・、材料を一度お粉にくぐらせること。多分卵とお水と小麦粉をといたものだと思うのですが、ぱくりと一口食べて、私も主人も「天ぷら?」! そして不思議だったのは茶碗蒸しです。一見普通の茶碗蒸しなのですが、よ〜く見ると桜餅の様な物が入っています。桜の葉っぱの風味もあって、不思議なお味でした。 目の前で自分で揚げる「天ぷら風オイルホンデュ」の夜ご飯はなかなかおいしく、お腹もいっぱいになりました。 |
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| お部屋に戻ってから、諏訪湖にお散歩に行くことにしました。ホテルの前の公園にはお散歩をしている人が何人もいました。薄着で外にいても寒くないような気温の夜で、とても気持ちいいお散歩でした。諏訪湖沿いには遊歩道が作られていて、風を感じながら歩くことができます。湖の向こう側の夜景がきれいでした。 |