2005年12月

                                                  過去の日記 2005/11


12月31日(土) 晴れ 「大晦日」
少し風はあるものの、雲一つ無い青空の広がる穏やかな大晦日です。去年は積もるほどの雪が降りましたが、今年はお散歩ができそうな陽気だなと思いながら外を見ました。

お昼前、馬の公園に行きました。さすがに大晦日の公園は人もまばらでとても空いていましたが、日向は意外と暖かくとても気持ちの良いお散歩でした。しゅんは思いっきり体を動かせるのが楽しくて仕方ないといった様子で、かけっこをしたり高い所に登ったりしていました。半年ぶりにしゅんに会った両親は、しゅんの成長ぶりに驚いています。中でも食欲と元気の良さ!驚くほど食べて、「元気モリモリになったよ」と言いながら遊び続けるしゅんに、息切れしそうになりながらもつき合ってくれました。

冷凍庫にある粒あんが食べたくなり、久しぶりに鯛焼きを作りました。最初の2個が焼き上がると、そのかわいらしさと良い香りに思わずにっこり。ちょうど生地の配分もうまくいったのか、大体どれもきれいな鯛になりました。しゅんの大好きな、型から出たかりかりの部分もたくさんん焼き上がりました。

しゅんの寝息を聞きながら、大人だけで年越しそばと一足早いお節で夕食にしました。テレビを観たりお茶を飲んだり、静かで穏やかな年越しでした。
今年もHPを通じて、たくさんの方々とおつき合いさせていただいて、ありがとうございました。相変わらず、子育てプラス食生活の覚え書きがメインになっていますが、来年は少しずつ他の事にも目を向けて行きたいと思っています。幼稚園に入るしゅんと共に、生活もきっと新しくなっていくと思いますが、今はそれがとても楽しみです。どんな日々になるのかワクワクと待ちながら、残り少ないしゅんとの密着時期を満喫したいと思っています。新しい年が、楽しい出来事のいっぱいな年でありますように。またどうぞよろしくお願い致します。良いお年を。
馬の公園 静かです 鯛焼き納め


12月30日(金) 晴れ 「じいじとばあば」
今日も気持ちの良い朝になりました。「もうじいじとばあば来た?」と聞くしゅんに、「もう少し待ってね」と言いながら、栗きんとんと田作りを作りました。
お昼頃、一人で東京駅に向かいました。雲一つ無い青空は本当にきれいで、風もなく穏やかな年末だなと思いました。駅構内は大きな荷物を持つ人々で大混雑していましたが、無事両親と会うことができました。

家に着くと、しゅんが玄関まで走ってきて大歓迎してくれました。そして全員を指さして「1,2,3,4,5。5人になった。」とお客様歓迎恒例の点呼。それが終わるとすぐにおもちゃの棚を開けて「じいじ、紐通ししようか」と、サンタさんからのプレゼントを持ってきました。父におもちゃを「貸してあげて」「仲良く遊ぶ」、そして「紐通しをする」と、今日まで何度も私に言っていましたが、しゅんは本当にその気満々だったんだと思いました。
前回会った時の記憶が残っていたのか、すぐに両親になついたしゅんは、特に父のことを友達と認定したのかずっとべったりくっついて離れませんでした。おトイレに行く時も、父と手をつないで2人で行く程で、私はすっかり楽をさせてもらいました。

年末も年始も関係ないしゅんは、今日も5時には夜ご飯を食べていつもの通り7時にお布団に入りました。居間の電気を消して両親に「お休み」と挨拶をし、寝室に入ると絵本を読み聞かせました。するとどこからともなく聞こえてくる、気持ちよさそうな寝息といびき・・・。寝かしつけたいしゅんより早く、父が熟睡してしまいました。
なかなか寝ないしゅんを何とか眠らせると、大人4人でお鍋を囲みました。ハフハフと言いながら熱いお鍋を食べていると、すっかり体も温まりました。
東京駅 青空!


12月29日(木) 晴れ 「お正月の買い出し」
しゅんに起こされて居間に移動すると、今日も変わらず早起きの主人が「とうとう夏休みが始まった」と言いました。ん?と思っていると、慌てて「違う、お正月休み」と言い直しました。すっかりお休みモードに入っている様です。

3歳になって「お兄ちゃんになってきた」ことが嬉しくて仕方のないしゅんは、おもらしも少なくなりました。「おしっこしないで我慢して、お利口だったねぇ」と、お手洗いに行くたびに自分で言っています(笑)。体重も13キロを超え、多分体の機能も備わってきたのだとは思いますが、よく周りのお母さん達から聞いていた、「ある時、突然オムツが外れた」というのは、しゅんにとっては今なのかもしれないと思います。

午後はスーパーへお正月の買い物に行きました。いつもは大晦日に行くことが多いので、まだ29日ということもあり例年の様に焦る気持ちも起こらず、買い忘れがあったらまた来てもいいしね・・・と気楽にお買い物をしました。今年も好きな物だけ何種類かお節を作るつもりなので、それ以外の物を見て回りました。かまぼこのコーナーでは、店員さんがおすすめ商品の紹介をスピーカーでお話していました。ふむふむとそれを聞いているうちに、影響を受けやすい私は早速そのスーパーが一押しというかまぼこを手に取っていました。「他の商品とは、味が全く違います。本っ当にお買い得の一品です!!」とすごい熱意でお話し続けていたお兄さんを信じて買った一本は、食べてみるのがとても楽しみです。そして毎年外せないのは私が大好きな黄身巻きです。作ろうかと迷いましたが、こちらもお兄さんお薦めの商品を買うことにしました。お兄さん、責任重大です。

明日から両親が上京してくれることになり、やっとお正月気分が盛り上がってきました。今年も2度しか会ってないため、多分誰が来るのかよくわかっていないしゅんですが、お客様好きは私たちにそっくりで、随分前から楽しみにしています。「もう金曜日になった?」と聞くしゅんに、「これからご飯食べて、お風呂に入って眠って、また起きてご飯を食べて遊んで・・・(以下続く)」と説明し続けるのが毎日大変でしたが、やっと「起きたら金曜日だよ」と言うことができました。「じいじにもおもちゃを貸してあげて、一緒に遊ぶよ。紐通しでも遊ぼうかな。」と言っているしゅんが、両親との再会でどんな表情を見せるのか楽しみです。


12月28日(水) 晴れ 「大掃除」
今日で主人も仕事納めです。いつもなら慌ただしく感じる年の瀬ですが、今年は何だかとてものんびりしていて、あと4日で今年が終わるなんて信じられない気分です。それでも今日は風も強く、随分年末らしい寒さになってきました。ベランダの前の植栽も、だいぶ葉っぱが落ちました。

何も予定がない一日ですが、折角なので気になる所の大掃除をすることにしました。結果が目に見える所の方がやりがいがある気がして(大掃除の意味って・・・?)、お風呂場から始めました。去年まで住んでいた社宅に比べ、今の家はあちこちがお掃除しやすくて、きれいになった事がすぐにわかるのでやる気が出ます。お風呂もカチッカチッと外していくだけで、かなり奥の部分まで手を入れることができます。どこまで手を入れてもいいのかな〜と少々迷いつつも、私が手を伸ばせるギリギリの所まで伸ばしてみました。
次は部屋のお掃除のついでに、しゅんの床屋さんをしました。お正月も来ることですし、そろそろ初めての美容院を体験させてあげようかなと思っていたのですが、今回も結局私が床屋さんになってしまいました。初めての美容院は、入園前になりそうです。
お掃除を済ませたところで、可燃ゴミを出しに行きました。今年最後の可燃ゴミの日なので、ゴミ捨て場はたくさんのゴミ袋が山になっていました。とは言っても、一週間すればまた新年最初の可燃ゴミの日が来るのですが、気分的にすっきりして家に戻りました。

ところで今夜、主人は中高時代の部活の友達と毎年恒例の忘年会です。いつも通り、帰りは終電になると思います。年に一度か二度しか会えなくても、こうやって楽しく過ごせる友人がいるのは、とてもいいなと思います。最近早寝のしゅんは今夜も7時過ぎに眠ってしまったので、私はひとりでのんびりの夜です。


12月27日(火) 晴れ 「リトミック」
今朝は、玉子焼きを焼いている夢を見てハッと目が覚めました。時計を見ると、アラームを設定した時間の少し前だったので、ほっとしてお布団を出ました。今日は少し遅いのですが、リトミックのクリスマス会があるのです。簡単なお弁当を用意すると、ウキウキとお着替えをして自分のリュックを背負ったしゅんと一緒に家を出ました。

教室に到着すると、少し大きなお子さん達のリハーサルが始まっていました。かわいらしい歌や踊りに思わずにっこりしていると、隣でしゅんも手拍子を打っていました。11時から始まったクリスマス会は、牧師先生のお話から始まりました。クリスマスはどんな日なのかということ、そして身の回りの人々がいてくれることに感謝しましょうというお話を聞いて、みんなでお祈りをしました。

歌の勉強を続けられているお母さん達の発表は、聴き応えのある歌ばかりでした。しみじみと聞き惚れてしまう歌声に、しばしコンサート気分。しっとりした気分になった後は、とうとう子ども達の順番になりました。しゅんは「手を叩きましょう」をいつもの4人で発表です。私と一緒でないと前に出ることができなかった去年と違い、呼ばれると張り切って出て行く姿は大きくなったなぁと感慨深いものでした。伴奏が始まると、すぐにノリノリに踊り出す他のお子さん達に少し遅れ、それでも楽しそうに体を動かすしゅんを見て、とても嬉しくなりました。最初は先生の歌に合わせて横一列に並んでいた子ども達ですが、2番、3番と進むにつれ、思い思いの方向へ動き出し、最後はその余りにも混沌とした状況に、写真やビデオを撮る私たちも、手がぶれる〜と思いながらも大笑いしてしまいました。

1時間の歌の発表が終わると、お弁当の時間、そしておやつを頂いて、楽しい時間が過ぎていきました。所狭しと駆け回る、幼稚園児達の元気いっぱいな様子に少々押され気味のしゅんは、私にくっつきながらも楽しそうにその様子を見ていました。色んな刺激を受けてすっかり興奮してしまったしゅんは、家に着くとどっと疲れが出たのか「眠い、眠い」の連続でした。大慌てでご飯(4時半!)とお風呂を済ませると、6時過ぎにはお布団に入りました。


12月26日(月) 晴れ 「似ている物」
雲一つ無い青空が広がる、良いお天気でした。でも風は冷たくて、時折強く吹いてくるとひゃーっと声が出てしまいそうでした。しゅんの風邪も随分良くなってきたので、今日は完全に治す日にしようと思い、家の中で暖かくして過ごしました。

最近、しゅんは何かと何かが似ているということに気付くのが、楽しくて仕方ない様です。今朝もお茶を飲んでいるコップを見ながら「加湿器みたいね」と言うので、ハテナと思って加湿器を見ているうちにピンと来ました。給水タンクから水が減っていくのと、お茶が減っていくのが似ていると思ったのです。今朝のこれはわかりやすい方ですが、一体何が何だかわからないことを言い出すことも多いので、推理力を働かせるのが大変です。でも、思いもよらない物が似ている様に見えるなんて、面白いなといつも思います。

3歳になったばかりのしゅんは、3歳になったことと13キロになったことがとても嬉しいのか、ことある毎に「3(歳)だから」と言い、洗面所に行って体重計に乗っています(笑)。そして今日は、何度も自分からトイレに行くと言うことができました。トイレに行くまでの廊下では、「おしっこしないで我慢したのね」と私が以前言ったことを真似して言い、トイレを出る時には、これまた私が先日言った「また(トイレに行くと)言ってね。うん、うん。」というセリフを言って笑顔になります。何気なく色々な言葉をかけていますが、嬉しかった言葉をこうやって覚えている様に、その反対の言葉も覚えているんだろうな・・・と少々心配になったりもします。


12月25日(日) 晴れ 「3歳」
起きてきたしゅんに、「サンタさんが来たみたいだよ」と言うと、枕元から大喜びでプレゼントを持ってきました。すぐに包みを解くと「わー、紐通し」と言って遊び始めました。今年はまだ、枕元へのプレゼントは考えていなかったのですが、クリスマスの絵本を何冊か読むうちに段々としゅんがわかってきたことと、何より私がしゅんの喜ぶ顔を見たくなってプレゼントを置くことにしました。今年のサンタさんからのプレゼントは、HABA社のカラービーズです。色々な形のビーズを並べ、想像力を働かせて遊ぶことができそうなところにひかれたのですが、早速「これは電車だよ」と四角いビーズを3つ並べて言っていました。

今日はしゅんの3歳の誕生日です。今年はロールケーキの生地を4つにカットし、間にいちごをたくさん挟んだ四角いいちごケーキを作りました。いちごを思い切って1パック分も使った豪華版です。数字が大好きなしゅんのために、近くのケーキやさんで「3」というろうそくも買いました。去年はろうそくが灯ると怖がって逃げていましたが、今年は一緒に歌を歌ってフーッと吹き消すことができました。
夜ご飯は、牡蠣グラタンとちょっとおめかし風のサラダ、コーンスープです。やっぱり冬はハフハフ言いながらグラタンを食べるのが一番よね・・・と思いながら去年の日記を見ていたら、全く同じメニューだったことを知って驚きました。主人には、「進歩がないってこと」などと言われてしまいました。むむ〜。
最近さらに食欲が増したしゅんは、グラタンもたっぷり食べました。「もっと頂戴」と私のマカロニをどっさり持っていったほどです。食事の後、何やら洗面所でガサゴソしているので覗いてみると、体重を量っているので笑ってしまいました。「うん、13.4だ。大きくなった〜。」と「大きく」なったことを喜んでいるのは、私と逆です。

3歳になったしゅんが好きなことは、歌うこと、踊ること、数字や文字を読むこと、絵本を読んだり読んでもらったりすること、工作をすること、電車や車で遊ぶこと、お外を走り回ること、滑り台を滑ったりジャングルジムに登ったりすること、うさぎやチャボにえさをあげること、などなど。そして食べたり眠ったりすることも大好きで、すくすく大きくなっています。反抗期まっただ中で、私の言うこと全てに反抗しないと気が済まないといった様子のしゅんですが、「ママ、抱っこして」と言いながら座っている私のひざに乗ってきて、ギュッと抱きしめてくることも多い甘えん坊です。すでに「もうすぐ4歳になるよ。大きくなるから。」と言っているしゅんですが、もっとゆっくりのんびりこの時期を楽しませてほしいなと思います。
クリスマス兼お誕生日会 3歳おめでとう


12月24日(土) 晴れ 「夢」
6時過ぎに目を覚ますと、窓の外はまだ暗いままでした。ほんのりピンク色になったかと思うと、うっすら青くなっていく空、夜明けの風景もずっと眺めていたいくらいきれいでした。

7時前にレストランに行くと、まだ数組のお客さんがいるくらいでした。絞り立てのオレンジジュース、数種類のたまご料理、そしてズラリと並べられたパンなどなど、今まで行ったことのあるホテルの中では一番かもしれないねと主人と話すくらい、おいしいブッフェでした。中でも私が一口食べて「くー、おいしい」と思ったのは、かぼちゃのデニッシュです。中に入っているカボチャのフィリングが、想像できないくらいとろりと滑らかで、そのおいしさと言ったら!思わず帰りに購入してしまった程です。

チェックアウトは1時だったので、荷物を置いてNHKのスタジオパークに遊びに行くことにしました。まだ10時前の渋谷の街は、昨日の夜が信じられない程空いていて、公園通りは快適なお散歩コースの様でした。明日から冬休みに入るということで、早い時間でしたが団体のお客さん達も次々とやってきていて、なかなかの盛況ぶりでした。
テレビ放送の色々な技術や、これまでの番組の情報などが公開されているスタジオパークは、思っていた以上に興味深くおもしろい内容が盛りだくさんでした。ニュース原稿を読むアナウンサーはどうやって原稿を見ているか、お天気キャスターが指している天気図の画面は、実際はどうなっているのか・・・などなど、大人も社会見学の様な気分で楽しむことができました。
そして義経ファンだった私がすぐに並んだのは、義経との記念撮影コーナーです。義経と、ミニ義経になった私たちを、苦笑しつつも主人が撮影してくれました。そして最初にしゅんが喜んだのは「ためしてガッテン」コーナーの入り口にあった、押すと「ガッテン!ガッテン!」と鳴ってボールの灯りが灯る大きなボタン(?)です。ゲストの皆さんの様に椅子に座って「ガッテン」と鳴らしていると、次々にお子さん達が集まってきて「ガッテン、ガッテン」「ガッテン」「ガッテン」と瞬く間にガッテンコールがあちこちから響き渡り、何ともおかしな状態になってしまいました。

それから私の予想通り、一番しゅんが驚いて喜んだのは「おかあさんといっしょ」のキャラクターである「スプー」との記念撮影です。おなじみのテーマソングに乗って出てきたスプーにまずびっくりのしゅんは、「スプー」「こんにちは〜」と小さくかけ声。そして一緒に写真を撮ると、番組の最後の歌をみんなで歌ってさようならをしました。まるで夢の国にいた様にぼーっとしていたしゅんは、帰りのバスでぐっすりお昼寝を始めました。眠ったままのしゅんを連れてチェックアウトをし、プチ旅行は終了しました。しゅんは家に帰っても、夕方になるまで起きませんでした。夢の続きを見ているのかなと思いながら、ぐっすり眠り続けるしゅんを見ていました。
夜明けの風景 気持ちの良い景色です 朝食ブッフェ おいしくてこの後何度も・・・
レストランのツリー スタジオパークへGO!
「義経」になった私としゅん ふふふ〜 何でみんな、ここにいるの? スプー登場 撮影隊(父母たち)の方が熱狂的?


12月23日(金) 晴れ 「渋谷」
何としても終わらせる〜と気合いを入れ、夜中に年賀状を書き終えました。すっきりした気分で目覚めると、3連休の始まりです。クリスマス生まれのしゅんにとって、年に一度のお楽しみになるこの連休も特に予定がなかったのですが、先日ふと思いついて旅行会社のサイトを見ているうちに思いがけずホテルが予約できたため、近場の渋谷に一泊旅行をすることにしました。

といっても主人は前から決まっていた予定があったため、夕方にどこかで待ち合わせることにして、しゅんと2人で青山巡りをしました。この週末は、しゅんが楽しめることをたくさんしたいと思っているので、そのテーマに沿ったコースを考えました。表参道に到着すると、まずは「クレヨンハウス」で、ランチ&お買い物です。旬の有機野菜を使ったお料理のバイキングは、学生時代に行って以来です。地下へと続く階段を降りていると、後ろの女の子達二人も私の気持ちと同じことをおしゃべりしています。「久しぶりね」「私もよ。私、9年ぶりかしら?」。声のかわいらしさに振り返ると、どう見ても小学校中学年くらい。9年前って一体何歳?と思わず笑ってしまいそうになりました。
色々なお料理がある中、私は冬の野菜とささみのわさびじょう油和えが好きでした。私がお料理を取りに行く間も、お借りした絵本を読んでお利口に待っていてくれたしゅんは、何と玄米ご飯が一番気に入った様で驚くほど食べていました。
ランチの後は2階のおもちゃ屋さんに移動し、あれこれ見て回りました。所々に置かれているサンプルを堪能するしゅん、見ているうちに何か買いたい〜とうずうずしてしまった私、2人ともすっかりお店の魅力にとらえられ、2時間近く滞在しました。結局しゅんにはサンタさんからのプレゼントを1つ買いました。買っているところを見られないよう、何とかごまかしながらレジに運ぶのがとても大変でした。

次はこどもの城へ。歌の広場でクリスマスソングのプログラムが開催されているということだったので、しゅんも楽しめるのでは?と思っていたのですが、しゅんが大喜びで飛びついたのは「わくわくランド」というアスレチック!中に入ると飛び回って1時間以上出てきませんでした。まるでハムスターか何かの様に、時々チラッと姿が見えたかと思うとまた隠れてしまいます。汗びっしょりになりながら、時折「ママー」と手を振るしゅんが、以前に比べてとても活発になっていることが、とても嬉しくなりました。

夕方になり主人から渋谷に着いたという連絡があったため、私たちもホテルに向かいました。駅から近い、セルリアンタワー東急ホテルです。33階の新宿側のお部屋に案内されると、キラキラする夜景が広がっていました。バスルームからも眺められる景色にうっとりです。やや眠そうにし始めたしゅんを連れてデパ地下に繰り出すと、そこはクリスマスの買い出しをする人々で大混雑していました。そんな中、ぐっすり眠ってしまったしゅんを交替で抱っこしながらあれこれ買い物をして外に出ると、寒い風にしゅんも目を覚ましました。
しゅんもぐっすり眠った11時すぎ、窓から見えるハチ公前の交差点に行ってみたくなりました。夜中に渋谷を歩くなんて久しぶり!イソイソと着替えをして主人に手を振ると、往復15分ほどの一人旅に出ました。お土産は、スタバで買った暖かい飲み物です。
この椅子がぴったり? クレヨンハウスのランチ アスレチックに大興奮
お部屋からの夜景 新宿の高層ビル街が見えます ロビーのツリー 大きい! 夜中に往復15分の一人旅


12月22日(木) 晴れのち曇り 「冬至」
朝ご飯に、昨日の夜たくさん作って冷蔵庫に入れておいた、かぼちゃと大根と干し椎茸の煮物を食べました。今日は冬至です。

お昼前に暖かくなってきたので、Aさん親子と馬の公園で待ち合わせをしました。近くのパン屋さんに入ると、クリスマス風のパンも何種類か並んでいました。私たちもパンをいくつかとクリスマステイストのマフィンを買い、しゅんのリュックサックにギュギュッと入れて公園に向かいました。門をくぐるとサンタさん!頻繁に花壇やお花コーナーが手入れされ、お花で季節を感じることが出来るのもこの公園の良さなのですが、今年は等身大のサンタさんまで登場して子ども達は大喜びでした。

風が吹きすさぶ中、やはり子どもは風の子、元気いっぱいに走り回ります。何がそんなに楽しいのか、ゲラゲラと笑いながら走り続ける子ども達を見ながら、私たちもその場で足踏みして暖を取りました。しばらくすると急に空が暗くなりました。厚い雲がたちこめて、急に真冬の寒さがやってきたのです。余りの寒さに耐えられなくなった私たちは、「お昼を食べようよ」と言いながら売店横の休憩所に子ども達を誘導し、暖かい室内でお昼ご飯にしました。帰り道もかけっこしながら子ども達は笑い続けていて、やはりお友達と一緒にいると楽しい時期になってきたんだなと思いました。暖かな洋服を着て、この冬もできるだけ元気いっぱいに遊んでほしいと思いました。でもそれには、私の洋服をもっと工夫しなくては・・・。寒くて寒くて、家に辿り着く頃には全身が固まっていました。

生協から届いた柚子をしゅんに渡し、「今日は柚子のお風呂にするんだよ」と言うと、よくわからない歌を歌いながら踊り出しました。ハイテンションなしゅんに遊ばれた柚子は、お風呂に入れる頃にはかなり柔らかくなって辺り一面に良い香りが漂っていました。
馬の公園のサンタさん お風呂に入ろう!


12月21日(水) 晴れ 「お友達」
薬が効いて鼻水はおさまってきたしゅんですが、痰が絡むのか夜中にひどく咳き込みました。涙目になりながら私を呼ぶので、しばらく体を起こした状態で抱っこしていたら、やっと眠ることができました。熟睡できなかったからか、今朝は一度起きてもまた私にしがみついて眠ってしまい、10時前までぐっすり眠っていました。たくさん眠って気分は良くなった様ですが、顔は何だかぼーっとむくんでいました。

11時に待ち合わせをしていたので、たくさん着込んだしゅんと駅に向かいました。今日は久しぶりにYさん親子と遊ぶ約束をしているのです。何ヶ月ぶりかに会ったA君は、一回り大きくなっていました。一足お先にお誕生日を迎えたA君は、得意そうに指を3本立てて「3歳だよ」と言い、しゅんも真似して3本立てると「もうすぐ3歳」と言っていました。

駅前のお店でランチをとって、我が家へ来て頂きました。玄関を入ると一直線に居間に走っていった君は、すぐに大好きな汽車のおもちゃを取り出して、早速遊び始めました。しかしそれを見ていたしゅんが、慌てて電車や汽車を取り戻そうとします。数ヶ月前には全く見られなかった行動ですが、しゅんもようやくこの年齢の子どもらしい自我が発達してきたのか、あらゆる場面で自己主張をするようになってきて、お友達ともおもちゃを取り合う場面が出てきました。A君が泣いたりしゅんがひっくり返ったり・・・。騒がしかった部屋の中は、おやつの時間になるとすっかり静かになりました。平和に仲良くおやつを食べる2人に、私たちは苦笑するばかりでした。

お腹もいっぱいになって落ち着いたしゅんは、ようやく「A君と一緒に遊ぶ」と言い始め、それからは2人一緒に、先日届いたトラ印のお買い物ごっこセットで遊び続けました。食材やパンをそれぞれ買って、自分のお母さんにどうぞと渡したり、おもちゃのお金をやりとりして「くださーい」「10円でーす」と会話したり。まだ上手にお友達と遊ぶことは難しい年齢ですが、それなりにかかわりを持つことを覚えてきているのではないかと思うような2人の姿でした。仲良く穏やかに遊んで欲しいとつい思ってしまいますが、色々なもめ事や我慢しなければならない場面を経験するのもとても大事なことだと思います。毎日の生活の中で、私の対応や反応をジーッと観察しているようにも見える最近のしゅんと一日中過ごすのは、なかなか大変なこともあります。でもおいしい物でも食べて上手に息抜きをしながら、頑張っていきたいと思うこの頃です。


12月20日(火) 晴れ 「4」
先月末に風邪をひき始めたしゅんですが、またここ数日の寒さで鼻水や咳が出るようになってしまいました。それ以外の症状はなく元気いっぱいなのですが、どうもすっきりしないので、リトミックはお休みして小児科に行くことにしました。

相変わらず病院は混んでいましたが、先に診察券を出してあったのですぐに診て頂くことができました。症状をお話すると、「先月の風邪が治らないという状態ですね」と仰って、この風邪では初めての抗生物質を出されました。これで喉の状態が良くなれば、鼻水も止まるでしょうとのことでした。折角の年末年始に向けて、これで完全に治ってくれればいいなと思います。

夕食の片づけをしている時、キッチンに自分の椅子を持ってきて、お鍋を洗う私の横にしゅんが立っていました。流しに手を掛け、椅子から足を浮かせてそのまま床に足をつけたいというように必死に何やらやっていましたが、しゅんの身長ではちょっと無理そうです。「しゅんちゃん、足が短いから難しいんじゃないの?」と言うと、「しゅんちゃん、小さいからね。しゅんちゃん、ママみたいに大きくなるよ。」と返ってきました。「そうね、すぐ大きくなるよね。」と言うと、「こーんなに大きくなるよ、4(歳)になったら、こーんなに大きくなる。」と言うので笑ってしまいました。周りのお友達が次々3歳になっていき、3歳になることが楽しみで仕方がないしゅんは、「何歳ですか?」と誰かに聞かれるたびに「もうすぐ3歳」と言うのが最近の定番になっています。憧れの3歳よりももっと大きい「4歳」は、私を追い越すくらい大きくなれるんじゃないかと思っているのでしょうね。


12月19日(月) 晴れ 「クリスマス会」
夕方から始めた年賀状の印刷は、日付も変わってだいぶ経った頃に終わりました。倒れ込む様にお布団に入りながらも、「明日は絶対起きる」と気合いを入れ、アラームを4つもセットしました。結局しゅんと主人に起こしてもらい、無事お出かけの準備をすることができました。今日はスイミングのクリスマス会が開かれるのです。冷たい風が吹く中、テクテク歩いた私は到着するとうっすら汗をかいていましたが、ベビーカーに乗っていたしゅんは寒さでロボットの様にカクカクした動きになっていました。

おなじみのコーチがサンタさん風の衣装をつけてお出迎えしてくれて、すっかり気分はクリスマスです。会場に入ると、まずはお母さんだけ別室に行って測定をしました。身長、体重、体脂肪はもちろん、筋肉の割合や体のバランス、基礎代謝量などなど、ちょっと見たくないような資料を頂いて説明を受けました。私は想像通り、やや大きめ(横に・・・)でしたが、筋肉量も意外と多く、全体的な評価は標準でなかなかいい成績でした。子育てが理由としか思えない、両腕の筋肉量にはちょっとびっくり。しかしもっと運動すべきだなとコーチのお話を伺って実感しました。

クリスマスパーティーが始まると、運動の得意そうな(笑)スリムなサンタさんが登場しました。そしてまずはお母さん達の障害物競走です。スポーツクラブらしいその内容に、競技の説明を受ける私たちはザワザワ・・・。しかし始まると、あっけにとられる子ども達よりも自分たちが楽しんでいました。「よーいドン」でスタートすると、その場で10回のスクワットジャンプ。平均台を渡ったら床につけたバットに頭を乗せて10回転。さらに天井から下げられているパンを口で取ってそれを食べたらゴールです。ヨロヨロとよろけてしまう姿にみんなで大笑いしたり、お母さんの奮闘に泣き出したり参戦したりする子ども達のかわいらしさに目を細めたり、そうこうしているうちに私の順番が来てスタートしました。バットを終えるとヨロッとしましたが、何とかパンを取るとコーチが「しゅんちゃんも行っておいで」と声を掛けて下さって、一緒にパンを食べてゴールしました。

今度は子ども達のレースです。ゴールで待つお母さんの前には空の段ボールが積まれていて、走ってきた子ども達はそれを倒してゴールです。しゅんはコーチのお手本を見るとすぐに走りたくなったのか、合図よりも前に走り出して連れ戻されていました。笑顔で走ってくるしゅんを待ちながら、幼稚園の運動会を見学に行った頃に比べると、格段に成長したなと感慨深くなりました。
その後も、みんなでダンスをしたり歌ったり、ツリーの前で記念撮影をしたりと楽しい時間が過ぎていきました。「メリークリスマース」と大きな声で言っていたしゅんは、サンタさんに頂いたお土産を大事そうに持って家に帰りました。お昼は早速お土産の袋を開け、サンタさんのパンを頂きました。チョコの部分はこっそり私がはがして食べてしまいましたが、大喜びでクリームの入ったサンタさんを食べていました。今年は、楽しいクリスマスを満喫しているしゅんと私です。
サンタさんがダンス! サンタさんからのプレゼント


12月18日(日) 晴れ 「寒い一日」
予報通り、今日は朝からかなり冷え込みました。冷たい風も強く吹いていて、ベランダには一晩のうちにたくさんの葉っぱが飛ばされてきていました。こんな寒さの中ですが、図書館の貸出期限が今日までだったので、午前中にみんなで行くことにしました。その前に急いで洗濯物を干さなくてはと思ったのですが、余りの寒さに部屋着の上からコートを着ました。

居間を通ってベランダに出ようとすると、主人が私をジーッと不思議そうな顔で見ています。「どうかした?」と聞くと、「今日はその格好で出かけるのかなーと思って。」と言うので、「そんなわけないでしょ」と言うと、「ちょっと変わってるなと思ったんだよね。」と言いました。一緒に出かけるんだから、変わってるなと「思う」のではなく、「もっと別の服を着たら?」とか何とか言ってくれても良いのに!と思うのですが、そういうところが何とも主人らしいような・・・。

図書館では、年末年始の貸出期間に入っていて、いつもは5冊のところを10冊も借りることができました。私は主人の枠を借りて14冊、しゅんもどっさり11冊の絵本を借りて大満足です。期間も3週間と長いので、暖かいお部屋で本を楽しむ年末年始にしたいです。

先日、生協のカタログに「聖護院大根」が載っていました。絵本の中に出てくる、大きなかぶの様な形の大根です。ずっと前から持っているお料理の本に、聖護院大根と干しエビを使ったレシピがあるのですが、それが何ともいえずおいしそうで、いつか機会があったらぜひ作ってみたいと思っていました。そこで迷わず注文し、先週我が家に届いたというわけです。干しエビと一緒にコトコト煮ること1時間ほど、じんわり味のしみたおいしい煮物ができました。3人でたくさん食べても余るほどの量で、まだ大根の半分しか使っていません。とてもおいしかったので、もう半分も同じ煮物でもいいかなと思っているところです。
もうすぐクリスマスだね 味がしみておいしい〜


12月17日(土) 晴れ 「一人旅」
今日は朝から雲一つ無い青空が広がりました。2人に簡単なお昼ご飯を食べてもらって、足取りも軽く「一人旅」に出かけました。

思いがけず券が当たったので、今日は一人で映画を観に行くことになったのです。「一人で映画」なんて、何年ぶりでしょう?!今は一人であちこち出かける女性も多いと思いますが、私が学生の頃は、「一人で映画に行く」と言うとちょっと驚かれました。
早めに到着したので、まずはデパ地下のイートインコーナーでお茶漬けを食べました。だいぶ前にしゅんがベビーカーで寝てくれた時に入って以来だったのですが、その時迷った「漬けマグロ」を選びました。おいしく食べられる量のお茶漬けと小鉢は女性にぴったりで、カウンターに座っているのも女性一人のお客さんがほとんどでした。

体がほかほか温まった後は、コーヒーショップでお茶を買い、座席に座ってワクワクと上映時間を待ちました。映画は「Mr.&Mrs.スミス」です。女性同士のお客さんが多く、一人で来ている人もたくさんいました。2時間の映画は、次々と起こる展開にハラハラしたりクスッと笑ったり、そしてブラピって相変わらず格好いいなぁなんて思ったりしているうちにあっという間に終わりました。お金がいっぱいかかったこれぞハリウッド映画という感じでしたが、久々に映画館で映画を観て、すっきり楽しかった〜という気分になりました。

映画の後は雑貨屋さん巡りをしました。マークシティーには魅力的なお店がたくさん入っていて、あっちへフラフラこっちへフラフラと思わず歩き回ってしまいました。そしてナチュラルキッチンとアフタヌーンティーで、気に入った物をいくつか買って大満足。さらにデパ地下で夜ご飯を買い込んで渋谷を後にしました。クリスマスのイルミネーションがとてもきれいで、そんな街の雰囲気も満喫できた一日でした。それにしても、毎週毎週羽を伸ばしすぎ?という気もしないでもありませんが、私が楽しんで笑顔でいることは、家族のためでもあるし・・・と思ったり(この思考回路、都合が良すぎかも!)。ちなみに今日は人混みに長時間いるということで、予防のためにマスクをしてみました。お出かけするとすぐに喉や頭が痛くなってしまうのですが、今日は元気そのものです。私が暗示にかかりやすいからかもしれませんが、この冬はマスクのお世話になって乗り切ろうと決意を新たにしました。
漬けマグロのお茶漬け おいしい! 渋谷の街 クリスマス〜 耐熱ガラスのコップを買いました


12月16日(金) 晴れ 「クレープ」
今日は寒さも少し和らいで、とても気持ちのいいお天気でした。午前中から外出する用事があったので、急いで家事を済ませて「パンツ屋さん」を開き、まずはしゅんを着替えさせました。最近お店やさんごっこが好きなしゅんは、何をするにもお店になるとスムーズに事が進むので、私は次から次へと違うお店の店員さんにならなければなりません。歯磨きひとつとっても、「歯ブラシ屋さん」になって「歯ブラシ、いかがですか?」と歯ブラシを売り、「お水屋さん?」になって「少し濡らしてみませんか?」とブラシを濡らし、「タオル屋さん」になって口と手を拭き・・・と、一体私は何やってるんだろうと思わず苦笑してしまうような毎日を過ごしています。

お昼前に家に戻り、お昼ご飯を作らなきゃと考えていると、急にクレープが食べたくなりました。子どもの頃から、甘いクレープと同じくらいサラダクレープが好きで、受験前に図書館に通っていた頃は、お昼にスーパーの地下でパパッと食べられるクレープをよく注文していました。色々な味があっておいしかったなぁと思いながら、簡単に作る方法はないかと調べると、ホットケーキミックスで作ることができることがわかりました。牛乳を多目に入れ、玉子を一個入れたミックス粉をグルグルかき混ぜると、あっという間に生地が完成です。早速7枚焼いて、しゅんも食べやすいように半分にカットしました。今日の具は、冷蔵庫や食品庫にあった物を集めたので、ツナ、コーン、人参、海苔(?)だけと少々寂しい感じもしましたが、初めてクレープを見るしゅんは大喜びで、すぐに私の真似をしてクルクル巻き始めました。ホットケーキは、口の中でパサパサするのか余り食べないしゅんですが、薄いクレープは食べやすかった様で、もぐもぐ驚くくらいたくさん食べました。私もしっとりした食感のクレープが想像以上においしくて、もっと食べたいなぁと思うくらいでした。今度はもう少し具を充実させて、3人のお昼ご飯の時にも作ってみようと思いました。
クレープランチ!


12月15日(木) 晴れ時々曇り 「ミュージシャン」
今日も風が冷たくて、洗濯物が凍りそうでした。しゅんの咳はほとんどおさまりましたが、まだ鼻がつまって辛そうなので、今日は風邪を治す日ということで暖かくして過ごしました。朝、ふと思い立って久しぶりにたかこさんのレシピでマフィンを焼きました。中にはくるみを混ぜ込み、型に入れるところで真ん中辺りにタラリとオレンジソースをかけました。焼きたてのマフィンは、外はサクサク、中はふんわりしていておいしい〜。しゅんは2個も食べていました。

実家の両親から先日送られてきたプレゼントを主人の机の上に隠してあったのですが、しゅんに見つかってしまいました。まだクリスマスも誕生日もちゃんとわかってはいないからいいかなと早速開けてみると、キーボードが入っていました。リトミックで「ドレミ・・・」と歌うのが大好きなしゅんは、家でドレミができるなんてと大喜びです。色々なボタンがついていて、リズムが変わったり違う楽器の様な音色が出たりするのですが、何だか難しいわ〜と思いながら私がキッチンに行っていると、すぐに研究を始めたしゅんは、あれこれボタンを押しては鍵盤を叩いて「うん、うん」と納得し、また次のボタンを押していました。まるでミュージシャンの様に熱中して演奏していたしゅんが「そろそろおトイレに行こうかな〜」と珍しく言うのでびっくりしていると、熱中しすぎてお漏らししていたのでした。夕食を食べながら、「キーボードしながらおしっこしたでしょー、しゅんちゃん」と、自分で言っているので笑ってしまいました。

そして今日、しゅんが一人で最初から最後までおトイレを済ますことができるようになりました。まだ声かけは必要ですが、電気をつけてあげれば後は一人で脱いでおトイレに座り、流してズボンをはくところまで完成です。一緒におトイレに入ってジーッと待っている時間がなくなるのはとても楽で、大きくなったなぁと嬉しいのですが、ちょっぴり寂しい気もします。

一番右の写真は、昨日のパンナコッタのお子様バージョンです。同じパンナコッタなのに、全然違うデザートみたいだなぁと思いながら、両方を食べた私でした。
くるみとオレンジのマフィン ミュージシャンになったしゅん パンナコッタ お子様仕様


12月14日(水) 晴れ 「パンツ屋さん」
昨日の夜電話があって、今日はモップの交換日だということがわかりました。年末でいつもより早くなることを忘れていたのです。というわけで、朝からプチ大掃除を始めました。モップが真っ黒になるまで使うという目的を達成し、玄関にモップを立てかけてほっと一息。折角なので思い切って大掃除第一弾の日にしようと、雑巾を両手に持ってあちこち拭き始めると、私が乗っている椅子によじ登ってくる人が・・・。「狭い、狭い〜」と悲鳴を上げる私に抱きついて、お手伝い(お邪魔)をし始めたので、しゅんにも乾拭き用の雑巾を渡しました。

少し体調を崩していたので先日からオムツをはかせていたら、「オムツがいい」と言い出すようになってしまいました。「パンツマンになろうよ」と言うと、「オムツマンになろうっと」という返事が返ってきます。「もうオムツ、なくなっちゃったかも」と言うと、「もうパンツもなくなっちゃったって。これでいいや〜。」と裸で歩き回る口が達者な2歳児に、うむむ・・・と悩むこと5分。ふと思いついて、ありったけのパンツを並べて「いらっしゃい、いらっしゃ〜い。どのパンツがよろしいですか?」とお店やさんを開くことにしました。
すぐに引き寄せられるところは単純な2歳児(笑)。「しゅんちゃん、これにします。」とクマがついたパンツを選んで、「また来ますね〜。ばいば〜い。」と行ってしまいました。いつまでもつかわかりませんが、明日もパンツ屋さんを開きたいと思います。

冷蔵庫に生クリームがあったので、お料理教室で去年教えて頂いたパンナコッタを作りました。エスプレッソソースをかけると、甘さかなり控えめの大人のデザートになります。スースーいっているしゅんの寝息を聞きながら、大人だけのお楽しみです。
パンナコッタ エスプレッソソースがけ 大人の味!


12月13日(火) 曇り時々晴れ 「誕生会ランチ」
今日はこの冬一番の冷え込みということでした。こちらでも、雪が降りそうな黒い雲が突然やってきて驚きました。ベランダに出ると、しゅんが「空気が冷たいねー」と言いました。最近の私の口癖です。

朝からHBに生地作りをお願いし、私は紙に絵を描いてぶつぶつ・・・。生地を何個に分割したらよいのか考えました。今日はAさん親子をお招きして、少し早いしゅんの誕生会をすることになっていたので、去年に引き続きランチはお家でパン屋さんをしました。今年は雪だるまとうさぎです。雪だるまの頭はあんパン、胴体はツナパン、うさぎはコーンパンです。顔を作る時が一番緊張しますが、何だか眉毛が凛々しいうさぎさんになってしまいました。
Aさん親子が到着すると、しゅんのテンションは一気に上がりました。一緒にツリーを見ていたかと思うと、今度はおままごとのケーキを食べさせ合ったり、時々「貸して、貸して。欲しい〜〜」とささやかなトラブルは起こるものの、以前よりずっと一緒に遊ぶという感じになってきたなと思いました。Aさんの歌に合わせて、段差がある和室をステージの様に使いながら踊り続けたり、箱を太鼓に見立ててドラマーになったり、一人の時には見られないようなしゅんの表情をたくさん見て、私も嬉しくなりました。Aさんとも久々にゆっくりおしゃべり三昧をして、しみじみ楽しい一日でした。バイバーイと手を振る子ども達は、あっという間にもう3歳。私たちが出会ってからもう1年半以上が過ぎましたが、子ども達の成長の早さには、一緒にいる私たち自身が一番驚かされています。

夕方、予約してあったインフルエンザの予防接種に行きました。鼻水は出るものの、元気いっぱいのしゅんも接種OKで、まずはしゅんから左腕を出しました。絶対に泣くだろうと思っていたのに、意外なことにケロッとした顔で注射を見つめていたのにはびっくり!先生のことが大好きだからかなと思いましたが、痛みに鈍い?という気もします。次は私の番でしたが、痛みに強い(鈍いのではなく)私も気付いた時には終わっていました。でも終わってから、シクシク痛んでいます。これから本格的に風邪やインフルエンザの季節になりますが、手洗い、うがいも今まで通り頑張って、できるだけ元気に過ごしたいなと思います。
眉毛が立派なうさぎさん


12月12日(月) 曇りのち晴れ 「かわいい訪問者」
今日も真冬の寒さでしたが、太陽が出て昨日よりは暖かく感じました。昨日から鼻水が出始めたしゅんを小児科に連れて行くと、軽い風邪だということでした。幸い胸の音もきれいなので、他の症状が出ることはないでしょうという先生のお言葉に安心し、お気に入りのパン屋さんに向かいました。

目移りしながらいくつかパンを選び、おいしいケーキ屋さんに寄り道して、約束のバス停に到着しました。すぐにバスがやってきて、「comfortable O'days」のもねさんとじゅりお君が降りいらっしゃいました。約半年ぶりにお目にかかるじゅりお君は、すっかり大きくなられていてびっくり!今回もスリングからかわいらしいお顔をちょこんと出して、「ここはどこ?」という様に辺りを見回していました。

家に着くと、すぐによちよちあんよを披露してくれたじゅりお君に、思わず「かわいい〜」と声が出ました。歩くのが楽しくて仕方ないといった様子で、あっちへ行ったりこっちへ来たり、そんなじゅりお君が気になるしゅんが近付くと、30センチくらいよよよっとじゅりお君が後ずさりするのがかわいくて、もねさんと顔を見合わせて笑ってしまいました。
そんな中、一緒に遊べるかなと思っていると、しゅんが「じゅりお君、○○しないでー」とおもちゃを奪うような仕草をしました。そんな事を言ったりしたりするのは初めてのことだったので、私も驚いてしまいました。なかなかうまくフォローできなかったのに、じゅりお君はそんなしゅんに向かってパチパチと拍手をしてくれたりにっこり笑ってくれたり。そんなかわいらしさに救われた気持ちがしました。何か調子がおかしかったのか、しばらくすると「一緒に遊ぼう」と言うしゅんにほっとしましたが、これからはこんな場面に接することが数多くなるんだろうなと思い、どんな風に言い聞かせていくかしっかり考えなくてはと思いました。

ランチを食べたりお茶を飲んだり、子どもたちの相手をしながらも、たくさんおしゃべりできて私も楽しい一日でした。あっという間に時間が経ってしまい、日が傾いてきてお見送りをすることに。まだまだおしゃべりしたいことがたくさんあって、バス停までの道のりが短かすぎると思うほどでした。
お二人をお見送りした後、家に戻ろうとするとしゅんの激しい抵抗にあいました。大変な寒さだというのに、公園に寄りたいと言うのです(涙)。ブルブル震えながら公園に行きましたが、ウキウキ遊び続けるしゅんとは対照的に、段々体がきゅーっと硬くなっていった私は20分ほどで耐えられなくなって、「家に帰ろうよ・・・」と先ほどのしゅん以上に激しく主張しました。
もねさん、じゅりお君とお茶の時間


12月11日(日) 曇り 「お料理教室」
今日はどんよりとした雲がたちこめて、一日中気温が上がりませんでした。もう12月も半ばになって、本格的な冬が来たんだなと実感しました。セーターにマフラーにコートと、出来る限りの暖かい服を着て、エイッと外に出ました。ここしばらく色々な用事で来年に振り替えばかりしていたお料理教室に、久しぶりに行くことができました。

後期の授業が始まってから初めての参加だったので、同じグループの方とも初対面です。どんな方なのかドキドキしながら作業台に行くと、父と同じくらいの年齢の男性がいらっしゃいました。お話を伺うと、会社を退職なさってから色々なコースをとってお料理を始められ、今は毎日の食事でも何品かは担当されているのだそうです。そして年末年始に向けて、ご家族からもう何品もリクエストされていると仰っていました。お料理を始めてみて、家の色々なことがわかってきたと楽しそうに仰る笑顔が印象的でした。そして私は「少しずつ、旦那さんと一緒に料理できるようにしていくといいよ」とアドバイスされました。それはとても理想的な姿ですが、我が家もそんな風になれるでしょうか?

今回のメニューは、中華ちまき、中国がゆ、大根もちでした。どれも大好きなご飯料理なので楽しみにしていましたが、中でも中華ちまきは本当にお店で食べる様な物が簡単にできるのか興味津々でした。
偶然、私はちまきを主に担当しましたが、それ程珍しい材料も使わず、作業工程も簡単なのに、気付くと蒸し器に入れるところまでできあがっていて驚きました。竹の皮で包む作業も、先生に説明して頂いた通りにやってみると、あら不思議。魔法の様にきれいな三角形のちまきが完成しました。中国がゆは、骨付きのもも肉を入れたお米を土鍋に入れ、コトコトと火にかけました。ほろほろと崩れる鶏肉のおいしさが感じられる、優しいお味のおかゆになりました。大根もちも、お店で食べるのと同じモチモチ感がちゃんとある、干しエビの風味がおいしい出来上がりでした。たっぷりのおかゆを試食してすっかり温まり、久々にデパートなどをグルグル歩き回って家に帰りました。

家に着くと、早速3人でちまきを試食しました。一口食べた主人から「おいしい」という言葉が出て、成功〜と思っていると、それ以上に気に入ったらしい人が・・・。残っていた1個を主人が開こうとすると、「これ、しゅんちゃんが全部食べちゃうの」と言ってガシッとつかみ、本当に2個も完食しました。写真の中国がゆの器は、小さめの丼です。というわけで、ちまきも一般的に売られている物の1.5倍はある大きさなのですが、それを2個も食べてしまうなんて、いつも思いますが我が子ながら恐ろしい食欲です。
今日もボリューム満点でございました


12月10日(土) 晴れ 「睡眠」
今日はここ数日より気温が上がり、昼間はぽかぽかと暖かくなりました。朝から晩までちょこちょことした用事があった今日は、○時になったからあちらへ、○時が近付いてきたから今度はあちらへ・・・と3人でバタバタ移動して過ごしました。

午後は、私一人でバスに乗り、近くの大学のオープンカレッジに参加しました。子どもの睡眠についての講演会です。久しぶりに味わう学校の雰囲気に少し緊張しながらも、興味深いお話であっという間に1時間半が過ぎていきました。今のところ、しゅんはよく寝る子で8時前にはお布団に入り、12時間はぐっすり寝てくれるので(寝過ぎ?)、睡眠に関する悩みはないのですが、もっと大きくなったら勉強との兼ね合いで色々と悩みが出てくるのかもしれないなと思いました。

今日のお話の大事なポイントとしては、規則正しい生活が人間の生活にはとても大切だということが改めてわかりました。中でも、朝日をしっかり浴びることで体のリズムが整うというお話が印象的でした。特に意識せず、毎朝起きるとパーッとカーテンを開けて良い気持ちと思っていましたが、その動作は自然に体が欲していたことなんだと思いました。お話の中で、睡眠に関する世界の子どもと日本の子どもとの比較がなされましたが、スイスのお子さんは幼児も小学生も中学生も、平均すると早寝早起きで睡眠時間が長いという結果が出ているそうです。スイスにも都市や農村で当然違いがあるのは想像できますが、スイス好きな私としては、何となくのどかなイメージ通りだわと思わず嬉しくなってしまいました。ともあれ、親の生活パターンの影響を直接受ける幼児や小学生のうちは、できるだけいい睡眠を十分とって、元気いっぱいに毎日を過ごすことができるよう、しゅんと過ごしていきたいと思いました。


12月9日(金) 晴れ 「お誕生会」
今日もきれいな青空が広がる一日でした。良い気分で朝からキッチンに立って、果物を前にう〜ん、どうしようと悩み、ふと思いついてうさぎをたくさん作りました。今日はAさんのお子さんのお誕生日をお祝いする持ち寄りパーティーがあるのですが、私はフルーツ担当になっていたのです(何て楽チンなパート!)。子ども達の口にも合う様に、りんごを16個に切ってそれを全てうさぎにし、塩水のボウルに入れたらとてもかわいかったので思わずパチリ。余ったりんごを朝食に出したら、しゅんは先日から読んでいる「だるまちゃんとうさぎちゃん」に出てくるうさぎりんごの登場に、大喜びでした。

Aさんのお家にお邪魔すると、お子さんは「サンタさんも来る?」と迎えてくれました。どうやらお誕生日パーティーとクリスマスパーティーが、混ざっているとのことでした。6人の子ども達はそれぞれ個性豊かで、見ているだけで飽きませんでした。たくさんのお子さん達の中にいると、しゅんはとてもマイペースだなとしみじみ思います。みんなと一緒に何かすることも決して嫌いではないけれど、自分が興味のあるおもちゃでじっくり遊んでいる時間がとても長く感じられます。そんなことを考えていたら、他のお母さんからも同じ事を言われました。その時、他のお子さん達は一つのおもちゃをめぐって、わーわーと大騒ぎになっていたのですが、しゅんはお部屋の隅でひとり静かにパズルをしていたのでした(笑)。

持ち寄ったお料理をお皿に並べ、ランチの時間になりました。子どもだけではなく、大人もわーっと歓声を上げてしまいそうなかわいらしい品々が並びました。ハッピーバースデーを歌って「おめでとう」を大きな声で言った後、おいしそうにパクパク食べる子ども達。そしてAさんお手製のバースデーケーキもペロリと食べて、お腹も大満足になった様でした。去年も同じ様にお誕生会をしましたが、色々な場面で成長を感じました。大きくなればなるほど、一緒に楽しめることが増えてきて楽しいなと思いました。

家に帰って夕方のテレビタイムの間、私は隣りに座って手芸タイムにしました。あと少し残っていた作業を終え、ようやくツリーが完成しました。何日も前から「もうできそう?」と待ちこがれていたしゅんは、とても喜んでくれました。
うさぎがいっぱい こんなに豪華な持ち寄りランチ ツリー 完成!


12月8日(木) 晴れ 「ジャム」
今日は、朝からとても気持ちの良い青空でした。お出かけでも・・・と思っていましたが、今週はちょっと忙しくバタバタしているので、今日はのんびりすることにしました。

遅く起きてきたしゅんとの朝ご飯に、昨日の食パンを食べました。パンは軽くトーストして、バターと生協のりんごジャムを薄く塗りました。先日初めて買ったりんごジャムなのですが、プレザーブタイプで5ミリ角のりんごが瓶の中にびっしり詰まっています。ジャムというよりりんご煮といった感じで、朝のちょっとした贅沢です。こっそり私の分だけ厚めに塗っていたら、それに気付いたしゅんが「ママのパン、しゅんちゃんにくれちゃう」と言い出しました。全部のパンを自分の前に置いてご満悦のしゅんに「ママにも頂戴」と言うと、じーっとパンを見比べてジャムが薄いパンを私に差し出しました。

ところで先日、幼稚園の制服注文に行きました。ズラリと並んだ各サイズの園服や体操服を、肌着になった子ども達に試着させていきます。子ども達が薄着になるため、お部屋には強い暖房がかけられていて、お母さんたちは汗びっしょり。でも着せ替え人形の様に次々と着替えさせながら、どのサイズがいいかな、来年の4月にはどのくらい大きくなっているのかなと考えるのはとても楽しくて、暑さも気になりませんでした。保育見学の時に見た、お兄ちゃん、お姉ちゃん達と同じ服をしゅんが着ているのはとても不思議な気分でしたが、入園が現実的になってきた気がして嬉しくなりました。しゅんもお兄ちゃんになった気がするのか、ちょっと誇らしげな顔をしていました。注文した園服は、あと4ヶ月で劇的に成長しない限りブカブカなままだと思いますが、それもまたかわいいかなと出来上がりが今から楽しみです。


12月7日(水) 晴れ時々曇り 「レモン食パン」
今朝もひんやりした空気で目が覚めました。空気も乾燥していますが、オフタイマーしか無い加湿器なので、いつも最初に起きた人がスイッチを入れています。そして私は滅多につけることがありません・・・。

今日は久しぶりにリトミックに行きました。すっかりクリスマスモードになった教会のお部屋には、色々な飾り付けがされていました。窓に貼ったツリーやお星様の絵が、影になって床に写っているのがとてもかわいらしいなと思っていたら、子ども達もそれに気付いて「これは何だろう」と気になっている様でした。
久々の教室に最初は戸惑っているしゅんでしたが、徐々にいつもの調子を取り戻し、歌ったり楽器を演奏したり(といっても、簡単に叩くだけ)し始めました。今回は、月末に行われるクリスマス会で歌う歌の練習もしました。だいぶ前から歌っている「手を叩きましょう」の歌は、歌に合わせて手を叩いたり足踏みしたり、笑ったり怒ったり泣いたりするのですが、子どもたちみんながそれぞれに動くことが出来るようになって、そのかわいらしいことといったら!まだ1歳のお子さん達はぎこちない動作でニコニコと踊っていて、見ているだけで幸せな気分になります。もうすぐ3歳のしゅんは一番お兄ちゃんですが、一番の慎重派なので最近やっと踊ることができるようになりました。恐る恐る踊っている姿が、これまたかわいく感じられます(親ばか)。先生からも「このクラスのみんなは、前に出てそれぞれ踊っているだけでかわいいからね」というお墨付きを頂きました。

こちらも久しぶりですが、ホームベーカリーでパンを焼きました。冷蔵庫にあったレモンピールと、くるみを入れた食パンです。まりまりさんの「レモン食パン」のレシピをお借りして作ったのですが、とても爽やかな甘さのパンが焼き上がりました。レモンピールに糖分が入っているため、焼き色が濃くなるということだったのですが、その通りでいつもより少し濃いめでした。そして意外なおいしさで嬉しくなったのは、サクサクした耳の部分です。レモン風味のお菓子の様な感じで、一番端の耳が一面についた部分が、これほどおいしく感じられたパンは初めてでした。
もうすぐクリスマス! 久しぶりに焼いたパン くるみとレモンの食パン


12月6日(火) 雨のち曇り 「寝ないで」
今日の東京は10度を下回る、1月から2月の寒さだったそうです。冷たい雨が降っていた朝も晴れ間が少し見えてきた昼間もとにかく風が冷たかったので、洗濯物を干す以外は外に出ないで過ごしました。

最近、しゅんが一番恐れていることは、私が寝てしまうことです。お腹もいっぱいになった午後、床暖房でぽかぽか温まるとつい気持ちよくてゴロンとしたくなるのですが、それに気付くと「わー、ママ、寝ないで、寝ないでー」と慌てて駆け寄ってきます。どうしても眠気に勝てずに寝てしまうと、その時はそれなりに一人で遊んでいる様なのですが、今にも寝そうだという状態がとても嫌なのか、その必死な顔はかわいそうになる程です。そこでいけないと思いつつ、例えば言うことを聞かないでふざけてばかりいる時や、食事中に遊び始めてしまった時などに、「そんな風に言うことを聞かない子だったら、ママは・・・」と言って目を閉じかけると、「あわわわわー」(文字通り「あわあわ」するのがとてもおかしい!)、と言って急に良い子になってしまいます。急に態度を変えるほど私に起きていて欲しいなんてかわいいわーと思いますが、それって私がお昼寝ばっかりしているみたいだわと心外でもあります。滅多にしないのに〜。

夕方テレビを観ていると、しゅんが突然「あ、あれれっ?」と言って慌てた素振りをしました。すぐにピンと来て膝掛けを取ると、「しないよ、しないよ」と言いながら隠そうとしましたが、案の定お漏らしでした。お部屋の暖かさで気持ちよくなった上、テレビに夢中になって思わずという感じでしたが、今までされたことのない場所だったので、私の第一声は「キャー、大惨事〜」でした。しゅんを持ち上げてトイレに移動し、洋服を全部脱がせると、「ママ、だいさんじはどこ?だいよんじは?だいごじは?(第三次、第四次、第五次?)」と言うので、ガックリ来て笑ってしまいました。


12月5日(月) 晴れ 「お出かけ」
洗濯物を干そうとベランダに出ると空気がキーンと冷たくて、慌てて上着を取りに戻りました。しゅんはスリーパーを着たまま手伝いに来て、いつもの様に一枚ずつ洗濯物を手渡してくれました。何故かいつも「これは200円です」「こちらは210円になります」などと言うのですが、洗濯物の大きさによって微妙に値段が違うのがおかしくて、クスッと笑ってしまいます。

朝ふと思い立って義母にメールを送ってみたら、今日は一日家にいるということだったので、しゅんと遊びに行くことにしました。暖かい服を着込んで歩いていると、意外と暖かくて気持ちよく感じました。電車を2回乗り替えて1時間ほどのプチ旅行ですが、前回2人で行った時と比べ、しゅんが自分で階段を上ってくれるようになったので、乗り替えもスムーズにいきました。滅多に乗らない山手線に乗ってワクワクしていたしゅんは、向こうから来た憧れの「成田エクスプレス」を見ると、「また来る?また来る?」と池袋で降りるまで言い続けていました。

久しぶりに会った義母はとても元気そうで、相変わらずあちこちに出かけている話をしてくれました。そして今回も「お姉ちゃん」と呼ぶしゅんにご満悦で、さらに「これからはSちゃんって呼んでもらおうかなー」としゅんを教育していました。そして一文字ずつゆっくりと区切り、「○・○・チャ・ン」と言ってにっこりするしゅんにとても嬉しそうでした(笑)。
あれこれ食べてのんびり遊びお腹がいっぱいになった私たちは、ラッシュに合わない様に早めにお暇することにしました。最寄り駅に着いた頃にはすっかり暗くなって、細い三日月とお星様がとてもきれいに見えました。滅多に夜の町を歩かない私もちょっと嬉しい気分でしたが、しゅんも「夜だよ、夜だよ」と大喜びしていました。


12月4日(日) 曇りのち雨 「休日のお楽しみ」
今日は朝からどんよりとした曇り空で、今にも雨が落ちてきそうでした。お昼前に降り出すと、より一層空気が冷たく感じました。

図書館から予約確保のお知らせメールが何通も来ていたので、車でビューンと向かいました。最近は、生協のチラシにもクリスマス関連の絵本がよく載っていますが、それを見るたびに図書館に予約を入れています。今週は「アンジェリーナのクリスマス」と「あのね、サンタの国ではね・・・」を借りました。お布団での絵本タイムも、すっかりクリスマスムードになってきました。サンタの国での12ヶ月が紹介されている「あのね、サンタの国ではね・・・」の絵本は、今まで知らなかった(!)サンタさん達の一年の活動内容がわかるのです。どの月の絵もかわいらしくて、私もすっかり気に入りました。じっくり眺めていたいのですが、数字大好きっ子のしゅんは、早く次の数字が見たくて仕方が無いようで急いで頁をめくろうとするので、早口で読むのが大変でした。

図書館を出ると、そのままうどん屋さんへ。急に寒くなったので、熱々のおうどんで温まりたいと思ったのですが、考えることは皆同じでお店はとても混んでいました。禁煙の座敷席に案内されると、さっそく注文をしました。しゅんはうどんよりもご飯が好きなので、いつも私がセットで注文したミニ天丼を食べています。今日もミニ天丼と子ども茶碗蒸しをペロリと食べてご満悦でした。遠くの席から赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて、お母さんとお父さんは大変だろうなぁと思いながら、こんな風に並んで熱いうどんを食べられる様なんて、うちは随分楽になったなと思いました。図書館&お外ランチ、とてもお手軽ですが、最近の我が家のお楽しみコースです。


12月3日(土) 曇り 「お茶」
ぐっと気温が低くなり、冬らしい朝になりました。昼間も、時々雪が降りそうな雲が空を覆いました。

今日は幼稚園の集まりがあったので、暖かい服を着て出かけました。「ママも一緒に」と最後まで言っていたしゅんですが、優しい先生に抱っこされ、泣きながらも私と離れることができました。もし離れられたら・・・と本屋さんで待機していた主人にすぐ連絡して、それぞれ少し商店街のお店をブラリとした後、中国茶のお店で待ち合わせをしました。2人でお店に入るなんてすごく久しぶりと思いながら、じんわりとおいしいお茶を楽しみました。
ほっこり温まって良い気持ちと思っていたら、主人が目をつぶっていました。そして「布団に寝たい」と言い出しました。2人でお茶をしているのに、眠くなってしまうなんて、失礼な〜。「それだけくつろいでいるってことだよ」と主人は言いましたが、くつろぎ過ぎです!しゅんは今頃何をしているかなと気になりつつも、お茶を飲んだ後は2人でコンビニに行って、夜に飲もうとお酒まで買ってしまいました。こんな風に2人で過ごすのは本当に珍しいことなので、とても不思議な気分でした。

お迎えに行くと、しばらくしてしゅんが玄関から顔を出しました。私の顔をまず見つけると、目を大きく開いて「あー」と言っている様でした。先生へのご挨拶もそこそこに出てきたしゅんは、主人の顔を見ると「あ、パパもいた」と驚いていました。帰り道、お友達や先生のことを話してくれたしゅんは、少しお兄ちゃんになったみたいだと思いました。でもすぐにいつもの甘えん坊に戻ると、主人に抱っこしてもらって満面の笑みでした。
中国茶でほっと一息


12月2日(金) 晴れのち曇り 「お友達」
朝晩は、ひんやりした空気が窓際から入ってきます。しゅんが寝室のふすまを開けると、リビングからの冷たい空気で目が覚めます。寒い〜と思っていると、「しゅんちゃんが、加湿器をつけてくれたよ」と言いに来ました。

今日はR君親子と馬の公園で待ち合わせをしました。児童館などではお話したことがありましたが、親子で遊ぶのは初めてのことです。子ども達は仲良く遊べるかなと思っていましたが、待ち合わせの後で寄ったパン屋さんで、ベビーカーに乗った2人が何やらお話を始めたのを見てほっとしました。
ここ数日でほとんど葉っぱが落ちてしまった桜の木の下にシートを敷いて、買ってきたパンでランチにしました。いつもは2人のお外パンですが、「1,2,3,4・・・4人だー」とみんなの顔を見渡して、しゅんは大喜びでした。でも余りに楽しすぎて、シートの上でモジモジ。「違うパンツにしたいなー」という言葉にもしかして?!とズボンを見ると、想像通りおもらしをしていました。替えのパンツとズボンで気を取り直し、再びランチを楽しみました。

食後は子どもの広場に移り、遊具で遊びました。滑り台を滑ったり、ブランコに乗ったり、次々と遊び続ける子ども達は、日が陰って寒くなってきたことにも気付かない様でした。最近、定期的に同じくらいの年代のお子さんと接する機会を持ち始めたのですが、急に「お友達」を意識するようになってきました。自分から話しかけたり無言ではあっても笑い合ったり、そんなしゅんの様子を見ていると、随分成長したなと嬉しくなります。
公園で遊んだ後は、我が家に場所を変えてまたしばらく遊びました。子ども達の様子を見ながら、私たちもおしゃべり三昧でした。親子揃って楽しかったね〜としみじみ思う一日でした。
トンネル? シーソーでにっこり


12月1日(木) 晴れ 「男の子」
昨日の夜カレンダーをめくると、もう今年も最後の1枚になりました。毎年感じていますが、今年は色々とバタバタしたこともあって、本当にあっという間だったなぁと思います。年末まではあれこれと行事があって、きっと飛ぶように月日が経っていくと思いますが、落ち着いてしゅんの誕生日を迎えられるように、毎日を大事に過ごしたいです。

昼間は暖かかったので、どこかの公園に行こうかと思っていると、しゅんが「滑り台、ブランコ、お砂場の公園に行きたい」と言うので、近所の公園で遊ぶことにしました。行ってみると、いつもは小さな子ども達しかいない時間帯なのに、学校がお休みなのか小学生の男の子達がたくさんいました。小さい子ども達が遊具で遊びはじめると、そっとその場を離れてくれたり危なくないように遠ざかってくれたりはするものの、やはり動きの早いお兄ちゃん達とはぶつかりそうになる場面も多く、時々ヒヤッとしました。それにしても、普段接することのない小学生の男の子達は私にとっては未知の世界で、数年後にはしゅんもあんな風になるなんて信じられない気分でした。家に男の子がいなかったので、男の子と過ごすという生活は想像できませんが、予想もしていなかった男の子のかわいらしさに毎日メロメロになっている私には、小学生になったしゅんと過ごす毎日もとても楽しみです。中学生、高校生は想像を超えているので、今は考えないことに・・・(笑)。

夕方、嬉しいお届け物が2つありました。義母の田舎からのお裾分けというふじりんごと、妹からの三ヶ日みかんです。どちらも箱を開けた途端に良い香りがしてきました。最近納戸と化している主人の部屋は、果物部屋に早変わりです。寒さも本番になるこれからの季節、風邪をひかないようにおいしい果物をたっぷり食べて過ごしたいです。
ふじりんごと三ヶ日みかん どっさり!


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