2006年3月

                                                  過去の日記 2006/02


3月31日(金) 晴れ 「お友達」
今日も良く晴れましたが、思ったより気温は上がらず外はひんやりした空気でした。起きてすぐ、お昼に食べるパンの材料をセットすると、しゅんがスタートボタンを押しました。

11時過ぎ、久しぶりにAさん親子が遊びに来てくれました。玄関で再会した時から、子ども達は大喜びでぴょんぴょんと跳ねていました。子ども達が1歳3ヶ月になった頃、近所のスーパーや公園で偶然バッタリ会うことが続き、話をし始めたのが私たちの出会いでした。小学生だったら1年生と6年生という位、年齢が離れた私たちですが、全くそんな事を意識することもなくとても仲良くさせて頂きました。こんなにも子ども達の成長が著しい時期、Aさんと悩みを相談し合ったり、嬉しかった事や誇らしい事などを話し合ったりしながら子育てできたのは、私にとって本当に心強いことでした。これから子ども達が幼稚園に入り、大人同士のおつき合いもぐっと増えそうねと言っていたところでの我が家の転居に、Aさんも最初はとても残念がっていました。でも、実は新潟はAさんの出身県。夏休みなどの長期休暇には、ご実家にいらっしゃるついでに足を伸ばして遊びに来て下さるとのことで、少し会う回数は減るけれども、必ずまた会えるというお別れだねと言い合って、お互い元気を取り戻しました。

子ども達は、随分子ども同士で遊ぶことができるようになっていました。「○○ちゃん、このパズルするの?」と顔をのぞき込む様にして話しかけているしゅんを見て、こんな風にお友達と関われるようになったんだなと成長を感じました。お昼のパンとシチューをモリモリ食べ、お土産に持ってきて下さったケーキも、今日は特別おやつに食べ、遊び続けた子ども達はいつしかハイテンションも極まって、とんでもない姿に・・・。気付いたら下はパンツだけになって、笑い転げながら遊んでいたのです。そのおかしな姿に、私たちもお腹が痛くなるくらい笑ってしまいました。最近はちょっとバタバタしながらも寂しい気持ちでいっぱいで、こんなに楽しい気持ちで大笑いしたのは久しぶりでした。あとしばらく慌ただしさは続きますが、今日の子ども達のおかしな姿を思い出し、クスッと笑いながら頑張ろうと思いました。


3月30日(木) 晴れ時々曇り 「馬とお花見」
青空の広がる良いお天気でしたが、お昼前から雲が覆ってグンと冷え込みました。まだまだこんな寒の戻りがあるのでしょうか。思わず薄着で外出しそうになりますが、念のため上着は厚めの物を着ていった方が良さそうな毎日です。

今日はお昼前にYさん親子と待ち合わせをして、馬の公園でお花見をしました。明日から始まる競技会の練習で、今日はお馬さん達もたくさん見ることができました。大きいね〜、格好いいね〜と盛り上がる私たちの横で、子ども達は「シャボン玉したい」「階段上って、下りたい」と、違う方向で盛り上がっていました。
メインの競技場を通り過ぎ、遊具のある広場の方に向かうと、桜がトンネルのように空いっぱいに広がっていました。まさに満開の桜で、空が白く見えるほど!きれいだねー、すごいねーと感嘆の声を上げる私たちの横で、またしても子ども達は「滑り台したい」「あれ(ジャングルジム)に上りたい」と、桜そっちのけの楽しみ方をしていました。

しゅんは、ここ数日風邪をひいて大人しくしていたことの反動か、今日は家を出たときから「ママ、楽しいね〜。ハハハッ、ハハハッ」と笑っていましたが、遊具を見てもそのテンションは上がるばかりで、挑戦したこともない大きな遊具にも果敢に挑戦していました。一生懸命上っている姿を見ると、去年の今頃は、ぶら下がるのが精一杯だったのに、大きくなったなーと改めて思いました。

さてお弁当を広げましょうとベンチに座ったら、風がピューッと吹き始めて急に寒くなりました。そこで売店の中に戻り、そこにあるベンチでお昼ご飯にしました。1歳4ヶ月の頃からリトミックでご一緒していたYさんとは、もう2年近くになるおつき合いです。Yさんとは偶然同い年で、どこか性格が似ているのかいつも話が弾んで時間を忘れてしまいます。子ども達も不思議と相性がいいのか、とても平和に仲良く遊ぶことができる良いお友達です。しばらくは、頻繁に会うことは出来なくなりますが、これからも時々はこうして遊べたら嬉しいなと思いながら、さようならをしました。
桜のトンネル 桜の下で滑り台!気持ちよさそう〜


3月29日(水) 晴れ 「転勤」
昨日ちょっと頑張って外出したからか、朝から頭がズキズキしてきました。外は強い風が吹いて寒そうだったので、今日はお家でのんびり過ごそうとしゅんに言って、お互い工作とお掃除を始めました。午後になると、しゅんが本棚の片付けをしている私に膝枕をしてきました。珍しくお昼寝をして4時間も眠り続けたしゅんも、このところ少し疲れているのかなと思いました。

今週の月曜日、主人に転勤の辞令が出ました。一週間ほど前に内々示があったのですが、とうとう正式に決定しました。この春、多分異動するだろうということは前々から聞いていてそのつもりでいたのですが、多分東京だろうと考えていたため、しゅんの入園準備も着々と進め、入園まで一ヶ月を切って新生活へのワクワクした気持ちでいっぱいでした。ところが結果は新潟支店への転勤ということでした。妹達が来てくれる数日前にそれを聞いた時は、かなり動揺してこれからどうしようという気持ちでしたが、ワイワイと楽しい時間を過ごし、主人ともゆっくり話をして段々落ち着いてきました。最初は、毎週末帰ってくるから単身でもと言っていた主人ですが、私たちにとってそういう生活はどこか無理をしている様な気がしていました。さらに妹達を東京駅まで送っていった後、しゅんと2人でポツンとホームに残された時、こんな気持ちが毎週続くのはやっぱり寂しいなと強く思いました。
昨年の秋、あんなに忙しく大変な思いをして、しゅんが自分らしくのびのび生活できそうだと選んだ幼稚園。そして一日入園や園での行事を通じて、どんどん成長し、幼稚園を楽しみにするようになっていったしゅんの事を考えると、これだけは最後まで心残りでした。でも、今日先生にお電話をして、色々お話していく中ですっかり気持ちが落ち着きました。私から離れられなかった数ヶ月を通り越し、あんなに楽しそうに幼稚園に行っていたしゅんだったら、これから新しい環境に入ってもきっと頑張れると思います。最初はきっと戸惑うでしょうが、それは私たちがちゃんと側で支えていきたいと思います。そしてもし、これから3年間のうちにこちらに戻ってくることがあれば、ぜひ編入のお電話をして下さいねというお言葉を頂いて、たっぷり作った製作物やピカピカの制服は、大事に持っていこうと決めました(笑)。

幼稚園のことがすっきりすると、私の気持ちもさっぱりして、早速新潟のガイドブックをじっくり読んであれこれ覚えようとう気持ちになってきました。主要な地理はだいぶ頭に入ってきましたが、ついついおいしい食べ物の頁で手が止まってしまいます。まずは引越の準備をしなくちゃいけないんだったわ・・・(汗)。


3月28日(火) 晴れ 「リトミック」
このところの陽気で、東京の桜は満開になったそうです。咲き始めから満開までの期間がこんなに短いのは、珍しいのではないかしらと思いました。

お弁当を持って、最後のリトミックに行きました。初めて教室に行った日から、あっという間に過ぎていった2年間。でもまだ3歳3ヶ月になったばかりのしゅんにとっては、とても長くて大事な2年間だったんだろうなと思います。
幼稚園が春休みになったお兄ちゃんやお姉ちゃん達も付き添いで来ていたので、いつもよりにぎやかな教室の雰囲気に、ちょっぴり押され気味なしゅんは緊張した面持ちでレッスンを受けました。それでもお名前呼びの時の歌を大きな声で歌ったり、ギャロップやケンケンを得意気に披露したり、2年前には想像もできなかった姿をたくさん見せてくれました。歌うことや音楽を聴くことが大好きになったしゅんと一緒に、このお教室では私も随分楽しい時間を過ごすことができたなと今までのことを思い出しました。1つ小さなお友達ばかりになってしまうとわかった一年前、続けることを少し悩みましたが、一緒にレッスンを受けることによってお友達に優しく接することができるようになった場面も見られ、結果的には続けられて良かったと思います。みんなでお弁当を一緒に食べ、その後も子どもの部屋でしばらく遊び、最後の日を思いっきり親子揃って楽しみました。小さなしゅんの記憶には、このお教室でのことはほとんど残らないかもしれませんが、歌ったり音楽に合わせて動いたりすることの楽しさは、きっとしゅんの中にずっと残ると思います。先生やお友達、そしてお母さんたちに心からありがとうございましたとお伝えし、教室を後にしました。

いつものように公園に寄り道して帰ると、1ヶ月前には梅がきれいだった公園では、桜が満開になっていました。華やかなピンク色に染まった公園は、以前と違う場所の様でした。ちょっと寂しい気持ちになっていた私ですが、この素晴らしい桜の花を見て、元気がわいてくるような気がしました。
見事な大木! 満開です


3月27日(月) 晴れ 「桜」
今日はまさに春といった暖かな一日でした。このぽかぽか陽気で桜も一気に開いたのでしょうか。家の近くの桜は、全体的にピンク色になっていました。

左の写真の桜は、今日の最初のお出かけ(?)先、小児科兼内科に行く途中に写した物です。ウキウキと心弾むお出かけ先ではないけれど、途中にある桜並木でぜひ写真を写そうとデジカメを持って出かけたのですが、いざ取り出して電源を入れようとしてびっくり。充電中だったのをすっかり忘れ、電池を入れずに持ってきてしまったのです。がっくし。でも気を取り直して携帯でパチリ。意外ときれいに撮れました。
小児科兼内科で、しゅんと私のお薬をまたどっさりと頂き、次に向かったのは眼科です。しゅんの目もすっかり良くなってきましたが、もう少しは様子を見ながら目薬を続けた方が良いとのことでした。

そのまま次の目的地に行こうとしたら、お腹が空いたしゅんがスーパーにあるマクドナルドに「行きたい、行きたい、行っきった〜い」と歌い出しました。余りにも大きな歌声に、これはかなりお腹が空いているに違いないとお店に吸い込まれるように入りました。久しぶりに入ってみると、見たこともない商品があって、もちろん新商品大好きの私は注文してしまいました。それは梅ソースナゲット!しっかり酸っぱい梅のソースとナゲットは何ともミスマッチでしたが、さっぱりしていて私は好きな味でした。しゅんも気に入ったのかパクパクと食べていました。

ところで前にも増しておしゃべりになったしゅんは、本を読んでいる時や工作している時以外はひっきりなしに話しかけてきます。今夜はお鍋を洗っている私に向かって、会話の流れで○歳の子は誰?と問いかけてきました。「1歳は?」「Hちゃんだね」「2歳は?」「T君」「3歳はしゅんちゃんでしょ。4歳は?」「Mちゃんは4歳だよ。」「5歳は?」「う〜ん。A君は5歳だったかな〜。」「6歳は?」「ママ、6歳のお友達は知らないな」「じゃあ7歳は?」・・・と延々と続く会話に段々集中力が薄れていくのを感じ始めた頃、「ママ、ウェンズデイは?」といきなり来たのでびっくり仰天したものの、反射的に「水曜日」と答えていました。ちゃんと私が聞いているか、まるでテストしているかのような会話の流れに、思わず苦笑する私でした。
手を伸ばして だいぶ咲きました


3月26日(日) 晴れ 「ドライブ」
だいぶ暖かくなってきましたが、風は少し肌寒く感じます。しゅんの風邪は、少し咳が残るくらいでほぼ治った様です。目はすっかり良くなり、腫れていたまぶたも元通りになったため、いつもの濃〜い二重まぶたが復活しました。私の風邪は一進一退で、今朝も微熱が出てどんよりした体調でした。

どうしても買っておきたい物があったので、久しぶりに二子玉川まで車で行きました。午後になってしまったので、デパートにつながっている駐車場には長い待ち行列ができていましたが、少し離れた所にあるタワー駐車場はまだ空いていて、すぐに入ることができました。
ハンカチ売り場でササッとお買い物をした後は、私だけ地下に行ってこちらもササッと必要な物を買っていきました。週末のお店は平日に比べるととても賑わっていて、活気がありました。遅いお昼ご飯を済ませたばかりだったので、夜ご飯は軽くサンドイッチでもという主人のリクエストがあり、サンドイッチなら・・・とPAULに入ってこちらはじっくりゆっくり選び、いくつか購入しました。
1階の広場で待っていた2人を探していると、階段を上ったり下りたりしている親子を発見しました。あっちこっち歩き回って、しゅんはデパートでの散歩を満喫していました。

咲き始めた桜は、この週末に随分開いた様です。ドライブ中も、あちこちでピンクの花を見ることができました。桜並木の下は、来週末くらいが満開で見頃だねと言いながら走りました。

写真のチーズケーキは、今月届いたチーズケーキの会、長野にある「カウベル立田屋」の安曇野チーズケーキです。タルトの部分はココア味で信州産のくるみがたくさん入っているそうです。そしてチーズはカマンベールが使われているという珍しい物で、本当に一口食べただけで「カマンベールだ〜」としっかり感じる様なケーキでした。カマンベールチーズが大好きなしゅんは、口の周りを真っ白にしながら必死に食べ続け、私のお皿にも手を伸ばして「一口くださる?」と言いながら、8割くらいを持っていこうとしていました。
PAULのサンドイッチで夜ご飯 チーズケーキの会 「カウベル立田屋」の安曇野チーズケーキ カマンベールチーズの濃厚なお味!


3月25日(土) 晴れ 「お豆ご飯」
昨日の夜遅く、泣きながら起きてきたしゅんを抱っこすると、その熱さに驚きました。よくわからない事を何度も言ったり、時折体を突っ張らせたり、そうかと思うと何かから逃げる様にバタンバタンとのたうち回ったり。これは大変だと思っていると、私の腕の中ですぐに眠ってしまいました。熱を測ると39.7度。もし40度を超えたり、さっきと同じ様な状態になったりしたら、救急病院に行こうと思っていると、主人が帰ってきました。

そのまま無事朝を迎え、しゅんのほっぺたを触ると熱は下がっていました。まだ眠り足りない様子のしゅんをお布団に残し、大人二人で朝のお茶をしました。昨日買ってきたケーキを、バタバタしていて食べ損ねてしまったのです。奥のいちごのタルトには、ピスタチオの生クリームが乗っています。どちらもとても小さいのに、しっかりとした味がして食べ応えがありました。お皿を片付けていると、しゅんが「もう朝になったよ」と言いながら寝室の襖を開けました。そして窓を指さすと、「あ、晴れだ」とひと言。すっかり元気になった様で、目やにもピタッと止まっていました。子どもの体調はすぐに変わって、その度にハラハラさせられます。元気が良すぎていたずらばかりしていると、もうちょっと静かにしなさいと思うこともありますが、やっぱりそのくらいが一番いいなと病気をするたびに思います。

生協に注文していたえんどう豆が届いたので、この春初めてのお豆ご飯を炊きました。私は昔からこのご飯が大好きですが、グリーンピース嫌いの主人は食べられないと言うので、数年前まで炊いたことがありませんでした。でも缶詰のグリーンピースと生のえんどう豆は全然別の物なんだから!と力説し、絶対においしいからと説得して炊いてみたら、意外とおいしいという感想をもらって、それ以来春になるとお豆ご飯が食卓に上る様になりました。主人が嫌いなお野菜も、今のところパーフェクトに食べられる様になっているしゅんは、このお豆はどうかな?と思いましたが、一緒に出したおかずのために、その結果がよくわかりませんでした。そのおかずというのは、しゅんの大好物「鯖のみりん干し」。これを自分でほぐしてご飯に乗せて食べるのが大好きなしゅんは、今日もそんなに口に入れて大丈夫?と言いたくなるくらい、大量の鯖とご飯を詰め込んでご満悦でした。
いちごのケーキで朝のお茶 この春初めてのお豆ご飯 やっぱりおいしい〜


3月24日(金) 晴れのち曇り 「風邪2種類」
昨日の夜遅く、帰ってきた主人に姪のMちゃんからの手紙を渡しました。開いてみると、みんなの似顔絵が描いてありました。写真は、左上から時計回りに主人、私、しゅんの似顔絵だそうです。さよならをする時、こんな風にお礼の手紙を書く・・・なんて、この一年の幼稚園生活で身に付いたことなのかなと思いながら、微笑ましい手紙を見て和みました。

そして同じく夜遅く、喉が渇いたと起きてきたしゅんの顔を見てびっくり。目やにがいっぱい出て、目が開かない程になっていました。何とかティッシュで拭き取ると、前がよく見えないのか恐る恐るコップを手にとってお茶を飲み、またすぐ眠たいと言って眠ってしまいました。朝になっても同じ状況で、元気ではあるものの目やにがひどく、さらに私も一昨日の熱をぶり返したのか寒気と全身の倦怠感でぐったりしてしまったため、主人についてきてもらっていつもの病院に行きました。

しゅんと私の風邪は違う種類のものだということで、別々のお薬が処方されました。目やには風邪からくる炎症だろうというお話だったのですが、一回目薬を差した後、涙の様に次々と出てくる目やにの量に、これはもう一度眼科に行った方が良いのではないかと思い直し、午後の診療時間に合わせてかかりつけの眼科に向かいました。ベビーカーに乗っている間も待合室にいる間も、しゅんの目からはボトボトと目やにが混じった涙がこぼれていきます。何か大変な病気だったらどうしようと思いながら診察して頂くと、「風邪で抵抗力が弱っている時に、ばい菌が入ったためでしょう」という結果でした。先生による点眼も、お薬の湿布も大人しく受けたしゅんは、「もうよく見える様になった?」もう元気モリモリになった?」と言いながら椅子から立ち上がり、先生に「さよなら〜」と言って診察室を出ました。だいぶ目の腫れや目やには落ち着いてきましたが、中の炎症が治まるまで、しばらくこんな状態は続くそうです。子どもの体って、頑丈な様に見えてかなり繊細なんだなと思いました。
病院への道のりでも、たくさんの桜の花を見ることが出来ました。咲き始めのきれいな桜を少しでも楽しめる様、早く2人とも良くなりたいなと思います。
Mちゃんからのお手紙


3月23日(木) 曇りのち晴れ 「さようなら」
明け方まで降っていた雨も止み、お昼前から青空が広がりました。しゅんの体調も私の風邪も、だいぶ良くなってきました。

朝ご飯は、冷凍してあった十穀米でおにぎりを作りました。梅干しが食べられないというMちゃんの分はほんの少しだけ入れてみたのですが、一口食べてすっかり気に入ってしまったらしく、妹も驚くくらいたくさんの朝ご飯を食べてくれました。

午後には出発してしまう3人と、お昼はしまじろうパンでお別れランチにしました。材料をホームベーカリーに入れるところをお手伝いしてくれたMちゃんは、どんどん形になっていくパンに興味津々でした。ところでこの滞在中、妹が一番喜んでいた(?)のは、私がよく言っている「クオカさん」というのがどんな物なのかよくわかったことです。日記を読んで、度々出てくる「クオカさん」って、一体なんだろう?もしかして、人なんだろうか?と不思議に思っていたそうです。滞在1日目の夕方には、「クオカさん」から注文した物が届き、2日目からは「クオカさん」から買ったバターやお粉、くるみやレーズンを駆使している私を横で見て、「お姉ちゃんの食生活から、クオカさんは切り離せない大事な物なんだね〜。」と言うくらいでした。この4日間、「これもクオカさんなの?」「そう、クオカさん」という会話が何度も交わされました。最後には、「クオカさん」と言うだけで、ちょっと笑ってしまうほどでした。

2時半過ぎに家を出て、電車を乗り継ぎ東京駅に到着しました。3日前、ここで3人に会った時のことがついさっきのことの様にも思われて、本当にあっという間の楽しい4日間だったんだなと思いました。子ども達は思いっきり一緒に遊び、笑い合ったり喧嘩したり、なかなかできない体験をしたと思います。私も口が疲れるくらい妹とおしゃべりをして、充実感いっぱいの4日間でした。ホームまで、Hちゃんを抱っこしMちゃんと手をつないで行くと、別れがたい気持ちになりました。「また遊んでね」「また会おうね」と言い合う子ども達。新幹線が出て行く時って、やっぱりとても寂しいなと思いながら見送りました。
そうそう、Mちゃんが家を出る時のひと言は、「しゅんちゃんのママ、梅干しのおにぎりってうまいね。」でした。この4日間で、一番印象深いお料理はおにぎりだった様です!

にぎやかに過ごした4日間から、ぽつんと2人だけ取り残された様な気がして、帰り道はちょっとぼーっとしてしまいました。でも折角東京駅に出たんだから、楽しい気持ちで帰りたいねとしゅんと一緒に丸ビルの地下に行き、イートインのお店でお弁当や中華まんを食べて夜ご飯にしました。3日前と同じエレベーターに乗ると、しゅんが「もうMちゃんとHちゃん、いないね」と言いました。同じことを考えていたんだねと思いながら、しゅんと手をつなぎました。
しまじろうパンでさよならランチ また遊ぼうね


3月22日(水) 晴れ 「うまい」
明け方、「おトイレに行きたいよ。ママ、抱っこしてよ。」と言って泣きながら起きたしゅんが、水分を戻しました。起きてもちょっとぐったりしていたので、慌てて病院に連れて行きました。

どうやらお腹にくる風邪のひき始めということで、お薬が出ました。先生は余り食べない方が良いと仰っていましたが、昨日の夜から今日のお昼までほぼ絶食状態だったしゅんは、お腹が空きすぎてともかく何か食べたいと大泣き・・・。余りに辛そうだったので、食前の吐き気止めのお薬を飲ませた後、少しずつ食べさせてみました。するとお薬が良く効いたのか、みるみるうちに元気になってほっとしました。

そこでお昼には、軽くて食べやすいワッフルを焼くことにしました。生地を作っていると、お手伝いしたいお年頃のMちゃんがキッチンに入ってきました。しゅんと交替でお粉をふるったり、卵を入れてかき混ぜたり。そんな風にして作ったワッフルを、みんな嬉しそうにパクパクと食べてくれました。姪の口癖は「うまいね」なのですが、この日もしきりと「ワッフルってうまいね」が登場していました。

早帰りの主人が帰ってくると、早速大歓迎のMちゃんは「ボールで遊んで」と近付いていきました。しばらく遊んで主人が新聞を読み始めると、「私ね、この子大好きだよ」と主人をつつきながら言うので大人は大笑いです。こんなに好かれて良かったわね〜。
みんな揃って夜ご飯を食べていると、「ねぇ、見て見て」と言ってみんなの視線を集めたMちゃんが、右手を斜め上に挙げて面白い表情をしました。それを見ていたしゅんも右手を挙げて面白い顔。そして密かに小さなHちゃんも右手を挙げてキメッのポーズ。何度も繰り返す子ども達に、笑いっぱなしの楽しい夜ご飯になりました。

そろそろ片付けをと思った辺りから、どうも寒気がしてきたと思ったら、みるみるうちに頭痛がひどくなり、熱が上がってしまいました。最後はフラフラになりながら、取りあえずお薬を飲んでしゅんとお布団にもぐりました。妹達がお布団に入ったのにも気付かないくらい、あっという間に夢の中でした。
二人で「あいうえお」パズル


3月21日(火) 晴れ 「仲良し」
朝から良く晴れて、気持ちの良いお天気になりました。祝日の今日は主人もお休みなので、朝からみんな揃ってご飯を食べました。

お昼前からテレビをつけて、のんびり野球観戦をした後、清々しい気持ちでお昼を食べに出かけました。東京にも開花宣言が出たとのことで、近所のソメイヨシノのつぼみもだいぶピンク色になっていました。写真の木は、何という種類の桜でしょう?もうほぼ満開で、お散歩中の人たちが足を止めていました。
すっかり主人に懐いたMちゃんは、家を出るなり「Mちゃん、しゅんちゃんのパパと手をつなぐ」と飛びついていって、お店に着くまで仲良く手をつないでいました。時々顔を見合わせながらお話している様子は、仲良しの親子みたいです。

「日本チーム、優勝おめでとう〜」ということで、お昼からお酒で乾杯する大人達!大勢で食べると焼き肉もおいしくて、お肉、ビビンパ、お肉、冷麺、お肉、キムチ・・・とお腹いっぱいになるまで食べ続けました。
帰り道では公園に立ち寄り、Mちゃんのお土産、シャボン玉で遊びました。競争するようにプーッとシャボン玉を吹くMちゃんとしゅん、それを追いかけてフラフラと動き回るHちゃん。3人はすっかり暗くなるまでシャボン玉を楽しみました。

お布団では、昨日に引き続きしゅんとMちゃんを並べて寝かせ、私が隣りで寝転んで絵本を読みました。2冊目を読み始めた頃、「すー」という寝息にふと見ると、Mちゃんがすやすや。そして4冊目を読み始めた頃、何度か夢の中にいるような感覚になったな・・・と思っていたら、しゅんも私も眠っていました。
桜が咲き始めました 親子みたいな2人 ずっと手をつないでいる姪


3月20日(月) 晴れ 「いらっしゃい!」
強い風もだいぶ治まり、雲一つ無い空が広がりました。小さな姪達の旅行が、こんな暖かな日で良かったなと思いながら、東京駅に向かいました。入場券で東海道新幹線のホームに入ると、久しぶりに間近で見る新幹線に、しゅんよりも私が興奮気味でした。そして向こうのホームに入ってくる新幹線を見ては、「あ、こまちだよ、こまち」「Maxやまびこが来たよ〜」と、以前よりずっと早く反応してしまう自分にちょっと驚いていました。電車好き3歳児の母ならでは・・・。

姪達が乗っているはずの新幹線をじーっと見ていると、キョロキョロとホームを見ているMちゃんを発見しました。向こうも気付いて窓に駆け寄ってきました。ドアが開くと、去年の5月に会った時より随分背が伸びてスラッと大きくなったMちゃんは、すぐに私に抱きついてきました。もうすぐ2歳のHちゃんも、小さいながらも上手に歩いてかわいいこと。前回は人見知り真っ最中で大泣きされてばかりでしたが、今回は最初からにっこりと笑ってくれておばちゃん大喜びです。しゅんも女の子のパワーに少し圧倒されながらも、「Mちゃん、Hちゃん、こんにちは」と元気に挨拶していました。

東京駅の前で記念撮影をした後は、早速丸ビルの地下でランチを購入しました。きれいなOLさんや素敵なサラリーマン達が闊歩する中、思いっきり普段着で両方の手に子どもを連れた私はかなり浮いている様な気もしましたが、地下に入るとお店の豊富さや品揃えにすっかり嬉しくなって、ウキウキし始めました。事前にHPを見た時においしそうだなと思っていた、ユーハイムのランチボックスを2つとパンをいくつか、そしてそれぞれにお茶やジュースを買って、すぐ近くにある和田倉噴水公園に移動しました。皇太子殿下のご成婚記念に作られた公園ということで、まだ新しくとてもきれいな噴水がいくつもある公園です。気持ちの良い青空の下、ベンチでランチボックスを広げると、お腹が空いた子ども達はいつも以上にパクパクとよく食べました。
地下鉄も初体験の姪は、トンネルの中を走り続ける電車にびっくりしたのか、しゅんと並んで静かに座り、ジーッと窓の外を眺めていました。公園で思いっきり走り回り、たくさんランチを食べた子ども達は、駅に着く頃には「あと5秒で眠りそう・・・」という表情でしたが、何とか起こしてタクシーに乗り込みました。

家に着くと、早速遊び始める子ども達。特にしゅんとMちゃんは、本当に仲良しで見ていて微笑ましくて仕方ありませんでした。Mちゃんの歌に合わせて一緒に踊ったり、ソファーに仲良く座ってお絵かきをしたり。そして全ての遊びに一拍遅れて自分も参加しようとする小さなHちゃんのかわいらしさに、私はメロメロになってしまいました。大はしゃぎで食べた夕ご飯、そして5人で入ったお風呂(笑)、絵本もいつもの倍以上読んで満足感いっぱいになった後、電気を消すとほどなくしてみんな眠ってしまいました。今は妹も一緒に夢の中です。本当にお疲れ様!楽しくてあっという間に過ぎていった一日でした。
ホームまでお迎えに こちらは「こまち」 私の方が興奮! スズメの大群がやってきて、怯えるHちゃん
良い気持ち 右下のピンク色は佇むMちゃん 仲良しの2人


3月19日(日) 曇りのち晴れ 「友達」
今日はきれいな青空が広がって、穏やかな春の日のように、家の中からは見えました。しかし一歩外に出ると、風の強さにびっくり!この春の嵐で、交通機関にも影響が出たそうです。

お昼に学生時代の友人K子ちゃんとNちゃんと待ち合わせをして、スモーガスボードを食べに行きました。スモーガスボード未体験の2人が喜んでくれるか、ちょっぴりドキドキしながらの食事が始まりました。いつものように冷たいお料理からお皿に盛りつけていきます。色々なソースのかかったニシンの酢漬け、スモークサーモン、海老のサラダに貝のボイル・・・。ぱくっと一口食べただけでにっこりしてくれた2人を見て、私もほっとしました。久しぶりに会ったため、おしゃべりは片時も止まることはなく、同時に手も動かしておいしいお料理を口に運び、忙しくも楽しい時間が過ぎていきました。
学生時代、調理実習の時や一緒に食事をした時、「この味は、舌のこの部分で感じる」などと言っては共感し合っていた2人は、友人達の間では味に敏感な2人として認識されています。今日もデザートを食べては「このぷつぷつがおいしい」、マリネを食べては「この酢の加減が食欲をそそるよね〜」と、私がRちゃんと2人でスモーガスボードを楽しむ時とは、またひと味違った感想を色々と聞くことが出来て、とても面白く感じました。その後は鹿児島にいるAちゃんと、Aちゃんに会いに行ったRちゃんと、携帯を使ってのテレビ電話をしました。顔を見ながらお話すると、遠く離れているのが嘘のように感じられてとても不思議でした。
それにしても、お互い全く違う環境にいる友人なのに、こんなに話が弾むなんて自分でも驚くくらいでした。色々な話をして、ここ最近ちょっと考え込むことがあった私もすっかり元気をもらった気がします。本当に友達っていいなと思った一日でした。

この写真は、ホワイトデーに主人が買ってきてくれたヨックモックの「さくらクッキー」です。左が桜葉入り、右が桜花入りの、桜蜂蜜を使ったクッキーです。袋を開けるとフワッと桜餅の香りと桜の花の香りがしてきました。この季節にはぴったりの、春が楽しみになるお菓子だなと思いました。
ホワイトデー第二弾 桜のクッキー


3月18日(土) 曇りのち雨 「姪たち」
今日は朝からしゅんが主人にべったりで、とても不思議な一日でした。外出先で主人と一緒にトイレに行ったことなど一度もないのに、「しゅんちゃん、パパとトイレに行きたい」と主張し、帰ってくると「男の子のトイレに行ったんだよ」と喜んでいました。

来週の月曜から、春休みを利用して妹と姪たちが遊びに来ます。私たちが帰省して以来なので、10ヶ月ぶりの再会です。姪は「しゅんちゃんの所に行く」と毎日楽しみにしてくれていて、寝言で「しゅんちゃん」とつぶやくこともあるのだとか。そしてしゅんは「MちゃんとHちゃんは、このブロックで遊べるかな?」とおもちゃの選定に余念がありません。妹に用事があって携帯に電話をしたら、途中で替わった姪が「しゅんちゃんのママ?ね、ね、MちゃんとHちゃん、遊びに行くでね。待っててよ。」とすっかり身につけた方言で必死に言うのには笑ってしまいました。私にとってはかわいい姪、しゅんにとってはちょっと怖い(!)けど、意外と仲良しな従姉妹ですが、遠く離れているためになかなか会うことができません。来週は、みんなで楽しく遊んで色々な思い出が作れたらいいなと思います。

そんなわけで(?)、こちらは火曜日に買ってきた布でチクチク縫っていた、色違いのポシェットです。しゅんは早速ミニカーをいっぱい詰めて、重たそうに斜めがけしていました。姪達のイメージで選んだ布の色とアップリケ、2人は気に入ってくれるでしょうか?
仲良し3人組?


3月17日(金) 曇りのち晴れ 「ステップ」
曇っていた空も、お昼過ぎには明るくなってぽかぽかの暖かさになりました。3月も中旬を過ぎて、随分春らしくなってきました。

先日、千趣会に注文していた子ども用ステップ(踏み台)が届きました。2段の階段式になっていて、高さは20センチほどです。しゅんは大喜びで、広がった世界を楽しんでいます。どこへ行くにも680グラムのステップを片手に持ち、「○○、できたんだよ〜」と嬉しそうに言っています。このステップが必要なのは、一体いつまでなのかな?と思いますが、自分で出来ることが増えて喜んでいるしゅんを見ていると、買って良かったなと思いました。でも実は、私もこのステップをとても喜んでいる一人なのです。こちらの商品、耐荷重量が何と100キロ!これに乗れば、今まで主人を呼んでいた高い所のお弁当箱やお鍋などが楽々届くのです。ふふふ〜。疲れたら座ってもいいし、多分しゅんに必要なくなった後は、キッチンに常備することになると思います。

ところでおトイレに自分で行く事が好きになったしゅんは、積極的に服の脱ぎ着もしたがるようになりました。しかし時々、私が「きゃ〜」と言うのをわかった上で、こんないたずらをするのです。今日もズボンの上からパンツを履いて、「この方が、ズボン、履きやすい。ま、これでいいやっ。」と言いながら、私から逃げていきました。
ちょっと違うよ〜


3月16日(木) 晴れのち雨 「小さなブロック」
朝は暖かく良いお天気でしたが、みるみるうちに雲が広がり、夕方には雨が降り始めました。夜にかけて荒れ模様のお天気になるそうです。この雨で、またぐっと暖かくなるのでしょうか。

昨日買ってきたブロックを持ってきて、朝からしゅんはやる気満々です。買ったブロックというのは、写真のLaQブロックという商品です。一辺の長さが2センチも無い位の小さなパーツをパチッパチッと組み合わせ、平面的な作品から立体的な作品まで、様々な物を作ることが出来るというブロックです。お店にお試しコーナーがあって、私とYさんは「これ、何だろうね」と言いながらチラッと見て通り過ぎていたのですが、気付くとしゅんがよそのお母さんに遊び方を教えて頂いていました。この魅力にとりつかれてしまったしゅんは、本当に何をどうしてもその場を動こうとしなかったので、どうしたものやらと思ったのですが、85ピース入ったお試しパックを見つけ、それを買って何とかお店を後にしたというわけです。

朝ご飯を食べている時から、「ママ、ショベルカーを作って」とリクエストされていたので、早速説明書とにらめっこして製作開始です。小さなパーツを組み合わせ、どんどん形になっていくのを実感しながらブロックを触っていると、しゅんを喜ばせるために始めたはずなのに、すっかり私の方が楽しくなっていました。何とか形にしてしゅんに渡すと、「わ〜」と大喜びしながらも、「じゃあ、次は車を作ってね」と無情にも解体を始めました(笑)。まだ、次々とつなげて線路を作り、その上に私が作った電車を走らせることしかできないしゅんですが、きっとすぐに色んな作品を作るようになるだろうなと思います。私の頭の体操にも良さそうなので、しばらく親子で楽しみたいと思います。
ショベルカーが完成! ふぅ〜


3月15日(水) 晴れ 「公園日和」
ぽかぽかと暖かく、青空が広がる良いお天気になりました。「明日はお天気がよさそうだけど、予定がないな〜」と思っていた昨日の夜、突然Yさんから嬉しいお誘いを受け、今日は4人で井の頭公園に行くことが決まりました。

お弁当を駅ビルで購入し久しぶりの公園に入ると、その気持ちよさに思わず深呼吸したくなりました。前回行った時には肌寒い感じでしたが、青空の下、キラキラ光る池を見ながらお散歩するってこんなに気持ちいいんだ〜と思いました。子ども達ものびのびと体を動かして、あっちこっち歩き回っていました。そしてYさんが持ってきて下さったシャボン玉をピューッと吹き、楽しくて仕方ない気持ちを抑えきれないかのように、ケラケラと笑い続けていました。
鳥がたくさん集められている小動物園に入って、クネクネした面白い形のベンチでお昼ご飯にしました。おやつのお団子までペロリと食べた後は、思い思いに遊ぶ子ども達とそれを見ながらおしゃべりする私たち、それぞれのんびりとした時間を過ごしました。

公園を満喫した後は、吉祥寺の街に出ておもちゃ屋さんのはしごをしました。木のおもちゃが並ぶお店では、子ども達はお試しコーナーで夢中になって遊びました。2軒目の、こちらも木のおもちゃや素晴らしい絵本がずらりと並んだお店では、どれもこれも欲しくなってしまう私たちが、何度もお財布と相談をしました。しゅんはあるブロックがとても気に入って、その場から動けなくなっていました。ちょっと難しそうな物だったので、取りあえずはお試しセットという物を買って何とかお店を出る事が出来ましたが、家に帰るまでそのおもちゃを手から離そうとしませんでした。

帰りの電車の中、隣同士に座った子ども達が、何やら会話をしていました。「次は何駅かな?」「くるくるパン屋さん、やってた?」・・・などなど、完全に2人の会話をしている子ども達の声をこっそり聞きながら、「かわいいね〜」「大きくなりましたね〜」と微笑む私たちでした。幼稚園が始まると、気ままに平日を過ごすことはできなくなりますが、ちょっとしたお出かけをしたりお友達と会ったり、これからも今日の様なしゅんの笑顔をたくさん見たいなと思いました。
シャボン玉 飛んでいけ〜 楽しそうに電車ごっこする子どもたち 白鳥がいるね〜


3月14日(火) 晴れのち曇り 「マイペース」
日差しは強いのに、空気は冷たくて意外と寒い一日でした。最近何を着たらいいのか迷いますが、今日は冬用の服がぴったりでした。

久しぶりのリトミックでは、どの歌も大きな声を出して歌うしゅんに、先生やお母さん達が驚いていらっしゃいました。私も、いつも以上にノリノリなしゅんにびっくりしました。すっかり教室の雰囲気やお友達、そして先生にも慣れて、リラックスできるようになってきたということだと思います。こんなに楽しそうにしているのですが、このお友達とのレッスンは残すところ後1回というのが残念です。
今日は、先生がボールをコロコロと転がし、それを一斉に取りに行って先生の所まで持っていくという遊びをしました。「さぁ、行きますよ〜」という掛け声で先生がボールを転がされると、3人のお友達は「わ〜」と言ってバタバタと走っていきます。しゅんはその勢いに押されて、よよよ・・・と遠巻きに見るばかり。さらに近くに来たボールを運良く取ることができても、グイッと他のお友達に取られてしまって「あ、持って行っちゃった」と私に報告しに来る有様!しゅん以外のお子さんは1歳年下なのですが、全員第二子のためかとてもたくましいのです。先生も「ほら、しゅんちゃんも取りに行っていいのよ。幼稚園は、生存競争が激しいわよ〜。」と、わざわざしゅんに取りやすい様に投げて下さいました。でも、そのボールにダダダ〜ッと走っていっててボールに積み重なる様に倒れ込んだ3人を見て、しゅんが「CちゃんとH君とYちゃん、お山みたいになったねぇ。」と言うのには、大人全員が大笑いでした。本当に、マイペースというか闘争心が無いというか。4月からの幼稚園生活で、たくましくなっていくのでしょうか。

お弁当を食べた後は、グッズ作りで足りなくなった布やワッペンを買い出しに、新宿まで出かけました。1時間ほどの買い物につき合ってくれたしゅんは、急激にお腹が空いてしまったらしく、珍しく「何か食べたい、食べたい」と言うので、去年の夏の旅行で行ったカフェメルカードに寄ることにしました。次々とやってくる電車を見ながら、しゅんは新幹線プレートのサンドイッチをペロリと食べ、私はカフェオレをゆっくり飲んで一休みしました。一緒に出かけて、こうしてのんびりお茶することもできるようになったなんて、本当に大きくなったなと思っていたら、地下であれこれ見ているうちに熟睡を始めてしまいました。デパートを歩き回るだろうからと、久々にベビーカーに乗せてきて大正解でした。家に帰ってもそのままお布団でぐっすり眠っていたしゅんは、夜ご飯も食べないで眠り続けていました。

写真は、早帰りになった主人が寄り道した新宿のデパートで買ってきた、アンテノールのケーキです。「ホワイトデー、おめでとう」「ありがとう〜」と2人でこっそりパクリ。何かにかこつけて、こっそり食べてばかりの私たちです。
ホワイトデーおめでとう(?)


3月13日(月) 曇り 「成長中」
朝から冷たい風が吹き、ぐっと気温が下がりました。東京では雪がちらついた所もあったそうです。なかなか本格的な春は来ませんが、気付けばもう3月も中旬です。

ベランダでは、最近驚くほどシクラメンが元気になっています。次から次へとつぼみが出てきて、鮮やかな花を咲かせています。レースのカーテン越しに見えるピンクと赤がとてもきれいです。チューリップも、随分伸びてきました。色々な種類のチューリップを選んだので、やはり葉っぱの感じもそれぞれに違っています。どんな色のどんな花が咲くのか、今からとても楽しみです。

お天気が良かったら公園に行こうかなと思っていましたが、余りの寒さにお家で過ごそうと決め、それぞれイソイソと支度を始めました。しゅんは工作ブックと工作セットが入った箱、私はアイロンセットと裁縫セットを取り出して、「さぁ、始めましょう〜」と自分の作業を進めました。クレヨンで丸を描いたりハサミで紙を切ったりするしゅんの横で、私はチクチクと縫ったりアイロンで縫い目をきれいに押さえたり。とても作業がはかどりました。段々好みが出てきたしゅんは、布の合わせ方を相談すると「イヤ、イヤ。こっちが表じゃなくて、こっちが表じゃなきゃイヤ。」と3歳児らしく反抗的な言い回しで(笑)、表布と裏布の合わせ方を決めてくれました。
ミニシクラメン 満開! チューリップも伸びてきました お弁当箱袋とコップ袋


3月12日(日) 晴れのち曇り 「間違い」
今日は風の強い一日でした。春らしい生暖かい風でしたが、旅行の後の洗濯物がみるみる乾いて助かりました。

今日もボウリングが忘れられないしゅんは、「コロコロコロコロ・・・ボーンって、しゅんちゃんは1本だけ倒れたねぇ」「ビューン、ゴーン、ダダーンって、パパは全部倒れたねぇ」と何度も繰り返していました。

夕方になって、3人で図書館に行きました。絵本コーナーのソファーでしゅんが絵本を読んでいる間、すぐ近くの棚で絵本を選んでいると、女の子から「ねぇ、お母さ〜ん」と声を掛けられました。私が振り向くとしゅんと同じくらいのその女の子はびっくりして、恥ずかしそうに隠れてしまいました。そのお子さんのお母さんが、「靴の泥を落としに行くから、ここで待っててね」と仰っていたのを聞いていたので、「もうすぐ帰ってくるから待っててね」と言うと、にっこり笑ってくれました。お母さんが戻られると、女の子はさっきの出来事を報告していました。「ここでね、間違えちゃったの。お母さんって、間違えちゃったの。そしたらね、待っててねって言ったの。だから待ってたの。」その言い方がかわいくて、クスッと笑っていると、お母さんが私に気付いて「ありがとうございました」と仰いました。しばらくしてから、おトイレに連れて行ったしゅんが、主人の横に座って雑誌を読んでいる女性に「ママ、このご本も借りるの?」と声を掛けました。その女性は顔を上げてにっこり。今度は私たちが「申し訳ありません」と言う番でした。絵本コーナーでは、お母さんの間違いが頻発しているのです!


3月11日(土) 晴れ 「誕生日」
目を覚ますと、青空が広がっていました。朝の風景もとても素敵です。「お誕生日おめでとう」と言ってくれた主人は、しゅんに「ママは今日から3○歳だよ。」と早速教えていました。しゅんは私の足元から「1,2,3・・・」と数えていき、首の辺りで「30」、そして頭のてっぺんで「3○さ〜い。おめでとう〜。」と何回も繰り返しました。嬉しい様な悲しい様な。

朝からモリモリ食べる私たち家族は、いつものようにゆっくりと朝食ブッフェを頂きました。30階にあるスカイラウンジの窓際の席からは、遠くのビルまでよく見渡すことができました。モリモリ食べた私と主人が、「まだ食べるの?」とやや心配になるほど、しゅんは最後までおいしそうに食べ続けていました。

チェックアウトを済ませ荷物を自宅に送ると、早速パレットタウンに行って観覧車に乗りました。いつも混んでいる観覧車も、朝の時間は待ち時間0分でした。靴を脱いで椅子に立ち上がり、窓から景色を楽しむしゅんは、どうやら高所恐怖症ではなさそうです。気付くと「怖いくらい高いね〜」と言っていた私たちも立ち上がり、すごい、すごいと頂上からの景色を堪能しました。
観覧車の後は、隣りにあるトヨタシティーショーケースに入りました。様々な種類の車が展示されているショールームですが、私たちの目的はE−comライドという電気自動車の自動運転走行体験です。定員は2人なので、運転席には私、助手席にはチャイルドシートを用意して頂いてしゅんが乗り、早速コース内に出発しました。いつもと違うシチュエーションに、「ママ、運転するの?」「しゅんちゃんとママとドライブだね〜」としゅんは大喜びです。私も「そうだよ。ママが運転するんですよ。ほら、右に曲がりますよ〜。」などと答えましたが、実は私がしたのは「スタートボタン」を押しただけ!ハンドルにも触ってはいけない、完全自動運転なのです(笑)。それでも私とのドライブを喜んでいるしゅんを見ると、本当に運転できたら楽しそうだな〜なんて、またしても思いました。

お腹が空いてきたので、のんびりとお散歩しながら台場のアクアシティに向かいました。休日のお台場は段々混雑してきて、あちらもこちらも人でいっぱいでした。3月の今日は結婚式も多かったのか、きれいなお洋服を着た人ともたくさんすれ違いました。お昼は「SKIP気分」のRIKAさんに教えいて頂いた、鶴橋風月というお店で大阪のお好み焼きを頂きました。じっくりと時間をかけてお店の方が焼いて下さるモダン焼きは、キャベツのふんわりとした甘さが感じられてとてもおいしい物でした。最後にかけるマヨネーズとソースの量にもびっくり!これが本場の味なんだね〜と言いながら、ハフハフと食べました。

アクアシティには色々なお店が入っていて、私もついフラリとあるお店で足を止めました。見ているうちに段々欲しくなってきたなと思っていたら、主人がプレゼントと言って買ってくれました。それは、私たちが大好きなswatchの時計です。普段時計は持たない私ですが、これからは幼稚園のお迎えなど時計を見る機会が増えそうだなと思っていたところだったのです。しゅんも初めて行ったトイザらスで、自転車や三輪車の試乗を楽しみ、ずっと欲しがっていた外遊びで使えそうなボールを1個買ってもらってウキウキ。そう言えば、ウキウキしていたのは私たち2人だけでしたが、そんな気分のまま電車に乗ってお台場を後にしました。

電車に乗るとすぐに眠ってしまったしゅんを、交替で抱っこしながら家に帰りました。しゅんはそのまま朝まで眠り続けました。新しいことをいっぱい体験して、刺激たっぷりの2日間だったと思います。この年になると、お誕生日だ、嬉しい〜という感じはないのですが、今年のお誕生日は楽しく過ごすことが出来て、主人としゅんに感謝感謝の2日間でした。
おはよう 良いお天気 朝ご飯 海藻サラダがおいしい〜 観覧車 良い眺め
運転席にいるのは私! でもスタートボタン押しただけ ジェラートを3人で お台場の散歩道
観覧車も見えるね 初めてのとんぺい焼き そしてモダン焼き おいしい〜 お腹いっぱい


3月10日(金) 雨のち曇り 「お台場」
主人の休みが取れそうだということが週の初めにわかり、小旅行に出かけることにしました。行き先は4年前に行って以来のお台場です。小雨の降る中、カッパを着たしゅんを連れ、電車を乗り継いで無事お昼前に到着しました。

まずはヴィーナスフォートでランチにしました。ずらりと並んだお店を見て回った後、「名人の一皿」というダイニング・コートで、それぞれ好きな物を選ぶことにしました。私はスンガリーラリョークというお店で、薩摩地鶏とチキンのストロガノフとボルシチを。おいしいランチの後は、噴水の前で写真を撮ったりフラリとお店に入ったり、お散歩を楽しみました。
まだ雨が降っていたので、次は東京レジャーランドに移動して、3人でボウリングに挑戦しました。しゅんは私と2人でチームになって、4というサイズのボールを転がしました。それにしても、ガーター防止の溝を塞いだレーンを選んだのに、何故かガーターを2回も出してしまった私って・・・。そんなこんなで、私たちの成績は「58点」。主人の半分以下の成績でしたが、しゅんはこのボウリングが私たちの想像以上に楽しかった様で、それから何度も「またボール転がしに行こうよ」「3人で、何回もボウリングしたいよ」と言い続けました。

同じくらい気に入ったのが、ゲームコーナーの所々に佇んでいた恐竜やライオンの乗り物です。100円を入れると動き出すこの乗り物に乗り、右へ左へバックへと、満足げに動き回っていました。ゲームなんて久しぶりの私たちも一緒に、音楽に合わせて太鼓を叩いたりドライブゲームをしたり、ちょっと子どもに戻った様な時間を過ごしました。

たくさん遊んでそろそろ良い時間になってきたので、ゆりかもめに乗って「台場」に移動し、今日の宿泊先、ホテルグランパシフィックメリディアンにチェックインしました。ネットでお得なプランを見つけたため、27階のレインボーブリッジ側のお部屋に泊まることができました。それはどうやらホワイトデー用のプランだったらしく、お部屋にはスイスのお店、ステットラーのチョコレートまで用意されていました。子連れの私たちが利用するなんて、ちょっと申し訳ない様な気がしましたが、さらに特典の割引券までしっかりと利用し、私は60分の沖縄エステの体験をさせてもらいました。ゴーヤパックでつるつるになった顔をなでながら、部屋に戻るとすぐに夜ご飯の時間になりました。
しゅんと一緒でも気兼ねしないでいいようにと、今回はロビーカフェのル・ブーケというお店でディナーブッフェを頂きました。しゅんも大好きなチーズを思う存分味わって、「もっと持ってきて」と私にリクエスト。私はおいしいケーキも「明日は誕生日だし」と言い訳し、全部堪能してお腹いっぱいでお部屋に戻りました。
窓の外はすっかり夜の景色になっていました。レインボーブリッジは、緑、赤、オレンジと刻々と色を変えていきます。屋形船が浮かび、ゆりかもめが行ったり来たりする夜景を見ながら、しゅんが寝静まった後でおいしいチョコをこっそり食べました。
ヴィーナスフォート 夜はこんな感じ ストロガノフとボルシチ 初めてのボウリングがすっかりお気に入り
そしてこれにもはまる・・・ ディナーブッフェのデザート 欲張りすぎ! 寝る支度をしましょう
夜景 レインボーブリッジと東京タワー かわいいスリッパ ステットラーのチョコレート


3月9日(木) 曇り 「好きなこと」
気温の差が激しすぎます。今日はまた冬に逆戻りです。でもこのところの陽気で、ベランダがとても賑やかになりました。シクラメンのつぼみは一気に開き、チューリップもにょきにょき伸びています。春が待ち遠しい毎日です。

随分前から、廊下にある作りつけの収納に入って自分で扉を閉め、「あら〜。しゅんちゃん、どこに行ったの〜?」と自分で言うというのがしゅんの中で流行っていました。いつも入るのは、少しかがめば入ることができる掃除機置き場だったのですが、今日は違う所から声がします。「どこに行ったの〜?」の後は「ここですよ〜」と言って自分で扉を開けるので見に行ってみると、こんなことになっていました。隣りは避難袋です。何て小さくなってしまったんでしょう!私が驚いていると満足そうな顔をして、「また閉めて」とリクエストしてきました。そして「あら〜。しゅんちゃん・・・」(以下続く)。

この頃、しゅんの好きなランチはホットケーキです。「しろくまちゃんのホットケーキ」という絵本を見ながら、焼いている私の横で「ぷつぷつ」「ぽいっ」と効果音を出してくれます。1回に、フライパンで4枚焼くくらいの小さなサイズが気に入っていて、テーブルへはこうして山積みにした状態で出します。このホットケーキの山から、1枚ずつ自分のお皿に取って、メイプルシロップを少しぬって頂きます。自分はすっかり「しろくまちゃん」になっているしゅんは、「小麦粉、入れたよね」「これ、お母さんと作ったのよ」と絵本を思い出しながらうっとりとした表情で食べています。久しぶりに食べると意外とおいしくて、私も気に入っています。

初めてお弁当箱で練習をしてから、今日で3日連続でお弁当箱ディナーをしています。「お弁当箱が良いよ」と言うので、お皿にのせて食べられるメニューなのですが、必死でお弁当箱に詰めています。今日はカジキマグロのパン粉焼きを、小さく切ってギュウギュウに詰めたら、なかなか取り出せずに困っていました。欲張らずに詰めなければいけませんね。私にとっても、お弁当箱に入れるには、どのくらい作ればいいのかという練習になっています。

今日は、最近のしゅんのブームになっていることを書いてみました。
かくれんぼ? ミニホットケーキ しゅんのマイブーム お弁当ディナー


3月8日(水) 晴れ 「修了」
一日おきに気温が上がったり下がったりしています。今日は朝から青空が広がって、ぽかぽか陽気の一日でした。東京では19度くらいという、4月中旬の暖かさになったそうです。
私の鼻風邪と明け方のしゅんの咳が気になったので、朝一番で病院に行きました。先日のお薬がよく効いていないとのことで、変更してみることになりました。これで2人ともすっきり治って、お出かけが楽しみな春を迎えられるといいなと思います。

午後は、通っていた教室の修了式がありました。パチパチとお母さん達が拍手する中、一人ずつ部屋に入ってくる子ども達は、少し照れて恥ずかしそうな表情をしていました。しゅんもキョロキョロと教室の中を見渡してから入場し、ちょこんと椅子に座りました。先生のお話があった後、一人一人修了証書を手渡されました。名前を呼ばれて「はい」と返事をし、おじぎをして受け取っている姿を見ると、本当に大きくなったなと感慨深くなりました。私から離れられなかった最初の頃のこと、私が隠れたら泣き出した時の顔、そして先生に作って頂いた冠を誇らしげにかぶって家まで帰った日のこと。気付けばいつしか通うことを楽しみにするようになり、私に笑顔で手を振るまでになりました。無理に何かをさせようとしなくても、子どもは自分で自信を持てるようになれば、自然と世界を広げていかれるんだと実感した数ヶ月でした。これから始まる幼稚園での生活でも、きっと色々なことがあると思います。しゅんの成長のひとつひとつを見逃さない様、見守っていきたいと思いました。


3月7日(火) 曇りのち晴れ 「練習」
今日はぐぐっと気温が下がり、また冬に戻った様な一日でした。この気温の差がいけなかったのか、風邪をぶり返した様で頭がガンガン・・・。しゅんは元気にしていましたが、まだ今週は予定もあるのでリトミックはお休みして、お布団に入り直しました。

昨日、Uさんがみんなで遊ぼうと持ってきてくれた物があります。それは顔や体に貼ることができるというシールです。普通のシールの様な物を手などに乗せ、爪でキュッキュッとこすると、ペタッと絵が貼り付くという物です。初めて見たしゅんはこれにすっかりはまり、手の甲だけでなく爪の1つ1つにまで小さなキティちゃんを貼る凝りようでした。お風呂に入っても取れなかったのを喜んで、今朝もうっとりと見つめていました。
ところで私も真似して左手の甲に2つ貼ったのです。昨夜、主人に見せたら「若い人(?)みたい。でも、無理がある。」と言われてしまいました。むむっ。でも、手だけ並べたら、私も若く見えるかもしれないわとパチリ。しゅんの手が大きくなったのか、私の手が小さいのか、だいぶ大きさが近付いてきたなーと思いました。

入園準備の袋物は着々と出来上がってきましたが、そろそろお弁当の練習も始めようと思い、今夜は幼稚園で使うお弁当箱やお箸を用意してお弁当ディナーにしてみました。しゅんも、先日買った「のりのりパンチ」で海苔をハート型にカットするお手伝いをして、準備はOKです。「いただきます」でお弁当バンドを取りお弁当を開けると、パーッとしゅんの顔が明るくなりました。結果は全部きれいに食べて、お箸やお弁当箱を片付けるところまで、ゆっくりですが上手にすることができました。突然思い立ったので、たいして代わり映えのしないおかずやご飯だったのですが、こんなに喜ぶなら時々こうして練習するのも楽しくていいかもしれないなと思いました。想像以上に子ども用のお弁当箱は小さくて、ほんのちょっとしかおかずが入らないことや、どういう入れ方だったら食べやすいかということがわかって、作る側の私の練習にもなりそうです。4月に向けて、ちょっとずつお互い上手になっていかれたらいいなと思います。
キティちゃんがいっぱい 練習中


3月6日(月) 曇り時々晴れ 「春一番」
朝はどんよりとした雲がたちこめていましたが、強い風に雲が吹き飛ばされて青空が見えてきました。これなら公園に行くことができそうだねと言いながら、身支度をしました。

今日は学生時代の先輩Uさんが、息子さんのT君と一緒に遊びに来てくれました。前を通ったことはあっても入った事がないという馬の公園に、ぜひ今度ご一緒しましょうと話していたのが去年の7月だったので、随分久しぶりの再会になりました。
パンを買って公園に行くと、晴れているのにとても空いていました。外のテーブルでパンを広げてランチを始めると、段々強くなってくる風に子ども達が目をしばしばさせました。最初はあらら?強い風ね〜と言っていた私達も、T君が目を開けられないくらいの風が吹き始めると、「建物の中に移動しましょう」と慌てて広げていた物を集めました。が、そこで突風がピューッ。私が手に持っていたパンが飛ばされてUさんの足元に。さらに子ども達の体が一瞬フワッと浮かんでそれぞれの親でブロックされて止まりました(笑)。「と、と、飛んだ〜」と大笑いしながら、中に入ってランチの続きをしました。後でニュースを見ると、東京には春一番が吹いたそうです。あの時の突風は、まさに春一番だったんだなと思いました。

公園を歩きながら、何やら楽しそうにどこかを見たり、馬をじーっと観察したり、前から仲良しだった2人はお互いの事を思い出したのか、少しずつお話をし始めました。家に場所を移してからも、2人が大好きな電車と車をあれこれ出して遊び続けました。私もUさんとたくさんおしゃべりができて、とても楽しい一日でした。興奮しすぎたしゅんは急激な眠気に襲われた様だったので、慌ててご飯とお風呂を済ませると7時に寝てしまいました。

ところでお布団に入る前、少しだけお茶を飲むのがいつもの決まりなのですが、今日はゴクリと飲んだしゅんが「これ、日本茶?」と聞きました。そして一口飲むと、「さっきは三本茶だったんだよ。もう飲んだから、今は一本茶になっちゃったね〜。」と言ってごちそうさまをしました。最初は何のことかわからなかった私ですが、「日本茶」ではなく「二本茶」だと思っているんだ!とわかって、こっそり笑ってしまいました。
2人で何見てるの? 馬って、大きいね〜


3月5日(日) 晴れ 「眠る日」
今日も真っ青な空が広がって、暖かな一日でした。先日頂いた風邪薬の中に、眠気が強くなる成分が入っているからか、昨日は主人が、今日は私が一日中眠ってばかりでした。

ふと気配がしたので目を覚ますと、キッチンに向かう主人とイソイソと従うしゅんの姿が見えました。お茶をいれているみたいだと思っていると、次は「何にしようかねー」と言いながら戸棚に向かっているらしい2人。夕方キッチンに行ってみると、コップの横に「味ごのみ」の小袋が2つ置いてありました。しゅんは1個1個お煎餅をじっくり眺め、「これはな〜に?」と主人に聞きながら、ときめいていたそうです。

写真は、最近よく作る駐車場です。この駐車場につながる道路もぐるりと作り、次々とミニカーを車庫入れしています。そんなに上手に車庫入れできたら、ドライブするのも楽しいだろうね〜といつも思います。しゅんがベビーカーに乗るのもやや厳しい体型になってきて、これからどうしようかと頭を悩ませています。今更ながら、子ども乗せ自転車に乗る練習をするか、それとも一念発起してペーパードライバーを返上するか。大抵の所へは手をつないで歩いて行って、その後は電車かバスに乗れば大丈夫な地域に住んでいますが、どうしてももう少し遠くまで行きたい時や荷物が多い時、あるいはお天気が悪い時などなど、何か交通手段があった方が便利よと、先輩のお母さん達から言われて迷っているのです。と言っても、多分このまましゅんが自分用の自転車に乗りこなせる様になるのを、待つことになる気がしています。それまでは、どうしてもという時にはタクシーのお世話になりそうです。
駐車場 最近いつも作っています


3月4日(土) 晴れ 「おでん三昧」
昨日の夜に降っていた雨も上がり、青空が広がる良いお天気になりました。午前中はそれぞれの予定があったのでお出かけをして、ちょうどお昼前に近くの公園で遊びながら主人を待ちました。いつもはなかなか帰ろうとしないのに、主人の姿を見るとすぐに手をつなぎに行って、「さぁ、お家に帰ろうよ」と言うので驚きました。

チクチク縫っていた幼稚園グッズが、段々形になってきました。裏地をつけているので、端の処理も縫い目もたいして気にせず気楽に縫いました。アップリケはしゅんが気に入った物を選んだので、完成するたびに大喜びで手にとってくれるのがとても嬉しいです。後はお弁当関連の縫い物が残っていますが、これは入園後でも間に合うので、取りあえずほっと一息といったところです。

午後、しゅんと2人で図書館に行った帰り、思い立っておでん種を売っているお店まで足を伸ばすことにしました。図書館までは1キロ以上ある上に、どっさりと3人分の本を持っての移動なので久しぶりにベビーカーに乗せると、段々しゅんの口数が少なくなってきました。そしてあれっと思った時には首を直角に曲げて熟睡中でした。おでん種をいっぱい買って大好きな世田谷線にも乗ったのに、家に着くまでぐっすり眠っていて全て夢の中。目覚めたしゅんは、「はんぺん屋さんに行きたいよ」「バスに乗りたいよ」と悲しそうにシクシク泣き出すので困ってしまいました。
おでんが出来上がった頃にはすっかり機嫌も直り、いつもながら驚く程の食欲で次々とおでんを食べていきました。それにしても、これで3人前って・・・。もちろん1回では食べませんが(でも2回で食べきりました)。
幼稚園グッズ、続々完成! おでん どっさり


3月3日(金) 晴れのち雨 「お料理」
雛祭りの今日ですが、風邪っぴきで外出を控えている私たちには、普通の金曜日の一日でした。こんな日にスーパーに行けば、きっと蛤やちらし寿司の材料を見て、うちも・・・と買っていたと思うのですが。唯一飾ってあるのは、しゅんが先日幼稚園の行事で作ってきたお雛様です。多分目を子ども達が描いたのでしょう。キョトンとした表情が何とも面白いお雛様です。

しゅんの風邪は鼻水を残すのみとなり、家の中にいるとパワーが有り余って大変といった感じでした。一方私は薬が切れると頭がぼーっとしてきて、思わず突っ伏して眠りたいという衝動に駆られるのですが、すかさず背後から「ママ〜」、ドスンと小さな人が上ってくるため、ヨロヨロと立ち上がって「お薬飲まなくちゃ〜」とキッチンに行くのでした。

夕ご飯も雛祭りとはかけ離れた、冷蔵庫と買い置きの食材で何とかなる物のメニューになりました。でも今日は、しゅんにお手伝いをしてもらいました。最近、生協のカタログにお弁当お役立ちグッズが載るたびに、これはどうかな〜とじっくり考えているのですが、普段の食事でも使えそうだと思って買った4種類の抜き型を使って、「人参係」になってもらうことにしました。この商品は、子どもにも危なくない様に、押さえる側がプラスチック製になっています。居間のテーブルに、「輪切りの人参」「抜き型で抜いた人参」「残りの人参」を入れるお皿を用意すると、早速型を選びながら作業が始まりました。ゆっくりゆっくり、一枚ずつ丁寧に作業をする様子を見ながら、私はキッチンでその他の作業を急いで済ませ、ようやくしゅんの人参が完成するとお鍋に入れてコトコトと煮始めました。「残りの人参」もかなり食べられる部分が残っていたので、そちらはみじん切りにしてトマトソースの中に投入!人参たっぷりの夜ご飯になりました。
「いただきます」と言って食べ始めると、しゅんはまず自分で切った人参をすくって「これは、しゅんちゃんが作ってくれたくまちゃんだよ」と食べました。今日の夜ご飯はこの写真の分を全部食べて、お腹いっぱいでごちそうさまになりました。これからも、こんな風に一緒にお料理したいなと思った夜でした。
雛祭り 人参係 奮闘中 桃の節句なのに、こんな夜ご飯


3月2日(木) 曇り 「風邪」
一昨日の夜、風邪をもらってきたみたいと言っていた主人は、昨日の夜になるとぐったり疲れた顔で帰ってきました。熱を測ると38度を超えていて、35度台が平熱の主人にはかなりの高熱です。私にもすぐに移ったのか、喉はイガイガ、頭はズキズキと怪しい気配たっぷりになってきました。一番軽いしゅんも時々咳をしていたので、家族揃って近くのお医者さんに行きました。

3人で診察室に入り順番に診て頂くと、予想通り主人の風邪が私に移り、それが軽くしゅんに移っている様でした。一人、鼻が大変な状態になっていて、ティッシュが手放せない主人は、どうやら花粉症ではないかとのことでした。去年の今頃、動物園に行った日から突然花粉症らしき症状が出た主人は、今年もあの頃ほどではないもののその症状が出てしまった様です。今年は去年よりずっと花粉が少ないと聞いていますが、なるべく軽く済むといいなと思います。

お薬が効いた様で、私の熱は平熱以下に下がり、しゅんの咳も止まってきました。でも体がやはり疲れているのかお薬の影響なのか、しゅんはいつもよりずっと早く眠気に襲われ、お風呂から出てドライヤーをかけている途中に私の膝枕の上で寝てしまいました。絵本→お茶→電気を消す→暗闇で私が「しゅんちゃんの夏祭り」のお話をしているうちに寝るといういつもの流れを全部飛ばして寝てしまうと、寝かしつけの時間はぐっと短縮されますが、ちょっと寂しく感じます。私も絵本を読むということが、すっかり日課になっているんだなと思いました。


3月1日(水) 雨 「お茶」
今日は朝から雨降りでした。ここ数日冷え込んでいますが、この雨が終われば少しずつ春の暖かさがやってくるのかなと思います。何だかあっという間に、3月になりました。

幼稚園の用事があったので、カッパを着てフードをきっちりかぶったしゅんと雨の中を歩きました。ぴったりになった長靴が気に入っているしゅんは、水たまりを見つけると助走をつけてタタタターッと駆け抜けます。見つけるたびに「おっ」というように体がピョンと弾んで喜ぶのが見ていてわかるので、とても面白いです。そして私は水しぶきの被害を受けないよう、水たまりから少し離れた所に移動します。
しゅんを先生にお願いすると、足取りも軽く駅前のコーヒーショップに移動しました。久しぶりに、Aさんと大人だけのお茶の時間です。お店に入ってキョロキョロと探すと、入り口に背を向けてお茶を飲んでいるAさんを見つけました。「Aさん」と言いながら近付くと、パタンと閉じた本はペーパーバック!学生時代、授業で見て以来お目にかかっていない私としては、その姿は何とも素敵に見えました。

間近になった子ども達の入園を控え、まずは手作りグッズの情報交換をしました。子ども達は違う幼稚園に通うため最初は少し寂しくなるかなと言っていましたが、今では違う園の情報も知ることが出来て、これも意外と楽しいねーと思うようになりました。そして私たちが今一番盛り上がる話題は、子どもが入園した後の平日の過ごし方です。折角自由になる平日の数時間、毎日ただ何となく過ごすのももったいない様な気がして、自分であれこれ計画を立てて過ごしたいものだねと言っています。一人でできる趣味やスポーツ、それからこうして友達と会うことなど、夢は広がるばかりです(あ、もちろん家事はした上で、ですけれど)。でもまずは、無理せず子ども共々、平日を平日らしく過ごせるようにならなくてはねという話に落ち着きます。会社を辞めてから、日曜の夜もほわ〜んとした気持ちのままでしたが、これからは「さあ、明日は平日だー」という気持ちに切り替えなくてはいけないんだなとしみじみ思います。社会人一年目、入社前の様な気分です。


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