2005年10月

                                                  過去の日記 2005/09


10月31日(月) 曇りのち晴れ 「ぽかぽか」
今日は11月終わり頃の気温になると言われていた通り、気温も上がらず寒い一日でした。急に寒くなるので、何を着たら良いか迷ってしまいます。去年の秋に着ていた服をしゅんに着せてみると、一部は「これ、きつい」とクレームが出ましたが、ほとんどはぴったりのサイズで着られることがわかりました。ミニサイズのしゅんは本当に経済的です(汗)。

夜ご飯に、シチューを作りました。生協から届いたかぼちゃがあったので、この秋初めてのシチューは、かぼちゃをたっぷりと人参、きのこを何種類か、そして少しの鶏肉を入れた物にしました。大きなかぼちゃを早速口に入れたしゅんが、余りの熱さに泣き出すハプニングもありましたが、温かなシチューを食べていると、体もすっかり温まる気がしました。これからの季節、楽しみなメニューが色々あります。今年の冬は、きっと3人でお鍋を囲めるだろうなと今からワクワクしています。


10月30日(日) 曇り 「立体駐車場」
今日もどんよりとした曇り空でした。またカラッと晴れた青空が見たいものですが、それはもう少しお預けのようです。

あっという間に過ぎていった10月ですが、最初から最後まで、「幼稚園、幼稚園」だった気がします。今日も今月最後の幼稚園関係の行事を済ませ、後は11月を待つばかりとなりました。口を開けば「幼稚園が決まったら、○○に遊びに行きたいね」と言い、書かなければならない資料を横目に見ながら本をめくったりパソコンを眺めたりして、さらに眠れば面接を受けている夢ばかり見ている私は、すっかり受験生の気分です。我ながら、何て大げさな!と呆れてしまいます。

夜ご飯の支度をしていると、しゅんが何やら歌いながらブロックで遊んでいました。「はしご車さん、ここへ入りま〜す。マーチさんも入っています〜。」と余りにも楽しそうなので、くるりとカウンターを回って見に行くと、何と立体駐車場が完成していました。ズラリと並んだ車や新幹線が、ちゃんと1台ずつ入っているのが面白いです。この駐車場は2階建てらしく、写真を撮った後は2階にも駐車していました。お昼寝から起きた主人は、「よく見て覚えているものだね」と感心していました。ブロックを使ってこんな遊び方ができるなんて、思いもつかなかったなと思った夜でした。
立体駐車場の完成


10月29日(土) 曇り一時雨 「スキップ」
今日は朝から曇りがちで、午後になって少し雨が降りました。雨上がりは空気がしっとりして、気持ちよくお散歩ができました。

珍しく予定のない土曜日だったので、また3人で学園祭に繰り出しました。アカデミックな展示なども多い学園祭なのですが、今年の私たちの目的は、専らおいしい食べ物なのがお恥ずかしい限りです。昨日に引き続き大盛況の学内を歩き、あれこれお昼ご飯を調達すると馬の公園に行きました。芝生広場にあるテーブルに買ってきた物を広げ、早々に切り上げて走り回るしゅんを見ながら、私たちは久々のお外ランチを楽しみました。

しゅんを真ん中にはさんで手をつないで歩いていると、急に立ち止まったしゅんが「パパとママ、こうやって手をつないで。そしてパパがしゅんちゃんと手をつなぐの。」と言いながら私たちの手を引っ張りました。私、主人、しゅんと並んで手をつなぐと、「3人だね。みんな手をつないだ。」と嬉しそうです。何だか妙な並びだわねぇと思っていると、今度は「パパ、スキップする」と指示が出ます。そして、「ママもスキップ、しゅんちゃんもスキップ」と続きました。躊躇している主人に、「パパ、スキップしてよー」と言い続けるしゅんに負け、辺りを見回して誰もいないことを確認しつつスキップする私たち。「角を曲がって、スキップする親子が近付いてきたら、かなり怖いよね・・・。」と言いながら、スキップで進む妙な親子でした。


10月28日(金) 晴れ 「学園祭」
日差しが弱いためか、良いお天気の日でも夏の様に洗濯物がパリッとすることがなくなってきました。お日様が高いうちに取り込んでも、気温の低さで少しひんやりしています。東向きのこの部屋に引っ越してきてから、もうすぐ1年になります。年中日が当たっていた南向きの社宅と違い、季節の移り変わりを日差しで感じる様になりました。

ゆっくり起きてきたしゅんが時々痰のからむ咳をするので、念のためもう一度小児科に行きました。幸い胸の音も悪くないとのことで、もうすぐ良くなるでしょうと言われました。甘いお薬が大好きなしゅんは、食後のデザートの様にお薬タイムを楽しみにしています。早く飲まなくて良いようになって欲しいものですが、お薬を嫌がって困るということがないのは有り難いのかなと思います。

良いお天気だったので少し遠回りして帰ろうと歩いていると、何故かいつもより人が多くて賑わっていました。その理由は学園祭でした。折角なので寄ってみることにして門をくぐると、学生さんはもちろんのこと、ご近所の方々で大賑わいでした。ちょうどお昼の時間だったので、ベビーカーを押しながらお店を見て回り、作りたての焼きそばと蒸しパンを買ってベンチに座りました。サークルや研究室ごとに、色々なお料理を作って売っている学生さんたちを見ていると、う〜ん、懐かしい・・・と何年も前のことをチラリと思い出してしまいました。みんなでキャベツを刻んで、たこ焼き作ったなぁとか、打ち上げですき焼きを食べたなぁとか。そんな思い出に浸っている母の横で、しゅんは「やきそば、だって」「クッキーって書いてるよ」「ドーナツ・・・ドーナツ食べたい」とあちこちの看板が気になって仕方がない様子でした。
お昼ご飯を終えるとまたお店に繰り出して、今度はおやつを調達です。おいしいと評判らしいパイのお店に並び、アップルパイとさつまいもパイを買ってまたベンチへ。一丁前に全て半分こして食べたしゅんは、学園祭というのは、おいしい物がたくさん食べられる所だと思ったことでしょう。学生さん達やおばさま達に「かわいい〜」と何度も声をかけられて、すっかり気をよくしたしゅんは、パイを食べながら歌っていました。

最後はお土産に、お味噌やお野菜、果物にクッキーなどなど、どっさり買い込んで家に戻りました。早速夕食で頂いた、新鮮なお野菜のおいしいこと。久々に楽しい気分であっという間に一日が過ぎていきました。
学園祭のおみやげ どっさり!


10月27日(木) 雨のち晴れ 「水たまり」
昨日から降っている雨が残っていて、今日は寒い朝でした。雨と寒さに少し迷いましたが、エイッと気合いを入れて幼稚園の見学に行きました。

終了時間が近付いても、なかなか帰りたがらないしゅんを必死で外に連れて行くと、雨はすっかり上がって青空が広がっていました。雨じゃないのに長靴?レインコート?と言うしゅんを、「いいから、いいから」と外に連れて行きました。こんな日だからこそ、あることをさせてあげたいなと思ったのです。歩き出してしばらくすると、しゅんもそれに気付いた様です。そう、それは水たまりを思いっきり歩くこと!汚れたり濡れたりすると、いつも「あぁ」と困った顔をするしゅんですが、今日は水たまりを歩く楽しさがわかったようで、次から次へと大きな水たまりを見つけては、パシャパシャと歩いていきました。
家の近くに来た時、車が通ったので道路の端に避けていると、タイヤがちょうど水たまりの上を通ってバシャーッと水しぶきが上がりました。それをじっと見ていたしゅんは、にっこり笑うと、勢いをつけてダダダーッと水たまりの上を走り抜けました。そして「しゅんちゃん、車みたいにしたよ。」嬉しそうに言いました。雨上がりをこんな風に楽しめるなんて、今だけの特権だろうなとうらやましく見ていると、「ママもやってみな」と言われました。いや、それは・・・。

家に帰ると、早速お楽しみの積み木が始まりました。昨日の夜、主人と何やら難しい物を作っていたのですが、今日はその復習+展開をしていた様です。段々複雑になってきて、正直言って私はもうお手上げです。しゅんもそれをわかっているのか、主人には「一緒に作ろう。」と言うのに、私には「ママ、ビー玉するよ。見て。」と言います(笑)。
しゅん作「完全トンネル」 「だんだんだんの積み木」


10月26日(水) 晴れ 「アメ」
段々とお天気が崩れてくるらしく、今日は気温が上がらず肌寒い一日でした。しゅんに暖かい洋服を着せて、今日も幼稚園に出発です。

色々な幼稚園の行事に顔を出していると、よく会う方の顔を段々覚えてきました。皆さんお互いお疲れ様ですと思わず声をかけたくなります。今日は初めてバザーに参加しましたが、各ご家庭から持ち寄った品物のコーナーは、長蛇の列ができるほどの大盛況で、始まって1時間後くらいに到着した私たちは圧倒されるばかりでした。幼稚園らしく子ども服のコーナーもあって、何枚も両手に持っているお母さんもいました。次に入った手作り品のコーナーには、園指定の絵本袋や体操服袋、お弁当袋のセットなどが販売されていて大人気でした。我が家は受験するのか未定なのでそれらはチラリと見るだけにしましたが、そのお部屋で、私たちはひっそりと置かれていたかわいらしい手鏡を発見しました。パカッと開く手鏡に、お花の形の飾りが貼り付けられた手作り品でした。携帯する鏡が欲しいと思っていたところだったのでそれを1つ、しゅんには園庭で子ども達に大人気のキャンディーレイを購入し、家に戻りました。

レイを喜ぶしゅんでしたが、こっそり笑ってしまったことがひとつ。しゅんは飴を食べたことがないため、セロファンに包まれているかわいい形の物が何なのか、全くわかっていないのです。当然ながら「食べたい」とも言いません。さすがに幼稚園に入ったら、こういうお菓子も段々知っていくのかなと思いますが、どうやって知るのか観察するのも面白いかも・・・と思いました。午後、早い時間に雨が降り始めました。余りに寒かったので床暖房をつけると、知らないうちに2人で眠ってしまった様です。慣れない場所に行って、大勢の見慣れない人達に会ったことでどっと疲れたのか、しゅんはお布団に移動させた後もずっと眠っています。


10月25日(火) 晴れ 「身長」
風邪がひどくならないようにとお布団を掛けて寝かせたしゅんは、夜中に部屋中を動き回り、何度起きても真っ暗な中手探りで探さなくては見つからないほど突拍子もない所で、何もかけずに寝ていました。幸い鼻水も止まって咳が少し出るくらいの症状になりましたが、このままでは何度も風邪をひいてしまいそうなので、今夜からスリーパーを着て寝かせることにしました。

念のためかかりつけの小児科に連れて行くと、午前の診察時間終了間際だったため、待合室は空いていました。私たちの後で入ってこられたお母さんの腕の中には、小さな小さな赤ちゃんがいました。首も据わっていない赤ちゃんを久しぶりに見て、思わず何ヶ月か聞くと、2ヶ月ちょっととのことでした。同じ質問をされて「2歳10ヶ月です」とお返事すると、「あと2年半したら、こんなに大きくお兄ちゃんになるんですねー。」としみじみ言われました。私もよくそう思ったなと思いながら、「おしゃべりが始まると、何が言いたいのかすぐにわかって本当に楽ですよ。」と言うと、「そうですよね、本当に。こっちは何を考えているのかさっぱりです。」と笑っていらっしゃいました。しゅんもあんなにふにゃふにゃで、訳もわからず泣いてばかりいた時があったはずなのに、過ぎてしまうと忘れるものだなと改めて思いました。

診察室に入ったしゅんは、大好きな先生に診察されて終始ご機嫌でした。聴診器を当てられると、思わずニンマリ笑うほど。そして喉の診察でも大きな口を開けて褒められていました。そして診察の結果は軽い風邪とのことでした。その後、以前もご相談した内容について先生とお話しました。それはしゅんの体格についてです。体重が全く増えず、いまだに11キロ台、そして身長もじんわりと伸びてはいるものの、かなり小柄なのではないかと前々から少し心配しています。先生のお話では、今のところ病的なものではないということでした。小柄ではあるもののそれは体質によるもので、運動面や精神面での発達は問題ないと思われるそうです。
帰り道で公園の横を通ると、いつも通り「遊びたい」と言って滑り台を指さしました。折角のお天気なので2人きりの公園で思う存分遊んで帰ることにしようと立ち寄ると、しゅんは熱心に鉄棒にぶら下がり始めました。先生と私が身長について話し合っていたこと、わかっていたの?!と思わずどっきりしてしまいました。


10月24日(月) 晴れ 「丸いの」
今日も朝から良いお天気でしたが、お布団から出てきたしゅんの左の鼻からは鼻水が出ていました。朝晩の冷え込みに負けて、鼻風邪をひいてしまったようです。鼻水だけで他は元気いっぱいですが、ひどくならないうちに治してしまいたいものです。

幼稚園の見学をしていると、どこも男の子のおトイレは立って使う物が用意されています。上手に使う男の子を見ていてうらやましかったのか、最近しゅんは、家でも立って用を足したがります。でも普通の洋式トイレで、しゅんが立ったまますることは無理(!)です。そこでどうするかというと、自分の椅子を持ってきてその上に乗るのです。「おしっこしようよ」と誘うと「出ない」と言うのに、「椅子でしちゃう?」と言うと嬉々として椅子を運び、自らズボンとパンツをおろすのを見ていると、これがしたかったのね〜と不思議な気持ちです。私にはわからない、男の子の世界でしょうか?!

夕方、急に思い立ってドーナツを作りました。以前生協で注文した「お母さんの昔おやつ」という本のレシピを参考にしました。この本に書いてあるおやつはどれも簡単な材料で、あっという間に出来てしまいます。今日も作り始めてから30分後には、熱々のドーナツができあがっていました。シナモンがなかったので、グラニュー糖をパラリとかけただけですが、素朴な味のドーナツは想像以上のおいしさでした。ご飯前だったので、しゅんと半分こして試食しましたが、夕食後、デザートのみかんを食べようとしたら、しゅんが「ドーナツも食べたい。今度は丸いのがいい。」と言うので笑ってしまいました。さっきは半円だったけど、それでは物足りなかったというわけです。
熱々のドーナツ おいしい!


10月23日(日) 晴れ 「絵本」
今日は雲一つない青空が広がりました。こんな日は、どこか遠くにお出かけしたい気分になります。

お昼過ぎ、3人で図書館に行きました。絵本のコーナーに行って、ソファーに座ったり、子ども用の机と椅子の所に本を持っていったりして、何冊か読みながら借りる本を選びます。その間に交代で私たちは自分の本を探しに行くのですが、私が絵本コーナーに戻った時、読みたい本を選んできたしゅんが主人の隣りに座っていた女性の横にぴったりと寄り添って座りました。そしてその女性に甘えるようにもたれたまま、「これ読む」と言うのです。慌てた主人が女性に謝って、しゅんに「こっちだよ」と言うのですが、その女性を私だと信じ切ったしゅんには聞こえない様子で、なかなか離れようとしません。私が行ってからしばらくして気付いたしゅんは、照れて少し泣き出しそうになりました。

今日はしゅんが借りる5冊のうち、1冊はしゅんが借りたいと言って持ってきた絵本にしました。夜、お布団で見てみると、それはアメリカの作家さんが書いた絵本でした。個性的な絵が頁いっぱいに広がるその絵本は、文字がほんの少しだけなのですが、想像を働かせることができる面白い物でした。ヒキガエルが何匹も出てくる絵は、怖くないのかなと思うほどリアルでしたが、しゅんはじーっと見つめて真剣に私の声を聞いていました。私だけだったらきっと選ばなかった絵本ですが、今日はちょっと世界が広がった気がして楽しくなりました。

写真は、午前中に外出していた主人のお土産です。瑞々しいぶどうが何個も乗っている、とてもおいしいタルトでした。
ぶどうのタルト


10月22日(土) 雨のち曇り 「大きく」
今朝起きると、冷たい空気に驚きました。30分だけ床暖房をつけるとぽかぽかと暖かくなって、もうそんな季節なんだなと思いました。

雨降りの中、今日も幼稚園の用事があったので3人でお出かけです。レインコートを着たしゅんは、雨の中でも元気に歩き回っています。フードに当たる雨の音が面白いのか、時々ふと上を見ていました。
帰り道、私の傘を持ちたがったので渡してみると、まるで傘が歩いている様でした。ひょこひょこ動く傘が面白くて笑ってしまいます。立ち止まったしゅんが「みかんみたい」と言うのでハテナと思いましたが、傘の布と骨の感じがみかんを剥いた時の姿に似ているということの様でした。先日祖母から送ってもらったみかんを食べて以来、「みかん大好き星人」になってしまったしゅんは、家にみかんがあると一日に何個も食べています。食事が終わるとキッチンからみかんを持ってきて、「みかんですよ〜」と言ってご丁寧に配ってくれるのがとてもおかしいです。

夕方から、一人でデパートに買い物に行きました。家を出る時、仲良くタオルケットにくるまって並んで寝転んでいた主人としゅんは、すぐにお昼寝を始めて2時間以上寝続けたそうです。「ごゆっくり」という主人の言葉に甘えて、早足であちこちの売り場を駆け回り、さらに電車に乗って違うデパートにもはしごして、必要な物を揃えました。帰りの電車に乗る頃には7時半を過ぎていましたが、これから夜ご飯を食べに行こうとする人たちでまだまだ街は賑わっていて、こんな夜の過ごし方もあったんだなぁと懐かしく思いました。いつもだったらお風呂に入ろうとしている時間ですから。
そしてお土産の数々です。季節毎に楽しみにしているしゅんと私の洋服、おいしそうなみかん、割引になっていたお弁当、それに朝ご飯のパン。主人へのお土産はいつもながらデザートのみ。大好物のずんだ餅なので喜んでくれましたが、半分は私が食べるのです。ふふふ〜。

ぐっすり眠ってすっきりした顔で迎えてくれた2人と、早速お弁当で夜ご飯にしました。みかんが気になって、すぐにごちそうさまをしようとするしゅんに、「ちゃんと食べないと大きくなれないんですよ」と言うと、主人が「大きくなれないとどうなっちゃうの?」と言うので、「ママみたいになりますよ」と思わず言ってしまいました。するとしゅんがひとこと「パパは大きくなったね」。そうね、その通り。でもそれはたくさん食べたからですよ!
この冬のお楽しみ! 「みかん星人」しゅん ずんだ餅 おいしい〜


10月21日(金) 晴れのち曇り 「栗」
今日も爽やかなお天気で、朝から良い気持ちでした。珍しく用事が何もない一日だったので、久しぶりに馬でも見に行こうか・・・と思っていたら、腰が痛むことに気付きました。最近ベビーカーなしでお出かけするのですが、帰り道で疲れてくると「しゅんちゃん、もう歩けない」と言って道路に寝転んでしまうことが多いのです。でも抱っこは腰にくるからしないと決めているので、その代わりにと「おんぶ」をしていました。しゅんが1歳になった頃のひどい腰痛を思い出す様なイヤーな痛みを感じながら、今日は腰をいたわりながら大人しく過ごそうと決めました。

朝起きると積み木の箱を開けるしゅんの横で家事をしていると、「ママ、完成したよ。見て見て。」と呼ばれました。行ってみると、左の写真のような作品ができあがっていました。穴から入れたビー玉が、くねくねコロコロと積み木のトンネルを通って出てきます。えっへんと嬉しそうな顔のしゅんを見ながら、どういう作りになっているの?と本気で考えてしまった私でした。

先日買った栗で、この秋2回目の栗ご飯を作ったのですが、どうも甘さが弱くていまいちなお味だったので、残りは違う食べ方をすることにしました。「かりんと・ねっと」の表紙にナオミさんが作られた甘露煮のお写真が載っていて、それを見ながらいつもおいしそうだなと思っていたので、初めての甘露煮に挑戦してみました。ネットと本でレシピを検索し、いつもながら一番簡単な方法を採用し、早速栗くり坊主で皮を剥きました。何個か「こんにちは〜」と虫が顔を出してキャーと声をあげたくなりましたが、何とか無事に200グラムの栗の実が用意できました。レシピよりもかなり少なめのお砂糖でコトコトと煮始め、お昼過ぎにできあがりました。ゆっくり味を含めたかったのですが、そうはいかない人が「甘露煮食べよう、甘露煮、甘露煮」と懇願したり泣き出したりしたため、少しだけ試食をしてみました。栗のケーキを食べる時、大事に取っておく栗をそのままパクパクと食べられる様な感じで、何とも贅沢なおいしさ!しゅんもかなり気に入った様子で、フォークでは食べにくかったのか最後には素手であっという間に食べてしまいました。そしてひと言、「あ〜あ、ママが折角持ってきたのに、しゅんちゃん食べちゃうから〜。」と私のセリフを先回りして言い、うんうんと頷いていました(笑)。帰ってきた主人にも好評で、私も大満足の夜でした。
朝一番の作品 栗の甘露煮を作りました 瞬く間にしゅんのお腹の中に・・・


10月20日(木) 晴れ 「モップ」
今日もカラッとした気持ちの良いお天気でした。昼間は暑くなるほどでしたが、朝晩との気温の差はとても大きく、風邪を引かないように気をつけなければいけません。

昨日に引き続き、幼稚園の見学へ。あっちへ行ったりこっちへ行ったり、こんなに振り回してかわいそうだなと思っているのは大人だけなのか、意外としゅんは楽しんでいる様です。幼稚園までの道のりも、手をつないでかけっこしたり、私だけ先に行かせて「よーいどん」と自分でかけ声をかけて走ってきたり、どんぐりや葉っぱを拾ったり。もっと遊びたいと言って、幼稚園からもなかなか帰ろうとしないくらいでした。大変だという先入観があるからこんなに疲れるのかもしれないなと思います。しゅんの様に、この忙しい時期を楽しく乗り切りたいです。

ところで今日、お試しで3週間借りていたモップの交換に、営業マンの方が来て下さいました。先日マンションの入り口前に営業車が止まっているのを見かけ、そう言えば無料でお試しできるんだったと思い出して、待ち伏せ(!)して声をかけたのです。フローリングの部分が増えて、掃除機だけでは埃が気になっていました。以前、Mちゃんが4週間で取り替えてくれるというモップを頼んでいて、すごくいいよと言っていたなぁと思い、試してみることにしました。とても軽いモップは、スイスイと動かすだけで埃がきれいに取れていきます。テレビの画面についている黒い埃もスーッときれいになるのには感激!そして取り替え前の今日は、説明書に書いてあった通り、外回りのお掃除にも使ってみました。高くて届かなかった窓の上の方、網戸、サッシのサンにベランダ、最後は玄関の中と外を拭いて、モップは真っ黒になりました。「ぜひ真っ黒にしてお返し下さい」と書かれていた通りになりました。手軽でとても良かったので今月からお願いすることにして、今日は前払いの780円を支払いました。年末に向けて、さらにお掃除に励もうと気合いを入れました。


10月19日(水) 曇りのち晴れ 「寝たくない」
朝は少し怪しい空模様でしたが、天気予報を信じてベランダに洗濯物を干して外出しました。お昼前に帰ってくる頃には、久しぶりに青空が広がって良い気持ち!10月に入って東京は雨の日がとても多かった様ですが、これからしばらくは良いお天気が続きそうで嬉しいです。

今日は午前と午後に幼稚園に行く用事があって、朝からしゅんと2人でバタバタしていました。この数週間、今までとは違う雰囲気の出来事が起こっているということを小さいなりに感じている様で、私が少しきっちりした格好をすると、「ママ、説明会?」と言うようになりました。でも「説明会」というものが何なのかよくわかっていないしゅんは、その真っ最中に「ママ、早く説明会に行こうよ」と言うのには少々困ります(笑)。

どちらの外出もベビーカーに乗らず、それなりの距離を歩きました。夕方家に帰る時は、さすがに疲れて道路に寝転んだので慌てておんぶをしましたが、随分体力がついてきたなと思います。そしてさらにそれを実感するのは、夜になってからです。お昼寝もしないで体を思いっきり動かして遊んでいるはずなのに、今日の様に主人が早帰りで家にいると、無理にでも起きていたくて必死で遊び続けます。私たちがお布団に横になっても、「これ作ったよー」と積み木の作品を見せようとしたり、絵本を読む、お茶を飲む、おトイレに行く(いつもはなかなか行かないのに、こんな時だけは嬉々としてトイレに行くから笑ってしまいます)と頑張ったりして、今日も眠ったのは10時を過ぎてからでした。その代わり眠る時は一瞬で、本当にぱたっと音がするくらいあっという間に寝付いてしまいます。ぐずって大変だった赤ちゃんの頃と比べると、本当に楽になったなぁと思いながら、寝ている姿を確認してガサゴソとお布団を出る大人たちです。


10月18日(火) 雨 「かぼちゃ」
今日も朝から雨が降っていて、一段と冷え込みました。しゅんも私も何を着たらいいのか毎日迷いますが、ベビーカーを押していると意外と暑くなるので私はかなり薄着です。乗っている人は動かないから寒いのでは・・・と思うのですが、どうなのでしょう?リトミックのお母さん達もそう仰っていて、教室に入るとお子さんは着せ替え人形の様に何枚もお洋服を脱がされていました。

上手になったギャロップを先生に褒めて頂いて、ますます嬉しくなったしゅんは、リトミックの間も移動する時は全てギャロップになってしまって皆さんに笑われていました。お弁当の後、H君のお母さんが焼いてきて下さったバナナパウンドケーキを2切れもお腹に入れると、すっかり満足したのか家に着く頃には珍しくお昼寝を始めました。

しゅんがお昼寝をしている間に生協のチラシをめくっていて、ふとあることを思いつきました。それは「かぼちゃ」尽くしの夜ご飯を作ること。絵本を読みながら親子でかぼちゃ料理に思いをはせる日々が続いているので、2人だけの夜ご飯の今日、それを実行しようと思ったのです。と言っても、買ってあったかぼちゃは300グラムくらいしかない小さな物だったので、2品が限界で1品は牛乳を入れて温めるだけという生協のスープにしました。お料理をしている間も「かぼちゃ、かぼちゃ」と喜んでいたしゅんは、かぼちゃのニョッキ、かぼちゃと冷凍してあった挽肉&タマネギを合わせてケチャップで調味した物をはさんで焼いたかぼちゃパイ、そしてスープを食卓に並べると、「うわぁ〜」と歓声を上げてくれました。一口食べるたびにニッコリ笑いながらの楽しい食事は、まるで「14ひき」の絵本の様でした。
「かぼちゃ」の夜ご飯


10月17日(月) 雨 「積み木」
雨が続いているせいか、大人の体調がすっきりしません。ひとり元気なしゅんが遊ぶ横で、昨日は一日ゴロゴロと寝てばかりいました。今日も雨ふりで出かけられないね・・・と外を見ながら、家の中でのんびり過ごしました。

しゅんの積み木熱は冷めることがなく、朝起きると「そうだ、しゅんちゃん、また積み木で遊ぶことにしようっと」と言って箱を開けます。「そうだ」と急に思いついた様に劇的に言うので笑ってしまいます。これが毎日繰り返されているのに!
日々色々な技を駆使して違う形にトライしている様ですが、今日はこんな風に1つの積み木を垂直にして、ビー玉を真っ逆さまに落としていました。遊園地にこんな遊具があったなぁと思いながら、「こうやって通って、ここをこうやって行くのね」と言っているしゅんの解説を聞く私でした。
垂直技!


10月16日(日) 雨のち曇り 「ギャロップ」
昨日の夕方から降り始めた雨が朝になっても残っていて、肌寒い一日でした。

金曜日頃、ふとした瞬間にリトミックで長いこと練習していた「ギャロップ」ができるようになったしゅんは、嬉しくて仕方ない様子ですっかりギャロップ男になっています。どこへ行くにも両手を体の前で水平に掲げ、弾むようなリズムで「たっかたっかたっかたっか」とお馬さんの様に移動するのです。「おトイレに行こうよ」と言うと、「おトイレ、行かない。おしっこ、出ないもん。」としばらくねばるのですが、「お馬さんしゅんちゃん、来て下さい〜。」と言うと、リビングから「たっかたっかたっか・・・」とお馬さんがやって来て笑ってしまいます。いたずらをして叱ろうと思っていても、お馬さんの様な姿がおかしくて、その気がなくなってしまうこともしばしばです。

ところで昨日、図書館でいわむらかずおさんの「14ひきのかぼちゃ」を借りてきました。ずっと貸出中になっていてなかなか借りられなかったので、しゅんも私も待ちに待ったという気持ちで読んでいます。最後に収穫したかぼちゃで作った色々なお料理が並ぶのですが、そのページを見ていると、いつもかぼちゃのお料理が食べたくなります。「かぼちゃコロッケ、かぼちゃまんじゅう、かぼちゃパイ、かぼちゃの煮付け」、どれもおいしそうですが、しゅんが一番食べたいのは「かぼちゃまんじゅう」だそうです。私はかぼちゃのコロッケが食べたいなぁと言いながら、二人でパクパクと食べる真似をしています。


10月15日(土) 曇りのち雨 「特別」
しゅんを寝かしつけながら一緒に眠ってしまったらしく、目が覚めると朝の8時になっていました。カーテンを開けると予報は外れ、雨は降っていませんでした。これはラッキーと急いでご飯を食べて、外出の支度をしました。

今日は私立幼稚園の願書配布日です。雨だったら電車やバスを乗り継いでと思っていましたが、何とか雨が落ちないうちに帰ってこられそうだったので、自転車であちこちの幼稚園を回ることにしました。
主人にプリントアウトしてもらった地図を見ながら、まずは近い園から行きました。園によって願書をもらいに来る父兄の服装にも違いがあって、ある園ではコーデュロイのパンツにボーダーのカットソーという私の服装は、完全に浮いていました(汗)。でも自転車に自信がない私としては、スカートで自転車に乗るなんて絶対に無理なのです。スーツで颯爽と走っていったお母さんが、まぶしく見えました。
幼稚園から幼稚園へ巡る旅をしていると、あちこちで願書をかごに入れたお父さんやお母さんとすれ違いました。皆さん、本当にお疲れ様ですと心の中で思いながら、私も次の園に向かいました。

家を出てから2時間後、願書とお弁当とケーキを持って家に帰りました。願書をもらう大事な日ですが、タダでは遠出しない私、園への地図を見ていてひらめいたことがありました。そう、それはおいしいと評判のケーキ屋さんです。今まで行きたいと思っていましたが、わざわざ行くのもと思っていたお店が、ちょうど通り道にあることがわかったのです。ケーキの箱を見せて「買って来ちゃった」と言うと、主人が「やっぱり」と笑っていました。そして目線の先には私のパソコンがありました。出る直前に見ていた、ケーキ屋さんが紹介されているHPが開いていました。
今日は「願書配布、お疲れ様」、「これから2週間、頑張ろうね」の会ということで、特別にしゅんの分も買って、3人でお茶をしました。フルーツのロールケーキを食べ始めたしゅんは、「こっちの栗も食べてみようかねぇ。うん、ちょうだい、いいよ、ありがとう。」と言いながらお皿を入れ替え、全てのケーキを味見していました。ま、今日は特別だからいいけどね。
願書配布、お疲れ様会


10月14日(金) 晴れのち曇り 「栗ご飯」
意外と良いお天気で、窓の外を見ているとお出かけしたい気持ちになりましたが、今日は大事を取って家にいることにしました。いつもは「お出かけ、お出かけ」と大騒ぎのしゅんも、積み木の研究に余念がないのか「お出かけはしないの」ときっぱり言い切っていたため、時々畳にゴロンとしながらゆっくり過ごしました。

久々に主人が家でご飯を食べられるというので、待ちに待った「栗ご飯」を作ることにしました。何冊かのお料理本を見比べて、一番簡単なレシピを参考にしました。このレシピでは、剥いてすぐの栗10分だけあく抜きして使うというのがポイントになっているため、いつも以上に緻密な(!)逆算をして、お料理とお風呂に入る時間を考えて行動しました。全てのメニューをできたてで食卓に並べられると大きな達成感を味わうことができるのですが、計算通りにいかない人がちょろちょろと足もとで遊んでいるため、いつもなかなかうまくいきません。
栗ご飯と焼くだけのお肉と野菜以外のおかずを作り、お風呂に入って早速栗をむく作業に取りかかります。もちろん買ったばかりの「栗くり坊主」を使って!鋭い刃が恐ろしくて、そーっとそーっと剥くために、1個剥き終えるのにかなりの時間がかかります。それでも説明書に書いてあった通り、数個むく頃には自分なりの方法が見つかって作業もはかどるようになりました。気をつけながら剥き終えなくてはと思っていたのに、最後の2個になった時、思わずするっと指が滑って親指が刃に当たると・・・当然の様にグサーッと切れて血が出てきました(涙)。慌てて救急隊員のしゅんに「指が切れちゃった。痛いよー。」と言うと、引き出しから絆創膏を出してシールをはがして「はいどうぞ、ありがとう」と手渡してくれました。「ありがとう」はこっちのセリフ・・・。

ちょっとしたハプニングはありましたが、いつも通りにクリステルのお鍋で炊くこと10分、無事にゴロゴロと栗の入ったご飯ができあがりました。家になかったので餅米は省略しましたが、少しもっちりとしたご飯になりました。栗の甘さと昆布だしのお味、ほんのちょっぴりの塩気がぴったりで、おかわりをしたくなりました。栗のおいしい季節のうちに、あと何回か作りたいなと思いました。
栗がごろごろ!


10月13日(木) 晴れ 「見学」
昨日に引き続き快晴で、ひんやりした空気が気持ちいい朝でした。お日様が昇ると気温が上がり、昼間は長袖では暑いくらいでした。

バタバタと用意をして、今日は幼稚園の見学に行きました。しゅんは主人とお留守番です。久しぶりにパンプスでなければおかしい服を着たのですが、長い距離を歩く自信がなかったため、バッグに忍ばせて園の近くのコンビニで履き替えました。3年前は毎日こういう靴を履いていたと思うのですが、今では信じられません。
ちょうど登園時間と重なったため、朝の身支度をしている園児さんたちの様子を見ることができました。ご挨拶をして、自分の道具をロッカーに置き、服を着て・・・と、先生に手伝ってもらいながらも自分で身支度を整えているお子さん達を見ると、来年の今頃はしゅんもこんな感じなのかなと不思議な気持ちになりました。
園内を見学していると、廊下のあちこちに保育の妨げになるので私語を慎んで下さいという内容の貼り紙がありました。一緒についてきたお子さんが声を出すのは仕方ないにしても、まさかこれは見学の親に向けた貼り紙なのかな?と思っていると、あちらでもこちらでも、大きな声でおしゃべりが始まってびっくり。保育室の先生の声を聞きたいと思っても、ちっとも聞こえない程のおしゃべりに、授業参観で親の私語が注意されることがあるという話は本当なのかもしれないと思いました。

園から戻るとスカートをパンツに履き替え、今度は自転車に乗って近所のお医者さんにダッシュしました。昨日の朝から喉が痛くて怪しい感じがしていたのです。診て頂くとやはり風邪の初期症状ということでした。頂いたお薬を飲んで、家で温かくして過ごしました。


10月12日(水) 晴れ 「お散歩」
朝起きると、リビングが明るくなっていました。久しぶりに晴れて、気持ちの良い秋の一日でした。急いでシーツなどをお洗濯して、朝日がまぶしいうちにベランダに干しました。

目覚めたしゅんが、椅子に座るなり「柿は?」と言いました。昨日、リトミックの帰りに寄ったスーパーで、6個入りの柿を買ったのです。2歳を過ぎて色々と覚えている様になりましたが、特に食べ物に関してはかなりの記憶力です。柿はしゅんが大好きな果物のひとつです。種が無くて食べやすいし、何よりとてもお値段が安いので、これからの季節は頻繁に食卓に上りそうです。

最近、歩いてお出かけをすることが増えたしゅんは、駅までの道のりの途中、あちこちで密かな楽しみを見つけているようです。例えば、家と道路の段差がある所に置かれているスロープを歩くこと(中でも星の模様が入っている物がお気に入り)、電柱の後ろに隠れて顔だけ出し「ママー」と呼ぶこと、ブロック塀にある、穴が開いた模様の所を覗いて「ママ、いないね」と言うこと(どうしてそんな所に私がいると思うの?!)などなど。中でも一番好きなのは、道路の段差の所に上り、狭い狭いと言いながら家の塀にぴったりとくっついて落ちない様に歩くことです。当然ながらそれをすると、手は真っ黒になってしまい、場所によっては洋服も汚れます。水たまりや泥んこがあると「汚れちゃう」と言って避けて歩く事が多いしゅんにしては、珍しく汚れることを厭わないで楽しそうにしているので、取りあえず危険がなければ好きなようにさせているのですが、普通に歩く時間の3倍くらいかかってくると、こちらにも都合があって急かしてしまいたくなることがあります。
昨日はガスの点検があったため、「もうちょっとササッと歩こうよ。ガスのお兄ちゃんが待ってるよ。」と最初は優しく言っていたのですが、段々時間が迫ってくると余裕がなくなって「しゅんちゃん、そんなにのんびりした子は置いて行っちゃいますよ。」と言ったところで「もしかして・・・」と声をかけられてそちらを見ると、知り合いのお母さんにバッタリ。最近地域でも顔見知りの人が増えたのだから、少し周りに気をつけて歩かなければと思いました。そして今日、夕方まで外出する用事があったため、遠足気分のしゅんと家路を急ぐうちに段々肌寒くなってきました。当然ながらなかなか家に近付かないしゅんに、「しゅんちゃん、もうコロッケが冷めちゃいますよ」と大きな声で言ってしまいました。言ってから、横を通り過ぎていく学生さん達に気付きました。我ながら、何ていう急かし方なのでしょう。お恥ずかしい限りです。


10月11日(火) 曇り 「栗」
今日も、雨が落ちてきそうな曇り空でした。早くカラッと晴れた青空が見たいものです。

お弁当を持ってリトミックへ。毎週、代わり映えのしないお弁当のおかずになってしまいますが、しゅんは「かぼちゃの煮物」さえあれば満足な様です。
リトミックでは、先生のピアノに合わせて走ったり歩いたりします。段々上手になってきていましたが、今日やっとギャロップができるようになりました。ひとつできると自信がつくのか、いつもは私の手を引いて「ママも一緒に」と言っている場面でも、一人で飛び出していってできるようになりました。

昨日に引き続き、しゅんの積み木熱は高まるばかりです。昨日の夜から積み木と積み木を組み合わせ、トンネルの様にしてビー玉を走らせることが気に入っています。一体どこを通っているのかわからないようなコースを作り、カタンカタンという音を立てて動いていくビー玉が、最後に出てくるのをにっこり見つめるという一連の動きが、楽しくて仕方がない様です。なかなか難しいのですが、一緒に作る私も熱が入ります。

夕方、ずっと焼きたいと思っていた食パンを作ってみました。それは「栗パン」。ゆでた栗の実をくりぬいて、たくさん入れた食パンです。栗だけではどんな形になって残るか疑問だったので、細かく刻んだくるみも手動で投入しました。そして出来上がりはこの通りです。あちこちに栗が入っているのが見えるでしょうか?お味はというと、少しもっちりした生地に、栗がたくさん入っていていかにもおいしそうなのですが、意外と栗の味を感じません・・・。栗の甘さが弱かったためかもしれませんが、もっと大量の栗を入れた方がいいのかなとも思います。でも正直言って、栗をそのまま食べた方が満足感があるかも!昨日とうとう「栗くり坊主」を買ったので、ゴロゴロと栗を入れた栗ご飯を作って、日本人らしく栗を堪能しようと思いました。
「トンネル」の積み木 栗とくるみの食パン 栗がいっぱい でもお味は・・・


10月10日(月) 雨時々曇り 「面接違い」
ここ数日、鍵が閉まっていても窓の方からひんやりした空気を感じます。今日も雨が降っていたので、朝は驚くくらい冷え込んでいました。風邪を引かないように、より一層気をつけなければいけないと思いました。

2人にお留守番をしてもらって、一人で新宿に買い物に行きました。来月の面接で着るスーツを買うことが、メインの目的です。キチンとした服を買うなんて、ちょうど今どのデパートでも開催されている「リクルートフェア」以来なので、一体何年ぶり・・・?というわけで、少々気が重くなりながら電車に乗りました。
ざっと見て回った後、あるお店でジャケットを見ていると、店員さんに声をかけられました。「サイズをお持ちしますので、羽織るだけでもいかがですか?」と言われ、値札がひっくり返っているのが気になりながらも試着室に入りました。奥の部屋から戻って来られた店員さんが、「どんな感じの物をお探しですか」と仰るので、「幼稚園の面接があって」と言うと「幼稚園・・・ご就職ですか?」。それを聞いて意味がわからずしばし沈黙する私でしたが、やっとわかると、う〜む、苦しすぎる・・・と苦笑しながら「子どもの入園です」と言いました。それにしても店員さんお上手だわ、ジャケットの形もきれいだし、買ってしまおうかなと値札を確認すると、ジャケット一枚で今日の予算の倍くらいのお値段でした。もちろん手が出ないので丁寧にお返しし、別のお店で気に入った物を見つけて購入しました。夜、この話を主人にすると、「うますぎるけど、無理がある」とばっさり。確かに私もそう思います。

買い物を終えて家に帰ると、しゅんは積み木の横でお昼寝中でした。そして2人の力作が写真に残されていました。色々と高度な技を駆使して、2人で仲良く積み木をしていたそうです。すっかり主人を尊敬しているしゅんは、お布団に入る間際まで「一緒に積み木をしますか?」と言いながら主人の手を引いて誘っていました。買い物と積み木で疲れ切った私たちは、結局しゅんより先に眠ってしまったようです。お土産に買ってきたチーズタルトとモンブランタルトで、明け方のお茶をしました。
テーマは「高さ」 こちらは「ぐるぐるの積み木」 明け方のケーキ・・・


10月9日(日) 雨のち曇り 「かけっこ」
カーテンを開けると、しとしとと雨が降っていました。この連休は、すっきりと晴れることはなさそうです。

今日も運動会へGO!しゅんはカッパに長靴、そしてベビーカーカバーの完全防備で出発です。慌ただしく準備しながら、必要な物を袋に入れていると、しゅんも「あ、そうだった。これとこれを持って行かなくちゃいけないんだった。」と言って、マーチとはしご車とバスのトミカを袋に入れました(笑)。
今日は初めて、未就園児の競技を体験しました。2カ所の運動会に行ったですが、最初の園では私と手をつないで、次の園では1人で走ることができました。たくさんの人に囲まれて、いつもと違う雰囲気の中、1人で走るのは難しいだろうな・・・と思っていたのですが、「よーいどん」という先生のかけ声と共に、他のお子さん達と走り出したしゅんを見て驚きました。未就園児の競技に出ると、お土産がいただけます。そのお土産は走って到着した先に用意されているので、子ども達はそのお土産めがけて一直線に走っていくのですが、お土産を持って嬉しそうに私の所に戻ってきたしゅんに、思わずジーンとしてしまいました。そして観客の輪の中でジーンとしていた人がもう一人!主人はしゅんが走った様子を全部動画に撮っていました。夜、二人で見てみると、少しぎこちなく走り出したしゅんが、途中戸惑った様に立ち止まり、またエイッと走り出してお土産をもらい、私の所に戻る様子が全部写っていました。何度も見てはジーンとする私たち。たったこれだけのことなのに、こんなに感動していて大丈夫だろうか?!と最後は笑ってしまいました。

しゅんにとっても今日のことは印象的だったのか、「かけっこできたよ」「おみやげもらったよ」と何度も言っていました。そして泥だらけになりながら、運動会が行われる横で遊んだことも楽しかった様です。私たちも、しゅんのいきいきした表情を見られて嬉しい休日でした。しかしやはりしゅんの若さには叶わず、帰宅しても元気いっぱいに遊び続けるしゅんを横目に見ながら、「あちこちが筋肉痛・・・」と言う私たちなのでした。


10月8日(土) 曇り一時雨 「大好き」
今日は朝から曇りがちでしたが、意外と蒸し暑い一日でした。午後にはパラパラと雨も降ってきて、ますますジメッとしていました。

今週も、近場の幼稚園の運動会巡りは続きます。去年までは全く縁のない行事だったのに、今年はネットの情報や園への問い合わせを済ませ、エクセルでカレンダーまで作ってスケジュールを立てているなんて、我ながら不思議です。
今日も3人で手をつなぎ、途中からは甘えん坊しゅんに抱っこをせがまれて汗をかきつつ、運動会の見学をしてきました。保護者席の後ろの方で見ているだけですが、園や親御さんの雰囲気が伝わってきます。そして何と言っても、一生懸命競技をしているお子さん達のかわいらしさといったら、思わず声援を送りたくなるほどです。徒競走が大の苦手で、障害物競走が大好きだった私には、運動会はやや気の重い行事でしたが、こうして見ていると、走るのが遅いお子さんも早いお子さんも、み〜んなかわいくてたまりません。来年はしゅんもこうして競技をしたり踊ったりしているのかなと想像すると、ちょっと信じられない気もしますが、とても楽しみです。

ところで最近、しゅんは以前にも増して主人のことが大好きな様です。しゅんが寝てから帰ってくることが多く、朝の30分ほどしか会わないという日が続いていたため、今週久々に早帰りをした主人が玄関の鍵を開けると、目もくらむような早さで消えていきました。そして着替えをしたり手を洗ったりする主人に犬のようにつきまとい、何をするにも「パパと一緒」でなければダメだと言うのです。お手洗いに入った主人に、ドアの外から「パパ、おしっこ出た?」と聞いているのには笑ってしまいました。そして今夜、お風呂上がりの主人を見て、「わ〜。格好いいね。これ緑色で、素敵だね〜。」と言っているしゅんの声が聞こえてきました。そう、緑色だったのは主人のパ○ツ。こんなに褒められて、喜んで良いのやら?という表情の主人でした。


10月7日(金) 晴れのち雨 「お散歩」
昼間は半袖が気持ちいいくらいのお天気でしたが、夜になって強い雨が降り始めました。明日からの連休、近くの幼稚園ではあちこちで運動会が予定されています。こんなに強い雨がが降ると、先生方はグラウンドの整備が大変だろうなと思いました。

ちょこちょことした用事があったので、それにしゅんと私のお楽しみをくっつける計画を立てて、また手をつないで家を出ました。歩く気満々のしゅんは、ただお散歩しているだけでも楽しくて仕方ないらしく、変に飛び跳ねたりその場で一回転したり、普通に歩く距離の倍は歩いているのでは?と思うくらい動き回っていました。
銀行での用事を済ませ、久々に世田谷線に乗りました。ベビーカーが無いと、小さな電車に乗る時も楽々です。そして世田谷線は色とりどりなので、次に何色が来るんだろうとワクワクするのか、しゅんは首をキョロキョロさせて電車が来るのを待ちました。目的地に到着すると、商店街をぶらぶらと歩きます。途中、おでんだねで有名なお店を通りかかると、威勢の良いおじさんが次々とお客さんの注文を受けていました。揚げたてで見るからにおいしそうな薩摩揚げが何種類も並んでいて、フラフラと引き寄せられた私も、ごぼう、ひじき、エビともやしという3種類を買いました。

次の用事をコンビニで済ませた後、お楽しみのパン屋さんに入りました。素朴な小麦の味がおいしいこのパン屋さんでは、まずお決まりのうさぎパンを2個トレイに乗せました。後はどれにしようかなと思っていると、棚の下に入っていたしゅんが頭を急に上げてゴツンとぶつけてしまいました。それ程痛くなさそうだったのですが、店員さん達が「大丈夫?痛いでしょう?」と言って下さった声に、急に恥ずかしさがこみ上げたのか、顔をぐしゃぐしゃにして泣き出しました。その泣き声につられてベビーカーですやすや眠っていた別の赤ちゃんまで号泣し始め、店内は大泣き大会に。幸いすぐに2人とも泣きやみましたが、私はあることが心配に・・・。そして視線はしゅんのズボンに!そう、しゅんは外出先ではおもらししたことは無いのですが、泣き出すとつられておしっこをしてしまうことが多いのです。近場の外出だからと着替えを持って行かなかった私はかなり焦って、「出る前に泣きやんで」と心の中でつぶやいていました。

家に帰って早速パンと薩摩揚げでランチにしました。おいしいランチを調達する秋のお散歩は、ちょっとした贅沢だなと思いました。
久しぶりに「うさぎさん」のパン


10月6日(木) 雨のち曇り時々晴れ 「お買い物」
朝は雨が残っていましたが、段々空が明るくなっていきました。買いたい物がいくつかあったので、2人でお買い物に出かけました。「ベビーカーには乗らない。歩いて行くの。」と主張するしゅんと手をつないで、ドキドキしながら初めての遠出になりました。

デパートに着くと、まずは子ども服売り場に直行しました。しゅんのレインコートが欲しいとずっと思っていたのですが、2歳9ヶ月にしてまだ80の服がジャストサイズのしゅんが着られる物は、近所のお店では扱っていないのです。80から120までのサイズ展開があるお店で早速試着すると、90では少しズボンが出てしまったので100の物を買うことにしました。赤、黄、青と並んでいるのを指さしてどの色がいいか聞くと、「黄色がいいの」と答えました。私ひとりで買い物に来ていたら青を選んでいましたが、こうしてしゅんが自分で選ぶことができてよかったなと思いました。これで雨の日のお出かけも楽しくなりそうです。そして同じお店で、来月の入園面接の時に着られる服も買いました。無地のいわゆる「お受験ルック」は買う必要がないので、ちょっとよそ行きになるようなポロシャツとズボンを選びました。ズボンはやっぱり80がぴったり!試着につき合って下さった店員さんとも、「90は借りてきた服みたいですね」と顔を見合わせて笑ってしまいました。お利口さんに試着を済ませ、店員さんに「下さい」とレインコートを渡したしゅんは、何かを成し遂げたような誇らしげな表情をしていました(笑)。

お利口だったからご褒美ねということで(言い訳?)、ランチを食べた後、地下のお店でタルトモンブランを半分こしました。栗がたくさん使われたクリームがおいしくて、しゅんと競うようにフォークを運びました。そしてお土産は、ふらりと入った「クロワッサン クロワッサン」で見つけて思わず手に取った、じゃがいも・・・ではなくポテトブラシです。しゅんがポテトサラダ好きで、頻繁にじゃがいもを洗う機会があるので重宝しそうだと思ったのです。早速使ってみましたが、見た目以上に働き者で、あっという間にじゃがいもがきれいになりました。新じゃがだったらこれだけで大丈夫そうです。見た目も手触りも土のついたじゃがいもそのもので、キッチンにコロンと転がっているのを見るだけでもにっこりしてしまいます。

ベビーカーなしでのお出かけは、概ね成功しました。地下をぐるぐる見ている時、「もう疲れたから、あんよはできないの」と突然床に寝転んで慌てましたが、少し抱っこしてケーキを食べると復活し、家まで歩いてくれました。大荷物にならない日なら、もう手をつないでお出かけできそうです。
「キルフェボン」でモンブランを お土産はじゃがいも ではなくて、「ポテトブラシ」


10月5日(水) 雨 「プール」
今日は朝からしとしとと雨が降っていました。ひんやりする空気に一瞬迷いましたが、今月は色々と用事があって行かれる時に行かないともったいないと思い直し、急いでプールの支度をしました。

お天気のせいかいつもより少ない人数で、スクールが始まりました。今日も準備体操をするマットの上に、試着用のウォームスーツが何枚か置かれていました。水に入るとヒヤッとするこれからの季節、水着の上にふんわりした厚い生地で作られているスーツを着ると温かくていいのだそうです。しゅんにも試着させてみましたが、確かにとても温かそうでした。でもお値段が結構高め、そしてしゅんが「これは脱ぐ。この水着だけでね、プールに入るのね。」と「着たくない」ことを主張したので、購入は見送ることにしました。
今月は「水に顔をつける」というテーマで、練習をする時間があります。お母さんが両手に水をすくい、そこに子どものおでこをつけさせて「ばちゃばちゃ」と顔をぬらすという方法で、水に慣れていくのだそうです。シャンプーをした時は、上からシャワーでジャジャジャーっとお湯をかけても大丈夫なしゅんですが、まだプールで自分から顔を水につけることはできません。そこで、まずは水をすくわないで私の手の平におでこをつけさせて、次に水をすくってつけさせてみました。するとおでこをつけた時に水を吸い込んでしまったのか、「あれ?あれ?あれ〜?」と言いながら大泣きを始めました。信頼していたのに、水があるなんて聞いてないよ・・・と言いたげな目で、私を恨めしそうに見ながら泣くしゅんに、思わず「ごめんね。急に水につけるのは無理だったね。」と言っていました。

懲りない私は、お風呂でもまた同じことをしてみました。今度は私が何度も自分の手の平におでこをつけたり、しゅんの手の平に顔をくっつけたりして見せると、びしょぬれになった私の顔がおかしかったのか、大笑いをして喜びました。そして、段々と難易度が高くなっていくのです。「ここにくっつける」と言って広げたしゅんの手の平は、お風呂の中に5センチ以上入っています。「ちょっと厳しい・・・」と言いながら、お湯の中でぶくぶくと息を吐き出してサービスする私。するとそのうち、しゅんも私の手の平におでこをつけられるようになりました。少しずつ色々なことができるようになるのを見ているのは、とても楽しくて嬉しいものです。こんな風に遊びながら覚えられることは、これからも一緒にやってみたいなと思いました。


10月4日(火) 曇り 「オオカミ」
今日は気温がぐっと下がり、肌寒く感じました。いつもは半袖の私も、少し厚めの長袖のカットソーを着ました。

リトミック、お弁当と楽しい時間を過ごした後は、「歩いて行こうっと。うん、そうしよう。エイエイ、オー。」と自分にかけ声をかけているしゅんと一緒に、公園を通って駅に向かいました。銀杏並木はほんの少し色付いていて、あと一ヶ月もしたらきれいだろうなと思いました。そしてどこからともなく良い香りが漂ってくると思っていたら、大きな金木犀の木がありました。気温が下がりだしてから、街を歩いていてもこの甘い香りがするようになりました。
ふと地面を見ると、大きなどんぐりがたくさん落ちていました。あちこち寄り道しながらどんぐりを拾い歩き、たくさんのお土産を持って家に帰りました。すぐにグツグツと煮て虫の心配がなくなると、しゅんは早速遊び始めました。先日買った積み木の上を転がしたり、ラップの芯を縦にして上からぽとんぽとんと落としたり、どんぐりの優しい音がずっと響いていました。お布団に入る前には、小さな瓶に大切そうに詰めていました。今のしゅんの宝物です。

ところで昨日、しゅんが面白い行動をしました。先週届いたしまじろうの10月号を初めて読んだのですが、最初が「3匹のこぶた」の物語でした。以前から、絵本を聞きながら怖がる素振りをすることがありましたが、昨日もオオカミが出てきた辺りからしゅんの様子がおかしくなりました。絵本から遠ざかるように後ずさったかと思うと、私の背後にまわりこみ、肩越しにそーっと絵本を覗いていたのです。怖かったのかなと思っていると、夜になって「これ、読む(読んで)」と10月号を持ってきたしゅんが、途中のページを開いています。そう、「3匹のこぶた」の次のお話から読んでと言っているのです。あれ?と思いましたが、ついつい「前のお話は読まなくていいの?こぶたのお話。」と言いながらペラリとページを戻すと、ビクンと震えたしゅんが号泣しました。私にしがみつきながら大泣きしているしゅんを見て、かわいそうなことをしちゃったわと思いましたが、それにしてもちょっと弱気すぎる!と笑ってしまいました。帰ってきた主人にその話をすると、「幼稚園に入って、大丈夫かな?」と苦笑していました。「オオカミ」が出てきただけで怖がっているしゅんは、もちろんまだ戦闘物などには一切興味を示しません。来年の今頃は、お友達の影響でそういう物も好きになっているのでしょうか?う〜ん、想像できません。
公園を駆け回るしゅん 宝物のどんぐりとビー玉


10月3日(月) 曇り 「おめざ」
今日は秋らしい涼しさで、とても過ごしやすい一日でした。特に予定もなかったので、お昼前まで家でのんびりしていたのですが、急に思い立って新宿の高島屋に向かいました。

目的はただ一つ、今日まで開催されている「おめざフェア」に行くことです。しゅんがお腹にいた頃行って以来なので3年ぶりになりますが、今回は「行けたらいいなぁ」と何日も前から広告を熟読していたので、かなりスムーズに行動できました(自慢することではないですが)。一番買いたかった物は、随分前から一度食べてみたいと思っていた、沼津の「冨久屋」のイタリアンロールです。こちらは午後2時から、一日200個の限定販売ということで、それに合わせて1時半少し前に到着するという用意周到さでした(笑)。
予定通り、まずはパンツで行動しているしゅんのお手洗いを済ませ、行列に並んでいる間、しゅんに大人しくしていてもらうために「目黒五十番」の椎茸肉まんを買いました。もし食べきってしまった場合のことも考えて、「シェリュイ」のカヌレとメイプルメロンパンも準備OK。そして行列の最後に並ぶと、もうこの時点で配られた整理券の番号は32でした。何個買ってもいいため、お一人で6個というような方もいらっしゃって、さすがの売れ行きでした。肉まんは、椎茸がたっぷり入った種が本当においしくて、食べ応え十分でした。肉まん大好きなしゅんは、大きな肉まんの8割くらいを食べて大満足の様子でした。20分ほど待ったところで早めに販売が始まり、無事念願のロールケーキを購入し、後は「ヴィロン」のセイグル・フィグなど、明日の朝用のパンを買って2階のデッキに移動しました。

こちらは、新宿駅の線路が見渡せる絶好の場所なのです。8月の旅行の時、しゅんが大喜びしたのでまたいつか来ようと思っていたのですが、今日もやはり電車に釘付けでした。一番喜んだのは、「成田エクスプレス」でしたが、総武線が来ても「あぁ〜。総武線って格好いいよねぇ。」、埼京線を見ては「埼京線、また来ないかなぁ。」と、とにかく心躍るひとときだった様です。その横で、私は「セラ・ルージュ」で買ってきたイカ焼きを堪能。時折しゅんの口に入れながら、遅いお昼ご飯になりました。

家に帰ると、早速しゅんとおやつにしました。箱に入った立派なイタリアンロールは、包み紙からしても有り難い感じです。パイ生地、スポンジ、生クリームの三層になっていて、一番芯の部分には栗まで入っている豪華なロールケーキです。「おいしいよね〜」「幸せだね〜」と、うっとりするようなおやつの時間でした。でも大きな大きなロールケーキ、まだまだ冷蔵庫に残っているのです。ふふふ〜。
「目黒五十番」の椎茸肉まん デッキから電車を眺める「電車好き男」 その横で「セラ・ルージュ」のイカ焼きを堪能する私
とうとう買いました!冨久屋のイタリアンロール 箱を開けるとこんな感じ う〜ん、おいしい!


10月2日(日) 晴れ 「絵本」
10月に入ったというのに、今日は真夏日だったそうです。道理でジリジリと日差しが強く、蒸し暑くてたまらないと思ったわけだとニュースを見て思いました。

物に名前があることがわかって、「何?」「何?」と聞いていたしゅんですが、最近は文字が並んでいると、そこに何か文章が書かれているということがわかってきたようで、目についた文章を拾い読みしたり、絵本の文字を指さしながら読んだりするようになりました。今までは暗記して読んでいた14ひきの絵本を、1文字ずつ指さしながら読んでいくので、時間は倍以上かかるのですが、達成感は比べ物にならないのか、一ページ読むたびにものすごく嬉しそうな笑顔をしています。

夕方、3人でまた図書館に行きました。いつも通り、到着するとすぐに「14ひきシリーズ」で貸出中の本が無いか検索し、今日は1冊見つかったのでそれをベビーカーのしゅんに持たせて他の本を探しに行きました。今日見つかったのは「14ひきのあきまつり」という絵本ですが、これはシリーズの中でも絵がダイナミックで引き込まれそうになる程の魅力があります。キノコのみこしをかついで「わっしょいわっしょい」とかけ声をかけるところでは、読んでいる私たちもリズムに乗って楽しくなってきます。きっちり1人5冊ずつ借りて、少し暗くなった道を家まで歩いているうちに、しゅんはぐっすり眠ってしまいました。夢の中でおみこしを担いでいたのかもしれません。


10月1日(土) 晴れ 「まばたき」
10月が始まった今日は、きれいな青空の広がる秋晴れの一日でした。運動会日和になった今日、初めて幼稚園の運動会の見学に行ってきました。工夫が凝らされた競技に感心したり、親子競技の多さにちょっと驚いたりしながら一時間ほど見学すると、強い日差しにうっすらと日焼けをしていました。折角外出したので、そのままバスに揺られて二子玉川にお出かけをしました。

バスに乗ると、連日の残業で寝不足の主人はぐっすり。目を覚ますと駅に到着していました。そしてひとこと、「まばたきしたら着いた。早かった。」と言うのでクスッと笑ってしまいました。久々にミスタードーナツに入って軽くお昼を食べたり、無印でお買い物をしたりした後、デパ地下に寄って帰りました。そして帰りのバスに乗ると、私としゅんの前の席に座った主人は、発車するなりうとうと・・・。最寄りのバス停に着きそうになった時、しゅんが「起っきして」と言うと、「またまばたきしたら着いた。」とひとこと。さらに家に着くと、リビングに横になったと思ったらぐっすり。「夜ご飯できたよ。パパちゃん、冷めちゃうよ。」としゅんが起こすと、「びっくりした。まばたきしたら、キッシュが焼けた。」と言うので、「また、まばたきなのね」と思わずつぶやいた私でした。そんな便利なまばたき、私もしてみたいよとボソリと言ったら、主人に怖がられてしまいました。

ところで写真は夜ご飯です。材料があったので、キッシュを焼くことは決めていたのですが、キッシュを作るときはいつもその他のメニューに悩みます。キッシュそのものが主食の様でもあり、おかずのようでもありという感じなので、何を合わせたらいいのか困るのです。今日はデパ地下に行ったので、「キッシュと一緒に食べたい物を買って帰らない?」と言うと、「焼売と水餃子とおいなりさん(見ているうちに海苔巻きも食べたくなりました)」という返事が返ってきました。そしてできあがったのが、写真の夜ご飯です。見事にバラバラの、「和洋中折衷」になりましたが、なかなか楽しいご飯でした。
和洋中の夜ご飯・・・


トップへ戻ります