2007年6月

                                                  過去の日記 2007/05


6月30日(土) 曇り時々晴れ 「お祭り」
昨日の雨もすっかり上がった今日は、気温も意外と低く過ごしやすい一日でした。

借りていた本を返しに図書館に行くと、いつものようにそれぞれ本を選んで、子どもコーナーの小さな椅子に座って読み始めました。私は借りる本を決めてからそのコーナーに行き、少しだけ先に読み進めますが、しゅんはそこで一度読んでから、借りる本を決めます。時折顔を見合わせながら、読むこと数十分。図書館に行くと、いつも大体1時間くらい過ごします。

図書館を出た後は、新潟の方々がこの時期楽しみにしているというお祭りに行くことにしました。それは蒲原まつりといって、蒲原神社を中心とした周囲一キロほどの道路に、ズラリと露店が並ぶ昔ながらのお祭りです。私としっかり手をつないだしゅんは、少しドキドキしながらも道の両側に並ぶ露店に釘付けです。キョロキョロしながら「あ、ぽっぽ焼き。バナナもある〜。かき氷だよ。」と、目も口も大忙しです。

最初にしゅんが立ち止まったのは、おもちゃの魚がグルグル泳いでいる「金魚すくい風」のお店です。お玉かコップを選ぶことができ、何度でもやり直しOKで気に入ったお魚を持ちかえることができるというこちらのお店、しゅんの心をギュッとつかんでしまったようです。「本当の金魚じゃないんだよ。これでいいの?」と何度聞いてもコクリと頷くしゅんは、お玉を選んで速い流れの水にお玉を沈め、何度も挑戦して5匹のお魚をすくいました。
次に動かなくなったのは、スーパーボールすくいのお店です。「すくうのは、もうこのお店で最後だよ。」と約束し(笑)、今度はコップで挑戦です。コップの中に1つ大きなボールを入れてから始めるのが約束で、確かにそれを入れたまま落とさない様に小さなボールをすくうのはちょっと難しく、これまたしばらく腰を落ち着けて頑張りました。結局7個のボールをすくって納得!やっと神社の境内に入ることができました。

境内にも色々なお店が並んでいて、中でもおどろおどろしいオバケ達が手招きしているお化け屋敷からは、多分名物なのだと思いますが、何とも時代がかったアナウンスの声が響いてきて、恐がりのしゅんは顔を引きつらせていました。そろそろ夕暮れも近くなってきた頃、屋台に設けられた長椅子に座り、お約束のぽっぽ焼きと焼きそばやかき氷を食べ、お祭り気分を満喫して神社を後にしました。
そして帰り道、しゅんが行きからずーっと欲しい欲しいと言っていたおもちゃのお店の前を通ると、頑として動かなくなりました。ビニールでできた風船の車や犬などの下に車輪がついていて、前につけられた紐を引いて歩くという、一体対象年齢は何歳くらい?というおもちゃです。同じ様な犬のおもちゃを引っ張っている女の子とすれ違ってから、「あれを買うんだ〜。」とすっかり信じ切っていたしゅんは、「欲しい、欲しい、どうしても欲しい」と必死で訴えてきました。こんなおもちゃ、もうじき5歳のしゅんが本当に欲しいんだろうか・・・と思ったものの、今だからこそ欲しがるのかもしれないな〜とも思いました。それに何だか、お祭りの雰囲気に乗せられてこんなおもちゃを買うのも楽しいかも!と私も段々思えてきて、結局買うことに決めました。たくさんの車や犬の中からしゅんが選んだのは、救急車。人混みでは大事そうに抱えて歩き、空いた道ではガラガラ〜と嬉しそうに引っ張って歩くしゅん。今度は救急車を連れてお散歩にも行きたいそうです(汗)。これを連れて、どこか広い公園にでも行こうかしらと思いながら、楽しかったお祭りのことを思い出してお布団に入りました。
救急車とスーパーボール 大喜び・・・


6月29日(金) 雨のち曇り 「到着!」
朝からぐずぐずとしたお天気で、時折滝のような雨が降りました。強い風も吹いていて、フロントガラスに打ち付ける雨で前が見えなくなる程でした。園バスを待っている間にびしょぬれになりそうだったので、久しぶりに幼稚園まで送りました。しゅんは嬉しそうにおしゃべりを続け、あっという間に園に到着しました。

お昼前、楽しみにしていた大きな荷物が届きました。それはエレクトーン!しゅんが音楽教室に通い始めて1ヶ月、段々練習曲の音符も増えてきて、復習の大切さも感じ始めました。何よりしゅんが歌うことや弾くことをとても楽しみにしていて、家でもできたらいいなと思っていました。教室の先生や楽器担当の方にご相談し、練習についてのアドバイスも頂いて主人と相談し、我が家は少し古い型の中古エレクトーンを購入することに決めました。教室にお願いしてからは、あれよあれよという間に話が進み、今日の搬入となりました。しゅんはそれが決まってから、「あと何回寝たらエレクトーンが来るの?」と、まるでお正月の様に楽しみにしていました。今朝は「やったーやったー、幼稚園に行っている間に来るんだよー。」と言いながら起きて来た程です。

お友達の家に寄って思いっ切り遊んできたしゅんは、帰りの車でエレクトーンのことを思い出し、「早く見たい」「早く弾きたい」と大はしゃぎ。家に着くと、お腹が空いていることも忘れ、2人で並んで1時間ほど練習しました。ヘッドホンを物珍しそうにつけたり外したり、たくさんのボタンを押して音の違いに驚いたり、椅子の上に正座して身を乗り出しそうにしながら弾いているしゅんを見て、良かったなぁと思いました。これから先、しゅんがどのくらい音楽を続けていくのかわかりませんが、趣味のひとつとして親しんでくれたら嬉しいなと思います。そしてしゅんと同じくらい今日の到着を楽しみにしていた私も、これから楽しみだな〜とウキウキしています。
お待ちかねのエレクトーン


6月28日(木) 曇り 「元気いっぱい」
曇り空が広がり、時々太陽が顔を覗かせる、割と過ごしやすい一日でした。しゅんはプールの道具を入れた大きなリュックを背負い、ニコニコの笑顔でバスに乗りました。

いつものショッピングセンターに行くと、思いがけず夏のセールが始まっていました。もうそんな季節なんだと驚きながら、ぶらぶらとあちこちのお店を見ていると、欲しい物があれこれ。しゅんの洋服や靴なども見ましたが、最近一緒に買い物をすると、私が予想もしなかった色合いの物を選ぶ傾向にあるため、折角なら欲しい物を買った方が大事に使うでしょうということで、しゅんの物は必要最低限だけ買うことにしました。女の子を持つお母さんに聞くと、毎朝、洋服は「これじゃ、ちょっと変。かわいくない。」と違う物を持ってこられ、髪型は「こうやって結んで」「この飾り」と指定されるそうです。男の子のお母さんは、比較的そういうことはないと仰る方が多く、しゅんも服の好みを言うことはほとんどありませんが、色合いにはちょっぴりうるさいのです。何よりも「かわいい物」、「素敵な物」を好むしゅんが、一体どんな少年になっていくのか、楽しみでもあり恐ろしくもあり・・・。

園バスに乗って帰ってきたしゅんは、一睡もせずケロッとして起きていたそうで、付き添いの先生が「すごい体力ですよ〜。」と驚いていらっしゃいました。聞けば、今日はプールの前後に多分園児の足では30分以上はかかるであろうと思われるお散歩をしたのだとか。今日の音楽教室は眠くなってご機嫌斜めかしらという私の心配をよそに、大はしゃぎでレッスンをこなし、社宅に戻ると「三輪車〜」とキコキコ。どんな体力をしているの?!と、見ているだけで疲れた私が夕食後に1時間くらい眠ってしまうと、ひとりで食後の読書タイムを満喫していました。恐るべし、4歳児!


6月27日(水) 晴れ 「お友達と」
月火と、朝ご飯と同時進行でスイーツの生地を作りました。月曜日はくるみのコロコロクッキー、火曜日はマドレーヌです。お友達の家に遊びに行く時のおやつ用ですが、お料理の手伝い以上にお菓子作りの手伝いが好きなしゅんは、朝から大喜びでお手伝いをしてくれました。ボウルにお砂糖を振り入れたり、小麦粉を振るったり。生地を寝かせるために冷蔵庫に入れる時には、「生地さ〜ん、お休みなさ〜い。おいしくなってね〜。」と手を振り、主人に、「朝から楽しそうだね・・・。」と言われていました。

しゅんをバス停で見送ると、すぐに支度をして私も幼稚園に向かいました。今日は何度目かの役員打ち合わせです。とうとう夏休みも間近になり、毎月の保護者会だけではなく、秋のバザーの話題が出ました。去年は訳もわからず布製品を作ったりお菓子を作ったり、当日の係りをこなしたりしただけでしたが、今年は立場も違うため今から緊張しています。夏休みが終わると、バザー準備、バザー、クリスマス会準備と、怒濤の日々が始まった記憶があります。今年はどんな日々になるのか想像もつきませんが、去年の様に、何だか大変だったけど楽しかったと振り返る事ができたらいいなと思います。

午後はもうひとりのお友達と、Dちゃんのお家に遊びに行きました。久しぶりに幼稚園以外で遊んだのですが、どうもしゅんともうひとりのお友達がくっついてしまい、Dちゃんが中に入れなくて悲しそうな表情をしているな・・・と気になる場面が多く感じました。ストレートに一緒に遊んだら?というような声掛けは、もう5歳にもなるとDちゃんの気持ちを思うとすることができず、さりげなく遊びの中で3人が交わる事が出来るようにストーリーを作ってみるのですが、やはり子ども達自身の気持ちが一つにならないとそれも難しく、Dちゃんにとっては寂しい時間だったかなと思いました。

お友達の気持ちを慮り、心配りをして遊びを発展出来るようになるのはいつ頃なのかなと思います。まだしゅんは、周りの状況を見て配慮するということが難しい様です。しゅん自身も、遊びを通じてお友達との関係を色々と経験する中で、こんな時に相手はどう思うのかということを感じ取り、思いやりのある行動ができるようになるのかもしれません。小さいなりに相性が良いお友達もいて、そういう場合は何人であっても揉めたりせずに遊ぶことができますが、こうやって色々なタイプのお友達と接することで、いつもとは違う感情も学ぶことができると思います。子ども同士の約束だけではなく、親も含めて行ったり来たりすることがある今、色んな出来事を通してしゅん自身が学んだり、「あの時、お友達はどう思ったかな?」と話したりすることで、しゅんが色々考えてくれればいいなと思います。もちろん私自身も、今は温かなお母さん達に囲まれて楽しく過ごすことが出来ていますが、よりよい人間関係を築いて行かれる様に、しゅんと一緒に学んでいきたいなと思います。


6月26日(火) 曇りのち晴れ 「体操」
明け方まで残っていた雨が上がり、少し肌寒い朝でした。園バスを待ちながら、今年の梅雨はいつもより気温の差が激しいですねという話をしましたが、一日の中でも気温がめまぐるしく変わり、体調管理がなかなか大変です。

お昼は待ち合わせをして、最近私たちの間で大人気の小さなメキシコ料理屋さんへ。テクテクと歩いてお店に着くと、いつもの笑顔でおじさんが迎えて下さいました。メキシコのお話を聞きながら、丁寧に作られたお料理を頂くのは、とても贅沢な気分です。今日はお箸でホロホロとほぐれるほどよく煮込まれた豚肉と、こんがりと焼かれた季節の野菜を、おいしいトマトソースで頂きました。おじさんの家に遊びに行ってお料理を振る舞われているかのような雰囲気で、楽しい時間を過ごして650円。何だか申し訳ない様な気持ちにもなりながら、お店を後にしました。

お迎えに行くと、子ども達が出てくるところでした。お庭で少し遊んで体操教室に行くと、子ども達は遊んでいた時のテンションのまま、ピョンピョンと跳びはねながらスタジオに入っていきました。今日は3ヶ月に一度の進度チェックの日で、マット、跳び箱、鉄棒の競技について、それぞれの子どもに合わせた進み具合の確認が行われました。しゅんは、マットは踏み台のスロープを利用しての後転、跳び箱は4段の横置き、鉄棒は前転のチェックでした。マットでの後転はクルリと上手にできました。跳び箱は、まだ足の長さよりも跳び箱の横幅の方が長く、踏み台でピョンと跳んで跳び箱に手をついても、足がうまく開きません。それでも何とか超えようと思うのか、腕の力でグーンと跳び箱に上り、両足を乗せてそこからジャンプしました。跳び箱らしからぬ跳び方に、「腕の力で上ってるよね?!」と言いながら私たちはちょっと笑ってしまいましたが、しゅんも嬉しそうに笑っていて、ガラスのこちら側からお母さん達と拍手をしました。鉄棒は、跳び上がるところを少し先生に手伝って頂くと、すぐに前転をしました。先生にも良い子良い子と頭をなでられて、終始ご機嫌なしゅんでした。

毎回思いますが、お友達やお母さん達がズラリと見ている前で、ひとりひとり競技をしていくのは、私たちが考えると緊張してしまいそうな状況です。でも、子ども達はやり終えると嬉しそうに笑って列に戻っていきます。課題ができてもできなくても、とにかく楽しそうに見えます。楽しくできる今の時期に色々な事に挑戦し、頑張ったら出来たという経験は、きっと自信につながるだろうなと思います。マットや鉄棒や跳び箱の運動も、最後の鬼ごっこやだるまさんが転んだも同じ様に楽しんでいるしゅんが、ちょっとうらやましくなります。


6月25日(月) 雨 「ごめんね」
朝からシトシトと梅雨らしい雨が降りました。時折止み間もありましたが、夕方には窓に打ち付ける様な大雨になりました。
お友達の家に行っていたしゅんは、私がお家にお邪魔すると大はしゃぎで遊んでいました。車やおままごとなどのおもちゃ、お絵描きをする画用紙を囲み、顔がくっつきそうになるほど近付いて、何やら楽しそうにしています。お友達とこんな風に楽しく過ごせる様になるなんて、本当に大きくなったなと改めて思いました。

家に帰って食事の支度をしていると、「お手伝いしようっと」と言って踏み台を持ってきました。フライパンで野菜を炒めたり、出来上がった料理を運んだり、色々とお手伝いをしてくれます。そして食卓につき、「いただきます」をしたところで、それまでの楽しく嬉しい気持ちがズーンと沈みます。特に疲れた日の夕食ではこういうことが多いのですが、ふぅ〜とため息をついて目をつぶり、「もう眠くて眠くてたまらないの。だから食べられない。食べたいけど食べられないから、食べさせて。」とくるのです。この年になっても、全部を自分で食べられないのは甘えすぎではあるのですが、本人もお昼のお弁当は頑張っているということ、夜も毎日少しずつ練習して頑張ると言っていることから、眠そうな日は少し食べる手伝いをしてあげています。でも、「最初から甘えるのは駄目」と約束しています。

ぐずぐずと食べ始めないしゅん、冷めるご飯、私にもたれかかる肩・・・段々私も優しい声を出せなくなってきます。「優しい声じゃないと、気持ちが通じないの(涙)。」といつもしゅんに言われていて、叱る場合もできるだけ穏やかな声を出す様にはしているのですが、我慢できなくなった私が雷を落とす→しゅんが泣く→食事の時間が楽しくな〜いと悪循環になります。今日もそんなパターンに陥り、一度部屋を移って気持ちを落ち着かせることにしました。

私が別の部屋に行くと、置いて行かれると思って号泣しながらついてくるしゅんを、抱っこしてなだめ、「ちゃんとお話しましょう」と向かい合って話し始めました。お友達と楽しく遊ぶことは大事なことだけれど、そうやって楽しく過ごして帰ってきて、疲れた、眠いとぐずぐずするのはおかしいこと。なぜなら、ご飯をちゃんと食べて元気になったり、歯磨きをしたり、お風呂に入って清潔にしたり、そういう毎日の生活をキッチリとすることは、お友達と仲良くすることと同じくらい大事だから、そういう毎日のことをちゃんとしようね、ということ。そして何故、怒ったり食事の時間が楽しくなくなったりするかと言えば、ご飯を一緒に作ってテーブルに運んで、嬉しくて楽しい気持ちだったのが、「食べられない〜」とぐずぐずされると、とっても悲しい気持ちになってしまうからという話をしました。「しゅんちゃんはどう思う?」と聞くと、ゆっくり考えた後、小さな声で、でも私の顔を見ながら「ママがそんなに悲しい気持ちだとは気がつかなかったの。だからびっくりした。今日はごめんね。」「明日から、今、しなくちゃいけない大事なことはちゃんとするように、練習するね。」と言いました。ちゃんとわかってるじゃな〜いと嬉しくなって、私はニッコリ。すると、「練習は明日からね。だから今日は食べさせてね。」と言いました。どんな時もちゃっかりしています・・・。でも話が通じる様になったんだな、やっぱり大きくなったなと思いました。


6月24日(日) 曇り 「公園」
少し落ち着いた、曇りの一日になりました。蒸し暑さに疲れた体には、有り難い涼しさです。

しゅんが公園に行きたいと言うので、どの公園にする?とあちこちの名前を挙げてみました。海の近く?大きな遊具?それともアスレチック?・・・と思い当たる公園を並べると、う〜んと考えていたしゅんが、「T公園!」と言いました。そこは高台にある公園で、木々の緑がとても美しく、坂の下には日本海も見られるという素敵な場所です。さらにしゅんの大好きなアスレチックもあります。

お昼過ぎの公園は、家族連れやゲートボールの方々でにぎわっていました。公園に入ると私と手をつないで駆けだしたしゅんは、一直線にアスレチックに向かいました。ロープをつかんで高い所から降りたり、ビューンと移動したり、身軽なお猿の様に動き回るしゅんは、汗びっしょりです。鳴き声がたくさん聞こえて頭上を見た私は、木の枝にやってきては赤い実をついばんでいる何種類もの鳥に釘付けになりました。住宅街からも近い公園ですが、やはり自然が多く残っているこの地ならではの光景だろうなと思いました。

遊具で遊んだり手をつないで公園内をウォーキングしたり、涼しいこんな日にはぴったりの、気持ちよい数時間を過ごしました。会社にいる主人が、ちょっとかわいそうになった午後でした。
歩こう歩こう〜 坂の向こうは海 鳥がいっぱい でも一羽も見えない・・・


6月23日(土) 晴れ 「お月様」
予報通り、青空の広がるお天気になりました。日なたはジリジリと太陽が照りつけ、車は数分でムッとした暑さになってしまいますが、空気は割とカラッとしていて、日陰に入れば風が心地よく感じられました。

本日は、朝から年に二回の社宅の行事、草刈りの日です。前回、前々回は私が参加しましたが、今回は主人が参加してくれました。この社宅は東京にいた頃に住んでいた社宅と違い、男性の参加率がとても高く、しかも皆様、「My鎌」を持っていらっしゃる事に驚きました。前回の草刈りは、もうだいぶ寒い時期に行われ、雑草もほとんど生えていない状況だったためあっという間に終わりましたが、今回は1時間ほどかかり、主人は汗びっしょりになって帰ってきました。

お昼ご飯を食べに行こうと車に乗り、信号待ちをしていると、ルームミラーに思いっ切り手を振っている運転手が写りました。え?と思って振り返ると、それは学生時代の友人Mちゃん!時々車ですれ違うことがあるのですが、前後になったのは初めてです。新潟市はギュッと詰まった小さな街で、特に同じ様な家族構成の場合は行動範囲が似通ってくるため、どこへ行っても知人に会うのです。幼稚園のお母さん達も、「新潟は家から出たら油断できないんだよ!」と仰っていますが、本当にその通り。気を抜いて(いや、いつも気合いは入っていませんが)すっぴんでショッピングセンターなどを歩いていると、必ずと言っていいほど知り合いのお母さんから声を掛けられます。いい加減、その状況に慣れて少しはシャキッとした姿で外出すべきでしょうか?

主人を会社に送ると、しゅんが図書館に行きたいと言いました。図書館では、思い思いに好きな本を持ってきて、幼児コーナーの椅子に座って読書をしました。時々顔を上げてにっこり笑うしゅんに笑い返しながら、大きくなったなーと思いました。

たくさんドライブし、眠い眠いと何度も言うしゅんを励ましつつ、早めにお風呂に入りました。薄暗くなった中、ベランダでちょっと涼んでいると、しゅんもやってきました。そして空を見上げると、ベランダの柵に寄りかかりながら「あ〜、大きいお月様だよ。きれいだね〜。」と言いました。そろそろ中に入ろうかと部屋の方に移動すると、上の階のベランダに隠れ、月が見えなくなりました。すると「あ、お月様がどこかに隠れちゃったよ。お月様〜。さようなら〜。」と空に向かって呼びかけました。自分が動いたから見えなくなったのですが、お月様が急に動いてしまったと信じてびっくりしているしゅんがかわいらしく思えて、私も「お休みなさ〜い、だね。」と言って寝室に向かいました。


6月22日(金) 雨のち曇り 「合図」
朝から梅雨らしい空模様になりました。湿気も多く、除湿器が大活躍です。時々強い雨が降りましたが、お昼過ぎには雨足も弱まり、夕方には雲が切れて晴れ間が見え始めました。

今日は久しぶりに、ヨガの集まりに行きました。初めて体験される方がいらっしゃったこともあり、今日は体をほぐす初歩的なポーズが多く、私も初心に戻ってじっくりとポーズを確認することができました。中でも気持ちよく感じたのは、仰向けに寝て両足をググッと上に上げ、腰を両手で支えながらそのままグーッと足を倒していき、頭の上の床に着けるまで伸ばすというポーズです。床に足が着いた瞬間に、足の裏側がワーッと熱くなり、何かが流れた様な気がしました。
ヨガの後はおいしいランチを。波の音と静かな雨の音を聞きながら、涼しい風が入ってくるお店でのんびりと過ごしました。

しゅんが赤ちゃんの頃、抱っこされたまま眠り始め、本当にぐっすり眠った時にする合図がありました。それを見たら、お布団や座布団に下ろしても起きる心配は無いという合図です。どんな合図かというと、目をつぶったまま、満面の笑みを見せることです。ニーッと口を広げ、時にはクククッと言いながら、本当に嬉しそうに笑ったのです。気持ちよく眠っているんだなぁということがよく伝わってきて、こちらまで笑ってしまうような微笑みでした。
そして最近、それに変わる合図があることに気付きました。毎晩、お風呂から上がってお布団に入り、ドライヤーをかけている間に眠ってしまうのですが、スーッと眠ってしばらくすると、目をつぶったまま大きなあくびをします。それが深く眠った合図で、もうその後は襖を閉めて真っ暗にしても起きることはありません。眠る瞬間をジーッと見ていることなんて子ども以外にはありませんが、私たち大人も何かぐっすり眠った合図があるのかもしれないなと思いました。これから先、いつまでしゅんの眠る瞬間を見つめられるのかな?と思いながら、今日もあくびを確認して寝室の襖を閉めました。


6月21日(木) 雨時々曇り 「爆弾?」
朝起きたしゅんの体温を測ると36度。咳もほとんど出なくなって、子どもの回復力に驚きです。浮き輪と水泳バッグを昨日の夜のうちにまとめて玄関に置き、海水パンツの履き方も復習したしゅんは準備万端です。去年は背負ったら後ろにひっくり返りそうになっていたバッグも心なしかしっくりとなじみ、大荷物ながらも軽快に園バスに乗り込みました。

しゅんを送って夜ご飯を作ると、幼稚園に向かって出発しました。今日は別の部屋で歌の集まりがあるのです。発声練習で体を動かしながら、「ラララララ、パパパパパ」と声を出していくと、段々と調子が出てきます。前回からの歌を丁寧に歌いこむ練習と、新しい歌を教えて頂き、良い気持ちで1時間半が過ぎていきました。新しい歌も、先生に教えて頂くとあっという間に入ってきて、歌える様になるのが不思議〜と毎回思うのですが、家に帰って歌詞を見ると、何故かすっかり忘れています。私の記憶力、大丈夫なのでしょうか・・・。

園バスで帰ってきたしゅんを迎え、おやつを食べたら音楽教室へGO!プールに入って疲れていないかしらと心配していたのですが、しゅんは「プール、すっご〜く楽しかったよ〜。」と上機嫌でした。ところで帰宅してすぐ食べられる様にと作っておいたのは、カレーです。先週の金曜日、遊びに来たK君のお母さんから面白い物を頂いて、どうしてもそれを使ってみたくてカレーが食べたかったのです。面白い物とは、「カレーの爆弾」。ティースプーン1杯を普通のカレーに入れると、あら不思議、セイロンカレーに大変身というスパイスミックスです。何種類ものスパイスが混ぜられた良い香りのお粉を振りかけると、本当にただの甘口カレーが本格的なカレーになってびっくり!しゅんも食べられる甘口のカレーが、ヒリヒリと辛く深い味わいになりました。「カレーの爆弾」使いたさに、今年の夏はカレーの出番が増えそうです。


6月20日(水) 晴れ 「公園へ」
しゅんの熱もすっかり下がり、久しぶりに登園することができました。帰りはバスに長い時間揺られるのも疲れるかな?とお迎えにすることを先生にお伝えし、園バスを見送りました。

お迎えに行くと、しゅんは、「公園行きたい、公園、公園」と連呼しながら元気いっぱいの表情で玄関から出てきました。家に帰って少しお休みしようと何度言っても「公園、公園」と言うしゅんに根負けし、お友達に便乗して、山の下みなとランドという今年の4月にできたばかりの公園に行きました。駐車場に車をとめ公園内に入ると、大きな遊具に子どもも大人も釘付けになりました。何て楽しそう!あっという間に子ども達は駆けだして行き、思い思いに登り始めました。

しゅんは全長25メートルという、長い長〜いローラー滑り台に夢中になり、何度も繰り返し滑りました。滑り台に辿り着くまでにも、色々な経路があってそれぞれ楽しそうです。ロープの網を一歩一歩踏みしめる様に上っていったり、斜めになった木の道を器用に上っていったり、目を離すとすぐに見失ってしまうほど、あっちこっちへ動き回っていました。思いっ切り遊んだ後は、日陰でおやつを食べ、最後はみなとタワーに上って日本海や新潟市内の展望を楽しんで帰宅しました。
ゆっくりのんびり過ごすはずが、思いっ切り体を動かして過ごす午後になりましたが、そのくらい元気に過ごす方が風邪をやっつけるには良かったのかな?家に帰ると夜ご飯をたくさん食べ、8時にはぐっすり寝息を立て始めました。


6月19日(火) 晴れ 「知り始める?」
明日からお天気が崩れるということが信じられないような、雲一つ無い青空になりました。お布団を干して大物を洗い、掃除もして気分爽快です。昨日の夕方、私の膝の上で眠り始めたしゅんは、そのまま7時まで、15時間も眠り続けてすっかり体温も下がりました。今日は大事をとってお休みし、朝からおもちゃを広げて久しぶりに家でゆっくり遊びました。

お昼過ぎ、お中元を注文する予定があったので、加島屋さんまでドライブしました。加島屋さんといえば、やはり「おこっぺソフト」。ソフトを食べるならご飯も食べたいな〜と、食いしん坊親子はHPでメニューをチェックし、いざ出発です。「夏の感謝祭り」を開催中の店内は、いつもの倍くらいのお客さんで混雑していましたが、二階のレストラン、長作はピークの時間を過ぎていたこともあり、意外と空いていました。いつもながらおいしそうなお子様御膳と、6月のメニューである海の幸とろろ丼を注文し、それぞれに舌鼓を打ちました。そしてお楽しみ、おこっぺソフトが運ばれてきたところで、大変なことが!しゅんが「お腹が痛い」と言い出したのです。思わず「えっ?!」と驚いた顔をされるお店の方。しかし、しゅんのお腹が痛いは、おトイレに行きたいということなのです(笑)。ソフトの行方を気にしつつ、慌てておトイレに駆け込んだ私たち。もちろん無事セーフでしたが、ソフトはこの暑さで少し溶け始めていました。でも焼きたてのコーンもおいしいしね、と顔を見合わせていると、店員さんがサッとやって来て、新しい物と交換して下さるとのことでした。一度はお断りしたものの、「これではおいしくありませんから」と仰る店員さんに、恐縮しつつも1つだけ新しく作って頂きました。2人でおいしく頂いてお会計を済ませると、先ほどの店員さんがいらっしゃいました。しゅんも私と一緒に「ご馳走様、おいしかったです。」とご挨拶し、とても嬉しい気持ちでお店を後にしました。

ところで夕方、しゅんとふざけてじゃれ合って(?)いた時、私がしゅんをくすぐると、くすぐられるのが苦手なしゅんが、ギャーッと逃げて「イヤなことするママは、好きじゃないの。」と言いました。私がわざと「そっか。しゅんちゃんはママが好きじゃないんだね〜。」と言うと、何やら考えていたしゅんが、「良いことするママは、知り始めるの!」と言いました。「知り始める」って何だろう?と思いながら、もう一度くすぐる真似をすると、「良いことすれば、もう知らないっ、じゃなくて知り始めるんだよ。」と言いました。言うことを聞かないしゅんに、「もう知〜らない」と言うことがあるのですが、「知らない」の反対は何だろう?と考えたのでしょう。それにしても、「知り始める」とは面白いわと、ひとりで笑ってしまいました。
お子様御膳 おいしそう〜 海の幸とろろ丼 おこっぺソフト この後・・・


6月18日(月) 晴れ 「英語?」
早朝に起きた私がシャワーを浴びていると、あちこちの窓を開けて部屋の電気をつけたしゅんが、元気いっぱいの声で「おはよう〜。おはよう〜。早起きだよ。もう元気だよ。」とやってきました。体を触ると確かに熱は下がっていましたが、念のため幼稚園はお休みし、朝一番で病院に行きました。

先日、新潟に寄港しているドゥロス号を園の行事で訪れ、各国の方々のお話を聞いたしゅんは、世界の国々や言葉に興味津々です。ますます英語にも興味がわいているようで、私に色々と尋ねてきます。日本語の言葉を英語で言うと違う言い方になるということがわかってきて、それを知ることが楽しくて仕方がないのです。今日もお昼ご飯の支度をする私に、「お昼ご飯は?」「ランチよ」「朝ご飯は?」「ブレックファーストだよ」「長いね〜。でも言えそう。」「夜ご飯は?」「ディナーよ」。そして、「食べるは?」「イート」「寝るは?」「スリープ」と、そこまで聞いたしゅんはニンマリ。「じゃあ、ママ、ランチをイートしたら、一緒にスリープしようよ〜。」と満面の笑みで言いました(笑)。私も、「そうね、ランチをイートして、スリープしようね。トゥギャザーね。」と言いかけ、これってまさしくル○大柴だわ・・・私の英語って・・・と苦笑したのでした。

喉が少し赤く、軽い風邪だと言われたしゅんですが、午後になって再び熱が上がりました。8度5分まで上がってバタンと寝てしまったしゅんをお布団に移しながら、明日は熱が上がらないといいなと思いました。


6月17日(日) 晴れ 「父の日」
今日も朝から良いお天気で、ぐんぐん気温が上がりました。

父の日ということで、しゅんが幼稚園で作ったプレゼントを持ってきました。しゅんの顔写真が真ん中に貼られた、大きなキーホルダーです。キーホルダー?!と思わず顔を見合わせてしまうような大きさに、どこにつけたらいいのかな?と少し笑ってしまいましたが、色とりどりのマジックで塗られたキーホルダーはとてもかわいらしく、しゅんもご満悦です。裏返すと、母の日同様、子どもからのメッセージが書かれています。今回は「パパもちょっとおこるよ」。私たち夫婦って、そんなに怒ってばかりなのでしょうか?私の時には書かれていた「でもだいすきだよ」がなかったので聞いてみると、「だって、パパは大好きじゃないの。ちょっとだけ好き、だからね。」と言うので主人はガックリ。なかなか厳しいしゅんでありました。

午後になってしゅんの様子がおかしいと体温を測ってみると、8度5分でした。「眠い、眠い」と言うしゅんを寝かせて様子をみましたが、すっきり起きてきた後も熱は下がらず、深夜には9度5分まで上がりました。
会社から心配そうに帰ってきた主人と3人でご飯を食べていると、眠くなったしゅんがお布団に移動しました。「ママ、ずっと側にいてね。良い子、良い子してくれないと眠れないの。」とかわいいことを言うしゅんに寄り添って横になっているうちに、私もいつの間にやらウトウト。父の日なのに、主人はひとりで食後のお茶を飲んだ様です。父の日の団欒は、しゅんが元気になってから改めてしたいものです。
キーホルダー!・・・?!


6月16日(土) 晴れ 「市場へ」
朝起きてカーテンを開けると、青空が広がっていました。ゴソゴソと動いているしゅんに「自転車で市場に行く?」と聞くと、「行く行く〜。」と大喜びで飛び起きました。幼稚園で「ジャックと豆の木」の絵本を読んでもらったしゅんは、「ジャックが行ったのと、同じ市場だね。」と言いながら、ウキウキと自転車に乗りました。

去年に比べ、より一層おしゃべりに磨きがかかっているしゅんは、自転車の後ろの席でも黙っていません。「車が見えるよ〜」「風が顔に当たるよ、き〜もちい〜い」「信号が青になったら、車が待っていてくれたよ。車さん、ありがとう、だね。」とおしゃべりは続きます。あっという間に市場に到着し、もう店仕舞いが始まった露店を見ていきました。昨日の夜、主人からこの夏の枝豆をお店で食べた話を聞いて、私の頭の中は「枝豆、枝豆」でいっぱいになっていたのです。というわけで、今日のお目当ては枝豆!まだ空豆がたくさん並ぶ中、一つのお店で枝付きの枝豆を見つけ、引き寄せられる様にしゅんと走っていきました。

多分70代くらいのおじいちゃん、おばあちゃん達が開いていらっしゃるそのお店で、私としゅんは「枝豆買ってって」「空豆はどう?」「トマトもおいしいよ」と次々と声をかけられました。「じゃあ、この枝豆を下さい。」「トマトは小さめの物が入ったかごを」「空豆は家にあるので・・・」とお話しながら、お代を払って野菜を受け取り自転車に乗りました。おにぎり屋さんにも立ち寄って、握り立てのほかほかおにぎりをたくさん買い、今日は贅沢なブランチになりました。
市場でのやりとりを興味深そうに見ていたしゅんは、ご飯を食べながら主人にその様子を報告しました。「枝豆、すごくおいしいよっておばあちゃんが言って、おじいちゃんが小さめのトマトをどうぞって言ったよね。ママに、プレゼントしてくれたみたいだったね。おじいちゃんとおばあちゃん、ありがとうだったね。」などと、枝豆をパクパクと食べながら話し続けました。
おいしそう〜!


6月15日(金) 雨のち晴れ 「びっくり」
天気予報が少し外れ、朝まで雨が残りました。道路の向こうから同じバス停のK君がやってくると、しゅんはいつも「Kく〜ん、おはよう〜」と2〜3歩前に進んでしまいます。ニコニコ笑ったK君も、同じように駆け出します。雨に濡れるているのも気付かない2人に、私たちは慌てて傘をさしかけます。

しゅんを送ると、ショッピングセンターへGO!一時間、ゆっくり本を読むためにコーヒーショップに行こうと決めていたのです。肌寒いから温かいお茶にしようかなと思っていたのに、お店の方に薦められるまま、とても甘〜い小豆のフラペチーノを注文してしまったため、時々鳥肌が立ってしまいましたが、座り心地の良いソファーでの読書は、久しぶりにほっとしました。

バス停にお迎えに行くと、元気な男の子達が降りてきました。「うちはこっちだよ〜。」と張り切って先導するしゅんは、かなりのハイテンション。お友達も、靴の裏にバネが付いているのでは?と思うくらい、何故か弾んでいました。時々小さな喧嘩を繰り返しながらも、笑い合って遊ぶ子ども達はとてもかわいらしくて、幼稚園でもこんな風に遊んでいるんだろうなと想像しました。

ところで写真は、幼稚園から持ち帰った段ボールに、縮まって入ろうとしているしゅんです。「誰か、ふたして下さい〜。」と言ってぴったり収まると、ニーッと嬉しそうな顔をしました。そして出てきたかと思うと、クレヨンを取り出して「びっくりばこ」と書きました。「うちが出てくるから、びっくりでしょ?」と言うしゅんに、私は「すごーくびっくりする」と答えました。
びっくり箱・・・


6月14日(木) 曇り時々雨 「大忙し」
曇り空から、今にも雨が落ちてきそうな、はっきりしないお天気になりました。それでも風が強かったので、午前中だけでもベランダに出しておいた洗濯物はだいぶ乾きました。

午前保育のしゅんを迎えに行くと、大勢の親子でふるさと村に行きました。GWの頃にはチューリップがきれいに咲いていたふるさと村ですが、今はまた違うお花畑に植え替えが終わる頃で、色とりどりのお花が咲き誇っていました。
おにぎり屋さんでおいしいおにぎりを買ってお昼ご飯を済ませると、子ども達が大好きなアスレチックの広場に移動しました。1年前にもよく連れだって遊びに来ましたが、「一緒に上って〜」「怖い〜」と言うしゅんと一緒に、アスレチックの上からお母さん達の姿を見ることもあったなぁと懐かしく思いました。今日は最近しゅんがご自慢の、「腕の筋肉」を更に鍛える様な遊び方を何度もお母さん方に披露して、ご満悦でした。

何時間も遊んでおやつも堪能し、もうすっかり満足した頃、一足早くみんなとお別れした私たちは、音楽教室に向かいました。ぐったり疲れて眠ってしまうのでは?という予想に反し、しゅんは「早くエレクトーン、弾きたいよ〜。」と後ろの席でソワソワしています。一緒にレッスンを受けながら、私の方が眠くなってしまいそうでしたが、歌ったり弾いたり体を動かしたり、飽きない工夫が凝らされた一時間のレッスンを無事に受け、家に帰りました。忙しすぎないかな?と思うほど色々な事が詰まった毎日ですが、しゅんはどれも思いっ切り楽しんで、良く食べ良く寝てすっきりと次の日を迎えています。子どもの体力について行かれる様、私ももっとたくましくならなくてはいけないなと思う毎日です。


6月13日(水) 晴れ 「自転車」
気温が上がるという予報が出た快晴の今日、しゅんは大きめの荷物を持って颯爽と園バスに乗りました。楽しみにしていた園外保育の日です。

私は家に戻ると、ミシンを取り出して作業を始めました。まずは先日「反対」にポケットを縫ってしまったしゅんの失敗半ズボンの布をカットし、適当にギャザーを寄せた布と縫い合わせ、小さな姪用のスカートが完成しました。そして次は大きな姪用の半ズボンを、一気に3枚縫い上げました。同じ型紙を使い、全て布を裁っておいたため、同じ作業を続けて行うと同時に完成させることができました。洗い替えに枚数が必要な子どもの服は、こうやって作るのも効率的だなと思いました。
ところでこの5枚の服、全てしゅんが試着をして確認をしたのですが、履き慣れないスカートに、最初は戸惑い気味のしゅん、段々「かわいい〜」と言い始め、最後は全身を三面鏡に映してうっとり。少々筋肉質の男の子が履くと、何だか奇妙な具合になるのですが、それでも嬉しかったのか何度も鏡を見つめていました。そしてフリル付きの半ズボンにも再びうっとり。「同じ布でしゅんちゃんのも作るね。」と言うと、「フリル付き?」とすかさず確認してきました。いえ、それは・・・。

夕方になり、しゅんが遊びに行っているお友達の家にお邪魔しました。暑い中の園外保育で少々疲れ気味の子ども達は、いつもの元気がなかった様で、少しぼーっとしていました。でも段々と調子を取り戻し、最後はワイワイとにぎやかになりました。車では、少し難しい小路にあるお家だということで、私は久しぶりに自転車に乗ってみました。久々にヘルメットをかぶって後ろの席に座ったしゅんは、「車が見えるよ」「気持ちいいよ〜」と大喜びでした。車に慣れてしまった私は、漕いでも漕いでもなかなか進まない自転車に、感覚がつかめなくて最初は戸惑いましたが、やはり風を感じ、おしゃべりをしながら走ることが出来る自転車が気持ちよくて、これからの季節はまた自転車にも乗ってみようかなと思いました。
スカートに変身! Mちゃんの半ズボン


6月12日(火) 晴れ 「メキシコ気分」
今日は、しゅんも私も大荷物でバス停に向かいました。しゅんの幼稚園には工作をするお部屋があって、そこには各家庭から寄付された空き箱などが山積みになっています。今にも雪崩を起こしそうな箱の山ですが、工作好きのお子さん達にとっては宝の山なのです。しゅんも時々このお部屋で作った物を持ち帰ってきます。家ではゴミになってしまう空き箱なども、幼稚園に持っていけば宝の山に早変わりというわけで、母達にとっても子ども達にとっても、これはとても有り難いシステムです。しゅんは大きな箱を先生に誇らしげにお渡しし、バスに乗り込みました。

お昼前に待ち合わせをして、お母さん達4人で小さなメキシコ料理のお店に行きました。カウンターしかないお店は、男性がひとりで切り盛りしていらっしゃいます。お話上手のWさんが引き出した男性のお話は、メキシコでの暮らしぶり、メキシコ料理について、キッチン用品や調味料のお話などなど、どれも興味深く面白いものでした。カウンター越しに一品ずつ出されるお料理も、まるでお家に遊びに行っている様な感覚になる、とてもアットホームなお店でした。最初のお茶から締めのミントティーまで、丁寧に作られたランチコースは、何と650円!楽しく贅沢な時間を過ごすことができました。

あちこち散策しながらお迎えに行き、今度は体操教室へ。ユニフォームに着替えさせると、園で着ていたTシャツはびっしょりと濡れていました。今日も真夏の様な暑さでしたが、カラッとしていて意外と気持ちよく感じました。1時間走り回り、飛び回って出てきたしゅんは、再び汗びっしょり!先日短く切った髪の毛が、プールに入った後の様でした。


6月11日(月) 晴れ時々曇り 「参観会」
今朝も冷たい風が吹いていましたが、ぐんぐんと気温が上がり、暑い一日になりました。しゅんを送ると車に乗り、バスを追いかけて幼稚園に行きました。

今日はしゅんの保育参観があり、私たちも園で過ごしました。去年のこの参観会では、私の手を握ってあちこちの部屋を巡り、一緒に線路やおままごとで遊んだ記憶があります。でも今日は、時々私に手を振りながらも、お友達と一緒にのびのびと遊んでいる様子を見ることができ、この一年の成長を改めて感じました。

広いお部屋では、跳び箱や平均台、マットやトランポリンを組み合わせ、アスレチックの様な遊具が組み立てられました。大きな器具を、子ども達が協力して運び、上手に組み立てることにまず驚きました。そして出来上がると、早速並んで遊びが始まりました。しゅんは体操教室で見せる顔と同じ様な表情で、何度も繰り返し遊び続けました。「両手を離しても怖くないよ〜。」「斜めでも大丈夫だよ〜。」と言いながら遊ぶしゅんに、他のお母さん達も「身軽だね」「大きくなったね」「筋肉がついてきたね」と言って下さいました。何度やっても楽しいのか、1時間以上も遊んだ子ども達は、お片づけも協力して行いました。家では甘えん坊でも、こうやって幼稚園ではお兄ちゃんらしく頑張っているんだなと思いました。

午後の懇談会では、今の子ども達について話しました。色々な事に興味が出てきて、お友達の存在や気持ちにも心を配り始めた子ども達が、今、急激に成長しているということを実感しました。その時々で、様々な心配事は出くるのが子育てですが、こうやって信頼できるお母さん方や先生方と、本音でお話できるのはとても心強いことです。周りの方々に助けられ、幼稚園時代を過ごせることは、本当に有り難いことだなと思いました。


6月10日(日) 晴れ一時雨 「解決」
朝はいつも、少し風が冷たく感じます。半袖で大丈夫かな?と思いながらしゅんの服を選びますが、昼間には暑いくらいになります。

先日、幼稚園で子ども達の様子を見る機会がありました。トランポリンでピョンピョンと跳ねていたしゅんが、年少さんのD君と喧嘩を始めました。ブンブンと両手を振り回し、叩き合う2人ですが、ちょうどD君の最後の一撃がしゅんの左頬に。D君のお母さんも、「それは痛いよ。しゅんちゃん、痛かったよ。」とD君に強く言って下さいます。しゅんはもちろん大号泣です。泣きながら、「D君が意地悪した。D君が〜。」とD君のお母さんに訴えます。もちろんしゅんだってブンブンと腕を振り回していたのですから、「D君だって痛かったと思うよ。しゅんちゃんも痛かったけど、D君も痛かったね。」と私がしゅんに言うと、D君がきっぱりと「Dは痛くなかった!!」と言いました(笑)。年少さんなのに、強いこと。それに引き替えしゅんは、「痛い、痛い」と大泣きです。

すると、年少さんのK君が近付いてきて、しゅんの頭を良い子良い子となでてくれます。Nちゃんもやってきて、ハンカチで涙を拭いてくれます。さらにR君が絵本を持って近付いてきて、「ほら」と絵本をめくってくれました。しゅんもいつの間にか泣きやんで、D君とじゃれ合っていました。D君のお母さんと顔を見合わせて、みんな、すごいね、優しいねと話しました。先生にも「さっきはしゅんちゃん、大丈夫でしたか?」と聞かれ、先ほどのお友達の行動をお話すると、「そうなんですよ。また立場が逆になると、お友達をなぐさめる側に回るんですよ。そうやって、みんなで解決しているんですよ。」と仰いました。まだ入園したばかりだと思っていた年少さんに、こんなにもお友達のことを思いやった行動ができるなんて驚きました。しゅんにも聞くと、「うちも、Nちゃんの涙をティッシュで拭いてあげたことあるよ。」「みんな優しいね〜。」と話しました。色々ないざこざを経験しながら、こうやって解決方法を学んでいるんだなと微笑ましく思った出来事でした。


6月9日(土) 晴れのち雨 「お裁縫好き?」
朝起きるたび、しゅんの体がちょっと熱いことが気になっていました。しかし、ふと気付いたのはパジャマのこと。ものすごく寝相が悪いしゅんは、部屋中をバタンバタンと動き回るため、念のため冬と同じパジャマを着させていたのです。でも私たちはというと、半袖の薄いパジャマでも暑いくらい!というわけで、しゅんも半袖のTシャツに変えてみたところ、体も程よい温かさで目覚めました。今まで、どれだけ暑かったんだろう?と少々慌ててしまいました。

子連れ大歓迎のファミレスに行くと、しゅんは嬉々としてホットケーキを注文しました。こちらのホットケーキは、チョコペンが付いてきて、自分でお絵描きができるのです。しゅんはチョコペンを握りしめると、何やらじっくり考えて、お絵描きを始めました。そして描き上がったのは「げ」という平仮名・・・。ホットケーキにパクリとかじりつきながら、「げっておいしいな〜。」と言うしゅんに、私たちは顔を見合わせて苦笑でした。

お昼過ぎから急に空が暗くなり、強い雨が降り始めました。最近は天候が不順で予測ができません。土砂降りになるちょっと前に、洗濯物を家に取り込んで一安心。最初から家の中に干せば良いのに、太陽が少しでも出ていると外に干したくなるのは、長年の習性でしょうか。

夕方は、ミシンを走らせる私の横でしゅんも縫い取りを始めました。幼稚園では、色々な絵が印刷された画用紙を毛糸で縫っていく「縫い取り」を時々していて、家にもお土産として出来上がった作品を持ち帰ります。自由保育のしゅんの園では、気が向いた子どもが自由に遊び始めることができるように遊び道具が用意されているので、頻繁にこのお土産を持ち帰るしゅんは、かなり好きな方だと思います。家には子ども用の針などはありませんが、余り布としつけ糸を通した針を渡したら、熱心に縫い始めました。怪我をすることもなく、ゆっくりと作業をしていく姿を見て、知らないうちに随分大きくなったんだなと驚きました。チクチクと針を運んでニッコリ笑うしゅんは、ピンク好きでかわいい物も大好き、そして時折「○○かしら〜?」と裏声で話します。そんな場面を見聞きするたび、「誰かのせいだ」と私をジーッと見つめる主人は、今日もやや心配そうな目をして私を見ました(苦笑)。


6月8日(金) 晴れのち雨 「気持ち」
今朝は久しぶりに、絶対に遅れることができない用事があって昨日から緊張していました。しゅんと一緒にいつもより早く家をでなければいけないのですが、園バスをのんびり待つ毎日に慣れてしまったため、入園当初と同じくらいの緊張感を味わいました。余りに緊張しすぎて予定よりもかなり早く支度が終わり、30分近くも前に幼稚園に到着しました。

今日は幼稚園で講演があり、聾の男性のお話を伺いました。手話と口話で話されるお言葉は、どれも心に響きました。子どもと目と目を合わせてコミュニケーションを取ることの大切さ、子どもと心がつながったと感じた瞬間の嬉しさ、そして気持ちを伝えたいと思うことを大事にしていくこと。私たちが当たり前の様に耳で聞いて子どもと関わり、さっと流している様な様々な画面に、大事な瞬間がたくさん詰まっているのだということに気付かされました。ほんの一瞬でもいいから手を止めて、子どもと同じ目線になって目と目を合わせて、気持ちを伝え合っていくことができたらいいなと思いました。
講演の最後には手話の講習もあり、挨拶などを教えて頂きました。手話は形だけが大事なのではなく、伝えたいと思う気持ち、わかりたいと思う気持ちが大事なのだというお話がありました。表情豊かなその男性のお話ぶりを見ているだけでも、本当にそれが伝わってきました。講演の最初に、手をパチパチと叩くのではなく、顔の横で動かしてキラキラさせて拍手と同じ気持ちを表す「キラキラ拍手」という方法を教えて頂きました。お話を伺った後、全員のお母さん方が両手を挙げてキラキラと動かし、男性への感謝の気持ちをお伝えした時、音はないけれども会場いっぱいに大きな拍手が起こっている様に感じてとても感動的でした。

ちょうど先月から、手話の振りがある歌を園で習っていたしゅんは、私が覚えた挨拶の手話を、とても興味深く見ていました。向かい合って手話をすると、今日教えて頂いた通り、目と目を合わせて気持ちが通じ合うことを実感できました。日常の中で、折に触れて今日の気持ちを思い出したいと思いました。


6月7日(木) 晴れ 「音楽の日」
夜のうちに雨が降った様で、朝起きると風がひやっと冷たく感じました。肌寒いから長袖の方がいいかなと思いましたが、26度まで上がるという予報を見て、しゅんには半袖を着せました。昼間は予報通りぐんぐんと気温が上がり、半袖にして良かったと思いました。

昨日のズボンの写真を携帯で送ると、妹から姪も半ズボンが欲しいと思っているという返事が来ました。本を見る度に、どこかがちょっと男の子のデザインとは違うかわいらしい女の子の作品を、作りたくてうずうずしていた私は、これは作るしかない!とひとりウキウキして、早速型紙を作りました。
そして縫い上がったのが、こちらの半ズボンです。裾にフリルが入るところが、何ともラブリーです。試着をしたしゅんに、「これはMちゃんのだけど、しゅんちゃんにも同じ布で半ズボンを作るからね。フリルはないけどね。しゅんちゃんは格好いいのが好きでしょ?」と言うと、「う〜ん。格好いいのも好きだけど、かわいいのも大好き。フリルがあってもいいんだけどな〜。」という返事が返ってきました。むむ・・・。

午前中は私も幼稚園に行き、歌の集まりに参加しました。心地よい風が吹き込む中、今日も新しい曲を教えて頂き、気持ちよく声をだすことができました。今日の曲は、ソプラノパートの音程が高く、最初はこんな音、出るのかな?と思いましたが、褒め上手な先生のお言葉に乗せられて(!)いるうちに、気付けば歌う事が出来るようになっていました。3パートのハーモニーも感じられ、「私たち、もしかして上手になってきた?!」と言いながら、笑って歌って楽しい時間でした。

園から帰ってきたしゅんとおやつを食べると、音楽教室へGO!先月、3つ目に体験に行った教室を、しゅんがとても気に入りました。私も先生の授業にぐっと引き込まれたこと、教室の場所が家から比較的近いこと、曜日や時間が生活パターンに合っていること、そして何よりしゅんが行きたいと強く希望することから、こちらのグループレッスンに通うことに決めました。「ピアノを習いたい」と言い始めてからあっという間の展開でしたが、目をキラキラさせながら先生のお話を聞いたり、歌を歌ったりしているしゅんを見て、楽しく通い続けることができそうだと思いました。
1時間のレッスンは、歌ったり弾いたりリズムを合わせたり、テンポよく進んでいきます。入園前に通っていたリトミックでも、楽器や音には触れていましたが、より一層音楽のレッスンという色合いが濃くなって、しゅんはとても充実感を感じている様です。昔から、いつか音楽を習ってみたいと思っていた私も、しゅんと同じように嬉しい気持ちで参加できていて、これからは2人の楽しみとなりそうです。
これはMちゃんに


6月6日(水) 晴れ 「完成」
お弁当の無い水曜日は、通園バッグだけで身軽に幼稚園に行きます。でも今日は、お気に入りのリュックにお着替え一式を詰め、張り切って出かけました。初めて、年長さんのお兄ちゃんにお誘いを受け、お友達と一緒に遊びに行くからです。

しゅんを送って、すぐに裁縫に裁縫に取りかかるのもこれで3日目。今日こそは〜と頑張って作業を進めました。そしてやっと完成したのがこちら。細身のしゅんにはちょっと大きめですが、しばらくは履くことができそうです。とは言え、先日も書いたとおりこのデニムは柄付きで、写真ではよく見えませんが、黄色のアルファベットとピンク色のお花が飛んでいる物なのです。「本当にこれがいいの?」と聞く私に、「うん、うん」と大きく頷き返し、うっとりしながら抱きしめたしゅんですが、これを年長さんになっても履いてくれるかは微妙なところです。

お母さん達はおやつの時間頃にでも・・・と言われていたので、Sさんと一緒に海沿いの道を走ってお友達の家に向かいました。一軒家の広いお家で、のびのびと遊ぶ子ども達は、一瞬クラッとするほどのおもちゃを広げ、お庭で「化石掘り」をし、思いっ切り楽しんでいました。よそのお家でお昼やおやつをご馳走になるのは、幼稚園とはまた違った楽しさがあるのか、しゅんもとても嬉しそうです。私と2人きりでいるだけではできない、多くの体験をさせて下さるお母さん達に、いつも感謝です。

帰宅すると、早速しゅんの試着会が始まりました。「ちょっと大きい?」と言う私に、「そんなことないよ。あぁ、か〜わいい〜。素敵ね〜。」と返すしゅん。この反応、嬉しいような・・・と少々複雑ではありますが、何はともあれ喜んでくれて何よりです。そして私はすっかり、お裁縫の楽しさにはまりました。多分短いであろう私の手作り服を着てくれる今の時期、たくさん作って楽しもうと思いました。
やっと完成!


6月5日(火) 晴れ時々曇り 「反対」
6月に入って、すっかり空気が初夏らしくなりました。洗濯物もすぐに乾いて良い気持ちです。明日からはお天気が崩れそうなので、布団のカバーなどを洗いました。

昨日に引き続き、9時から作業開始です。前ズボンにポケットを付け、後ろズボンと縫い合わせ、股下を縫い合わせようとしたところで、ハテ?と手が止まりました。これって、股下?そうすると、股上ってこっち?布をクルクルと上下させては、うむ〜と眺め、何かおかしい・・・とよく考えてみると、上下反対にポケットを縫っていたことに気付きました。ズボンを作ったことなんて、多分ないのでは?と思うくらい記憶が定かでない私、仕組みを理解していなかったのです。あぁ、がっかり。
丁寧に縫いつけてしまったポケットは、取り外すのも不可能なくらいしっかりとくっついています。残念ながらこのまま正しいズボンを作ることはできそうにないと諦めましたが、きれいに付いたポケットがもったいない様な気がして、何とか他の物に作り直せないか考え中です。しゅんがお待ちかねのズボンは今日も完成しませんでしたが、穴の開くほど本とにらめっこしたからもう大丈夫!明日にはきっと完成すると思います。

お迎えに行くと、しゅんは急いでお庭に移動し、砂遊びを始めました。慌ただしく20分だけ遊び、お楽しみの体操教室へ。小さな体はエネルギーにあふれている様で、列に並んで順番を待つ間も、ピョンピョンとその場で跳ねているのがおかしくて、笑ってしまいます。汗びっしょりになるほど走り回り、「あぁ〜。楽しかった。」と出てきました。


6月4日(月) 晴れ 「作業開始」
数日前から半袖を着始めたのに、もううっすらと腕が日焼けをしています。しかも右腕だけ。去年、自転車用に買った長い日焼け防止用手袋をして運転すべきか、少々迷うところです。

しゅんを送り出すと、裁縫道具を取り出して作業を始めました。しゅんの入園準備で一年前に買ったミシンを活用するため、今年度はちょっとお裁縫をしてみようと思い立ったのです。本屋さんで手芸コーナーを眺めていると、圧倒的に女の子のかわいらしい服を扱った本が多く、作りたいという意欲がわくような男の子の本ってないのかな〜と思ったり、これだったらしゅんに着せても大丈夫かも?!といけない思考に走ったりしがちですが、先日「男の子と女の子のパンツ」という、作ってみたいと思うデザインが多いパンツの本を見つけ、早速購入しました。しゅんと一緒に布を買いに行くと、本当にこれでいいのだろうか・・・と何回も確認してしまう程ラブリーな、ピンク星人らしい刺繍の入ったデニム生地を選びました。「ママ、これでかわいいズボンを作ってね〜。」と何度もお願いされ、今日はその作業にとりかかることにしました。良いお天気であれこれお洗濯をしたくなり、細切れで作業をしたため、本日は型紙を起こして布を裁断したところで終了となりましたが、久しぶりに集中して楽しい時間でした。

3時半になったので、しゅんがお邪魔しているお友達の家に私も遊びに行きました。玄関から入ると、子ども達が仲良くおやつを食べていました。しゅんも満足そうな顔でおやつを頬張りながら、私に手を振りました。男の子4人、じゃれ合いながら遊んだり、顔がくっつきそうになるのにも気付かない程、熱心にブロックを組み立てたり、時々小さな争いはあるものの、何時間にも渡って楽しく遊べる様になったのは、とても大きな成長だと思います。私も、「しゅん君のママ〜」と言いながら、私に耳打ちしてくれたりおもちゃを見せてくれたり、そんな男の子達がかわいくて仕方がありませんでした。


6月3日(日) 晴れ 「人差し指」
最近の陽気で、ベランダのお花がぐんぐん育っています。サフィニアとブリエッタは、いつの間にこんなに大きくなったんだろうと驚く程、花盛りです。

珍しくお休みが取れた主人と3人で、デパートで開催中の「にいがた再発見フェア」に行きました。子どもが遊べるコーナーで遊ぶしゅんを交代で見ながら、1人ずつおいしそうだと思った物を選び、あれこれ買うことにしました。上越、中越、下越に分かれる新潟は縦に長く、県内といえども別の地方に行くには時間がかかります。新潟市がある下越地方から上越地方には、同じ時間で山形県や福島県に行くことが出来てしまうほどです。まだ行った事のない上越や中越にあるお店の商品や、下越でも知らなかったお店の商品など、どれもおいしそうに見えて迷ってしまいます。段々お腹が空いてきたので直感に頼り、村上牛のメンチカツやコロッケ、上越のオムライスや長岡のパン、そして新潟市の鮭の味噌漬や柏崎のケーキを買って帰りました。
あれこれ並べたランチは、まさしく「にいがた再発見」!それぞれのお店のパンフレットを読みながら、楽しくおいしいランチになりました。

公園にでも行こうと思っていたのですが、満腹になって心地よい風が吹いてくると、いつの間にか猛烈な睡魔に襲われました。あらら・・・と思っているうちに、大人2人はぐっすり夢の中。しゅんはひとりでおもちゃを広げ、私たちが起きるのを待っていました。

夕方になって、しゅんが歌を歌い始めました。音楽教室で習ったばかりの指の歌です。それぞれの指に番号を付け、動かす練習をしながら楽しむという歌なのですが、歌いながら「あ、ママは人差し指だ」と言いました。それを聞いて、私は無言に。なぜなら、人差し指は「怒ると角を出し」「プンプンプン」と怒るという、怒りん坊の指だからです(笑)。「ママ、歌って」と言い、私の歌に合わせて頭の上に指を立て、鬼の真似をするしゅんに苦笑しました。夜、注意をしても聞かないしゅんを叱ったら、「ごめんなさい」と神妙に謝った後、「ママ、今プンプンプンの人差し指だったでしょ?」と言ってニッコリ。叱っても「人差し指だ!」と思われている様では、私の威厳が保てないような。むむ、どうしましょう。
ロールケーキ ぎっしり! 鮭の味噌漬


6月2日(土) 晴れ 「読書週間?」
朝から、日差しのまぶしい良いお天気になりました。平日よりも早起きしたのでもう少し眠ろうかなと思っていると、しゅんも起きてきました。折角なので、朝からビュビュンとビデオ屋さんに。先週借りた「トムとジェリー」を返し、また違う「トムとジェリー」を借りて、近くのパン屋さんでお買い物もして帰りました。

朝ご飯を食べたり絵本を読んだりしているしゅんの髪の毛が濡れていて、手や足も何だか温かく、具合が悪いのかと心配しました。しかしよく考えると、家の中でしゅんだけ長袖を着ていました。さすがに今日は半袖でも大丈夫だろうと着替えさせると、「半袖って気持ちいいね〜。」と、今年初の半袖に大喜びでした。私も今年初めて半袖だけで外出し、2人で「もう半袖で大丈夫だね。」「やっぱり良い気持ちだね。」と何度も顔を見合わせました。

最近、幼稚園のお母さん達の間で本の貸し借りが流行っています。あるお家に遊びに行った時、数冊の本を何人かで借りたのが始まりで、お迎えや保護者会で会う度に、本が行き交っています。私も今、Sさんから4冊の本を借り、4冊の本をお貸ししています。少し興味があったけれど、買うまではいかなかった本を読むことができたり、共通の本のお話ができたり、これもまた最近の楽しみのひとつです。

写真は今日の夜ご飯。まるで真夏のメニューです。まだ新潟の甘〜いトウモロコシにはお目にかかりませんが、今日の宮崎産も鮮度が良かった様で、柔らかくて甘い、おいしいトウモロコシでした。
夏?


6月1日(金) 雨のち晴れ 「遠足」
晴れの天気予報を見て安心していたのに、朝起きるとまだ雨が残っていました。あぁ〜、何てこと。折角の遠足なのに・・・と思いながら、カッパを最後に入れてギューギュー詰めになった鞄を抱えて幼稚園に行きました。

バスはのどかな田園風景の中を走り、山に近付いていきました。さらに強くなる雨足に、全員バスの中でカッパを着て用意をしました。去年は親子で隣り合わせに座ったしゅんも、今年はあっさりお友達と座ることができ、私はお母さん達と後ろの席に座って遠足気分を満喫しました。

屋内施設の中で、全員で音楽に合わせて体操をしたり、大きな「パンツ」を親子で履いてリレー競争をしたり、「生憎の雨」ではなく、「恵みの雨」ですという園長先生のお話のおかげもあり、楽しく午前中の時間を過ごすことが出来ました。そしてお楽しみのお弁当とおやつを食べているうちに、空はぐんぐん明るくなりました。この公園は縦に長い敷地の様で、坂道を上がる度に楽しいスポットが用意されていました。遊具、ソリ滑り、不思議なログハウス・・・。短い時間を惜しむ様に思いっ切り遊び、ギュッと詰まった時間になりました。

去年は入園したばかりで、親子揃って少しドキドキしながら参加した親子遠足でしたが、今年はすっかりリラックスして参加することができました。最後は疲れて眠くなり始めた年少さん達を見て、一年前はあんな感じだったなと懐かしくなりました。まだまだ遊び足りなかったしゅんは、もちろん帰りのバスで寝ることもなく、解散後も園庭仲間のYちゃんと遊び始めました。そしてぐったり疲れ切った私たちとは対照的に、「教師生活も長くなりますが、遠足後に園庭で遊んでいるお子さんを見るの、初めてかもしれません。」と先生方が驚かれるような時間まで、遊び続けました。
さぁ、歩こう! 雨に濡れた緑がきれい


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