2005年8月

                                                  過去の日記 2005/07


8月31日(水) 曇り時々晴れ 「ドリア」
洗濯物を干そうとベランダに出ると、思わず「気持ちいい〜」と声が出ました。今朝は気温もぐっと低く、心地よい風が吹いていました。晴れてくるとさすがに蒸し暑くなってきましたが、これからはこんな風に秋めいていくんだろうと思いました。

今日は久々のリトミックです。夏休みなどがあって3週間ぶりになったしゅんは、久しぶりに会う大勢のお子さん達のパワーに押されたのか、ちょっと緊張した面持ちで私の側にくっついていました。幼稚園に通うお兄ちゃん、お姉ちゃん達の同伴も今日が最後ですが、私たちが教室に入ると「あ、しゅんちゃんが来たよ」とCちゃんのお兄さんT君が言ってくれたことがとても嬉しかった様で、家に帰ってからもT君の話を何度もしていました。第二子であるお友達の様に、大きなお子さん達とわーっと遊ぶことはまだ難しいしゅんですが、お兄ちゃん達のことは大好きで、遠巻きにじっと眺めています。幼稚園に入ったら、憧れのお兄ちゃん達がたくさんいて、きっと大喜びだろうなと思いました。

リトミックの後は大急ぎで電車に乗り、Aさんとの待ち合わせのお店に入りました。お互いの夏休みや予定などで、ここ1ヶ月近く会うことができなかったため、短い時間ですがランチをしようと約束していたのです。Aさんのお子さんは習い事に行っていたため、3人でのランチという初めての試みでしたが、Aさん大好きのしゅんは気がつくとAさんの顔をジッと見て「にまーっ」と笑っていました。私たちもこの一ヶ月で話したかった事を急ぎ足で話し、充実感いっぱいでした。

左の写真は、今夜の私としゅんの夜ご飯です。明日の生協お届け日を前に、冷蔵庫のお掃除をするにはどうしたらいいだろうと考えて、「そうだ」と思いついたメニューに挑戦しました。それは「カレードリア」。この暑いのにドリアって・・・と一瞬思いましたが、結果は大成功で、しゅんも手前のドリアをペロリと完食しました。ご飯の上に、茄子、タマネギ、しめじ、人参、挽肉のドライカレーをたっぷり乗せ、その上にホワイトソースとチーズをかけて焼きました。カレー味は食欲も増してくれて、意外と夏にも合うメニューだったかもと思いました。
そして右の写真は、お布団に入る前のしゅんです。最近腹巻きを自分で履くことができるようになりました。「はるまき、できた〜」(どうしても「腹巻き」ではなく「春巻き」になってしまいます)と誇らしげです。
カレードリア! 「はるまきできた〜」(腹巻きのことね・・・)


8月30日(火) 晴れのち雨 「プール」
朝起きると、昨日の夜遅く帰ってきて会わなかった主人に、「しゅんちゃん、図書館行ったよ」と報告していました。昨日から何度も「14ひきと14ひきと14ひきと、こぐまちゃんとこぐまちゃん(注:14ひきシリーズ3冊とこぐまちゃんシリーズ2冊)」と言いながら借りてきた本5冊を眺めていましたが、朝起きて最初に思い出したのも図書館だったんだと思いました。

ゆっくり朝ご飯を食べているしゅんを見ながら超特急で家事を済ませ、しゅんが食べ終えると彼の着替え、おトイレ、歯磨きを3分で終わらせて(!)、主人と一緒に駅に向かいました。今日は今月最後のスイミングに行く日です。日差しが強くて暑かったので、ひんやりしたプールがとても気持ちよく感じました。
土曜とは違って、平日の今日はお母さんばかりでした。1歳前後のお子さんが多くて、準備体操が始まるまでの時間にも、水を触りたくてプールに近付いてしまうため、追いかけるお母さん達はとても大変そうでした。私の横に座ってそれを見ていたしゅんは、「どうしてあの子たち、あんな風に逃げ回っているの?」というような困った表情で私を見上げました。自分も一年前は同じようにガチャガチャしていたのに、今はすっかり忘れてお兄さん気分なのが面白くて、笑ってしまいました。

いつものように練習が始まりました。今日はビート板を使ってバタ足の練習をする時間が長く取られました。子どもたちは両手を伸ばしてビート板を持ち、お腹辺りまで乗って水に浮かびます。ビート板が大好きなしゅんは、「ふふふ・・・」と微笑みを浮かべながらぷかぷかしていました。最後の自由時間には、アームリングと浮き具をつけて1人で泳いでいました。今までは私の指を一本ずつ握っていたのですが、今日は1人で浮かびたい気分だったらしく、「ぷかぷか〜」と言いながらあっちへこっちへ移動していました。移動するときは、水の中にある両足を高速で動かします。まるでアヒルのおもちゃみたいにこちらに近付いてきます。見ている私もおかしくて仕方ないのですが、本人もとても愉快な様子で、大笑いしながら移動を楽しんでいました。


8月29日(月) 晴れ 「図書館」
今日は朝から快晴で、日差しも強く感じました。でもカラッとしたお天気で、風が吹くと良い気持ちでした。

お昼を食べた後、テクテクテクテク歩いて区の中央図書館に行きました。前回3人で行った時はしゅんを大人しくさせておくのがちょっと大変でしたが、最近は絵本が大好きなのでゆっくり行きたいと思っていたのです。HPでしゅんの好きな「14ひきシリーズ」の在庫を調べていざ図書館へ。月曜ということもあってか、それ程混んではいませんでしたが、絵本のコーナーには読み聞かせをしている親子が何組もいました。
ズラリと並んだ絵本に興奮状態になったしゅんは、「次はどれにしようかー」と言いながら、読みたい本を選んでいきました。ソファーに座って読んでは次の本を選ぶという繰り返しは、夜の読み聞かせの時の様でした。今まで読んだことが無い絵本は、結末がわからないので私もワクワクします。たまにはこんな風に絵本にどっぷりつかる一日があってもいいなと、読みながら思いました。もちろん水分補給をしながら・・・。絵本を読み続けるのも楽ではありません。
調べてあった絵本2冊を「倉庫」から出していただき、その他にもう1冊あった14ひきの本と、こちらもしゅんが好きな「こぐまちゃん」の絵本を2冊で計5冊、私も読み聞かせについての本を2冊と幼稚園関係の本を1冊、そして歴史小説を2冊で計5冊、それぞれきっちり借りて10冊になりました。恥ずかしながら今日初めて、0歳からカードを作ることができるという事を知りました。ネットを通じて在庫を調べることや予約をすることもできて、いつの間にか本当に便利な世の中になったんだなと改めて思いました。

ところで今日、しゅんは図書館へ「パンツ」をはいて行きました。大体おトイレで用を足すことはできるのですが、万が一のことがあったらと私が躊躇してしまい、いつも外出時はパンツ型のオムツにしていました。でも今日は近場ということもあり、思い切って挑戦してみようかとしゅんに相談しました。「図書館にパンツで行ってみる?」と言うと、「しゅんちゃん、図書館にパンツで行く!」と張り切って言ったため、着替え一式とタオルをベビーカーの荷物入れに忍ばせて行くことにしました。家でトイレを済ませると、「しゅんちゃん、パンツで行く」「ママ、おしっこって言ってね」「パンツでおもらししちゃ、だめ」と私の口調で復習するので思わずクスッと笑ってしまいました。そして無事、図書館で2回おトイレに行き、家に辿り着きました。しかし帰り道でお昼寝を始めたため、家でお布団に寝かせた後にこっそりオムツに替えてしまいました。起きたら何かおかしいと怒るでしょうか?ごめんね!
2人で10冊!


8月28日(日) 曇り 「サザエさん」
今日は曇り空で気温も低めと、過ごしやすい一日でした。こうやって段々と秋らしくなっていくのかと思いますが、嬉しい様な寂しい様な気がします。
朝寝坊をした私としゅんが起きると、何とびっくり、もうお昼前でした。気を取り直して家事を済ませ、お昼過ぎから近場へのお出かけをしました。どこに行こうかあれこれ迷って、前から行ってみたいと思っていた「長谷川町子美術館」にしました。車を近くのコインパーキングに止め、桜新町のサザエさん通りという商店街を抜けるとこぢんまりした美術館に到着しました。

入り口では、写真の様にサザエさんはじめおなじみの皆さんがお出迎えしてくれます。今は「サザエさん生誕60年記念 ゆかいなサザエさん展」が開催されていて、カツオ君の5年3組の教室が作られていました。まずは2階から見ていこうと上がってみると、イソノ家の茶の間で記念撮影をしようというコーナーがありました。アニメそのもののお茶の間に、定位置に座るイソノ家の皆さん!そこに混じって写真を撮ることができます。何て楽しいんでしょうと喜ぶ私たちとは対照的に、パネルに恐れおののいて逃げようとする人がひとり・・・。涙を流しながら「あっちに行く」と言うしゅんを抱っこして、何とか一枚パチリと写しました。それでも段々慣れてくると、1人でタラちゃんの横に立つことができるようになったので、美術館の職員さんにお願いして一枚写していただきました。

長谷川町子さんが描かれた絵や作られた作品の他に、サザエさんの手書きの原稿やイジワルばあさんの原稿など、とても貴重な物がたくさん展示されています。サザエさんができるまでのお話や、長谷川町子さんがお母さんとご旅行された時のエピソードなども漫画で展示されていて、とても興味深いものでした。それから飼っていらっしゃった猫や犬が行方不明になった時に実際に書かれた貼り紙など、珍しくて面白い物もありました。今は特別展をしているために展示がありませんでしたが、通常は長谷川町子さんとお姉様が集められた絵画などが並べられているそうです。「美術館の入門として、子どもから大人まで気軽に楽しんで欲しい」ということで設立されたという説明があった通り、色々な年代の人がそれぞれに楽しめる町の美術館という印象でした。
帰り際にカツオ君の教室をのぞくと、サザエさんテストが行われていました。いくつかの質問がわら半紙(懐かしい!)に印刷されています。鉛筆で回答を書いて採点していただくと、実際に使われていたフィルムを切り取って作られた栞がプレゼントされるという企画でした。私たちも挑戦してみましたが、なかなか難しい問題もあってちょっぴり悩みました。1枚は全問正解、もう1枚は一問不正解でしたが、「頑張りました」ということで2枚の栞をいただきました。
そして帰ろうと思っていると、「じゃんけん大会」が始まりました。サザエさんでおなじみのじゃんけんプレートを使ったじゃんけんの大会です。勝ち抜くとセル画がもらえるということで、かなりの盛り上がりでした。最初は5枚、続けてもう6枚、さらに何枚かのセル画が登場しましたが、私はほとんど全て1回目で負け、主人は惜しいところまで何回かいったものの最後は負けてしまいました。職員の方々もお客さんもサザエさんが大好きという人たちばかりで、何だかとても温かな気持ちになりました。美術館の外にある売店で、サザエさんグッズをいくつか購入し、家族揃っての楽しい美術館行きは終わりました。そしておまけに、近くのケーキ屋さん「パティスリーパーク」でお土産を買って帰りました。一口食べて「おいしい〜」と言ってしまうのは久しぶりでしたが、本当においしいケーキでした。
サザエさんたちがお出迎え! イソノ家のお茶の間 「パティスリーパーク」のケーキ とってもおいしい!


8月27日(土) 晴れ 「おいしいパン」
今日は早起きをして、朝からバタバタと出かける準備をしました。夏休みで何回か行かれなかったので、土曜日ですが振り替えをしてスイミングに行くことにしたのです。今日は初めて車で行ってみました。

今回もお父さんと子どもという組み合わせが多く、観覧席にはお母さんの姿がいっぱいでした。はじっこの席に座った主人は、たくさんの親子の中から私たちを見つけては、時折手を振ったり持っていった本を読んだりして過ごしていました。しゅんはとても嬉しかった様で、何度も「パパちゃ〜ん」と違う方に向かって手を振っていました。

プールの後は、主人の提案で神戸屋キッチンのレストランに行きました。しゅんが生まれてから、おいしそうなレストランを横目に見ながらパンのコーナーで買うたびに、「もう少ししたらしゅんと一緒に行っても大丈夫だよね。」と私が言っていたことを、覚えていてくれたのでしょうか?!

開店して間もない店内はとても空いていて、窓際のソファー席に案内されました。たくさんのメニューの中からシチューとプレートを選び、後は楽しみにしていた焼きたてパンを待ちました。こちらのレストランでは、何種類ものパンをカットした物をかごに入れ、ウェイトレスさんがテーブルまで運んできて下さいます。その中から欲しい物を選ぶのですが、今日はプール帰りでお腹がぺこぺこのしゅんも一緒なので、あれもこれもと欲張りなくらいお皿に盛っていただきました。お料理の途中にも、焼き上がったパンがあると「いかがですか?」と席まで持ってきてくれます。お店で買ったことはあっても、焼きたてをいただくのは初めてというパンもあって、「う〜ん、おいしい〜」と思わず言ってしまうおいしさでした。
シチューは、ピザ生地がかぶせられていて帽子の様にふくらんでいます。中は魚介類のうま味がたっぷりと出た、おいしいスープでした。しゅんもいつの間に?と思うくらいたくさんのパンを食べていました。一番おいしかったパンと二番目においしかったパンを朝ご飯用に買っていこうと思ったのですが、一番おいしかったパンは何と一斤630円もする食パンでした。気軽に朝ご飯に・・・という決心ができず、二番目においしかったパンと焼きたてと書かれていたリンゴ入りのパンを買いました。「もう一枚くらい、食べておけばよかったなー」と車に戻って思わず言ってしまったケチケチな私です。
「パン屋さんのシチュー」 色々乗っているプレート 久しぶりにケーキでお茶


8月26日(金) 曇りのち晴れ 「生協」
夜のうちに台風は通り過ぎて行ったらしく、朝起きると雨は上がっていました。段々と雲も取れて台風一過の青空が広がったのと同時に、夏の暑さも復活しました。先週まであちこち出かけていた反動の様に、ひっそりと過ごしたしゅんと私の一週間でしたが、そのおかげで少しのんびりと夏の疲れを取ることができたように思います。でもまだ厳しい残暑は続きそうです。おいしい物をたくさん食べて、元気に乗り切りたいものです。

木曜日は生協のお届け日です。配達員のお兄さんが大好きなしゅんは、チャイムが鳴ると一目散に玄関に向かいます。引っ越してからこちらの家でお世話になっている配達員さんは、私たちが在宅している時はお届け物の袋を手渡ししてくれて、発泡スチロールの箱やプラスチックの箱は回収してくれます。そこで、取りあえず玄関に冷凍品、冷蔵品、常温品を並べ、少しずつキッチンに運んでしまっていきます。今日も「ありがとうございました」と玄関を閉めてから、まずは冷凍品を冷凍庫にしまっていると、玄関の方でガサゴソと音がしました。もしかして?と思っていると、「ママ〜」という声と共にしゅんが何かを持ってキッチンに来ました。「ママ。しゅんちゃんの大好きな人参がある〜。」そう言うと私に人参を手渡してまた玄関へ。「ママ〜。しゅんちゃんの大好きなブロッコリーだよ〜。」そして「ママ〜。しゅんちゃんの大好きな・・・(10往復くらい続く)」。ものすごい大発見をしたような顔で次々と野菜やお豆腐などを持ってくるしゅんの顔がおかしくて、笑いをこらえながら冷蔵庫にしまい続けました。大好きな物をたくさん届けてくれる配達員のお兄さんのことが、きっと今まで以上に好きになったことだろうなと思いました。


8月25日(木) 雨 「雨の一日」
台風が近付いてくると共に、窓に打ち付ける様な雨が降り始めました。ベランダに出してある主人のサンダルを窓越しにじっと見ていたしゅんが、「緑のサンダル、濡れちゃっうよ」と心配していました。

キッチンのお掃除でもしようかとあちこち拭いていると、ふと換気扇が気になりました。我が家の換気扇は、長方形パネルの様な形になっていて、そこを開けると3枚のフィルターがセットしてあり、その奥に換気扇があるという構造に(多分)なっています。パネルのいつも見えている側は、日頃からお掃除しているのできれいなのですが、ネジを回してパカッと開けてみたら、あらびっくり・・・。油汚れが付いていました。手を伸ばしてゴシゴシと拭き続ける作業はなかなか重労働だったのですが、今やっておけば大掃除が少し楽になるかもしれないと自分に言い聞かせ、汗びっしょりになりながら拭き終えました。フィルターも交換して気分爽快になったのですが、目に見える場所ではないので「ほら、こんなにきれいになった」と自慢できないのが残念なところです。というわけで、日記に書いておくことにしました。

左の写真は私のお昼ご飯です。先日見たテレビに影響され、裏巻き寿司を作ってみたくなりました。具は玉子焼きとカニかまぼことアボカドです。しかし、出来上がりはこの通り。もう熟していると思ってカットしたアボカドが、食べられないほど固かったのです。残念ながらちょっと寂しい完成品となりましたが、なかなかおいしくてあっという間にお腹に入ってしまいました。
そしてもう2枚の写真は、久々に焼いた食パンです。朝ご飯用にしようと思ったら、お手伝いしてくれた助手が「パン、食べたい、パン、食べたい」と騒ぎ出したので、急遽早焼きコースで焼いて夜にも食べることにしました。くるみとオレンジピールとポピーシード入りの食パンです。ちょっと欲張りのパンですが、ほんのりした甘さとプチプチした食感がおもしろくて、焼きたてはそのままでもおいしく食べられました。
裏巻き寿司 具が・・・ 久しぶりに食パンを焼きました くるみとオレンジピールとポピーシード入り


8月24日(水) 曇りのち雨 「歯科検診」
今日は意外と涼しくて過ごしやすい一日でした。でも台風が近付いていて、夜になると雨が降り始めました。お昼過ぎ、ゆっくりご飯を食べていると主人から電話がありました。もう最寄り駅に到着したというので驚いていると、今日は有休消化なので用事を済ませて帰ってきたということでした。

夕方、歯医者さんに予約をしてあったので、3人で駅の向こうまでお散歩がてら出かけました。しゅんの2歳6ヶ月の歯科検診のお知らせが区から来ていたのですが、無料で受けられる券の有効期限が明日までだったのです。2ヶ月もあるからそのうち行こうと思っていたら、こんなにギリギリになってしまいましたが、何とか間に合いました。両親付き添いだなんてちょっと過保護っぽくておかしいねと言いながら、予約の5時前に到着しました。
前回は診察する椅子に1人で座ることも、私と一緒に座って椅子を倒すこともできなかったしゅんですが、今回は診て下さったのがかわいらしい歯科衛生士さんだったこともあってか、1人で診察を受けることができました。口を「あー」と開けたり「いー」としたりすることも、家での予習(!)の成果か上手にできて、衛生士さんに褒められてご満悦でした。最後に先生によるチェックもしていただきましたが、今日の検診の結果は虫歯ゼロできれいに磨けていますということでほっとしました。歯医者さんが嫌な場所にならないように、できるだけ長い間虫歯を作らないようにしてあげたいと改めて思いました。


8月23日(火) 曇りのち雨 「基本」
今日は朝から、今にも雨が落ちてきそうな空模様でした。午後になってとうとう降り出すと、雷の音も聞こえてきました。外出する予定はないので「怖いねぇ」「雷だねぇ」と話しながら外を見ていました。

写真は、昨日K子ちゃんが持ってきてくれたお土産のひとつです。職場の時刻表の付録だったのですが、誰も使わないのでしゅんにどうかと思って持ってきてくれたそうです。JRの特急が一面に印刷されているこのポスター、一目でしゅんは気に入ってしまい、昨日からずっと広げっぱなしです。今朝も起きると、パジャマのままリビングに広げてニッコリ。ひとつひとつ指さして、「これ、わかってみたい(これは何ていう名前か知りたい!)」と言うのもおかしいです。

箱根で泊まったホテルですが、1泊目はユネッサンのチケットと2食付きの家族向けプラン、2泊目は朝食のみのプランにしました。その2泊目のプランに、エステかマッサージの特典が付いていたので、お風呂上がりにエステをしてもらいました。30分のフェイシャルエステを選んだのですが、初めての体験だった私は一体どんなことをするのか全部よーく覚えておこうと思ったのに、余りの気持ちよさに後半はぐっすり眠ってしまいました。中でも一番時間をかけてくれたのはマッサージしながらの洗顔で、終わった後は本当にびっくりするくらい肌がツルッとしていて嬉しくなりました。そこで、これからは自分でももっとゆっくり洗顔しようと思い(単純・・・)、お風呂に入ると「洗顔が基本、洗顔が基本」と言いながらゆっくりゆっくり顔を洗っています。真っ白な顔をぐるぐると洗いながら「洗顔が基本」と言う私が、しゅんには大受けです。ふと見ると、「基本、基本」と言いながら、自分の石鹸を手につけてお腹をぐるぐる洗っているしゅんがいました。
じ〜っと見ているものは・・・


8月22日(月) 晴れ 「K子ちゃ〜ん」
朝起きると、主人がポトスを窓際に移動していました。朝の日光浴です。チェストの上に戻してからふと見ると、心なしかニョキッと背が伸びているような気がしました。まさかねぇ・・・と思いながら昨日の写真と比べてみると、本当に大きくなっている!あっという間に成長するとは聞いていましたが、こんなに早いとは。私がつぶやいた言葉を聞いていたのか、しゅんは何度もポトスを指さして「ポトスちゃん、大きくなったみたいねぇ」。そしてカウンターの下に立って、「しゅんちゃんも大きくなったね」と付け足していました。

午後、学生時代の友人K子ちゃんが遊びに来てくれました。3月に会って以来だったので、しゅんがおしゃべりになっていることに驚いていました。「K子ちゃんと仲良く遊ぶね」と昨日から何度も言っていたしゅんは、何故かものすごくK子ちゃんのことが好きになってしまったらしく「K子ちゃ〜ん」と甘えた声ですり寄っていたと思ったら、いつの間にか「K子ちゃ〜ん、K子ちゃ〜ん、K子〜」と図々しく呼び捨てまでしていました。
この夏、ベルギー、オランダに旅行をしたK子ちゃんのお話を聞いたり、色々と頂いたお土産で遊んだりしているうちに、楽しい時間が過ぎていきました。一緒に早めの夜ご飯を食べて、K子ちゃんをベランダでお見送りするまで、しゅんはかなりのハイテンションでした。このままお風呂に入ればぐっすりかなという私の予想に反し、絵本の時間もいつも以上に長く、私は少々ばて気味でした。

先週の月曜に届いた「おだんごぱん」という絵本は、想像通りしゅんのお気に入りになり、あれから何度も読んでいます。時々歌を口ずさんでいるなと思っていたのですが、今夜お布団で読んでいる時、おだんごぱんが歌う場面になってびっくり!しゅんが私と一緒に最初から最後までおだんごぱんの歌を歌い出しました。一生懸命歌って、歌い終わると「しゅんちゃん、上手〜」と言うのがおかしくて笑いをこらえるのが大変でした。


8月21日(日) 晴れ 「ポトスちゃん」
今日は少し風がありましたが、朝から暑さは相変わらずでした。でも折角の夏休み最終日なので、近場にお出かけしようということでお昼前に家を出ました。

前から部屋に何か緑を置きたいと思っていて、夏休みに入ってからはフラワーショップに行ったりネットで調べたりしていました。リビングに大きめの観葉植物をひとつと、カウンターか棚の上に乗せる小さめの物をひとつ、それから何かベランダにも置きたいねと言っていて、それぞれ良さそうな物をいくつか挙げて、後は実際に見てピンと来た物を選ぼうということになりました。そこで今日は、二子玉川の高島屋にあるガーデンアイランドで、観葉植物を探そうというお出かけをしました。

まずは腹ごしらえを・・・と、ガーデンアイランドにある「ブッフェ ザ ヴィラ」に入りました。何組か並んでいましたが、お昼を少し過ぎていたので意外と早く名前を呼ばれました。パスタやサラダ巻きのお寿司、煮込み料理やサラダ類などなど、どれも良いお味で少しずつおいしく頂きました。主人は冷たいトマトのパスタ、私はお豆のラグー、しゅんはかぼちゃのサラダがお気に入りでした。

ランチの後はフラワーショップを見て回りました。色々な草花があって、見ているだけで楽しめました。お花が咲く木もいいなと思ったり、紅葉する葉っぱがいいなと思ったり、寄せ植えも楽しそうと思ったり、何度も何度もぐるぐる回りました。今まではこういう物を見に来るのは専ら私だけの趣味でしたが、最近は主人も興味を持ってくれるようになったので、話しながら見ることができて楽しさも倍増でした。そして結局、今日はチェストの上に置くポトスを買うことにしました。初心者向けのお世話が簡単な物だということ、それからこの「ポトスライム」の色が2人ともとても気に入ったということが決め手になりました。家に帰って早速鉢に植え替えてみると、ガラスの鉢と薄い緑がとても良い感じです。「ポトスちゃん」と呼び始めたしゅんも、「きれいね〜」とうっとり眺めていました。元気に育ってくれるように、大事に育てたいと思います。
左の写真は、帰りのお店で買った米茄子です。他の野菜と一緒に揚げ浸しにしたのですが、とても立派だったので切る前に私の手と並べて記念撮影をしました。
米茄子 大きい! 「ポトスちゃん」を買いました


8月20日(土) 晴れ 「旅行5日目 VSE」
今日も青空が広がって、外はかなり暑そう!秋の気配がしてきたと思っていたら、まるで夏が戻ってきた様な暑さの関東です。

朝ご飯を頂いて帰りの準備をしていると、もこさんとチャーリーさんがこれまた用意して下さっていたシャボン玉のおもちゃをしゅんにプレゼントして下さいました。初めて間近で見るシャボン玉に、しゅんはびっくりして大喜び。プーッと大きくふくらむシャボン玉に、作っている私の方もすごいすごいと嬉しくなってきました。おいしいお料理に、初めての花火とシャボン玉、そしてチャッピーちゃんとももちゃん。それから大好きになったもこさんとチャーリー(しゅんは呼び捨て・・・)、本当に色々な思い出を作って下さいました。かわいらしい赤いドアの前で、恒例の写真撮影をして、ちょっと慌ただしくお暇しました。

帰りもVSEを予約することができて、また快適なロマンスカーの旅でした。窓の外に見える丹沢の山々や、あちこちに広がる田んぼなどの風景を眺めているうちに、あっという間に新宿が近付いてきました。最後はぐずぐずしていたしゅんは、地元の駅に到着する頃にはぐっすりお昼寝を始めていました。ロマンスカーで買ってきた「VSE弁当」は、家に着いてからも眠っているしゅんの横で私たちのお昼ご飯にしました。そのまま5時間近くも眠り続けてすっきりした顔で目覚めたしゅんは、VSEに大喜びで早速遊び始めました。箱根で買ってきた汽車のおもちゃを中に入れ、ご満悦のしゅんでした。色々なことをして、毎日充実していた夏の旅行が終わりました。色んな思い出ができて、本当に良かったなと思います。
初めてのシャボン玉 再びVSEに乗って VSE弁当!お弁当は大人のお腹に・・・


8月19日(金) 晴れ時々曇り 「旅行4日目 小田原」
今日で箱根とはお別れですが、もう一度芦ノ湖を見に行こうと、朝から行動を開始しました。

すっかり乗り物に魅せられたしゅんは、ケーブルカー、ロープウェイ・・・と興奮しっぱなしで芦ノ湖までの往復の道のりを楽しんでいました。箱根は都心からも近くお手軽な旅行先ですが、色々な種類の乗り物がギュッとつまっていて、乗り物大好きな男の子にはたまらない場所だということがわかりました。それに乗り物がちょっぴりスイスに似ていて、スイス好きの私たちにとってもミニスイスの雰囲気を味わうことができる場所でした。また違った季節の箱根を楽しんでみたいなと思う、今回の旅行でした。

小田原に出た後は、最後のお楽しみ、「おさんぽ猫通信」のもこさんとチャーリーさんのお宅にお邪魔させていただきました。一昨年の年末にお邪魔してから1年半ぶりでしたが、「よそのお宅でも心からくつろぐことができる」のが特技の主人は、到着前から寝ていたしゅんと一緒にぐっすりお昼寝をして、すっかりくつろいでいました。
チャッピーちゃんが「ようこそ」という様にお出迎えしてくれると、しゅんは思いっきり「チャッピーちゃん、大好きモード」に突入してしまい、それからはずっと「チャッピーちゃん、また来る?」「チャッピーちゃんは?」、チャッピーちゃんを見かけると「チャッピー、チャッピー、おいで、おいで、お〜いで〜」と半ば強引に仲良くなろうとしていました。

チャーリーさんもお仕事から戻られて、もこさんお手製のおいしいおいしい夜ご飯が始まりました。余りのおいしさに我を忘れて食べ続けてしまった私は、おいしいワインも久々にいっぱいいただいて、すっかり良い気分。よそのお宅なのに十分くつろいでいたのは、主人だけではなく私もしゅんも同じだった様です。夜はご用意して下さった花火をしました。絵本で見たことがあるだけのしゅんは、初めての花火に驚いて遠巻きに見ているだけでしたが、線香花火には興味を持って近付いてきました。最後には自分で持ってパチパチと花火を見るまでになり、花火が大好きになった様です。楽しい時間はあっという間に過ぎていき、日付が変わった頃、私たちもお布団に入りました。
ケーブルカーが大好き 芦ノ湖
チャッピーちゃん、久しぶり おご馳走! 初めての線香花火


8月18日(木) 晴れ時々曇り 「旅行3日目 芦ノ湖」
今日も少し雲があるものの、青空が見えて良いお天気になりそうです。早起きをして朝ご飯を済ませ、8時半頃にホテルを出てバスに乗りました。

今日は芦ノ湖方面に向かいます。強羅から回る一般的なルートより空いているのではと予想して、逆回りに行くことにしました。まずは芦ノ湖畔にある杉並木を歩きました。太い幹が立派な杉がズラリと立っているこの並木には、まだ私たちしかいなくてシーンと静まりかえっていました。長い歴史を感じるこんな並木が大事に保存されていることが、素晴らしいなと思いながら、ゆっくりとお散歩を楽しみました。

元箱根駅に到着し、海賊船に乗りました。波もなく静かに進む船からの景色はとてもきれいでしたが、少々飽きてきたしゅんは船内に入りたいと言ったり外に行きたいと言ったり、「もうおうち着く?」と言って私を固まらせたりの30分でした。
桃源台からはロープウェイに乗って大涌谷へ上っていきます。ロープウェイからの眺めは、桃源台と大涌谷のちょうど真ん中辺りが一番きれいで怖くなります。真下を見ると、高所恐怖症の人は声が出なくなってしまいそうですが、芦ノ湖と山々の景色はとても美しくて、うっとりするほどです。雲が晴れると大きな富士山も見えるのですが、今日は残念ながら雲に隠れていました。
硫黄の煙がたち上る大涌谷は、いつもながら各国からの観光客で賑わっていました。お約束の黒たまごを1人1個ずつパクリと食べて、散策を終えるとロープウェイ好きになったしゅんのために、もう一度桃源台まで往復しました。今回はお値段分だけ使うことができるか不安になりながら「箱根フリーパス」を買ったのですが、十分過ぎるほど使うことができて本当に買ってよかったと思いました。再び大涌谷に戻ると、早雲山に向けて新型ロープウェイに乗りました。窓が広く視界が開けているロープウェイからの眺めはまた素晴らしくて、あっという間の空中散歩。続けてケーブルカーで強羅まで、さらに強羅からスイスの国旗が描かれた箱根登山鉄道で箱根湯本まで。乗り物大好きのしゅんにとって、夢のような一日でした。最後の写真は、湯本のお店で買ってその場で食べたおまんじゅうです。ふんわりした生地と、優しい甘さの白あんがぴったり合った、とてもおいしいおまんじゅうでした。
杉並木を歩きました 芦ノ湖の海賊船 大涌谷 黒たまごを食べました
強羅から早雲山へ 箱根登山鉄道 菊川商店のおまんじゅう


8月17日(水) 曇りのち晴れ 「旅行2日目 ユネッサン」
朝起きると、快晴です。天気予報が変わった様で、心配していたお天気は大丈夫そうだということでほっとしました。
10時のロマンスカーVSEに乗って、箱根に向かって出発です。新型ロマンスカーが到着するホームは、写真撮影の人でいっぱいになっています。車両の前で記念撮影するのも一苦労です。何度か乗ったことのあるロマンスカーですが、この新型車両は乗り心地も抜群で、車内もとてもきれいでした。

1時間18分で箱根湯本に到着すると、ホームは人でいっぱい!かきわけるようにしてバス乗り場に移動し、20分ほどで無事小涌園に辿り着きました。

午後は早速お隣の「ユネッサン」に行きました。先日から部屋の中で練習済みの浮き輪とアームリングをつけて、しゅんも色んなプールやお風呂につかっていました。人が多すぎたせいか、プールみたいなのに温かかったのが奇妙だったのか、どこに入っても10秒で出ようとするのには少々困りました。でも、唯一大喜びで自分から何度も打たれに行っていた打たせ湯の様なプールで見せるしゅんのゲラゲラ笑顔や、水の流れる小さな滑り台で楽しむ姿を見ていると、来てよかったなと思いました。
最後は夏休みの間だけ出張中の江ノ島水族館の展示場で、小さなお魚やクラゲを見ました。最近絵本で大好きになった「カクレクマノミ」の実物を見たしゅんは、ジーッと見つめたまましばらく動こうとしませんでした。
憧れのVSE 大興奮! 小涌園に到着
ユネッサンで色んなお風呂につかりました 出張中の江ノ島水族館で くらげ しゅんが大好きな「カクレクマノミ」


8月16日(火) 曇りのち晴れ 「旅行1日目 新宿」
時々ぱらつく雨に心配になりながら、旅行の準備をしているとグラッと横に揺れました。かなり長い間横揺れが続き、気分が悪くなりそうなほどでしたが、すぐにテレビをつけると東北地方で大きな地震があったということでした。最近本当に地震が多くて怖くなります。今回は特にお盆の帰省ラッシュと重なって、大変な思いをなさった方が多かった様です。常に水分と食料を少し持ち歩こうと改めて思いました。

こちらの電車は通常通り動いていたので、予定通り今日の宿泊先、新宿に向かいました。初めてのことですが、新宿で前泊してから旅行に出かけることにしたのです。今回は近場への旅行なので、少し遠出気分を味わおうということで決めたのですが、想像以上にのんびりできてなかなか良かったなと思います。

まずは高島屋の9階にある「UCCカフェ メルカード」へ行きました。こちらは新宿駅の線路を上から眺めることができる、子ども達に大人気のスポットなのだそうです。初めて行きましたが、平日なのでとても空いていてしゅんは思う存分窓際の席で電車を堪能していました。さらに新幹線プレートに大興奮。乗り物三昧になるこの旅行にふさわしい始まりとなりました。

ホテルは小田急センチュリータワーです。ネットでお得なプランを予約したのですが、眺めのとても良い29階のお部屋になりました。遠くまで見渡せて、我が家はどの辺りかな?と想像する昼間の眺めも楽しいものでしたが、夜景の美しさはまた格別でした。お布団に入る前にホテルの前から高島屋の方までぐるりとお散歩して、夜の新宿を歩くなんて何年ぶりだろうと懐かしくなりました。
新幹線プレートに大喜び ホテルからの眺め 電車好きにはたまらない?
夜景もとても美しい! 夜のお散歩


8月15日(月) 曇り一時雷雨 「おだんごぱん」
今日も、夜になってひどい夕立がありました。滝のような雨と絶え間ない雷に、家の中にいるのに「怖い・・・」と思わず言ってしまいました。目の前の道路は、あっという間に水浸しで川の様になっていて、もし外にいたら大変だっただろうなと、最近の夕立の度に思うことを今日も思いました。

お昼前、アマゾンで注文していた本が届きました。私が欲しかった本4冊と絵本が1冊です。その絵本というのは、「おだんごぱん」というロシアの民話が元になったお話です。先日東京都児童会館に行った時、読み聞かせのコーナーでしゅんよりも私たちが最初に引きつけられた絵本です。できあがったパンが逃げ出して、色々な動物と会いながら逃げていくというお話なのですが、逃げる時にパンが歌う歌がとても印象的で、何日経っても私たちの頭から離れず、私が口ずさむと主人が続きを思わず歌ったり、その反対があったり、そのたびにおかしくて笑ってしまい、これはぜひ買いましょうということで注文しました。早速読んでみると、歌の部分で音程がよくわからない場所があって途中で詰まってしまったこともありましたが、何となくこんな感じかな?と歌っているとそれなりになってきて、しゅんも楽しそうに聞いてくれました。夕方には、しゅんも「僕は天下のおだんごぱん」と口ずさんでいて、こっそり笑ってしまいました。

午後は明日からの旅行に向けて荷作りをしました。今回は車ではないので、大体の荷物はホテルに送ることにしました。ガイドブックを読んだり荷作りしたりしているうちに、段々旅行気分が盛り上がってきました。そして思い出したのはGWの旅行のことです。のびのびになって3ヶ月も経ってしまいましたが、やっと旅行記を書き終えました。夏休みの旅行前にギリギリ間に合って良かったです。また楽しい思い出がたくさんできるといいなと思います。


8月14日(日) 晴れ 「楽器」
昨日の夜、絵本に満足したしゅんが寝室の電気を消した後、気付くと私たちが先に寝てしまっていました。気配を感じて目を覚ますと、暗闇の中、寝ている私たちを踏まない様にしながら寝室をぐるぐると回っているしゅんの姿が!その姿はまるで動物園のトラの様で、有り余った体力を発散しているのだろうか・・・と思わせるものがありました。確かプールで泳いだはずなのに、あれじゃ運動が足りなかったのねということで、今日はこどもの城にお出かけしました。

バスで渋谷に向かいましたが、道路が空いている事に驚きました。日曜とは思えない早さで到着し、城まで頑張って歩きました。城の中はそれなりに混雑していましたが、こちらも日曜にしては空いているのではと思いました。お盆の都内は快適とよく聞きますが、今年はそれを実感しています。

まずは音楽ロビーの催し物「世界を遊べ!わんぱくツアー」が始まったところだったので、それに参加しました。今回のテーマは何とスイスで、思わず主人と顔を見合わせてしまいました。スイスといえば思いつく、山、羊、電車という3つを体で表現して遊ぶ「アルプスじゃんけん」をしたり、「アルプス一万尺」に合わせて手遊びをしたり、ハイジの歌を歌いながらみんなで手をつないでぐるぐる回ったり、初めてこういう催しに参加する主人は少々戸惑った表情でしたが、しゅんはとても嬉しそうにしていました。
次の催しまでの時間は、しゅんが好きな屋上から3階へ続く「ふしぎが丘」のくねくね道に行きました。今日は水遊びの催しが開催されていて、水鉄砲を持った小学生たちがチームになって探検中で、それを見ながら歩くのも面白いものでした。

時間になったので音楽ロビーに戻り、「めずらし楽器にチャレンジ!」という催しに参加しました。世界の珍しい楽器を演奏をまじえて紹介してくれるというこの催しは、大人でも十分楽しめる内容で、私たちも色々な音色に聞き入ってしまいました。私はトリニダードトバゴのスチールドラムや、インドネシアのアンクルンという楽器の音色が好きでした。どうやって音を出すのかもわからない楽器が世界にはあるんだなと、不思議な気分でした。催しの最後には子ども達に体験をさせて頂けるのですが、リトミックで木琴が大好きなしゅんは、竹を使ったインドネシアのジョゲットブンブンという楽器がとても気に入ったらしく、すぐに「ブンブンしたい」と言って私の手を引いていきました。竹独特の優しい音色がとても心地良い楽器でした。それからもう一種類、アフリカのジェンベという太鼓も叩きました。音楽を聴いたり実際に触ったり、しゅんはもちろん喜んでいますが、私自身もいつも楽しませてもらっています。今日はそんな体験を3人でできて、本当に嬉しかったです。
家に帰ってからも、しゅんは「ロケット」ブンブンとずっと言っています。あの楽器を演奏したのがそんなに嬉しかったんだと、ちょっと驚いているくらいです。
しゅんが大好きな「ふしぎが丘」のくねくね道 ジョゲットブンブンを演奏中 ジェンベを叩く私たち


8月13日(土) 曇り時々晴れ一時雷雨 「男の子!」
昨日は曇り空でしたが、曇りの日の紫外線は想像以上に強かったらしく、お風呂に入る時に腕を見てびっくり。元々半袖から出ている部分は焼けていましたが、さらに真っ黒になってしまいました。しゅんは相変わらず「白い男」ですが、それでも冬の白さよりはうっすら黒くなった様な気がします。

来週はスポーツクラブがお休みなので、今日は土曜日ですがスイミングに行くことにしました。お盆だから空いているかなと思いましたが、いつもよりは少ないけれどそれ程でもなく20組弱の親子が集まりました。
久しぶりにプールに入ったしゅんは大喜びで、スイスイと気持ちよさそうに水に漂っていました。最初は流れるプールのように、親がぐるぐると輪になって回ります。その時、うつぶせにしたりユラユラと揺らしたり、子どもを色々な風に水の中に浮かべながら歩きます。仰向けにして歩いている時、ふと気を抜いたらガバッとしゅんの顔に水がかかってたくさん飲み込んでしまったらしく、珍しく大泣きをしました。でもいつもの様に顔を私の体にこすりつけて涙を拭いたらすっかり元気になり、またにっこりと泳ぎ始めました。今日の新しい練習項目は、プールサイドからぴょんと飛び込むというちょっと難しいものでしたが、意外と楽しそうに私めがけてジャンプしていました。

今日もあっという間に楽しい時間が過ぎてレッスンが終わり、水着を脱がせてシャワーを浴びに行こうとした時、さっきまでプールサイドで隣りに座っていたおばあちゃまが、しゅんをじっと見て「えーっ?!」と驚いた声を出しました。しゅんが何かおかしなことになっているの?と私も慌てて「え?」と言うと、「まぁ。さっきまでお嬢ちゃまだと思っていたわ。違ったのねー。」と仰いました。ふふふ。確かに赤ちゃんの頃は良く言われましたが、青い水着を着ているし、結構男の子っぽい顔立ちになってきたと思っていたのに!水着を脱いだしゅんをご覧になった時、かなり驚かれたんだろうなと思うと、後からおかしくなって笑ってしまいました。

午後、急に空が暗くなりました。急いで洗濯物を取り入れなくてはとベランダで集めていると、ぴかっと空が光り、2秒くらい後にものすごい雷鳴が轟きました。思わずピョンと飛び上がるほど驚いて飛ぶように部屋に逃げ込むと、主人もしゅんも雷の大きさと私の驚きぶりに唖然としていました。後少し洗濯物が残っていましたが、どうしよう・・・と思いながらも、何とか意を決して1枚ずつ取り込み、部屋に入るとすぐに台風の様な横殴りの雨が降り始めました。今、公園にいなくて本当によかったね・・・と言いながらみんなで窓の外を見ました。夕立はすぐに上がり、その後はきれいな虹が出ていました。


8月12日(金) 曇りのち雨 「ボート」
今日から主人が休みに入り、我が家の夏休みが始まりました。今にも雨が落ちてきそうな空模様でしたが、折角のお休みだしいつもよりは涼しそうだからということで、井の頭公園に出かけました。前回は電車でしたが、今回は雨が降るかもしれないので車で行くことにしました。この時期の都内らしく、何となく道路が空いている気がしました。

井の頭通り沿いの駐車場に車を止め、コンビニで遅めのお昼ご飯を調達すると、早速公園に向かいました。鬱蒼とした緑に包まれた公園は、蝉の音でいっぱいでした。家の近くでも鳴き声を聞くことはありますが、こんなに一斉に鳴いている声を聞くのは久しぶりだなと思いました。
ベンチに座ってご飯を食べた後は、しゅんお待ちかねのボート乗り場に行きました。広い広い池にこぎ出すと、時々近くに水鳥がやってきたり、池沿いに並ぶ桜の枝の下にもぐり込みそうになったり、なかなか変化に富んでいて楽しく感じました。真ん中でハンドルを握るしゅんは、「右へ曲がりま〜す」などと言いながら良い気分で運転していましたが、私が漕ぐとなぜか足をどけてと主張するため、結局主人が1人で奮闘することになりました。時折風が吹いてくると涼しいのですが、湿度が高くてジメッとしていたため、主人は汗びっしょりになっていました。
ボートを下りると「楽しかったねー」と言うしゅんに、私たちもニッコリ。でも直ぐ後に「今度はピンクのボートにしようか」と言うので、「また今度ね・・・」と慌ててボート乗り場を離れました。

公園の中をお散歩していると、ロープで囲まれた気が1本ありました。何か珍しい木なのかなと近付いて、ロープにぶら下がっていた木の板を読むと、「日本では希少になった日本蜜蜂の巣があります。ご注意下さい。」という注意書きが書かれていました。そしてその横にはブンブンと飛び交う蜜蜂がたくさん!慌てて逃げたらといけない気がして、そーっとそーっと忍び足で、2人が待つ方に逃げました。

吉祥寺の駅からすぐ近くにあるとは思えないほど自然がいっぱいで、どこか遠くへ出かけた様な気分になる公園での数時間でした。帰りの車の中でも「またボートに乗ろうね」「しゅんちゃん、運転したよね」と言っていたしゅんは、本当に今日のお出かけが楽しかった様です。あんなに歩いたから家に帰るまで起きているのは難しいだろうと思っていたのに、ハイテンションのまま家に到着し、誰よりも元気なままお布団に入りました。2歳児のパワー、恐るべし。
緑が気持ちいい! 「運転中」のしゅん でも汗びっしょりなのは主人だけ 噴水


8月11日(木) 曇り時々晴れ 「よく覚えている・・・」
今日も雲が多い一日でした。涼しそうだからお出かけしようかなと思うと、太陽が出て暑そうになるということの繰り返しで、結局家の中で過ごしました。

千葉のガイドブックをめくっていたしゅんが、中に挟んであった「東京ドイツ村」のパンフレットを広げていました。しばらくすると私の方に持ってきて、「これ、パパと乗ったよね」と言いました。指さしているのは、観覧車の写真です。3ヶ月も前のことなのに、よく覚えているなと驚きました。そしてそんなに楽しかったんだと改めて思いました。今はどこも混雑しているしこの暑さなので観覧車に乗るのは難しそうですが、また良い季節になったらどこかに行って乗りたいなと思います。

夕食のデザートに梨を食べようと、それぞれのお皿を並べて座ると、主人が野球の中継をパソコンでチェックしていました。するとしゅんが、「パパ〜。ほら、ちゃんと梨を食べなさいよ〜。お〜い〜。」と言いました。あぁ、はいはいと姿勢を正す主人と、口調がそっくり・・・と反省する私。本当によく見ているし聞いているので、時々恥ずかしくなってしまう毎日です。


8月10日(水) 晴れ一時雨 「Nちゃん」
今朝は曇りがちで涼しいと思っていましたが、お昼前に強い雨が降った後、とても蒸し暑くなりました。湿気が多いとエアコンの効きも悪いのか、家事をしているだけで汗びっしょりでした。

お昼前、学生時代の友人Nちゃんが遊びに来てくれました。大きな花束を持ったNちゃんを見て、「お花をおみやげにする」という絵本を読んだばかりのしゅんは、「おみやげは、お花だー」とびっくりしていました。
3月に会って以来でしたが、しゅんはすっかりNちゃんになついて甘えていました。時々、Nちゃんの対応に驚いて戸惑った表情を見せるしゅんに、Nちゃんが「え?そういう反応をするわけ?何かお母さんと違って調子狂うんだよねー。って言ってるみたいだよね。」と言うので、私も「ほんと、ほんと」と大笑い。しゅんと遊びながら、おしゃべりしたりランチをしたり、とても楽しい時間でした。

ふと気付くと、遠くで電話の呼び出し音がしました。どこかの家から聞こえてくるのかな?と一瞬思って、「あ!」とパソコンを開くと、アメリカにいるMちゃんご夫妻からの電話でした。テレビ電話をしようと約束をしていたのです。画面の前に座った2人は少しも変わらず元気そうです。Nちゃんをまじえてのテレビ電話は1時間近くも続きましたが、動いている2人を見ながらおしゃべりもできて、外国にいるなんて信じられないなぁと思いました。
電話の後はNちゃんがCDに合わせてかわいい踊りを披露してくれました。ニコニコしながらも微妙な表情をしているしゅんに、またしても「わ・・・踊ってる。遊びに来て、こんな風に踊った人は初めてだよ・・・。と言ってるみたい。」とNちゃん。それでも踊りと手遊びとCDの歌がとても嬉しかった様で、夜になってもずっと歌っていました。

右の写真は、大好きな電卓をみつめるしゅんです。小さい方は主人が家用に100円ショップで買ってきた物、大きい方は会社で使っている物です。この電卓はかなりインパクトが強かったらしく、主人が玄関の鍵を開ける音がすると、「あ、お帰り〜。電卓、電卓〜。」と走っていきました。数字大好きのしゅんは、2つの電卓で同じ数字を表示させ、「あぁ、こっちも85、こっちも85。85がいっぱい。」とうっとりしています。
Nちゃんからのお花 電卓大好き


8月9日(火) 曇りのち晴れ一時雨 「ピーマン」
今朝起きると、昨日より少し気温が低くて過ごしやすいと思いました。でもちょっとあやしい雲が出ていて、洗濯物を干したまま外出しても大丈夫かなと思いながらリトミックに向かいました。お昼前、窓の外を見ると、急に強い雨が降り出しました。バケツをひっくり返した様な雨に、私たちは顔を見合わせて「洗濯物が・・・」「窓開けて来ちゃった・・・」とつぶやきながら呆然としてしまいました。ほとんどの窓を開けて来てしまったというCさんは、慌てて家に戻られましたが、風向きが変わる寸前に家に到着し、お部屋は無事だったそうです。私はもう一度洗濯しなければと思って家に帰りましたが、夏の雨らしく局地的な大雨だったのか、3駅離れた私の家の辺りはそれ程降った形跡がありませんでした。

帰りに寄った八百屋さんで、いんげんがお買い得品になっていました。30本くらい入って200円です。他にも夏野菜をあれこれ買って、家にあった物と一緒にまた揚げ浸しを作りました。もこさんに先日教えて頂いた、パプリカも入れてみようとオレンジの物を1個選びました。お野菜を切っていると、つまみ食い担当の手が伸びてきて、パプリカを一切れ持っていきました。そして生のままムシャムシャ!ピーマン嫌いの主人は、もちろんパプリカも食べようとしませんが、しゅんは順調にピーマン類が好きになっているようです。我が家の食卓にピーマンの肉詰めが登場する日も近そうで、何故か昔から「ピーマンの肉詰め」に憧れている私も嬉しい限りです。その時は、主人の分は肉だけお皿に盛りつけることにしようと思います。でもそれって、「肉」というメニュー?何だか、何だか・・・。


8月8日(月) 曇り時々晴れ 「パチパチ」
お昼過ぎ、急に暗い雲が空を覆って遠くの雷の音が聞こえてきました。急いで洗濯物を取り込んで、降るかなぁと思いながら外を見ていましたが、いつの間にか青空に戻って雷も聞こえなくなりました。

納戸でガサゴソしていたしゅんが、私のそろばんを持って居間に来ました。懐かしくなって、1から100まで足し算して見せると、目の前でパチパチいっているそろばんと、私の指に釘付けになっていました。「しゅんちゃんもどうぞ」と渡すと、左手でパチリとし始めました。やっぱり左手が出てくるんだなーと思いましたが、どう見てもやりにくそうな気がしたので、左手で押さえて右手で珠をはじくように教えてみました。2人で並んで、「1、2、3」としばらくパチパチし続けましたが、そういえば今日は「パチパチ」で「そろばんの日」でした。

先月の中頃に断乳をしたしゅんは、猛烈な絵本好きになってきました。夜寝る前は、寝室の電気だけをつけて、気が済むまで読み聞かせをします。10冊近く読むことも多く、私の方がちょっぴり疲れてしまうほどです。満足すると電気を消すと言うので、抱っこしてスイッチのところまで歩いていきます。しゅんの手で電気を消し、真っ暗な中をお布団に戻る時、「夏祭り、読む」と小さな声で言うのがお決まりです。この「夏祭り」というのは、私が苦し紛れに創作した「しゅんちゃんの夏祭り」というお話のことです(笑)。一回限定のつもりだったのに、すっかり気に入ってしまったしゅんから、毎晩リクエストされるようになり、今では必ずその話をしている間に寝付くようになりました。昼間にも、時折「しゅんちゃん、夏祭りに行こうよ、とパパが言いました」などとつぶやいているのを聞いて、もしかして、これってあの話かも・・・とこっそり笑ってしまいました。


8月7日(日) 晴れ 「表情」
昨日は、夏祭りが終わってからご飯にしたため、いつもより夜更かしでした。そのせいで今朝起きると、もうお昼近くになっていました。ふと横を見ると、グーグーと寝続けているしゅんの姿がありました。子育て中の友人たちからは、早起きの子どもに起こされて、親が寝不足になってしまうという話をよく聞きますが、我が家に限って言えばそういうことはほとんどなく、12時間はたっぷり眠り続けるしゅんを見ながら「今日も良く寝てるね・・・」と言うことが多い様な気がします。私に似てお寝坊なのだろうかと少々心配です。

今日も余りの暑さに外出する気になれず、家でのんびり過ごしました。資料を読みながら、時々ゴロリと横になる主人、絵本をめくったりブロックを組み立てたりするしゅん、クッキーを焼いたり友達に手紙を書いたりする私・・・とそれぞれしたいことをして、休日らしい一日でした。しゅんはキッチンにいる私に時々話しかけながら遊んでいたのですが、ああでもない、こうでもないと何やらぶつぶつ独り言を言っているなと思っていたら、しばらくして「うわーすごい、しゅんちゃん、完成しちゃったよ。完成したよーー。」と報告しに来ました。キッチンから出て見に行くと、こんな作品ができていました。ブロック2個をくっつけた物を、ずらりと線路の様に並べてあります。ひとつひとつが建物で、それが並んだ街並みの様に見えないこともありません。子どもの発想って面白いなぁと思いながら、カメラを取りに行ってパチパチ写していると、達成感でいっぱいになった表情のしゅんがブロックの入っている箱の中にすっぽりと座り、「ニッコリ」とポーズを取っているので、慌ててしゅんも入れた写真を撮りました。

「ニッコリ」といえば、最近写真を撮ろうとカメラを向けると、しゅんの顔は全く同じになってしまいます。ニーッと目を細めて笑った顔です。これが一番良いお顔と思っている様なのです。昨日写真を撮りながら、思いつきで「怒った顔は?」と言ってみたら、一瞬迷った後で「怒った顔」をしてみせました。眉間にしわを寄せ、少し上目遣いになったその顔は、怒っているというか困っているというか、とにかく何とも言えない表情です。それがおかしくて、つい何度も「怒った顔してみて」と言ってしまう私たちです。
出来上がり!


8月6日(土) 晴れ 「夏祭り」
今日も相変わらずの暑さです。吹いてくる風は熱風で、洗濯物を干すだけで一仕事したという気分になります。

遅めのお昼ご飯を食べに、久しぶりにうどんやさんに行きました。お座敷に座ってメニューを開いていると、お子様椅子に座ったしゅんが「そうね〜、しゅんちゃん、何にしようかなぁ」と言いながらメニューを見ているので、思わず笑ってしまいました。「初めて3人でこのお店に来た時は、座布団の上に寝転がっていたのにね」と主人が言っていましたが、本当に大きくなったなと改めて思いました。そして今日は、ミニ天丼も男らしい食べっぷりでペロリと平らげていました。つい最近まで、私たちは交代で注文してしゅんを押さえながら食べていたのに、あっという間にこんな風に楽になったなと思いました。

やっと涼しくなったので、夜になって馬の公園とその前の広場で開催されている夏祭りに出かけました。甚平さんを着たしゅんは、ぴょんぴょんと跳びはねて大はしゃぎです。出かける前、お昼寝しかけた私たちを「ねぇ、夏祭り、行こうよー」と言って起こしてまわるほど、「夏祭り」が大好きなしゅんなのです。
メインステージでは、踊りの時間が始まっていました。色々な踊りが披露された様ですが、私たちが入った時にはちょうどサンバ隊が入場してきました。先日の夏祭りでも、サンバのリズムにお昼寝を始めたしゅんは、何故かこのリズムが眠気を誘うようで、入場と共に主人の抱っこで熟睡を始めました。写真は大音量で踊り続けるサンバ隊と飛び入りのお子さんたちです。そしてこの次に、観客の皆さんお待ちかねのスター(!)、橋幸夫さんが登場しました。「盆ダンス」という歌を出された橋さんと、一緒に踊ろうという企画です。「マツケンだったらもっと良かったのにー」なんて失礼なことを言っていた私ですが、実際に目の前に現れた橋さんの歌を聴くと、やっぱりお上手〜とすっかりノリノリになってしまいました。振り付けの練習、「盆ダンス」、そして最後は「いつでも夢を」という、30分のミニイベントという感じでしたが、コンサートなどから遠ざかっている私としては、生で良い歌を聴けて良かったと嬉しくなる30分でした。

眠ったままのしゅんを連れ、商店街の皆さんが出されているお店で焼きそばと牛串、そしてふるさと物産展の信州のお店で茄子のお焼きを買って家に帰りました。家の近くで突然起きたしゅんは、「お焼き、おいしいねぇ」「焼きそば、おいし〜い」と、遅まきながら夏祭りを堪能していました。
サンバ! 茄子のおやき


8月5日(金) 晴れ 「しゅんダンス」
今日は明け方、余りの暑さに目が覚めました。折角早起きをしたから、何かお菓子でも作ろうかなと本をめくっているうちに、い草が気持ちよくてぐっすり眠ってしまったようで、同じように暑さでフラフラと居間に移動してきたしゅんに揺り起こされると、お菓子の本が横に転がっていました。

家を出た途端、日差しの強さに驚きながらも、待ち合わせの駅に向かってベビーカーを押しました。今日はリトミックでご一緒していたYさん親子が遊びに来てくれました。1ヶ月ぶりの再会でしたが、少し会わないだけで子ども達が大きくなっていることにいつもびっくりします。
玄関でサンダルを脱ぐと、タタターッと自分の家の様に居間に向かって行くA君を見て、私もすっかり嬉しくなりました。A君としゅんはとても性質が似ていて、2人で平和に遊ぶことができるため、私たちもリラックスしておしゃべりしながら過ごしました。ランチはしゅんも大好きなトマトのパスタを作りました。食が細いというA君が、やせの大食いのしゅんに刺激されたのかたくさん食べていて、Yさんも喜んでくれました。
食後は、「ランチで燃料が入ったみたい」とYさんが形容するように、しゅんがハイテンションに。A君が太鼓を叩くと、それに合わせてダンスを始めました。太鼓が止まるとピタッと動きが止まり、太鼓の音と共に始まるクネクネダンスがおかしくて私たちも大笑いでしたが、A君としゅんも大受けで、太鼓とダンスはいつまでも続きました。

Yさん親子をお見送りした後は、楽しい気分のまま早めの夜ご飯を作りました。お昼もトマトだったのに、何故か夜もトマト味です。先日お料理教室で習ったリゾットをアレンジして(というか、冷蔵庫にある材料に変更して)、トマトとしめじとキャベツのリゾットを作りました。トマトの酸味が食欲を増してくれて、こんな暑い日でも食が進みます。
トマトのリゾット


8月4日(木) 晴れ 「久々の映画」
今日も朝からギラギラと照りつける太陽に一瞬ひるみましたが、エイッと気合いを入れてお出かけをしました。久しぶりにママズクラブシアターで映画を観るために、六本木ヒルズに行ったのです。前回は私鉄や地下鉄を乗り継ぎましたが、よく調べると渋谷から直行バスが出ていました。最近2人で並んでバスに乗ることが楽になってきたので、迷わずこちらを選んで涼しいバスを乗り継いで行くことにしました。

2度目なので割とスムーズに映画館の入り口まで到着し、チケットを買うとお昼ご飯を調達しに出かけました。調べてあったヒルズ内のコンビニで、パンやおにぎり、お茶を買った後、ふと覗いたお店でパンを買いました。ベビーカーを押した私はかなり場違い・・・と思う様なお洒落なお店でしたが、家に帰って見てみると「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」というお店でした。こちらで買ったオリーブとアンチョビが乗ったフォカッチャと、アプリコットのデニッシュがものすごーくおいしくて、お土産に買ってくれば良かったと思うくらいでした。
今日の映画は「星になった少年」です。子どもが観ても楽しそうな映画だし、夏休みだから混んでいるかなという予想に反し、この暑さのためか館内はガラガラで、それぞれの親子が1列使い放題という感じでした。映画は実話を元にした、象使いになった少年とその家族のお話です。象の他にも様々な動物が登場するため、しゅんもパンをパクパク食べながら、椅子に座ってジーッと見入ることが多く、時には「象さん、お風呂入ってる(象が入ったのはお風呂ではなく、川です)」「お猿さん、ご飯食べてる」などと言いながら、楽しそうに観ていました。タイでロケをしたという、象が何十頭も出てくるシーンや象使いのための学校の訓練シーン、象とのふれあいのシーンも印象的でしたが、お母さんと主人公の男の子とのシーンもとても心に残りました。ただ、お母さん役の常盤貴子さんと同年代の私としては、こんな大きな息子がいる役を彼女が演じることに、軽〜くショックを受けました(笑)。カンヌで賞を取った柳楽優弥君は、笑顔が爽やかで色々なシーンでの表情がとても良いなぁと思いました。

帰りもバスで渋谷に行くと、興奮気味に映画を観ながらあれこれ食べて満腹になっていたしゅんがお昼寝を始めました。そこでデパートのレストラン街に行って、イタリア料理やさんでお茶をしました。リコッタチーズを使い、ドライフルーツがたくさん入っているというイタリアの伝統菓子のケーキを注文してみましたが、フルーツの色んな味がチーズと良く合っていて、とてもおいしいケーキでした。眠ったままのしゅんは、家に帰ってもお昼寝を続けました。お腹も心も満足な、とても楽しい一日でした。
リコッタチーズのケーキとマスカットの紅茶


8月3日(水) 曇りのち晴れ 「揚げ浸し」
今日も日差しが強く、蒸し暑い一日でした。テクテクと歩いてスイミングに到着した頃には、一刻も早くプールに入りたいという気持ちになっていました。今月はスクールの夏休みがあるため、早めに受けておこうという方が多いのか、今日のプールは真夏の海の様な混雑ぶりでした。体験の方も多くて、小さな赤ちゃんが「ふぇ〜ん」と泣いているのがとてもかわいらしかったです。

今日のしゅんはビート板が気に入った様で、お腹まで乗ってぷかぷか浮かびながら、バタ足の練習をしていました。「ビート板、かっこい〜い」と言いながら、あっちへぷかぷか、こっちへぷかぷかと気持ちよさそうに移動するしゅんがおかしくて、何度も笑ってしまいました。
余りにも暑いので、帰りは家の近くの停留所までバスに乗りました。そしておやつは特別にアイスをパクリ。コロッとした形がちょうどしゅんの口にもぴったりで、「今度は何色にする?」と言いながら、1箱を半分こして食べました。

昨日、八百屋さんでずっと探していたオクラを発見しました。それは、木の実さんが袋詰めのお仕事をなさっている鹿児島の指宿産のオクラです。2袋100円というお買い得品でしたが、新鮮でとてもおいしいオクラでした。昨日はお豆腐と納豆と混ぜたのですが、今日はどうやって食べようかなと思っていたところ、木の実さんの掲示板でもこさんが夏野菜の揚げ浸しにして召し上がったという書き込みを拝見し、急に食べたくなってきました。私も冷蔵庫からあれこれ夏野菜を出してきて、オクラ、かぼちゃ、茄子、ズッキーニを揚げて、栗原はるみさんのレシピを参考にした漬け汁に浸しました。素揚げなので、揚げたといっても意外とさっぱりしていて、食が進みました。油と相性が良いお茄子が一番おいしいと主人にも好評でしたが、しゅんもかぼちゃ、ズッキーニと次々口に入れていて、相当気に入った様子でした。お野菜もたくさん食べられる揚げ浸しは、冷蔵庫のお掃除にもなってとても便利です。またぜひ作りたいなと思います。
おやつ コロコロアイス 夏野菜の揚げ浸し おいしい〜


8月2日(火) 晴れ 「ちょっと緊張」
今日は時折黒い雲が現れて、洗濯物が心配になりました。おまけに傘もベビーカーカバーも忘れてしまったので、何度も空を見上げてハラハラしました。
今日は2週間ぶりのリトミックです。先週は台風が来ていたためにお休みをしたのです。水筒にお茶をたくさん入れて、帽子をかぶって駅に向かいましたが、ホームに着く頃には2人とも汗びっしょりで、早速ゴクゴクとお茶を飲みました。

夏休みに入ったお兄ちゃんやお姉ちゃんが見学する中、リトミックが始まりました。しゅん以外のお子さんは全員第二子のため、大きなお子さんがいる、ちょっぴりガチャガチャした雰囲気に慣れています。小さくても自分もお兄ちゃんやお姉ちゃんと同じと思っているとお母さん達がいつも仰っていますが、本当にその通りでした。一方しゅんはというと、わーっとした雰囲気に驚いてしまい、すっかり表情が硬くなっていました。ピアノに合わせて教室の中を走り回る時も、大勢のお子さん達の勢いに押され、私にしがみついたりおんぶをせがんだりしてきました。先生や他のお母さんたちが心配して、「しゅんちゃん、大丈夫?」と何度も聞いて下さるのですが、思いっきり「作りましたー」という笑顔で「にーっ」と笑うので、余計に「かなり緊張しているね」ということがわかるくらいでした。それでもお兄ちゃん達のことが大好きで、最後にみんなで手をつないで歌う時にはお兄ちゃんの横に行きたいと言っていました。そういうしゅんの様子を見ていると、縦割り保育のある幼稚園が合っているのかな?と思います。それでも多分、最初は大勢のお子さんがいるということに驚いてしまい、泣いたり固まったりすることの連続だろうなと思います。

夜、ひとりでおままごとしていたしゅんが、お皿にロールケーキとプリンを盛りつけました。そしてひとこと、「もうー、自分でちゃんと食べなさい」と言いました。子どものおままごとは親の鏡と言いますが、まさにその通りでございます・・・と赤面する私でした。


8月1日(月) 曇り時々晴れ 「積み木」
今日から8月です。最近めっきり月日の経つのが早く感じられますが、今年もあと5ヶ月だなんて信じられない気がします。それでも8月は「夏休みの月」ということで、何となく嬉しい気分です。主人の残業予定も少なくて、我が家はすっかり(いや、私だけ?)夏休みモードです。

今日はお昼前からAさんのお宅にお邪魔しました。暑くなってからは、毎週交代でそれぞれの家で遊んでいます。しゅんと2人だけの日と違って、みんなでワイワイと食べるお昼ご飯も楽しみのひとつです。今日はAさんのカレーをご馳走になりました。甘口のカレーに色々なお野菜が入っていて、そのお野菜の甘みでさらにまろやかなお味になっていました。お昼は少食のしゅんも、お友達に刺激されてよく食べていました。
ご飯の後は「あいうえお」の積み木を絵の方を上にしてカーペットに並べ、Aさんの「りんごはどこかな?」というかけ声で「り」という積み木を探して取るという遊びをしました。一生懸命に積み木を見つめ、「あったー」と取る子どもたちを見ながら、こんな風にゲームみたいなことができるようになったんだねとAさんと話しました。半分くらい終わったところで子ども達の集中力が切れてしまいましたが、子ども達も楽しんでいた様でした。よそのお宅に行くと、家でもこんな風にしゅんと遊んでみようというヒントをもらうことができて、嬉しいです。

写真は夜ご飯の冷やし中華です。一人前をしゅんと分けっこしたので、具だくさんにしてみました。夜中に食べた主人にも同じくらい具を残しておいたら、ちょっと一人前とは思えないような大量の冷やし中華になり、作りながらおかしくて笑ってしまいました。
冷やし中華!


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