2007年4月

                                                  過去の日記 2007/03


4月30日(月) 晴れ 「かっこいい?」
今日も朝から真っ青な空が広がりました。そして気温はぐんぐん上がり、20度を超えて上着が要らない程の暑さになりました。

2週間ぶりに「ふるさと村」に行くと、いつもはスイスイと入ることができる駐車場までの道に、渋滞の列ができていました。私たちは「東京はいつもこんな感じなんだよね。」と顔を見合わせましたが、しゅんは「どうしてずーっとここにいるの?」と不満そうでした。ようやく到着すると、たくさんの屋台が出てお祭りの様ににぎわっていました。

お目当てのチューリップ畑では、満開を少し過ぎたくらいのチューリップが迎えてくれました。前回咲きそろっていたピンク色だけはもう枯れていましたが、それ以外の色は大きな花を咲かせていました。気持ちよい陽気ときれいなお花に、しゅんはいつも以上に元気いっぱいになり、あっちこっちへ走り回り、階段を上り下りしたり草の土手を駆け上ったり、もう私にはついて行かれない〜というくらい動き続けました。
そしてカメラを向けると、最近お決まりのポーズ!両足を広げ、両腕を何やら動かしてキメッ。両足を光線とビビビッと出すようなポーズでキメッ。写した写真を確認して、「ブハハッ」と大受けです。幼稚園の先生も、「最近はかわいいねって言うと、違うよ、かっこいいんだよと直されてしまうんですよ。」と仰っていましたが、今のしゅんの一番格好いい姿がこの様なポーズなのでしょう。戦いごっこは大の苦手なのに、こういうポーズは見よう見まねでするのが面白いです。
とうとう満開になりました チューリップでチューリップの絵!
今日は暖かくて良い気持ち 何故かポーズをつけるしゅん これは何?


4月29日(日) 晴れ 「ワイナリーへ」
少し寝坊をして起きると、良いお天気になりました。そこで、ドライブ日和のこんな日にと思っていた、カーブドッチというワイナリーに行ってみることにしました。
信号のない、海沿いのドライブコースを走っていくと、新潟にまた良い季節がやってきたなーと思いました。海を見たり海水浴をしたり、山に行ったり温泉に行ったり、春の目覚めと共に急にむくむくと活動したくなるから不思議です。去年は何もかもが珍しくてあたふたとしていましたが、今年はもっと落ち着いた気持ちでこれからの季節を楽しみたいと思いました。

道案内に従って脇道に入ると、急にガタガタとした砂利道になります。そこを上っていくとすぐ、カーブドッチの駐車場に到着です。趣のある建物がいくつも並んでいて、それだけでワクワクしてきました。まずはお腹が空いていたので、「パンデパン」というパン売り場も併設されたレストランに入りました。私たちが案内されたのは、噴水のあるお庭のすぐ横にあるテラス席です。緑が見える席はとても気持ちよく感じましたが、バラが満開になる頃は、それはそれは見事だというお店の方のお話があり、ぜひまた訪れてみたくなりました。
お料理はランチコースで、4種類から選ぶメイン料理の他に、前菜とテリーヌ、飲み物、お店ご自慢の天然酵母パンがつきます。パンは何度でもおかわり自由で、これがこちらの楽しみです。コースを2人分注文し、先に運ばれたパンを食べ始めたのですが、メインの段階になって、ふと我に返ったしゅんが「しゅん君は、どうしてパンだけなの?」と言うので笑ってしまいました。もちろん「ママと半分こしようね」と答え、しゅんも「お味見させてね」と言っては、私たち両方のメインをちょっとずつ食べました。しかし一番喜んで最後まで食べ続けていたのはパンで、やはりこのおいしさは子どもにもわかるんだなと思いました。

食後は敷地内を散策しました。ぶどう畑がずーっと続き、その向こうには角田山、広い芝生のお庭にしゅんはすっかり開放感でいっぱいになり、広大な電車ごっこが始まりました。ガタンゴトンと走り、私たちが追いついたところで「ドッキング、成功〜。車庫に向かいますっ!」・・・と、何度車庫に行ったかわからないほど電車ごっこは続きました。最後はおいしいと噂のジェラートを3人で堪能し、2006年のロゼワインを購入して家に戻りました。かなりの遠出をしてのんびりできた気分になりましたが、実は家から1時間かかりません。ぶどうが成長していくこれからの季節、何度も行ってみたいと思う場所でした。
カーブドッチに到着 山が近い! 気持ちい〜い
「パンデパン」でランチ パンは食べ放題 牛タンの煮込み 鶏肉のコンフィ お肉がほろほろと取れる
ぶどう畑が広がっています あちらはワインショップ ジェラートで締め


4月28日(土) 雨のち曇り 「テレビ」
GWが始まりました。我が家は主人が暦通りに休みを取ることができたため、今日からは3連休の始まりです。初日の今日はお天気がそれ程良くないということで、のんびり休養の日としました。

先々週の土曜日、いつもはお風呂かお布団に入っている時間のしゅんと一緒に、ゆっくりテレビを観ていました。そして始まったのは、NHKで午後7時半から放送している「クイズモンスター」という番組です。対戦する2人の後ろに応援チームがいて、その2人はクイズには答えず、問題を聞いた後で誰に答えてもらうか決めるという方式のクイズ番組です。問題自体はなかなか興味深い内容なのですが、ちょっと難しすぎて正解率が低く、私たちは「問題がマニアック過ぎる?」「単純な連想ゲームみたいな物の方が楽しそうだね。」などと話しながらチャンネルを変えようとしたのですが、「これが観たい〜」としゅんが必死な顔で言いました。
応援チームの人々の映像がカードの様な絵の中に入っていて、そのカードを選ぶというようなCGが使われているのですが、「クイズ、キュー」という司会女性の掛け声と、カードがシャキーンと現れる様子が面白いのか、はたまたクイズそのものが面白いのかわかりませんが、しゅんにとってはかなり魅力的な番組の様で、ジーッと見続けていました。そして今日は週に一度のお楽しみ、「モンスターの日だ。」と朝からウキウキのしゅん。何がそんなに面白いのかはよくわかりませんが、こんなに楽しみにしているなら、土曜日の夜だし、ちょっとくらい夜更かししても一緒に楽しみたいなと思います。

「クイズモンスター」以外でしゅんが好きな番組は、動物が出てくる番組全般です。一時期大好きだった教育テレビの子ども向け番組やアニメは、「怖いからイヤ」と言って慌てて電源を切ってしまいます。中でも一番恐れているのは「風林火山」。時々、この時間の前に放送されている動物の番組をワクワクしながら観ていても、手にはリモコンが握りしめられています。動物の番組が終わった瞬間に、電源を切るためです。なぜなら「風林火山」が始まるから(笑)。何て怖がりなんでしょうと思いながら、その動作を見るたびにこっそり笑ってしまいます。


4月27日(金) 晴れ 「あれこれ」
朝から良いお天気になりました。大きな物も気持ちよく乾く、良い季節になりました。

しゅんを送ってのんびりしていると、Aさんからお誘いのメールが来て、トントン拍子にランチの約束が決まりました。今日のお店はお豆腐屋さんで働いていた女性が、普通の家を改装して作られたというお料理屋さんです。こぢんまりしたお店だということで、待ち合わせ場所から1台の車で向かいました。お店に入ると、本当にどこかのお家にお邪魔するような雰囲気の店内で、テーブルが4席ほどのダイニングキッチンと和室が一部屋あるだけの小さなお店でした。私たちが注文したのは作りたてのお豆腐が3種類つくという定番ランチで、今日は梅風味、枝豆、黒ごまという3種類のお豆腐でした。梅風味には黒蜜を、枝豆と黒ごまには抹茶塩をちょっと付けてもまた違った味わいがおいしくて、まるでデザートの様にお豆腐を頂くことが出来ました。お豆腐にご飯とお味噌汁、厚揚げやがんもが入った煮物、生湯葉が添えられたひじき煮と、女性好みのお膳です。デザート付きにしたので、最後はおからドーナツの豆乳ソフト乗せまで頂き、お腹も心も大満足のランチとなりました。

Aさんと別れた後は、デパートへGO!今行われている大九州展でお目当ての品をいくつか買いました。しゅんが大好きなきびなごを干したもの、主人のリクエストの明太子、私が急に食べたくなったいか焼売。そしておやつをあれこれ・・・。

家の冷蔵庫に買った物を入れると、次はお友達のWさんのお宅へ。今日、しゅんはお友達のバス停で他のお子さんと一緒に何人かで降り、そのまま遊びに行かせて頂いているのです。私がいなくても大丈夫かな?と少しドキドキしましたが、親がいないと案外たくましいもので、ちゃんとWさんの言うことを聞き、おトイレも済ませてお友達同士で遊んでいたと聞いてほっとしました。あれこれと慌ただしく、楽しいながらも忙しい一日でしたが、Wさん達と長崎のビワゼリーでほっと一息つき、おしゃべりをして夕方までの楽しい時間を過ごしました。
いか焼売と明太子 ご飯がおいしい〜 箱入りカステラ!


4月26日(木) 曇り時々雷雨のち晴れ 「クッキー」
バスに乗ったしゅんを見送って家に戻ろうとすると、海の方から真っ黒な雲がやって来ました。ポツポツと降り出した頃家に戻り、身支度をしていると、土砂降りの雨と雷になりました。時々こんな雷雨になりましたが、午後には雨も上がりました。こちらはまだ風がとても冷たくて、外にいると震えそうになります。連休明けくらいまでは暖房器具が片付けられないと聞きましたが、我が家ももう少しデロンギのお世話になりそうです。

お迎えに行くと、R君がワクワクした顔で近付いてきて、「みんなでクッキー作ろうよ」と言いながらお家にしゅんを誘ってくれました。そこで3組の親子でお邪魔することにしました。手を洗ってテーブルを出して準備が整うと、R君のお母さんが持ってきてくれたのは、冷蔵庫で冷やされたクッキーの生地です。色々な種類の型も用意され、子ども達は興奮状態になりました。生地をのばしたり粉をふったりする私たちも、一緒にワクワクしてきました。生地をのばすと一斉に手が伸びて、あっちこっちで色々な型抜きがされていきます。時には重なってしまう形もあったりして、一体これは何だろう?という様な物もありました。たくさん抜いては丸め、冷やしてまた伸ばして抜いて・・・を繰り返し、最終的には天板3枚がいっぱいになりました。

オーブンで焼く間も、R君としゅんはじっと見つめたまま離れようとせず、私も12分間、オーブンの前に立ち続けました。焼き上がったクッキーは、ちょっとカリッと歯ごたえがあるビスケット風でしたが、子ども達は大喜びで食べ続け、瞬く間にお腹に入っていきました。親子でお菓子作りももちろん楽しいですが、大人数でのお菓子作りはもっと楽しいものだなと思いました。予め生地を作り、粉があちこち飛ぶのもニコニコと見ていて下さった君のお母さんに大感謝です。

今年に入った頃から、遊び方がダイナミックなR君やそのお友達とは、どうも親しく交わることができないようになったしゅんは、降園後も「怖いことされるとイヤだから・・・」と余り一緒に遊ぶことができなくなっていました。でも、今日の楽しい出来事のおかげで、R君とも顔を見合わせてニッコリと笑うことができるようになりました。夜、お布団で「R君に昨日は楽しかったよ。ありがとうって言おうね。」と言うと、「うん。楽しかったよ。またしゅん君のお家にも遊びに来てねって言うね。」と言って嬉しそうに笑いながら眠りました。子ども達の変化に心配したり悩んだりすることも多い私たち母親ですが、ちょっとした子ども達の成長にも、大きな喜びを感じることが出来るのは、とても幸せなことだと思いました。


4月25日(水) 曇りのち雨 「庭」
東京に出張中の主人から「おはよう」と電話が来て、「今、バタバタしてるの?」と聞かれたので、「のんびりしてるよ」と返事をしました。水曜日はお弁当が無いので、ちょっと朝寝坊してゆっくり支度をします。毎朝、そんなにドタバタして見えるのだろうかと思いました。

しゅんを見送ると、アイロンをかけて園に向かいました。今日はお母さん達とお話をする会が催されるのです。先生からのお話もあり、幼稚園の役割やどんな考えで保育をしているかということをお聞きしました。しゅんの通う園は自由保育で、勉強のようなことは一切させません。遊びこむことを大事にしていて、その中から色々なことを学んでいくという姿勢で保育がなされています。先生のお話の中で一番印象に残ったのは、「幼稚園は庭である」というお話です。庭とは、種がまかれ成長していく場所です。赤ちゃんとして生まれた子ども達が、幼稚園という庭の中でたくさんの種をまかれ、色々な面で成長していくためのお手伝いをしたり見守ったりしていくこと、それが大切な保育だというお話に、この園を選んで本当に良かったと思いました。お母さん達の自己紹介でも、皆さんがお子さん達をどんなに愛情いっぱいに育てていらっしゃるのかが感じられ、これからの一年、このお母さん達と一緒に過ごしていくことが楽しみになりました。

午前保育のしゅんを迎えに行き、今日は我が家に2組の親子をご招待しました。今までは自宅にお友達を呼ぶと、何故か涙がちになって私の膝の上で泣いている時間が長かったり、訳のわからない要求をして暴れたりということがあったのですが、今日はとても落ち着いて楽しく遊ぶことができました。幼稚園でも、だいぶお友達との関わりが深くなってきたからなのかなと嬉しく思いながら、私たちも子ども達の相手をしたりおしゃべりしたりして過ごしました。


4月24日(火) 晴れ時々曇り 「年少さん?」
ぽかぽかと暖かい日になりました。ちょっとした買い物があったので、珍しく歩いて近所のスーパーとコンビニに行こうと思い立ちました。気持ちよくお散歩してスーパーでお野菜を見ていると、幼稚園のお母さんにバッタリ会いました。フラリと出てきた私はノーメイク・・・。お友達のお家に行かれた帰りだと仰るHさんは、スーツ姿にバッチリメイク。「こんな顔でごめんなさい。」と言いながら、これからは色のつくリップだけでもしようと思いました。

写真は私のランチです。春キャベツをたっぷり入れたたらこパスタに、昨日の夜に残しておいた生ハムを乗せました。いつも通り残り物の簡単ランチですが、今日はとてもおしいくできました。

幼稚園から帰ってきたしゅんを体操教室に連れて行くと、教室の前でぐずぐずし始めました。そして「行きたくない」「帰りたい」「眠い」のオンパレードです。バスに揺られてから、さらに車に乗ってきたこともあり、確かに手も温かく眠そうではあったのですが、「行きたくな〜い」と泣くR君を見て、真似して甘えてみせているのは明かでした。運動着にお着替えはさせたものの、どうしたものかと思って教室のドアの所から中を見ていると、大号泣のR君が男の先生に抱っこ(というか・・・)されて教室に入っていきました。「ママ〜」「イヤ〜」と泣き叫ぶR君の肩をギュッとつかんで真正面に座り、根気強く説得する先生の様子に、私たちもR君のお母さんも固唾をのんで見守ります。するとしゃくり上げながらではありますが、R君が体操に参加し始め、私たちは先生を見直してしまいました。

休憩時間になって出て来た子ども達と先生を見て、しゅんは再び私にしがみついて離れません。それをご覧になった先生、今度はしゅんが連れて行かれるのかな?と思った私の予想を裏切って、「今日は難しいですね。大きくなったら我慢することを覚えさせるために、あの様に連れて行きますが、まだしゅん君は小さいから無理はさせません。もっと体が大きくなれば、体力もつきますからね。」と仰いました。先生達が教室に戻られてから、私たちは「ん?」と顔を見合わせ、「もしかして、年少さんに間違われてるかも。R君と同い年なのにね〜。」と笑ってしまいました。

少しすると、しゅんが「鬼ごっこだけ入ろうかな?」と言い出しました。中の様子を見ていて、入りたくなってきた様子です。普段しゅんを叱った後、ギューッと抱っこし合って「ごめんね」と言う儀式を2人で「仲直り」と呼んでいるのですが、「今日は特別今から仲直りしてみる?」と言うと、「仲直り」が大好きなしゅんはギューッとした後、弾むように教室に入っていきました。1時間近く運動して、もう疲れ始めた子ども達の中に、弾むボールの様に入っていったしゅんはひとり元気いっぱいで、お母さん達にも「みんなぐったりなのに、しゅん君だけ元気だ!」と笑われてしまいました。先生にも良い子良い子と頭をなでてもらってご機嫌になったしゅんは、たった5分で満足そうに出てきました。果たして来週は、最初から参加できるでしょうか?そして先生に、実はR君と同じく年中さんだと、早めにお伝えすべきか悩むところです!
私のランチ 春キャベツとたらこのパスタ生ハム乗せ!


4月23日(月) 晴れ 「暖かな日」
昨日の雨が嘘の様な、真っ青な空が広がりました。ふと思いついて、コタツ布団を片付けることにしました。4月に入ってもまだ夜はデロンギが欠かせませんが、さすがに昼間は暖かくなってきました。天板を持ち上げて、しゅんにコタツ布団を引っ張ってもらうと、部屋が急にすっきりしたような気がしました。

写真は、一昨日ホームセンターで買ってきた植物たちです。左は初めて選んだ多肉植物!どれも手に乗りそうなくらい小さな植物ですが、ぽってりした葉っぱや丸くてコロンとした形がかわいらしくて、見ていて飽きません。ズラリと並んだ中から、しゅんと交互に1つずつ選んでいったので、しゅんも愛着がわいているようです。そしてしゅんが生まれた年にも育てていたサフィニアとブリエッタを、久しぶりに買ってみました。スクスク育ってどんどんお花をつけてくれるのが楽しみです。

園で用事があったので、そのままお迎えに行くと、出てきたしゅんはお友達と一緒に園庭に向かいました。こんな良いお天気の日は、そのまま帰るのがもったいなくなります。しかし、延々と遊び続ける子ども達は疲れも寒さも気にならない様で、最後は冷たくなった風に震え始めた大人達が、「もう帰っておやつにしよう〜」と車に誘導してお開きになりました。時計を見ると降園してから1時間半が経っていました。久々の園庭遊びで疲れたしゅんと、それを見ていてぐったり疲れた私は、夜ご飯を食べるとそのまま2時間近くお昼寝してしまいました。動かしても起きないしゅんは、そのままお布団で眠りました。
初めて選んだ多肉植物 かわいい〜 サフィニアとブリエッタ たくさん咲くのが楽しみ!


4月22日(日) 雨時々雷 「あと4年」
午前中から降り出した雨は、お昼近くにはかなり強くなりました。時折雷も鳴って、一度は家がビリビリと震えるほどの大きな音がしました。主人はびしょぬれになりながらも、佐渡から無事帰ってきました。折角の佐渡島、今度は晴れた時に家族でも行ってみたいものです。お留守番をしている間、しゅんは何度か「しゅん君も佐渡に行きたいな〜。だって、東京に帰ったら行かれないでしょ?だって、東京からは遠すぎるんだもの。」と悲しそうに言いました。東京からも行かれますが、そんなに言うなら、新潟にいる間に行きましょう(笑)。

先日、園で小学生と一緒に遊ぶ機会があり、私もその様子を見ていました。しゅんが工作をしていると、お兄ちゃんがやってきて「何してるの?」と聞きました。そして段ボールを切るノコギリの様な道具を上手に使えないしゅんに、「ちょっと代わってみようか?」と言い、ギコギコと上手に切って見せてくれました。「ここ、どっちの方向に切ればいいの?」としゅんに聞くと、しゅんは、「このクレヨンの通りに切ればいいんです。」と答えます。「あ、ちょっとクレヨンからずれてしまったけど、大丈夫?」と慌てるお兄ちゃんに、しゅんは「あ、ここですね。クレヨンの横になっても大丈夫なんです。いいんです。」と答えるしゅん。何故か丁寧になっているしゅんの言葉遣いが面白いのと、ちゃんとしゅんを一人前の子どもとしてお話してくれるお兄ちゃんの優しさが嬉しくて、微笑ましいな〜と思いました。少しやって見せると、「今度はやってみな」と言って交代です。

お兄ちゃんが他の場所へ行った後、しゅんは前より早くギコギコと道具を動かしました。「お兄ちゃん、上手だったね」と私が言うと、「うん」と頷きながら、ギコギコギコ・・・と超特急で動かして、「こうやってね」とニッコリしました。そのお兄ちゃん、学年を尋ねると3年生とのことでした。とてもしっかりして大きく見えたお子さんが、3年生とは!しゅんもあと4年したら、あんなお兄ちゃんになれるのでしょうか。不思議な気持ちです。

写真は、主人のお土産のひとつ、「とち大福」です。こしあんがトチ餅で包まれています。柔らかいお餅の優しい甘さが、とてもおいしい大福でした。
とち大福 柔らかいお餅がおいしい〜


4月21日(土) 曇り 「お買い物」
朝早く、主人は会社のイベントで出かけて行きました。行き先は佐渡島。雨が降り出しそうな空を見ながら、何とかお天気がもつといいなと思いました。

のんびり過ごした後、「ドライブしようか」と言うと、「しようしよう〜」と踊りそうになったしゅんと一緒に、スーパーセンタームサシに向かいました。今年の2月、遊びに来て下さったRIKAさんご家族とご一緒して以来ですが、一度行ったので道順はバッチリです。車が動き出すと、後ろの座席から歌声が聞こえなくなりました。え?と信号待ちで振りかえると、体が横に倒れそうになるくらいぐっすりと眠ったしゅんがいました。食後のお昼寝タイムになった様です。

お店に到着すると、早速お目当ての園芸コーナーに行きました。前回行った時より、ぐっと種類が多い、色々なお花の株が並んでいました。寄せ植えやお庭作りを考えている方も多いのか、皆さんたくさんのお花や鉢、土や肥料などを買っていました。家庭菜園用の苗も色々と売られていました。ベランダ菜園にもかなり惹かれましたが、成長したらどんな大きさになるのか、どんなお手入れが必要かなど、まだまだ勉強不足なのでそれは今度のお楽しみということにして、今日はサフィニアや前から興味があった多肉植物を買いました。ベランダがにぎやかになりそうだなとワクワクしていると、隣りを歩くしゅんもワクワク、ソワソワ・・・。小さな頃から多分そうだろうなとは思っていましたが、間違いなくお買い物大好きなしゅんは、今のところ、私の良いショッピングパートナーです。

夜ご飯は、フードデポでしゅんにリクエストされたマグロ丼にしました。マグロの柵は贅沢にもご飯が見えないくらい乗せ、残りは煮付けにしました。主人は佐渡で何を食べているのかな〜と思いながら、おいしい夜ご飯でお腹がいっぱいになりました。
マグロ丼とマグロの煮付け


4月20日(金) 晴れ 「転んだ子?」
バス停に近付くと、しゅんが「Kく〜ん」と言いながら手を振って駆けていきます。そして向こうから駆けてきたK君と向かい合い、「おはよう」と言います。感動の再会の様ですが、毎朝会っているのです(笑)。そして2人はバスに乗り込むと、小さな座席にギューギューになりながら隣り合わせに座り、私たちの方を振りかえることなく、幼稚園に向かって出発します。園バスは余裕たっぷりで、ひとりずつ座ってもまだ倍は座ることができそうなのに、ぴったりくっついて座る2人がかわいらしくて、私はKさんと顔を見合わせて笑ってしまいます。

今日は園までお迎えに行って、何人かの親子で連れ立ってY君のお家に遊びに行きました。Y君のこともY君のお家のおもちゃも、それからY君のお母さんも大好きなしゅんは、お邪魔するなりY君のお母さんと手をつないでおもちゃの方に行ってしまいました。いつもはしばらく私の膝に乗ったり近くを行ったり来たりしないと遊び出さないのですが、この違いにはちょっとびっくり。でも、子ども達が楽しく遊んでくれれば私たちもおしゃべりに花が咲くというわけで、親コーナーはまたもや「これは大人用」というおやつが次々と運ばれる中、楽しい時間を過ごしました。

夕方になって、おもちゃで一通り遊んだ子ども達が「だるまさんが転んだ」を始めました。体操教室でも、最後のお楽しみとして時々この遊びをするのですが、多分幼稚園でもやったことがない子ども達、この遊びを理解していないのです。そんなわけで、他の園のお子さん達がピタッと止まった後も、タタタッと動き出して真っ先につかまってしまいます。今日も、「まだ多分理解できていないよね」と言いながら見ていた私たち、Y君がこの遊びについて説明する言葉を聞いて大笑いです。「だるまさんが転んだって言って、転んだ子が負けなんだよ」!慌てて正しい遊び方を説明し、何度か鬼を交代して遊んだ子ども達は、ちょっと納得できたようで満足げに見えました。


4月19日(木) 晴れ 「笑うと・・・」
朝から真っ青な空が広がり、ぽかぽかと暖かな一日になりました。帰りの幼稚園バスはかなり暖かかったのか、ほとんどのお子さんがぐっすり眠っていたそうです。今日から信濃川にかかる万代橋や大通りにチューリップのプランターが飾られ、新潟市内はチューリップでいっぱいになります。今年は開花が早かったので、きれいなうちに見に行きたいなと思いました。

幼稚園から帰ってくると、「ステンシルする」と言って支度を始めました。何回か私と一緒にした時のことをよく覚えていて、手際よく準備していきました。私がのんびりと夜ご飯の支度をしている間、パンフレットを見ては、「赤と黄色だと・・・オレンジだよね。お家はオレンジにしようっと。」「みどりはどうすればいいんだっけ?黄色と緑?じゃなくて青?」などと言いながら、次々と絵を完成させていきました。時々私に見せながら1時間半ほど、本当によく集中するなーと驚きました。

歯磨きをしながら鏡を見ていたしゅんが、目を大きく見開いたり口を横に広げたりしながら、「明日もY君のお家で変な顔をしちゃおう〜っと。」と言いました。そして踊りながら歌い始めました。「にらめっこしましょ。笑うと勝ちよ。あっぷっぷ〜。」・・・。すぐに勝てそうなにらめっこです。
ステンシルの日


4月18日(水) 晴れ時々曇り 「バクバク親子」
良いお天気になりましたが、冷たい風が吹いていてとても寒く感じました。

しゅんを送ると幼稚園に向かいました。今日は子ども達が園にいる時間を使って、お母さん達とお茶を飲みながらの親睦会です。おいしいと評判のケーキを注文し、他にも皆さんおすすめのお菓子を持ち寄ったため、お皿の上はお菓子の品評会の様になり、おやつ三昧の夢のような時間でした。だいぶ満腹になってお迎えに行くと、次は皆さん連れだって海辺のお店に出発です。

久しぶりに海を見ながらのランチをとり、また砂遊びができる季節がやってくるんだな〜と思いました。子ども達は去年よりも食欲が増し、しゅんも私とほぼ同じくらいを食べました。そして食後は他のお母さん達の間を渡り歩き、「ねぇねぇ、○○ちゃんのママ。○○ちゃんもバクバクちゃんだった?」と聞いて回りました。「うん。バクバクちゃんだったよ。」という答えをもらっては、「そっか。でもしゅん君、もっとバクバクちゃんだよ。」と自慢げに言って次のお母さんへ。私たちは目配せし合い、吹き出しそうになるのをこらえていました。のんびり過ごした後は、砂山で少々遊び、また明日ねとお別れしました。車に乗る前、しゅんの手足は砂だらけでした。
鯉のぼり


4月17日(火) 曇りのち雨 「トイレの問題」
暖かい様な寒い様な、よくわからない気候が続いています。バス停まで送り迎えするだけの私はいいのですが、しゅんに何を着せたらいいかいつも迷います。

バス通園になってちょっと困ったのは、しゅんのおトイレです。バスに乗っている間はニコニコして、ものすごい笑顔で降りてくるのですが、同じバス停のK君に手を振ってお別れすると同時に、足をバタバタさせて顔面蒼白になります。そう、おしっこです。しかし我が家へは階段を上らなければ到着しません。何とか我慢に我慢を重ねて家に着き、靴とジャンパーを脱いでトイレの前でズボンを下げたら・・・。私は呆然、しゅんはシクシクということが何度かあり、困ってしまいました。

お帰りの支度の前にトイレに行く様にしているらしいのですが、どうやらお帰りの会をしている間にもう一回行きたくなることもある様です。でも、バスに置いて行かれたら大変と心配しているしゅんは、先生に言い出せなくてそのままバスに乗ってしまうそうです。バスは絶対に置いていかないから大丈夫ということがわかってきたり、バスに乗っている途中でも先生に声を掛ける事が出来るようになったりすれば、こんなことはなくなるのでしょうが、まだちょっと緊張しているしゅんには難しいのです。そこで今日はお手紙を書くことにしました。少しでも気になることがあったら、何でもお手紙や電話で知らせて下さいといつも言って下さる先生方の顔を思い浮かべながら、「足をバタバタ」とか「おしっこが・・・」とか、よく考えると笑ってしまいそうな内容の手紙を書き終えました。そして、もう少ししたら、こんな事を心配していたことは笑い話になるのかな?と思いました。


4月16日(月) 曇り時々晴れ 「普通」
少しだけ早い時間にアラームをセットし、眠い目をこすりながら起きました。約一ヶ月ぶりのお弁当作りです。どんな手順で作っていたんだっけ・・・と思いながら、小さなお弁当に入れるためのおかずやおにぎりを作っていきました。ふりかけご飯ブームだったしゅんに、再び小さなおにぎりブームがやってきたらしく、今日は円柱形(丸くて厚みがある?)のおにぎりをた〜くさんというリクエストが来ました。そこでちまちまと小さなおにぎりを5個作り、おかずもギューギューといっぱい詰めました。

先日行ったレストランで、テーブルの上にアンケート用紙がありました。「これは何?」と聞くしゅんに、「良い、悪い、普通と書いてあって、レストランのお店の方がどんな感じだったかとか、お料理がどうだったかとか、そういうことを書くのよ。」と教えました。そしていたずら心で「しゅん君は、良い?悪い?普通?」と聞くと、「普通」と返ってきました。「ママは?」と聞くと「良い」と言うので、「しゅん君は良いじゃないの?」と言うと、「だって、良い時もあるけど悪い子の時もあるでしょ?だから普通なの。」と強い口調で言われてしまいました。理屈はわかりますが、「普通」って強調しなくても(笑)。
「パパは?」と聞くと、「悪い」と言うので訳を聞くと、「だって、パパは時々叱るでしょ?そうすると怖いから、わ・る・い」と言うのでまた笑ってしまいました。


4月15日(日) 曇り時々晴れ 「チューリップ」
昨日の雨も上がり、晴れ間ものぞくお天気になりました。そろそろチューリップも咲いたかな?と、ふるさと村に行くことにしました。

駐車場に入ると、平日とは違い観光バスが何台も止まっていました。通路で行列ができているなと思ったら、「クレープフェア」ということで、何軒かのクレープ屋さんが出店していました。私たちも早速並び、しゅんのリクエストで「苺プリンクリームチョコ」という何が何だか?というクレープを注文しました。その名の通り、苺とクリームとチョコと、プッチンプリン(!)が入ったクレープはボリューム満点で、3人で1つでも満足感いっぱいでした。苺はもちろん新潟の「越後姫」、甘くてジューシーな、とてもおいしい苺です。クレープでだいぶお腹がいっぱいになったので、これまた名物の「越後もち豚」の串焼きや、新潟ではメジャーな田中屋さんのおにぎりを買って簡単なお昼ご飯にしました。今日も「バクバクちゃん」のしゅんは、ペットボトルと同じくらいの大きさの串を豪快に持ち、肉にガブリとかぶりついてバクバク食べ始めました。見た目よりも柔らかく、食べやすいお肉は想像以上においしくて、しゅんも「また買ってね」と言っていました。

お腹がいっぱいになると、お目当てのチューリップ畑に向かいました。まだ半分くらいの開花でしたが、先週来た時よりもグンと成長していました。。ピンクと赤の開花が早いのか、ズラリと並んで咲いた様子は本当にきれいでした。少し離れた河川敷の花壇には、王冠の様にツンととがった花びらのチューリップも咲いていました。畑全体が満開になったら、どんなにきれいなんだろうと思いました。ちょうど去年のこの休みに新潟に引っ越してきた私たち。次の州にチューリップも見に来ました。あの頃よりずっとたくましく活発になったしゅんは、今日もあちこち走り回って元気いっぱいでした。
苺プリンクリームチョコクレープ すごいボリューム・・・ 越後もち豚 こちらも大きい〜
チューリップ畑 咲き始めました 王冠みたいなかわいらしい形


4月14日(土) 曇りのち雨 「バクバクちゃん」
朝からゴーゴーという音がするほど、強い風が吹きました。気温はだいぶ上がりましたが、風が吹くと寒さを感じました。この風で、満開の桜もだいぶ散ってしまうのかなと思いました。

午前中だけ出勤していた主人が帰ってくると、3人で天ぷら屋さんに行きました。そのお店はツルッとした稲庭うどんもおいしいので、それぞれ1枚ずつ注文しました。ふと気付くと、しゅんがパクパクと食べています。今まで細く切った海苔が乗っていると「取って」と言っていたのに、いつの間にか食べられる様になりました。そしてしゅんは、「4月1日になったから、もう海苔も食べられるんだよ。何でも食べちゃうバクバクちゃんになったんだよ。」と自慢げに言って、恐ろしいほどの勢いで食べ続けました。年中さんになってできる事が増えましたが、食欲も予想以上に増している様です。お風呂に入る前、毎日体重計に乗っては「裸ん坊でも15キロになったよ。たくさん食べたからだ。」とほっとしたり、「14.8キロになっちゃった。夜ご飯のお野菜、足りなかったかなぁ・・・。」と反省したり。私はいつもこっそり笑っています。

お昼の後は、3人でショッピングセンターに行きました。こんな風にのんびり買い物をするのは本当に久しぶりです。


4月13日(金) 曇り一時雨 「お花見その2」
雲に覆われた一日となりましたが、昨日よりぐっと気温が上がり、昼間は上着が必要ないくらいでした。

バスに乗ったしゅんに手を振ると、私は歯医者さんへ。かれこれ半年以上治療に通っていますが、なかなか完全に良くなりません。歯医者さんが大嫌いだった私も、随分慣れて今ではちょっと楽しみな時間になってきました。今の治療はほとんど痛みが無いというのも大きな理由ですが、一番の理由は、2時間近くもベッドの様な椅子に寝転んでいられるから。家にいると、なかなかゆっくり横になる時間もなくバタバタしている今の生活で、何も考えずに横になれるこの時間は結構貴重なものです。今日も20分近く記憶が飛んでいます。もしかしたら、治療中に夢の中へ行ってしまったのでしょうか?先生、ごめんなさい。

早く帰ってきたしゅんが、「今日も公園に行きたいな」「ぽっぽ焼きが食べたいな〜」と言い始めました。そこで、昨日お花見に行った公園に、今度は2人で行くことにしました。曇り空でしたが、その分より一層桜並木の辺り全体がぼーっと白っぽく霞んで見え、昨日の青空とは違った良さが感じられました。昨日は行かなかった方にもお散歩をして、公園でゆっくり遊び、しゅんが熱望していたぽっぽ焼きを無事購入しました。去年もお祭りの時に出店で購入しましたが、10センチちょっとの長さがある黒糖蒸しパンの様なこちらの「ぽっぽ焼き」、焼きたてはほかほかと温かく、その優しい甘さが子ども達に大人気です。しゅんはニコニコと笑いながら、公園のベンチで5本も食べました。そして初めて、昨日Tさんがおいしいよと仰っていたさつまいもスティックを買ってみました。大きなさつまいもを、長〜いままスティック状にカットし、揚げてグラニュー糖をまぶしたこちらのおやつ、予想通りしゅんの好みにもぴったり合って、2人でおいしく頂きました。
曇り空ですが、やっぱりきれい 大きな桜の木 桜に囲まれた通路
両足を広げて、ポーズ! 名物ぽっぽ焼き さつまいもスティック 大量の大学芋風!


4月12日(木) 晴れ 「お花見」
今朝、洗濯物を干そうとベランダに出ると、昨日までつぼみだったチューリップが咲いていました。時には雪が吹き込んで、チューリップは大丈夫かしらと心配していましたが、春が来ればこんなにきれいな花が咲くんだと、当たり前の事ですがとても嬉しくなりました。

午前保育のしゅんを迎えに行き、幼稚園の皆さんとお花見に出かけました。大きな敷物を持ってきて下さった方もいて、準備は万端です。去年の5月、入園したばかりの頃からよく遊びに行っていた公園ですが、ちょっと奥に行くと絶好のお花見スポットがあるということを今年初めて知りました。真っ青な空のもと、こんなに満開の桜の下でお花見ができるなんて幸せ〜と言いながら、シートに座ってお昼ご飯にしました。

ソメイヨシノ、枝垂れ桜、山桜が植えられている公園内は、微妙に色の違う桜がなだらかな丘に並んでいて、見渡す限り、桜、桜・・・です。芝生を駆け回って遊ぶ子ども達を眺めながら、うっとりと桜に見とれました。新潟のお花見は、まだ寒いのが普通だということで、夜桜などはブルブルと震えながらお酒を飲むのだそうです。今年は例年よりは暖かいものの、やはり風が吹くと肌寒くて、子どもと違って動かない私たちはブランケットが必需品でした。Sさんが持ってきて下さった大きなブランケットを広げ、コタツの様にみんなで足を入れながら、気持ちの良い午後の時間を過ごしました。年中さんと年長さん、一体何組の親子がいたのかな?と思い出せないほど、大勢で出かけたお花見でしたが、最後は遊具が大好きな年中さん達だけになり、夕方まで遊び続けました。心地よい疲れを感じながら家に帰り、良い一日だったなと思いました。
チューリップが咲きました お花見に
満開です 池で遊ぶ子ども達


4月11日(水) 晴れ 「みんな、新」
今朝は「ママ〜、幼稚園バスが来ちゃうよ〜。起きてよ〜。」と腕を引っ張られました。まだ6時だから大丈夫(笑)。先生からは、「昨日、しゅん君、幼稚園に着いても年少さん2人とおしゃべりに夢中で、バスから降りなかったんですよ!ものすごくバス通園を楽しんでますね。」と笑われてしまいました。涙、涙でバスに乗ったであろう、半ば呆然とした表情の年少さん達と比べると、しゅんの嬉しそうな顔は不思議な程です。この一年で随分成長し、幼稚園が大好きになったんだなと毎日思います。

夜ご飯に、新じゃがを使って肉じゃがを作りました。スーパーで買うたびに、何故か生協から届く新じゃがを何度も見て(注文した物って、旬の物が多いから買いたくなるのです。すぐ忘れてしまうけど。)、「新じゃが」という言葉を覚えたしゅんは、お皿の中の肉じゃがを見て、「これ、新じゃがでしょ?」と言いました。そして人参を食べては「これ、新人参?」、白滝を食べては「これ、新こんにゃく?」、お肉を食べては「これ、新お肉?」と言って、ひとりで大受けしていました。新こんにゃくとか新お肉って・・・と思いながらクスッと笑っていると、「春ってみ〜んな新だね〜。」とうっとりしていました。私が台所でつぶやいたこと、よく見て覚えているものです。


4月10日(火) 曇り時々晴れ 「入園式」
目を覚ますと、外が明るくてほっとしました。昨日の夜までの予報が変わり、晴れ間もありそうです。今日は幼稚園の入園式。途中入園のしゅんもお祝いをして頂けるとのことで、親子揃って準備をしてこの日を待っていました。

しゅんだけ先にバスで登園し、遅れて園に到着すると、「しゅん君、今日はおめかししたんだよって言ってますよ。」とお母さん方や先生から言われて笑ってしまいました。「今日はおめかしだよ」と言い聞かせながらお着替えをしたのです。その「おめかし」服、実は一昨年の幼稚園受験の時に着たポロシャツとベストとパンツなのです。入園式に出席できることがわかった時、もしかしたら着られるかな?と着せてみたら、何とぴったり!2歳の時に着た服が、何故年中さんになっても着られるのかは深く考えないことにして、私も同じく1年半前に着たスーツでおめかしして式に参加しました。

もう既に11ヶ月も幼稚園生活を送っているため、少々初々しさに欠けた新入園児ではありましたが、しゅんも皆さんに拍手されて嬉しそうにお祝いの花のバッヂを付けました。今日が初めての登園となる年少さん達は、20分ほど席に座っているのがやっとで、記念撮影の時には床に座ってしまったり脱走(!)したり、お母さんに抱っこをせがんだりと、かわいい年少さんらしさをいっぱい見せてくれました。去年はこんな感じだったのかなと思いながら、少し落ち着いて見えるしゅんを頼もしく思いました。でも、何故か年少さんの列に並んでも違和感の無いしゅんは、何人ものお母さんや先生から、「かわいくって年少さんみたい」と言われました。それって「小さくって」ということですね・・・。小さいながらも年少さんのお世話を焼きたくて仕方ない様子のしゅんが、これからどんなお兄ちゃんぶりを発揮してくれるのか、ちょっと楽しみになった一日でした。


4月9日(月) 晴れ時々曇り 「新学期」
今日から、しゅんの幼稚園では新学期が始まりました。今年からバス通園になるのを楽しみにしていたしゅんは、「年中さんだ」「バスに乗るんだ〜」と大喜びで起きました。

お友達とバスを待つ間は、親子揃って少しソワソワしていましたが、遠くからバスが見えてくると子ども達のテンションは一気に上がりました。ドアが開いて先生が笑顔で「おはようございます」と言って下さった時には、しゅんはステップを上がり始めていました。着席して笑顔で手を振る子ども達に「行ってらっしゃ〜い」と手を振ると、私も一仕事終えた様な気分になりました。
お昼過ぎ、お迎えの時間になると再びバス停に向かいます。向こうから見えてきたバスにちょっとドキドキ。ドアが開くと、満面の笑みを浮かべたしゅんが降りてきました。家に帰ると、年中さん用の新しいバッヂを見せながら、「年中さんになったんだよ。」「バス通園にもなったんだ〜。」と言って嬉しそうに笑いました。そして、「この前、靴を買った時に履きながら嬉しくて笑っちゃったでしょ?バスに乗ったらその時と同じくらい嬉しくて、笑っちゃったの。」と言いました。自分の気持ちを事細かに説明するのがとても面白いのですが、そんなに嬉しい新学期を迎えられて良かったとしみじみ思いました。朝も帰りもべったりと一緒だった今までとは違い、少しだけ寂しさも感じますが、これからは時々車で通園する日を楽しみにしつつ、子どもの世界をもっと広げていってもらいたいなと思いました。

ところで懸案の給湯器、今日も湯ったり苑か?と支度をしていましたが、修理の方が早速来て下さり、無事直りました。いつもは当たり前に使っていた台所のお湯や、自宅のお風呂の有り難みがよくわかった2日間でした。


4月8日(日) 晴れ時々曇り 「お寿司劇場」
珍しく主人が家にいる日曜日、しゅんは「ずーっといるの?」と驚いていました。お昼はお寿司屋さんへ。お座敷の席に座って目の前に運ばれてきたお子様セットのお寿司は、一貫が半分ずつにカットされ、食べやすくなっていました。

何から食べるのかな?と思って見ていると、しゅんの「お寿司劇場」が始まりました。サーモンの握りを手にして、「サーモンちゃんは、先にお腹に行っていますね。お母さん、待っててね。」と言いながら半分をパクリ。「あぁ、もうお腹に入っちゃったのね。大丈夫よ。お母さんは大人だから寂しくありませんよ。」「お母さ〜ん、早くお腹に来て下さい。サーモンちゃん、待っていますよ〜。」と言って残りの半分をパクリ。マグロちゃん、タマゴ君、イクラちゃん、えびちゃんと劇場は続きました。「他の子も、こんな風にずっとしゃべってるの?」と久々にしゅんと長時間一緒にいる主人が驚くくらい、一日中続くしゅんのおしゃべり。一体誰に似たのでしょう・・・。

ご飯の後は、「湯ったり苑」というスーパー銭湯に向かいました。昨日の夜、突然給湯器が壊れてお湯が出なくなってしまったのです。一体どうしようと思いましたが、以前から前を通って気になっていたこちらの銭湯を思い出しました。タオルやクシなどを袋に入れ始めると、「温泉行くの?」と温泉大好き男はワクワクです。でもちょっと勘違いしていて、玄関から入ると「お部屋はどこなの?どうしてお風呂しか無いの〜?」とガッカリしているのには困りました。とはいえ、大きなお風呂を見るとすっかり元気になり、「う〜ん、気持ちいい」とひと言。泡のお風呂でダイエット気分を味わったり、ワイン風呂で全身が赤く見えることに驚いたり、「寒い、寒い」と言って露天風呂を拒否した以外は、お風呂を堪能していました。良い気分でお風呂から上がり、再び車に乗って帰宅しました。こういう銭湯は初めての体験でしたが、気軽に行かれてちょっとした行楽気分が味わえる、面白い施設だなと思いました。給湯器が直らなかったら、しばらくしゅんと通うつもりで会員にもなりましたが、一体どうなることでしょう?!


4月7日(土) 晴れ 「真っ赤」
このところの陽気で、ベランダのお花がすくすく成長しています。チューリップは急にスクッと伸びてつぼみが膨らみ始め、「こんもりビオラ」は、その名の通りこんもりとしてきました。

外出先から家に戻ると、「手を洗ってうがいしてね」と声を掛けます。この冬は胃腸風邪に続き高熱が出る風邪、インフルエンザと流行が続いて特にピリピリしていましたが、何度か促せば私の手を引きながらではありますが、洗面所に向かうようになってきました。でも今日は、私が買った物を台所に持っていく間におトイレを済ませ、手洗いとうがいも終えて居間に戻ってきました。そこでちょっと大げさなほど驚いて、「さすが年中さん。年少さんとはひと味違うのね〜。」と言うと、ふふんと得意気に笑ったしゅんは、「ひと味じゃないんだよ。ふた味も違うんだよ。」と言いました。そして「おしっこでひと味、手洗い点うがい(手洗い・うがいという意味?)でふた味も違うんだよ。」と続けました(笑)。ひと味もふた味も違う年中さん、これからが楽しみです。

ところで先日から、外履きの靴がきつくなったと言っていたため、今日はショッピングセンターに行きました。いつものお店に行くと、春休みで売れ行きが良かったのか品薄になっていました。色も少ないし、今日は諦めようかなと思っていると、「しゅん君、これがいいな〜。」と手に取ったのは右の写真の真っ赤な靴!実は数ヶ月前にも、左の写真の真っピンクの上靴をしゅんが選び、本当に買っても大丈夫かな?と少々迷ったという出来事があったのです。こちらの上靴は、温かな園の雰囲気もあり、「しゅん君の上靴、すご〜く素敵」と先生始め、お友達、お母さん達に大絶賛されました。お友達の中には早速同じ上靴を購入して「しゅん君とお揃いになったよ」と言いに来てくれるお子さんもいて、しゅんは大得意で履いています。
そして今回はこの靴です。男の子だからこういう色が良いんじゃないか・・・というような固定観念が無く、「かっこいいからこれがいいんだよ。」と言い切るしゅんは、ちょっと個性的な気もします。上靴の時は、「幼稚園で誰も履いてないからかっこいい」と言って選び、その選び方が素敵ですねと先生にも言われたのですが、今回もこの靴を履いたらきっとかっこいいと自信を持って選んだ様です。ピンクの上靴ですっかりこういう場面にも慣れた私は、しゅんの意志を確認してすぐに購入しましたが、お店の中でソワソワとし始めたしゅんが、「今、すぐに履きたくなっちゃったの。」と言うのにはびっくり。お店に戻って値札を取って頂いて履かせると、何度も何度も嬉しさがこみ上げて仕方ないといった風にククッと笑うのにはもっと驚きました。早く幼稚園が始まって、お友達や先生に靴を見てもらいたいな〜と言うしゅんは、新学期の楽しみが一つ増えた様です。
この上靴に・・・ 今日はこの靴を!


4月6日(金) 晴れ 「苺」
春休み最後の平日も、青空が広がる気持ちよいお天気になりました。市内の小学校でも入学式が行われた所が多い様で、あちこちでピカピカの一年生の姿を見ました。そんな日にふさわしく、新潟市の桜も開花宣言が出ました。立ち寄ったふるさと村の桜は、つぼみがほころびかけたところでしたが、木は遠くからでもほんのりピンク色になっていて、この週末にかけてきれいな桜があちこちで見られそうだと思いました。

今夜は主人が珍しく早く帰ってこられるということで、一日遅れの誕生日をすることにしました。しゅんに、「おいしいケーキ屋さんに行くか、グレープガーデンで苺の摘み取りをしてくるか、どっちがいいと思う?」と聞くと、迷わず「苺、苺、苺の摘み取り〜。パパもきっと喜ぶと思うよ!」という答えが返ってきました。そこで、去年の6月にも行った白根グレープガーデンに行くことにしました。

市街地を抜けると、とてものどかな風景が広がります。グレープガーデンに到着すると、平日ということもあって車は数台でした。学校が春休みだった昨日までは混雑していて、だいぶ苺も少なくなったということで、現在は苺狩りはお休みで摘み取りのみになっていました。それを確認すると、まずはジェラート売り場へ。こちらのジェラートは、安心できる材料で作られていて、とてもおいしいと評判なのです。そして今の時期は、その場で生の苺を練り混ぜてくれる「苺ミルク」のジェラートもあり、人気があります。私たちも、もちろん苺ミルクと、もう一つは悩んだ結果「こしひかり」を選びました。やみつきの味・・・と書かれていたこしひかり、一口食べてびっくり!つぶつぶのお米が入っていました。面白い食感と優しい甘さのミルクが良く合って、確かにやみつきになりそうなお味でした。しゅんの顔が隠れてしまいそうなくらいたっぷりのジェラート、さぁ食べましょう〜と2人で食べ始めたのに、段々しゅんのスピードが落ち、「もうお腹いっぱい」と言い出しました。うむむ〜。ひとりで食べられるだろうかと一瞬ひるみましたが、気付けば少々寒さを感じながらも食べ終えていました。季節毎に色々な種類のジェラートが出るらしいので、他の季節、このためだけにでも来園する価値があるわと思いました。

そしてお楽しみの摘み取りです。今は新潟の品種「越後姫」と「章姫」の摘み取りが行われていました。無農薬で製法にもとてもこだわって作っていらっしゃるこちらの苺、甘みが強くてとてもおいしいのです。どの苺もきれいな赤い色に実っていて、迷ってしまうほどでした。
ヘタまで赤くなっているのが甘いですよというアドバイスを頂き、じっくりと選んでいきます。丸みを帯びた越後姫、細長くとがった形の章姫、どちらもおいしそうで次々と摘み取りたくなりました。スーパーでは余り苺に興味を示さないしゅんも、こうして自分で摘み取ると真剣な目になって、「どれが甘いかな?」と一生懸命選んでいました。
夜ご飯のデザートにした摘み立ての苺は、ケーキにも負けないくらいの甘さでした。春休みのおいしい思い出が、また一つできて良かったなと思います。
新潟市内の桜も開花! 山羊さん達ものんびり〜 ジェラート! しゅんの顔が見えません
苺摘みにGO!まずは「越後姫」 こちらは章姫 どっちも甘いね〜


4月5日(木) 曇り時々晴れ 「お友達」
風は冷たいものの、こちらのお天気予報も随分晴れマークが増えてきました。秋からはほとんど雨の降らない日はなく、真冬はいつ雪が積もるかとドキドキしていましたが、これからは気持ちの良い気候が続きそうでワクワクします。

お昼前、午後から遊びに来ませんか?とAさんからお誘いがありました。2人でどこに行こうか、何をしようかと迷っていた私たちは、イソイソと準備を始めました。家から20分ほどの道のりを走っていると、あちこちで選挙カーを見かけます。うっかり後ろに並んでしまい急いで車線変更をする私に、しゅんは「どうしてずっと後ろにいてくれなかったの?」と不満なご様子。物珍しい選挙カーに興味津々のしゅんですが、あの後ろについてずっと走るのはちょっと・・・と口ごもる私でした。

玄関に迎えに来てくれたYちゃんとお家に入ると、旦那様の車が止まり、大きな箱を持って入ってこられました。「わーい」と喜ぶYちゃんと居間に行って箱を開けると、色とりどりのケーキが並んでいました。早速ご相伴にあずかる私たち。今日は主人の誕生日なのですが、私たちだけおいしいケーキを頂いてしまいました。
時々顔を見合わせたりじゃれ合ったりしながら、私たちには意味不明な微笑みを交わす子どもたち。女の子のYちゃんと、男の子のしゅんが、こんな風に仲良く遊んでくれるのはいつ頃までかな〜と、Aさんとのおしゃべりを楽しみながらふと思いました。もう既に、同性と遊びたいと主張するお子さんもいらっしゃいますが、多分しゅんはそういう面は遅いだろうなと思います。これから1年、そういう成長も見られる様になるのかなと思いながら、家路につきました。


4月4日(水) 曇り 「お楽しみ」
日差しがあると暖かく感じますが、雲が出ると途端に寒くなります。やはり風も冷たくて、もうしばらくは冬のジャンパーを着る機会がありそうです。

午後はR君のお家に3組の親子でお邪魔しました。今日集まったお友達と一緒の時は、しゅんもすぐに遊ぶことができ、私もお母さん達とゆっくりと子ども達の様子を見ることができます。ケラケラと笑いながら走り回ったり、子犬の様にじゃれ合ったり、おもちゃを囲んで何やら真剣な顔つきになったり、仲良く遊ぶ子ども達の様子を見ているのは楽しいものです。お部屋の中でひとしきり遊ぶと、リビングからよく見えるお庭で遊び始めました。私たちはちょっと風が入ってきただけでも「寒い〜」と声が出そうな寒さでしたが、子ども達は手やほっぺたを冷たくしながらも楽しそうに遊び続けました。

そんな子ども達を見ながら、私たちもお茶を飲んでおしゃべりです。こんなに頻繁に会っているのに、いつもおしゃべりが尽きないのが不思議です・・・。最近はだいぶ聞き分けのよくなった子ども達に、「これはママ達のおやつ、こっちは子ども達のおやつよ。」が通じる様になったため、おしゃべり+お茶とおやつも集まりの楽しみになりました。体重が増えるのを喜ぶしゅんとは反対に、私はますます体重計が怖くなりそうです(汗)。


4月3日(火) 曇り時々晴れ 「増えた」
春休みにしては少し早起きしたしゅんは、「うん、これなら年中さんになれそうだ〜。」と時計を見てニッコリ。そして服を着たまま体重計に乗りに行って、「昨日たくさん食べたから、15キロになりそうだよ。あぁ〜、年中さんになった〜。」と再びニッコリして戻ってきました。一日に何度も体重計に乗るのは私も経験がありますが、増えて喜ぶなんてうらやましい・・・。

今日はしゅんが心待ちにしている体操教室の日です。駐車場から教室に向かうエレベーターを待つのももどかしいくらい、早く教室に入りたくて仕方ない様子です。そして到着すると、瞬く間に体操服に着替えをして走っていくので、一緒に見学をするお母さん達にも「しゅん君、もう着替えてる」と驚かれます。

今日は春休み中ということもあってか人数が少なく、順番がすぐに回ってくるのでいつもよりハードな練習内容となりました。前転をしたり後転をしたり、横にゴロンとなってグルグルと回ったり、マットを使って色々な運動をしました。しゅんはいつの間にか汗びっしょりになりながら、お友達と時々顔を見合わせて笑い合っていました。そして私を見つけると、ニコッと笑って手を振ります。すっかりリラックスした様子で教室になじんでいて、見ている私も楽しくなります。


4月2日(月) 曇り 「ごめんね」
東京から帰ってきてベランダを見ると、お花が随分増えていて驚きました。チューリップも急にスクッと伸びていて、小さなつぼみも見えました。昼間の気温が上がる様になって、お花も成長したのでしょう。それでもまだ風は冷たくて、上にしっかり羽織って外に出ないと風邪を引きそうです。

Dちゃん親子と待ち合わせをして、加島屋さんへランチに!よく食べる男の子チームのDちゃんとしゅんは、2人並んでニコニコしながらお子様ランチを食べていきます。年少さんの時にはなかなかひとりで食べようとしなかったしゅんですが、年中さんになったしゅんはひと味違い(!)、おにぎりも自分で持ってパクパク、鮭コロッケもフォークを使ってパクリ。デザートの名物ソフトクリームまでペロリと食べて、満足感いっぱいでお店を出ました。

ところで今日、Dちゃんのお家のエレベーター前で、ちょっとしたいざこざがありました。「下ボタンを押したい」と言うしゅんの声を聞いたDちゃんが、サッとエレベーターに向かってボタンを押したのです。それを見てしゅんは大号泣。Dちゃんもばつの悪そうな顔をしながらも「イヤだ、イヤだ」と言っています。おもちゃの貸し借りなどでお友達と喧嘩をすることはほとんどないしゅんも、こういうことに関しては時にこだわりを見せることがあり、どうしても譲れない気持ちになる様です。もう少し成長すれば、Dちゃんもボタンを押したかったのかな?と考えて譲ることが出来るようになるのではと思うのですが、今のしゅんにはまだそれは難しくて、こうなるとなかなか気持ちを静めることができませんでした。

でも今日は、「Dちゃんはどうしたかったと思う?どうすれば、Dちゃんもしゅんちゃんも嬉しい気持ちになると思う?よく考えてごらん。」と言う私に、ジーッと考えた後、「それならね、最初はDちゃんがボタンを押してDちゃんとママが1階に行くでしょ?それからしゅんちゃんがボタンを押してしゅんちゃんとママが1階に行くっていうのはどう?そうすればいいかなーと思うんだけど、ママはどう?」と言いました。Dちゃんのお母さんも「それは良い考えだね」と言って下さってそれぞれ親子で1階に行き、再会したところで「ごめんね」と言い合って仲直りとなりました。泣いたり怒ったりするだけではなく、相手の気持ちを考えてよく考えて行動するということが、こうやって少しずつできるようになるといいなと思います。Dちゃんのお家で楽しく遊び、さよならの時間になって、「今日はありがとう。ごめんね、ごめんね、ごめんね〜。」「ごめんね、ごめんね、ごめんね・・・。」と言っては笑い合っている2人を見て、こんな風に楽しくさようならができて、本当に良かったと思いました。


4月1日(日) 曇り時々晴れ 「年中さん」
朝起きてきたしゅんは、「4月になった?やった〜。」と言いながらジャンプしました。絵に描いたような喜び方!何故そんなに嬉しいかというと、彼の中では「4月1日からは年中さん」だからなのです。早く○歳になりたいという様なことは今までも言っていましたが、こんな風に上の学年になることを喜ぶなんて、成長した証だなと思いました。

この「年中組さん」の威力は絶大だと思っている様で、4月がきたら色々なことができるようになると、前々から宣言していました。今は私が手伝っている着替えも、「おしっこをもらしそうになった時の」トイレも、「眠くて眠くて寝ちゃいそうな時の」食事も、全部自分でできるようになるそうで、それを聞いては私も楽しみにこの日を待っていました。そして今日、本当に自分でお着替えを始めるからびっくりです。もちろん年少さんでも自分でお着替えが出来るお子さんはたくさんいらっしゃいますが、かなりの甘えん坊のしゅんにとっては画期的なことです。トイレにも自分で走っていき、手もちゃんと洗ってご満悦。食事も自分の手をちゃんと動かす様になってくれて、取りあえず今日のところは4月1日効果に私も大満足です。

出勤する主人に手を振った後、その足でショッピングセンターに行きました。子ども用のカートに乗ったしゅんは、購入する商品を自分の後ろに置かれた買い物かごに入れる役を買ってでました。その時のセリフが笑ってしまいます。「これ、重たいでしょ?重い物は、しゅんに渡しな。ママの方が力持ちじゃないでしょ?」「でもこれは軽い物でしょ?ママちゃん、自分で入れなさい。」と、私の口調そっくりです。久しぶりの買い出しで、両手いっぱいに持っても大変なくらいの買い物をして家に帰り、車を降りると「ママ、重たくて持てないでしょ?それ、しゅんが持ってあげるよ。渡しなさいっ。」と手を出します。試しに重た〜い買い物袋を手渡すと、ズシッとした重さを実感して「動けない。じゃあ、そのカーネーションを持ってあげるよ。」と花束を持っていきました。そしてひと言、「これで随分軽くなったんじゃない?ママ、もう軽くて軽くて大変でしょ?良かったね。しゅんに任せなさい。」と頼もしく言って階段をサクサクと上がっていきました。まだまだ両腕にずっしりくる買い物袋を持ちながらも、力持ちの頼もしい男の子になってくれる日を想像して嬉しくなり、荷物が軽くなった様な気がしました。


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