2006年2月

                                                  過去の日記 2006/01


2月28日(火) 曇り 「梅」
今日も、朝からどんよりとした曇り空が広がる寒い日になりました。しゅんにも暖かい服を着せ、膝掛けをしてベビーカーに乗せようとしたら、どうしても乗りたくないと拒否されました。リトミックの時だけは、駅まで少し遠い上に電車の時間があるのでベビーカーを利用しているのですが、急にそれに乗らないとなると大慌て!でも折角歩く気満々なら頑張りましょうと手を引いて歩き出しましたが、この寒さで足がうまく動かなかったのか、駅に着くまでに何回も転び、おでこにもたんこぶを作って大泣きを繰り返しながらの道のりになりました。

無事レッスンの時間に到着すると、早速お名前呼びから始まりました。しゅんは今月練習しているバスの歌が大好きで、それが始まると大きな声を出して歌います。しゅん以外のお子さん達はまだ2才になったばかりで、体を動かしたり時々フレーズを口にしたりできるくらいなので、しゅんは俄然張り切って歌います。時々音程がずれたりテンポが変わったりするので、後ろで聞いている私たちは一緒に口ずさみながら「あれれっ」とこけそうになるのですが、先生が巧みに伴奏のピアノを合わせて下さるので、いつの間にか正しい歌に戻っています。しゅんは良い気分で歌い上げ、満足そうに私たちを振り返ります。

今日も帰りに梅がきれいな公園に寄り道しました。ようやく咲きそろい始めた梅林は、お昼の大宴会をするグループや、散策を楽しむ人たち、それから絵を描く人々で賑わっていました。私たちも、きれいな梅を見ながらゆっくりお散歩をしました。「梅ってきれいだねー」と言って、あっちこっち飛び回っていたしゅんは、年齢層のちょっと高めな公園の中で少し目立っていました。
淡いピンクの梅 満開の白梅


2月27日(月) 晴れのち曇り 「小さな服」
今週は、もう3月が始まるなんて早いなぁと思います。それでも今日は風が冷たくて、肌寒い一日でした。

しゅんが幼稚園に入ったら、毎日自分で制服やバッグを用意できるような家具が欲しいなと思っていました。身支度を自分でするという練習のためにも、手が届く範囲に全部必要な物を置きたいと考えているのですが、なかなか思い通りの物が見つかりません。その前に、どの部屋のどこに置いたらいいんだろうという問題もあったりして、決まらないままもうすぐ3月になろうとしています。今日もカタログをめくりながらふと思いついて、しゅんが生まれる前に買った子ども用の洋服ダンスの整理をすることにしました。
広い引き出しが3つと、小さな引き出しが3つ、そして洋服を掛けるスペースとバッグなどを置く所、それから本などを置くことが出来るスペースがついているこの箪笥は、見た目よりも収納力があって助かっています。でも中にはしゅんが赤ちゃんだった頃の洋服がたくさん詰まっていて、今は必要ない物がかなりの部分を占めていました。そのうち整理しなくてはと思っていましたが、思い切ってそういう物は袋に入れてクローゼットに置くことにしました。
小さな肌着やカバーオールなど、その小ささには驚いてしまいました。こんなに小さな人形のお洋服みたいな物を、しゅんが着ていたなんてとても不思議です。どのお洋服にも思い出があって、「これは○○に行った時に着ていたね」などと話しながら片づけをしていると、自分が小さな頃のお話が大好きなしゅんはとても喜んでいました。

箪笥もすっかりきれいになり、もう少し仕切りなどを工夫すれば、しゅんが自分で使うことができるようになりそうです。これで4月からも大丈夫だわと私は充実感でいっぱいになっていましたが、隣にも別の意味でニンマリしている人が一人・・・。離乳食の頃に、嫌がってなかなかつけなかったミッフィーちゃんのお食事エプロンを首に巻き、「これで夜ご飯食べたいな〜」と踊っていました。
そして夜ご飯の準備をしようとしていると、「ママ、お料理をしてきてね。4才になるご飯、作ってきてね。」と言われました。元気モリモリの4才になれるご飯を、あと10ヶ月、一生懸命作りたいです。

写真は、ココアくるみパンです。前回の注文時に、お菓子用にクオカさんで買ったココアがとても良い香りだったので、ぜひパンにも使ってみたいと思っていたのです。くるみパンのレシピに10グラムだけ混ぜてみましたが、とてもよく膨らんだパンが焼き上がりました。皮が驚くくらいパリッパリで、ほんのりした甘さもあるおいしいパンになりました。でも余りココアっぽさは感じません。余り量を増やすのも良くないのかなと思いますが、もう少しだけ風味をつけたいので、今度は少し増やしてみようかと思います。
ココアくるみパン 皮がパリパリ ココアの味は余りしない?でもおいしい〜


2月26日(日) 雨 「工作大好き」
朝から雨降りの今日は、3人揃って家でのんびり過ごしました。

家の中をうろうろしていたしゅんが、「郵便局のお兄さん、持ってきてくれたよ。納戸に持ってきてくれたよ。」と言いながら、大発見を知らせなくてはといった顔で居間に戻ってきました。先週届いて隠してあったしまじろうを見つけたのです。もう見つかっちゃたと思いながらも持ってくると、早速遊び始めました。最近のお気に入りは工作ブックなので、すぐにそれを取り出すと、ハサミや糊を用意して工作を始めました。この数ヶ月で、切ったり貼ったりすることはだいぶ上手になりました。どうもぎこちなくて見ていて怖かったので、右手で持つことを促していたハサミは、どうやら右手で使いこなせる様になりました。先日入園説明会で頂いた提出書類の中に、利き手をどうするかという項目がありましたが、まだ私たちの気持ちもはっきりしていないため、少し悩んでいます。

夕食の準備をしていると、しゅんの様子がいつもと違うことに気付きました。どうもぼんやりしていて、一つ一つの動作が緩慢なのです。具合でも悪いのかなと思っていると、主人が「寝てる」と言うのでびっくり。急な睡魔に襲われたのか、赤ちゃんの様に椅子に座ったまま船を漕いでいました。それでもいつもの順番でお布団に入るまでの作業をこなしたいのか、「ご飯、食べる」「お風呂に入りたい」と言うので、しゅんのご飯だけ慌てて用意しました。

写真は、先月注文した六花亭のお菓子、最後の1つです。「マルセイチーズ&ビスケット」といって、小さなレアチーズ2つとビスケット12枚がセットになった物です。それぞれ食べてもおいしいし、チーズをぬって食べるとまたおいしいという、とても嬉しいお菓子でした。
「マルセイチーズ&ビスケット」何とも言えないおいしさ!


2月25日(土) 晴れ 「チーズケーキの会」
昨夜、夜なべして裁縫をしていたせいで、今朝はなかなか起きられませんでした。飛び起きたのは、お風呂からの呼び出しの音楽が鳴ったからです。どうしたのかなと思ってお風呂場に行くと、お風呂の入り口を開けて主人と話しているしゅんがいました。聞いてみると、「ママ、起きないよ」とお風呂に入っている主人に訴えに来たのだそうです。しゅんが起こしても、ちっとも起きなかったそうです。何てハハオヤでしょう。でも、今は幼稚園の準備をしてるのよ。許してちょうだい〜。

点検に出していた車を取りに行った帰り、図書館に寄りました。あったら借りようと思っていた幼稚園グッズの本は当然ながら一冊もなかったので、その近くのお料理コーナーを見ていると、「ビゴの店」のシェフが書かれた「パン屋さんの焼き菓子」という本を見つけました。最初に紹介されているレシピは、私も大好きで行くといつも買う、スーリーペペという名前のネズミの形をしたクリームパンです。家に帰って早速めくってみると、お店で見たことのあるお菓子類はもちろんのこと、他にも魅力的なお菓子や菓子パンがたくさん載っていました。何か作ってみたいなと思ったのですが、もしかしてこの本って、パン屋さん向けの本だったのかもしれません。なぜなら材料が・・・。グラニュー糖を1キロ使うお菓子とか、紅玉りんごを1.2キロ使うパンとか、考えただけでクラクラしそうです。もちろん材料をみんな減らせばいいのですが、電卓片手の作業になりそうです。

ところで今月から、再び千趣会の「チーズケーキの会」を始めました。これを思いっきり堪能するために、しばらくケーキを控えていたのですが、今日は早速先週届いたケーキを解凍して食べてみることにしました。今月は東京にある「ハニーファーム」のベイクドチーズケーキです。見た目はごく普通のチーズケーキなのですが、こちらのすごいところは、お砂糖を一切使わず蜂蜜のみで作られているというところです。チーズの部分がベイクド系のケーキなのにふんわりと柔らかく全体的に優しい甘さなのは、蜂蜜の力でしょうか?残りは明日、3人でお茶の時間に楽しみたいと思います。
「ハニーファーム」のベイクドチーズケーキ ふんわりした甘さがおいしい〜


2月24日(金) 曇りのち雨 「焼きたてパン」
いつもより早起きすると、もっと早起きの2人は既にテレビを観ていました。出遅れた私もコーエン選手から観ることができました。荒川選手が登場すると、心臓がドキドキ・・・。スケートのことは全くわからない私も本当に感激する素敵な滑りで、観ていて鳥肌が立ちそうでした。そして金メダル!朝からとても良い気分で一日が始まりました。

天気予報通り、お昼過ぎから雨が落ちてきました。こんな日はお家で暖かくして過ごすのが一番と、朝から工作&お裁縫三昧の私たちでした。お昼ご飯に何を食べたい?と聞くと、すかさず「鯖」という答えが返ってきましたが、先日鯖は食べたばかりなので、今日は銀ダラの西京漬けにしました。ご飯は2日の日記に書いた、混ぜるだけの十種雑穀を入れて炊いたものにしました。雑穀の入ったご飯と焼き魚を食べながら、幸せそうな表情をする3歳児。やっぱり日本人の血でしょうか!?

幼稚園グッズの作成に勢いがついてきたので、夜ご飯はお鍋と機械にお任せできる物にしました。それは、ロールキャベツと焼きたてパンです。久しぶりにHBで焼いたパンは、くるみとレーズンをたっぷり入れてみました。レシピの倍くらい入れたためか、パンのてっぺんや側面にぽこぽこ飛び出てきてしまっているのがちょっとおかしいのですが、どこを食べても何か入っていてお得な感じ!そして焼きたては、そのまま食べてもふんわりとおいしくて、たくさん食べてしまいそうになるのが危険です。しゅんも6枚切りにしたパンを1枚、ペロリと食べて上機嫌でした。
十種雑穀を入れたご飯 ほんのり甘くておいしいです くるみとレーズンの食パン 早焼きコースなので色が薄い?


2月23日(木) 晴れのち曇り 「手帳」
今日も昨日の暖かさが続いていましたが、明日は東京でも雪が降る様です。これからまた天気予報には曇りマークと雨マークが続くので、今日はお洗濯のチャンスと大きな物を洗いました。

先日の入園説明会で、入園までに揃えておいた方が良い物がわかりました。細々とした物を買わなければならないので、早めに用意しておこうと今日はショッピングに出かけました。と言っても、地元の少し大きなスーパーに!
買う物がいくつもあったのでメモ帳に書いていってそれを見ていたのですが、気付くとしゅんがその紙を持っていました。時折立ち止まってメモを見ては、「え〜っと、後は靴下と、しゅんちゃんのパンツの替えよね」などと私の様に言うのがおかしくて、思わず笑ってしまいました。今度は手芸用品売り場、そして次は靴売り場、おもちゃ売り場でしばらく立ち止まってその次は本屋さんと、寄り道しながらあれこれ買っていると、知らない間にどんどん時間が経っていきました。お弁当箱やコップ、お箸にスプーンとフォークのセットを買うと、やっと今日のお買い物が終わりました。お昼ご飯をはさんで家を出てから4時間の、お買い物三昧のおでかけでした。家に戻って買ってきた物の整理をしていると、早速幼稚園用の靴下と上靴を履いている人が・・・。幼稚園、楽しみね。

ところで私もこのお買い物で、久しぶりに手帳を買いました。学生時代は、必ず年末に次の手帳を買うのが楽しみでした。就職するとそれ程手帳が必要なくなり、いつの間にか使わなくなっていました。もちろん退職してからは、家のカレンダーに書き込むくらいの予定しかなかったので、買おうという気にはならなかったのですが、幼稚園の行事に出るたびに、他のお母さん達がササッと手帳に書き込まれているのを見て、そろそろ必要かなと思うようになりました。ちょうど私の様な人がいる時期なのか、「4月から始まる手帳コーナー」が設けられていたので、いくつか手にとって選んでみました。新しい手帳を買うと、これからどんな予定を書き込むのかなと、ワクワクした気持ちになります。学生の頃は、予定がいっぱいになるのが嬉しくて、授業、サークル、バイトとあれこれ書き込んでいましたが、今は程よく予定が埋まるといいな〜という気持ちです。


2月22日(水) 晴れ 「やってみて」
今日は気温が上がって、ふんわりと暖かい風が吹いていました。この感じ、春っぽいな〜と思いながらお散歩をしました。

最近、しゅんは私と一緒にパズルをするのが大好きです。パズルを完成させるのは私の役割なのですが、しゅんは一枚ずつ「これはね、ここじゃなくて、ここにこうやって置くんだよ。」と言って実演して見せ、「じゃあ、やってみて」と私に渡すのです。「できるかな?どうかな〜。」と言いながら私がゆっくりパズルをその場所に置き、「あ、できたよ」と言うと「よくできたね〜」と大喜び。それが最後のピースまで続き、完成すると「ママ、上手にできたね〜」とほめてくれます(笑)。何でも自分の手でやりたいという事も多いのですが、完全にマスターしたことは、こうして私に教えたいと思うようになったのだと思います。この方法でいくとおもちゃの片付けもあっという間ですが、毎回「ねぇ、しゅんちゃん、この積み木はどこに片付けたらいいの?」と子どもの様に演じながら質問している自分がちょっとおかしくて、こっそり笑ってしまいます。しゅんは得意気に、「これはね、ここじゃなくて、ここにこうやって片付けるんだよ。ほら、やってみて。」とまるで私の様に教えてくれます。

ところで今日は、特別いくつかの番組をつけて女子フィギュアの演技を見ました。うっとり見とれてしまうような演技の数々に、何度見てもため息が出るほどです。しゅんはクルクル回るお姉さん達がうらやましかったのか、部屋の中をすいーすいーっと移動してキメッとポーズを決めると、「しゅんちゃんも踊りたい〜」と言いました。しゅんも寝静まった夜、カーペットの上で寝転んでいた主人が、何かを取ろうとこちら側にズリズリと近付いてきました。そして手が届くと、キメッとポーズを決めました。親子揃って、影響されやすい人たちです・・・。


2月21日(火) 曇り 「リトミック」
今週は、冷ます間もお弁当の上におにぎりを置いて、無事忘れずに持っていくことができました。

今日は、一緒に習っている4人の中の1人Y君がご機嫌斜めで、教室に入った時から泣き続けていました。子どもって、誰かが泣いたり叱られたりしていると、自分まで緊張してシーンとなってしまうのがちょっとおかしいです。しゅんもレッスンを受けながら、ずっとY君が気になっている様子で、心ここにあらずでした。半分くらい終わった頃、Y君はお母さんに抱かれたままぐっすり眠っていました。具合が悪いのかしら?どこか痛いのかしらと皆さんで心配していましたが、寝ぐずりしていたのでした。すやすや眠ったY君に、子ども達もすっかり安心したのか、いつも通り活発に動き出しました。

1人ずつ名前を呼ばれ、教室の真ん中で音楽に合わせてギャロップをしたりケンケンをしたりします。今日は初めてスキップをしたのですが、もちろんまだ上手にできないしゅんは、先生と一緒に足を出すものの、いつの間にかギャロップになってしまいます。「まだ初めてだからできなくたっていいのよ。恥ずかしくないからね。」としゅんの性格をよくご存知の先生が優しく言って下さったのですが、「もう終わりにしておく」と言って自分の場所に戻ってしまいました。でも以前の様にできないからと固まったり嫌がったりということはありませんでした。大きくなったなと思っていると、「しゅんちゃん、4才になったらできると思うよ」と冷静なひと言。今までは「3才」が万能だったのに、ちゃんと「4才」に変わっているところが面白いわと笑ってしまいました。

楽しいお弁当の時間が終わると、また梅がきれいな公園を通って随分長いお散歩をして帰りました。公園には、先週よりも随分開いた梅の花や膨らんだつぼみを眺めながら歩いている人が、たくさんいました。私たちは、先週に引き続き梅大福1個を半分こして休憩しました。花と団子、どちらも好きな私たちです。


2月20日(月) 曇りのち雨 「レール遊び」
朝から雨降りだと思っていたのに、意外ともちそうな空模様に、どっさり洗濯をしてしまいました。でもみるみるうちに空が暗くなり、終わった頃には雨も落ちてきました。お風呂に干しきれない洗濯物の山に、残りはどこで乾かそうとウロウロ歩き回りました。

最近のしゅんは、朝起きると「パズルレールで遊ぼう〜っと」と言って、おもちゃの収納場所から先月トレインズで買ったおもちゃを持ってくる様になりました。プラスチックでできた10枚のパズルには線路に見立てた溝が掘られていて、その溝をつなぎ合わせて線路を完成させ、上にロマンスカーを走らせるというおもちゃです。パズルの組み合わせによって、何通りもの線路ができるそうなのですが、今日は「全部止まっちゃう線路にするんだー」と言って作り始めたので何だろうと見てみると、一枚一枚全部線路が途中で途切れる様にパズルを組み合わせていました。そしてロマンスカーが止まると、それぞれのパズルに書かれている駅名を読んで、「ここは、○○駅です。○○駅に到着します。」と言っていました。私が一緒に遊ぶと、線路をつなげることばかり考えてしまいますが、こんな発想をするなんて面白いなと思いました。

先週お花屋さんで買ってきた時はつぼみだった、フリージアとカーネーションが開き始めました。きれいなお花が咲いて嬉しいのですが、期待していたほどフリージアの香りがしません。社宅にいた頃は、下の階のYさんが、ご実家のある八丈島から送られてきたばかりのフリージアをよくお裾分けして下さいました。この季節は、玄関を開けただけでふわーっと漂ってくる良い香りにいつも包まれていたのですが、やはり島育ちのフリージアは香りも強いものだったのかなとふと思いました。


2月19日(日) 曇り 「回るお寿司」
ここ数日、うたた寝してはオリンピックを見て・・・を繰り返していたため、今日は眠くて随分お寝坊してしまいました。以前は私が起きないと揺り動かして起こそうとしていたしゅんも、最近では諦めたのかお腹が空かない限り一人で遊んでいる様になりました。そして私が目を覚ますと、「あ、ママ、ちゃんと起きたね〜」とほめてくれます(汗)。

何も用事がなかったので、お散歩がてら久しぶりにお寿司を食べに行くことにしました。家の前の道を歩いている時、暖かい服を着てちょっと丸くなったしゅんが、私と手をつなぎながらウキウキと大きな声で言いました。「今日は、回るお寿司を食べに行くんだよね〜。」その通りですけれど、そんな大きな声で言わなくても!
お店に着くと、いつものテーブル席ではなく、カウンター席に案内されました。子ども椅子のしゅんを真ん中に、大丈夫かなと思いながら座ったのですが、椅子に座ったしゅんはソファーの時に比べてずっと大人しく、お行儀良く食べることができました。私も落ち着いて食べることが出来て大満足。どれにしようかと3人でメニューを見ながら、あれこれ注文しました。私は炙った太刀魚に塩をふった物が一番好きで、これを楽しみに行くのですが、しゅんも大好きだということがわかって、今日はたくさん食べられてしまいました。よく考えたら、「焼き魚とご飯」ですから、お魚好きのしゅんが好きなわけです。穴子、サラダ巻き、玉子焼き、茶碗蒸し・・・といつもの様にすごい勢いで食べ続けるしゅんを見ているだけで、段々お腹がいっぱいになっていく私でした。

帰り道、ふとお団子が食べたくなりました。みたらしと小豆、どちらがいいか主人に聞いたら、今日は小豆の気分だと言うので、早速作って夜ご飯のデザートにしました。作りたてのお団子は、ぷりぷりでおいしいこと。お団子好きのしゅんも、目を丸くしながら次々口に入れていました。そして私のセリフを先回りしてひと言、「よく噛んで、食べてね」。よくわかっていらっしゃいますこと。
お団子 おいしい〜


2月18日(土) 晴れ 「何役?」
明日からしばらく、天気予報には曇りと雨のマークばかりが並んでいます。今日は貴重な晴れの日でした。これからの雨がちな日が過ぎれば、またもう少し暖かくなるのでしょうか。春が来るのは楽しみですが、家から出られない日が続くのはちょっと残念です。

朝一で図書館へ。しゅんは、子どものコーナーにある、本棚の脇の小さな椅子を自分の指定席だと思っている様で、絵本を選ぶとそこにトコトコと歩いていって読み始めます。そして私が残りの4冊を選ぶ間、楽しそうに本をめくっています。

それぞれ本を借りると、車検に出すために日産のお店に向かいました。日産のお店=プラレールがある所と認識しているしゅんは、お店に入るなり「プラレールしようよ」と言って嬉しそうにキッズコーナーに行きました。最近ごっこ遊びが好きなで、声音を変えて一人で何やらおしゃべりをしているので、聞いているだけでとても面白いのですが今日も早速始まりました。線路を作った後、新幹線を持ってきて「そろそろ、発車しま〜す。白線の内側、お下がりください。(駅員さん風)」「あ〜、発車した〜。(乗客風)」「駅に停車しま〜す。(車掌さん風)」「あ、停車した〜。(ホームにいる乗客風)」「下りてくださ〜い。」「あ〜下りた。」以下続く・・・。一人何役?と思わず数えてしまうほど、なりきって演じているしゅんはとても楽しそうです。

帰り際、入り口付近にあった試供品に引き寄せられたしゅんは、「このオレンジがいい」と言いながらこちらのキーホルダーを持ってきました。営業の方にお礼を言ってお店を出ると、家に帰るまで握りしめて離しませんでした。このキーホルダー、電池が入っていてライトが光るのです。芸が細かい!暗いところで手元を見るとき、ちょっと役立ちそうです。
フェアレディZ ライトが光っている!


2月17日(金) 曇り一時雨 「ドリア好き」
今日も時折小雨が降る、寒い一日でした。主人が帰ってきた頃は、みぞれが降っていたそうです。家の中にいるとわかりませんが、そんなに冷え込んでいたんだと驚きました。

今月届いたしまじろうのおもちゃは、カードを差し込んでマークが描かれている所を押すと、様々な音(例えば電話を掛ける音やバスのブザーを押した時の音など)や、英語の音楽が流れるというものです。夕食の準備をしていると、しゅんが居間にそれを持ってきて遊び始めました。音楽と一緒に手拍子をしたりして、何だかとても楽しそうです。その中に「幸せなら手を叩こう」の歌があったので、私がおもちゃに合わせて歌い出すと(もちろん、日本語で・・・)、しゅんがカウンターの向こう側に椅子を持ってきて、キッチンをのぞきこみました。歌い終わると「次は?」と言うので、足を鳴らしたり、お腹を叩いたり、ほっぺをつついたり、色々歌っても「次は?」が続きます。レパートリーが尽きてきて、苦し紛れに「次は、幸せなら目をパチパチしよう」と歌うと、しゅんが目をパチパチ。「次は?」と言うので「幸せなら頭をブンブン」と歌いながら頭を振ると、しゅんもブンブン。キッチンのこちらとあちらで、変な踊りは延々と続きました。

今夜、踊りながら作っていたのはドリアです。お料理教室で以前教えて頂いた、「絶対失敗しないホワイトソース」のレシピを横に置いて、いつものように慎重に作業をしました。その甲斐あって今日も無事滑らかなソースが出来上がりました。今回の具は、ウィンナーとスナップエンドウ、しめじとスライスしたゆで卵。冷蔵庫にある物を集めただけですが、こんな寒い日にぴったりの熱々ドリアが出来上がりました。しゅんだけ先に食べさせて、主人が帰ってから私たちは食べたのですが、食べながら何度も笑ってしまいました。なぜなら、主人の仕草が余りにもしゅんとそっくりだったからです。「おいしいな〜」と言いながら体を揺らして喜びを表す主人、「ドリアって、おいしいんだ〜」と歌いながら踊っていたしゅん。卵を見つめながら「卵っておいしいね〜」と言う主人、「チーズ卵って、おいしいよね〜」とスプーンに乗せた卵をじっと見ていたしゅん。並んで食べているわけではないのに、どうしてこんなに似ているんだろうと不思議になりました。


2月16日(木) 雨のち曇り 「さば」
昨日の暖かさが嘘だった様に、今日は冬の寒さが戻ってきました。用事があったので、レインコートを着て長靴を履いたしゅんと外に出ると、ちょうど雨が上がったところでした。確か数ヶ月前には、歩くたびにスポンと脱げていた15センチの長靴が、今はだいぶしっくりくるようになりました。

用事を済ませて家に帰ると、もうすぐお昼ご飯の時間になりました。「今日のお昼は何にしようか?」と聞くと、しゅんは「さば」と即答しました。この「さば」というのは、生協の骨なし鯖みりん干しの事です。1枚が1/2匹分の大きさなのですが、これを焼くと、ペロリと食べてしまうのでいつも驚きます。それにしても、お昼から鯖のみりん干しが食べたい3歳児って、ちょっと渋すぎるのでは・・・。

寒さと今にも雨が落ちてきそうな空模様に、午後は家の中で暖かくして過ごすことにしました。しゅんに見守られてのアイロンがけも終わったので、工作をするしゅんと向かい合わせに座って、幼稚園グッズを作りました。上靴袋と体操服袋に、アップリケをチクチク。名前を書いた白い布も縫いつけなくてはいけません。先日周りのお母さん達に聞いたのですが、幼稚園によって、クラス発表の時期がかなり違うそうです。ある幼稚園はもう発表があり、別の幼稚園は3月下旬、もっと遅い所になると、入園式当日に発表になるのだとか。細々した物に名前やクラスを記入しなければならないので、発表が間際になればなるほど、お母さんは夜なべでの作業が増えて大忙しなのだそうです。しゅんが行く幼稚園は、遅くも早くもない時期に発表になるので、準備をする日程的には恵まれているのかもしれません。まだまだ先だと思っていたのに、気付けばもう2月も半ばを過ぎました。もうちょっとピッチを上げて準備に取りかからなくては〜と、少しだけ焦ってきました。


2月15日(水) 晴れ 「昨日はバレンタイン」
今日はぽかぽか陽気を通り越し、初夏がやってきた様な暑さでした。厚いコートを脱いで身軽になると、ますますしゅんの動きは活発になった様に感じました。子どもって、道を何メートルか歩くだけで、どうしてあんなに楽しそうなんだろうと思います。道ばたの色んな物を発見して、ウキウキしているのがよくわかります。余裕を持って家を出た時は、微笑ましいな〜と笑顔が出ますが、急いでいる時はついピキッとしてしまいます。いつでも余裕を持って生活したいものです。

昨日の深夜に帰ってきた主人に、寒い部屋に隠してあったチョコを渡しました。もちろん半分は私が食べるのです。今年のチョコは、デパ地下の特設売り場で見かけてふら〜っと引き寄せられてしまった、スイスのレダラッハというお店の、グランクルーという商品にしました。キューバ、マダガスカル、エクアドル、ドミニカ共和国という4つのカカオ産地のチョコレートを、それぞれ味わうことができるという物で、薄いチョコの間にガナッシュが挟まれています。どれもカカオ70パーセント前後という大人味のチョコなのですが、それぞれ確かに違いがありました。はっきりした違いを理解して味わうことは、チョコ名人ではないので無理ですが、どれもおいしくて大満足!年に一度の贅沢気分でした。

そしてチョコを知らない男、しゅんのため、こんな物も用意しました。それはハート型のお煎餅詰め合わせです。お煎餅が大好きなしゅんは、私が一人旅に出かけると、ものすごい笑顔で「ばいばーい、行ってらっしゃーい」と見送った後、嬉々としてお菓子を入れた戸棚を開け、主人の方を振り返って「どれにしようかねー」と言うらしいのです。そして一緒にお煎餅とお茶を堪能するのだとか。男同士のお茶の時間に、ぜひこのお煎餅を食べてほしいものです。
レダラッハのチョコレート おいしい〜 これはしゅんと食べてください


2月14日(火) 晴れ 「梅」
今日はぐぐっと気温が上がり、ぽかぽか陽気の一日でした。

朝から張り切ってお弁当を作り、リトミックに行きました。楽しく45分のレッスンを終え、皆さんと机を囲んでバッグを開けた時、「あぁ〜っ」と思わず声が出ました。おにぎりをキッチンに忘れてしまったのです。家を出た時から、何か違和感があったのですがそれが何だかわからないまま出発しました。その違和感は、バッグの軽さ。2人分のお弁当箱だけ入れて、3個も作った特製「鮭フレークと梅干しのおにぎり」は入れ忘れたというわけです。慌てて近くのコンビニに走りおにぎりだけ買ってきましたが、キッチンを覗きながらおにぎりを楽しみにしていたしゅんには、何度も「鮭と梅干しのおにぎりはどこ?」と聞かれてしまいました。4月からは、しゅんのお弁当を入れ忘れることの無いように、気をつけなくてはと思いました。

いつもの通り、帰り道は公園経由のコースにしました。梅がたくさん植えられているこの公園は、ちょうどお祭りが開催されている時期です。広い園内のあちこちで園芸市が開かれていましたが、肝心の梅はまだ2分咲きというところでした。今年は寒くて少し遅れているのでしょうか。それでもところどころ咲き始めた梅は、桜と違った慎ましやかな美しさがあるように思いました。「きれいね〜」と見上げる私の横で、「ほんと、この葉っぱ、きれいね〜」としゅんが道ばたの草に話しかけていました。梅にちなんだいくつかの商品が並べられている商店街の出店をのぞいてみると、梅の甘露煮が丸々1個入った梅大福という、このお祭りならではの商品がありました。甘露煮の周りは白あんで、ほんのりした甘さが梅と良く合っていました。この陽気に誘われ、しゅんも緑道を随分長く歩いて帰りました。途中のベンチに座ってこの大福とお茶で休憩をすると、また元気が出るような気がしました。

緑道のわきに、ビオラが植えられていました。横を歩いているはずのしゅんがいないと思って振り返ると、「このお花、きれいね〜」と言って立ち止まっていたしゅんが、「しゅんちゃん、写真を撮ろうと思って」とカメラを要求しました。手渡すと、しゃがんで撮影会が始まりました。その様子を、携帯のカメラでこっそりパチリ。夜、カメラの映像を確認すると、ビオラの写真が1枚ありました。
咲き始めた白梅 紅梅
「お花って、きれいね〜」と写真を撮るしゅん これが撮った写真!


2月13日(月) 晴れ 「お風呂で転ぶ日」
明け方になると、寝ぼけたしゅんが「ママ〜」と言って泣くことがあります。そんな時は腕だけ伸ばして私のお布団の中に引き寄せると、ギュッと抱きついてまたぐっすり眠ってしまいます。この季節のしゅんは、湯たんぽみたいで良い気持ちです。こんな風に抱きついてくれるのはあと何年かな?と思いながら、今朝も湯たんぽを抱っこしているうちに私の方がぐっすり眠っていました。

昨日の夜、バレンタインを待ちきれずに開けてしまったロイズのポテトチップチョコレート!先日池袋に行った時、バレンタインの特設売り場で思わず並んで買った物です。何箱も持って並んでいる人もいましたが、私は一箱だけ買って来ました。久しぶりに一口食べて、く〜っ、やっぱりおいしい〜と二人で顔を見合わせました。また生協のカタログに載らないかなと、今から心待ちにしています。

私たちがこっそりチョコを食べていたことも知らないしゅんは、今日の午後に行った歯の定期検診でも「虫歯はありません。歯磨きもよくできていますよ。」とほめられました。半年前の検診の時は、一人で椅子に座って寝転ぶのを嫌がって最後は少し泣いたのですが、今日は優しいお姉さんに話しかけられて、大喜びで診察を受けました(恥)。男性の先生がいらっしゃると途端にテンションが下がるのが恥ずかしくて、私は思わず下を向きました。

ところで今夜、しゅんはお風呂で2回も泣きました。1回目は湯船の中で足を滑らせて、ブクブクブク・・・と沈んだのです。私が手を伸ばすのと同時に、お風呂の縁を持って自分でお湯からはい出ましたが、かなりのお湯を飲んでしまったらしく、大泣きしながら何度も咳込んでいました。そして2回目はお風呂から上がる時、洗い場で足を滑らせて転びました。洗い場の床はそれ程固い素材ではないため、以前しゅんが社宅のお風呂で転倒して頭を打った時の様な心配は要らないのですが、本人は、何故こんなに辛いことばっかり起こるんだ〜という悔しい気持ちで、涙が止まらない様でした。「こんな日もあるさー。元気だそうねー。」と言ってパジャマを着せながら、転倒したしゅんを病院に連れて行った時の話を始めると、「それで?」「それで?」と涙もすぐに止まって続きを聞きたがりました。2才になる前の、片時も目が離せないしゅんとの生活や、病院でレントゲン室に入って泣き叫んでいたしゅんの声などを、ちょっと懐かしく思い出しました。
やっぱりおいしいポテトチップチョコレート!


2月12日(日) 晴れ 「お米料理3品」
昨日とはうって変わり、冷たい風が吹く寒い一日でした。久しぶりにマフラーもして、小走りにお料理教室に向かいました。

今日のメニューは、うな玉丼、麦とろ、三色ぼたもちです。どれも手順は簡単で、余りお料理をしているという感じもないまま、気付くと完成していました。うな玉丼は、よくお店で売られているうなぎ1匹分で、4人前ができてしまいます。丼物なので、後は小鉢とおつゆぐらいで一食が完成する、経済的でお手軽なメニューだと思いました。麦とろは、麦ご飯をお鍋で炊く実習も行いました。麦とろご飯は大好きですが、家で麦ご飯を炊いたことはありません。でも、今は白米と混ぜて簡単に炊くことが出来る商品が出ているということで、今日もいつもと同じ様な手順で炊きあげることができました。とろろの薬味は、柴漬けと白ネギとお海苔でした。柴漬けをこんな風に使うなんて、ちょっと気が利いていておいしいなと思いました。

そして楽しみにしていたぼた餅は、こしあんで餅米を包んだ物、粒あんを包んで周りに黒ごまときな粉をまぶした物の3種類を作りました。炊きたての餅米をぺたぺたとつくのも、手水をつけて形を作るのも、工作しているみたいでとても楽しい作業でした。子どもの頃、お彼岸に祖母が作ってくれたぼた餅を、懐かしく思い出しました。
左の写真は私たちのグループの完成品、右の写真は先生方が作られた物です。ぼた餅は、やはりこうやって盛りつけると豪華だなと思いました。

麦とろだけ試食して、残りはお土産にしました。ぼた餅はグループ4人で15個作り、先生からのお裾分けもあったため、私の持ち帰り分は5個になりました。出来たての柔らかなぼた餅はおいしくて3人で黙々と食べ始めたのですが、あっという間に1個食べ終えたしゅんが立ち上がって、私のぼた餅を狙っています。「しゅんちゃん、それも食べてみたいな〜」と言うので分けてあげると、瞬く間にお腹の中に!結局主人のぼた餅もじーっと見つめ続け、3個分くらいペロリと食べてしまいました。

今日の実習が終わった後、講師の先生とグループの皆さんと少しお話をしました。ちょうど春からのコースを申し込む時期ということもあって、色々なコースについて先生が説明して下さったのですが、そのお話の中で、先生が「食」に対してどんな思いで取り組んでいらっしゃるのかということがよくわかりました。毎日の食べるという行為が健康な体を作る上で大事だということ、どんなささいなメニューであっても、家族のためを思って家で作った物は家族を健康にできるということ。そしてそんな大事な仕事を任されている人たちに、お料理することの楽しさを伝えていきたいという先生のお気持ちが伝わってきて、あと数回のこのコースがまた楽しみになりました。
出来上がり こちらは先生方の完成品


2月11日(土) 晴れ 「公園」
今日もぽかぽかと暖かい、春のような陽気でした。真っ青な空に誘われて、馬の公園に遊びに行きました。

冬は人もまばらなことが多い公園ですが、この暖かさでお散歩に来た人が多かったのか、競技場の周りも売店も、たくさんの人で賑わっていました。私たちは、パンやおにぎりを広げて競技場を見ながら遅めのランチにしました。一つ、二つと次々口に運び、黙々と食べ続けるしゅんを見て、私も主人も「よく食べる・・・」「一体誰に似たんだろう」と思わずつぶやいてしまいました。全部食べ終えると燃料が満タンになったのか、勢いよく走り出しました。明日の競技会の練習をしている馬を見ながら公園をぐるりと一周すると、数本だけ植えられている河津桜は、だいぶつぼみが大きくなっていました。あとどのくらいで、淡い色の花を咲かせるのでしょうか。春は確実に近付いているんだなと実感できて、とても嬉しくなりました。

夜ご飯に、先週のお料理教室の復習をしました。エチカで買ってきた乾燥ポルチーニを早速使った、豚ヒレ肉のソテー ポルチーニソースです。計りを使ってキッチリ5グラムだけ取り出し水に入れて戻すと、独特の香りが漂ってきて、う〜ん、やっぱりおいしそう!舞茸やしめじをたっぷり炒め、戻し汁と生クリームを入れて煮込んだソースは、何に掛けても合いそうです。今日はヒレ肉を1センチくらいの厚さに切ってソテーしましたが、柔らかいのでしゅんも食べることができました。主人にも好評で、お店みたいだね〜と言われました。本当はネギもたっぷり入れるレシピなのですが、それはネギ嫌いの主人には酷なので省いてみたのです。恩着せがましくそれを言うと、「このタマネギも省いたらもっといいかも」とずらりと残したみじん切りのタマネギを指さして言われてしまいました。これを省いたら、味が変わりそうなんですけれど。
きれいな青空 グラデーションになっています 河津桜のつぼみ 走る、走る
競技会の練習が行われていました 復習!


2月10日(金) 晴れ 「手芸屋さんへ」
今日も雲一つ無い良いお天気で、気温も上がりました。少しだけ顔を出していたチューリップの芽が、だいぶ伸びてきました。

ここ数日の私の悩み事は、幼稚園グッズのアップリケをどうしようということ、それから通園バッグの生地を買わなくちゃということです。「う〜ん」と言う私に「どうしたの?」と主人が聞き、「アップリケはどうしよう」という会話を何度も繰り返していました。すると今朝、朝食を食べながら「う〜ん」と言う私に、主人が「アップリカ?」と言いました。それは赤ちゃん用品メーカー?一文字間違ってる〜。

朝の家事を済ませて外を見ているうちに、折角のお天気だから「お出かけしよう〜」という気分が盛り上がってきました。しゅんも拳を振り上げて、「お出かけするぞ、エイエイ、オー」と乗り気です。
早速バタバタと出かける準備をして、デパートへ出かけました。平日のお昼前だから空いているかもしれないと思ったのですが、よく考えたらバレンタインの直前のデパートは、いつもよりずっと混んでいました。まずはホビーラホビーレに直行すると、同じ目的で来店する親子の多さにびっくり!幼稚園グッズのキットもずらりと並べられていました。しゅんと一緒に布を選ぶと、やはり「黄色がいい」と言って黄色系の布地ばかりを指さしました。中でも幼稚園グッズ用に置かれた布に心ひかれた様子だったので、それを裏地にすることにして、表は家で別の袋に使った物と布と同じ青を選びました。そしてアップリケもしゅんと選びました。しゅんが気に入った物をいくつも買うことが出来て、ほっと一安心しました。入園までの日々をワクワクした気持ちで過ごして欲しいと心から思いますし、入園後もこれから作る物たちと楽しい日々を送って欲しいと思います。

サクッとお買い物を済ませ、ランチに行こうとしたところでおもちゃ屋さんに寄り道することになりました。子どもにとっても大人にとっても魅力的な木のおもちゃが並ぶお店、素通りするのは難しいのです。それでも意外と早く切り上げて、今日は「糖朝」に入ることにしました。海老ワンタン入り香港麺のセットとちまきを注文し、向かい合わせの席でパクパクとおいしいランチを頂きました。どれもしゅんは喜んで食べていましたが、近頃よく食べると指摘される私には、香港麺の細さと量はやや少なめに感じました。でもワンタンのぷりぷり感はさすが!一口食べるたびに、おいしい〜と顔を見合わせました。デザートに選んだ温かい豆腐花もすっかり気に入ったしゅんは、最後は取り皿として頂いたお椀も両手で持ち、全て飲み干していました。

家を出てから4時間ほどのお出かけでしたが、目的も果たすことが出来て充実感いっぱいで帰宅しました。主人(と私)へのお土産は、道明寺と桜餅、つまり関西と関東両方の桜餅です。それぞれの良さがありますが、粒あんと道明寺の周りが好きな私は、道明寺の餡が粒あんだったらベストだわと思いました。
どんなバッグができるかな? 糖朝でランチ 関東と関西の桜餅


2月9日(木) 晴れ 「仲良し」
今日も青空が広がる良いお天気でしたが、風の冷たいことといったら!風が吹くたび、きゅーっと身が引き締まる様な気がしました。

左の写真は、エチカで買ってきた洋なしのデニッシュです。サクサクのパイ生地と控えめな甘さの洋なしがよく合っていて、もっと食べたいなと思うおいしさでした。昨日のパン屋さんは、素朴な粉の味を楽しむことが出来るパンと、バターの香りを堪能できるデニッシュの両方がずらりと並べられていて、どれにしようか本当に迷いました。デニッシュの方は色々なフルーツがキラキラ光っていて、まるで、「おいしいよ、おいしいよ」と言っている様でした。柿のデニッシュも気になったのですが、今回は絶対においしいだろうと思うこちらにしてみました。今度はもうちょっと冒険してみたい気がします。

今日はしゅんとA君のお宅に遊びに行きました。体格も性格もそっくりなA君としゅんは、小さいながらも気が合うのか、とても平和に遊びます。これまでは、「貸して」「貸さな〜い」といざこざが起こることもありましたが、2人ともだいぶ一緒に遊ぶことが出来るようになってきたのか、今日はそんな事もほとんどなく、何とも微笑ましく遊んでいました。電車好きの2人は、線路を走らせながらいつの間にか電車の目線になっています。グルグルと走らせ続ける2人を見ながら、私たちはお茶を飲んだりおしゃべりしたり、すっかりくつろいでしまいました。電車でしばらく遊ぶと、次は並んで本を読んだり、三輪車に前後並んで座って大笑いしながら走り回ったり。私たちも2人につられて大笑いしながら写真を撮りました。あんなに楽しそうにお友達と遊ぶしゅんは初めて見ましたが、やっぱりお友達と過ごすことが楽しい年頃になってきたんだろうなと思いました。

家に着いた時は、もう薄暗くなっていました。寒さも一段と厳しくなっていましたが、親子揃っていっぱい笑い、本当に楽しい一日でした。
洋なしのデニッシュ 電車好きの仲良し2人


2月8日(水) 晴れ 「エチカ」
今日は春のように暖かくて、気持ちの良い一日でした。洗濯物も、干すそばからジュワーッと乾き始めました。

午後から幼稚園の行事があったので、しゅんはウキウキと着替えをしたり支度をしたり。折角の良いお天気なので、私もひとりでどこかへ出かけようかなと考えて、ふと表参道まで行ってみようと思いつきました。最近あちこちで聞くようになった「表参道ヒルズ」はオープン前ですが、それよりも前に駅構内にたくさんのお店が集められてできたという「エチカ」に行ってみたいと思っていたのです。しゅんを「行ってらっしゃい」と見送って、身軽になると早速表参道へGO!前回行った時にはまだ工事中だったと思うのですが、今日電車を降りると色々なお店ができていて、本当に驚きました。
まずは改札を出る前に「オモ キノクニヤ」に入って、お料理教室の復習用に乾燥ポルチーニを探しました。あれこれ珍しいお菓子や食材が並べられていて、思わずこれも・・・と手を伸ばしかけましたが、ポルチーニのお値段に少々驚いて、予定通りこれだけ買ってお店を出ました。

次はフードコート広場に行きたいと思ったのですが、地図を見てもイマイチよくわかりません。さらにあちこち工事されてしまったため、以前と雰囲気が変わっていて、位置関係がつかめないのです。キョロキョロ辺りを見渡す私は思いっきりお上りさん状態でしたが、目ざとく駅員さんを見つけて教えて頂き、無事お目当てのお店にたどり着くことができました。お洒落で格好いいお店がズラリと並んだフードコートは、何故か外国人さんの率が高く、まるで外国旅行をしている様な気分になりました。私は「ブーランジェリー ジャン・フランソワ」という長い名前のパン屋さんで、おいしそうなパンをいくつか購入しました。その場でお茶をすることもできたのですが、それは今度のお楽しみということにして、また電車に乗りました。
もし今も表参道に通っていたら、間違いなく毎日フラリと立ち寄ってしまうだろうな〜と思う様なお店が色々あって、危険、危険と思いながら帰りました。こうして時々ついでに寄るくらいがちょうどよさそうです。

写真は、主人がお持ち帰りで買ってきてくれた広島風お好み焼きです。人気のお店でいつも何十分も待たなくてはいけないので、今日は「これからしゅんに絵本を読みます」というメールを送ったタイミングで注文をするという、連携プレーで出来たてを食べることができました。久しぶりだったのでこの大きさを忘れていて、おかずを3つも用意してしまいました。2人とも、お腹がいっぱいです。
広島風お好み焼き お腹いっぱい・・・


2月7日(火) 曇り 「アイロンがけ」
昨日の夜遅く、外が静かだなと思ったら雪が降り始めていました。段々雪の固まりは大きくなっていって、あっという間に外は雪景色になりました。
朝には雪も止んでいて、道路の雪はだいぶ溶けていました。気温が春の様に上がるという予報でしたが、いつまで経っても曇り空でひんやり寒いままでした。

今まで、アイロンをかける時は居間とは別の部屋に一人でこもっていました。しゅんが寝静まってから、それでも起きてくると危ないので鍵をかけ、暖房も効いていない部屋でちょっと寂しい作業でした。でも先日、もう今なら大丈夫だろうとしゅんを部屋に連れて行って、「熱いから、触らないでね」と言い聞かせ、目の前でアイロンがけをしてみました。時々私の手の上からアイロンを一緒に持って、お手伝いをしているつもりだったしゅんは、それ以来すっかり家事に目覚めてしまったようです。
今日も「アイロンするから、しゅんちゃんは遊んでる?」と聞くと、「ママと一緒にアイロンしようと思う〜」と言うので連れて行くと、アイロン台の準備をしてくれました。そしてアイロン台の前に正座してスタンバイ。「このシャツ、きれいになるといいわね〜。」と言いながら(女の子みたいな言葉遣い・・・)、私がアイロンをかけている間、楽しそうに見学していました。アイロン台の準備と片付けは自分の仕事だと思っているらしく、かけ終わるとイソイソとお片付けを始めました。どこかへお出かけするのも楽しいですが、こうして家の中で普通のことをして過ごすのも、なかなか楽しいものだなと思います。

午後は布を取り出して、入園準備を始めました。入園説明会で頂いた制作物のプリントと、「バッグと布小もの」という本を交互に見て、どうやって布を切ったらよいのか「う〜ん」と悩みながら、紙にあれこれ書いていきました。私の向かい側に座ったしゅんも、「う〜ん、う〜ん」と言いながら、複雑な線路を描いていました。


2月6日(月) 曇りのち雪 「お家でお菓子やさん」
今日は朝から曇っていて、寒いこと寒いこと・・・。夜から明日の朝にかけて、東京でも雪が降る様です。こんな日は家で暖かくして過ごそうと、キッチンでガサゴソと用意を始めました。

今日はお家でお菓子やさんです。クオカさんで以前かったバターがそろそろ期限を迎えるので、思い切ってどっさり使いたいと思っていたのです。ちょうど妹に送る予定の物もあったので、どっさり作ってどっさり送ってしまおう!と思いついて、段取りを考えました。
作った物は、くるみのコロコロクッキー、りんごのカントリーケーキ、金柑の甘露煮です。最初にクッキーの生地を作って冷蔵庫で寝かせ、その間にカントリーケーキの生地を作ってオーブンへ。焼いている間に金柑の甘露煮を作り始め、煮ている間にクッキーを焼くというスケジュールです。2種類の焼き菓子は、たかこさんのレシピなのでいつも通り簡単にサクサクと進みましたが、袋から出して「ををを〜」っとおののいてしまったのは、大量の金柑です。先週、近くのスーパーで「お買い得っ」と思って手に取った金柑は、1キロもあって298円だったのですが、数えてみたら66個も入っていました。甘露煮にする手順は前回の通りなので難しくないのですが、今日は下ゆでした後、種を全部取り出そうと思っているので、一瞬金柑の量にひるんでしまいました。でもナオミさんの掲示板でも宣言したことですし、ひとつひとつ手にとって、竹串で種を取り出してみました。

ギュッと押して竹串を入れると、切り込みの所から種がポロッと出てきます。どうしてこんなに入っているの〜と思うくらい、次から次へと種が出てきますが、数をこなすうちに段々手際良くなってきて(自画自賛)、全部取り出し終えたのは始めてから50分後のことでした。時々台所に来て「今は何をしているの?」と聞きにくるしゅんには、「種を出しているのよ」と答えていましたが、余りにも勢いよく出てくる種が飛んだのか、今度は両手に種を持ったしゅんが「これはなぁに?」とやってきて、思わず辺りを見回してしまいました。

出来上がったお菓子達を袋や瓶につめ、DVDと袋に入れて宅配便の方に集荷に来て頂いたのは、静岡に翌日到着するギリギリの時間でした。今頃は、雪が降る東名を走っているのでしょうか?

キッチンから見ていたら、しゅんがお絵かきを始めました。いつもは「ママが描いてみて」と言って絶対自分では描かないのに、こんな風にお絵かきするようになったなんて嬉しいなと思いました。「まずは青で線路をかきまちゅ。これは急行の線路でちゅ。」「今度は緑で線路をかきまちゅ。これは各駅停車の線路でちゅ。」などと言いながら、楽しそうなお絵かきの時間は続きました。
金柑どっさり 66個! 最初に出来上がったのは りんごとくるみのカントリーケーキ
お家でお菓子やさん 線路がいっぱい


2月5日(日) 晴れ 「図書館」
今日は朝から良く晴れて、良いお天気の一日でした。風は冷たいけれど、日向はとても暖かくて、お散歩すると良い気分でした。

何も予定がなかったので、休日のお手軽なお出かけ先、図書館へ行きました。途中でファミレスに寄って食事をしましたが、しゅんはお子様カレーを驚くほどモリモリと食べていました。
図書館はとても混雑していて、どのコーナーも人でいっぱいでした。絵本コーナーで選んでいると、ズラリと並んだ絵本に興奮状態だったしゅんの動きがピタリと止まり、「マ、ママ・・・おトイレに行こう」と言いました。あっ、これは〜と思った通り、おもらしでした。でも最近、お着替えセットをしゅんのリュックに詰めてある私はちっとも動じなくなってきました。「またおもらししちゃった、もうお着替えないからね」と言い聞かせて図書館を後にすると、おいしいパンを何種類か買って家に帰りました。

家に着いてコートを脱いでいると、しゅんがペンギンの様に歩き出しました。家に入って安心すると、ついおもらししてしまうのです(笑)。気持ちはわかるけど、あと3メートル我慢すればよかったのに〜とつい笑ってしまいました。
夜ご飯は、先週届いたキャベツを使ってロールキャベツを作りました。ほかほかと温まって、お野菜もたっぷり食べられる煮込み料理は、冬にはぴったりだと思いました。

写真は、早速今日借りてきた絵本を積んで、お布団での絵本タイムを待っているしゅんです。
早く読もう〜


2月4日(土) 晴れ 「お料理教室」
今日は気温がぐっと下がり、朝から冷たい風が吹いていました。近所の家のお庭には、金魚が入った瓶が置かれているのですが、今朝見ると、薄い氷が張っていました。氷の下にいる金魚は大丈夫?と心配になりましたが、昼間見たら元気に泳いでいてほっとしました。

去年お休みした回の振替で、今日はお料理教室に行きました。今回は、「素敵な夜をおしゃれなディナーで」というテーマで、イタリア料理を勉強しました。メニューは、春色のアンティパスト、わたりがにのパスタ、豚ヒレ肉のソテー ポルチーニソース、レモンのジュレの4品です。
わたりがに1ぱいを解体するところから始めるパスタは難しいかなと思いましたが、カニの処理に少し時間がかかるだけで、それ以外の作業はあっという間に終わってしまい、あっけない位でした。それでもカニの風味はちゃんとソースに移っていて、試食する前から絶対においしいだろうなと思う様な、良い香りがしていました。家で作る時は、カニの他にも魚介類を入れると、もっと豪華で食べ応えがあるパスタになるかなと思いました。アンティパストは温野菜にソースをつけて頂きます。ドライトマトとオリーブオイルで作ったソースは、ほんの少しなのにちゃんと自己主張する味で、ゆでただけのお野菜がしっかりとイタリア料理になっていました。もうちょっと食べたいなと思うくらいの量が、品が良いのでしょうか?でも自分で作ったら、もっとお野菜を盛ってしまいそうです。

香りの良いポルチー二を入れたソースは、ソテーしただけの豚肉にぴったりで、一口食べると思わず「おいしい〜」という言葉が口から出ました。乾燥ポルチーニは少々高価だということですが、ちょっと奮発して家でも作ってみたいと思うメニューでした。ジュレは、レモン1個を使って簡単に作ることができるゼリーです。最後にクラッシュするので、固まり具合もそれ程重要ではないのが嬉しいところです。さっぱりした甘さのゼリーが、食事の締めにはとてもおいしく感じられました。

久々に池袋に行ったので、学生時代に毎日の様に通って(もちろんウィンドーショッピング)大好きだったデパート、東武百貨店のデパ地下に寄り道して帰りました。懐かしいお店や新しく入ったお店など、見ているだけで楽しいデパ地下巡りではありましたが、今が何月なのか忘れていたのはちょっと失敗でした。そう、2月はバレンタイン。しかも土曜日の今日は動くのが大変なくらいの大混雑でした。それでも気付くと、半分は自分で食べたい「ポテトチップチョコレート」を手に持ち、ロイズの行列にしっかり並んでいたのでした。
簡単なのに、おいしいイタリアン!


2月3日(金) 晴れ 「節分」
今日は10度を超える暖かい一日でした。気温の差が激しい毎日ですが、明日にかけてはまた急激に寒くなるそうです。夕方から風が強くなって寒さが増してきましたが、主人が帰ってくる頃には真冬に戻った様でした。体がついていかなくて風邪をひいてしまいそうな気がしますが、病は気から、エイッと気合いを入れるためにしゅんと大きめの金柑をパクリと食べました。

良いお天気につられて、ふらりと外に出ました。公園に近付くと、中学校へ向かう親子連れの行列がありました。今日もまだ試験なのかな?と思っていると、合格発表の日だということがわかりました。パン屋さんで買い物をして外に出ると、ちょうど発表を見終えた方々がバス停に向かって歩いているところでした。晴れ晴れとしたお母さん達とお子さん達の顔を見て、本当にお疲れ様でしたという気持ちになりました。

青空が広がって、公園の気持ちよさは格別でした。しゅんの足取りも軽く、あっちこっちへウキウキと元気に走っていきました。馬は見られませんでしたが、ぽかぽかのベンチで食べたお外パンは、いつもよりおいしく感じました。
公園を出ると、バスに乗ってちょっと大きなスーパーへ向かいました。お目当ては節分の太巻き!恵方巻きの習慣は、関東でも随分浸透していて、1月に入るとあちこちのお店で見かける様になっていました。予想通り高く積まれたお寿司屋さんの太巻きを2本買い、おまけに特売の鰯も買って帰りました。

帰り道、入ったことがないお花屋さんに行ってみました。優しい色合いのチューリップが何種類も置かれていたからです。どの色がいいかしゅんに選んでもらうと、「アプリコットビューティー」という種類の薄いオレンジ色の物を選びました。チューリップは私が大好きなお花ですが、しゅんも「きれいね、きれいね〜」と言いながらお花をなでていました。

しゅんを寝かしつけてから、大人だけで節分ご飯を食べました。このお店の太巻きは初めて買いましたが、具があれこれと入っていて最後まで楽しめました。黙って全部食べるのは難しい大きさだったので、かたちだけ最初に黙ってパクリと食べ、後は普通に食べてしまいました。ところで、私は今、お料理教室で「お米料理」を習っているのです。それなのに太巻きを買うなんて、お料理教室に行っている意味が・・・。でもちょうど様々なお寿司を習うはずだった去年の9月から11月にかけて、幼稚園の用事や体調不良でお休みしてしまったのです。振替分の授業は今年受けるつもりなので、来年の節分はお手製の太巻きが登場する予定です。あくまでも、予定ですが。
歩く 歩く きれいな青空 良い気持ち! 胴の所に「ジョンコ」と書いてあります
チューリップとスイートピー 春らしい色合い 節分の夜ご飯 お腹いっぱい・・・


2月2日(木) 曇り 「まだ3歳」
今日の予報は晴れだから、どこか公園にでもお出かけして・・・と思いながら洗濯物を干していたら、あっという間にどんよりとした雲が覆って寒くなってきました。まるで雪が落ちてきそうな寒い空に、お出かけは断念して家の中で過ごしました。

少し前、生協のカタログに載っていた「ふつうに炊ける 十種雑穀」という商品を買いました。はとむぎ、とうもろこし、黒米、黒胡麻、黒豆、小豆、緑豆、アマランサス、そば、くこの十種類の雑穀が30グラムで一袋になっています。3合のお米を炊く時に、一袋入れて一緒に炊くだけでいいという簡単な物なので、早速試してみたところ、全体的にほんのりピンク色の甘いご飯になりました。
しゅんもこういうご飯が大好きなので喜んで食べるのですが、今日は妙に一生懸命食べているなと思っていたら、「ごちそうさま」の後でスクッと立ち上がり、足、お腹、肩、頭と順番に触りながら「1,2,3,4。ぜーんぶ食べたから、もう4歳になった?」と言うので笑ってしまいました。お花に水やりをした後、じょうろを片付けようと思ったらしゅんがしたいと言うので渡してみたのですが、片付ける場所が高すぎて届かなかったのです。私がちょっと手伝いながら、「あともう少し大きくなったら届くかな。毎日ご飯を全部食べて、元気モリモリに大きくなったら届くからね。」と言ったのを覚えていたのです。それにしても、「もう4歳になった?」って、これからあと10ヶ月も続くのでしょうか?

ところで最近またグンと語彙が増えたというか、口が達者になったしゅんには、日に何度も負けそうになります。今日も水遊びに夢中になっておもらしをしてしまったしゅんが、「ママー」と言いながらちょこちょことペンギン歩きで(おもらしすると、大きく足を開けないのでこの歩き方になってしまうのです)居間に来たので、手をつなぎながら「あらら?これは一体なんですか?」と言うと、「これは、ズボンでちゅ」とのお答え。いつもは「おもらししちゃったんでちゅ」と言うのに!そして「おしっこは、どこでするんですか?」と言うと「お○ん○んでちゅ」とのお答え・・・。一体誰が教えたの?いつもは「おトイレでちゅ」と言うのに〜。すぐに「おトイレで〜ちゅ」と言ってトイレに走って行きましたが、笑いをこらえるのが大変でした。真剣な顔で諭したり、叱ったりすることが難しいこの頃です。


2月1日(水) 雨 「お茶」
今日は朝から雨降りで、とても寒い一日でした。こんな日は家の中でのんびり過ごそうといつもだったら思うところなのですが、幼稚園の行事があったのでしゅんにカッパを着せて外に出ました。
雨足は段々と強くなってきて、傘を差しても降り込んでくる雨でしゅんの顔にも水しぶきがかかってしまいました。それでも長靴で水たまりの上をバシャバシャ歩くしゅんの顔は笑顔で、雨の日のお散歩を楽しんでいる様でした。

しゅんとわかれて一人になると、どうやって過ごそうかなと思いながら商店街に向かって歩き出しました。すると駅の方向から親子連れがぞろぞろと集団になって歩いてきます。今日は一体何の日?と考えているうちに、子どもさん達の多くが同じリュックを背負っている事に気付きました。それは中学受験で有名な塾のリュックです。今日は私立中学の受験日だったのです。6年生のお子さんは、肩を並べる付き添いのお母さん達とほとんど同じ背格好で、最近のお子さんってやっぱり大きいんだな〜と妙なところに感心してしまいました。本を読もうと入った喫茶店でも、お隣の席でお母さんと娘さんが試験前の最後の復習をしていました。耳に入ってくる内容は、何だかとても難しくて、もしかしたら何年後か、しゅんがこんな勉強をするようになっても、私はちっともついていかれないだろうなと思いました。

温かいカフェオレを飲みながら、本を読んでゆっくり一息ついていると、しゅんが生まれる前の事を思い出しました。退職してから里帰りするまでのわずかな期間、よく出勤する主人を駅で見送ると、一人でコーヒーショップでココアを飲みながら本を読みました。あの時大きなお腹の中に入っていたしゅんが、今は一人で私と離れた時間を持つことが出来るようになったなんて、何だかとても不思議です。


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