2005年9月

                                                  過去の日記 2005/08


9月30日(金) 晴れ 「エプロン」
今日で9月も終わりです。最近、カレンダーをめくったと思ったらあっという間にひと月が終わる気がします。お手洗いで、しゅんが「31は?31は?」と言うので何のことかと思ったら、「何故9月には31日がないの?」ということだったようです。まだ「何故?」とは言いませんが、身の回りのことを色々と不思議に思うお年頃になってきた様子で、一日に何度も説明を求められることがあります。普段疑問にも思わず見てきた物ばかりですが、ふと改めて考えるとうまく説明できないことが多くて、なかなか面白いです。

いつも汚れても大丈夫な服でいることが多いため、エプロンをつけることが少ないのですが、昨日の夜はOさんがいる時にお料理したために珍しくエプロンをつけてお料理をしました。その姿がすっかり気に入ってしまったのか、しゅんは朝からエプロンを私のところに持ってきては、「ママ、エプロンでお料理しちゃう」と指示を出してきました。エプロンをつけるとニーッと嬉しそうに笑う顔がおかしくてこちらも笑ってしまいましたが、エプロン姿って優しそうな感じがして嬉しいものなのかなと思いました。

お料理をしていると、リビングから「うわ〜。できたよ。ねぇねぇ、見て〜。」という声が聞こえてきました。キッチンから覗いてみると、ブロックでこんな作品を作っていました。丸くなったブロックを上手に使って、ぐるりと一回りする道路ができていました。大好きなマーチを2台持ってきて、「左にまがりま〜す」「まっすぐ行きま〜す」とご機嫌でした。最近は私たちも思いつかない様な物をたくさん作るようになりました。
マーチが2台も走っています


9月29日(木) 晴れ 「再会」
今日は久々に朝から晴天で、昼間は暑いくらいでした。それでも夕方になるとかなり涼しくなって、気温の差が激しい季節になったと思いました。

お昼前、待ち合わせの駅に向かいました。今日は1年半ぶりに会社で親しくしていたOさんに会える日なので、約束をしてからずっと楽しみにしていたのです。「木曜日はRちゃんが来るよ」と言い続けていたので、しゅんも「Rちゃんと仲良く遊ぶ」とやる気満々です。
改札を出てきたOさんと顔を合わせると、しばらく会っていなかったのが嘘のように次から次へとお互い話し出して、駅から10分以上かかる家への道のりが短く感じました。前回は1歳ちょっとだったしゅんが、「Rちゃん、積み木をしようよ」などとおしゃべりしていることにOさんはとても驚きながら、「しゅんちゃんはこんなに成長したのに、Rちゃんはこの1年半でちっとも変わっていませんよ〜。」と言いました。それを聞いて、私も思わず笑ってしまいました。本当に・・・。大人の時間と子どもの時間って、とても同じ時間とは思えないことがよくあります。

優しいOさんに思いっきり遊んでもらったしゅんは、「ママはお料理をする」と言って私をキッチンに行かせようとするほどOさんにべったりと懐いていました。ワッフルランチ、Oさんのお土産、老舗のお煎餅でのお茶、そして旦那様の帰りが遅いと聞いてパスタの夕ご飯までご一緒していただいて、本当に楽しい時間を過ごすことができました。毎日、お昼に顔を合わせておしゃべりしていた頃が懐かしく、そして今でもこんな風に会うことができて嬉しいなぁとしみじみ思う一日でした。
「とても大人しくて落ち着いていますね」と褒めてもらったしゅんですが、3回大泣きをしました。原因は「バナナ」。久しぶりに買ったバナナを一本食べたしゅんは、バナナ好きだったことを急に思い出したのか、「バナナをもう一本食べたいよ〜う」と情けない声でつぶやきながら泣きだしたのです(笑)。小さめのバナナではあったのですが、余りのかわいそうな姿に根負けし、結局今日一日で5本も食べました。この小さい体の、一体どこにバナナが入ってしまったんでしょう?と、Oさんと顔を見合わせてしまいました。


9月28日(水) 曇り時々晴れ 「こんにちは」
今日は随分涼しくて、長袖を着てお散歩すると気持ちよく感じました。夜ベランダに出ると、少し驚くくらい肌寒くて、もうすっかり秋なんだと思いました。

しゅんの体調も良くなったので、久しぶりにスイミングに行きました。朝から「プールに行きたい、行きた〜い」と騒いでいたしゅんは、今日もノリノリで泳いでいました。いつもの様に円を描きながら子ども達を揺らしたり泳がせたりした後、プールサイドでの練習が始まりました。今月はプールの縁にしがみついて、自分で水からあがるという練習をしているのですが、それが何故かとても気に入ってしまったしゅんは、何度も繰り返してはプールサイドに仁王立ちになって自分に拍手をしていました。この練習は、万が一子ども達が水に落ちてしまった時、どこかにしがみついて何とか自力であがれる様にということが目的になっているという説明がコーチからありました。実際はそんな場面になったら慌ててしまって大変な状態になるとは思いますが、水に慣れておくのは意味があることだなと思いました。

今日も夕方からパンを焼きました。冷蔵庫にあったウィンナーを巻いたウィンナーロールと結んだ形のロールパンです。成形をする時、しゅんがお手伝いをしたいと言うので、一緒に伸ばして結びました。ぎゅっと結んで生地の端をこちら側に出す時、「こんにちは〜」と言って結んでいたら、それがとても楽しかったのか、ゲラゲラと大笑いをしていました。そして焼き上がったふわふわのパンは、早速夜ご飯の主食になりました。しゅんが「こんにちはパン」と命名したロールパンは、くるみとポピーシードの甘さと焼きたてのふっくら感がとてもおいしくて、もう一個・・・と手を伸ばしそうになりました。それにしても「こんにちはパン」なんて、楽しくてかわいらしい名前です。このパンの名前はこれに決定!
今日も「お家でパンやさん」


9月27日(火) 曇り時々晴れ 「ある出来事」
しゅんの「積み木熱」はまだ冷めず、起きると「積み木は?」と探し、寝る直前まで遊び続けて「バイバイ、また明日ね」と片付けています。今日はリトミックに行く途中にも、リトミックの最中にも「積み木で遊びたくなっちゃった」とこっそり言っていました。こんなに気に入るおもちゃは初めてです。

リトミックの教室で、今日はちょっとした出来事がありました。いつも使っている子ども用の小さな椅子がどこかに片付けられてしまい、先生が必死に探して下さったものの、1つだけ足りなくなりました。しゅんは一番のお兄ちゃんなので、少し大きなお子さん用の椅子で大丈夫でしょうということでレッスンが始まったのですが、みんなと違う椅子に座っていることで緊張していたのでしょうか。いつもの様な笑顔が出ず、先生やお母さん達にも心配されました。
そして木琴のバチをお友達に手渡しましょうという場面で、その緊張の糸が切れてしまいました。「お行儀よく座っているお友達に渡してね」と先生が仰って、しゅんが誰にしようかなとキョロキョロしている時、隣りにいたH君が手を伸ばしてバチを持っていってしまいました。まだしゅん以外のお子さんは1歳なので、もちろんそういうことはよくあって、しゅんもいつもだったら全く動揺しないのですが、今日は様子が違いました。本当は「椅子に座っていないから、違うお友達に渡したい」というようなことを言いたそうなのですが、緊張しすぎてうまく言えないところに、他のお母さん方や先生が一斉に注目したために、自分がちゃんと渡せなかったという様な気持ちになってしまったらしく、例のプライドがかなり傷付けられたしゅんは、必死に涙をこらえる顔になりました。でもすぐにこらえきれなくなって、「うわーん」と大声で泣き出しました。「お外に行きたい」と私の耳元で言うしゅんを連れて少し外の空気を吸い、教室に戻ると椅子が小さな物に交換されていました。まだ椅子に座っていられる時間の方が短いY君のお母さんが、換えて下さったのです。椅子も変わって心が落ち着いたのか、そこからはいつものしゅんに戻りましたが、小さいながらに色んな事を考えているものだなと思った出来事でした。

ところで今日もバター消費は続きます。リトミックの後に皆さんとお弁当を食べていて、偶然H君のお宅にも同じ会社のホームベーカリーがあることを知り、手作りパン談義に花が咲きました。そこで久々に生地作りコースに生地をお願いし、手で成形するパンを作ってみました。まりまりさんのレシピ、「ハニーパン」にくるみとポピーシードを入れたパンです。焼き上がりはふわふわで、蜂蜜のほんのりした甘さとくるみがぴったりでした。横半分にカットしたところにクリームやジャムをちょっぴり塗って、早速夜ご飯に食べました。これからの季節、また色々作ってみたいと思いました。
ぽこぽこ丸いパンが焼けました クンクン・・・犬みたいです


9月26日(月) 曇りのち晴れ 「お掃除」
朝晩は本格的に冷え込むようになってきました。気を抜いて何もかけないで寝ていたら、少し喉がいがいがしてきたので、久しぶりにイソジンでのうがいを始めました。私の両側に寝ていた人たちは、ちゃんとタオルケットを掛けていました。私も今夜は掛けなくては!

朝起きるなり、「積み木はどこ?どこどこどこ?」と探し始めたしゅんは、一日中、ああでもない、こうでもないと言いながら積み木を組み立てたりビー玉を転がしたりしていました。「ママも積み木を作るのです」と引っ張って行かれることもありますが、自分ひとりで何やら作っていることも多いので、気になっていたベランダのお掃除をしました。先日、裸足でベランダに出たしゅんの足の裏を見てびっくり・・・。恐ろしいほど真っ黒だったので、どこにも足がつかないように私の体からもそーっと離して抱き上げ、腕を伸ばしたままでお風呂場に直行したのです。しばらく拭き掃除をなまけていたら、この夏の台風などで汚れてしまったようです。ほうきで掃いて雑巾で拭くと、それなりにきれいになりましたが、一つショックな物を発見してしまいました。それはエアコンの室外機の中(?)にはえているカビです。下手に触らない方がいいような気がしたのでそーっと拭いただけにしてありますが、これは業者さんなどにお願いした方がいいのでしょうか?それにしても、こんな所がかびるなんて。引っ越してきてから約10ヶ月、結露もせずに室内はかなり快適でしたが、意外な所が湿気ていたのかしらと不思議です。

夕方から、またバター消費のためにクッキーを焼きました。今日はそのものズバリ、バターサブレです。たかこさんのレシピで作るこのクッキーは、サクサクほろっとしていてとてもおいしいのです。助手のしゅんは、あれこれお手伝いしてくれたのに、今回もまた「まだ熱いから冷ましておこうね」という私の言葉で素直にお布団に入りました。冷めたクッキーを昨日富澤商店で買ってきたクッキー袋に入れてみると、ちょうど3袋分ありました。夜のお茶のお供に主人と食べる予定ですが、このクッキー、とても崩れやすくてバターが手につくため、私たちはいつも「お箸」を使って食べています。時々パソコンを触るので、バターが手につかないこの方法はとても便利なのですが、端から見たらかなり奇妙な光景ですね。
今日はバターサブレ クッキー袋に3つ分できました


9月25日(日) 曇りのち晴れ 「夕方のお出かけ」
今日は朝から風が強く、しかもその風が冷たいことに驚きました。家の中にいる時は半袖でも大丈夫でしたが、外出する時は久しぶりに七分袖を着ました。

遅めのお昼に再びたこ焼きを食べた後、3人で二子玉川にお出かけしました。今日は夕方なのでしゅんの大好きな田園都市線には乗らず、サクッと車で行くことにしました。駐車場はいつもながら混んでいましたが、少し離れた所はまだ空いていて、そこから歩いてまずは南館に向かいました。
以前しゅんと2人で来たときに見つけて、良さそうだなと思っていた積み木のおもちゃを主人にも見てもらおうと思っていたのです。魅力的な木のおもちゃが並ぶ店内で、あっちへこっちへと忙しそうにしていたしゅんですが、やはりこの積み木には興味津々な様子で、なかなか離れようとしませんでした。主人も良さそうだねという意見だったので、少し早いけれど、3歳のお誕生日プレゼントということにしようか?などと言いながら、買うことに決めました。家に着くまで、何度も「積み木は?」と荷物を確認していたしゅんは、家に入るとすぐに「積み木で遊びたい」と言って遊び始めました。

おもちゃコーナーの後は、子ども服売り場をチラリと見ました。11月の初旬に幼稚園の申し込みをする予定なので、「お受験ファッションコーナー」を見てみることにしたのです。ズラリと並んだお受験服にびっくり、そして私はやや疲れを感じました。もちろんしゅんが受けるのは「有名幼稚園」ではないので、そんな服は必要ないと思いつつも、どんな物を用意したらいいのだろうと頭を悩ませています。それにしても、並んでいるお洋服の高価なことといったら・・・。私だってそんなに高いスーツ買ったことないわよ!と自慢にもなりませんが、大きな声で言いたくなるような値札がついていました。

気を取り直して地下に移動し、富澤商店に入って小麦粉などを買い込みました。車だと思うと気が大きくなって、小麦粉だけで2キロも買ってしまいましたが、疲れたしゅんが主人に抱っこをせがんだため、積み木、小麦粉、そしてその他の物をぶら下げた私は、腕がハムの様になってしまいました(恥)。栗ご飯のお弁当、PAULのパン、そして「お嬢」豆腐と、眠そうなしゅんを横目に見ながら急いであれこれ買って、車に乗りました。短時間のお買い物でしたが、ギュッと詰まった楽しいお出かけになりました。

積み木は溝や穴が掘られていて、いくつものパーツを組み合わせる事ができる物です。そこにビー玉を転がしていくのですが、色々な置き方ができるとても奥が深いおもちゃです。じーっと積み木を見つめて真剣に遊び続けたしゅんは、お布団に入る前にも「もう一回積み木で遊んだら、ねんねしましょう。はい、はい、は〜い。」と言って遊ぶ気満々でした。「もう寝ようよ」と言うと泣き出すほど、この積み木が気に入った様です。これからどんな風に遊ぶ姿を見せてくれるのか楽しみです。そして、私もしゅんに負けないような作品を作れるようになりたいなと密かに思っています。
「女やねんけど男前 お嬢」を買いました まろやかな甘さで、おいし〜い
一生懸命遊んでいます 箱にプリントされていた物を真似してみました


9月24日(土) 雨時々曇り 「久しぶり」
今日は一日中、しとしと雨が降ったり止んだりしていました。

お昼ご飯に、この秋初めてのほうとうを作りました。先週生協のカタログを見た時は、まだかなり暑かったので少し迷いましたが、「今季初登場」の文字を見て、やっぱり食べたい!と1つ注文することにしました。今日も意外と蒸し暑くて、クーラーをかけながらのお昼ご飯になりましたが、具だくさんにしたほうとうはやっぱりとてもおいしくて、これからの季節、カタログに載るたびに注文しようと思いました。今日の具は、かぼちゃ、白菜、油揚げ、レンコン、しめじ、エリンギ、豚肉です。しゅんは麺よりも大好きなかぼちゃばかり食べていました。

そして夜、急に主人が「たこ焼きをしよう」と言ってスーパーへ出かけていきました。ゆでダコが見つからなくて、この雨の中はしごをしたそうですが、無事全ての材料が揃ったので、早速たこ焼きパーティーを開きました。しゅんがまだねんねの赤ちゃんの頃、友人のRちゃんと焼いて以来なので、もう2年以上も日の目を見ていなかったたこ焼き器です。キャベツと紅ショウガ、そしてタコのシンプルなたこ焼きの他に、しゅんのためにコーンと溶けるチーズも用意して焼き始めました。先日の焼き肉で「じゅーじゅー」と食卓でお料理するのが好きになったしゅんは、今日もタコを入れるお手伝いをしつつ、焼き上がりをワクワクした表情で待ちました。コロコロと転がすお手伝いもして、本当に嬉しそうでした。そして出来上がり、熱々のたこ焼きはとってもおいしくて、楽し〜い!「熱い熱い」と言いながら、3人で36個のたこ焼きをペロリと食べてしまいました。2回目はチーズも全体に広げてみましたが、溶けたチーズが所々こんがり焼けて、こちらもまたおいしいものでした。またすぐやりたいな・・・と思いましたが、大きめだったタコが半分くらい余ったので、明日のお昼にもう一度焼くことにしました。しゅんが大きくなって、色々と一緒にできることが増えてきました。それにしても、今日は食べ物のことばかり書いている様な・・・。
この秋初めての「ほうとう」 そして久々のたこ焼き!


9月23日(金) 曇り時々晴れ 「優ちゃん」
今日は時折晴れ間がのぞくくらいだと思っていたら、意外と気温が上がってお昼過ぎには夏の様な暑さになりました。それでも風が吹いてくると良い気持ちで、やっぱり秋だなぁと思いました。

お昼前に、友人夫婦が遊びに来てくれました。去年の10月に会って以来だったのですが、その時も玄関で歓迎の舞を舞うほどお二人に懐いていたしゅんは、今日もべったりとくっついて甘えていました。「Rちゃん」「Y君」と呼んで、すっかりお友達気分なのには笑ってしまいました。子ども相手のお仕事をしているRちゃんは、とても優しくしゅんにつき合ってくれて、帰る間際までしゅんはRちゃんを独占していました。

お昼ご飯を食べた後、5人で馬の公園までお散歩しました。今日は年に一度の「愛馬の日」というイベントが行われているのです。そして今年は(私にとっては)目玉企画として、朝の連続ドラマ「ファイト」のヒロイン優ちゃんが登場するということで、その時間まで公園のHPで調べて楽しみにしていました。会場のグラスアリーナは、お客さんでいっぱいになっていましたが、何とか後ろの方で見ることができました。ワクワクしながら待つ私たちの前に現れたのは、馬に乗った優ちゃん!乗馬服に身を包み、とても上手に馬に乗っていました。優雅に手を振りながら一周した後は、真ん中に用意された馬車に司会者の女性と2人で乗って、インタビューが始まりました。正直言ってお二人が遠すぎて、まるで豆粒のようにしか見えなかったのですが、丁寧に答える優ちゃんはとてもかわいらしくて、こんな娘が欲しいわと思いました(思考回路が・・・)。
一緒に登場する予定だった「サイゴウジョンコ」という馬は、お尻を怪我したのことで出演中止になってしまってちょっぴり残念でした。「ジョンコ」を楽しみにしていたらしいしゅんは、「ジョンコ・・・」とつぶやきながらがっかりしていました。残り一週間になったドラマですが、終わってしまうのが寂しい気持ちです。
馬に乗って「優ちゃん」が登場


9月22日(木) 曇り 「バター」
今日も一段と涼しくなって、すっかり秋の気配です。しゅんは朝から「お出かけしようよ」と言い続けながら私の足にまとわりついていましたが、もう一日くらいは家でゆっくりした方がいいかな・・・と何とかなだめて過ごしました。

今年の夏も予想以上に暑く、あれほど頻繁に作っていたお菓子をぱったり作らなくなっていました。バター、小麦粉、お砂糖・・・と用意する元気もなかったのです。そしてふと冷蔵庫をのぞくと、9月で賞味期限が切れるバターが大量にあることに気付きました。これをクオカさんから買った春頃のペースだったら、余裕で使い切ってしまう量だったのですが、夏の暑さを忘れていたのが誤算でした。ようやく涼しくなったので、今日はたかこさんの本を久々にめくり、早速「くるみのコロコロクッキー」を焼きました。程よい室温でバターの溶け具合も良く、今日もあっという間に生地ができました。コロコロと手の中で転がして成形するのも楽しくて、焼き上がりを待つ時間もワクワクしました。焼き上がったところでお風呂に入り、(しゅんが)食べるのは明日のつもりでしたが、お布団に入る前に見つけたしゅんが「クッキーを食べたいよ」と言い出しました。見つかっちゃったと内心焦りましたが、「まだ冷めてないみたいだね」と言うと、猫舌のしゅんはすぐにあきらめて寝室に向かいました。あきらめるのが早すぎるような!それにしても、残りのバターですが、一体何を作って消費しようかというのが今の悩みです。嬉しい悩みでもありますが、体重計に乗るのが怖くなりそうです。

ところで最近、髪の毛を洗った後、写真の様にタオルを頭に巻くのがしゅんのお気に入りです。「ママとお揃い」と言って、鏡を見ては得意気に笑っています。お湯につかって「あぁ、良い気持ち〜」とつぶやき、タオルを頭に巻く2歳児って、ちょっとどうかと思いますが、本人はとても嬉しそう。そしてふわふわでほんのちょっぴりしかないしゅんの髪は、このタオルですっかり乾いてしまいます。
最近のお気に入り 大量のスノーボール!


9月21日(水) 曇り時々晴れ 「良く効くお薬」
今日も朝からしゅんの鼻水は絶好調で(きたないお話でごめんなさい)、ポケットティッシュ2袋があっという間になくなってしまいました。水曜日は近くの小児科が午前中だけなので、空いている終了時間間際に行くことにしました。

しゅんはこの小児科が大好きなのです。なぜならば、待合室に置いてある電車の本が楽しみで仕方がないからです。4ヶ月ぶりくらいに行くことになりましたが、どうやら本棚の整理が行われたらしく、お目当ての「日本の特急」の本は片付けられてしまい、ちょっと残念な様子でした。そこで今日は初めて見る「世界の特急100」という本を一緒に読みましたが、もちろん私も知らない特急ばかりでなかなか楽しめました。スイスの電車もいくつか紹介されていて、う〜ん、懐かしい・・・と感慨深いものがありました。いつかまた乗ることができるでしょうか?!

診察結果は軽い鼻風邪だということで、鼻のお薬だけいただいて帰りました。お昼ご飯を食べてから、早速お薬を水に溶くと、おいしくて甘いジュースの様なお薬に大喜びのしゅんは、一瞬でそれを飲み干しました。すると本当にびっくりするくらい良く効いて、ピタッと鼻水が止まってしまいました。深夜に帰ってきた主人にその話をすると、「さすがゆっこの子ども」と言われました。私は昔から暗示にかかりやすいのか、かなり薬の効きが良いのです。そう言えばしゅんにも「これで鼻水でなくなるからね」と言い聞かせてお薬を渡しましたが、気分的な問題だけではないような?何はともあれ、出続ける鼻水でかなり苦しそうな様子だったしゅんが、すっかり元気になってくれてほっとしました。

ところで今日は水曜日、この辺りの幼稚園は半日でおしまいの日です。小児科でも帰りに寄ったスーパーでも、あちこちの幼稚園から帰る途中のお子さんとお母さんを見かけました。最近、幼稚園について色々お話を聞きたい私は、園服や園バッグについている園のマークから、「あ、A幼稚園だ」「今度はB幼稚園!」とすぐにわかるようになってしまいました。もちろん見ず知らずの方々に「あの〜」と話しかける勇気はなく、そーっとお子さんやお母さんの様子を伺うだけですが、何だかあの人、怪しいわと思われていないだろうかとふと思いました。


9月20日(火) 曇り 「鼻風邪」
昨日の夜、驚くくらいたくさんご飯を食べたしゅんですが、夜中に私たちがリビングにいると、寝室から咳き込む声が聞こえました。慌てて和室のふすまを開けると、眠ったまま苦しそうに少し戻していました。食べ過ぎ?それとも風邪でもひいたのでしょうか。またこんなことがあっても眠っていて気付かなかったら怖いと思い、私は明け方まで眠ることができませんでした。

先生のご都合が悪く、今日はリトミックもお休みだったので、しゅんに合わせて起きた後も家でのんびり過ごしました。寝不足の私は、午後になって2時間近くもお昼寝してしまった様で、「あ・・・」と目を覚ますと、床にゴロンと横になったしゅんに「ママ、ず〜っと寝てた。これ、ママの真似。」と言われました(笑)。
夕食の支度をしていると、ぼーっと私がお料理するのを見ていたしゅんの動きが鈍くなりました。もしかしたら高熱が出ているのかもしれないと慌てましたが、幸いいつもより少し高い37度くらいでほっとしました。「お布団に横になって待っていてね」と言って寝かせると、そのまますーっとお昼寝を始めました。やはり体が疲れていた様です。

私がご飯もお風呂も済ませた頃やっと起きてきたしゅんは、眠って疲れも取れたのか、すっきりした表情でした。そのかわり、今度はお鼻が大変なことに!次から次へと鼻水が出てきて、拭いても拭いても追いつきません。「あ、はなぼー(あ、鼻水でたー)」と言いながら、隙あらば私の洋服に顔をゴシゴシしようとしてくるしゅんと競争しているかのように、ティッシュで拭く私です。明日もポケットティッシュが手放せない一日になりそうです。


9月19日(月) 晴れ 「点検」
今日も昨日に引き続き、気温が高くて蒸し暑い一日でした。それでも天気予報で「昼間は夏、夜は秋」と言っていた通り、夕方になると少し涼しくなりました。

午後、車の2年半点検に行きました。前回3人で行ったのは6ヶ月点検の時で、しゅんはまだ10ヶ月になったばかりでした。その時はキッズコーナーに座ってキョトンとしていたしゅんも、今日は衣装ケースの引き出しいっぱいにプラレールが入っていることに気付いて大興奮。黙々と遊び続け、隣りに座った私は1時間以上も久々に雑誌を読んだり本を読んだりすることができました。それにしてもこちらのキッズコーナーのおもちゃは充実していて、プラレールシリーズ(?)の電車もたくさん用意されていました。男の子の家には珍しく、プラレールも木のレールも持っていないしゅんは、外出先でレールのおもちゃを見ると本当に喜びます。何がそんなに楽しいのだろうと思うくらい、ぐるぐると電車を走らせ続けます。そして「駅」や「踏切」があると楽しさは倍増するらしく、うっとりとした表情で「駅に到着しました。そろそろ発車しまぁ〜す」「踏切、通過しま〜す」などと言っています。

点検の結果は特に問題なく、ほっとしてお店を出ました。そして寄ったのは、近くにあるおいしいケーキ屋さんです。読んでいた雑誌に秋のケーキ特集が載っていて、そこにモンブランがおいしいお店のひとつとして掲載されていたのです。このお店に入るのは久しぶりでしたが、ショーケースの中もすっかり秋らしいケーキが多くなっていました。お芋やかぼちゃや栗など、女性好みの食材があっちにもこっちにも。目移りしてしまいそうでしたが、まずは雑誌にも載っていたモンブランを1つとチョコ系のケーキを1つ、そしてブッセを買って帰りました。お茶の時間に食べてみると、どれもそれぞれ違った味わいで、とにかくみんなおいしい〜!食欲の秋を実感した夜でした。
プラレールを満喫! おいしいケーキでお茶 「有り難い」モンブラン


9月18日(日) 晴れ 「ベランダ」
朝起きると、余りの暑さに驚きました。また夏が戻ってきた様です。折角の連休なので、今日はどこか外で遊べるところに行こうかと言っていたのですが、この暑さでは疲れてしまいそうだったので、二子玉川にランチ&ショッピングに行くことにしました。

ガーデンアイランドに車をとめると、まずは先月ポトスを買った時に入った「ブッフェ ザ ヴィラ」に行きました。12時少し前だったのですがお店はとても混んでいて、私たちの前にも8組くらい待っていました。しゅんは今朝からの暑さで疲れていたのか、途中から「眠くなっちゃった」と言ってソファーに横になっていました。私も暑さで食欲がわかず、ブッフェに負けた・・・と思いましたが、途中で食べた海藻サラダのおいしさにすっかりはまってしまい、主人としゅんが「ごちそうさま」をした後も、「もう一回だけ」と言って食べ続けました。

お腹がいっぱいになった後は、今日の目的だった園芸用品を見に行きました。ベランダの広くなった部分に、部屋の中から見える様にお花を置きたいと言っていたのです。ガーデニングの階には、色々な草花が並んでいました。緑の木もいいし、お花の寄せ植えもいいしと迷った結果、主人が選んだシクラメンをメインにした寄せ植えを作ることにしました。どんな物を一緒に植えたらいいのかお店の人に教えてもらい、今回はシクラメンとアイビーを選びました。これはガーデンシクラメンという品種で、とてもかわいらしい小さな花が咲いています。ベランダでも冬を越すことができるらしいので、これからの季節が楽しみです。そしてもう一鉢は、ズラリと並んでいた球根を見てどうしても植えたくなったチューリップです。色も品種も様々な球根を選んだので、どんな風に咲いてくれるのか、こちらもとても楽しみです。帰りの車の中でお昼寝を始め、家に帰っても何時間も寝続けたしゅんは、お花を見つけて「きれいね〜」と大喜びでした。プランターの前に座ってじっと見つめたり、「チューリップ、出てくるかなぁ」と首をかしげたりしているしゅんを見て、主人は「やっぱり女の子っぽい」と少々心配そうな顔をしていました。
お風呂から上がってベランダに出ると、澄んだ夜空におつきさまが出ていました。おだんごを用意するのは忘れてしまいましたが、みんなで「きれいだね」と空を眺めてお月見をしました。
久しぶりのベランダ園芸


9月17日(土) 晴れ 「カツ好き親子」
今日は少し気温が上がりましたが、爽やかなお天気の一日でした。午前中に少し気の張るお出かけをしたので、ゆっくり(私が)お昼寝した後、涼しくなってから図書館に3人で出かけました。

薄暗い空に、濃い黄色のお月様が出ていました。ベビーカーのしゅんは、「おつきさま」が出てくる絵本のフレーズをいくつもつぶやきながら、夕方のお散歩を楽しんでいました。閉館時間が迫った図書館は、いつもより人が少なくシーンとしていました。絵本コーナーには私たちしかいなくて、貸し切りの状態であれこれ選ぶことができました。
図書館を出ると、近くにあるおいしいパン屋さんに寄って、併設のカフェに入りました。前回はしゅんと2人で来たのですが、今回は3人でのんびり軽めの夜ご飯を頂くことができて嬉しくなりました。店主さんがしゅんのためにクッションを持ってきて下さったり、店員さんが詳しく説明をして下さったり、こちらのお店の店員さんはどなたからもお店とパンが好きで好きでたまらないという雰囲気が伝わってきて、いつもお店を出る時には温かな気持ちになります。お腹も心も満足な気分で夜のお散歩をして家に戻ると、しゅんはぐっすりと眠っていました。

ところでお店でパンを待つ間にも、しゅんが自分の前にあるお皿などを使ってちょこちょこっとおままごとを始めたのですが、話している内容を聞いて笑ってしまいました。「しゅんちゃん、今ね、お料理してるの。」と言うので、「何を作っているの?」と聞くと「豚カツ作ってるの。」と言うのです。家では作ったことがなく、時々食べたくなるとお弁当を買ってきてもらうくらいなのですが、その印象がかなり強いのか、遊んでいるしゅんの口から出てくるお料理は、ほとんどが「豚カツ」なのです。「しゅんちゃん、お買い物に行ってきま〜す。」「何を買ってきたの?」「豚カツ買ってきたの。」、「パパちゃん、今日は帰ってくるかなぁ。どうかなぁ。豚カツ、買ってくるかなぁ。」・・・。もちろん食べるのも大好きで、柔らかい一口ヒレカツを、1個は食べてしまいます。会社では「カツ好き」で通っていて、「カツの会」なるものを催すこともあるらしい主人は、上司である仲人さんのご家族に密かに「カツ君」と呼ばれています。仲人さんは「しゅん君にカツっていう言葉を教える」と意気込んでいらっしゃったようなのですが、その前に自らしゅんは「豚カツ」という言葉を覚えてしまいました。しかも多用しています。主人は「仲人さんの家に遊びに行けない」と恥ずかしがっていますが、私はしゅんが「豚カツ」という言葉を出した時、仲人さんご夫妻が大喜びされる顔が目に浮かんで、ぜひ見てみたいと思っています。


9月16日(金) 曇りのち晴れ 「見学」
昨日からすっかり秋らしくなり、クーラーも必要なくなりました。過ごしやすい季節がやってきました。

今日はお昼前に家を出て、近くにある幼稚園の見学に行きました。どんな服装で行ったら良いのかわからなかったので、いつもより少しきちんとした服に何ヶ月ぶり(もしかして何年ぶり?)かのパンプスを履いていきました。慣れない靴で歩くこと15分、余りの痛さに踵を確認すると・・・。ベビーカーから乗り出して見ていたしゅんが「ママ、あんよがいちごになっちゃったねぇ。痛い痛い。」と言う通り、靴擦れからの出血が大きないちごの形を作っていました。急いで幼稚園のすぐ近くにあるコンビニに入り、絆創膏を買いました。慣れないことをするのは、大変です。

幼稚園に入ると、園内の案内図を頂いて自由に見学をしました。運動会の練習をしている年長さん、教室で歌を歌いながら踊っている年中さん、そして絵本の読み聞かせ中の年少さん、それぞれの活動が行われていました。興味津々といった様子で教室をのぞいていたしゅんですが、何よりも彼の心をとらえて放さなかったのは、園庭にある滑り台でした。滑りたいと言い続けるしゅんをなだめつつ、30分間の見学をしました。園児さん達が活動をしているところを見学するのは初めてでしたが、一生懸命先生の真似をしたり、ちょっと疲れて寝転んでしまったり、特に3歳児の年少さんは様々なお子さんがいてとてもかわいらしかったです。それでも当然ですが、靴を履いたり脱いだり、お弁当の準備を自分でしたり、自分のことは自分でできるようになっているところがとてもたくましくて、来年の今頃はしゅんもこんなことができるんだろうかと不思議な気持ちになりました。

12時に見学を終えると、ほっとして急にお腹が空いてきました。幼稚園の近くにあるお店でランチをとって、帰り道の児童館に立ち寄り、しばらく遊んで帰りました。夜、帰ってきた主人を玄関まで迎えに行くと、しゅんは「しゅんちゃん、○○幼稚園に行った」と報告していました。とても印象深かったんだろうなと思いました。


9月15日(木) 曇り時々晴れ 「公園」
今朝起きると、ぐっと気温が下がっているのを感じました。昨日までの暑さが嘘のように、急に秋がやってきました。ひんやりとした空気が気持ちよくて、早速お出かけの準備をしました。

馬の公園に着くと、明日から大きな大会があるということで、その準備が進められていました。何頭もの馬が競技場で練習をしていましたが、こんなにたくさんの馬を見るのは久しぶりでした。馬に見とれる私の横には、「お腹が空いちゃった。お昼ご飯食べたいよ〜う。」と言い続ける人がひとり。急いで芝生広場のベンチに座り、木のテーブルの上にパンやお茶を広げました。涼しい風が吹きぬける広場は本当に気持ちよくて、緑の葉っぱの下で食べるお昼ご飯は格別でした。
ふと足下を見ると、しゅんがポロポロとこぼしたコーンやパンに、蟻が近付いてきました。蟻が出てくる絵本を思い出したしゅんは、「蟻さん、おいしいご飯を探してるのね。」と言いました。そして少ししてからまた見ると、コーンが移動しています。そこには自分の体の何倍もあるコーンを、必死に運んでいる蟻がいました。「よいしょ、よいしょ、一生懸命運んでるねぇ。」と言いながら見ているしゅんの横で、私も蟻の様子から目が離せなくなりました。どこまで運んでいくのかな?と、2人でしばらく蟻をじっと見ていました。

ご飯を食べると公園の中をお散歩しました。そこにパカパカと小さな足音が聞こえてきました。振り返ると、大きな犬?いえいえ、それは赤ちゃんポニーでした。職員さんと一緒に、食後のお散歩中だったようです。ポニーを見たり、練習している馬を見たりしながら歩くうちに、去年のことを思い出しました。確か大きなどんぐりの木が1本あって、そのどんぐりの大きさに驚いたことがあったのです。記憶をたどってその木の下に行ってみると、今年もやっぱり落ちていました。14匹シリーズの絵本の中でも度々出てくるどんぐりに興味津々のしゅんは、「どんぐりぽとん、いたたたろっくん」「どんぐり、まつのみ、やまいも、きのこ、食べ物たくさん集めたよ」と絵本のフレーズを話しながら、拾ったどんぐりを並べ始めました。
2人で遊んでいると、お母さんとどんぐりを拾っていた3歳くらいの女の子が近付いてきました。とても人なつっこいお姉ちゃんにしゅんも大喜びで、しばらく一緒に遊ぶことになりました。芝生に座ってどんぐりをころんと転がしたり、砂でお山を作ったり、子どもはすぐに友達になれるんだなと思いました。
涼しい風が吹いて、良い気持ち 一生懸命運んでいる! どこまで行くのかな〜
お散歩中なのは、「ポニー」 後ろから見ると大きな犬みたい・・・ 何頭もの馬が練習中 大きなどんぐりがいっぱい


9月14日(水) 晴れ 「大好き」
昨日に引き続き、ジリジリと強い日差しの一日でした。プールに入るため、お化粧も日焼け止めも塗らないで外出した私は、この夏最後の日焼けをしてしまいました。歩いた時間は往復で20分ほどなのに!この残暑も今日でどうやら終わりそうです。涼しくなるのも楽しみですが、ちょっと寂しい気もします。

まさにプール日和の今日は少し水温が低く設定されていたのか、足を入れるとひんやりと冷たく感じました。でも不思議なもので、一度入るとすぐにその温度に慣れて快適になってきます。いつものメニューをこなした後は、今月の課題という練習をします。今月はプールサイドからお母さんめがけて飛び込んで、体の下を支えられながら10メートルほど泳ぎ、プールサイドによじ登るという課題だそうです。もちろん年齢にばらつきがあるので、それぞれ無理のない範囲でできることをしていくという感じです。しゅんはプールサイドに腰掛けて、プールにポチャンと飛び込み、バタ足をしながら私の抱っこで泳ぎ、プールサイドによじ登るという動きができるようになりました。色々な動きがあるこの練習が楽しかった様で、何度も何度も「もう一度」と言ってプールに飛び込んでいました。浮き具とアームリングをつけての自由時間でも、足をバタバタさせてプールを満喫。そして私の耳元に向かって「しゅんちゃん、プールが大好きだー」と言いました(笑)。何て直球なんでしょう。泣いたり笑ったり怒ったり、何でも素直に表現できるのが、子どもの本当にかわいらしいところだなと思いました。


9月13日(火) 晴れ 「8回目」
今日は朝から突き刺さるような日差しで、暑いこと暑いこと・・・。まるで真夏の様でした。ベビーカーを押して歩いているだけでフラフラになりそうでしたが、玉のような汗をかきながらも動き回っているしゅんを見ていると、本当に子どもって元気と思いました。

リトミックの教室に入ると、冷房が効いてひんやり良い気持ちでした。レッスンが始まると、とても微笑ましい光景が繰り広げられました。名前を呼ばれてお返事をした後、「ここです、ここです」という歌を振り付けと共に歌うのですが、1人がそれを終える度に他のお子さん達がパチパチと拍手をするのです。しゅんが歌い終えた時も、他の1歳のお子さん達がみんなで拍手してくれました。元々家族ぐるみで仲良くされている他のお子さん達と違い、1歳年上で初対面だったしゅんなのですが、みんなお互いに名前を覚えて仲間意識が出てきた様です。年下のお子さん達ばかりと一緒にレッスンを受けても大丈夫かなと心配した時期もありましたが、こんな風に緩やかに仲良くなれるなんて、予想外の嬉しい出来事でした。
レッスンが終わると、皆さんと一緒にお弁当を食べました。子ども達は、どうやらこちらの時間の方を楽しみにしている様な気がしておかしいのですが、何はともあれ週に一度のこの時間を楽しんでくれていて良かったです。

今日は8回目の結婚記念日です。主人が特別に早帰りをできる様に申請してくれていたので、久しぶりに平日の夜ご飯を3人揃って食べられました。外で待ち合わせをしようかという話も出ましたが、夜遅い時間にしゅんを連れて出かけても、眠くて楽しくご飯を食べられそうにないので、今夜は家でサンドイッチパーティーにしました。最初は眠気に負けてパンを口に入れたまま寝かけていたしゅんですが、あれこれ食べるうちにすっかり復活しました。大人用にと用意していたカマンベールチーズのおいしさに目覚めた(何て贅沢な二歳児!)しゅんが、自分の手元に全て確保して次々と食べてしまったり、主人の真似をしてクラッカーにガーリックチーズをたっぷり塗った物を口に入れたりといった、ちょっとびっくりなハプニングもありましたが、お腹がいっぱいになった楽しい記念日ディナーでした。
サンドイッチでお祝い そしてケーキ


9月12日(月) 晴れ 「夕方のお出かけ」
今日は暑くて目が覚めました。まだまだ厳しい残暑は続きそうですが、今の様に短時間で洗濯物が乾くのは有り難いことです。

暑い時間は家から出る気になれず、お掃除をしたり本を読んだりしていました。しゅんも同じ気分だったのか、パズルをしたり1人で絵本をめくって暗唱したり、のんびりとした平日を過ごしました。今日はこうやって終わるのかな・・・と思ったところで、そう言えば家にある10冊の本のうち、2冊は今日が返却日だったことを思い出しました。それからひとつ思いついた物があって、どうしても今日買いに行きたくなりました。思い立ったら即行動とお出かけの準備を始めると、しゅんもバタバタと何やら忙しそうに支度をしていました。

少し涼しい風が吹き始めた中のお散歩はなかなか快適で、こんな風に夕方のお出かけもたまにはいいものだと思いました。図書館に寄った後はその先の駅に向かい、しゅんが何故か大好きな「東急田園都市線」に乗ると、またまた二子玉へ。電車を降りてもすぐにはその場を離れることは許されず(笑)、必ず「東急田園都市線、バイバイしようよ」とホームにとどまります。サクッと買い物を済ませ、スターバックスのトドラールームに行って、一つのケーキを半分こしながらお茶をしました。
ロールケーキが大好きなしゅんは、迷わずバナナのロールケーキを選びました。そして子ども用のアップルジュース、私はバニララテを飲みました。ケーキの方はバナナの部分をメインに食べるくらいでしたが、ジュースは一口飲むたびに、「あぁ〜。リンゴジュースって、おいしいねぇ。」と感激していました。家ではお茶だけだもんね。
最後は地下でお弁当を買って、1時間ほどのお買い物を終えました。デパートを出る辺りから、ベビーカーを降りて歩いていたしゅんは、結局家に着くまでずっと歩きました。眠ってしまったらと思うと、ベビーカーを持たずに2人でお出かけする勇気が出ないのですが、ここまで歩けるようになればもうそろそろ大丈夫かなと思いました。
スタバでお茶


9月11日(日) 曇り一時雨 「焼き肉」
ぐっすり眠ってやはり元気になったしゅんは、「パンとおせんべいを食べたくなっちゃった」と言って起きてきました。

曇りがちの一日でしたが、午後になって雲行きがあやしくなってきました。今にも雨が落ちてきそうな空を見ながら、急いで投票所に行きました。会場の学校は、これまで見たことがないほどの人で混みあっていました。私たちが投票所にいた数分間だけでも、今回の選挙への関心の高さを感じました。主人が投票しているのを、ベビーカーのしゅんと校庭で待っていると、ポツポツと雨が降り始めました。急いで家に戻った頃には強い雨と雷で、本格的な夕立になっていました。

夜、初めてしゅんの前にホットプレートを出し、焼き肉をしてみました。冬にお鍋をした時と同じく、恐がりなところのあるしゅんはジュウジュウと音を立てているホットプレートに驚き、遠巻きに眺めて喜んでいました。しばらくすると野菜や肉を並べる私たちの真似をして、そーっと一本のもやしを乗せようとしました。プレートに腕が近付いて危なかったため、主人が「あ、危ない」と言うと、叱られたと思ったしゅんは顔をゆがめて泣き出しながら「おもらししちゃった〜」と言いました。お手洗いに連れて行くとおもらしはしていなかったのですが、おもらしをしてしまったと思うほど叱られてびっくりしたのか、それともいつものように叱られたという事実から気をそらすために「おもらし」の言葉を出したのか、どちらだったのかなと思いました。どちらにしても、何だかちょっとユーモラスな焼き肉中の出来事でした。肝心の焼き肉は、しゅんはそれ程食べませんでしたが、これからはホットプレートやたこ焼き器を使ったランチもできそうだなと楽しみになりました。


9月10日(土) 晴れ 「体調不良」
この週末はどんな風に過ごそうかと話しながら朝ご飯の支度をしていると、リビングにゴロリと寝転んでいたしゅんが突然泣き出しました。最近、こんな風にぐずって抱っこをせがむことなどは珍しいので、どうかしたのだろうかと思っていると、しばらく泣き続けた後で寝てしまいました。そして1時間ほどして起きてくると、顔が真っ青です。しきりと水分を欲しがってお茶を飲んでいましたが、また横になって少し寝た後、ゴボゴボッと言ってお茶を戻しました。

気持ちの悪さはそこで終わった様で、その後はパンが食べたいと必死で言っていましたが、食べさせすぎるのも良くないと思い、ほんの少しだけ食べさせると、また眠ってしまいました。熱があるわけでもなく、他に風邪らしい症状もなく、一日中弱々しくぐっすりと眠っていました。夏の疲れが出たのでしょうか。もし症状が悪化するようだったら病院に行こうかと思っていましたが、次に起きるとすっかり気分が良くなったのか、しきりと空腹を訴えました。具合が悪い時はぐったりしてしまって動いたりしゃべったりしなくなり、元気になると遊んだり歌ったりし始めるので、子どもの体調はとてもわかりやすいです。小さな体で気持ち悪さをこらえている様子はとてもかわいそうでしたが、一日ゆっくり休養するだけで今回は良くなってくれて、本当にほっとしました。ご近所でも、季節の変わり目でひどい鼻風邪をひくお子さんが増えているそうです。朝晩めっきり涼しくなり、大人も気をつけなければいけないなと思いました。しゅんと一緒に家にいて、私たちものんびりできた一日でした。


9月9日(金) 曇り時々晴れ 「お豆腐」
今日は気温もぐっと下がり、秋めいた一日でした。それでも家の中にいると段々蒸し暑くなってきて、結局エアコンをつけてしまいました。

1ヶ月ぶりに、Aさん親子が遊びに来てくれました。久々に会ったAさんのお子さんは、時々恥ずかしそうにまばたきをしていました。この一ヶ月で子ども達はやはり成長したのか、今までにないくらい仲良く遊べたのには驚きました。そしてこの夏、Aさんのお子さんは体格もぐっと大きくなりました。それにひきかえ、ほんの少ししか身長が伸びなかったしゅんは、まるで弟の様でした。それでも子犬のようにじゃれながら遊んでいる子どもたちの横で、私たちもおしゃべり三昧でした。ランチをはさんで4時間ほど、いつもの様にあっという間に時間が経ってしまいました。
ところでお昼に出したパスタを食べ終えると、Aさんのお子さんが「ぶどう」と台所を指さしました。食後のデザートが大好きで、フルーツを食べないと食事が締まらないらしいのです。そこで、用意してあった梨の上に、ぶどうを1個ずつ剥いて乗せました。子ども達は大喜びで、最初にぶどうをパクリと食べました。しゅんもぶどうが大好きですが、あの喉にぐっとくる様なぶどうの甘さが、子ども達にはたまらないのでしょうか。ちなみに最近は専ら「種なしピオーネ」を買っています。実がしっかりしていて、種もないので皮をむくだけでいいところも嬉しいです。

写真は、昨日デパートで買ってきたお豆腐です。形もとてもユニークですが、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」という名前にもちょっと驚きます。「男前豆腐」とこちらを試食して、お豆の甘さがしっかり感じられるこちらを買って帰ることにしました。何もつけなくてもおいしく食べられそうな、本当に良いお味のお豆腐でした。他の商品もそれぞれ面白い名前が付けられていて、どれも試してみたいと思う物ばかりでした。同じように考える人が多かったのか、お店の前には常にお客さんが何人もいました。よく考えるものですね。
すごいネーミングのお豆腐!


9月8日(木) 晴れ 「お買い物」
昨日の風もすっかりおさまり、今日は台風一過の青空が広がりました。それにしても暑いこと・・・。ギラギラした日差しが刺さるようでした。

買いたい物がいくつかあったので、今日は久しぶりにしゅんと2人で二子玉川へお出かけしました。平日の午前中はお店も随分空いていて、ベビーカーでものんびりと見て回ることができました。お目当ての物をいくつか買って、お昼はAfternoon Teaのティールームに入りました。大きなテーブル席に案内され、しゅんと隣りに座りました。こんな風にご飯を食べられるなんて、ちょっとデートみたいとこっそり喜ぶ私の気持ちは、お腹が空いたしゅんの「パンを、食べたいよ〜う」という声でかき消されそうになりましたが、気を取り直しておいしいランチをいただきました。
「やわらかポークとエリンギの黒ごまパスタ(うろ覚えですが、確かこんな感じ)」は、香ばしいすり胡麻がたくさん使われていて、今まで見たことのないようなパスタでした。ニーッと笑うとイカスミのパスタを食べた後のようになってしまいますが、ぜひ真似したいと思うおいしさでした。ランチについてきたパンは全てしゅんのお腹に入り、パスタもかなり取り分けたため(言い訳)、腹五分くらいの私は再びメニューを開きました。そして今日は特別に、しゅんと2人でケーキを食べることにしました。運ばれてきた、いちごとリンゴのケーキを見ながら、二人でにっこり。おいしくて楽しい時間でした。

ご飯の後は、おもちゃ売り場へ。私の買い物につき合ってくれたしゅんに少しおもちゃで遊ばせてあげようと思ったのです。木のおもちゃが並んでいる店内には、お試しに遊ぶことができるコーナーがあります。ほんの少しのつもりでしたが、そううまくいくはずもなく、結局1時間近く楽しそうに遊び続けました。中でも熱中していたのは、溝のある積み木を組み合わせ、ビー玉を転がすというおもちゃと、ルーピングです。もう一年以上も前からこのルーピングが大好きなしゅんは、遊び場やお友達の家で見かけるたびに遊び始めると動かなくなります。いつか買ってあげようと思いながらタイミングを逃していましたが、他のおもちゃからは離れることができても、この売り場からは絶対に離れまいと頑張るしゅんを見て、一番小さな物を買って帰る事に決めました。買った瞬間からウキウキと嬉しそうに「お家に帰ったらぐるぐるして遊ぼうね」と言っていたしゅんは、家に帰ると本当に何時間も遊び続けました。2人とも、満足感いっぱいの一日でした。
特別にケーキのデザート! 青空と水面がきれい 念願のおもちゃに夢中


9月7日(水) 曇り時々雨 「水中写真」
今日は朝から風が強く、歩いていると息ができなくなるほどでした。ベビーカーに乗っていたしゅんも、時々「く・・・苦しい〜」という顔で私を振り返り、苦笑いしていました。午後になると時々ザーッと強い雨が降りました。雲の流れが早く、お天気がめまぐるしく変わる一日でした。

急いで支度をして、プールに向かいました。今日は写真撮影がある日だと言われていたのですが、プールサイドで待っていると、2人組のカメラマンさんが打ち合わせをしていました。いつものように水に入り、まずは集合写真をパチリ。続いて抱っこしたり子どもをぷかぷかと浮かべたりしているところを一組ずつ写していきました。スナップ写真も撮っていましたが、親の私たちが一番楽しかったのは、子ども達の水中写真!コーチに子どもをお願いし、お母さんは子どもと向かい合わせになるように立って「おーい」と手を振ります。赤ちゃんや子どもが「え?何、何?何が起こるの?」という顔をするのと同時に、コーチが「それーっ」と言って子ども達を水の中へじゃぽーんと入れてしまいます。すかさず水着になったカメラマンのお兄さんが水に潜り、プールの中でびっくり仰天の子どもを写すというものです。
プールの中に並んで順番を待つのですが、「お子さん達に見せると泣きますので、自分の番になるまで見せないで下さいね!!」とコーチが言ってまわるのもおかしくて、私たちは笑ってしまいました。他のお子さんが写されているところを見ていると、小さな赤ちゃんたちは最大級の「びっくり顔」になっているのが本当にかわいらしくて、1人1人写されるたびに「かわいい〜」と思わず声が出ました。もう少し大きくなると、「何でこんなことするのー」と言っている様に、怒りながら泣いているのがまたかわいらしくて、きっとしゅんもそうだろうなと思いながら待ちました。やっと順番が回ってくると、大好きなコーチに抱っこされて嬉しそうなしゅんは、すぐに水の中にじゃぼんとされました。予想通り水から顔を出すと怒り泣きをしましたが、どんな写真ができあがるのか楽しみです。


9月6日(火) 雨時々曇り 「リトミック」
今日は、お昼過ぎまで弱い雨が降っていました。

急いで握ったおにぎりと水筒を持って、リトミックに向かいました。週に一度のリトミックですが、しゅんはリトミックそのものの時間と同じくらい、みんなと一緒にご飯を食べる時間を楽しみにしています。
今日からは幼稚園のお兄ちゃんお姉ちゃんたちの参観がなくなったので、通常通りちびっこ達だけでのリトミックになりました。5歳児が3人いるだけで、とても賑やかだったんだなと、少し広々と感じる教室で思いました。朝の挨拶、ピアノ、歌とすすみ、みんなが大好きな木琴が始まりました。しゅんも「木琴をやりたい人」という先生の声に、「はーい」と元気に言いながら手を挙げます。今日は「ド、レ、ミ・・・」と両手のバチで交互に叩きながら言いました。今までは全部片方の手に持ったバチで叩いていたのですが、こどもの城で何度も見た木琴を演奏するお姉さんの真似をしていたのでしょうか?思う存分演奏すると、次のお友達に「どうぞ」とバチを渡し、「しゅんちゃん、上手に木琴できたよ」と言いながら満足げな表情で私の方に戻ってきました。一年前の今頃が嘘のように、すっかり慣れて楽しそうにしている様子を見ると、続けてきてよかったと思います。


9月5日(月) 雨 「お散歩」
昨日の夜は、雨足も風も強く、さらに雷も鳴って夕立の様でした。朝になって、東京でも浸水などの被害が出たことを知って驚きました。まさかあの地域でと思う様なところだったのですが、台風の影響もあって想像をはるかに超えた雨量だったそうです。

週末で生活のリズムが少し乱れたしゅんは、朝になっても起きようとしませんでした。いつも12時間は寝ないとすっきりしない様なので、雨も降っていることだし寝かせておこうと思い、私も居間で小説を読み始めました。一向に起きる気配がないので、一体いつまで寝ているのだろうと思いつつ、読むこと数時間、やっと起きたのは12時15分前!残暑で疲れがたまっているのかもしれませんが、それにしてもよく寝ること。さすがにお腹が空いたのか、すぐに自分の椅子に座って朝(?)ご飯を要求し、ご満悦のしゅんでした。

外は雨が降っているのに、お出かけ大好きになったしゅんは、何かするたびに「はい、じゃあ次はサンダル履いて、お出かけしましょう。はい、はい、は〜い」と言って玄関に行ってしまいます。そんなに行きたいのだったらと、ベビーカーにカバーをかけて長靴をはかせ、商店街までお散歩することにしました。カバーの上に雨が当たって段々と雨水がたまっていくのを見るのが好きなしゅんは、雨の日のお散歩を楽しんでいる様でした。まだ見つけられないのですが、しゅんの体にぴったり合うサイズのカッパと傘が見つかったら、もっと雨の日が楽しくなるだろうなと思います。


9月4日(日) 曇りのち雨 「名前」
今日は曇りがちの一日でした。風があって雲の動きが早く、夜になると強い雨が降り始めました。まだ遠くの台風ですが、もう影響が出ている様です。

朝ご飯が遅かったので、のんびりとお昼でも買ってこようとお散歩がてら出かけました。最近、歩くことが好きになったしゅんは、今日も私たちと手をつないで歩きました。「手をつなご〜」と歌を歌いながら両手を私たちに差し出します。少し前までは私たちにぶら下がって歩こうとしないので、「重い・・・」と言いながらの散歩でしたが、気付かないうちに足が丈夫になったのか、元気に自分で歩くことができるようになっていました。しかしまだ今でも、「しゅんちゃん、疲れた」と道路にガックリとうなだれて座り込むことがあるので、主人がいる時やすぐ近くに行く時でないと、ベビーカーなしでのお出かけはできません。

テイクアウトの物を買おうかと思っていたのですが、気が変わって近くのファミレスに入りました。レジの横で案内されるのを待っていると、小さな男の子がお母さんと入ってきました。その男の子はしゅんに興味津々で、近付いてニッコリ笑ったり、しゅんの顔をちょんと触っていったりしていました。初対面から打ち解けられる性格ではないしゅんは、かなり緊張して、固まったまま無理矢理笑顔になったり私の顔を見たりしていました。そこで私が男の子に、「何歳?」と言うと「3歳」と返ってきました。かなり体格が良かったので、もう幼稚園の年長さんくらいだと思っていた私は驚きました。すると男の子が「何て名前なの?」と言うので、「しゅんだよ」と言うと「ふ〜ん」と言って向こうに行ってしまいました。すぐに戻ってくると、「しゅん君って、誰?」と言うので「この子だよ」と言うと、「そうじゃなくて、あなたの名前は何ですか?」と言うのです。あなたって私のこと?ふふふ、こんな風に名前を聞かれるなんて初めて!と思いながら答え始めると、ちょうどお店の人が来て私たちの名前が呼ばれました。男の子のお母さんは慌てて手を引っ張りながら、「お母さんの名前なんて聞かないのよ」と言っていましたが、私はおかしくて仕方ありませんでした。


9月3日(土) 晴れ 「お寿司の電車」
今日も朝から快晴で、洗濯物があっという間に乾くほどの暑さでした。でも夕方にはだいぶ涼しい風が吹いてきて、心地よく感じました。

午前中をのんびり家で過ごした後、ふと思い立って回るお寿司を食べに出かけました。初めて入ったお店でしたが、テーブル席もあって家族連れがたくさんいました。そして回るお寿司を初めて見たしゅんは、くるくると回りながら次々と色々な物が流れてくることにびっくり!ジーッとレーンを眺めているのでその間に私たちはゆっくりと食べることができました。そんなに面白いのかなと思っていると、「電車みたいにくるくる回ってる」と言うのを聞いてなるほどと納得しました。色んなお寿司を乗せて走っている、電車の様に見えているんだなとおかしくなりました。

お腹がいっぱいになった後は、久しぶりに馬の公園に行きました。まだ暑い時間だったため人はまばらでしたが、木々の緑がきれいで木陰は良い気持ちでした。公園に入るとすぐ、しゅんが走り出しました。ちょっとぎこちない走り方ですが、両手を振って本当に楽しそう!しゅんがこんな風に走ったりすることは今まで滅多になかったので、私は驚いてしまいました。青空と緑が気持ちよかったのかなと思います。厩舎にいたお馬さんたちと挨拶をして、楽しいお散歩を続けました。
走る走る! 木漏れ日 こんにちは


9月2日(金) 晴れ 「プライド」
今日も青空が広がる良いお天気の一日でした。この夏は良いお天気の日が多すぎて、ベランダで育てていたミニトマトのお世話に失敗し、カラカラに枯れさせてしまいました。一緒にベランダに出ては、「トマトちゃん、おはよう」と挨拶していたしゅんは、今朝片付けていなかったトマトに気付き、「あれ?トマトちゃん、ちょっと変なことになってるよ。トマトちゃん、大きくなってね。」と言っていました・・・。ミニトマトが大好きなしゅんに、ベランダで収穫したトマトを食べさせてあげたいと思っていたのに、こんな結果になってしまうなんて。来年こそはちゃんとお世話をしようと決心しました。

特に予定がなかったので、また思い立って図書館へ。夏休みが終わったからか、前回に比べるととても空いていて、絵本のコーナーもガラガラでした。1時間近く、しゅんが選んだ絵本をあれこれ読んで、では何か借りて帰りましょうと私の本を選びに行きました。本を手にとって選ぶ私の横で同じようにしていたしゅんが、本棚の整理をしている職員の方の背中をトントンと叩いて、顔をのぞき込みながらギューッとまとわりついていきました。そう、私と間違えていたのです!その職員さんはニッコリとしゅんを見て、良い子良い子をして下さったのですが、顔を見てびっくり仰天したしゅんは、私の「しゅんちゃん、間違えちゃったかな?」という言葉がだめ押しをして、床にひっくり返って泣き出してしまいました。昨日Yさんと、「子どもって、妙なところでプライドが高いですよね」と話したばかりでしたが、まさにその時のしゅんはそんな感じで、プライドを傷付けられてもう我慢できないよーと言っているかのように泣き出しました。しかしそこは図書館の中。慌てて借りようとしていた本を持った左腕でベビーカーを押し、右腕に12キロのしゅんを抱え、逃げるようにロビーに出ました。いつものように涙と鼻水を拭いてあげるとすぐに落ち着きましたが、私はすっかり冷や汗をかいていました。

無事に本を借りた後は、図書館の近くにあるおいしいパン屋さんでお土産を買うことにしました。でもお昼も過ぎてお腹が空いたなと思っていると、パン屋さんが何ヶ月前かにカフェを併設されていたことに気付きました。木のテーブルと椅子が温かな印象の店内には、4ヶ月くらいの赤ちゃんを連れたお母さん達のグループや親子連れのお客さんがいました。私もしゅんと並んで座り、パンとスープのセットとスコーンでランチにしました。それぞれに違う味わいの5種類のパンは、さすがのおいしさです。こちらもおいしそうにスコーンを口に運ぶしゅんと、無言になりながらパンを食べ続ける私たちでした。
本日のスープとパンのセット スコーン カレンズ入りとプレーンが一個ずつ


9月1日(木) 晴れ 「お友達」
今日から9月の始まりです。昨日の涼しさはどこへ行ってしまったのかと思う様な日差しの強さと暑さでしたが、最近はツクツクボウシの鳴き声がよく聞こえてきて、夏ももうすぐ終わりなんだと思います。

朝からバタバタと支度をして、玄関でいつもの「レッツ良し!」というしゅんかけ声を聞くとと、駅へ向かって急ぎました。今日は久々にリトミックでご一緒していたYさんのお宅にお邪魔しました。お互いの夏休みのお土産話をしましょうということで、先週お誘いを受けたのです。しゅんはA君のプラレールやブリオが楽しみで仕方が無いらしく、昨日から「A君に貸して、どうぞって言って仲良く遊ぶ(「どうぞ」というのはA君のセリフでは?!)」と言い続けていました。
Yさんのお家に入ると、しゅんは「青い線路、青い線路」とつぶやきながらおもちゃコーナーに直行しました。そして大好きなロマンスカーを握りしめ、2人で飽きることなく電車遊びをしていました。男の子って、どうしてこんなに電車が好きなのでしょう?ぐるぐると線路を走らせているだけなのに、満足感でいっぱいという顔をしています。途中に踏み切りや駅、トンネルや鉄橋などがあるとさらに楽しさは増すらしく、今日のしゅんはトンネルのくぐり方に関する研究に余念がない様でした。そんな2人を見ながら、私たちは旅行の話、最近の懸案事項である幼稚園の話と話題は尽きることなく、機関銃のように話し続けました。時折、ちょっとした諍いはあるものの、こうやって平和に遊べるのは、小さいながらも相性が良いんだろうと思います。そしてお友達と遊べるくらい、成長したんだと嬉しくなります。


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