2006年1月

                                                  過去の日記 2005/12


1月31日(火) 曇りのち雨 「おやつ」
昨日とうって変わって、朝からどんよりとした曇り空でした。今月5回目の火曜日ということでリトミックもお休みなので、家の中で暖かくして過ごしました。

最近工作が大好きなしゅんは、今日もハサミとのりを用意して、椅子にちょこんと座りました。しまじろうの絵本と一緒に、先月から送られてくるようになった工作ブックがお気に入りで、始めると止まらなくなります。こんなお天気の日のために取っておこうと、先月末に届いた1月号を今日になって開いたら、年賀状カードに切手シールを貼り、みんなのお家の郵便受けにのりで貼ろうという、今となっては何とも季節外れな作業をすることになってしまいました(汗)。もちろん内容よりも作業自体が楽しくて仕方ないしゅんは、一つ終える度ににっこりしていました。

お正月から台所に置いて、私がこっそり飲んでいたものを、しゅんが見つけてしまいました。それは両親がお土産に買ってきてくれた「葛湯」です。「くずゆ」とうまく言えなくて、「ぼく、ゆずずが飲みたいよ」と朝から何度もセリフの様に主張しているので、おやつに飲んでみることにしました。優しい甘さのお供には、レンジでチンしてふっくら温かくなったぬれおかき!ちょっと渋いおやつですが、「体があったまるね〜」などと3歳児とは思えない落ち着いたコメントをしながら、しゅんも堪能しているようでした。

前回クオカさんで注文したバターが、もうすぐ賞味期限切れになることが先日発覚しました。しばらくはバター消費に励まなくてはならないのですが、お菓子三昧では体重計が怖いので、できるだけパンを焼こうと決めました。そこで今日も、くるみとレーズンをたっぷり(ホームベーカリーにレシピの倍くらい「手動」投入!)入れた食パンを焼きました。でも計量を始めてハッと気付いたら、使うバターは10グラム。ほとんど消費に貢献しないレシピだったのでした。でも焼き上がりは良い香りで、焼きたてのパンってやっぱりいいね〜と思う出来上がりでした。
葛湯とぬれおかき 3歳児と渋いおやつ 膨らんだ〜 くるみとレーズン入り食パン


1月30日(月) 晴れ 「おうちでパン屋さん」
今日は春が来たのかと思うような暖かさでした。ぽかぽか陽気のこんな日は、公園へ行くのも楽しくなります。家の近くの小さな公園でしゅんがクルクルと遊んでいるのを、ベンチに座ってのんびり眺めていました。

家に帰ってしゅんと遊びながら、ふとおままごとのパンを見てあることを思いつきました。そこでしゅんに「これ、作ってみる?」と聞くと、大喜びで「作って〜」と言うので、ホームベーカリーに生地作りをお願いして、具をあれこれ用意しました。
1時間ほどで生地が出来上がると、ベンチタイムを取ってそれぞれの成形に取りかかりました。今日の具はコーンマヨネーズ、粒あん、ツナ&チーズの3種類です。分割した生地に具を包んで成形し、最後の2個が残りました。予め少し取り分けてココアを混ぜておいた生地を小さくちぎって、しまじろうの顔を作成!おままごとのパンを右側に置いて、「ひげは4本ずつ・・・」とぶつぶつ言いながら作っていきました。段々トラの顔らしくなってくると私も待ちきれなくなってきましたが、二次発酵、焼き上げ・・・とオーブンの前で待つこと1時間。良い色に焼き上がるのと同時にプーンと焼きたてのパンの香りがしてきました。久しぶりの焼きたてパンは、ふっくらしていておいしいこと!しゅんは「どこから食べたら良いんだろう〜」と悩みながらも、パクパクパクパク、あっという間に食べてしまいました。
パンを焼いただけなのに、何だか今日は大仕事をなし遂げた様な充実感でいっぱいになっています。こんなにのんきな事で良いのでしょうか?!

ところで先日図書館で、「魚焼きグリル使いこなしレシピ」という本を借りました。色々と魚焼きグリルの良い点が書かれていて、すっかりその気になった私は早速おかずを作ってみることにしました。それは豚のなると巻きです。豚肉に海苔と梅肉を巻いて焼くのですが、私は溶けるチーズも混ぜてみました。一緒にスナップエンドウも焼いて、つけ合わせも出来上がりです。外はカリッと中は柔らかく焼き上がったお肉はとてもおいしくて、梅肉や海苔との相性もぴったりです。しゅんも大きな口を開けて良く食べていました。ただこのレシピ、お弁当メニューということだったのですが、お弁当に入れるのはどうかなぁと食べ終えたしゅんの顔を見て思いました。そう、口の周りや歯が真っ黒だったのです。幼稚園児だったらOKですが、OLさんには厳しそうです。
久しぶりに「おうちでパン屋さん」 似てる? 試作品


1月29日(日) 晴れ 「記憶力」
昨日の風邪はやはりあっという間にかかってあっという間に治ったのか、今朝も元気いっぱいで起きたしゅんは、パワー全開で遊んでいました。

病み上がりなので遠出はできませんが、折角の良いお天気なので少しお散歩することにしました。風が止んでいる時はぽかぽかと暖かくて、とても良い気持ちでしたが、日陰はちょっと寒くて、雪もまだ残っていました。ついでに遅めのお昼ご飯を食べようと、久しぶりにファミレスに入りました。調子が悪くて食欲が落ちた後は、いつもにも増して食欲旺盛になるしゅんは、お子様ドリアをモリモリと完食し、私がお裾分けしたご飯もペロリと食べてしまいました。たくさん食べたら「元気モリモリになって」「4歳になれる」と信じて、一生懸命食べるしゅんがうらやましくなります。元気モリモリになるのは嬉しいけれど、○歳になるのは別に楽しみではないような・・・。

ところで最近、しゅんはふと思い出した様に絵本の内容を話し出します。「こぐまちゃんは、音楽隊、楽しいなってついていっちゃったよね。」「そしたらお家がどこだろうって言ったよね。」と言って私の顔をジーッと見ます。そこで「そうね、しろくまちゃんのお父さんがお家に連れて行ってくれたよね。」と言うと、とても嬉しそうににっこり頷いて「うん。そしたらこぐまちゃんはありがとうって言ったよね。」と言って納得した様に次の行動を始めます。色々な絵本の話が出てきて、本当によく覚えているなといつも驚きます。お布団での読み聞かせは何気なく始めましたが、こんなにじっくり楽しみに聞いてくれているとわかるとより一層嬉しくなります。でも同時に、私の記憶力も鍛えられている様な気になります。3歳児に負けない様に、私も頭を柔らかくしていなくては!

今夜のお茶のお供は、六花亭の「霜だたみ」です。サクサクのパイと、甘さ控えめのクリームがぴったり合ってとてもおいしいお菓子です。冷蔵庫にまだある六花亭シリーズ、毎日のお楽しみです。
「サクサクカプチーノ 霜だたみ」 本当にサクサク!


1月28日(土) 晴れ 「風邪?」
朝から風が強く、久しぶりに寒い一日でした。夜も寒かったからか、起きたしゅんの様子がおかしいことに気付きました。ぼーっとした青白い顔でぺたんと座り込み、すぐに泣き顔になるのは調子が悪いというサインです。
少しほっぺたが赤くなってきたと思うと、熱が37度を超えました。「抱っこして」と言うので、もう大きくてずっしりとするしゅんを横向きに抱っこすると、安心したように眠るのですが、お布団に寝かせるとすぐに起きてしまいます。これはグンと悪くなるかもしれないな・・・と思いながら3時間ほどすると、ケロッとした顔で起きたしゅんが「何か食べたい。そろそろ食べられそう。」と言って用意してあったミニパンを続けて7個もペロリと食べました。そして「もう頭も痛くない。もう辛くないよ。」と言って遊び始めました。

子どもって、本当にわかりやすいわと思っていると、今度は私がだるくなってきました。コタツに入ったまま横になると、そのまま2時間熟睡。起きるとすっきりして、元気が出てきた感じがしました。それと交替するように、主人が何かおかしいと言って熱を測ると、37度。平熱が低い主人にとっては立派な発熱です。すぐにゴロリと横になって眠ること1時間。夕食の出来上がりと同時に起きた主人はこれまた元気になっていました。次々とだるくなって、次々と元気になり、夜にはみんなお風呂に入って元気いっぱいに。一体今日は何だったのかしらね〜と不思議な一日でした。

写真は午前中出かけていた主人がお土産に買ってきてくれた「カボチャのモンブラン」です。タルトの上にカボチャとお芋がつまった様な生地、そしてたっぷりのクリームが乗っています。カボチャ味のこのクリーム、生クリームと混ざっているため想像以上にふんわりしていて、とてもおいしいケーキでした。明日は暖かくなるそうです。みんな元気に過ごせたらいいなと思います。
かぼちゃのモンブラン クリームふんわり!


1月27日(金) 晴れ 「友達」
今日も暖かで良い気持ちと思っていると、電話が鳴りました。今日はAさんからお誘いを受けて、久しぶりに馬の公園で待ち合わせをすることになりました。「○君と○君のママと公園でパンを食べるよ」と言うと、しゅんはいつもにも増して軽快なギャロップで、居間、洗面所、トイレを言ったり来たりして用意を始めました。

公園へのお散歩の途中、少し高くなっているブロックの道があります。そこによじ登って私よりも背が高くなったしゅんは、いつも誇らしげに歩きます。今日は途中で立ち止まるのでどうかしたのかなと思っていると、まるでステージに立っているかの様に「ひげじいさん」の歌を歌って踊り始めました。「とんとんとんとん・・・ひげじいさん」と歌っているしゅんの横を、通学中の学生さん達がクスッと笑いながら通り過ぎていきました。

公園の前に立ち寄ったパン屋さんで久々の再会をした子ども達は、ぴょんぴょんと跳びはねて喜びの気持ちを表していました。子ども達のリュックにパンを詰めて公園に到着すると、早速走り出した元気な3歳児を追いかけて、私たちも走り回りました。雲一つ無い青空が本当にきれいで、何て気持ちが良いんだろうと思いながら何回も空を見上げました。そして子ども達を見ながら、いつものようにおしゃべり三昧。子ども達の最近の様子や年末年始の楽しかった出来事、そして間近に迫った幼稚園グッズ作りのことなどなど。4月からは違う幼稚園に通う子ども達ですが、こんなに仲良しの幼なじみだったら、きっとこれからも時々一緒に遊ぶことはできるだろうなと思いました。そして私たちも、変わらず色々なお話ができる友達でいたいなとしみじみ思いました。

元気いっぱいに遊び続ける子ども達を見ているうちに、あっという間に3時間が過ぎていきました。まだ名残惜しそうな子ども達を連れて家に帰ると、お楽しみの箱を開けました。今朝届いた六花亭からのお取り寄せです。「unyuun」のQさんの日記で拝見した、送料無料キャンペーンに心ひかれて早速注文した物です。しゅんが寝静まった夜、今日のお楽しみは定番のマルセイバターサンドにしました。いつもは主人が会社で頂いてくるお土産を半分こして大事に食べているのですが、それを1人1個ずつ食べて、ちょっと贅沢な気分でした。
お取り寄せ!


1月26日(木) 晴れ 「電車好き」
今日も昨日と同じ様に暖かく、良いお天気の一日でした。朝から何も予定がなくて、どうやって過ごそうかと思っていると、ご実家に帰省中のKさんからお誘いのメールが入りました。去年の夏に旦那様の転勤で名古屋にお引っ越しされて以来、久しぶりにお会いできるということで、私もしゅんも大喜びで出かけました。
駅まで歩いて電車に乗って・・・と、いつの間にか当たり前の様にしゅんと手をつないで外出出来るようになったことに、少し驚きました。我が家は駅から少し離れているので大人の足でも10分以上かかるのですが、余裕を持って家を出れば、のんびり歩いてどこへでも出かけられるんだと思うと、以前に比べて身軽になった気がします。

待ち合わせの改札を出ると、半年ぶりに会うS君はぐんと大きくなっていました。最初は恥ずかしがっていたS君としゅんですが、気付くと子ども同士で何かおしゃべりしているのがとても微笑ましくて、Kさんと顔を見合わせてクスッと笑ってしまいました。軽くランチを食べた後、再び電車に乗って今日の目的地、小田急グッズショップ「トレインズ」に移動しました。お店に入ると、子ども達は巨大なプラレールジオラマに釘付けになりました。子ども達が目を輝かせながら動き続ける電車を見ている間に、私たちはぐるりとお店の中を見て回りました。すると、こんな物まであるの?と思う様なレアな商品の数々に、驚いたりワクワクしたり。すっかりお店に夢中になっていたのは、私たち大人の方でした。

お土産に、しゅんのおもちゃとロマンスカーが描かれたコップ、箱根の旅マグネット(ロマンスカーにケーブルカー、箱根登山電車に箱根登山バス、ロープウェイに海賊船まで!)、それから駅名ストラップ(ついお店の雰囲気に流されて・・・・)を買いました。しゅんは家に帰ると早速マグネットで「箱根への一人旅」に出かけ、「ロープウェイ、そろそろ出発します。皆さんお乗り下さい。」と何やら楽しそうにしていました。
時々しか会うことはできなくても、こうして子ども達が赤ちゃんの頃から知っている友達がいるのは、とても心強いものだなと思いました。子ども達2人もどうやら気が合う様子で、最後にお茶をしたお店では向かい合わせの席に座って、時々テーブルの下で足をぶつけたり読んでいた本の貸し借りをしたり、とても楽しそうにしていました。思いがけず嬉しいお誘いを受けて、親子共々いっぱい笑った一日でした。
「箱根の旅」を満喫中


1月25日(水) 晴れ 「3歳児健診」
今日はしゅんの3歳児健診です。朝から色々と(変な話ですが、男の子の検尿ってとても簡単・・・)準備をして、早めのお昼を済ませて家を出ました。意外とぽかぽか暖かくて、ちょっとしたお出かけ気分で保健センターに到着しました。

始まってすぐ保健師さんから呼ばれると、まずは予診のお部屋でお話をしました。若い保健師さんは、幼児番組のお姉さんの様なややハイテンションなノリでしゅんに話しかけます。そういうノリに慣れていないしゅんは戸惑いつつ、そして時々「お母さんに聞いてみちゃおうか〜」という保健師さんの言葉で助け船を出す私も、同じ調子で話した方がいいのか戸惑いつつ、全てのお話を終えて計測の部屋に移りました。
身長は89センチ、体重は13.4キロということで、気になっていた体格も、身長はやや低めなものの心配するほどではなく、また体重はここ1ヶ月の追い込みですっかり平均値になっていました。

小児科の先生による診察では、名前と年齢を聞かれ、「○○君でちゅ」「3歳でちゅ」とお返事。その後、「ちょっとクイズをするね」と仰った先生がアンパンマンなどのカードを見せて、それぞれの名前、洋服や靴の色などを尋ねて答えるという受け答えのテストをしました。幼稚園を受けた時の沈黙ぶりが嘘の様に、全て上手に答えたしゅんは「十分な発達です」と先生からお墨付きを頂いて、最後の歯科検診の部屋に移動しました。虫歯もなく、少し心配だった茶色い部分は「形成不全」と言い、エナメル質が完全に成長していないための症状とのことで、問題なしというお話でした。先生方や保健師さん達にしきりと話しかけ、「おしゃべりが上手だね」「かわいいわね」とほめられて、満面の笑みのしゅんを連れて外に出ると、無事20分ほどで健診は終了しました。

折角なのでセンター近くのおいしいパン屋さんと、昔からあるおでんだねのお店に立ち寄り、おやつと夜ご飯の材料を調達すると、電車に乗ってのんびり家に帰りました。4ヶ月健診の時、抱っこ紐に入れたしゅんと2人で初めてバスに乗り、このセンターに来た時のことを思い出しました。機嫌良く健診を終えて家に帰るにはどうしたらいいだろうと、あれこれ準備をしたなと懐かしく、その時に比べ、今は本当に大きく元気に成長してくれて嬉しいなと改めて思いました。

左の写真は早速半分こして食べた「パンプキンプリン」というパンです。パンの中に小さなプリン。どうやって作ったのでしょう?そして夜は、ほかほかおでんです。宝巾着、椎茸の薩摩揚げなど、いつもと違うおでんだね満載で新鮮な気分でした。でもいつも通りちくわぶは入っています。
「パンプキンプリン」 プリンが入っています おでん 熱々


1月24日(火) 晴れ 「反抗期」
朝晩はとても冷え込んでいるので、道ばたの雪は固く凍っています。屋根の上にも日陰になっている部分にはたくさんの雪が残っていて、電車から眺める風景がいつもと違うなと思いました。
久々に電車に乗るということで、念のためマスクをして行くことにしました。私がつけるとしゅんもつけたがったので、大人用なんだけど・・・と思いながらしゅんの耳にもかけてみると、顔の下半分がほとんど隠れてしまう程の大きさでした。目だけそーっと出して、「ママと一緒」と喜んでいる様だったので、そのまま出発!マスクをしながら話をするというのが面白かったのか、いつもより饒舌なしゅんは駅までの道すがら、ずっとおしゃべりをし続けていました。時々「あ、あれれっ?あれっ?どうして〜。」と言うので顔を見ると、ずり上がったマスクが目まで隠していました。駅までの道のりは少し遠いので、時間に余裕がないリトミックの日はベビーカーに乗せているのですが、マスクをしてコートを着て、膝掛けに手まで隠したしゅんはとても暖かそうでした。

しゅん以外のお子さん達は1学年下なので4月からも続けられると思うのですが、しゅんが今のお子さん達とご一緒できるのも、あとわずかになってきました。子ども同士もすっかり覚えて仲良くできるようになってきたところなので、とても寂しい気持ちです。

ところで最近、しゅんは「理屈がわかるようになってからの反抗期」に突入した様です。幼稚園での活動が始まったのと同時に、やんちゃになってきた時期と重なってこの反抗期がやってきたため、正直毎日へとへとです。特に夜ご飯の時間には、元々食にそれほど執着心がないところにきて、私の反応を見ながらの反抗&悪ふざけが始まるため、ほとほと困り果てています。一緒に包丁で野菜を切ったりお鍋に入れたり、お料理に参加すると比較的食べるということがわかってきたので、ヒヤヒヤしつつも一緒にお料理して何とか食べさせてはいるのですが、それもうまくいく時ばかりではなく、一体どうしたら良いのやら?と頭を悩ませています。主人に相談すると、「お昼ご飯を抜いちゃえばいいんじゃない?」なんて過激な提案をするのですぐに却下。思い切って食事の量をもっと減らして、短時間で楽しく食べられる様にしてみようかな・・・と思ったり、もっともっと体を動かしてお腹を空かせるようにしようかと思ったり。離乳食の時もあれこれ悩みましたが、今では何を悩んでいたか忘れてしまいました。今の悩みも、きっとしゅんが大きくなったらすっかり忘れてしまうのだろうなと思います。その頃は、たくさん食べ過ぎて食費が大変という悩みになっていたらいいなと思いながら、日々お料理をしています。


1月23日(月) 晴れ 「テントウムシ」
今日もぐっと気温が下がり、冷たい風の吹く一日でした。洗濯物を干していると、何かキラキラ光るものが飛んでくるので「雨?」と不思議に思って空を見たのですが、きれいな青空が広がっています。風が強く吹くたびに飛んでくることがわかって、もしかしたら屋根や木の上に残っている雪が飛ばされているのかもしれないなと思いました。

余りの寒さにお出かけする気力がなくなり、レシピ本をペラペラとめくりました。こんな日はお菓子日和。納戸にりんごが残っていたことを思い出して、たかこさんのレシピで「りんごのカントリーケーキ」を焼きました。前回はスクエア型で焼きましたが、今回はマフィン型とカップケーキの型で、さらに前回入れた方が良かったと思ったくるみもたっぷり入れてみました。
紅玉よりも一回り大きいふじりんごを2個も入れたので、どっさりぎっしりりんごがつまった生地になりました。焼き上がりはりんごのしゃりしゃり感が良い具合に残り、生地のしっとり感とぴったり合うような気がしました。周りのサクサクした部分と中のしっとりした部分の違いも楽しめて、これは本当においしくて簡単なレシピだわと改めて思いました。ふじりんごでもなかなか良い具合にできることがわかって、残りのりんごはみんなカントリーケーキにしてしまおうかと思っているくらいです。

ところで今日、しゅんは音楽を聴きたい気分だったようです。朝から今井美樹をリクエストして、カーペットを舞台に静かに踊っていました。終わると次は違うCDがいいと言うので、「じゃあ、あいこちゃんを聴いてみようか」と言いながら「aiko」のCDをかけました。何曲目かで、「これは何の曲?」と聞かれたので、さびまで待って(aikoの曲は、さびを聴かないと何の曲かわかりません。私だけ?)、「これはあいこちゃんのカブトムシっていう曲ですよ」と言うと、「そうなんだ。あいこちゃんのカブトムシね。」と納得。そして別の曲が始まると「ねぇママ、あいこちゃんのテントウムシはまだ?」と言うので思わず笑ってしまいました。何を笑われているのかわからないしゅんは、「テントウムシ、始まらないかなぁ」と言いながら、真剣に耳を傾けていました。
りんごとくるみのカントリーケーキ りんご どっさり


1月22日(日) 晴れ時々曇り 「雪遊び」
雪が降った後の晴れた朝は、とてもまぶしく感じます。今日も屋根や車や木の上、道路に残った雪がキラキラと反射していました。

珍しく主人が「一人旅」に出た後、しゅんと2人で近くの公園に遊びに行きました。「だるまちゃんとうさぎちゃん」という絵本で、雪だるまや雪うさぎのことを知ったしゅんは、「雪だるまを作りに行こうよ」という私の言葉にノリノリになって、急いで支度を始めました。
いつもは小学生のお兄ちゃん達がボールで遊んでいる公園は、数人の親子連れが遊んでいるだけでシーンとしていました。所々溶け始めていましたが、まだきれいな雪もたくさん残っていたので、恐る恐る歩くしゅんと一緒にコロコロと雪の玉を転がして、雪だるまを作りました。しゅんが両手で持つことができるくらいのミニサイズです。

冷たい雪を触って不思議そうにしていたしゅんもだいぶその感触に慣れてきた様だったので、雪を丸めてどちらが遠くまで投げられるか競争したり、お互いの体にぶつけて雪合戦(合戦?)をしたりして遊びました。土の上に積もった雪は、まだ踏みしめるとザクザクと音がするくらい柔らかかったので、あっちこっち走り回って追いかけっこもできました。寒いはずなのに、雪の上で遊んでいるとそれを感じないのが不思議です。しゅんもほっぺたを真っ赤にして、とても嬉しそうでした。

体を動かしたらお腹が空いて、さらに甘い物が食べたくなってしまったので、家を通り過ぎてコンビニまで足を伸ばしました。買った物は「ゆであずき」。この冬2回目のお汁粉を作りました。
待て待て〜 雪って不思議だねー 冬ソナ風雪だるま(!) 3人家族


1月21日(土) 雪 「雪の一日」
昨日の夜、窓の外を見るとみぞれが降り始めていました。「起きたら真っ白かな」と言いながらお布団に入り、朝は電話の音で目が覚めました。今日出かける予定だった用事が、雪で中止になったいう連絡網でした。急いでカーテンを開けると、真っ白な銀世界。この冬初めての積雪です。

夜まで続いた雪は、時々大きな固まりのまま降ってきました。ベランダから腕を伸ばすと、手の平に固まりがフワッと乗りました。手の温かさで溶けないうちに急いで見ると、小さな雪の結晶がはっきりとわかって思わず感激!何度も試しているうちに、この感動を分かち合いたいと部屋の中にいる2人を半ば無理矢理ベランダに連れ出したのですが、「ほんとだね〜」と言う主人、「雪だね〜」と言うしゅん、2人とも何だか冷静で、私一人がテンション高過ぎるのでは?と思うほどでした。

雪を見ながら窓にお絵かきをしたり、時折ベランダに出てあっという間に積もる雪を眺めたり、特に予定もない一日をのんびりと過ごしました。ニュースによると、関東では久しぶりの大雪だったそうです。そして今日から始まったセンター試験の話題も何度も出ていました。今年は寒い冬ですが、関東は積雪もなかったのに、何故かこの試験の日は天候が悪くなることが多いような気がします。明日も気温が下がって凍結が心配だということですが、受験生の皆さんが無事に試験を終えられるといいなと思いました。

夜ご飯には、トマト味のロールキャベツを作りました。大根1本と一緒に届いたキャベツ1個をどうやって使おうかと思っていたのですが、色々なレシピを眺めているうちに、豚肉と野菜をそのままグルグルと巻いた簡単なロールキャベツを思いついて挑戦してみました。お箸で食べられる程柔らかくなったキャベツとお肉がトマトソースに良く合って、体もぽかぽかと温まる夜ご飯になりました。
雪を見ながらお絵かき 手すりにもうっすら・・・ ほかほかロールキャベツ


1月20日(金) 晴れ 「おトイレで」
今日は大寒です。明日は東京でも雪になるそうです。その前に何か買い出しを・・・といつもなら思うのですが、今日も寒くて家から出られませんでした。私たち親子、まるで冬眠中です。

昨日も生協から大根が1本届きました。最近、冷蔵庫には常に大根が入っています。昨日はふろふき大根にもねさんから頂いた名古屋秘伝の調味料をチュッとかけて、しゅんと2人で大量の大根を堪能しました。今日も早速消費しようと、今日もホタテのサラダを作りました。がんもどきの煮物にも大根おろしを入れて、大根尽くしです。
おやつには、昨日作った甘露煮を刻んでヨーグルトに入れました。トロリとした甘さがぴったり合って、おいしい!ちょっと贅沢なデザートの様でした。

どこにも行かないと食べ物のことばかりになってしまうので、書くことはためらっていた話題を・・・。この頃何でも私の真似をして、「自分で」したがるしゅんは、一人で入って最後までできるようになったお手洗いでも、「ママみたいに」と言っています。何してるんだろうとそーっとのぞいてみると、トイレに座って一生懸命パンツとズボンを上げようとしていました。でもまだ足が短すぎて、パンツを上げると両足がくっついてしまいます。足が開くようにエイッと下げると、パンツはポトンと床に落ちてしまいます。どうにか足を開いて用が足せる位置まで、そーっとそーっと慎重にパンツを下げる姿がおかしくて、こっそり笑ってしまいました。そして無事終えると、ほっとした顔で両足をピュッと閉じ、ウォシュレットのボタンまで押しました。両足を閉じるのは、先日開いたままボタンを押したら足の間からシャーッと水があふれ出して大騒ぎになったからです(笑)。
幼稚園から、パンツとズボンを脱がずに用を足せるようにしておいて下さいとは言われていたのですが、「ママのようにしたいから」という理由で自分からやってみるようになるとは思っていませんでした。男の子用のトイレは家にありませんが、それも幼稚園に入れば自然と覚えるのでしょうか?男の子のことはよくわからないことも多いですが、遊びもこういった生活習慣も、ちょっと新鮮な発見をすることが多くて面白いです。
大根とホタテのサラダ ちょっと豪華版 金柑のせヨーグルト おいしい〜


1月19日(木) 晴れ 「検査」
今日は朝から風が強く、本当に寒い一日でした。青空を見るとお出かけしたくなりましたが、ベランダに出ただけで空気と風の冷たさがわかって、これは一日家にいるしかない!と思いました。配達に来て下さった生協のお兄さんも、この冬初めて「今日はとても寒いんですよ・・・」とブルブル震える声で仰っていました。

まずは紐通し、次は積み木などと言いながらおもちゃを持ってくるしゅんと一緒にぬくぬくの床に座って遊びました。写真は、右側の緑と赤の積み木の所を「だんだんだん」と階段の様にビー玉を登らせているしゅんです。ビー玉は、穴が開いた一番高い所にポトンと落とすと、黄色のお花を通ってその下の積み木の中に落ち、青い積み木を滑り台の様に通って左側から出てきます。ビー玉が通っているところを見えなくするように作るのが大好きなしゅんは、いつも「完全トンネル」と言ってそういう作品を作っていますが、これは「だんだんだんの完全トンネル」と命名したそうです(見たまま・・・)。

先週のカタログに載っていて気になったので、金柑を初めて注文してみました。そして早速レシピ通り甘露煮を作りました。「生食もおいしいですが」と書いてあったので、本当にこのまま食べて大丈夫かな?と思いながら、しゅんと半分こしてパクリ。金柑の爽やかな香りが口の中いっぱいに広がって、喉によさそう!計画通り20個は甘露煮にして、煮沸した瓶に詰めました。すぐにまた半分こして試食しましたが、こっくりした甘さになった金柑の皮がたまらなくおいしくて、2人で顔を見合わせて「おいしい〜」と言ってしまいました。あっという間にお腹の中に入りそうです。

ところで今度、区の3歳児健診に行きます。先日分厚い封筒が保健所から送られてきたのですが、その中には「聴覚検査」と「視力検査」のセットが入れられていました。私の住む区では、この2つの検査は家で親がして、その結果を問診票に書いていく仕組みになっている様です。聴覚検査は、絵が描かれている紙を子どもに見せて、描かれている物の名前を親が少し離れた所からささやき、聞こえたらその絵を指さしさせるという方法で行います。視覚検査は、ティッシュペーパーで片方ずつ目隠しをして、小さく絵が描かれたカードを見せ、それが何かを言わせるという方法で行います。少しかしこまった私の様子が面白かったのか、しゅんも神妙な表情で時々含み笑いをしつつ、無事検査を全て終えることができました。3歳になると、こんな風に検査もできるものなんだなと、成長を改めて感じました。
そして夕食を作っている時のこと、「では目の検査をしますよ。これは何ですか?」とカードをキッチンに向けるしゅん。遠すぎてよく見えないと、ヒントまで言うサービスぶりに、思わず笑ってしまいました。「では終わりです。よくできました。また今度しましょうね。」という言葉で、検査は無事終わりました(笑)。
「だんだんだん完全トンネル」だそうです 金柑が届きました きれい! 20個は甘露煮に


1月18日(水) 曇りのち晴れ 「褒める」
今日は真冬の寒さが戻ってきたそうです。風も冷たくて、洗濯物も凍りそうでした。こんな寒さですが、春は遠くないんだなとベランダの植木鉢を見るたびに思います。10個の球根を植えたチューリップは、半分が芽を出しました。

まだまだ先だと思っていたしゅんの入園ですが、段々と入園準備の行事も増えてきて、実感がわいてきました。幼稚園に行くことができる日のことは、何日も前から「○日になったら幼稚園」と記憶していて、しゅんも楽しみにしています。私もそろそろ入園式までに用意しなくてはいけない袋物に取りかかろうかな・・・と思っていますが、どういう布を選ぼうか迷っています。以前作ったしゅんのための袋物は、表を無地、裏を変則的なチェックにして、色は青系を選びました。今度は何色にしようかなと想像しているだけでちょっと楽しくなりますが、手芸屋さんに行ったらかなり迷ってしまいそうです。

ところで、「褒めて育てる」とよく言いますが、最近私はしゅんに育てられている様な気になることが多々あります。人参を拍子切りしていたら、横から「うわ〜。ママ。上手に人参を切っているね〜。」という声が聞こえてきたり、洗濯物を畳んでいたら、「わ〜。ママってすごいんだね〜。洗濯物、上手に畳めるんだ〜。」と感嘆されたり・・・。今日はパンチで穴を開けたら「ママ、きれいにパンチで穴を開けられたねぇ〜。」と言われてしまいました。そんなに過剰に褒めて頂いて恐縮ですが、これって私がしゅんを褒める時、こんな風にいかにも演技っぽくわざとらしい言い方ということなのかもと思ったりもします。
シクラメン 成長中 チューリップの芽も出てきました


1月17日(火) 晴れのち曇り 「4歳」
朝起きると、爽やかな青空が広がっていました。風は強くて冷たくて寒さも感じましたが、駅のホームに立つと真っ白な富士山が遠くに見えて、とても清々しい眺めでした。

3週間ぶりにリトミックに行くと、先生も他のお母さん方もしゅんの様子に驚いていらっしゃいました。まずは外見ですが、背が伸びて体重が増えたこと。この1ヶ月ほどで、確かにギュンと大きくなったのです。特に体重は2キロ近く増えたので、見た目にもはっきりわかるほどです。先日大福を食べながら、主人と「しゅんのほっぺたもお餅みたい・・・」と言ってしまった顔付きは、「ふっくらしてとっても元気そうに見えるわよ」と先生に褒めていただきました。先生、とってもお上手です。
そしてお母さん方に一番驚かれたことは、積極的になったということです。リトミックのレッスンでも、「ママも一緒に」と言っていた頃が嘘の様に、自分一人でも飛び回れるようになっていましたし、終わった後も他のお母さん方や先生に自分から話しかけたりかかわりを持とうと働きかけたり、今までには見られなかった姿をたくさん見せてくれました。「いたずら盛りの元気いっぱいな男の子になったという感じがしますね」と仰っていたお母さんがいらっしゃいましたが、私も最近本当にそう思います。幼稚園の行事が何度もあって、そのたびに自信をつけていくのがはっきりわかります。広い世界に出て行くことを楽しんでいるしゅんが、頼もしく思えるほどです。余りに大人しくて心配していたことを忘れてしまうような最近のしゅんを見ていると、子どもはどんどん自分で成長していくということを実感しています。

ところで早く大きくなりたいしゅんは、この頃「4歳になるにはどうしたらいいのか」ということを真剣に考えている様です。私が先日「たくさんご飯を食べて、元気モリモリになって、12月になったら4歳になれるのよ」と言ったのですが、前半だけきっちり頭に入ったらしく、ご飯をたくさん食べるたびに「そろそろ4歳になった?」と聞くので笑ってしまいます。「もっともっと元気モリモリにならないとね〜」と答える私ですが、そんなに急いで4歳にならないで・・・と密かに思っています。

写真はリトミックの帰りに遠回りしてお散歩していた時、おいしそうと思ってふらりと入ったパン屋さんで買ったフィナンシェです。お味は抹茶で和風ですが、何とも言えないかわいらしい形です。
パン屋さんの抹茶のフィナンシェ かわいい!


1月16日(月) 曇り 「失敗?」
昨日の暖かさを経験してしまうと、今日の様にどんよりした曇り空の日は前にも増して寒く感じました。少しだけでも外に出ようかなと思っているうちにまた空が暗くなって、結局家の中で暖かくして過ごしました。

先日買ったバナナがかなり熟してきたので、バナナくるみケーキを焼きました。材料を用意し始めてからふと思いついて、ホームベーカリーのケーキ機能を使ってみることにしました。ちょうどいい大きさのバナナがなくて、少し多目だけど大丈夫かなと心配しながらスイッチをポン!良い香りがしてくるな〜と思った頃、焼き上がりのブザーが鳴りました。
フタを開けると、ケーキの周りにブクブクと泡立つ物が・・・。これはバナナの水分?それともバター?!と思いつつも、反射的にフタを閉めてしまった私。「もしかして、失敗かも」とつぶやきながら、追加焼きを15分すると、何とか一応取り出せる状態にはなりました。切ってみると妙に生地がつまったケーキの出来上がりでしたが、失敗とも言い切れないような、何とも妙な完成品でした。

早速お昼ご飯に出してみると、私の言葉を聞いていたしゅんが「生地、失敗しちゃったみたいねぇ。でもバナナケーキって、おいしいんだ〜。」と感嘆しながらパクパク食べてくれました。多分私の入れたバナナの分量がいけなかったのだとは思いますが、手作りすれば失敗無く作ることが出来る物を、もう一度チャレンジするかどうか迷うところです。まずはレシピ本に書いてある、基本のバターケーキからいつか再挑戦しようかな〜と思います。

右の写真は、いつの間にか私が置いたミトンをはめていたしゅんです。バルタン星人みたいと笑ってしまいました。(←古い?)
古いといえば、先日主人がドラマで流れていた「秋桜」の歌を口ずさんでいたら、しゅんが「古いよ、それ。もっと新しいのにしてよ〜。」と言うので顔を見合わせて大笑いでした。間違いなく、私が以前主人に言ったのでしょう(苦笑)。
出来上がり・・・ 妙にモチモチ バルタン星人


1月15日(日) 晴れのち曇り一時雨 「お祭り」
昨日の寒さとうって変わり、ぽかぽか陽気の一日でした。ゆるんだ空気は冬が終わって春になる頃のものと同じで、もう3月か4月が来たと錯覚しそうなくらいでした。

こんな暖かな日でしたが、3人揃って同じ時間にご飯を食べられる日には限りがあるため、冷蔵庫と相談してほうとうを作りました。ふーふー言いながら食べていると、ますます体が温まります。野菜もたくさん食べられるし、やっぱり冬は何度も繰り返したくなるメニューです。

お腹もいっぱいになったところで、商店街のお祭りに行ってみることにしました。ボロ市といって毎年とても賑わう様なのですが、これまで一度も行ったことがなかったのです。開催される数日は、電車もバスも通勤時間の様に混雑し、道路も混むため生協のお届け日と重なった年には配達時間が遅れたほどです。その噂通り、商店街が近付くに連れて同じ方向に向かって歩く人が増え、いつの間にか年末のアメ横の様な人波に、もまれるようにして歩くことになりました。
道ばたにはズラリと色々な種類のお店が出ていました。お祭りの名の通り、骨董品が並べられたお店や、古着などがつるされたお店、はぎれや昔の着物が並んだお店、そして焼きそばや焼き鳥などなど、食べ物屋さんも数多く並んでいます。でも余りの人の多さに、立ち止まることはほぼ不可能!キョロキョロと左右を見ながら、「あ、あんなお店がある」「こんなお店も出てるよ〜」などと話すのが精一杯でした。主人に抱っこされたしゅんは、人波に押されて私がいなくなってしまうのでは・・・と心配したのか、しきりに「ママ、パパの横に並んで歩いて」と言っていました。

何も買うことはできなかったものの、本当にすごい賑わいだったね〜と雰囲気だけ味わい、少し外れた所にある和菓子やさんでボロ市記念というおまんじゅうを1つ買って帰りました。白あんと小豆あんが二重になっているじょうよ饅頭ですが、いつも通りお上品な味わいで、さらに食べ応えも十分でした。
ほうとう 具だくさん! ボロ市特製のおまんじゅう 二重あんじょうよまんじゅう


1月14日(土) 曇りのち雨 「体操教室」
土曜日ですが、何度も目覚ましをかけて気合い十分。早起きをして3人で出かけました。今日は楽しみにしていた「ひろみちお兄さん」の親子体操教室の日なのです。

会場の大学に到着すると、続々と集まった親子連れが体育館に入っていきました。300組の親子が揃うとお待ちかねのお兄さんの登場です。「ひろみちお兄さ〜ん」という掛け声と共に登場したお兄さんは、ジャージ姿でテレビそのものの爽やかさ。思わずキャーという歓声が上がると、「今日はコンサートじゃありませんからね」と即座に返して笑いを誘うのはさすがです。

親子2人でひと組という体操のため、本日主人は壁際で見学です。早速始まった体操は、体を使って親子で遊びながら色々な部分を鍛えることができるというものばかりでした。子どもをお腹に乗せたまま、車になってあちこち移動したり、抱っこ→おんぶ→抱っこと体の回りを一周くるりと回らせたり、終わる度に汗びっしょりになるほど良い運動になりました。音楽に合わせて踊ったりジャンプしたりという一斉体操はやはり苦手なしゅんは、じーっと近くのお兄ちゃん達を観察したり、2拍も3拍も遅れてジャンプしたりという感じでしたが、しゅんなりにとても楽しんでいる様子で、「上手に踊れた人〜」「間違えないで踊れた人〜」というお兄さんの呼びかけには、人一倍大きな声で「は〜い」と手を挙げて答えていました。親子でスキンシップをしながら、体を動かして遊ぶことの大切さを広げようというお兄さんの活動は、このようなイベントを通じてどんどん浸透しているように思いました。これからの季節、なかなか外にも出かけられませんが、家の中でもこうやって体を使ってしゅんと楽しめたらと思いました。
最後はおなじみの「あいう」の体操で盛り上がって解散となりました。寒い一日でしたが、そんなこともすっかり忘れるような楽しいひとときでした。

雨がポツポツ降り出したのですぐに家に帰ると、昨日から計画していたお昼ご飯にしました。それは久々のたこ焼きです。前回の事をよく覚えていたしゅんが、タコもキャベツも紅ショウガも入れてみたいと言ってお手伝いしてくれました。ジャンジャン気前よく入れるので、タコが何個も入った大サービスのたこ焼きも続出でした。
たこ焼きですっかりお腹がいっぱいになったので、夜ご飯の主食は主人の希望で大福になりました(ちょっと変?)。お料理教室で習ったばかりのくるみ大福です。カリッと香ばしいくるみがあんことぴったりですが、たくさん入っているので何だかお餅が破けそう・・・。私としゅんの分はいちごも入れたのですが、お気に召さなかった様で、いちごが顔を出すと「ママ、いちごだけ食べちゃって」と差し出されてしまいました。とほほ。でも「いちごじゃなくてくるみと大福は好き」とフォローを忘れないしゅんでした。
久しぶりにたこ焼きランチ ソース&マヨネーズ&青のり いちご大福を作りました


1月13日(金) 曇り 「僕」
今日は朝から曇り空で、ぐっと冷え込みました。余りにも寒いので、亀のようにコタツにもぐり込んだら、「ママちゃ〜ん。起きて、起きて。チューするから起きて〜。」と涙声のしゅんに言われてしまいました。

最近、しゅんが「僕、○○したいよっ」と言うようになりました。いつもは自分のことを「しゅんちゃん」と言うのですが、多分絵本のこぐまちゃんの真似をしているのだと思います。まるでセリフの様に、「僕」から「したいよっ」までワンフレーズで言うのがとても面白くて、いつもクスッと笑ってしまいます。ちなみに今朝は「僕、ほうじ茶飲みたいよっ」と繰り返していました。

ところで食事をしていると、しゅんが私たちの真似をしてお箸を使いたがります。そんな時は、しゅん用のお箸も用意してあるのでそれを使わせています。でもどうやら左利きらしいしゅんは、お箸も左手で持った方が楽な様です。そこで左手でお箸を使うことになるのですが、右利きの私にはどうしてもうまく左手でお箸を使う方法がわかりません。それ以前に、私は正しいお箸の持ち方ができないため、「人差し指と中指がここにあるから・・・」「親指がここで・・・」などと考えているうちに訳がわからなくなってきてしまいます。そうは言ってもこのままでいるわけにはいかないので、こうなったらしゅんと一緒に正しいお箸の持ち方を学んでいこうかと思っているところです。まずは手始めに、正しくお箸を使うことが出来ると自慢している主人に、2人揃って教えてもらうことにしましょう!
抹茶カプチーノ 濃くておいしい〜


1月12日(木) 晴れ 「福袋」
朝起きると、「ライオンのパズルをしようよ〜」と言いながら元気いっぱいのしゅんがパズルセットを持ってきました。私はしょぼしょぼする目でパズルを始めましたが、やっぱり1時間くらいかかってしまいました。

お昼前に宅配便が届きました。何だろうと思いながら受け取ると、2日ほど前にネットで注文したコーヒー屋さんの福袋でした。年に1〜2度、どっさりと買っているお店からのお知らせで、福袋があることを今年初めて知りました。何が来るのかドキドキではありますが、コーヒーは主人が、紅茶は私が飲むから損にはならないかなと思ってエイッと注文したのですが、箱を開けると出てくる出てくる・・・次から次へと色々な物が出てきました。賞味期限もかなり先で、十分おいしく頂けそうな物ばかりです。これを全部買ったらいくらになるんだろう?と思っていると、ご丁寧に明細書までついていました(笑)。それによると、5000円の福袋には12500円分の商品が入っていました。ウキウキと喜ぶ私の横で、何が何だかわからないながらも、るんるんと弾んでいるしゅんとたくさんの各種お茶を収納し、満足感でいっぱいになりました。今年の福袋はこれだけですが、何が入っているのかなというワクワク感を味わうことが出来て嬉しかったです。

ところで、昨日の鏡開きをすっかり忘れていました。お汁粉をちゃんと食べたという妹からのメールを読んだらどうしても食べたくなったので、早速コンビニでゆであずきの缶詰を買ってきました。まだしゅんにはお餅は早いかなと思ったのですが、折角なので一緒に食べたいと思い、お餅を小さめにしてみました。しゅんは初めての食感に興味津々で、「ちゃんと噛んでから食べるのよ。これは大きいから20回噛んでね〜。」などという私の言葉に素直に従って、一生懸命噛みながら食べていました。最後の最後までペロリと食べて、いつものように「お汁粉って、おいしいんだ〜」と感激の言葉で締めくくっていました。
福袋が届きました どっさり! 一日遅れの鏡開き お汁粉おいしい〜


1月11日(水) 晴れ 「ライオン」
今日は少し寒さも和らいだようでした。朝ご飯を食べた後、今日は何をして過ごそうかと言いながら新聞を読んでチラシを広げました。そして私があるチラシをジーッと見て「ドーナツ食べたいなー」とつぶやいたのを聞き逃さなかったしゅんが、飛びついてきました。さらに「このライオンパズルしたいな」と言うので、早速お出かけすることにしました(暇な私たち!)。

バスや電車に乗ることも、私と手をつないで歩くことも上手になったしゅんとのお出かけは、以前より随分身軽になりました。もちろんオムツもはかないで、もしもの時のパンツとズボンとビニール袋はしゅんのリュックの中です(笑)。
電車を降りるとまずはお目当てのドーナツ屋さんに入りました。全品100円、パン類は120円になっている今日はとても混んでいましたが、奥の席があいていてゆっくりランチをとることができました。ドーナツにもバナナ野菜ジュースにも大喜びのしゅんは、顔を粉糖やココナツだらけにしながらパクパク食べていました。私はおかわり自由のカフェオレに感激しつつ、久々のドーナツを堪能しました。もちろんお目当てのパズルも買って、次の目的地へGO!

道路を渡ってデパートに入ると、子ども服売り場に向かいました。去年買ったしゅんのコートが小さくなっているので、何か良い物があればと思ったのです。でもセールも終盤になった店内にはそれ程商品も残っていなかったため、しゅんが疲れる前に地下に移動して買い物を済ませました。

お弁当やおこわをしっかり買って、夕方までじっくり遊べる準備を整えた後は、早速パズルに取りかかりました。108ピースもあるパズルは、それ程難しくはないのかもしれませんが、私には結構大変で、しゅんに「頑張って〜」と応援されながら1時間もかかってしまいました。何とか無事に作り終えて夜ご飯にしたのですが、パズルの楽しさにすっかり目覚めてしまったしゅんにせがまれて、お風呂の前に再度チャレンジすることになりました。しゅんも少しずつ覚え始めて自分でつなぐことができるピースが増えてきましたが、しばらくは私にとって頭の体操が続きそうです。
出来上がり! と思ったらあと1ピース


1月10日(火) 曇りのち晴れ 「口調」
チューリップの芽が、次々と出てきました。一番早いものは12月から出ていましたが、1月に入ってどんどん増えてきました。まだまだこれから寒くなりますが、ちゃんと元気に育ってくれるといいなと思いながら、久しぶりに水やりをしました。

朝から、「またお出かけがしたいよ〜う」「図書館にも行っちゃおうか」と言い続けるしゅんと一緒に、商店街までお散歩しました。道路に書かれている「止まれ」を見ては、「ここは止とれが見えないから、まだけ」「あっ、この止まれはオレンジと白だ〜」と忙しそうです。そして時折「段々消えてきちゃうから、見えなくなっちゃうのよね」「ここで左に曲がるのかしら〜」などと、しんなり言うのには苦笑してしまいます。私の口調そっくりです。

夜ご飯に、最近気に入っているサラダを作りました。千六本に切った大根に塩をして、水気を絞ったらホタテの缶詰とマヨネーズを混ぜ、胡椒をふるだけの簡単なサラダなのですが、瑞々しい大根とホタテの風味がバッチリ合ってとてもおいしいのです。しゅんも大好きで、つまみ食いの段階でかなり食べられてしまいます。飲み会だった主人にも少し残しておきたいなと思ったのに、気付いたら全部2人のお腹に入っていました。大根がおいしいこの季節に、まだ何回も作りたいサラダです。


1月9日(月) 晴れ 「折り紙」
今日は意外と暖かな一日でした。昨日こたつで眠ってしまったため、朝になってお布団に移動した私は、久々にぐっすり朝寝坊をしました。起きたら11時過ぎでびっくり。「何か食べたくなっちゃったよ〜う」と言いながら遊んでいるしゅんに、慌てて朝ご飯(?)を食べさせました。

昨日の夕方、新しい年になって初めての図書館に行きました。年末年始に借りた本をどっさり返却し、新たに5冊ずつ借りてきました。しゅんの絵本を選んでいる時、女性に、「これ、とても絵がきれいなのよ」と声を掛けられました。英語版「14ひきシリーズ」の絵本を初めてご覧になったそうです。日本の作家さんが書かれていることに驚いていらっしゃいました。日本語版を持っているんですよとお返事したことから話が弾んでしばらく絵本談義をした後、「では」とお別れしたのですが、少しすると戻っていらっしゃって「折り紙、作ってさしあげましょうか?」と言われました。

2つの教室で折り紙を習っていらっしゃるとのことで、昨日もあるイベントに参加されてお子さん達と折り紙を楽しんでこられたところだったのだそうです。絵本コーナーのソファーに座り、好きな色の折り紙を選ぶと、教えて頂きながら私も一緒に折り始めました。まずは犬です。少しずつしっぽや顔ができていくのが楽しかった様で、しゅんも私たちの周りを歩きながら興味深げに見ていました。そして次はコマです。3枚の折り紙を使います。こちらも初めて折る物でしたが、教えて頂いた通りに作っていくと、最後にはクルクルと回すことができるコマが出来上がりました。両手にコマを持って、しゅんも大喜びしていました。その女性は、以前子どもに関わるお仕事をされていたのですが、事故で足が不自由になり、それから折り紙を始められたそうです。様々な施設から頼まれて、イベントなどにも顔を出されているというお話でした。「またこちらでお会いしたら、別の折り紙を教えて差し上げますね」と仰って、別のコーナーに移動されていきました。思いがけない素敵な出会いに、とても嬉しくなりました。またぜひお目にかかって、お話しながら折り紙を教えて頂きたいなと思います。
教えて頂いた折り紙


1月8日(日) 晴れ 「お料理教室」
気持ちの良い青空が広がりました。昨日、3人でお散歩した時に買ったパンをパクパクと食べ、急いで支度をしました。

今日はお料理教室です。お正月明けの3連休ということもあって、お休みの人が多かった様で、教室はガランとしていました。私のグループも3人で、バタバタと作業を進めることになりました。
今日のメニューは「五目寿司」、「お赤飯」、「くるみ大福」です。お赤飯は、先生が炊いて下さった物を型抜きするだけだったので、前半の作業は五目寿司の具を作っていきました。ひとつひとつの具を雪平鍋で次々と作っていくのはなかなか忙しい作業でしたが、全部揃ってしまえば後は混ぜたり飾り付けをしたりするだけです。見た目も豪華でもちろんお味も良くて、これはまたぜひ作りたいと思いました。
そして驚くくらい簡単でおいしかったのが、くるみ大福です。柔らかくした切り餅に、お砂糖と水を混ぜて練り上げていくだけで、こんなにふわふわになるんだ〜と感動しながらあんことくるみを包みました。作りたては本当に柔らかで、買ってきた大福には絶対に負けないおいしさです。家にあるあんこを入れて、いちご大福なども作りたくなって、早速お正月にも買わなかった切り餅を買ってしまいました。
いつもボリューム満点なお米料理の会ですが、今回のメニューは元々ご飯の量が多かった上に3人だったので、お持ち帰りも大量でした。お昼ご飯として食べてくれた主人にも好評でした。

ところで今のクラスのメインの先生は、50代くらいの女性です。この先生、とても真面目で穏やかな方なのですが、天然なところがあって説明を聞く時間には生徒さん達からの笑いが絶えません。狙って面白い事を言ったりしたりされているわけでは全くないのに、ちょっとした言葉が面白かったり、ついつい手順を間違えたりおかしなことをされたり。調味料を入れ忘れることも日常茶飯事なのですが、「先生、これは?」と前の方で聞いている生徒さんから声を掛けられた時の「あっ」という顔もとてもかわいらしくて、いつも和んでしまいます。今日も「これで、今日の作業は全部終わりですね」と仰った後で、サブの先生が慌てた声で「先生、まだお赤飯の説明が」と仰るので大笑いでした。きっと先生のお宅は、いつもこんな風に和やかな雰囲気なんだろうなと想像しながら、こんな風に毎日笑うことが出来る家庭にできたら素敵だなと思いました。
お芋のデニッシュ ボリューム満点・・・


1月7日(土) 晴れ 「Sちゃん」
お正月休みが終わって通常モードになったと思ったら、また3連休です。久しぶりに青空の広がった朝は、気持ちよく目が覚めました。

今日は義母の家に遊びに行きました。車の中で、「今日は明けましておめでとうって言う日なんだよ」と話していたら、部屋に入るなり大きな声で「お姉ちゃん、明けましておめでと〜〜う」と言ってとても褒められていました。そして義母に先日教えられた通り、「Sちゃん」と呼んで、さらに大喜びされていました(笑)。

おいしい物をたくさん食べて、主人はお昼寝を始め、私ものんびりテレビを見ていたのですが、しゅんは段々おもちゃにも飽きてきました。「そろそろお家に帰ろうか〜」と何度も言い出したので、お散歩に行くことにしました。義母は本当は2人で行きたかった様なのですが、私や主人以外の人と2人でお散歩することはまだできないしゅんが、涙目になって「ママも・・・」と言ったため、3人で手をつないで出かけることになりました。
近くのおいしいパンやさんに行ったり、本屋さんでシールブックとトミカの本を買ってもらったり、帰り道で滑り台を滑ったり、寒くてブルブル震えながらのお散歩でしたが、気分転換にもなってなかなか楽しいひとときでした。その後は本を読んだりシールを貼ったり、楽しく過ごして夜ご飯までご馳走になってしまいました。帰り際には、「Sちゃんも一緒にマーチに乗りたいよ〜う」などと言って、また義母をぐっと喜ばせていました。女心をくすぐるこの話術、一体誰に似たのでしょう?

帰りの車の中でぐっすり眠ってしまったしゅんは、どんな夢を見ているのかなと思いながら、義母に頂いたお年玉を見ていると、袋の裏側に「Sちゃん」と名前が書いてあるのを発見!思わず主人に「見て見て〜」と言って笑ってしまいました。何てお茶目な義母・・・。


1月6日(金) 曇り 「つまみ食い」
毎日寒くて、外へ出られません。薄日が差してきて、公園にでも・・・と思うとすぐに雲がかかってどんよりした空模様になったりして、結局今日も年賀状を取りに郵便受けに行っただけの私たちでした。やはり外に出たいしゅんは、そんなお出かけ(?)もギャロップで弾んでいます。エレベーターの前に来ると、「手を挟まない様にご注意下さい」のシールと同じ様に、両手をパーにして差し出すのがおかしくて、いつも笑ってしまいます。

生協のお届け日のはずだったのに、いつもの時間になっても玄関のチャイムが鳴りません。冷蔵庫の食材が残りわずかだったので配達されてから夕ご飯の準備をしようと思っていたのですが、4時半を過ぎてしゅんと私のリミットを迎えてしまいました。そこで今日は、家にあるもので何とかの夜ご飯にすることにして、缶詰を使った和風ひじき炒飯と、白菜のおかか煮に決めました。炒飯には、冷蔵庫にあった特大お魚ソーセージも1本入れてボリュームアップです。ソーセージを切っておかか煮を作っていると、しゅんがイソイソと自分の椅子をキッチンに持ってきました。何をしているのだろうとふと見ると、黙ってパクパクソーセージを口に運んでいます。私に見つかると、「しゅんちゃん、ソーセージが食べたかったの。もう一個食べちゃおうかな。」と言いながら、両手にソーセージをつかんでいます。「1個じゃなくて、2個持ってるのでは?」と心の中で言いながら、急いで作らないと具が無くなる〜と慌てて炒飯を作り始めました。最後はフライパンに入れる私と競うようにソーセージを頬張るしゅん。そんなにお腹が空いていたのかしらん?

夕食を食べていると、「ママ、ソーセージを一生懸命持っていったね。しゅんちゃんが食べちゃったから。」と思い出した様に言いました。お料理をするお母さんの横で、あれこれつまみ食いをするって、お行儀は悪いですがとても楽しいことの様な気がします。こんな風に並んでお料理していたら(しゅんは食べているだけかもしれませんが)、いつかお料理する男の子になってくれるかな〜なんて期待しつつ、幸せなつまみ食いの時間を楽しみたいと思った夜でした。
つまみ食い中 早いっ!


1月5日(木) 曇りのち晴れ 「しゅんの自慢」
いつものようにしゅんに襖を開けられて目を覚ますと、何だか部屋がシーンとしています。そーっと起きあがって時計を見ようとしていると、同時に携帯が鳴って「行ってくるね」というメールが届きました。それは駅に着いた主人から(汗)。今日は絶対に起こしてって言ったのになぁと思いましたが(←この時点で何か間違ってる)、多分起こしても起きなかったんだろうなと思いました。気を取り直して昨日のちまきを温めて、しゅんと2人で朝ご飯にしました。そう言えば、主人は朝ご飯のちまきを楽しみにお布団に入ったのです。ごめんね。

先日の入園説明会で、入園までに身につけておきたい生活習慣などのお話がありました。その中のひとつである、「朝起きたら自分で顔を洗う」ということを、しゅんは先日から実行しています。この頃、何でも「3歳だからお兄ちゃん」と誇らしげに言っているしゅんは、洗顔ができるようになったことも嬉しくて仕方がない様です。毎朝私の洗顔を横からじっと憧れのまなざしで見つめていたので、今は自分もそれができるんだーとその時間が楽しみになっているのです。冷たい水でパチャパチャと顔を洗い、タオルで拭くと「しゅんちゃん、ママとおんなじだ。お兄ちゃんだから顔も洗えるんだ〜。」と満足そうに言ってウキウキと居間に戻ります。この調子で、何でも「お兄ちゃんだから」と言って色々な事が出来るようになってきました。
「おもらししないで、おトイレでおしっこできるお兄ちゃん」、「バナナを全部食べられるお兄ちゃん」、「1階まで、ママと一緒に年賀状を取りに行くことができるお兄ちゃん」、「お風呂から出たら、絵本を6冊選べるお兄ちゃん」・・・。今日の夜、一日の「お兄ちゃんぶり」を私と確認した時にしゅんが言ったお兄ちゃん自慢の一部です。

写真は、熟し始めているバナナを2本使って焼いたバナナブレッドです。くるみもゴロゴロと入っています。久しぶりに焼きましたが、最近もう少し手順の多いお菓子やパンを作る事が多かったので、次々と混ぜて型に入れるだけのこのレシピがとても簡単に感じられました。夕食の後、両方の端を2人で試食しましたが、バナナ好きのしゅんには当然大好評でした。
バナナブレッド 良い香り はじっこを試食


1月4日(水) 曇り 「お休み最終日」
今日で我が家のお正月休みは終わりです。3人でのんびりしたり、両親や友人とワイワイ過ごしたり、楽しい年末年始でした。お休み最後の今日は、家で疲れを取ろうと思っていたら、いつの間にか大人2人がぐっすりお昼寝をしていました。

目を覚ますと、しゅんが音楽を聴きたいと言いました。いつものように音楽をスタートすると、両手を動かしたりクルクル回ったりして踊り始めました。めちゃくちゃに踊っている様で、よーく見ると間奏はぐるりと回って、歌が始まると手を振って・・・などとそれなりの規則性がある様子です。しゅんが何度も何度もノリノリで踊っていた曲は、今井美樹の歌!何て渋い3歳児でしょうと思いながらも、その踊りがおかしくて、一緒に歌いながら大笑いする私たちでした。

どこにもお出かけしなかったので、夜ご飯はちょっと特別な物を作りたいなと思い、先月のお料理教室で習ったばかりの中華ちまきに挑戦することにしました。竹の皮は教室の売店で購入してあったので、まずは餅米と皮を水に漬けて準備OKです。具は干し椎茸と人参、お正月用に買っていた焼き豚と甘栗です。焼き豚はお腹が空いたしゅんにたくさんつまみ食いされてしまいましたが、それでも具だくさん!三角形に折った部分に下ごしらえしたお米を詰めて、蒸すこと30分、熱々のちまきが10個出来上がりました。すぐにお皿に並べて一つずつ開くと、竹の香りがぷーんと香ってきました。モチモチのお米もちょうど良いお味で、体もぽかぽかと温まるおいしい夜ご飯になりました。
中華ちまきがどっさり 具もたっぷり


1月3日(火) 晴れ 「初詣と初公園」
今朝は起きると大慌てで身支度をして、珍しく朝からお出かけ用の服を着ました。そしてパソコンの前に3人揃ってスタンバイ。久しぶりにアメリカにいるMちゃん家族とテレビ電話をすることになったのです。

海の向こうとこちらで、「明けましておめでとう」と顔を見ながら言うことができるなんて、本当に不思議な気分です。久々に大好きなMちゃんの顔を見たしゅんは喜んでいましたが、おひげを生やした旦那様のことは最初誰かわからなかった様です。そして去年誕生したDちゃんは、まだ3ヶ月だというのにすっかり丸々と大きくなって、そのぷっくりしたほっぺたとキョトンとした表情がかわいらしいこと!パソコンの画面を何度も「かわいい、かわいい」となでてしまいました。

午後は近所の神社に初詣に行きました。去年行った明治神宮とは違い、人もまばらで静かなことといったら。でも3人並んでお賽銭を投げ、ゆっくりお参りすることができて良かったです。今年もみんな元気で楽しく暮らせますように。
神社の入り口を探しながらぐるりと周りを歩いている時、隣りにある公園にしゅんが気付きました。もう日陰になって寒そうな様子に、神社を出るとそのまま帰りたい・・・と進み始めた私達でしたが、そうはいかないしゅんが大騒ぎを始めました。どうしても公園に行きたいと半分泣きながらも、「お約束よ。ママが帰ろうって行ったら帰るのよ。」と言うとニヤリとするので、こちらも思わず笑ってしまいました。

公園に行くと、ジャングルジムで迷路ごっこをしたり、滑り台を滑ったり、こんなに寒いのにどうしてそんなに元気なの?と震えながら見ている私たちの前で、遊び回るしゅんでした。そして帰り道にあるもう一つの公園にも立ち寄って、結局1時間は遊んでいたと思います。特別なお出かけをしなくても、ブランコをこいだり滑り台のてっぺんから遠くを眺めたりするだけで、あんなに良い笑顔ができるなんてうらやましいなと思いました。
余りの寒さにすっかり冷え切ってしまった私たちは、スーパーでおでんの材料を買って帰りました。ほかほかのおでんで温まると、そのままゴロリと横になって床暖房の上でうたた寝までしてしまいました。
初詣へ 静かな神社 こんな寒い日にも公園が一番楽しいしゅん


1月2日(月) 雨のち曇り 「お友達」
今日は久しぶりに雨降りの一日でした。余りに寒いので、私としゅんが部屋を出たのは年賀状を取りに1階の郵便受けを見に行った時だけでしたが、ハーッと息を吐くと真っ白くなりました。

お昼前に主人の携帯が鳴りました。今日は中高時代の友人、I君が久しぶりに遊びに来てくれるのです。2人が家に到着するまでの3時間、実は起きたばかりだった私としゅんは大急ぎで部屋を片付けました。
2年前のお正月明けに会って以来だったI君は、少しも変わらず元気そうでした。そしてしゅんは、お出迎えもそこそこにすっかり懐いて手をつないで遊び始めました。I君がビー玉を転がす積み木を駆使してトンネルを作ってくれると、昨日まで数字や文字になっていた紐通しのビーズは、今日は電車に早変わりしました。私がお料理している間も延々と遊び続けるしゅんは、I君と一緒に電車を何十往復もさせていました。ふと見ると、もう一人の大人が突っ伏しています。年末の仕事疲れが出たのか、はたまたいつもの睡魔が襲ってきたのか、遊ぶ2人の横で主人が熟睡していました。心を許した旧友だからこそできることなのかもと一瞬思いましたが、そう言えば、主人はどこでもリラックスして眠ることができるという特技があるのです。今までも、何度眠ってきたことか・・・(汗)。

おやつや夕食を食べる時、I君と向かい合わせの席に座ったしゅんは、I君の仕草に大受けしてゲラゲラと笑ったり、隣りにすり寄っていって甘えたり、本当に好きで好きで仕方がないといった様子でした。眠気を振り払うように必死で遊んでいましたが、そろそろお別れの時間になると、昨日に引き続きあっさりと「さよなら」と言って手を振りました。お客さん好きのしゅんにとって、夢のように楽しい賑やかな年末年始だったのではないかしらと、電気を消すと1分でぐっすり眠った顔を見ながら思いました。
I君のお母様お手製のゼリー ごちそうさまでした


1月1日(日) 曇り 「元旦」
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

新年の一日目も、しゅんの「朝になったよ。もう起きる時間だよ。」という声に起こされた大人たち。夜更かししたから少しお寝坊しようかな・・・なんていう淡い期待はあっという間に打ち砕かれたのですが、気を取り直して新年の挨拶をしました。お年玉をもらったしゅんは、「4日になったら銀行に行こうね」という私の言葉に「お出かけしたい気分」を刺激されてしまい、「あっ。そろそろ4日になったよ。銀行に行こうか。」と何度も言っていました。

昨日から、両親と一緒に紐通しで新しい遊びを始めたしゅんは、すっかりそれに夢中になっています。木のビーズを何個か通した紐を3本用意し、それを並べて数字やアルファベットを作るのです。「1本の紐は短かくした方が、文字を作りやすいんだよ」などと言いながら、父の方が工夫を重ねている様子なのがちょっとおかしくてこっそり笑ってしまいました。想像力を働かせる木のおもちゃは、もちろん子どもにとっても楽しい物だと思いますが、意外と大人も夢中になってしまうのです。

2時過ぎに、両親と3人で家を出ました。「じいじ、ばあば」と懐いて、トイレにも手をつないで行っていたしゅんが泣くのではと心配しましたが、意外とあっさり笑顔で「さよなら」を言うことが出来てほっとしました。またすぐにでも遊べると思っているんだろうと思うと少しかわいそうでしたが、両親と遊ぶあんなに楽しそうな顔を見られて良かったなと思いました。
東京駅は相変わらず混雑していました。新幹線の改札で両親に手を振ると、迎えに来た3日前から今日までが本当にあっという間だった様な気がして少し寂しくなりました。でも折角だからと満員電車の様な状態のお土産物屋さんに飛び込んであれこれ買っているうちに、楽しい気分になってきました。今年も食いしん坊な一年になりそうです。


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