2006年12月

                                                  過去の日記 2006/11


12月26日(火) 曇りのち雨 「4歳だから」
今日も例年より気温が高いということで、10度を超えました。雨が降っても暖かくて助かります。

しゅんの熱は下がりましたが、年末年始に向けて心配が残るため、かかりつけの小児科で診て頂くことにしました。診察の結果、熱も下がって症状は改善しているものの、胸のゼーゼーとした音は相変わらず残っているため、レントゲンと血液検査をすることになりました。レントゲンは私と手をつないだまま受けましたが、採血の時は私だけ待合室に誘導されました。多分泣き声が聞こえるだろうな・・・と思って待っていると、「わ〜、強いねぇ」という看護師さん達の声が聞こえてきて、「終わりました。どうぞ。」と診察室に呼ばれました。しゅんはガーゼを貼られた腕を押さえながら、椅子に座るところでした。先生にも褒めて頂いたしゅんに、「泣かなかったの?」と聞くと、「赤ちゃんは泣いちゃうけどね。しゅん君は4歳だからね、泣かないんだよね。」と言いました。そして「しまじろうのおもちゃと同じ様な注射だった?」と聞くと、「うん。太さはちょっと違うんだけどね。」と言うので笑ってしまいました。どうやら採血される間、ジーッと注射を観察していた様です。

3歳と4歳、たった1歳の違いですが、子どもにとってはかなり大きな違いがあるのかなと思います。昨日話した友人の家でも、お誕生日を迎えたばかりのお子さんが、「4歳だからこれもできる」「あれもできる」と行動全て、一々報告してくると言っていました。どこも同じなんだねと、二人で大笑いでした。

ところで、しゅんは眠る前に寝室の電気を真っ暗にして、私の枕に寝転がると、横を向いてくと両腕を丸く広げます。その腕の中に私がすっぽりと入ると、ギュッと私を抱きしめ、そのまま今日一日あったことの話を聞くのを楽しみにしています。今日、ギュッと抱きしめたしゅんが一瞬「あれ?」というように動きを止め、「ママ」と言いました。続けて「ママ、ここが膨らんでるよ。」と言いながら背中のお肉をギュッと掴まれてしまいました。う、厳しい・・・。思わず言葉が出ませんでした。車社会の新潟、さらに冬に入ってめっきり運動不足を感じるこの頃ですが、雪雲を眺めながら、家の中でストレッチでもした方が良いのだろうかと、暗闇の中で考えた夜でした。


12月25日(月) 晴れ 「お誕生日」
本当に珍しく、青空が広がる一日になりました。息は白くなるものの、こんなに気持ちの良い日は久しぶりと、急いで大きな物を全部洗濯し、ベランダいっぱいに干しました。

起きてきたしゅんは、居間のコタツに乗っているプレゼントに気付きました。一つは祖父母達からの誕生日&クリスマスプレゼント、もう一つはサンタさんからのカードです。カードに書かれている文章を読むと、「ママ、冷蔵庫にサンタさんからのプレゼントがあるよ、だって〜」と興奮気味に言い、私の手を引いて台所に向かいました。冷蔵庫から出てきた袋に入っていたのはこの2つ(笑)。憧れのカマンベールチーズと6Pチーズです。本当はもう一種類あったのですが、前夜、袋に入れようとしたら入らなかったのです・・・。それでもしゅんは大喜びで、「サンタさん、おもちゃじゃなくてチーズをくれた。う、嬉しいよ〜。」とうっとりしていました。喜んでくれて何よりです。ママサンタ、ほっと一安心。お昼ご飯で1つずつ食べたしゅんは、「クリームがトロッと入っていて、おいしかった〜。サンタさんのチーズって、おいしいんだ〜。」と感激していました。

祖父母達からのプレゼントは、以前からしゅんが欲しがっていた「ロードシステムデラックス」という木製の道路セットを、私が代理で注文しました。これはお友達の家にもあるおもちゃなのですが、既に家にある木製レールと連結できるパーツがついていたり、家にある車を使って遊ぶこともできたりするところがとても魅力的です。早速遊び始めたしゅんは、「ピー、ピー、ピー」とウィンカーを出して右左折したり、「ここはみんな右にしか行かれない道だから、ピーピーはしなくていいんだよ。」と言って曲がり角を曲がったり(このセリフ、私が先日しゅんに言った様な)、「カンカンカン」と言って踏み切りを通過したり、思いっ切り電車+車の世界に浸っていました。ぽかぽか陽気の部屋でその様子を見ていると、ついウトウトしそうになりましたが、私も両手で電車やら車やらを走らせなければ手が足りない状態だったため、少々忙しく動き続けました。

4歳になったことが嬉しくて仕方がないしゅんは、指を4本立てて「四歳っ!」「四歳っ!」と歌い続けました。「4歳だから、椅子を低くして」と自分の椅子を持ってきて、サイズを少し大きい子用に組み替えたり、「4歳だからできるんだよ〜」と重たい物を持ってくれたり、お兄さん気分を満喫していました。
4歳のしゅんが好きなことは、ジャングルジムに上ること、でんぐり返しをすること、絵本を読むこと、電車や車で遊ぶこと、お友達や小さな子と遊ぶこと、歌を歌うことなどなど。そして好きな食べ物は、うどん、コロッケ、焼き魚、煮魚、お刺身、かぼちゃ、チーズ、豆全般、お菓子などなど。身長は96センチ、体重は、どんなに食べても何故か変動なしの13.4キロ、少々小さめのしゅんですが、このまま元気に成長してほしいと思います。
プレゼント! 道路と線路 車&電車好きにはたまらない?


12月24日(日) 晴れ時々曇り 「お祝いご飯」
ぐっすり眠ったしゅんは、朝には平熱になりました。それでもまだもう少し体力温存が必要だったのか、お昼前からパタッと横になって4時間以上も眠り続けました。次に起きた時には元気いっぱいで、すっかり体調も良くなった様でした。そこで、もししゅんが元気になったらと思って買っておいた材料で、お料理を始めました。

3人でご飯を食べられる今日、しゅんの誕生日とクリスマスを兼ねて(!)お祝いをすることにしました。今年のケーキは、しゅんのリクエストでロールケーキです。生地を混ぜたりフルーツを乗せたりクリームを塗ったり、しゅんもお手伝いに一生懸命です。欲張りなほどたくさんのフルーツを乗せたケーキを巻く時は、「ママ頑張って〜」と声援を送るお手伝いもしてくれました。

この2日間の分を取り戻すかの様に、食欲旺盛のしゅんはパクパクとよく食べておしゃべりを続けました。その様子を見ながら、元気になって良かった〜と、私たちも幸せな気持ちでお腹いっぱいご飯を食べました。そしてケーキにろうそくを立てると、ふ〜っと思いっ切り息を吹きかけました。先日、しゅんが赤ちゃんの頃からの写真を何枚か集めたカードを作ったのですが、そこに1歳から3歳までのお誕生日に、ケーキを前にしたしゅんの写真を貼りました。ろうそくとケーキに驚いている1歳、2本のろうそくを見つめている2歳、ケーキを前にニッコリしている3歳、それぞれに大きくなったなと思う写真でしたが、今日のしゅんはグンと少年っぽい表情を見せてくれました。まだまだ甘えん坊ですが、これから1年の成長は、今までとはまた違ったものがあるのだろうなと思います。
どっさり! 巻けるかな〜 メリークリスマス
お誕生日おめでとう! 4歳おめでとう! フルーツぎっしり


12月23日(土) 曇りのち雨 「成長」
朝起きると、しゅんの体が熱くて驚きました。普通に起きあがって元気そうにしているものの、熱を測ると39度を超えていました。冬休みに入り、昨日までの疲れがどっと出たのかもしれません。いつもはしないお昼寝を何度かして、ほとんど一日中ご飯も食べずに過ごしました。悪い風邪でない限り、しゅんにとってはよく眠ることが一番の薬です。何とか元気になってもらいたいなと思いながら、私たちも静かに過ごしました。

ところで昨日の朝、バタバタとしている時にうっかり麦茶ポットを落として割ってしまいました。床に散らばるガラスを拾い集めながら、「あぁ。割っちゃった〜。うっかりしていたね〜。新しいの買わなくちゃね。」と私が言うと、しゅんが「割れちゃったね。そしたらさ、今度はプラスチックのを買えばいいんじゃない?」と言いました。私は一瞬「え?」と、しゅんの顔をジッと見てしまいました。いつの間にそんなことがわかるようになったんだろう、それにちゃんと会話が成り立っている!と驚いて、嬉しくなりました。

それから昨日の夜、お友達の家で教えて頂いた手裏剣を、折り紙で作っていたときのことです。何個か作り終えてそれを見ていると、「あぁ、しゅん君、手裏剣に名前を書かなかったら良かったな。」と言いました。お友達の家で作った分をお土産として持ち帰らせてもらった時、自分で作った3つの手裏剣に名前を書いて持ってきたのです。「どうして?」と聞くと、「だってお友達が来てくれた時、名前を書いていなかったらみんなにどうぞってあげられたのにね。」と言いました。私が「お友達にあげたいと思ったのね。そしたら、今からもっとたくさん作ったらいいんじゃない?」と言うと、ほっとしたように笑いました。3歳になった時も、急にしっかりしてきたような気がしましたが、4歳になると、きっとまた随分違うんだろうなと思っていました。想像していた通り、日常の些細な出来事の中でそれをよく感じます。


12月22日(金) 曇りのち雨 「終業式」
このところ、時々しゅんが咳の後で息を吸い込みながらまたゼゼッと音を立てることがあって気になっています。気温が下がってきて、再び胸の音が良くないのだろうかと、今朝は小児科に寄ってから登園することにしました。
診て頂くと、いつも通り少し胸の音は良くないけれど気にする程ではないということでした。吸入の処置を受けると「スーッとして気持ちよくなったよ」とニコニコして言うしゅんを見て、ほっとしました。あと数ヶ月、これ以上ひどくならないで冬を越せるといいのですが、しばらく心配な日が続きそうです。

降園後は、大荷物を持って幼稚園から出てきた子ども達と、親子3組でSさんのお宅にお邪魔しました。お家に着くなり「わ〜い」と遊び始める子ども達もいれば、しゅんの様に私にピタッとくっついて、しばらく人間観察をしている子どもいて、いつもながらそれぞれ個性があるね〜と私たちは話しました。秋から雨がちになって、幼稚園でも園内で遊ぶ時間が増え、またお友達関係や遊び方も随分変わってきているのか、子ども達の仲良しぶりも以前よりずっと増している様でした。私たちも、コタツに入って嵐のように過ぎていった2学期について、積もる話をしました。何だかあっという間に2学期も終わり、冬休みに入りますが、色々な行事を親子揃ってこなしていくと、お母さん同士もグッと親密になれるものだなと思いました。

お昼ご飯に焼きたてパンと各種おにぎり、おやつにパウンドケーキとクッキーと、炭水化物で満腹になり、しゅんは帰りの車の中で熟睡を始めました。そんな訳で、冬至用に買ってあったゆずは明日に繰り越すことにして、再び冷蔵庫に入れました。
写真は昨日の夜、しゅんと作ったクッキーです。型抜きをした生地をもう一つの生地にはめていく作業は楽しくて、粘土で遊んでいる様でした。
粘土細工みたい


12月21日(木) 曇りのち雨 「のどぐろ」
今年は今のところやはり暖冬の様で、とても助かっています。キーンと冷たい空気や朝晩の寒さは東京より厳しいものですが、雪が降らないだけでも随分楽な気がします。お正月にかけて、1度くらいは降るんじゃない?という園のお母さん達のお話を聞きながら、少しでもそれが遅くなりますようにと祈っています。

もうすぐしゅんの幼稚園が冬休みに入るため、今日は一人であれこれ用事を済ませられる最後のチャンスと、しゅんを送ってからあちこち飛び回りました。ふるさと村で帰省用のお土産を買った後、お魚コーナーを覗いていると、あれを発見!以前から楽しみにしていた「のどぐろ」です。値札がないなぁとドキドキしながらお店の方に聞いてみると、小さな1尾が350円とのことでした。先日、新潟産の脂の乗ったごま鯖を1尾178円で購入し、家族みんなでおいしく頂いた身としては、少々勇気の要る買い物でしたが、折角だからと思い切って1尾だけ(!)買ってみました。そしてしゅんと2人の夜ご飯で、塩焼きにしました。

その名の通り、口から覗くとのどから体の中にかけてが真っ黒です。何度も口から覗いている私に、しゅんは少し引き気味でした。焼き始めると、ジュージューと良い音がしてきておいしそうな香りが漂ってきます。ふっくらとした身はとてもきれいで、噂に聞いていた通り、白身なのに脂乗りが良くておいしい〜。身離れもよくて内臓の処理も簡単で、とても食べやすいお魚でした。遅く帰ってきた主人には写真だけとなりましたが、今度は3人で食べたいなと思いました。
のどぐろ のど、黒い? おいしい〜


12月20日(水) 曇り 「サンタさん」
久しぶりに雨が降らない一日になりました。しゅんが楽しみにしていた、クリスマス会が行われる日がやってきました。

父兄席に座って待っていると、静かな音楽と共に子ども達が入場してきました。しゅんもちょっとした衣装を付けて神妙な顔つきをしています。でも私の顔を見つけるとニッコリ。他のお子さんと同じように、急に足取りが軽くなって小走りに自分の席に着きました。
子ども達の歌や劇を見ながら、私たちも歌を歌いました。子ども達の楽しそうな表情や誇らしげな笑顔を見ていると、大きくなったなぁ、いつの間にこんなことが出来るようになったんだろうとジーンとしました。
芸達者なサンタさんの登場に、ドキドキしながらも嬉しそうな笑顔を見せたしゅんは、プレゼントを手渡されると「ありがとう」とお礼を言いました。年少さんから年長さんまでみんな、お母さん達が工夫を凝らしてラッピングをした「サンタさんからの」プレゼントの包みをワクワクしながら解いていきました。しゅんもサンタさんの姿がとても印象的だったようで、家に帰ってからも物まねをしたりデジカメの動画を見たり、どっぷりと今日の余韻に浸っていました。


12月19日(火) 曇りのち雨 「はぁ」
昨日の美容院で、「関東から来た方は、少しでも晴れるとお布団を干そうとするんですが、こっちは湿度が高いからそれはしてはいけませんよ!」と言われました。そして今日、天気予報が曇りのち晴れだったことを確認すると、私はベランダにズラリと洗濯物を並べて幼稚園に行きました。用事を済ませた頃にはザーザー降りの雨になっていて、「あぁ〜。ベランダに干しちゃったのに・・・。」と、同じく関東から来られたお母さんが仰って笑ってしまいました。天気予報がどうであれ、雨の降らない冬の日はないと思った方が良い・・・というのが教訓です。

一時期、しゅんの「何で?」攻撃はすさまじくて、何を話していてもしゅんが発する言葉は「何で」だけだったことがありました。「何で?」と言われると私は必死で説明するのですが、再び「何で?」でふぅ〜という感じでした。私は口を閉じている暇も無いほどでしたが、会話をしている気がしなくて、うむむと思うこともしばしばでした。しかし最近、私が何か答えると「はぁ、あ、そうね、そうね。」と言うことが増えました。「はぁ」の「は」は声がかすれるくらい上がり、「ぁ」でガクンと下がるのが何ともおかしくて、その相槌、一体何なんだ?!と思っていました。そして今夜、主人と話しながら、「はぁ、あ」と言っている自分に気付いて驚きました。「これって私の口癖だったんだ〜」と言うと、「そうだよ。しかもあんまり興味がないことに対しての相槌ね。」と主人が返事をしました。うっ、鋭いかも。しゅんは多分、興味があることに対しても言っていると思うのですが、確かにあの言い方って、何だかやる気がなさそうに聞こえます。もっと意欲的に聞こえる相槌の打ち方を、考えてみなくては。


12月18日(月) 曇りのち晴れ一時雨 「ルレクチェ」
夜半から雪になり、平野部でも5センチほど積もるという予報が出ていたため、今朝カーテンを開ける時はドキドキしました。しかしその予報は嬉しい方に外れ、随分晴れ間がのぞく良いお天気の一日になりました。

しゅんを送ると私は久々に美容院へ。周りのお母さん達にも刺激され、私も久しぶりに少しだけパーマをかけてみたいと思っていたので、巻かれていく髪を見ながらワクワクしました。何しろ前回かけたのは成人式の前という、思い出すこともできない程の昔なのです。お迎えに行った車でしゅんに感想を聞くと、「ママ、前髪ちょっと切り過ぎた?え?あ、そう。前髪じゃなくて後ろね、後ろ。良くできたね〜。」と返ってきました。夜、感想を聞いた主人からは、「あ、そうなの?ドライヤーに失敗して、はねちゃったかと思った。」と言われました。そんな・・・。髪型の感想は、しゅんに聞いた方が嬉しい返事が返ってきそうです。

お迎えの後、Tさんのお家にお邪魔しました。女の子2人に押され気味のしゅんは、私のひざに乗ったまま女の子達の遊び方をそーっと見ていました。でも、女の子達のお母さんに、マニキュアを塗る?衣装を着てみる?などと聞かれると、ブルンブルンと首を振って強く自己主張!女の子達のペースにも慣れ、仲良くDVDを見たりおもちゃで遊び始めた頃には、もう外は真っ暗で帰る時間になってしまいました。

写真は、「ルレクチェ」という新潟の洋梨です。ラフランスはだいぶ浸透してきたと思いますが、こちらは新潟に来るまで知りませんでした。「貴婦人」と呼ばれるこの洋梨は、ラフランスより、甘みが少し強くとろけるようなおいしさです。私たちが梨狩りに行った10月頃、緑の実を収穫します。そして追熟して12月にこのように黄色になった頃、食べ頃になります。スーパーにもたくさん並んでいて、良い香りがしています。
ル・レクチェ おいしい〜


12月17日(日) 雨一時雹 「テレビ電話」
雲の動きが速い、嵐の一日になりました。突然黒い雲がやってきたかと思うと、前も見えない様な雹がババーッと降ってきたり、スコールの様な土砂降りになったり。冬の嵐は本格的な冬の到来を感じさせるものでした。

遅く帰ってきた主人がゆっくり起きるのを待って、3人でご飯を食べに行きました。2人用のセットを注文しましたが、3人で食べてもお腹がいっぱいになるくらいのボリュームでした。中でもおいしかったのは、4種類のチーズが乗っているというピザです。オープンになっているキッチンの釜で焼き上げられたこのピザは、薄い生地の上に絶妙な配合のチーズとくるみが乗せられています。しゅんの口にもぴったりの薄さで、パクリと囓ってはおいしい〜と満足そうな笑みを浮かべていました。こんなピザ、家でも焼けたらいいのになと思いましたが、やはりオーブンとお店の釜は違いそうです。

ご飯の後は、電器店やショッピングセンターで私の携帯電話を選びました。約2年前に購入した電話は、もうカメラの部分が少し曇っています。使い勝手はとてもいいのですが、そろそろFOMAに変更したくてズラリと並んだ携帯を手に取りながら選びました。そして結局、1シリーズ前の電話を購入しました。厚い説明書は、読む気持ちがしぼむような難しさでしたが、何とかよく使う機能だけでも覚えたいものです。
夜になって、早速楽しみにしていた「テレビ電話」を試してみました。掛けた先は妹の携帯です。小さな姪達2人とR子ちゃんと呼ぶ妹が画面に登場し、しゅんは大喜びです。今までも数回テレビ電話をしたことはありますが、こんなことが手軽に出来るようになるなんて、とても不思議な気分です。
前菜盛り合わせ チーズとくるみのピザ チーズが絶妙! カルボナーラ
いちごのケーキ モンブラン


12月16日(土) 雨のち曇り一時晴れ 「サンタさん」
この冬になってから、冷え込みがいつもと違うからか、背中から腰にかけてが寒くて仕方ありません。暖かい服を着ているのに、触ってみると冷た〜くなっているのです。お母さん達に聞いてみたところ、「暖めなくちゃダメダメ。前と後ろにカイロは基本。」と言われました。カイロなんて何年も買っていませんでしたが、それを聞いて早速スーパーで小さなサイズの物を購入し、今朝から服に貼って腰を温めてみました。すると、その暖かいことといったら!何を着ても寒かったのに、ぽかぽかと良い気分です。運転するときも、どうにも冷えて辛かったのが、じんわり暖かくて笑ってしまいそうなほど。もっと買い足して、この冬はカイロのお世話になろうと決めました。

午前中はぐずぐずしたお天気だったので、コタツに入って工作をしたり手紙を書いたりして過ごしました。私が友人に手紙を書く横で、しゅんも従姉妹宛の葉書にシールをぺたぺたと貼っていきます。クリスマスらしい葉書を選んだのですが、ふと見ると、去年の年賀状作成時に余った「戌年」という犬のかわいらしいシールがふんだんに貼られた、何とも奇妙な手紙が完成していました。近くのポストに投函すると、しゅんは「多分、明日お返事来ると思うよ。」とワクワクした顔で言いました。いや、いくら何でもそれは・・・!

スーパーで買い物をしていると、しゅんがチーズ売り場の前でジーッとある物を見つめていました。「どうしたの?」と言うと、「あぁ、6Pチーズが欲しいな〜」と言います。チーズ好きなしゅんのため、冷蔵庫には何種類ものチーズが常備してあるので、「お家にあるから今日はいいんじゃない?」と言って他の売り場に移動すると、「じゃあ、サンタさんにお願いすればきっといいよね。」と小さな声でつぶやいていました。それを聞いてカートを押す私は吹きだしそうになりました。サンタさんへのお願いが6Pチーズだなんて、何てささやかでかわいらしいのでしょう。祖父母サンタさんからは、しゅんが以前から欲しがっている木の道路セットを注文済みですが、本物のサンタさんからのプレゼントをどうしようかなと思っていたところでした。こうなったら、6Pチーズ各種を取りそろえた、特製プレゼントを作ろうかな?!枕元に置く時は、保冷剤も一緒に入れた方が良さそうです。

ところでこちらの写真は、私が自分へのプレゼントのつもりで思い切って注文した、「ラ・エミーズ」のフリットトレイとデザート・ヴァリエ5です。買ったり頂いたりして、少しずつ増えているこちらのシリーズは、丈夫で使いやすい上に、どんなお料理にも良く合ってとても便利です。12月になると、大人になってもサンタさんに何かお願いしたくなります。そしてついついクリックを・・・!ちなみに我が家のサンタさんは、今日も休日出勤で真夜中になっても帰ってきません。本物のサンタさんに何かお願いしたいとしたら、物ではなくてきっと時間でしょう。
「LA AMYS」の食器が到着 嬉しい〜


12月15日(金) 曇り一時雨 「お誕生会」
いつもより1時間も早く、真っ暗なうちにしゅんが目を覚ましました。楽しみにしていた日がやってきて、眠っていられなかった様です。今日は、しゅんが何ヶ月も前から心待ちにしていた12月のお誕生会なのです。

しゅんと一緒に登園すると、早速お料理が始まりました。子ども達も、代わる代わるお料理コーナーに来ては小さな手で人参やじゃがいもを切っていきます。何ともほのぼのとした光景でしたが、キッチンスペースに一歩入ると、私たちは大慌てで大量のお野菜やお肉と格闘していました。でも何とかお昼にはおいしそうなおかずが2種類完成しました。
お誕生日の主役達は、冠をかぶってみんなに囲まれ、歌を歌ってもらったりクイズ大会を開いたり、主役気分を満喫していました。しゅんもニコニコの笑顔で、張り切って大きな声を出していました。子ども達の前で、しゅんが赤ちゃんの頃からのことを話す時間もあり、私は用意しておいた写真を見せながら、思いつくままに話をしました。しゅんがお腹の中にいた頃のこと、生まれたばかりでほやほやだった頃のこと、そして段々大きくなって、今こうして新潟の幼稚園に通う様になるまでのことなど、色々と思い出してジーンとしました。良いお友達に囲まれて、こうして4歳を迎えられることに感謝しました。

ところで今、しゅんは「こそあど言葉」にとても興味があるようで、ことある事に私に質問してきます。今日も夜ご飯を食べながら、「それってどういうこと?」と聞いてきました。どういう時に、どうやって使うのかを聞いているのです。普段何気なく使っている言葉ほど、説明が難しい物はありません。「それ」か・・・何だろう?と思いながら、「何かについてお話している時、またその名前を言わなくても何について言っているのかわかるとき、それっていう言葉を使うんだよ。しゅんちゃん、おいしそうなチーズ食べてるね。それ、ちょうだい。」と言ったところ、ふふ〜んと嬉しそうな顔をした後、「ママ、うどんおいしいね。それ、好き?」「それからさ、例えばこんな時もいいんじゃない?このお鍋、熱いよね。それ、触らないでね、とかはどう?」としゅんの話は止まりません。「例えばさ」「っていうのはどう?」というのは、多分幼稚園で覚えてきた言葉で最近の口癖です。何やら難しいことを話している様に聞こえてちょっと笑ってしまうこともありますが、本人は至って真面目です。一通り終わったかと思うと、「ママ、あのって何?」と続きます。改めて考えると日本語って難しい〜と思う毎日です。


12月14日(木) 曇り一時雨 「延長」
「今日は、ママ、歯医者さんだよ」と朝ご飯を食べながらしゅんに言うと、「延長?延長?!」と嬉しそうな顔で言いました。そんなに延長したいのならと、延長保育を申し込み、ニコニコ顔のしゅんに手を振って歯医者さんに向かいました。

思ったより早く治療が終わったので、ショッピングセンターに行ってあれこれ買い物をしました。1月のお知らせが園から配られ、その中に「雪遊びをするので、毎日スノーズボンを持たせて下さい」と書かれていました。スノーズボン?スキーウェア?と不思議に思っていましたが、お店にはズラリとスノーズボンが並んでいました。本格的なスキーウェアは後ほど買うことにして、今日は普通のズボンの上からサッと履くことが出来るスノーズボンと、寒さが厳しい日にズボンの下に履くという男の子用のタイツを買いました。今週末は再び雪になりそうですが、しゅんはスノーズボンで雪だるまを作ることを楽しみにしています。私は100円ショップで買ってきた、カプサイシン入りでぽかぽか(?)という厚い靴下を履いて、しもやけにならないように注意しながらそれにつき合うことにしましょう。

お迎えに行くと、教室からケラケラという笑い声が聞こえてきました。覗いてみると、延長を申し込んでいた他のお友達と先生と思いっ切り遊んでいました。「わ〜、もう、こんな時間なんだね〜」と先生が仰っていましたが、お楽しみのおやつもしっかり食べて、子ども達も時間を忘れるくらい楽しい時間を過ごしていた様です。

最近、しゅんはパソコンで音楽を聴くことを何よりの楽しみにしています。車を降りる時、「このCD持って帰ろうよ」と言い、家に着いてうがいと手洗いが済むと早速パソコンにCDを入れて聴き始めます。聴いているCDはというと、童謡やアニメの歌などではなく、私の趣味で聴いている大人の女性の歌だというところが、渋いというか何というか。パソコンに入っている音楽の再生ソフトも見よう見まねで操作するようになり、いつの間にか私も知らない操作をして聴き入っています。デジカメといいパソコンといい、DVDレコーダーといい、何の恐れも持たずに機械を操作しようとするのは、さすが現代っ子です。そんな現代っ子も、おトイレに入ったりお風呂に入ったりする前にズボンを脱ぐと、「おしっこジャー、おしっこジャー」などと言いながら私たちを追ってきます(恥)。こういうところは、多分昔も今も変わらないのでしょう・・・。


12月13日(水) 曇りのち雨 「水曜の午後」
いつもはなかなかお布団から出てこないしゅんが、自分で起きてくれると朝の時間に余裕ができます。水曜日はお弁当もないので、私の気持ちもちょっとゆるみがちです。今日はいつもよりかなり早いな〜とゆっくりしていると、結局いつもと同じ時間になってしまいます。それでも「起きて〜」と言わなくて良い朝は、気持ちも穏やかでいられる気がします。

午前保育が終わったしゅんを迎えに行き、園庭で少し遊ぶと、AさんとRさんからお誘いを受け、お昼ご飯をご一緒することになりました。広いお座敷に並べられた席に座ると、子ども達は早速メニューを見始めました。親子3人でご飯を食べに行くときとはまたちょっと違った楽しさがあるようで、時々顔を見合わせて笑いながら、子ども達は良い子でご飯を食べました。
その後は、クリスマスの展示がされているという朱鷺メッセの展望室に行ってみることにしました。広い広い展望室は、平日ということもあってほとんど貸し切りの状態で、並べられたツリーやクリスマスの飾りなどもゆっくりと見ることが出来ました。31階からの眺めはいつ行っても素晴らしくて、思わず見入ってしまいます。もう一ヶ月もしたら、真っ白な風景に変わるのかな?と思います。

写真は今月のチーズケーキ、北海道にある菓子司 新谷の「ふらの雪どけチーズケーキ」です。クラッカーの上は、山葡萄ジャム、クリームチーズ、生クリームの三層になっています。このクリームチーズと生クリームが、信じられないくらいふわふわで口の中でとろけていきます。熱い紅茶によく合って、おいしいお茶の時間になりました。
「ふらの雪どけチーズケーキ」 ふんわりふわふわとろける〜


12月12日(火) 曇り 「箱」
風もなく、寒さもそれ程ではないと思いましたが、最高気温は7度でした。少しずつ冬の寒さに体が慣れてきていますが、来週の天気予報を見ると震えそうになります。最低気温が0度前後になると、雨マークが雪に変わる様です。

昨日に引き続き、チクチクとお裁縫です。クリスマス会で配られるプレゼントをお片づけする袋や箱をそれぞれの保護者が作り、ラッピングして園に提出するという課題が出されています。どんなお片づけ道具を作ろうかとあれこれ考え、先日フェルトや毛糸を買ってきました。色々考えた末、厚紙を芯にして小さな箱を作ることにしました。クリスマス用のパーツも買ってきたので、それを並べてどんなデザインにするか考えるのも楽しい作業でした。小さな箱なので、2日間で完成した箱はこちら。所々ゆがんだり、縫い目が曲がったりしているのはご愛敬です。後はラッピングをして、クリスマス会までしゅんに絶対に見つからない場所に隠さなければなりません。

お迎えに行くと、年少さんたちはそのまま園庭に移動しました。このところの雨続きで、体を動かす遊びが少なかったからか、時折パラパラと雨が降る様なこんな曇り空でも、絶好の外遊びの日だと思ったのでしょう。あっという間にジャングルジムは年少さんで満員になってしまいました。大混雑するジャングルジムから「ママ〜」と手を振るしゅんも、とても嬉しそうでした。中には裸足になって遊び出すお子さんもいて、私たちはブルブル。子どもは風の子です。
箱が完成!


12月11日(月) 曇り時々晴れ 「反抗期」
今日は朝から青空が見えて驚きました。こんな空、久しぶりに見た〜と思っていると、太陽まで差してきて、「シーツを洗わなきゃ」と焦り始めました。最近お布団が恋しすぎて、なかなか起きようとしないしゅんをゴロリと転がしながらシーツを取って洗濯機に入れると、転がったしゅんはそのままの体勢で眠っていました。

しゅんを送るとお裁縫道具を出してきて、構想を練りながらハサミで布を裁っていきました。バザーが終わったと思ったら次はクリスマス会が控えていて、再びお裁縫箱が大活躍です。気付けば今年も後わずか、年賀状や大掃除など、しなければならないことは山積みなのですが、優先順位をつけてひとつずつ仕上げていこうと思います。

お迎えに行って車に乗り、「今日のおやつは何にしようか?」と聞くと、しゅんが「昨日買った、あの、キャラメルコーンにしたい」と言いました。それを聞いて、どっき〜ん。実は昨日の夜、主人と食べてしまったのです。「え〜っとね、あれはね、昨日の夜、どうしてもお腹が空いて、他に全然食べる物がなくて、う〜んとね、え〜とね・・・。パパとママが食べちゃいました。」と言うと、チャイルドシートに座ったしゅんの顔が固まり、ひくひくとすすり泣きを始めました。お菓子を食べられて泣いてしまうなんて、何てかわいいんでしょうと思いつつも、こっそり食べた罪悪感が消えません。ドライブがてら、昨日のスーパーまで足を伸ばし、お菓子だけ買って帰りました。

この頃、何回目かの反抗期に突入したしゅんは、時折ぷりぷり怒り出したり「ぎゃ〜」と叫び出したり、手が付けられない暴れん坊になります。と言っても、こうなるのはほとんどが家の中で、それも私に向かってだけなのです。外ではにっこりと笑ったり、私にギュッとしがみついて抱きついたり、そんな姿しか見ていない幼稚園のお母さん達からは、「しゅん君は泣いて怒ったり、ダダこねたりなんて、絶対にしないんじゃない?」と言われますが、と、と、とんでもな〜いといったところです。
この反抗期、ただイヤイヤと反抗するだけではなく、理屈をつけて怒ったり、私の言葉に論理的に反抗してきたりするのがやっかいです。時に私もしゅんと一緒にヒートアップしそうになることがありますが、こんな風に自分が思うことを外に出せるのは素敵なこと、色んな気持ちを表そうとしたり、言葉で説明しようとしたりするのは成長の証と、自分に言い聞かせながら日々過ごしています。


12月10日(日) 曇り 「おいしい一日」
昨日の夕方、主人を待ちながら見ていた新潟の情報番組で、お姉さんがおいしそうに食べている焼き肉に私もしゅんも釘付けに。「食べたいね〜」「食べた〜い」と盛り上がりながら、焼き肉やさんから葉書が来ていたことを思い出しました。誕生日が近いしゅん宛ての葉書で、プレゼントがあると書いてあります。と言うわけで、久しぶりにお昼は焼き肉屋さんへGO!

葉書を握りしめてお店に入ったしゅんは、注文を取りに来てくれたお兄さんに、嬉しそうに渡すと「おめでとう」と言われてにっこり。プレゼントは、お肉の盛り合わせでした(笑)。焼き肉はまだ余り食べないかなと思っていたしゅんでしたが、子ども用にと持ってきて下さったキッチンバサミでチョキチョキ切ると、パクパクとたくさん食べました。3歳でこの食欲だったら、小学生になったらどのくらい食べるんだろう?!と思いましたが、その頃には私たち2人の食欲が落ち着いて、ちょうど良いくらいになっているのかな。

お店を出た後は、前から一度行ってみたいと思っていたケーキ屋さんに寄ってみました。新潟ではかなりの人気店だという「ルーテシア」は、今まで横を通ったこともありましたがケーキ屋さんだとは気付きませんでした。ちょっとモダンな雑貨屋さんか家具屋さんかと思うような外観なのです。そして驚いたことに、駐車場には警備員さんがいて、駐車場渋滞が出来るほどの混雑振りでした。私たちが入った時にはちょうど一台分空いてすんなり入ることができましたが、出る時には数台が入り口の前に連なっているほどでした。渋滞ができるケーキ屋さんなんて、初めて見た!と驚きましたが、店内を見てまたびっくり。ケーキが出来てくるそばからどんどん売れていって、残り数種類になっていたのです。私たちは、ショートケーキ、モンブラン、シュークリームを選んで家に帰り、早速お茶にしました。甘すぎないクリームはフワッと軽くてとてもおいしい〜。モンブランの下に敷かれたパイ生地もサクサクしていて、ケーキケースの上に並んでいたクロワッサンやキッシュなども、いつか買ってみたくなりました。「お味見はちょっとだけにしてね。ほんのちょっとね。」といつものように欲張りさんになっていたしゅんは、「もう一口お味見させて」と私たちのケーキをお味見してばかりいました。
久しぶり〜 お味見は「ちょっとだけ」


12月9日(土) 曇りのち雨 「ほうとう」
「明日はずっといる?」と聞いていたしゅんの願いも叶わず、主人は休日出勤になってしまいました。ドライブがてらインフルエンザの予防接種を受ける主人を病院まで送り、さらに会社の近くまで送って、後は2人で過ごそうと思っていたのに、察したしゅんがダダをこね始めました。「パパとママとしゅん君と、3人でお昼ご飯を食べたいよ〜。」と言い続けるのが何ともかわいそうになりましたが、主人はお昼は抜けられそうだということで、待ち合わせの時間まで図書館で過ごしました。

お昼ご飯を一緒に食べ、繁華街にあるデパートの「うさぎさん」を見に行きました。こちらのうさぎは、11月中旬から始まるクリスマス恒例のディスプレーで、小さな子ども達は毎年楽しみにしています。初日には県内版のニュースにも登場するほどで、何だかとても平和な感じがします。クリスマスの曲2曲に合わせ、うさぎさん達は手を挙げたり足を上げたり、左右に体を振りながら踊る仕掛けになっていて、ビデオを回している人もいます。初めて見たしゅんは一瞬固まっていましたが、にっこりと笑って喜んでいる様でした。

夜ご飯は、この冬初めてのほうとうです。こちらの生協でも扱うようになったということで、先日カタログに出ていた時には思わず「わ〜」と驚いてしまいました。かぼちゃ、蓮根、白菜、大根、しめじ、エノキダケ、豚肉と、栄養満点のほうとうは、体がぽかぽかと温まります。大きなお鍋いっぱいにできたので、残った分はお味噌汁として明日にまわそうと思っていましたが・・・。「もっとお代わりちょうだい」と主人以上に主張するしゅんが、あんなに食べるとは想像もしませんでした。「もうお代わりないのよ」と言うと、「もっとほうとう食べたいのに。明日もほうとうにしてよ。」と返ってきて、笑ってしまいました。
クリスマスの人気者 新潟でも食べます!かぼちゃのほうとう


12月8日(金) 曇り 「注射」
珍しく、雨の降らない一日でした。いつもは長靴を履いて幼稚園に行くしゅんは、靴箱をのぞいて「これがいい」と夏のサンダルを出しました。何とも寒々しい姿でしたが、「靴下履いてるから、寒くないんだよ。」と主張するしゅんに根負けしました。毛糸の帽子にモコモコジャンパー、そして裏起毛のズボンの下には靴下にサンダルと、とても不思議な服装で幼稚園に向かいました。

送った後はあれこれ買い物をして、家に戻ってほっと一息ついたところで電話が鳴りました。それは主人からで、お昼に出られそうだから一緒にどう?という話でした。そこでバタバタと身支度をして、10分後には車に!待ち合わせをして入ったお店は、主人が時々会社の方と行くというお魚料理のお店です。有線がかかるお店の中は、サラリーマンの皆さんで混んでいました。私たちも向かい合わせの席に座り、お店の名前がついた定食を注文すると、運ばれてきたのはこのボリューム満点の定食でした。焼き魚にお刺身に天ぷら、そして小鉢と魚のアラのお味噌汁がついて1000円というお値段は、信じられない安さです。2人でご飯なんて久しぶりでしたが、食べるのに必死で思ったほどおしゃべりはできませんでした。でもお腹は十分満足し、主人は会社に戻りました。

お迎えに行った足で、しゅんは2回目のインフルエンザの予防接種に行きました。乳児検診や予防接種の人が来る時間帯だったため、待合室には小さな赤ちゃんがたくさんいました。診察室から大きな泣き声が聞こえてくるたびに、私を見ては「赤ちゃん、泣いてるね〜」とにっこり笑いました。そしてしゅんの番になると、注射をされている腕をジッと見て、少しも泣きませんでした。これには先生と看護師さん、私もびっくりして「強かったね」と言うと、「しゅん君の注射と同じだったね」と言いました。おもちゃのお医者さんごっこセットで、繰り返し私に注射を打っていたのが良い訓練になっていた様です(笑)。
ボリューム満点!お腹いっぱい〜


12月7日(木) 曇りのち雨 「朝寝坊」
昨日の夜、深夜に帰ってきた主人の前に夕食を並べ終えた頃、しゅんが寝室から出てきてお茶を飲みました。その後寝かしつけたところまで記憶があるのですが、次に気付いたのは「ねぇ、ねぇ」と主人に起こされてガバッと起きた時。遮光カーテンのおかげで真っ暗な寝室ですが、そーっと時計を見ると7時45分!見間違えではないかと何度も目をこすりましたが、やはり時計はいつもの朝より1時間も進んでいます。

ひぇぇ〜と大慌てで飛び起きて、「落ち着け落ち着け」と自分に言い聞かせ、クルクルと動き回ってお弁当を作りました。なかなか冷めないおかずは、軽くラップをかけてベランダの室外機の上に置くと、あっという間に冷めました(苦笑)。「超特急だよ、超特急」と言いながら一緒に準備したしゅんは、いつもと同じ時間に身支度を終えることができました。幼稚園には2人とも涼しい顔で登園しましたが、家に戻るとあっちにもこっちにも超特急の痕跡があって、おかしくなりました。働いていた時も、こんなことが年に1度くらいありましたが、今日は久々にあのドキドキを味わいました。不思議とこんな時は時間に間に合うものですが、あんなに焦る気持ちはもう一回で十分です。今夜は忘れずにアラームをセットした携帯を寝室に持っていくことにします。

少し遅くなりましたが、今日はしゅんを送った後で小児科に寄り、インフルエンザの予防接種を受けました。先生がとてもお上手なのか、「今から痛みますよ」と言われても、本当に打っているの?と思うくらい痛みがありませんでした。そして「今液を入れています。後半分入ります。」と、先生は驚くほど丁寧に打って下さいました。丁寧すぎて、ちょっと笑ってしまいそうでした。


12月6日(水) 曇りのち雨 「みかん?」
今年来た年賀状と住所録をチェックし始めました。12月に入った途端、本当に飛ぶように毎日が過ぎていきます。幼稚園のクリスマス会の準備もあるし、年賀状もあるし、気付いたらあっという間に年末がやってきそうです。

午前保育のしゅんを迎えに行くと、Sさん親子に誘われてお昼から一緒に過ごすことになりました。お昼は何にしようか?という問いかけに、子ども達の答えは「回るお寿司!」。というわけで、ショッピングセンターの回るお寿司に行ってお昼ご飯にしました。仲良しのDちゃんとしゅんは、向かい合わせの席に座ってニコニコ。注文したお寿司にはお店の方が旗を立てて下さって、2人は大喜びでした。
Sさんのお家にお邪魔すると、早速積み木や線路で遊び始めた2人は、次々と面白い作品を作っていきました。おやつを食べたり遊んだり、くっついてじゃれ合ったりしているうちに、辺りはすっかり暗くなり、お別れの時間になりました。水曜日は長い午後の時間をどう過ごそうかなと毎週思いますが、お友達と親子揃って楽しく遊ぶのがお決まりになってきました。

話は変わりますが、先日お味噌汁に生で食べるには熟してしまったかな?と思うあるお野菜を入れました。お椀を見た主人は、「何これっ?もしかして、みかん?」と言いました。いくら私だって、みかんをお味噌汁には入れないわよと言うと、「そう言い切れる?」と疑り深い目で私をじっと見ました。確かにチャレンジすることは多々あるけれど、それでもみかんは入れないと言い切れます!お味噌汁の具を食べた主人は、「おいしいね〜」とひと言。その具とは、トマトです。何かのお料理番組で見て、何回か入れてみたのですが、お味噌の味にも意外に合って、とてもおいしいのです。一見ギョッとするお味噌汁にはなりますが、ぜひお試し下さい!


12月5日(火) 雨時々曇りや晴れ 「しわわせ」
雲の流れが速く、お天気がクルクルと変わる一日でした。太平洋側で暮らしていた私は、太陽が見えると洗濯物をベランダに出したくなりますが、この1〜2ヶ月の間に「新潟でそれをやってはいけない」ということを学びました。スコールの様な土砂降りの雨が降ることがあったり、雨は降らなくても洗濯物が凍ってしまったのかと思うくらい冷たくなるだけだったり、ともかく家の中に入れておくに越したことはないようです。園のお友達Tさんも静岡出身なのですが、私と全く同じことを言っていて2人で笑ってしまいました。

お迎えに行くと、玄関から出てきたしゅんが「ぐ、ぐるじい〜」と言って首を指さしました。そこには今朝から巻き始めたマフラーがありました。寒くなってきて、帰りの身支度も年少さんには一苦労な作業なのですが、みんな少しずつ自分でできるように頑張っているというお話が先生からありました。できない時はお兄ちゃんお姉ちゃんが手伝ってくれるそうです。
急いでマフラーをゆるめてしゅんに聞くと、「朝ね、ママがしてたみたいに、しゅん君が自分で巻いたんだよ。でも苦しかった〜。」と言うので苦笑してしまいました。「よく自分でできたね〜。すごいね〜。でも、もうちょっと緩くした方がいいかもね。」と言うと、勢いよく「うん、うん」と頷きました。

最近、私としゅんは脱衣場に小さなカーボンヒーターを持っていきます。スイッチを入れるとすぐに暖かくなるので、狭い脱衣場にはぴったりです。ヒーターの前でパジャマを着ながら、毎日しゅんは「あぁ、しわわせ〜。しわわせが一番。」と言っています。「あぁ、幸せ〜。幸せが一番。」と私が以前言ったのを覚えているのです。「暖かい=幸せ」なんて、小さなおじさんみたいでおかしくなります。コタツに入って「しわわせ〜」、マフラーを巻いて「しわわせ〜」、私が厚い靴下をはいたのを見ては「ママ、しわわせ?しわわせが一番だよね。」と言う、もうすぐ4歳のしゅんです。


12月4日(月) 雪のち雨 「お買い物」
降り続いた雪は雨まじりで、道路に積もることはありませんでした。あぁ良かった〜とほっとしながら車にしゅんを乗せ、フロントガラスに積もった雪を軍手で払いました。軍手はぐっしょり濡れて、その冷たいことといったら!急いでウインドーワイパーを買わなくては〜と思いながら、幼稚園へと向かいました。

園の駐車場で車を降りると、少し斜めになった所で長靴のしゅんが早速ツルンと滑りました。手をつないでいたので大丈夫でしたが、これは靴も急いで調達しなくては〜と、その足でショッピングセンターに行くことにしました。
急に寒くなって、衣類や雪かき用品なども充実してきたお店の中で、あれこれ必要な物を選びました。「関東で買った靴は、凍った道では危なすぎる」「耳まで隠れる帽子が大人も必要」などなど、今まで色々お母さん達に頂いたアドバイスを思い出し、売り場を巡りました。靴売り場には、防水加工が施され、底がギザギザになった靴がずらりと並んでいます。長靴の底も、同じくギザギザです。取りあえず、今日はしゅんと私が当面必要な物を揃えようと、ブーツや長靴、裏が暖かくなったしゅんのズボン、お迎え用の毛糸の帽子、そしてウインドーワイパーを買いました。本当は、車を出すために必要な雪かきスコップ(?)や大人用の長靴、3人分の防水仕様のコート、しゅんの外遊び用スキーウェアなど、買わなければならない物はまだどっさりあります。あぁ、あれもこれも買わなくちゃなんて困ったふりをしていますが、実はちょっと楽しんでいたりして!ゴツゴツした冬対策用品ばかりというのが少し悲しいところですが、見るだけでなくお買い物できるのは、何であっても結構楽しいものです。とはいえ、今年買った物は新潟にいる何年間か、大事に使い続けたいと思います。

買ったばかりの毛糸の帽子をかぶり、それでも寒い〜と言いながらお迎えに行くと、集まっていたお母さん達が「とうとう降ったね!」「運転大丈夫だった?」と口々に言ってくれました。楽しくおしゃべりしながらふと皆さんの足元を見ると、底がしっかりした長靴やブーツばかり。さすが新潟の方は対策もバッチリです。「一人だけ、街仕様だ〜」と言われた私は、ツルリといかないように足を踏ん張って歩きました。
雪道もOK?


12月3日(日) 雪時々曇り 「初雪」
夜半からみぞれまじりの雨が降っていましたが、とうとう朝には初雪となりました。凍りそうなくらい冷たい空気に、あぁ、とうとうこの季節が来たんだなと大人は小さなため息をつきましたが、しゅんは両手を挙げて飛び跳ねながら「やったーやったー、雪だ、雪だー。雪だるま、作るぞ〜う。」と絵に描いたような喜びようでした。

昨日の今日で大丈夫かなと少し迷いましたが、しゅんが楽しみにしていた幼稚園の行事があったので、これ以上ないというほど暖かく着込み、急いで出かけました。

幼稚園では今まで見たことがなかったようなしゅんの成長した姿と、嬉しそうな笑顔を見ることができました。私たちはしばしジーンと感動しつつも、子ども達みんなのかわいらしい様子にクスッと笑ってしまいました。しゅんの様子を見て、どんなに寒くてもお天気が悪くても、体調が悪くない限りはできるだけ頑張って幼稚園に通わせてあげたいなと決意を新たにしました。冬タイヤにも換えたことですし・・・(汗)。

行事が終わった後は、お腹が空いたのでちょっと繁華街まで出て、新しくできたビルに入りました。「ザ・ブッフェスタイル ロオジ」というお店は、和風のお総菜が数多く並ぶバイキングのレストランです。「わ〜おいしそう。」「ピザ食べた〜い。」などなど、次から次へと口に入れていったしゅんは、3歳なので無料なのですが、少々申し訳なく思うほどの食欲でした。お野菜たっぷりのお総菜やミニサイズのデザートは女性に喜ばれそうなラインナップで、1500円というお値段でこんなにゆっくりできるなら、幼稚園のお母さんたちと・・・などとこっそり思う私でしたが、主人もおいしかったねと満足していました。デザートをパチリと写した私の横で、しゅんが撮影したのは一番右の写真です。こちらの方がおいしそうに見える様な。

寒い中のお出かけになりましたが、しゅんは今日も元気いっぱいで安心しました。しかし夜になっても降り続く雪と車にうっすら積もった雪を交互に見て、明日の朝は幼稚園に行かれるだろうかと、早くも弱気になったのでした。
和のおかずが多くて、おいしい〜 こちらは私が写した物 こちらはしゅん 斜めのアングルが素敵?


12月2日(土) 雨時々曇りや晴れ 「発熱」
明け方、「びっくりしちゃったの」と言いながら、しゅんが泣きました。しばらく泣いた後、「眠くなってきた」と言って横になったしゅんを見ていると、ブルブルと震えながら眠っていました。これは・・・と顔や体を触ると、みるみるうちに熱くなってきて、今度は「ゆらゆらしちゃうの」と言いながら泣き出しました。

熱を測ると39.9度。これは大変と思ったものの、夜間診療の受付時間は終わっていて、救急診療がある病院もわかりません。さらにこんな日に限って、主人は会社の忘年会旅行で温泉にいます。どうしよう・・・と思いましたが、ともかく様子をみながら診察時間まで待ち、かかりつけの小児科に予約を入れて車に運びました。

診察の結果は、風邪でしょうとのことで熱冷ましの座薬を入れて頂きました。待合室で、朝飲んだ麦茶をゲポッと戻してしまったのですが、それも高熱のためで、多分心配するものではないというお話でした。調剤薬局に移動すると、薬局内に用意された「ご自由に」という飴を見たしゅんが元気になってきました。飴をペロリとなめるしゅんを見て、これなら大丈夫かなと思った時、窓の外が騒がしくなりました。気温が下がってバラバラとあられが降り出したのです。う〜、ブルブルと震えながら、急いで家に戻りました。

お昼過ぎに主人が急いで帰ってきてくれた時、しゅんはぐっすりお昼寝をしていました。そして目を覚ますと、熱もすっかり下がって平熱になり、みるみるうちに元気を取り戻しました。お医者さんごっこのおもちゃを持ってきて、「ママ、お熱ですか?はぁ、そう。椅子で麦茶が出ちゃった。あぁ、そう。そうなの〜。そうねぇ。大丈夫ですよ。」と、先ほどの先生の口調そのままに私を診察するしゅん(笑)。熱を出しながらも会話をちゃんと聞いていたんだとおかしくなりました。明け方だけ、どかんと出た高熱は一体何だったのだろうと思うくらい、ケロッと治ってしまいました。気温の差に体がついていかなくて、疲れがたまっていたのかもしれません。何はともあれ、大事に至らずほっとしました。


12月1日(金) 雨 「小さな足」
しゅんが楽しみに待っていた12月がやってきました。もうすぐ4歳になれるのが、嬉しくて仕方がないのです。朝起きると、早速トイレのカレンダーをめくりに行きました。
12月に入って、寒さも本格的になってきました。日中も気温が上がらず、お迎えに行っても「寒いっ、寒いっ」と言いながら、お母さん達は足をバタバタと動かしています。新潟出身の方々も、「とうとう来たね〜」「でも、これからだよね」と仰っています。

今日は3組のお友達親子が遊びに来てくれました。「こっちですよ」「さぁ、どうぞ〜」としゅんもやや興奮気味にお友達をご招待します。手みやげに頂いた、おいしいと評判のロールケーキと後を引くお煎餅、私が久しぶりに焼いたミニ鯛焼き、そして三ヶ日みかん、ずらりと並んだおやつを囲み、コタツでぬくぬくしながら楽しい時間を過ごしました。今日のメンバーは同じ様なタイプの子ども達だからなのか、おもちゃのある部屋で子ども同士、とても平和に仲良く遊び続けました。時々聞こえてくるかわいらしい会話にクスッと笑いながら、私たちもおしゃべり三昧でした。

しゅんもお友達も、Dちゃんの妹に興味津々です。まだ3ヶ月の赤ちゃんのTちゃんは、子ども達にとっては不思議な存在な様です。小さな手足やあどけない笑顔を見ては、子ども達もにっこり微笑んでいます。Tちゃんのお母さんが代わる代わる子ども達に抱っこさせてくれると、うわ〜と驚いた様な顔を見せます。しゅんも正座した足の上に腕を広げ、そこにTちゃんを乗せてもらうと、何とも言えない嬉しそうな顔をしました。そして、幼稚園で習ったばかりのクリスマスの歌を、優しい小さな声でTちゃんに歌って聞かせていました。しゅんがそんな風に優しく接する姿を間近で見て、私もとても嬉しくなりました。夜、お布団で絵本を読もうとしたら、足の指をギュッと曲げたり伸ばしたりしたしゅんが、「Tちゃん、足をこんな風にしていたね。」と言って笑いました。幼稚園でも、時々遊びに来る未就園児のお子さん達に、あれこれと世話を焼きたがっているというしゅんは、自分よりも小さなお友達のことを意識し始めた様です。来年の春には年中さんになるしゅんが、優しいお兄ちゃんになってくれるといいなと思います。

暗くなるまで遊び続けた子ども達は、名残惜しそうに手を振ってお別れしました。今週はお友達とたくさん遊んで、何だかいつも以上に充実した一週間でした。


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