2006年6月

                                                  過去の日記 2006/05


6月30日(金) 晴れのち雨 「家庭訪問」
これまで梅雨らしい日が少なかった新潟ですが、今日からどうやら梅雨空が戻ってきた様です。時々晴れていた午前中も、ムッとするような暑さでした。お迎えの頃にパラパラと降り出した雨は、瞬く間に強くなり、夜には警報が出るほどの大雨となりました。

今日はMちゃんのお家でまったりタイムを過ごそうと思っていたのですが、ここ数日の急激な暑さのためか、私の頭痛がなかなか治らず、また来週を楽しみにすることになりました。ぼーっとしながら横になっていると、電話が鳴りました。Mちゃんが「イタリアン」の差し入れを持って社宅の駐車場まで来てくれたのです。お見舞いも「イタリアン」とは、さすが新潟歴の長いMちゃん!久々に会ったので、車に乗ったままのMちゃんと機関銃のように立ち話をして、お互い体に気をつけようね〜と手を振りました。
ところで先日我が家に光を導入したのですが、その契約の内容の中に映画のプログラムがありました。そして毎月配信される映画の中から、月に2本は無料で観ることが出来ます。今月分をまだ観ていなかったことに一昨日気がついたので慌てて選び、しゅんを送り届けて家に戻ったのんびりタイムに、昨日は「25年目のキス」、今日は「チャーリーとチョコレート工場」を観ました。時々うとうとしながら、夢いっぱいの映画を観る時間は何とも贅沢でしたが、今日はチョコレートが食べたくなって、思わず一時停止をして冷蔵庫にチョコレート付きクッキーを取りに走りました。そして、あんな工場、本当にあったらちょっと見てみたいな〜と思っていたら、オランダにこの本を元にしたテーマパークが作られるというニュースが発表されて、びっくりしました。チョコレートの滝や全部食べられる物で出来ているお部屋、それからくるみの殻を割るリスのお部屋など、どんな風に作られるのかとても興味があります。

そして夕方は、しゅんの家庭訪問でした。毎日2度お会いして言葉を交わしている先生ですが、改めて1対1でお話すると色々な事をお伺いすることができました。私たちと一緒にいる時は、驚くくらいに甘えん坊なしゅんですが、幼稚園では意外とお友達にも溶け込んで、活発に過ごしていることがわかって安心しました。そして先生がお話して下さるエピソードには、全く〜と恥ずかしくなるやら笑ってしまうやらという事も多く、先生と2人で大笑いの連続でした。例えばお弁当の後、お片づけをするのが面倒になって、「誰か〜、お弁当を片付けてくれる方はいませんか〜?」とお友達に呼びかけたのに、実際にお友達がテキパキと片付けをしてくれると、急にプライドを傷付けられたのか、「もうしゅんちゃん、自分でお片づけするんだから〜。」と奪い取っただとか、先生がちょっとイジワルな事を言った年中さんに「そういう事を言うと、悲しくなっちゃうよ」と注意すると、近くにいたしゅんが「鬼の首を取った様に」(先生談!)、「そうなんだよ。悲しくなるんだよ。そういうこと言ったらいけないんだよ〜。」と加勢しただとか・・・。その図がはっきりと想像できるお話ばかりで、毎日本当に楽しく過ごしているらしいしゅんの様子がよくわかりました。


6月29日(木) 晴れ 「体重」
暑い、暑いと言っても涼しくなるわけではないのですが、どうしても「暑い」という言葉が出てしまいます。本当に梅雨なのかと思う様なお天気が続いていますが、天気予報を見るとどうやら明後日から梅雨空になるようです。新潟は梅雨でも雨が少ないのかなと思っていましたが、出身の方にお聞きしたら「いつもはものすご〜くジメジメして梅雨らしいんだよ」と仰っていました。今年は4月も5月も例年より寒く、おかしな気候なのだそうです。

今日もしゅんは膨らめた浮き輪を持ち、意気揚々と幼稚園に入っていきました。さて帰ろうと幼稚園の前の道を走り始めると、「ママ〜、バイバーイ。行ってらっしゃ〜〜い。」という声がかすかに聞こえてきました。停止線で止まってバックミラーを見ると、しゅんが玄関で大きく手を振っていました。先週は大泣きしていましたが、、今週はこんな風に手を振ることができて良かったなと思いながら、嬉しい気持ちで家に戻りました。

ところで以前から魚が大好きだったしゅんですが、最近は食べる量も大人と変わらなくなってきました。当然の様にサンマは一尾ペロリと食べます。東京では、お買い得と思って買うのは大体1尾100円の時でしたが、こちらの底値は39円だということを知って驚きました。100円では「今日は高いな〜」と買う気になりません。今日は59円だったので、まぁまぁだなと2尾買って、しゅんと2人の夕ご飯に食べました。凝ったお料理ではなくても、切っただけ、焼いただけ、煮ただけといったお魚が好きなので、ちょっと助かっています。でも3歳でこの食欲では、小学生、中学生になったらどうなるのでしょう?たくさん食べているからさぞかし体重も増えただろうと思っていたら、久々に測った体重は13キロ台でびっくり・・・。この半年くらい、また停滞している模様です。あれだけ食べてこの体重なんて、うらやましいやら悲しいやらです。


6月28日(水) 晴れ 「オレ」
今日は日差しも強く、さらに暑くなりました。しゅんを送って家に戻ると、部屋の中はひんやりと感じるくらいでした。

午前保育の日は、どうやって午後を過ごすかいつも悩みます。こんな暑い日でも、元気な3歳児のパワーは有り余っているのです。お迎えに行くと、何人かの方がこれから公園に行かれるということだったので、私たちも行くことにしました。しゅんもみんなと遊びたいと言うのですが、実際に公園に行くと、「ママ、遊びましょう〜」とほとんど私と一緒に遊ぶことになります。お友達が大勢で「しゅん、探検ごっこをするぜ〜」などと誘ってくれるのですが、いまいちノリが悪いしゅんは、ダダダダーッとかけていくお友達からは取り残され、再びマイペースで遊び始めます。幼稚園ではどんな風に遊んでいるんだろう?と不思議になったり心配になったりもしますが、私がいる所ではこうやって遊ぶのが楽しいのかなと思って、暑さでフーフー言いながらもしゅんにつき合っています。

ところで以前「SKIP気分」で、RIKAさんの息子さんが自分のことを「オレ」と言い始めた時のエピソードを、何て微笑ましいんだろうと思いながら読みました。しゅんも幼稚園に入ってしばらくしたら、そんなことがあるのかなと思っていましたが、今日の夜、ご飯を食べていたしゅんが突然「しゅんちゃんは、オレなんだよ」と言い始めました。それからは「オレ、オレ」の連続です。「オレ、ママのお手伝いをしてあげるよ」「オレ、上手にお皿が運べたよ〜」などなど、「オレ」と文章のギャップがおかしくて、思わず笑いそうになるのを押さえるのが大変です。さらに「オレ」が気に入ってきたしゅんは、「パパにメールを送りたい」と言い、プチプチとメールを打って私の携帯から送りました。「しゅんはおれです」という意味不明なメールを受け取った主人は、「これは一体何なんだ?」とハテナでいっぱいになっていましたが、事の顛末を話すと爆笑していました。我が家の「オレオレブーム」はいつまで続くのでしょうか?!


6月27日(火) 曇り 「男の子」
今日はどんよりと曇って蒸し暑い一日でした。梅雨に入っても過ごしやすい日が多かったため、こんな日は体に堪えます。

しゅんと一緒に幼稚園の玄関まで行くと、すぐに先生が「おはよう」と迎えに来て下さいます。今朝のしゅんの第一声は、「おはよ。ねぇ、今日は黄色のお洋服だね。」でした。先日は「わー、今日はピンク。かわいいね。」と言って先生を喜ばせていました。私にも、「今日はかわいいスカート履くのね」と言ったり「このTシャツ、かわいいね」と言ったりすることがあります。お洋服や髪型の変化に敏感で、すぐ口に出して女心をくすぐるなんて、3歳にして既に男の子だわ〜と思います。

そして夜、お風呂上がりにしゅんの体を拭きながら、「ママのかわいいしゅんちゃん」と言ったら、「しゅんのかわいいママちゃん」と言ってほっぺたにチューをしてくれました。く〜っ、かわいい(←親ばか)。10数年後、ヒゲを生やしたしゅんが私に厳しい事を言うとしても、今日のかわいい顔で帳消しだな・・・と思いました。


6月26日(月) 晴れ 「送別会ランチ」
今日は真夏のような日差しでした。ジリジリジリジリ・・・こんな日差しは久しぶりだなと思いながら、幼稚園に向かいました。

玄関で手を振ると、私は別の入り口から幼稚園に入り、お母さん達とヨガをしました。窓を開けると良い風が入ってきて、体をグーッと伸ばしながらその風を感じるととても良い気持ちでした。仰向けに寝転んで瞑想をする時、ぼんやりと夢を見ていr様な気がしました。あ、危なかった〜と思いながら目を覚ますと、向こう側にいるHさんが動きません。5分ほどして「あ、寝ちゃった」と言って体を起こしたHさんは、本当に眠っていたそうです。この気持ちよさだもんね〜と皆さんと笑いました。

程よくお腹が空いてきたところで、お店に場所を移動しました。今日は、もうすぐ転勤で東京に戻られる方の送別会ランチなのです。新潟の思い出にと、名物わっぱ飯のお店を地元の方が選んで下さって、私も初めて本場のわっぱ飯を食べることができました。ランチコースの最後に用意されるミニわっぱは、色々な種類の中から好きな物を選ぶのですが、私は「親子わっぱ」にしました。そう、鮭とイクラの親子です。程よく蒸し上がったわっぱ飯は、ご飯の一粒一粒に味があって、もっと食べたいなと思うくらいのおいしさでした。他にも鮭のフライなど、小さなお皿に盛られた何種類ものおかずを、おしゃべりしながら食べていると、あっという間にお腹がいっぱいになりました。お話の上手なお母さん達が多く、笑う、食べる、笑う、笑う・・・と大忙しのランチでした。それにしても、皆さんも仰っていましたが、こうして年齢も違う人たちがこんな風に同じクラスの父兄となって、一緒にご飯を食べながら笑っているなんて、不思議な縁だなと思いました。私は、さらにこの地でこういう縁に恵まれるとは思っていなかったので、ますます不思議だなと思いました。

楽しくておいしい時間を過ごし、皆さんと一緒にお迎えに行くと、ちょうど子ども達が出てくるところでした。この暑さにいつもより疲れたのか、車に乗るなり口数が少なくなったしゅんは、家に着く頃には熟睡していました。寝ているしゅんを寝室まで運び、汗びっしょりの服を寝たまま着替えさせても、こんな風に大の字になってお昼寝を続けていました。畳が気持ちよさそうです。
お昼寝〜


6月25日(日) 曇りのち晴れ 「混ぜご飯」
今日もきれいな青空が広がり、夕方にはピンク色の夕焼けも見ることができました。夕焼け空は飛行機が飛んでいましたが、飛行機からの眺めはどんなにきれいなんだろうと思いました。

早速三輪車の練習に勤しむしゅんにつき合っていると、余りの面白さに時々顔を見合わせて笑ってしまいます。しゅんは前に進むより、何故かバックが得意で、瞬く間に後ずさりしていきます。しかも「ピー、ピー、ピー」という効果音付きです。そして物置に「駐車」する時は、斜めの位置からバックし始め、まっすぐになったところでハンドルの位置を戻し、さらに右横のスイッチをピッと押して窓を開け、後ろを見ながら「ピー、ピー、ピー。さっ、この辺でOK。」と言ってドアを開けて降りる・・・真似をするのです。そう、私の車庫入れそっくり!変な方向に曲げすぎて、やり直すところまで正確に真似している時もあり、本当によく見てるのねと苦笑してしまいます。

写真は今日の夜ご飯です。祖父母から届いた混ぜご飯の素を混ぜ、卵とお海苔を乗せたうなぎの混ぜご飯です。素といっても、うなぎ専門店が稚魚から育てたうなぎを白焼きにし、秘伝のタレでじっくり煮込んでそのタレと共にパック詰めにしたという、こだわりの商品なのだそうです。自信たっぷりの説明書通り、お手軽なのにとてもおいしい混ぜご飯が出来上がりました。栄養満点のご飯で元気いっぱいになって、また月曜から皆さん頑張って〜と思いながら、おいしいうなぎを堪能しました。
うなぎの混ぜご飯


6月24日(土) 晴れ 「今更ですが」
今日は、まるで夏が来た様な空が広がりました。真っ青な空とモクモクと空に上る様な雲、そしてムーンとした暑さはまさに夏でした。

助手席の主人に周りをよ〜く見てもらいながら、初めていつもより広い道路を走ってファミレスまで行ってみました。といってもこちら新潟は、そんな主要道路もかなり空いていてとても快適なドライブができるのです。途中、車線変更しなきゃいけないんだった〜と気付いてドキドキした所がありましたが、後ろから1台も車が来ないうちに変更することができ、新潟ならでは・・・とほっとしました。後ろに座ったしゅんは、息を殺す様に静まりかえっていました。もしかして、私の運転に緊張していたのでしょうか?!多分、いつもと違う道を運転する私にドキドキしていたのでしょうね。

無事ランチを済ませると、おもちゃ屋さんに向かいました。最近、お友達の自転車に興味津々なしゅんに、3歳のお誕生日の頃から買ってあげたいと思っていた自転車を選ぼうと思ったのです。自転車売り場はいつも通り大盛況で、何人ものお子さん達が試乗を満喫していましたが、しゅんの興味は専ら三輪車へ・・・。自転車にも何台か乗ってみたのですが、どうにもこうにも足が届かず本人もしっくり来ないのか、すぐに三輪車に乗り換えてしまいます。まだ自転車は早かったかなと帰り支度を始めたのですが、想像通りしゅんは三輪車が欲しくて欲しくて仕方がない様子です。しかし3歳6ヶ月になった今、三輪車を買うのはどうかなぁという気持ちもあり、値札をひっくり返してはう〜んと顔を見合わせてしまいました。そして見つけたこちらの三輪車、キャラクターやおもちゃがついた他の商品とは全く違う昔ながらの形状の三輪車なのですが、お値段は他の物の約半額ととてもお買い得で、正直こういう形の方が(私の)好み!他の三輪車に惹かれているしゅんに、「この三輪車、荷物を載せる所があるんだよ。すご〜い、格好い〜い。」と言うと、すっかり気をよくして「ここにたくさん荷物を載せて走ってみたい」とその気になってくれました。というわけで、今更ですが三輪車が我が家に仲間入りしました。
車庫入れが得意・・・ ペダルの整備中


6月23日(金) 曇りのち晴れ 「大きくなったら」
昨日の夜、そろそろ眠ろうかと思っていたらしゅんが泣きながら起きてきて、「お腹が空いたよ。何か食べたいよ。」と言いました。いつもは「まだ夜だから」と言えばおさまるのに、泣きは激しくなるばかり。試しに「おにぎり食べる?」と言うとケロッと泣きやんで自分の椅子に座りました。プール遊びで体力を消耗したのか、深夜に焼きおにぎりとベビーチーズとお魚ソーセージをペロリと平らげ、再びすやすやと眠ったのには驚きました。

今日は珍しくお休みを取って家にいた主人と、平日のまったりタイムを過ごしました。自宅待機の主人にお留守番してもらって、私だけスーパーに行ったり、撮ってあったビデオやお昼の番組を観たりと、いつもと変わらぬ私の平日タイムですが、2人で過ごすとちょっと面白い感じでした。お迎え前に、毎日ビデオに撮って2人で楽しみに観ている「我輩は主婦である」を初めてリアルタイムで観てひと笑い。そして最後に矢名家の皆さんがおいしそうに食べていたすき焼きに心奪われ、夜ご飯はしゅんと一緒に初めてのすき焼きをすることにしました。「ボーナス出るしね」と気持ちも大きくなって買ったお肉は、千円ちょっとの物。もちろん100グラム当たりのお値段ではなく、総金額です。

お風呂の時、体を洗った主人の背中を見て、湯船に入ったしゅんが「こっちに来て」と言いました。そして「社宅って書くね」と言いながら何やら背中にお絵かき。そして完成すると、「社宅だよって書いたよ」と言うので、主人も脱衣場で待機していた私も大笑いでした。泡でブクブクの背中に、犬や猫をお絵かきするというのはわかりますが、「社宅だよ」って書かれた主人の背中って!

ところで今日、しゅんが突然「しゅんちゃんは、トイレ屋さんと、ピーマン屋さんと、パン屋さんになりたい」と言いました。こういう事を言うのは初めてだったので、面白いな〜と思いながら聞いていると、「先生が、しゅんちゃん、お誕生日おめでとうって言って帽子をくれて、大きくなったら何になりたいの?って言ったら、お父さんとお母さんと、それから人参ジュース屋さんと、それからお団子屋さんと、それからパン屋さんと、それから・・・・・・・になりたいって言うよ。」と言うのでピンと来ました。先日、幼稚園で開かれた6月のお誕生会の事を思い出していたのです。おめでとうと言われて手作りの帽子(冠?)をかぶせてもらったお友達の様子を見ながら、自分だったら何になりたいかなと考えていた様です。12月のしゅんのお誕生会の日、一体どんなことを言って聞かせてくれるのか、今から楽しみになりました。


6月22日(木) 曇りのち晴れ 「忘れ物?」
今日は大きなリュックに荷物をいっぱい詰め、浮き輪にお弁当と大荷物で車に乗り込みました。今日から幼稚園でプール遊びが始まるのです。ちゃんとお着替えできるかしら、水遊びは怖がらないかしらと少々心配でしたが、何日も前から椅子の両側に海水パンツと浮き輪を置いて楽しみにしていたんだからきっと大丈夫と思い直し、家に戻りました。

今頃プールで遊んでいるかなと思いながら、私はヨガの集まりに行きました。良い空気をいっぱい吸いながら、体を思いっきり伸ばしたり力を抜いたり、今日もまたとても気持ちの良い時間でした。ヨガの後のおしゃべりも楽しみのひとつで、おいしいご飯を食べながらおしゃべりに花を咲かせました。

お迎えに行くと、子ども達はやはり疲れた顔をしていました。でもどこか満足感でいっぱいという感じでした。しゅんもニコニコの笑顔で出てきました。疲れて寝てしまうかなと思っていましたが、余りにも楽しかったのかその後の気分も落ち着いていて、夜までいつもより穏やかに過ごしました。ところで、「プール楽しかった〜」と言うしゅんと一緒に荷物の片づけをしようとリュックを開けると、肝心の物が入っていません。「水着」と「タオル」がどこにも見当たらないのです。「プールに置いて来ちゃったよ〜」とあっけらかんと言うしゅんの顔を見ながら、幼稚園にあるのかな?それとも本当にプールに?と思っていると、電話が鳴りました。それは同じクラスのR君のお母さんからのお電話で、何とR君の水泳バッグにしゅんの水着とタオルが入っていたということでした。一体どんな混乱状態の中でそんなことになったのかわかりませんが、小さな子ども達があたふたとプールの後の片づけをしている姿が目に浮かぶ様で、何ともかわいらしい出来事だなと思いました。それにしても、水に濡れて重たくなったタオルと水着を2枚も持ってくれたR君、お疲れ様でした。そして軽〜くなったリュックで軽快に帰ってきたしゅんが、何だかおかしいわと笑ってしまいました。


6月21日(水) 曇り 「くるみのパン」
今朝は仙台出張に行く主人に社宅の入り口で見送られ、自転車をこぎ出しました。後ろに乗っているしゅんが何故かとても静かだと思って信号待ちで振り返ると、帽子に縫いつけたかけ紐をくわえていました。口を開いたら帽子が落ちる・・・というわけで、ぐっと我慢していたのです。いつもはしゃべり通しのしゅんが静かだと、まるで一人で運転しているような気になりました。

幼稚園に到着すると、いつもはあっさり手を振る玄関でしゅんが泣き出しました。私が「図書館に行って来るね」とぽろりと言った言葉を覚えていて、「ママと一緒に図書館に行って、絵本を借りたいんだもの〜。」と大号泣です。しばらく玄関で座り込みを続けた後、私からはぎ取られる様に(!)先生に抱っこされていきましたが、遠くまで聞こえてくる叫び声と泣き声に、その場を去りがたい気持ちになりました。お見送りに来られたお母さん達も「しゅん君が泣いてるなんて珍しいね」と心配して、何人も来て下さいました。

今日は久々に繁華街であれこれ用事を済ませようと、自転車を駆使してあちこち走りました。そして全ての用事が終わると、前から入ってみたかったお店でお茶をしました。最初はお茶だけと思っていましたが、今朝は何だか疲れたしと言い訳しながら、ケーキセットを注文しました。「作りたてなので、ふわふわでおいしいですよ」と店員さんが運んできて下さったベリーフロマージュは、本当にふんわりしていて口の中でとろけていきました。

朝の号泣が嘘の様にニコニコ顔で出てきたしゅんと図書館に行き、それぞれ本をどっさり借りました。おしゃべりしながら家に帰る途中、朝からの号泣の疲れが出たのかしゅんがぐっすり眠ってしまったため、私は早速借りてきた本を開きました。その中の一冊、「絵本からうまれたおいしいレシピ」を眺めていて、急に作りたいと思ったのが、こちらの「14ひきのあさごはんのくるみパン」です。14ひきシリーズが大好きなしゅんがきっと喜ぶだろうなと思いながら、久しぶりの手ごねをしていると、しゅんが起きてきました。寝起きのぐずぐずにつき合いつつ、しゅんと一緒に成形をして焼き上げると、くるみの良い香りが漂う素朴でおいしいパンができました。「しゅんちゃんが作ったパン、おいしいね〜」と言いながら、しゅんもモリモリと食べていました。ところでこちらのパン、余り時間がなかったので、オーブンレンジに付いている機能の「スチーム レンジ発酵」を使ってみました。するとあら不思議。それぞれ1時間近くかかっていた発酵時間が10分ほどで済んでしまうのです。ゆったりと時間がある時はいつもの方法で、すぐにパンを焼きたい時にはこちらの機能を使ってと、使い分けができそうだなと嬉しくなりました。
ケーキセットで一休み 「14ひきのあさごはん」から くるみのパン


6月20日(火) 曇り時々雨 「お姉ちゃん」
今日も新潟は肌寒い一日でした。湿気があるので少し動くと汗をかくのですが、外でじっとしていると腕をさすりたくなる様な寒さを感じました。何年か前に新潟に引っ越して来られたSさんが、数年経ってやっと新潟の気候に慣れてきたと仰っていましたが、春も梅雨も今のところ東京の気候とは違うなぁと思います。今年は特別寒いと皆さん仰っていますが、冬はどうなのでしょう?!

しゅんの幼稚園では、お昼ご飯の時、毎日好きな人と隣り合わせで座って良いらしく、お昼になると「○○ちゃん、今日は一緒に食べましょう」と誘い合って座る場所が決まるそうです。夜ご飯を食べながら、いつも何となく「今日のお昼はどのお友達のお隣だったの?」と聞くと、「○○ちゃんがこっち側で、しゅんちゃんがここで、○○ちゃんがこっちだったの。」と答えます。それを聞く度に、またお姉ちゃんに囲まれてる!と笑ってしまいます。先日幼稚園に行く用事があったのですが、その時も、甲斐甲斐しくお世話してくれるお姉ちゃん達に囲まれて、ご満悦のしゅんがいました。私たちから離れられないのでは?という予想をあっさり裏切って、「○○ちゃ〜ん」とお姉ちゃんの名前を呼んで、行ってしまったしゅんを見送って、私たちは夫婦で顔を見合わせました。そう言えば、しゅんの顔を愛おしそうになでなでしながら、「しゅん君って、どうしてこんなにかわいいの〜?」と言う年長のお姉さんも・・・。デレデレとお姉ちゃん達に甘えているしゅんを見て、一体どんな少年になるのだろうと不安でもあり楽しみでもありといった感じです。


6月19日(月) 曇りのち晴れ 「タオル」
今朝はパラッと雨が降って、肌寒く感じました。しゅんにどんな服を着せようか迷いましたが、25度まで上がるという予報を信じて半袖を選びました。お昼を過ぎると日差しが強くなり、急に暑くなってきました。一日の気温の差が激しくて、まだ風邪が流行っている様です。私たちも気をつけなくてはと思いました。

しゅんを送ってブイーンと家に帰り、さて何をしましょうかと家の中をグルグル見回していると、ふとプール遊びの準備を思いつきました。しゅんの幼稚園でも今週からプール遊びが始まるのですが、その時に使うタオルを用意しようと思ったのです。お着替えは、もちろん裸ん坊になって海水パンツを履くだけだと思いますが、プールから上がった後、ちゃんと自分で体を拭くことができるかしらと少々心配です。そこで、バスタオルにゴムを通し、上からスポッとかぶったらほぼ全身を拭くことが出来るような物を持たせようと思いました。使い古しのバスタオルをミシンでダダーッと縫い、ゴムを入れて端の始末をして形は完成です。ちょっと味気ないので、2種類のはぎれを使って6匹のお魚さんを泳がせることにしました。お裁縫の本を見ると、ジグザグミシンで縫いつけるだけで大丈夫だということなので、糸を青に変え、これまたダダーッと縫いつけると、幼稚園児にぴったり(?)のタオルが完成しました。帰ってきたしゅんにかぶせると、膝小僧の辺りまですっぽり隠れ、これをかぶって脱ぐだけで体はほとんど乾きそうです。「これでOK〜」と自画自賛のお裁縫でした。

ところで最近、幼稚園のお迎えから帰ると暑くて暑くて仕方がないので、思わずアイスを買いに行きたくなります。今日も強い日差しに「暑いね〜。アイス食べようか。」とぽろりと言うと、しゅんもすっかりその気になったので、家を通り越してコンビニまで足を伸ばしてみました。コンビニの駐車場は初めての体験でしたが、何とか無事止められてほっ。家に帰って早速おやつタイムにしたのですが、今日も途中で「冷たい、冷たい、冷たいよ〜う」と半泣きになり、最後は「ママ、どうぞ」と私に差し出しました。「冷たくないアイスが食べたいの。」と涙目で言われましたが、そんなアイスって意味があるのでしょうか?
プール遊びの準備


6月18日(日) 晴れ 「2つ」
今日は父の日です。我が家の父(主人)のご希望で、父の日の夜ご飯メニューは鮭のバター焼きになりました。それからちょっと贅沢と言って、自分で選んだイカのおつまみ付き。何てささやかなお祝いなんでしょう・・・と、ステーキやお寿司が並ぶショッピングセンターのチラシを見ながら思いましたが、脂が乗った鮭はとてもおいしかったです。

写真は今月のチーズケーキ、福岡の「赤い風船」というお店のニューヨークチーズケーキです。チーズの部分は、オーストラリア産とフランス産の2種類のクリームチーズでできているそうです。そしてサブレにはアクセントになるようにということで、シナモンの風味がプラスされています。濃厚なチーズのフィリングと、爽やかなサブレがぴったり合っていて、もっと食べられそうだなと思うくらいでした。おいしそうな物を見ると、「それ、全部しゅんちゃんの」と言う欲張りしゅんは、今日も「しゅんは2個食べたい」とすかさず私に要求してきました。そこで細〜いケーキを2切れお皿に乗せると、「パパとママ、1つだけ。しゅんちゃんは2つもあるよ。」とご満悦。ふっふっふ。まだまだ3歳児ね。
今月のチーズケーキ


6月17日(土) 曇り 「いちごがり」
梅雨入りはしたものの、しばらく曇りと晴れの予報が続いています。今日もそんな空模様だったので、お母さん達に教えて頂いた休日お薦めスポット、白根グレープガーデンに行きました。新潟市内から1時間もかからないこちらの農園は、季節毎に色々な果物狩りをすることができます。今は何とまだいちご狩りができるのです。関東では、GWくらいまでという印象があったのでとても驚きました。

到着すると、まずはうさぎコーナーに行きました。車の中でも「うさぴょんと遊ぶ」と楽しみにしていたしゅんですが、すごい数のうさぎさんたちがあっちからもこっちからもぴょんぴょんと足元に走ってくると、その度にスッと後ずさり。「うさぴょ〜ん、こっちにおいで〜。」と声だけは元気ですが、やはりちょっと怖いのか、本当にこっちに来てくれるとササッと後ずさり(笑)。結局うさぎさん達の柵の中にいたのはわずかの時間だけで、あっという間に「もういい。お外で見る。」と言って柵を乗り越えようとしました。距離と柵があればまた勇気百倍になり、「うさぴょ〜ん、何してるの〜。」としきりに話しかけていました。

そしてお待ちかね、いちご狩りのスタートです。主人は座って見てるよと言うので、お言葉に甘えしゅんと2人ですることにしました。今の時期は最安値になっているらしく、大人1000円、子どもは200円引きで時間制限なしというお値段設定です。しかし受付して下さったおばあさんは、しゅんをご覧になると「まだ小さいでしょ?お母さんと一緒にということで、1人分でいいですよ。」と言って下さいました。そして手渡された器にはコンデンスミルクが入れられていて、それも「足りなくなったらどうぞ」とお代わり自由でした。

新潟のいちご越後姫や、静岡でよく売られている章姫など、甘〜いいちごがたわわに実っていて、右、左と迷ってしまうほどです。「甘いね」「おいしいね」と言いながら、しゅんと顔を見合わせてニッコリ。「よく食べるね。良かったね〜。」と言いながら後ろをついて来てくれる主人は少々呆れ気味でしたが、しゅんも私も次から次へといちごを摘み取って口に運びました。かなり食べたな〜と思ったところで、しゅんが「もうお腹いっぱい。終わりにする。」と言うので、最初に入ったビニールハウスに戻りました。しゅんは歩きながら洋服をめくり、お腹を出して「ここにいちごがいっぱい入っているんだよ」と大きな声で説明していました。ベンチに座って休憩してから帰ろうと思ったのですが、おいしそうないちごを再び見ると、やっぱりもうちょっと・・・と思った私はコンデンスミルクをお代わりしに行きました。「まだ食べるの?」と驚く主人とベンチでくつろぐしゅんを横目に、奥へ奥へと歩いていく私でした。
「うさぴょん」を見つめるしゅん 遠くから「うさぴょ〜ん」 さぁ、食べるわよ!
とてもきれいないちご こんな風に実がなっています まだまだ食べるわよ〜。しゅんは満腹になって終了。


6月16日(金) 曇りのち晴れ 「運転日記」
梅雨入りしたばかりですが、明け方まで降っていた雨もすっかり上がり、良いお天気になりました。その空に誘われる様に早起きしてきたしゅんにお弁当作りを手伝ってもらったら、おにぎり用の海苔に星形が3つもできていました。しゅんが大好きなちくわのおかずを作る時には、チーズを詰める作業を手伝っていたはずが、ちくわよりも口に詰める量の方が多いことに気づき、全部お腹に入る前にと急いでフライパンに移しました。

朝の道の様子も知りたくて、今日も車で幼稚園まで行くことにしました。やはり昼間よりは出勤などで利用する方が多いらしく、道路は混みあっていました。そして学校などがある場所では、昼間の閑散とした道路とは別の場所の様に人の行き来が多く、より注意が必要だと思いました。ところで、おしゃべりのしゅんが話し続けていると気が散るといけないので、「走っている時はお口にチャックね」と言い聞かせています。時々楽しすぎてチャックが開いてしまうことがありますが、それでも運転に支障を来すほどではありません。本人も「動いたらチャック」と心がけているらしく、今朝は余りのおもしろさに吹きだしてしまいました。なぜなら、信号待ちで止まるたびに「○○でぇ〜。それからぁ〜。」と自作の歌を歌い出すのです。そして動き出すと、「あっ、動いてる。シーッだった。」と独り言。止まるたびにチャックを開ける必要はないのですが、おしゃべり君にとって沈黙はなかなか難しい事のようです。

家に戻ってのんびり家事などを済ませると、今日の一日、お迎えまで何をしようか〜とうずうずしてきました。そしてふと、先日お母さん達に連れて行って頂いた海沿いのお店まで、ドライブしてみようかと思いました。難しいことはないはずの道ですが、初めて運転する時はちょっと緊張します。でもおいしいランチをご褒美に・・・と思うと、すっかりやる気になりました。
何とか無事に辿り着き、車をとめて外に出ると、頑張って来て良かった〜と思いました。目の前は、180度広がる日本海!席に着くと、窓から入ってくる海風を感じながら、持ってきた本を読んだり海をぼーっと眺めたり、何て贅沢な時間なんだろうとしばしうっとりしました。もちろんランチもおいしくて、今度は家族で来たいな、それから友達とも来たいなと思いました。

楽しいひとりランチを過ごした私ですが、お昼を過ぎると自由時間はあっという間に終わるため、今度はお迎えの準備をしました。デパートに寄りたかったので自転車で行った私に、マーチがどこかで置き去りにされているのでは?と心配になったしゅんは「マーチはどこに行っちゃったの?」「ちゃんとお家で待ってるの?」と不安そうでした。まずは近くのスーパーの駐車場をマスターし、次はショッピングセンター、そしていずれは繁華街まで出られる様になるでしょうか?あれこれご褒美を用意しつつ、ゆっくり頑張りたいです。
おにぎりに星が3つも・・・ こちらは私のランチ 窓の外にはこんな風景


6月15日(木) 曇りのち雨 「梅雨入り」
お昼頃までは曇り空が広がっていましたが、午後になるとパラパラと雨が落ちてきました。しばらくすると、朝から強かった風がさらに強くなり、横殴りの雨が降り始めました。新潟でも、とうとう梅雨入りしたそうです。
昨日は玄関でゴネゴネだったしゅんも、今朝はあっさりと手を振りました。「ママ、早くお洗濯してね。そうしないと乾かないんだから〜。」と門越しに言われて「そうするね」と返事をしましたが、もう洗濯物は干してあるんだよ〜と心の中で答えました。

しゅんを送ると自動車学校へ。今日は幼稚園までの道のりを練習しました。教官が注意するポイントをいくつか教えて下さって、そこを重点的に練習することになりました。しかし教官が何より心配されていたのは、私の足がきちんとアクセルに乗っていないこと・・・。この教習車、一番前に座席をスライドさせても届かないのです。「家の車はマーチなので、もっと近付くことができるんですが」と言うと、「あ〜、それは良かったです。本当に。」と心からホッとなさっているご様子でした(汗)。

雨が降ったり止んだりしていたので、ここは思い切ってマーチでお迎えに行ってみようと決心し、お迎え時間の30分以上も前から車に乗り込み、心を落ち着かせつつ運転の準備(って、エンジンをかけるとか?)をしました。ソロリソロリと走り出しましたが、昨日と同じくやはり平日の昼間は車も少なく、歩行者もほとんどいないのでゆっくりと自分のペースで運転することができました。幼稚園に到着して他のお母さん達に会うと、皆さんが「もしかして、初めてマーチで来たの?」と驚いて、「梅雨入りに間に合って良かったね〜。」と言って下さいました。玄関から出てきたしゅんに「今日はマーチなんだよ」と耳打ちすると、ぴょんぴょんと跳びはねて「ママ、運転の練習たくさんしたんだね〜。」と喜んでくれました。


6月14日(水) 晴れ 「日焼け」
天気予報では、明日から新潟も梅雨入りしそうだと言っています。でも今日はそれが信じられないくらいの快晴で、まるで真夏の様な日差しの強さでした。入園してから一度も泣かずに私と離れていたしゅんですが、今朝は珍しく「ママと一緒がいい」と言って涙が出そうになりました。先日の参観会で、一緒に遊んだ日のことが余りにも印象的だった様で、「今日も参観会だよ」「ママも一緒に行くんだから」としばらくギューッと抱っこして離れませんでした。よく見てみると、同じ様な年少さんが何人もいて、みんな同じ気持ちなんだなと微笑ましく思いました。

何とか笑顔が出たところで家に戻り、意を決して運転の練習をしてみることにしました。地図で何度も確かめて、この道だったら大丈夫だろうというコースを選び、早速出発!バス通りから一本入った道は、平日の昼間ということもあって私以外の車はほとんど通らず、まるで教習所のコースの様でした。制限速度も低いので、慎重にゆっくりと運転し、左折も右折も経験して家に戻ると、今度は車庫入れです。途中でどちらにハンドルを切っているのか訳がわからなくなったりもしましたが、「やり直し〜」と掛け声をかけて(車の中って、独り言が増えるような・・・)、何とか無事終了しました。折角なのでもう一度ぐるりと練習してみようと出発し、今度はバス通りも走ってみました。カーナビを見る余裕はまだないので、今日の様に地図を頭にたたき込み、その通りに走るのが一番良さそうです。これからの季節、少しの晴れ間を大事に使って、今まで以上にあちこちの探検をし、頑張って道を覚えようと思いました。

水曜なので午前保育ですが、Sさん親子と公園に行きました。途中でTさん親子も遊びに来て、遊び回る子ども達の相手をしながら、私たちもあれこれおしゃべりをして過ごしました。しかし今日の強い日差し、想像以上に強烈だったようで、なるべく日陰にと避難していたはずが、くっきりはっきりと半袖の跡がついてしまいました。ちょうど境目の所は赤くなっていて、お風呂でひりひりと痛くなるほど!この年で、こんな日焼けをするなんて〜と、UV対策の甘さを痛感しました。でもこうして公園で一緒に遊べるのもあと何年かな?将来のシミソバカス対策はもちろん大切ですが、こんな時間も大事にして、折角の新潟の夏をしゅんと楽しみたいなと思いました。


6月13日(火) 曇りのち晴れ 「歓迎会」
いつも自転車で走っている道沿いには、色々な種類のお花が植えられていて、季節毎に目を楽しませてくれます。最近は、もうすぐ色付きそうな紫陽花がとてもかわいらしく感じられます。あるお店の前の紫陽花は、いつも水滴がキラキラしていて、お店の方が毎朝水まきをされているのかなと想像しながら通ります。

今日は同じクラスのお母さん達が、途中入園だった私の歓迎会をして下さるとのことで、ランチをご一緒しました。転校生気分で自己紹介をするのは最初はちょっと緊張しましたが、退職して以来、こういう会は初めてだったのでとても楽しみにしていました。選ばれたお店は、海が近いこの地でなければ絶対に見られない風景が広がる、本当に気持ちの良い所でした。どこまでも続く青空と、深い青色の日本海、そして遠くに見える小さな船、広い窓から見える風景はずっと見ていても飽きないものでした。しかもザザーッザザーッと波の音まで聞こえるのです。子ども達のお迎えまでの数時間、のんびりとおしゃべりに花を咲かせ、とても楽しい時間を過ごしました。

入園してから1ヶ月近く経ち、ほとんど毎日顔を合わせて色々とお話はしているのですが、改めてお話をすると今まで知らなかった面なども見られて、ますます皆さんと仲良くなりたいなと思いました。新潟に来られて長い方や出身の方も多く、新潟情報をあれこれ教えて下さいました。しかし、この1ヶ月というもの、地図やガイドブックとにらめっこしながら自転車であちこち探検し続けた私が、「あ、その鮭、一回食べました」「そのお店の笹団子、おいしかったです」「そこにも自転車で行きました」と言うたびに、「一体何ヶ月新潟にいるの?」「ゆっこさん、新潟おいしい物マップを作ってよ」「ゆっこさんが知らない情報、誰か持ってないの?!」と最後は大笑いになってしまいました。私の興味の対象は、ほとんどが食べ物に関することだというのがお恥ずかしいところなのですが、それでも地元だと敢えて行かない所にも、転勤族の人は興味を持って行くものなんだろうなと思いました。東京にいた時も、何年もいる私たちより、転勤で来られたばかりの方々の方が観光スポットに詳しくて驚きましたが、「今しか行けない」「今しか食べられない!」と気持ちがあると、いつも以上に行動的になるものだなと自分でも思います。


6月12日(月) 晴れ 「チャンス」
今日は朝から良いお天気で、洗濯物をたくさん干して家を出ました。自転車を気持ちよく走らせていると、青い空からサーッと雨が落ちてきました。天気雨が降るなんて〜と恨めしく空を見上げる私と対照的に、「晴れ、だけど雨。晴れ、それから雨、の天気予報になっちゃったね〜。」としゅんは大喜びでした。

先日、幼稚園の参観会と懇談会がありました。一緒に遊びながら、幼稚園での姿を自由にご覧下さいという会だったのですが、思う存分体を使って楽しそうに遊んでいるしゅんの様子を見ることが出来ました。お友達とお話したり、園庭でお猿さんの様にジャングルジムに上ったり、家にいる時とは違うしゅんの顔がたくさんありました。
その後の懇談会では、同じ学年のお母さん達と、今の子育ての悩みや困り事、それからよそのお宅でどうしているかということなど、色々とお話をしました。私も事前のアンケートで、いくつか話し合いたい内容などを書いていたのですが、他のお母さん達も同じ様なことに悩んだり迷ったりしていることがわかって、とても心強く思いました。

ある困り事について話している時、年の離れた3人のお子さんをお持ちで、一番下のお子さんがしゅんと同じ年少さんというお母さんが仰った言葉が、特に心に残りました。それは、「何か困ったことがあったり、問題が起こった時は、それがチャンスなんだと思う様にしています。」という言葉です。3歳の今、どうしてこうなんだろうと思うことは、私たち母親に甘えていたり駄々をこねていたりすることが主な原因であることが多いのですが、そういう風に体を使って甘えてくるのは、所詮今だけのこと、そう思うととても気が楽になって、思いっきり甘えさせてあげようとそのお母さんはいつも思うそうです。これから成長すると、一人で何でもできるようになる反面、心の問題がいくつも出てきて、その度に親も一緒に真剣に考えたり泣いたり悩んだり怒ったりという場面が出てくるけれども、先ほどの言葉を思い出して、その問題に向かい合えば、何でもきっとうまく乗り越えることが出来ると信じていると仰っていました。

日常的に接していると、どうしても些細なことの積み重ねで怒ったりイライラしたりしてしまいがちですが、根っこのところでは、常にあなたのことが大好きで、大事な存在なんだよと思っていることを伝えること、そして困ったことが起こったら、その時をチャンスだと思ってその都度一番良いと思う方法を考えて対応していくようにしたいと、この懇談会を終えて思いました。と、思いつつ、お風呂に入りながら何が気に入らないのか「ブーブー」と文句を言い、「ビービー」と泣き続けるしゅんの相手にほとほと疲れ果て、「しゅんちゃんは、今日はブービーちゃんなの?」と言ってしまいました。すると、「そうだよ。ブービーちゃんなんだよ。」という返事。「かわいくてニコニコのしゅんちゃんはどこに行ったの?」と言うと、「かわいいニコニコのしゅんちゃんもブービーちゃんも、どっちもしゅんちゃんなんだよ。」と言われて、うまいこと言うわ〜と思わず納得してしまいました。かわいくてニコニコのしゅんの顔をたくさん見られる様に、私ももっと修行を積まなくてはいけません。


6月11日(日) 曇り 「お留守番」
まだ梅雨入りしていない新潟ですが、やはり不安定なお天気が始まったのか、今日も曇り空から時折パラパラと雨が落ちてきました。それでも予報を見ると、あと1週間近くは晴れの日もあるようです。春先の寒さもそうでしたが、東京とはかなり違う天候だなと思うことが多くあります。

明日、朝から東京で研修がある主人は、珍しく一泊で東京に行くことになりました。一度試しに乗ってみたいと高速バスを選んだため、朝から支度を始めました。仕事に行く時と同じ様な格好をする主人に、しゅんは「今日はお仕事なの?行ってらっしゃ〜い。」と言い、まだ出発時間に間がある主人に「早く行って。パパは早く行ってよ〜う。」と言って困らせていました。

思いがけず早い時間から2人だけになった私たちは、Mちゃんのお宅へ!偶然旦那様がお仕事で不在だったMちゃんのお宅で、母達はおしゃべりに花を咲かせ、子ども達は保育園の様に遊び続ける一日となりました。しゅんの様子を見ていると、幼稚園に行き始め、2ヶ月前にMちゃんのお宅にお邪魔させてもらっていた時よりも、お友達との遊び方が上手になっているのかもしれないなと感じました。おもちゃを譲り合ったり、小さな子への気遣いが少しずつ出来るようになったり、ほんの一ヶ月ほどで、子どもってこんなに成長するんだな〜と思いました。
新潟に来てから日帰りでの出張は何度かあったものの、こうして2人だけでお留守番をするのは初めてです。でもMちゃん親子のおかげで、にぎやかに楽しいお留守番の一日を過ごすことができました。

ところで東京に到着し、我が家の様子を見に行った主人から、何枚も携帯メールで写真が届きました。2ヶ月前までは住んでいたということが信じられない様なマンションの写真を見て、不思議な気分になりました。懐かしい街やお店、そして家からの風景を堪能した主人は、本日の宿泊先、実家に戻るために通過したターミナル駅で、余りの人の多さに少々驚いたそうです。ふふふ。新潟だったらお祭り?という様な混雑の駅構内、私も想像しただけで目眩がしそうです。


6月10日(土) 晴れ 「枝豆」
よく眠ったしゅんは、かなりの早朝からガサゴソと活動を始めました。そしてとうとう我慢できなくなったのか、6時半に「ママ、起きましょうよ〜。何か食べましょうよ〜。」と私を揺り起こしました。

早起きしたので、お昼ご飯も早めに食べに行くことにして車に乗りました。ここで主人が乗ってみたら?と言うので、主人としゅんは後部座席へ、私は運転席へ!座席を調節すると、さすがにマーチ、とてもコンパクトで私にも十分足が届くのでほっとしました。しゅんは「ママ、ここに乗っちゃうの?練習したの?」と興味津々です。「まず、エンジンをかけてみて」という教官(注:主人)の声に、「エンジンってここですか?(大丈夫なのでしょうか)」と恐る恐るエンジンをかけ、ドライブに入れるとハンドブレーキを下げ、ソロリソロリと前進します。わ〜、動いた〜というところで、バックに入れ、「ピー、ピー」と車庫入れをするとふ〜っと深呼吸。今度は社宅の入り口まで前進し、再び「ピー、ピー」と車庫入れをして終了・・・と思ったら、主人が「出られない」と言うので慌てて少し右に入れ直すと、主人とバトンタッチをしました。しゅんは隣りに座った私に、「ママ、ちょっとしか練習してないからもう運転できないの?」と鋭いひと言を投げかけます。その通りよ・・・もっと練習しますからね。

写真は、スーパーで買ってきた枝豆です。新潟の人は、枝豆が大好きで、夏になると山盛りにゆでていつでも食べているのだとか。今は弥彦の「弥彦娘」という品種が最盛期で、お値段も随分下がってきました。今日はこの一束で398円でした。熱々にゆであがったこの枝豆は、ほんのりと甘さがあって瑞々しく、とてもおいしく感じました。しゅんもすっかり気に入って、次から次へとパクパク。大人はビールが飲みたくなって、プシューッと缶を開けました。
枝豆を買いました ほんのり甘くておいしい〜


6月9日(金) 雨のち曇り 「のんびりDAY」
今日は朝から雨降りだったので、バスに乗って幼稚園に向かいました。長靴だから水たまりにポチャンと入っていいんだよねと、しゅんは朝からご機嫌でした。

家に帰って一息ついた後は、Mちゃんのお家へ。一週間に一度のお楽しみ、まったりタイムです。Mちゃんのお子さんと遊びながら、この一週間に起こった出来事をとりとめもなくおしゃべりする、楽しい楽しい時間を過ごしました。今日はMちゃんのお友達Sさんも参加されて、より一層にぎやかなひとときでした。Sさんのお子さんは、偶然にもしゅんと同じ幼稚園の年中さんに通っているため、園での話も盛り上がりました。Sさんのお子さんが、しゅんのことを「男の子って、とっても乱暴だって思っていたのに、しゅんちゃんってと〜ってもかわいいのよ。」なんて言ってくれているというお話には、3人で大笑いでした。何だかおませでおしゃまな女の子に比べ、男の子の幼いことといったら・・・と、しゅんの家での様子を思い浮かべて笑ってしまいました。

お迎えに行って戻ってくると、この一週間の疲れがどっと出たのか(って、今日はのんびり過ごしていたのでは・・・?)、いつの間にか床に突っ伏して眠っていました。気付くともう夕方で、しゅんも椅子に座ったまま机に突っ伏していました。早く帰ることができるという主人に、ごめんなさ〜いと夕ご飯を買ってきてもらったのですが、しゅんは私たちがバタバタと過ごしていてもピクリとも動きません。ほっぺたをツンツンとつついても、抱っこして移動しても全く起きず、そのまま朝までぐっすり眠っていました。それだけ疲れていたんだろうなと思いながら、私もワールドカップの開催をチラリと見ただけで、早めにお布団に入りました。


6月8日(木) 晴れのち曇り 「カレーランチ」
今朝は6時半に目が覚めてギョッとしました。本当なら6時に起きているはずなのに、何故?と携帯を確認すると、マナーモードになっていたのです。アラームの音楽が聞こえなかったのはこのせいだったんだ・・・と慌ててお布団から出ました。
ところで、急いで何か動作をしなくてはならない時、しゅんは「スピード!」と言うのがクセになっています。「スピード!おトイレ行かなくちゃ。」「スピード!ズボンをはかなくちゃ。」などなど、スピードという掛け声と同時に両手両足をバタバタと動かし、動作が何となくあたふたした様子になるのがとてもおかしくて笑ってしまいます。私は、落ち着いて動いた方が早く終わる様な気がするんだけどと言いたい気持ちをぐっと押さえます。

しゅんを幼稚園に届けると、再び教習所へ!今日は路上に出るということで、前回よりもどよんどよ〜んとした気分です。教習が始まると、早速学校から出発しました。いつもマーチの後部座席に座って走っている道を、ひたすら進みます。何年も前に免許を取った時は、アクセルを踏み込んで制限速度まで出すことと、対向車が来ることがかなりの恐怖で、ビクビクと運転していた様な気がします。でも今日はその2つはそれ程怖いと思いませんでした。何故だろうと考えてみると、こちらの道路がとても広くて走りやすいからだということがわかりました。
その代わり、今日何度も教官に注意されて私自身も「う〜ん、難しい」と思ったのは、右折と車線変更です。右折は対向車が次から次へと来るため、タイミングを計るのが難しく、車線変更はこれまた後続車が来るため距離感がつかめずとても難しいのです。「今、行って下さい」「今です」「後ろの車、待たせてますよ」「もうこのまま右に行きましょう(左折の予定が車線変更できず・・・)」などと言われ続け、もしかして、教官もお怒りでは?!と思う様な時間を過ごし、何とか50分の教習が終わりました。次は希望のコースを走らせて頂けるとのことで、幼稚園までのコースを練習するつもりです。ギュッと力を込めてハンドルを握っていたのか、二の腕が微妙に筋肉痛ですが、次も頑張るぞ〜。

ぐったり疲れた後は、おいしいランチで元気を出そうと自転車をこぎ出しました。主人もお昼休みが取れそうだというので、待ち合わせをしてインド料理屋さんへGO!何冊かのガイドブックにも載っていたこちらのお店は、インド人さんが調理されている本格的なものです。2人ともランチメニューを注文し、主人はチキンカレーとフィッシュカレーを、私はチキンカレーと豆と茄子のカレーを注文しました。大きなナンはほんのりチーズ風味、カレーも程よい辛さでとてもおいしく、教習の疲れが飛んでいく様でした。私が選んだマンゴーラッシーは爽やかな甘さでしたが、主人のチャイもスパイスが効いていてカレーの後にとても合っている気がしました。こちらのチャイは、お店の方が小さなカップと飲むためのカップを使って、高い位置から交互に入れるパフォーマンスをして下さいます。こうすると、香りもよくなってよりおいしくなるのだとか。他のお店では感じたことがない、しょうがの良い香りがプーンと立っていました。
会社に戻る主人に手を振り、私は自転車に乗って図書館へ。大きな自転車に長い手袋をして乗る私を見て、主人は「何かを配達するおばさんみたい・・・」と言っていました(汗)。
ランチ インドカレーは久しぶり!


6月7日(水) 曇りのち晴れ 「プリン」
暑くなってきて、幼稚園で一日過ごすしゅんも以前より疲れています。心地よい風を感じながら揺られる自転車は眠気を誘うのか、ここのところ帰り道はお昼寝タイムになっています。自転車だから変わらないはずなのに、眠ったしゅんはどっしりと重量が増している様な気がして、帰りの坂道を上り終えると一日の仕事が終わった気分になります。

写真は、先日行った親子遠足の時に写した物です。市内から1時間ほどバスに揺られると、本当に美しい田園風景が広がります。そして到着した公園は、小高い森の様になっていて、起伏に富んだ園内を散策するだけでも良い運動になりそうでした。しゅんはアスレチックに挑戦したこと、お友達とお弁当を食べたこと、お菓子を交換して山の様に食べたこと(!)がとても楽しかったらしく、家に帰っても遠足での出来事を何度も話していました。私も新鮮な空気をいっぱい吸って、とても良いリフレッシュになりました。お友達と接するしゅんの様子、そして噂通りお兄さんやお姉さん達にとってもかわいがってもらっているしゅんの姿を間近で見ることができ、とても安心しました。来年は、きっと私と手をつないでアスレチック巡りをしたりせず、お友達と手を取り合って駆けていってしまうんだろうなと思いながら、甘えん坊のしゅんとの一日を楽しみました。

右下の写真は、今日、おやつに作ったプリンです。新しいオーブンレンジのレシピ集にあったレシピで作ったのですが、火は全く使わず、カラメル作りも牛乳にお砂糖を溶かす工程もレンジ機能を使うため、本当にお手軽です。しかし!出来上がりはよくお店で売られている手作り風プリンにそっくりで驚きました。しゅんは「たまごっぽいね〜。」と大喜びで、「もう一個食べましょう」とすかさずアピールしていましたが、さりげなく聞かない振り。主人にも「お店の物と違いがわからない」と好評でした。お砂糖をかなり減らしたので、ふんわりと優しい味になって私もとても気に入りました。これからの季節、何度も登場しそうなおやつになりました。
気持ちいい新緑 頑張るぞ〜
田園風景が広がります プリン おいしい〜


6月6日(火) 晴れ時々曇り 「運転」
朝からカラリと良く晴れて、半袖が気持ちよく感じました。幼稚園に到着すると、また今日の予定を尋ねるしゅんに、「今日はママ、頑張って来るね〜」と言って自転車をこぎ出しました。

到着したのは自動車学校。今日からペーパードライバー教習を受けるのです。教習までは1時間ほどあったので、教習コースの目の前にある待合室で本を読むことにしました。でも「仮免許」のプレートをつけた教習車が目の前を行ったり来たりするこの待合室、私のような人には落ち着かないことこの上ありません。「あと○分後には私も乗ってるんだ・・・」と思うだけでどよ〜んとした気分になり、心臓はバクバク、胃はキリキリ。少しでも気分を落ち着かせようと、自動販売機でお茶を買いましたが、結局集合時間まで1頁も本を読むことは出来ませんでした。

教習車の助手席に乗ると、まずは教官とお話をしました。免許取得後、1〜2度しか路上に出ていないこと、それ以来ピカピカのゴールド免許保持者ですが、今回は何とかして幼稚園の送り迎えとお買い物ぐらいは行かれるようになりたいこと。そして今日は、校内のコースで右折と左折と車庫入れの練習をすることになりました。
運転席に座ると、シートの位置を調節してアクセルとブレーキを確認するという、初歩の初歩から教習は始まりました。でも、何だかとてもおかしいのです。頑張って足を伸ばしても、うまくアクセルを踏み込めない!踏み込もうとすると背中が浮いてしまうのですが、その姿勢は間違っているのだとか。何とか腰を前に出してギュッと足を動かすと、一応運転できそうなくらいに踏み込むことができました。これは教習車が大きいから?それとも・・・。余り深くは考えないことにして、教官の指示通りに運転を始めました。

まずは右折が続く外周をグルグル、そして左折が続く外周をグルグル。私はハンドルの動かし方が「送りハンドル」という動かし方になってしまうことが多いらしく、どうやって手を持ちかえたら良いのかを何度も教えて頂きました。教官も仰った通り、しばらく運転していると、やはり以前免許を取った時の感覚を思い出し、何とか曲がったりスピードを出したりできるようになってきました。そして車庫入れですが、こちらも教官のアドバイス通りハンドルを動かしてみると、6〜7回の練習が終わる頃には割と短時間で入れられるようになっていました。教官のアドバイスはどれもとても的確で、これなら運転できるようになるかも!と思わせてくれるところがさすがです。自信がつくまで何時間でも、好きな時間に教習の予約を入れられるというシステムも、安心感があって良い感じです。大きな車をスイスイ運転している幼稚園のお母さん達にも、「これで本当の新潟人になれるね〜」と応援してもらいました。冬が来るまでに、頑張ってマーチと仲良くなりたいものだと思います。


6月5日(月) 晴れ 「何するの?」
昼間は暑く感じる程になりましたが、朝晩は冷え込みます。今朝も風があって肌寒かったのでしゅんには長袖を着させたのですが、お迎えに行く頃にはじっとしているだけでも汗が出てきそうな暑さになりました。他のお母さん達も、毎朝の洋服選びに苦労している様です。

家を出て最初の交差点で信号待ちをしながら、ふと道の向こう側を見るとMちゃん親子の姿を発見!思わず「Mちゃ〜〜ん」と大きな声を出しながら手を振ると、すぐに気付いたMちゃんが「おはよ〜」と手を振り返してくれました。信号が変わったので「Rちゃん、行ってらっしゃ〜い」「しゅんちゃん、行ってらっしゃ〜い」と、道の向こうとこちらで言って別れましたが、何度も言いますが、こんな風に学生時代の友人とご近所さんになるなんて、不思議で嬉しい偶然だなぁと今日も思いました。

最近、しゅんは幼稚園の門の所で「ママ、今日はおうちに帰って何をするの?」と聞きます。「お家に帰ったら、ガー子ちゃんでお掃除するわよ。」と答えると、「お掃除の次は何するの?」と続きます。「お掃除したらご飯を食べて、そしたらまたお迎えに来るからね。」と言うと(省略し過ぎ?)、「うん、はい。そうしましょう。行ってらっしゃ〜い。」と納得して玄関に入っていきます。幼稚園にいる間、私が一体何をしているのかが気になりだした様です。
今日は「お掃除しに」帰る前に、いつものようにヨガの会へ。少しずつ体が柔らかくなってきたのか、Wさんが教えて下さる少々アクロバティックな姿勢もとれるようになってきました。いつもは伸ばしたり動かしたりしない筋肉を使うと、血行が良くなる様な気がしてとても良い気持ちです。たくさんのポーズがあるため、なかなか覚えられないのですが、簡単なものは家でも時々暇な時に復習していると、しゅんは興味津々で「ママ、また体操をしているの?」と並んで真似をしています。


6月4日(日) 晴れ 「せんべい王国」
爽やかな陽気が続いていて、本当に良い気持ちです。ベランダいっぱいにお布団を干すと、グーッと体を伸ばして深呼吸しました。

今日はMちゃんお薦めのスポット、「せんべい王国」に行ってきました。こちらは、「ばかうけ」でお馴染み栗山米菓による、「おせんべいの体験博物館」ということで、職人さんによる手焼きを見学したり、お煎餅の作成工程をビデオや模型で見たりすることができます。お土産コーナーでは、色々な種類のお煎餅の試食も可能で、パッと見はどうかな?と思う物も食べてみると意外とおいしくて、どれを買おうか迷ってしまうほどでした。

まずは職人さんの手焼きを見学し、土日だけ特別に販売されている焼きたてのお煎餅を1枚購入しました。ガラスのこちら側にもほんのり暑さが伝わってくると思ったら、中は40度という暑さで、職人さんに向けて大きな扇風機が回されていました。真夏は汗びっしょりになりながら作業をされるそうです。お煎餅を食べると、キッズコーナーで飛び回って遊び始めたしゅんを交替で見守りながら、私たちはお土産コーナーで選び始めました。試食すると「ん〜、おいしい」「これ、いける〜」と次々手が伸びそうになって、厳選するのが大変!何とか選び終えた頃、しゅんも「お煎餅を焼きたい」と言い始めました。

こちらの目玉コーナーは、何と言っても手焼き体験なのです。手焼き用コーナーが2つ用意されていて、体験をしたい人は6枚入り400円のお煎餅生地を購入します。とても熱い網の上に重ならない様に並べると、待つこと2〜3分、ぷくぷくと生地が膨らんできたらひっくり返します。その後は、5秒に一回ひっくり返し続けるのだそうです。段々お煎餅らしく茶色くなって無事焼き上がると、今度は味付けコーナーに移動します。醤油味とあまくち醤油味の瓶があり、トングでつかんだお煎餅をその中に入れると、「ジュッ」と音がしてぷ〜んと良い香りが漂ってきます。背伸びをしながら何とか頑張ったしゅんもお煎餅を完成させると、早速休憩コーナーで試食しました。焼きたて熱々のお煎餅は、とても香ばしくておいしさも格別です。お米って素晴らしいね〜と思いながら、お煎餅とお茶でのんびりまったり過ごしました。
ところで、「おせんべい」と「あられ、おかき」の違いってご存知ですか?それは原材料の違いなのです。お煎餅はうるち米、あられ、おかきは餅米を原料にしているのだそうです。おいしくて楽しくて、ちょっとお勉強にもなる「せんべい王国」、なかなか良いお出かけスポットだと思いました。
職人さんの手焼きを見学 焼きたてお煎餅をパクリ 私たちも手焼きに挑戦!
ひっくり返す 焼き上がったらタレにつけて・・・ いただきま〜す


6月3日(土) 晴れ 「海」
今日も真っ青な空が広がりました。紫外線は強そうですが、風が強くて少し肌寒さも感じます。まだ半袖では寒いかなと思う時があり、やはり東京と比べると気温が低めなのだと思います。

午前中は主人の用事があったので、しゅんと2人で自転車に乗り、スーパーへGO!広い店内でトーマスのカートに乗ってご満悦のしゅんを連れ、私も気ままにお買い物をしていると、「○○幼稚園の・・・?」と声を掛けられてびっくり。同じ幼稚園のお母さんと娘さんでした。娘さんがしゅんの顔をご覧になって、すぐにわかったと仰っていました。しゅんよりも1つ上の娘さんは、しゅんが車のカートに乗っているのを見て、「これは赤ちゃんが乗るものだから、私は乗らない〜」と強く主張されたのだとか!年少さんのしゅんと同じことはしたくないと思うなんて、その小さなプライドが格好いいな〜と思って微笑ましくなりました。

午後は車に乗って、夏は海水浴場になる海岸に行ってみました。駐車場に車をとめ、少し歩いて海岸に出ると、ため息が出そうな光景が広がっていました。深い色の海に、陽の光が降り注ぎ、海面がキラキラと光ってその美しいことといったら。マリンスポーツをする人、海を見ながら絵を描く女性、砂浜で深〜い穴を掘っている若いカップル、それからバーベキューやバレーをしているグループに、海に向かってギターを弾く男性などなど、ゆったりと思い思いの過ごし方をしていました。私たちも波打ち際まで歩いて、打ち寄せる波を見たり遠くの船を見たり、ちょっとロマンチック〜と思っていると、しゅんが「そろそろおやつを食べましょう」とひとこと。そこで少し戻ってシートを敷くと、しゅんが大事そうに自分のリュックから出したのは、3人分の「味ごのみ」と「ビスコ」でした(笑)。海を見ながらおやつを食べるのが、今の私たちの一番楽しい過ごし方なのでしょうね。
海岸に来ました 砂浜を歩く ヨットが浮かんでいます
水面がキラキラ 波を見つめる


6月2日(金) 晴れ 「飛行機ちゃん」
余りの暑さに、今日は衣装ケースの奥から半袖のTシャツを出しました。そして初めて登場したのが、長いUV手袋!以前は、日焼け対策バッチリの女性を見るたびに、すごいな〜、ちゃんと考えているんだな〜などと感心しつつも、それ程日に当たる機会もなかったため、自分には関係のないアイテムだと思っていましたが、今年はこれ無しではいられなくなりました。自転車を漕いでいると、想像以上に手の甲や腕が焼けるのです。東京のAさんには、「そのうち、すごく大きな真っ黒いサンバイザーで、顔の全体を隠す様になるんじゃない?!」と言われていますが、本当にそんな気がします。

毎日、幼稚園でお兄ちゃんやお姉ちゃん達に色々な事を教えてもらっているらしいしゅんは、「ガー子ちゃん」だけでなく色々なおもちゃをお供に遊んでいます。今日はこちらの飛行機が、「飛行機ちゃん」(そのまま・・・)と呼ばれて常に行動を共にしていました。「飛行機ちゃん、おしっこはこうやってするのよ」とおトイレに連れて行かれ、「飛行機ちゃんもしてごらん」と仰向けにされているのには、隠れて笑ってしまいました。そして夕食の準備をしている私の横では、何やら食事中の飛行機ちゃんが。「飛行機ちゃん、カレーが好きなのね?お代わりもあげるわよ」とお野菜を追加して、ご満悦のしゅんでした。
食事中の飛行機ちゃん・・・


6月1日(木) 曇りのち晴れ 「映画の日」
今日から6月。衣替えのニュースを見て、そんな季節なんだと思いました。こちらは例年より涼しい20度前後の日が続いていて、とても爽やかな良い気候です。

しゅんを幼稚園に送ると、そのまま自転車を走らせて今日の目的地、映画館へ!先日、東京の友人Yさんから一人の時間に観に行きましたよというメールを頂いて、私も行ってみようかなと今朝HPを見たところ、今日が「映画の日」だということがわかり、突然行くことに決めたのです。地元の方は、普通自転車でここまで来ないだろうな〜と思いつつ自転車をこぎ続け、汗をかきながら到着したのは開演時間ギリギリでした。でも座席に座って一息つくと、映画館独特のこの雰囲気、やっぱりいいな〜と嬉しくなってきました。

お迎えの時間やその他の予定と考え合わせ、今日選んだ映画は「海猿」です。ドラマも前回の映画も観ていないので大丈夫かなと思っていましたが、最初から最後まで本当にドキドキしっ放しの、すごい迫力の映画でした。ハラハラする場面やジーンとする場面もたくさんあって、あっという間に2時間が過ぎていきました。映画の内容がわかってしまうので詳しいことは書きませんが、「○○してないで、早く逃げて〜」と思ったり、ほんのちょっとだけ出てくるこの女性の場面は、何だかいつも浮いている・・・などと思ったりもしましたが(私って、何様?)、そんないくつかの疑問は飛んでいってしまうほど、全体的な内容は面白いものでした。テレビで放送したらまた観たいなと思いますが、やっぱりあの迫力は映画館ならではのものなのかなとも思いました。それにしても、あんなに危険なお仕事をなさっている方や、そのご家族がたくさんいらっしゃると思うと、頭が下がる思いがしました。私の身近な人があのような職業を選んだら、落ち着いて生活できるだろうかと思いました。しゅんは一体どんな仕事を選ぶのでしょう・・・?(何年後の話?!)


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