2007年9月

                                                  過去の日記 2007/08


9月30日(日) 曇り 「ぶどうとたまご」
朝晩の冷え込みが一段と厳しくなり、昼間も半袖では寒い一日になりました。衣替えがまだ済んでいないため、「今日は何を着よう」とタンスの奥を探すのが大変です。去年の服を着せたしゅんは、なぜかサイズがぴったりで、この秋冬も数枚買い足せば十分足りそうです。子ども服はどんどん着られなくなってもったいないとよく聞いていましたが、物持ちが良いというか何というか、しゅんはだいぶ経済的な体格の様です・・・。

仕事がお休みの主人とともに、本日の目的地、新潟の東に位置する聖籠町に出発です。その前に、お隣の新発田市にある「洋食広場 ino」というお店に寄ってお昼ご飯にしました。こちらは昔からある洋食やさんという感じの、とても雰囲気の良いお店でした。私たちはお店の看板メニューであるチーズハンバーグ、しゅんは蟹ドリアにしましたが、どちらもボリュームがあっておいしくて、もっと家の近くにあったらなと思いました。

お腹がいっぱいになると、再びドライブして聖籠町観光ぶどう園に向かいました。こちらはいくつものぶどう園が隣接して、一面にぶどう畑が広がっています。私たちはその中から、高橋巨峰園に入りました。今は巨峰とロザリオ・ビアンコのかりとりができるということで、手渡された試食用のぶどうを頂くと、早速ぶどうの下を歩き出しました。ちょうどお客さんもまばらな時間で、しゅんはぶどうの下を走り回って大はしゃぎです。先週のぶどう園よりも単価が安かったので、どれがいいかな〜と気楽にあれこれ見ていると、しゅんが「ちびちゃんはどれ?ちびちゃんはどれ?」と言い出しました。そして「ちびっちゃいのがおいしいんだよね。」と大きな声で言うので私たちは苦笑して顔を見合わせました。先週、大きなロザリオ・ビアンコを選ぼうとするしゅんに、小心者の私たちは「もうちょっとちびちゃんのぶどうが、とっても甘くておいしいんだよ!」と教えていたのです(笑)。
ちびちゃんを望むしゅんと私たちの希望がちょうど合うくらいのロザリオ・ビアンコを一房、そしてずっしりと重くて粒が大きな巨峰を一房、それから農園の方が狩りとって販売していたシナノスマイルを一房買うことにしました。シナノスマイルは初めて食べましたが、いくつも試食した中で一番甘く瑞々しくて、とてもおいしい品種でした。今は色々な品種があって、知らなかった物も楽しめていいなぁと思いながら、ぶどう園を後にしました。それにしてもこちらのぶどう園一帯は、ぶどうの棚がある高さ以上の物は何も無く、ぶどう園とぶどう園の間をお散歩しているだけでも良い気持ちになりました。こんな景色の中、走り回っているしゅんがちょっとうらやましくなりました。

帰りには、もう一度新発田市内に戻って、ずっと行きたかった「とりたま工房」というお店に行きました。新鮮な卵で作られたお菓子はどれもおいしくて、中でもスポンジのふんわり感は絶品でした。平飼いの鶏が産んだ卵もおみやげに買って家に帰りました。
「スイス産チーズ」がたっぷり乗ったハンバーグ しゅんのドリアにも蟹がいっぱい ぶどうがたくさん実っています こちらは巨峰
そしてこちらはロザリオ・ビアンコ 「ちびっちゃいのがおいしいんだよね〜」 ・・・。 黄色っぽい物が甘い
今日はこの3房 これで1000円! 「とりたま工房」でお茶 夜ご飯のデザート 初めて食べたシナノスマイルがおいしい〜


9月29日(土) 晴れ 「稲刈り体験」
朝起きると、ひんやりと冷たい空気に背筋が伸びる様な気がしました。この空気、季節が変わったなぁと実感させてくれます。出勤する主人を見送ると、お寝坊のしゅんを起こして社宅の草刈りに参加しました。昨日の雨がちょうど良い具合に雑草を抜きやすくしてくれていて、どんどんゴミ袋が重くなっていきました。1時間ほどのお掃除で、私としゅんは2袋分の草を刈ることができました。

お掃除が終わるとすぐに準備をして、今度は車に乗って出発!今日は幼稚園のお母さんからお誘いを受け、数組の親子で稲刈り体験に参加しました。20分ほどで会場に到着すると、開会式の最中でした。そこで4班に分かれ、班ごとに様々な体験をすることになりました。私たちは、まずは紫陽花の植栽です。主催者の方々が、用意周到にご準備下さっていて、掘られた穴の中に苗を入れて土をかぶせていくだけですが、この道にずらっと植えられた紫陽花が、全て咲いたらどんなにきれいだろうと思いました。

次は農家の方々による精米の見学です。倉庫の中にある大きな選別機と精米器に、子ども達はもちろんのこと私たちも興味津々になりました。できあがったばかりのお米はほんのりと温かく、つやつやとしていました。
そしてとうとうお待ちかねの稲刈り体験です。鎌を手に、一束ごとに刈り取っていきます。左利きのしゅんはもちろん鎌も左で持つため、力の入れ具合が何とも微妙に難しく、一緒に刈ることが難しく感じました。2束ごとに重ねて束ねると、次は干す作業です。こんな風に天日で干すところは、もう余り残っていないというお話でしたが、やはりこうして干されたお米の味は格別なのだそうです。
田圃には、昔ながらの道具も色々と用意されていて、脱穀やゴミとの選別などなど、体験させて頂くことができました。一体どんな作業をしているのかは、はっきりわかっていない子ども達でしたが、こうして田圃に実ったお米が、家のお鍋で炊かれるまでには様々な作業が必要だ・・・ということを、ほんの少しでも心にとどめておいてくれたらいいなと思いました。

お昼は、新米のおにぎりや新潟産のお野菜を使ったおかずを頂きました。自然にたっぷりと触れて色々な体験をして、本当に楽しい一日になりました。夜はお誘い下さったお母さんに感謝しながら、今日撮った写真を主人に見せました。
あじさいの植栽 選別機や精米器を見学 たわわに実ったお米
コンバインに乗りました! もちろん停車中 こうやって稲を干します 乾いたらおろして脱穀機へ
これは昔使われていた脱穀のための道具 お米とゴミやわらを分ける道具 夢中!


9月28日(金) 晴れのち雨 「パン作り」
朝から雨の予報でしたが、青空が広がりました。しかし風の強いこと、強いこと。久しぶりに見た海は白波が立っていて、夏の穏やかな海とは全く違う表情でした。その風に運ばれてきたのか、真っ黒い雲がやってきたかと思うと土砂降りの雨になり、気温がググッと下がりました。そして半袖では震えてしまうほどの寒さになりました。

今日は幼稚園のお母さん達と待ち合わせをして、パン作りの会に参加してきました。試食まで含めて3時間という短い時間なのに、メロンパン、黒糖パン、マーブルパン、スコーン3種にトマトスープと野菜サラダというメニューが予定されていて、一体どうやって作るのかな?と不思議でした。でも、先生方の段取りは本当に素晴らしく、あれよあれよという間に次々とパンが完成していきました。

どのパンやお料理もおいしかったのですが、特に焼きたてのメロンパンのおいしさはたまりません。クッキー部分はカリッとしているのに、中のパンはふわっふわで、作りたてってこんなにおいしかったんだと思いました。もっと手間がかかりそうに思っていましたが、手順は意外と簡単なので、是非家でも作ってみたいなと思いました。試食をしながら、しゅんも喜ぶだろうな〜と思いつつ、あともう少しだけ食べちゃおうかな?う〜ん、もうひとかけら分くらい、食べても大丈夫かな?などとちぎっているうちに、どんどん小さくなってしまいましたが、何とか半分弱を残して他のパンと一緒におみやげにしました。夜、しゅんと主人に少しずつお裾分けしましたが、しゅんは口の周りをお砂糖だらけにしながらパクパクと食べてくれました。いつも自己流でお料理やお菓子作りをしていますが、時にはこんな風に教えて頂くと、色々な発見があって面白いなと思いました。それに何より、お母さん達とお話しながら実習を受けたり試食をしたりしたのが、新鮮で楽しい時間でした。
スコーン3種 トマトスープ サラダ 焼きたてパン おいし〜い!


9月27日(木) 晴れ 「ひとりで」
昨日頂いたお薬がよく効いたのか、「鼻水も咳も止まった〜」と言ってしゅんが起きてきました。今日は楽しみにしていた園外保育のため、リュックに荷物を詰め水筒をぶら下げて、園バスに乗り込みました。
私もバタバタと家事を済ませ、図書館へ。しゅんのリクエストは、「からだのふしぎしりたいな」というシリーズの絵本です。最近体の仕組みに興味津々のしゅんは、このシリーズが大好きなのです。

時計とにらめっこしながら自分の本も借り、再び車に乗って歌の会が開かれる幼稚園へ。もうすぐ大勢の方が集まる会で私たちの歌を発表することが決まっ(てしまっ)たため、練習にも熱が入ります。先生の歌声もいつも以上に大きく美しく響き渡ります。あと数週間で、発表できるくらいまで完成するのだろうか・・・と少々心配ではありますが、1時間半、無心で声を出すのは何とも気持ちがいいものです。深く息を吸ってお腹から声を出し、お腹がぺこぺこになった頃に練習が終わりました。

園バスを待っていると、しゅんは元気いっぱいの様子で降りてきました。先生も「みんな、とっても眠くなってしまうくらい公園で遊んだのに、しゅん君とても元気なんですよ。」と笑っていらっしゃいました。おやつを食べると音楽教室へGO!疲れていないかな?大丈夫かな?という私の心配をよそに、しゅんは今日もノリノリで歌ったり弾いたりしていました。教室では、何曲も平行して練習しているのですが、今日はある曲が仕上げとなりました。みんなで合わせて弾いた後、先生が「一人でも弾けるよ。弾いてみたいよっていうお友達はいますか?」と仰ると、しゅんが「はい!」と手を挙げました。そして「ド、ミ、ソソソ」と口ずさみながら、最後まで弾くことができました。そして先生やお友達に拍手されると、くしゃくしゃの笑顔になりました。一曲ずつ、段々難しくなっている様な気がするのですが、こんな風に弾ける喜びを感じながら楽しんでいってくれたら嬉しいなと思います。

しゅんが寝静まった頃、クッキーを焼きました。いつものスノーボールですが、一部にローズマリーを混ぜた物を作ってみました。バザーでハーブティーを売る時に、一緒にハーブクッキーも売ることができたらいいねという話がでていて、皆さんで試作をしているのです。生ハーブをちょっと入れただけで、いつものクッキーとはだいぶ違う香りの物ができあがりました。明日、役員の皆さんに試食して頂こうと思います。
ハーブクッキー試作中 向こうは粉砂糖をかける前のスノーボール


9月26日(水) 晴れ 「子育て」
朝の冷え込みがいけなかったのか、目覚めたしゅんは少し咳をして鼻水を出していました。大人も子どもも、体調管理が難しい季節がやってきました。

午前中、幼稚園で子育てについて話し合う会が開催されました。先生のお話を伺った後、小さなグループに分かれて悩みや思いを共有しました。最近、やんちゃぶりに拍車がかかっているしゅんの相手にほとほと疲れることの多い私が皆さんにご相談すると、皆さんも体験談をお話しして下さいました。先生からのお話の主題は、「子どものありのままの姿を受け入れ、感謝しましょう」ということだったのですが、日々子どもに接している私たちとしては、ありのままの姿を受け入れることと、しつけとして身につけて欲しいことを教えてることとの間に境界線を引くのが難しく、どう接したら一番いいんだろうと思うことがしばしばです。もちろん短い時間のお話で、これという解決案は出ませんでしたが、皆さんに話を聞いて頂けて、少し心が軽くなるような気がしました。

そして、子どもが困った反応を見せることには何か理由があり、それは案外こちらの心の持ちよう、対応の仕方でガラッと変わっていくものだというお話が印象的でした。また、子どもが自分を肯定できる様になるためには、親は常に子ども自身に選択させる選択肢を提示し、子どもがひとたび選択したらそれを心から応援することが大切ではないかというお話に感銘しました。ついカーッとなってしまう場面もありますが、しゅんのありのままの姿をまず受け入れ、今ここにいてくれることに感謝することから始めてみなくては・・・と思いました。

午前保育を終えるとお友達の家に数組でお邪魔し、楽しい計画を実行しました。それはたこ焼き&素麺流し!一体どんな物なのか想像すらついていなかったであろう子ども達ですが、流れてくるお素麺を器用につかんでは、おつゆの中に入れていました。心地よい風を感じながら、みんなでおいしくご飯を食べていると、やっぱり子育てには、パーッと外に出て、おおらかな気持ちになることが絶対に必要だなと思いました。そしてこんな風に親子で楽しく過ごせる友達が周りにたくさんいることにも、感謝の気持ちになりました。


9月25日(火) 曇りのち晴れ 「物産展」
朝は、今にも雨が落ちてきそうな雲が広がっていましたが、お昼前にはすっかり良いお天気になりました。夜も少し雲が出ていたものの、大きなお月様が見えました。朝晩の気温がぐっと下がっていて、気をつけないと風邪を引いてしまいそうです。

運動会の振り替え休日の今日、早起きした私たちはサクサクッと家事を済ませ、車に乗るとデパートへGO!本日まで開催されている、北海道展に向かいました。しゅんは催事場の横にある、キッズコーナーがお目当てですが、まずは買い物をしようね〜と言って、開店直後の店内をぐるりと回りました。
あちこちから良い香りがしてきて、朝ご飯を食べたばかりだというのにお腹が空いてきます。最初は「遊びたいのに〜」と言っていたしゅんも、右から左から差し出される試食の数々に心を奪われ、目がハートになっていました。

私が今回買ってみたかった商品のひとつは、ロイズのかりんとうチョコレートです。ポテトチップチョコレートは、生協で注文してからファンになり、物産展に行く機会があれば必ず買っていますが、こちらは今回新潟では初出品の品だそうです。我慢できずにしゅんが寝てからこっそり食べてみましたが、黒糖が効いたかりんとうそのものがおいしくて、なかなかのお味でした。
その他には、「じゃが豚」という一口サイズのもちもちしたお餅の様な生地に、豚肉が包まれた物、しゅんが試食してあまりのおいしさに動けなくなった(大げさ)クッキー、ご飯のお供のタラコなどを買い、ロイズのソフトクリームで休憩をして売り場を出ました。もちろんキッズコーナーでゆっくり遊び、2人とも満足感いっぱいでデパートを後にしました。

夕方は、家でユニフォームに着替えて体操教室へGO!3ヶ月に一度の進度チェックの今日は、マット、鉄棒、跳び箱の3種類について、先生がそれぞれの進度を確認して下さいました。マットは補助の板を使っての後転、鉄棒は先生の体を補助にしての逆上がり、跳び箱は横に置いた4段を跳ぶという課題です。しゅんは何とかマットの後転をクリアし、鉄棒も少しだけ先生が肩を持って下さればクリアできました。跳び箱だけは、どうしても踏み込んで足を開くということが難しい様で、踏み台のところで躊躇して、結局ヨイショと上ってジャンプして降りるという動作を繰り返していました。まだまだできないことは多くても、できることも増えてとても嬉しいのか、1時間のクラスが終わるとニコニコの笑顔で出てきました。動き足りない子ども達は、場所を移動してひとしきり遊び、それぞれの家に帰りました。
ロイズのかりんとうチョコレート 北海道展満喫!


9月24日(月) 晴れ 「イタリアンな日」
この連休は、本当によく晴れました。少しずつ気温は下がっていて、今日も朝方は風が冷たく感じました。秋は近づいている様です。

主人の仕事の関係で、柏崎に出かけました。2ヶ月前、大きな地震があった柏崎は、新潟市内から100キロほどの所にあります。高速道路を走っていくと、長岡を過ぎた辺りから50キロ規制が始まりました。あちこちで工事が行われ、走行可能な車線でも道路の起伏が激しく、車がボン、ボンと浮き上がる様になることもしばしばでした。柏崎市内も、大きなお店や新しい家々などは変わらぬ姿で大きな地震があったことが信じられないくらいでしたが、時折グシャリと崩れている家があったり、一部がビニールシートに覆われた家々が遠くに見えたりすると、やはり地震が身近に感じられました。

ちょうどお昼に到着したので、「REGALO」というイタリアンのお店に寄りました。メニューに細かな説明が書かれていて、地元の野菜を使って、とても丁寧に作られていることが伝わってくるお店でした。どれもおいしそうで迷ってしまいましたが、ランチのパスタセットを2人分と、しゅんにはキッシュを注文しました。
トロトロになった豚肉がトマトソースにぴったり合ったパスタも、しつこくないカルボナーラもおいしいものでしたが、小さくてほんのり甘いパンもとてもおいしくて、しゅんも夢中で食べていました。近所にあったらまた行きたいねと思う様なお店でした。

主人が用事を済ませると、再び高速に乗って家路につきました。しかし、その頃からズキズキと頭痛がし始めました。車で眠ることなんて最近は余りなかったのですが、今日はガクンガクンとくる高速にもかかわらず、しゅんの横でぐっすりと眠ってしまいました。夏の疲れが出て、体調を崩しているお母さん達がたくさんいますが、私も気をつけなくちゃいけないなと思いながら、家に帰ると急いでお薬を飲みました。

夜ご飯は、主人がポツリと言った「今度、家でピザを食べたいな」という言葉にビビッと反応し、家にある材料で作ってみることにしました。パン焼き機を買ってから4年になりますが、ピザ生地を作るのは初めてです。
やはりパン焼き機様々、ふんわりと良い生地ができあがり、大喜びのしゅんと一緒に粘土の様に伸ばして、具を乗せていきました。カリッと焼き上がったピザはおいしくて、パクパクパクパク・・・。すっかり私たちのお腹に消えていきました。

おいしかったねと私たちが言っていると、しゅんが「おいしかった。でも、もう作らないの。」と言いました。「どうして?」と聞くと、「だってね。ドキドキしちゃうから。」と言うので私たちは大笑いです。なぜドキドキするかというと・・・。「パン生地ができる間に材料を用意しないと、生地がペシャンコになっちゃうんだよ。」と言った私の言葉をそのまま受け止めたしゅんは、なんと生地ができるまでの40分間、パン焼き機の前でジッと生地を見つめ続け、さらに私に向かって「ママ〜。お野菜の準備して〜。生地ができちゃう。」と言っていたのです。私がフラリと居間に行ったり、わざと踊ったりしてみせると、「ひ〜っ。そんな場合、ない!!(そんな場合じゃない)」と必死に訴えていました。40分もの間、そうして「ドキドキ」し続けたしゅんは、もうこんなドキドキする夕食なんて、冗談じゃな〜いと思ったのでしょう。「しゅんちゃん、ママが生地を見ていてちゃんと準備するから、しゅんちゃんは、生地を丸く伸ばすところだけお手伝いしてくれたらいいんだよ。」と言ったら、ほっとした顔で「また作る」と言ってくれました(笑)。良かったです〜。
サラダ しゅんもぱくぱく しゅんはキッシュを注文 小さなパンがおいしい〜
トマトと茄子のパスタ カルボナーラ デザート
夜はピザ!今日もぶどう祭り 2枚目・・・


9月23日(日) 雨のち晴れ 「ぶどう ぶどう」
明け方雨が降ったのか、朝起きると道路が濡れていました。少し気温も下がった様で、昨日よりは過ごしやすい一日になりました。

今日は以前からこの季節になったら行ってみようと思っていた、ぶどう狩りに出かけました。目的地は、新潟市の中心部から20分ほどで到着する、白根グレープガーデンです。冬から春にかけてはイチゴ狩り、夏はぶどうやリンゴやイチジクと、様々な果物狩りを楽しむことができるこちらは、幼稚園のお母さん方にも人気のスポットです。イチゴの季節には来たことがありますが、名前にもある「グレープ」の季節は初めてということで、ワクワクしながら到着しました。

園内に入ると、もう頭上にはぶどうがいっぱい!入園は無料ということで、様々なぶどうを見て好きな物を狩り取ることができます。まだ熟していない品種もあるのですが、もうたくさんの品種が食べ頃になっていて、色々と選ぶことができました。ハサミと大きなかごを持つと、巨峰とピオーネのハウスに入りました。濃く色付いた物がおいしいと農園の方に教えて頂いて、黒に近いくらい色の付いた紫の巨峰を狩りました。茎を切るのはしゅんの役割らしく、私がだっこすると必死に腕を伸ばして両手でハサミをつかみ、力を振り絞って切っていました。

今年はロザリオ・ビアンコという、緑色の品種も人気が高いということで、そちらも選びました。大きな房に太陽の光が当たって、何とも美しい姿です。が、こちら、なかなか高級なため、ずっしりと重い房は躊躇してしまいます。大きな房は眺めるだけにして、小振りな物を何とか見つけてチョキン。おまけに、ロザリオ・ロッソという、少しピンクがかった品種も(小さい物を)狩り取って、ハウスを出ました。

園内には、他にもイチジクやリンゴ、キウィなどの果物がなっています。イチジクは、今日熟している分は、全て刈り取られてしまった後でしたが、木にどんな風に実をつけるのかということを初めて知りました。新芽にしか実をつけないんだよと農園のおじさんに教えて頂いて、じっくり観察させてもらうことができました。ハウスの中は、ほんのりとイチジクの良い香りがして、今度はぜひ午前中に訪れてイチジクもとってみたいなと思いました。果物狩りの後は、おいしいジェラートも忘れずに頂き、農園を後にしました。

夜、お皿に4種類のぶどうをたくさん入れてみると、何とも言えないかわいらしい姿になりました。巨峰とピオーネは甘みの強い締まった実がとてもおいしく、ロザリオ・ビアンコは瑞々しい水分たっぷりのぶどうで、これまた良いお味。そしてロザリオ・ロッソはやや固めの実に甘みが詰まっていて、おいしいぶどうでした。これだけ食べてもまだまだ冷蔵庫に残っているぶどう、これからが楽しみです。
ぶどう狩り どれがおいしそうかな〜 まん丸でおいしそう!
今年人気のぶどう これにしよう! イチジク 初めてなっているところを見ました
もちろんジェラートも 今日の成果はこちら・・・ ぶどう祭り ころころしてかわいい〜


9月22日(土) 晴れのち曇り 「運動会」
みんなのお願いが通じたのか、快晴の朝になりました。緊張して5時に目が覚めた私は、5時半からお弁当を作り始めました。

今日はしゅんの2回目の運動会です。去年は、時折私たちから離れることを嫌がりながら、年長さんのお姉さん達にぴったりとくっついていたしゅんですが、今年は「お友達は集まって下さい〜。」と先生から言われると、元気に駆けだして行くことができるようになりました。お友達とお話したり遊んだりしている姿を見ると、やっぱりこの一年で大きくなったなと思いました。

競技は順調に進み、親子競争が始まりました。しゅんは主人と出場します。私は2人をカメラに納めるためについて走りましたが、それがなかなか難しく、よよよ・・・とよろけてしまいそうになりました。楽しく競争を終えると、異様なまでの盛り上がりをみせる、全員リレーの始まりです。去年より、頑張るぞーと気合い十分のしゅんは、バトンを受ける姿もちょっと様になっています。そして、一緒に走った女の子を抜くことができたと大喜びでした。そうこうしているうちに、私の番になってしまいました。先生方やお母さん方の声を遠くに聞きながら、もう必死!一体何メートルあるのかわかりませんが、果てしなく感じるトラックを走りました。もちろんお父さん達も後に控えていて、主人も走りました。

お弁当の時間には、おやつがあちらこちらから回ってきて、子ども達は食べたり渡したりと大忙しでした。午後も、みんなで綱引きをしたりダンスをしたり、家族総出の楽しい時間が過ぎていきました。
去年も思いましたが、思いがけずこの土地に来て幼稚園に入り、多くの方々と巡り会ってこうして同じ時間を過ごしていることが、とても嬉しく感じられました。しゅんの心の中に、今日のこの青空と運動会の風景が、ほんの少しでも残っていたらいいなと思いました。

家に帰ると去年はぐったりバタンキューの私たちでしたが、今年の主人は仕事に出かけました。もちろん元気いっぱいのしゅんもお昼寝しそうになかったので、バスに乗って繁華街までビューンとおでかけを。お茶を飲んだり物産展でお弁当やおやつを買ったり、2人で元気に過ごしました。朝から晩まで、とても充実した一日になりました。
入場行進! リレー 頑張るぞー お弁当


9月21日(金) 晴れ 「お友達」
この暑さも今週末までと言われていますが、9月に入ってさらに日焼けするとは思いませんでした。少し気を抜いていたせいで、しゅんも私もこんがりと焼けています。

明日の運動会のために、保護者の集まりがありました。しゅんの幼稚園では、全員がちょっとしたお手伝いをすることになっていて、その係りを前日に決めるのです。先生から、子ども達がどんな風に運動会の練習をしたり準備をしたりしてきたかというお話があり、その後、模造紙に書かれた競技の図に名前の付箋を貼っていきます。何とも言えない手作り感がある運動会で、私はこんなところもとても気に入っています。

お迎えの後、園庭で遊び始めると、Rちゃんがお家に誘ってくれました。しゅんに聞くと二つ返事で遊びに行きたいということで、お邪魔することにしました。とはいえ、RちゃんとYちゃんという女の子2人としゅんという組み合わせ、一体どうなることやら?と思いながらの訪問でした。
最近、女の子達は自分たちの世界を作ることがとても好きなのか、あちこちの家に行っても部屋のふすまを閉めて遊びたがります。反面、男の子達は余りそういうところがありません。しゅんはパタンと閉められたふすまを気にすることもなく、Rちゃんの弟で、まだ1歳のKちゃんと、何やら交流しながら遊び始めました。少しすると、みんなで遊べるおもちゃが出てきました。早速遊ぼうとするしゅんに、Yちゃんが「しゅん君、これ持ってて!」と指示を出すと、「うん」と素直に持って女の子達が終わるのをじっと待ちました。そのやりとりを見て、こっそり笑ってしまう私たち。女の子達の方がしっかりしているというか仕切るのがとても上手で、概ね男の子達はそれに素直に従うという図式が成立するのです。遊び方ひとつをとっても、男の子と女の子は違いがありますが、それでもこんな風に仲良く一緒にいられるのは、嬉しいことだなと思いました。

夕方までたっぷり遊び、お暇するとその足でスーパーに行きました。お弁当の材料とおやつを買い込み、急いで家に帰りました。


9月20日(木) 晴れ 「上達」
ギラギラと太陽が照りつける朝、もう9月も後半なのに〜と空を恨めしく眺めながら、しゅんを園バスの停留所まで送りました。
家に帰ると夏野菜をどっさり入れたカレーを作り、急いで冷やして冷蔵庫へ!これで一安心と車に乗って幼稚園に向かいました。

今日は週に一度の歌の会です。冷房を効かせた部屋にいても、大きな声で歌って下さる先生は汗びっしょり。私たちも声を出すたびに体が熱くなっていきます。1時間半の練習のうち、最後の30分は今年の初め頃に練習していた歌を久しぶりに歌いましたが、以前よりも先生のダメだしと細かな指導が多いことに驚きました。練習が終わった後、先生が「皆さんは、以前よりも随分上手になってきているので、今はその分要求が高くなっているんですよ。」とフォローして下さいました。ふふふ。
とても褒め上手な先生は、今年の冬も「皆さん、すごくいいですよ〜。こんなに短期間で、ここまで完成させるなんて、本当に素晴らしいっ。」と私たちを褒めに褒めて下さっていたのです。その頃は、「ふふ。私たちって、上達してる?」なんて嬉しくなっていたのですが、こうして今、色々と指摘されると、あの冬の段階はかなりかなり初歩的だったことがよくわかります。少しずつ、でも着実に私たちを伸ばそうとして下さる先生のためにも、2007年秋の段階として、先生の仰るレベルまで到達したいな〜と思いながら歌いました。

お迎えに行くと、すぐにしゅんは園庭に移動して遊び始めました。こんな風にお庭で遊ぶことができるのも、寒さが本格的になるまでのこと。バス通園でありながら、なぜか帰りはほぼお迎えになっているしゅんですが、私も折角の外遊びのチャンスを生かせる様に、しゅんにつきあおうかなと思っています。


9月19日(水) 晴れ 「9月の海」
強い風が吹くと、大きなツタの葉っぱが駐車場にたくさん飛ばされてきます。秋から初冬にかけて、それをカシャカシャと踏みしめながら歩くのがしゅんは大好きです。今朝も昨日からの強い風で飛ばされた葉っぱがたくさん落ちていて、敷地を出るまで何枚も踏んでは喜んでいました。

季節は秋に向かっていますが、日中の暑さはまだまだ続いています。さらに今年は水温が高く、クラゲも見ないということで、午前保育の今日は大勢の親子で海水浴に繰り出しました。

最初は子どもだけ・・・と思っていた私も、あまりの暑さにエイッと水着になり、一緒に海に入ってみました。はじめはヒヤッと感じた水温も、すぐに慣れるとちょうど良い温度で、ずっと肩まで浸かっていたくなるほどです。波打ち際で遊ぶ子ども達と一緒に、遠くの佐渡島を眺めながらきれいな海を満喫しました。途中から、砂堀りに熱中し始めた子ども達に、「しゅん君のママも一緒に掘って!」とお願いされました。両手を使って一生懸命掘っても掘っても、すぐに波がきてザザーッと小さなお風呂の様になってしまいます。そのたびに顔を見合わせて大笑い。無心の作業は何だか心地よくて、肩や腕がジリジリしてくるまで掘り続けました。

2時間余り海で遊んだ子ども達は、ムシャムシャとすごい勢いでおやつを食べ、解散となりました。私とDさんは、Sさんのお宅にお邪魔して、しばし休憩を。まだまだ元気に遊び続ける子ども達の横で、おいしいアイスコーヒーを頂きながらおしゃべりに花を咲かせました。
今年の夏も終わり、もしもうすぐ転勤になれば、もう新潟の海に入ることもないのかな・・・などと寂しい気持ちになっていました。でも思いがけず9月の海で遊ぶことができて、本当に楽しい一日になりました。打ち合わせをしたり考えたり、資料を作ったり作業したり、そんな時間が多くなっている近頃ですが、こんな風に思いっきり体を動かして、リフレッシュしながら頑張りたいなと思いました。


9月18日(火) 晴れ 「マラソン?」
3連休が終わり、主人は東京出張のため大きな荷物を持って出勤しました。私も園バスに乗るしゅんを見送ると、大荷物で車に乗り込みました。

今日は、バザーのための作業会初日です。去年は訳もわからず参加して、目の前にある作業をこなしていただけですが、いざその会を開催する側に立ってみると、色々な段取りがあって見えない仕事もあったんだなということがわかりました。家の仕事や子育て、その他諸々の用事がある中で参加して下さるお母さん方が、少しでも無理なく楽しく作業できるにはどうしたらいいかな?と9月に入ってからはそればかりを考える日々でした。

でもそんな心配は、皆さんへの説明が始まるとどこかへ飛んでいきました。主に母親が様々な作業に関わることが多いこの幼稚園を選ぶという時点で、お母さん方の協力体制はバッチリなのです。頷きながら笑顔で私の話を聞いて下さるお母さん達に、ほっとしました。
チクチクと縫い物をしたり切り貼りする作業をしたり、手を動かしながらもおしゃべりを楽しみ、ちょっとお茶も飲んで皆さんくつろいでいらっしゃいました。こうして机を囲んで皆さんで一緒にする手仕事は、思った以上に楽しいなと私も去年思いました。初めて参加される年少さんのお母さん方が、同じように思って下さったらとても嬉しいです。

作業会が終わると、役員の皆さんと打ち合わせを兼ねてランチへ。打ち合わせをしつつも、おしゃべりが弾みました。そんな中、今日初めて知って驚いたことがあります。それは新潟の小学校では、そろそろマラソン大会が開かれるということ。マラソンといえば、冬のスポーツ、1月から2月の寒い時期に白い息を吐きながら必死の思いで走ったという思い出しかない私は、本当にびっくりしました。しかしそれも当然のこと。ここ新潟で、そんな時期にマラソンをしたら滑るか雪に埋もれるか。太平洋側とは事情が違うのです。当然と思っていたことも、地域によって違うんだな〜と久々に驚いたお話でした。


9月17日(月) 晴れ 「方言」
連休の最終日、「良いお天気だから、何か食べに行こう。」としゅんが言いました。それって何かおかしくないか?!と思いつつ、前から気になっていたお好み焼き屋さんに行ってみました。

大阪の味が売り物のこちらのお店は、写真付きで焼き方を説明する本と、タイマーが各テーブルにセットされています。私もそれを熟読し、早速焼き始めました。決して押さえたりせず、とにかくじーっと待ち続けること片面6分ずつ。サクサクでふわふわのお好み焼きができあがりました。最近、なぜかとてもお好み焼きが好きで、家でもよく2人で焼いては食べているしゅんは、熱い熱いと言いながらもたくさん食べました。ドリンクバーに用意された綿菓子製造器もしゅんの心をがっちりとつかみ、最初から最後までよく食べていました。

ところでこのお店のあちこちに、大阪弁が書かれていました。店員さんの呼び出しボタンにも「押してや〜」と書かれたテープが貼られていて、しゅんは興味津々です。お店からのお知らせに書かれた文章も、もちろん大阪弁です。「これ、何?」と聞くしゅんに、「大阪弁っていう言葉だよ。」と説明するものの、どうしてもうまく伝えることができません。「大阪は言葉が違うの?ひらがなが違うってこと?それとも漢字も違うの?でも、漢字は同じみたいな気がする。新潟は?新潟の人は大阪でお話できないの?」等々、しゅんの疑問は尽きません。「新潟にも、方言っていうのはあるんだよ。○○だわ〜ってよく言うでしょ?」などと必死で言うものの、それが当然の言葉になっているしゅんに伝わるはずもなく。偶然なのか、多分大阪出身らしい店員さんがお話するたびに、私を見つめて「あっ」という顔をするしゅんがおかしくて、笑ってしまいました。今は新潟の言葉を操るしゅんですが、これは東京に帰ったら抜けてしまうのでしょうか?新潟弁の次は東京の言葉としても、その次はどんな言葉を覚えるのかな?と楽しみです。
揚げ玉たっぷり ふっくら


9月16日(日) 晴れ 「飛行機」
今日も快晴になりました。日差しの強さは夏が戻ってきた様です。こんな暑い日には・・・と、ランチは海沿いのアジアン料理のブッフェに行きました。3連休の中日、水族館があるこの辺りはとても混雑していました。福島など、遠くのナンバーの車も多かった様です。

お腹がいっぱいになると、海を見ながらドライブして新潟空港へ向かいました。「飛行機に乗りたい」とずっと言っているしゅんと、どこかへビューンと飛んで行きたい気もしますが、もちろん今日は空港&飛行機見物です。
しゅんは幼稚園の園外保育で訪れたことがある場所ですが、私たちは初めて中に入りました。ロシア、中国、韓国と、週に何便かのグァムなど、国際線も飛んでいる新潟空港は、こぢんまりしながらもとてもきれいな施設でした。ちょうど中国からの便が到着した国際線の出口は、中国語が飛び交っていました。

おみやげ屋さんで新潟名物を見ると、この1年半でなじみ深くなった物がたくさんありました。いつか東京に帰って新潟のアンテナショップを覗いたら、懐かしい商品ばかりなんだろうなと思いました。
大人100円、子ども50円の入場料を払って展望デッキに出ると、搭乗を済ませた飛行機が3機並んでいました。2機は翼の前にプロペラの様な物がある機種、1機は中国南方航空の飛行機でしたが、どれも羽田で見た飛行機と比べると小さくて驚きました。ちょうど良いタイミングだったらしく、何分か待ちましたが続けて3機が飛び立ちました。そういえば、以前Mちゃんが「新潟空港の発着は少ないから、時間を調べて行かないと離着陸は見られないんだよ!」と言っていましたが、確かにその通り、その後はしばらく離陸する飛行機は無い様でした。これまたひっきりなしに飛び立つ羽田とは違いますが、その分離陸の感動は大きい?!「お〜、飛び立った〜」と感慨深くなりました。園外保育に行った日、園バスから降りて「今日はたくさん飛行機を見たよね。」と仰った先生に、「あんまり飛行機いなかったよ。」と即答したしゅんのことを思い出して、笑ってしまいました。ちょうど羽田空港で数え切れないほどの飛行機を見たばかりだったしゅんは、新潟空港の離着陸に、別の意味で驚いていたのでしょう。

しゅんはデッキにある大きなジャングルジムに夢中で、ひょいひょいとてっぺんまで登って飛行機を眺めました。最後はハバロフスクからの着陸機を見学し、空港を出ようと国際線の到着口を通ると、今度は体の大きなロシア人さん達がたくさんいました。
15分ほどのドライブで市街地に出ると、主人を会社に送って私たちは買い物に行きました。構えることなく、気軽に行くことができるのも地方空港の良いところ!またふらりと飛行機を見に行きたいなと思いました。もちろん離着陸の時間をチェックして・・・。

ところで下の3枚の写真は、昨日主人が栃尾で買ってきたおみやげの数々です。まるで厚揚げの様に厚い油揚げで有名な栃尾ですが、それを購入したお店でお豆腐と湯葉も買ってきてくれました。なめらかなお豆腐、何とも言えないトロリとしたおいしさの湯葉、そしてパリッと香ばしく焼いた油揚げのおいしさと言ったら!お豆腐三昧の夜ご飯になりました。
アジアン料理のブッフェ 炒め物がおいしい〜 新潟空港へ
もうすぐ離陸? 飛んだ! 飛行機見ませんか〜 なかなか離陸しない飛行機に待ちくたびれてジャングルジムのてっぺんに!
おぼろ豆腐 湯葉 お・・・おいしい〜 そして栃尾名物 油揚げ


9月15日(土) 晴れ 「お寿司」
連休は青空で始まりました。主人は仕事で中越の方に行くということで、朝早くから出かけていきました。外から、音楽や放送が聞こえるな〜と思っていましたが、どうやら近くの小学校では運動会が開かれていた様です。

昨日買い込んできたフェルトをテーブルに並べ、型紙を当てて切り始めると、しゅんも寝室から出てきました。そして見本の小物を見て大興奮!それは、フェルトでできたお寿司セットなのです。お寿司やさんになったしゅんから、「はい、タコと玉子とイカの三貫セットですよ。どうぞ。」と渡されたお寿司を食べながら、せっせと色とりどりのフェルトをカットしていきました。

午後、ショッピングセンターに買い物に行くと、靴屋さんに入りました。「今度はどんな色の上靴にするの?」と昨日聞いたところ、「今度は青にしようかな〜。ピンクだと、女の子っぽいよってR君に言われたんだよね〜。」と言いました。お、とうとうそういう時がきたかと思った私が、「そっか。青にするんだ。」と言うと、「R君、うちのこと女の子だと間違えちゃってたみたいな気がするんだよね〜。だから、今度はかわいいじゃなくて、格好いいのにするの。」と言いました。
そして今日、選んだ上靴は白地に青系の絵が描かれた物でした。でも、それにかわいい物を縫ってほしいとリクエストされました。手芸屋さんでしゅんが選んだのは、車とお花のボタンでした。お花はお花でも、「青い」お花でしたけれど(笑)。よくお弁当を一緒に食べる女の子の上靴に、かわいいワッペンが縫いつけられているのを見て、いいな・・・と思っていたらしいのです。早速縫ってみると、「格好いい」上靴がかなりかわいくなってしまいましたが、しゅんは満足そうでした。さて、お友達の反応はどうでしょう?

食品売り場で夕食の買い物をすると、しゅんが強く希望したのは手巻き寿司です。朝からお寿司ばかり見ていたから、頭の中もお寿司でいっぱいになってしまったのでしょう。主人は帰りが遅いので、ブリとサーモンとコーンサラダを用意し、2人でこぢんまりと手巻き寿司をしました。


9月14日(金) 晴れ 「知らない世界」
朝カーテンを開けて空を見た時、秋の雲になったと思いました。でも日差しは強く、まだまだ暑い一日でした。夏休みから食欲がかなり増したしゅんは、あふれるくらいギュウギュウ詰めにしているお弁当を、毎日全てきれいに食べてきます。今日は、「新しい上靴を買って〜。もう小さくなっちゃったの。」と言って幼稚園の玄関から出てきましたが、お弁当箱も買い換え時かなと思います。

しゅんを送ると同じ担当の役員さんと待ち合わせをし、バザーのための手芸品を買いに行きました。いつもは一人で行っているお店も、こうして数人で来るとまた違った楽しさがあるなと思いました。もちろん一人で買い物する時とは、買う量も違います。この色のフェルトは、一体何枚必要なの?この紐は何メートル?などなど、みんなで必死に計算しながらのお買い物となりました。

お昼は主人と待ち合わせして、ランチに行きました。10年目だからちょっと奮発して大丈夫だよと主人が言ってくれたので、しゅんと一緒に行くのは難しそうなお店でコース料理を!こんなお料理久しぶり〜と言いながら、「う〜ん、おいしい」と幸せな気分になりました。「このお魚、おいしいね〜」「おいしいね〜」「これも本当においしいね〜」「ほんと、おいしいね〜」と繰り返す私たち。他にしゃべることは?!

降園後は、子ども達が楽しみにしていた「ザリガニとり」に、数組の親子で出かけました。小川の様なせせらぎがある公園で、子ども達は裸足になって早速水の中に入りました。そしてそーっと煮干しをつけた凧糸を垂らします。大きな岩や両手で持ち上げられるくらいの石の陰にザリガニはいるのですが、もちろん手強くなかなか捕まってはくれません。夕方まで服を濡らしながら頑張って、何とか1匹ずつ持ち帰ることができるくらい捕まえました。しゅんは小川に入ったことと石の上を伝って歩いたことが嬉しくて、それで十分満足したらしく、持ち帰らなくても大丈夫と言うので空っぽの虫かごを持って帰りました。家には最強ザリガニのジャックと、実は一昨日から我が家に仲間入りした、癒しのメダカちゃん達多数がいるので、今のところしゅんはそれで満足の様です。母はちょっと一安心(苦笑)。それでも、こんな風に公園に行って体を動かして遊ぶのはとても楽しくて、ぜひまた行きたいなと思いました。ちなみにお昼まではスカートをはいていた私ですが、お迎えの前に膝丈のパンツに着替えました。男の子の外遊びは、やっぱりまだパンツで付き添うのが基本です。

ところで最近、しゅんは「おなら」に興味津々です。といっても、以前の様に意味もなく「おなら」と言って顔をしかめる私たちの反応を楽しむのではなく、その仕組みに興味津々なのです。きっかけは、先週借りてきた「おなら」という長新太さんの絵本ですが、そういう仕組みでおならが出るんだ〜と知ったしゅんは、おならをするたびに「あぁ、食べる時に空気を飲み込んだからかな。」「腸で細菌と一緒になって発酵したのかな。」「おならは我慢してはいけません。お腹や頭が痛くなります。」などと言っては、にっこりと笑います。もちろん「おなら」は延長してもう2週間借り、新たに昨日は「くしゃみ おなら どうして でるの?」という絵本も借りてきて、今日も朝からふむふむと読んでいます。この絵本には「しゃっくり」についても書かれていて、私は今朝、「しゃっくりを止めるには、ママがいつもやってくれる、びっくりさせる、以外にも方法が3つあるんだよ。」と言うしゅんに、おもしろい方法を教えてもらいました。興味も行動も、自分が子どもだった頃とは違うしゅんと一緒にいると、ザリガニとりやおならの仕組みなど、知らなかった世界をのぞくことができて面白いなと思った一日でした。
毎日ペロリ お弁当箱からあふれそう 登園前に絵本タイム 「ふむふむ、咳の仕組みは・・・」


9月13日(木) 晴れ 「10年目」
もう一度、夏がやってきた様な良いお天気になりました。

しゅんを送ると私も車に乗って(と、毎日書いている様な!)、歌の会が開かれる幼稚園に向かいました。体を伸ばして思いっきり声を出すと、本当に気持ちよくて気分がスーッとします。私たちのパートは、大きな声が出るようになってきましたね、いいですよ〜とほめて頂き、顔を見合わせて「そうかな?そうかな?」と喜びました。相変わらず、ほめて育てるのがとてもお上手な先生です。

みんなでおいしいランチをお腹いっぱい食べた後は、しゅんを迎えて図書館へGO!すっかり絵本コーナーの常連になっているしゅんは、前回の本の中から5冊を延長すると、残りの5冊を借りるために選び始めました。私も大人のコーナーをササッと回って6冊を選びました。最近、今までは余り手に取らなかった分野の本も読んでみようという気になっているので、選んだ本のジャンルは様々です。

どっしりと重たい本を持って車に乗ると、今度は音楽教室の近くのお店に立ち寄って、おやつタイム!これから1時間頑張ることを思うと、腹ごしらえは欠かせません。そして音楽教室に行くと、この一日、フル稼働で頑張っているはずのしゅんが、ウキウキと張り切って歌を歌ったり弾いたりし始めました。それにしても体力がついたこと。私も疲れたなんて言っていられないわ〜と思います。

しゅんが寝静まった頃、主人が大きな花束を抱えて帰ってきました。しゅんの大好きな、ピンク色のお花がたくさん入っています。今日は10回目の結婚記念日。10年前の今日は、まさか新潟で10周年を迎えるとは夢にも思っていませんでした。バタバタとしながらも、充実した毎日をこうして元気に送っていることに、改めて感謝する気持ちになりました。もう一つのお土産は、おいしいお菓子の詰め合わせ。早速お茶をしながら、食いしん坊の10年目は更けていきました。
10年目 おめでとう〜 新潟銘菓 詰め合わせで、再びおめでとう〜


9月12日(水) 雨のち晴れ 「ハーブ」
今朝は、半袖で外に出るのは寒いと思うくらい冷たい風が吹いていました。しゅんにも長袖の上着を羽織らせましたが、お昼前からみるみるうちに雲が動き、太陽が出ると今度は蒸し暑くなってきました。洋服の調整が難しい季節になってきました。

しゅんをバスに乗せると、すぐに車に乗って幼稚園へ。今日はハーブの先生をお呼びして、講演+プチ製作体験の会が開かれました。先生が用意してくださったたくさんの生ハーブがお部屋に運び込まれると、部屋中が色々な良い香りに包まれました。テーブルの上には、作業のためのポプリも配布され、ますますうっとりと良い香りです。

先生が煎れてくださった生ハーブティーを試飲しながら、講演が始まりました。ハーブの効能、ハーブの始め方などなど、興味深いお話ばかりでしたが、中でも「ハーブの定義は、生きていくことに役立つ植物である」というお話です。食べること、飲むことだけではなく、ハーブを使って何かを作ることでゆったりとした気持ちになったり、それを飾ったり使ったりすることで気持ちが落ち着いたり、そんなことも全て役立っていると言えるんですよというお話に、目から鱗が落ちた様な気分でした。後半の作業では、手の平に乗りそうな小さなサシェを作りましたが、みんなで良い香りに包まれながら作業していると、本当にゆったりとした気持ちになってきました。もう少し時間ができたら、もっと色々なハーブのことを知りたいな〜と思う、バザーから現実逃避をしてしまいがちな私です(汗)。
サシェを作りました 良い香り〜


9月11日(火) 晴れ 「ツバメ」
朝からよく晴れて、日差しの強い日になりました。でも風はだいぶ涼しくて、秋がやってきているなと思いました。

今日はお昼前に、Sさんのお宅にお邪魔しました。一緒にお昼ご飯をと話していたのですが、お店ではなくSさんがご馳走してくださることになったのです。Sさんが時々勉強していらっしゃる、マクロビ風ランチです。ごま塩がかけられた雑穀ご飯、プレートに並んだレンコンと椎茸のフライ、温野菜のゴマソース、おつけ物にスープ、そして食後のデザートと、まるで本当にマクロビのお店に行った様なメニューに、私は大感激です。時々そんなお店にも一緒に行くのですが、私もこんな風にじんわりとおいしいおかずがたくさん作れたらいいなと思いながら、お迎えの時間までおしゃべりを楽しみました。

お迎えの後は、お庭で少し遊んで体操教室に行くことにしました。少し遊ぼうかと思ったのに、しゅんはお庭にできた泥んこの川に夢中になって、なんとそこに大きな物を落としてしまい・・・。泥んこだらけになったしゅんに、私は大笑い。お母さん達もキャーと言いながら大笑いです。しゅんは苦笑いしながら、「冷たくないって〜。大丈夫、大丈夫。何笑っちゃってんの。欧米か!」と、夏休み前から幼稚園で大ブーム中のつっこみを、訳もなく言って、再び笑いを誘っていました。

3時から始まった体操教室では、今日も鉄棒をしました。跳び箱と踏み台を鉄棒の前に置き、斜めに立てかけた踏み台に足を伝わせて、逆上がりの練習です。もちろん自分の力だけで逆上がりができるわけはないので、先生方が上手に補助をして下さってくるりと回るのですが、そういうかたちではあっても、逆上がりのコツの様なものがつかめそうだな〜と見ていて思いました。家に帰って聞いてみると、「斜めの板に足を乗せてトントントンって上って、クルンとしたら、ツバメになるんだよ。」と言っていました。「ツバメ」とは、鉄棒に飛び上がってピンと体を伸ばす体勢のことです。確かにこの形、ツバメにそっくり!他にも「豚の丸焼き」といって、鉄棒に両足をかけてぶ〜らぶ〜らと揺れる形があったり、マットの上でウサギやアザラシになったり、幼稚園の子ども達にもよくわかるような言葉で、色々な技術を教えてくださっているんだなといつも思います。


9月10日(月) 曇り時々雨 「やったー」
別にきつく叱ったことがあるわけでもないのに、「これからは優しくしてくれる?」と主人に聞いてばかりいたしゅんですが、最近とても友好的で、何かというと一緒に行動したがります。休日一緒にいるとさらにそれは顕著になり、昨日の夜は「パパと同じ枕で寝るの」と言って、主人の枕に横になりました。もちろん主人にもそこで寝ることを要求し、2人でギュウギュウ詰めになって寝ころびましたが、先に眠ってしまったのは主人でした。

昨日作った甘露煮を入れたお弁当を見せると、「やったー、やったー、うちの好きな物ばっかりのお弁当だ〜。」と言いながらピョンピョンと跳びはねました。ご丁寧に両手を斜め上に広げ、足も斜めに広げて飛び上がるので、絵に描いたような喜びようです。最近、何か嬉しいことがあるとこんな風に「やったー、やったー」と言うのですが、余りにもわかりやすくて笑ってしまいます。こんな風に単純に喜びを表してくれるのは、一体何歳くらいまでなのかな?とふと思います。

幼稚園から帰ってくると、即座に積み木を広げて遊び始めるしゅんに、「夜はお肉にしようか?お魚にする?」と話しかけると、ちょっと考えて「じゃがいもの煮物を作ってくださ〜い。」と言いました。何だか渋い・・・。ピーラーでじゃがいもの皮むきをしたしゅんは、「これ、うちがむいたじゃがいもだよ。おいしいでしょ?」と、ご満悦でした。


9月9日(日) 曇り時々晴れ 「栗拾い」
昨日の夜、「起きたらまた積み木」と言いながら眠ったしゅんは、起きるとニンマリと笑って積み木を広げました。新しい形の積み木を仕上げるたびに、満足そうにビー玉を走らせています。

今日は、高速で30分ほどの燕三条まで出かけることにしました。目的の前に、まずは有名な背脂ラーメンのお店に。この地域は、冬になるととても寒く工場なども多いことから、出前のラーメンが冷めない様に背脂をたっぷり入れたラーメンが流行ったそうです。朝から色々調べていた主人が選んだのは、「まつや食堂」というお店です。住宅街にある小さなお店ですが、駐車場があちこちにあってお客さんもひっきりなしと、とても人気があるようでした。私は岩のりラーメン、そして主人はチャーシュー麺の「大油」、しゅんはチャーハンを選び、餃子も1皿注文しました。少しして、目の前に置かれたラーメンに一瞬沈黙。主人のチャーシュー麺は、麺もチャーシューも見えない!人気のお店だけあって、さすがにおいしいラーメンでしたが、やはり年のせいなのか?最後はちょっと苦しくなるほどでした。

そして本日の目的地は、そこから山の方にドライブすること30分の「目黒農園」です。こちらは今日から栗拾いができるということで、何台もの車がとまっていました。昔のお屋敷風の大きなお家の広間にある受付に行ったところ、「余り栗も落ちていないでしょうから、雰囲気だけでも味わうという感じで、入園料は結構ですよ。もし落ちていたらラッキーということで。」と言われました。あらら・・・そうでしたかと思いながらも、袋と大きなトングを持って山に向かうと、そこには栗の木がいっぱい。そして下にはイガイガがいっぱい!虫に食われていたり黒くなっていたりする物も多く、きれいな物を探すのはなかなか難しい作業でしたが、それだけにきれいな栗を発見した時は嬉しくて、時間を忘れて拾いました。しゅんも初めて見る実物のイガグリに大興奮でした。でも急な斜面と、うっかりはいていってしまったサンダルの隙間からチクチクと刺さるイガに、時折涙目になっていました。後で聞いたら、「怖かったの。でも、頑張って歩いたの。」とのこと。次回は絶対に靴で行かなくちゃと思った私でした(また行くの?)。
農園のお家に戻ると、どうぞどうぞと言われてお座敷に上がりました。そこで「お茶どうぞ。ぼた餅食べますか?田舎汁もあるよ。古代米のおにぎりもあるよ。」とおじいちゃんに勧められ、ぼた餅と田舎汁、漬け物をお願いしました。ぼた餅は6個、田舎汁は具がたっぷり、お漬け物はお皿にいっぱいというラインナップに、もう夕食は食べられないかも・・・と思うくらい満腹になりました。具だくさんのお汁には、茄子、里芋、長ネギ、車麩、お豆腐と、土地の物がいっぱい入っていてとても温まりました。

皮をむいた栗は250グラム。しゅんも主人も大好きな、甘露煮を作りました。
お・・・大油・・・ こちらは岩のりラーメン 餃子 大きい〜
栗拾い、開始! 虫に食われていないかな? 栗がいっぱい
拾ったよ 田舎汁と漬け物 てんこ盛り きれいな栗!


9月8日(土) 晴れ時々曇り 「焼き肉!」
よく晴れた土曜日になりました。穏やかな日でしたが、海に行った友人に聞いたところ、怖いくらいの高い波だったそうです。台風の雨風は余りひどくなかった新潟ですが、海はやはり影響を受けていたんだと思いました。

お昼を食べて主人を会社の近くまで送ると、私たちは市場へGO!お煎餅屋さんに入ると、お店の方がたわわに実った稲穂を見せてくださいました。「これ、何だかわからないでしょ?」と言われたしゅんは、目がキラキラ。「お米だよ。これは2000粒あるんだよ。おにぎり1個も2000粒!」と大きな声で言いました。実は昨日、幼稚園で借りてきたお米の本を2人で読んだばかりだったのです。ぎゅっと握ったおにぎりが、1個で約2000粒ということは私も初めて知りましたが、思いがけず実物の稲穂を見ることができてちょっと嬉しい私たちでした。

夜は、久しぶりにホットプレートを出して焼き肉です。並べたお野菜やお肉にワクワクのしゅんは、菜箸を握りしめると「焼き肉奉行」に変身しました。「お肉、上手にひっくり返した〜。」「もうこのおナス、食べられるよ。はい、どうぞ。」と大忙し。お野菜たっぷりの焼きそばは、歌いながら作っていました。食卓に熱いお鍋を置いても大丈夫そうな今年は、大騒ぎの鍋奉行が誕生しそうです・・・。
焼き肉奉行!


9月7日(金) 曇り一時雨 「何?」
昨日の夜から、こちらも風が強くなりました。それでも進路から逸れたおかげで、強い雨が降ることもなく、普段通りしゅんも幼稚園に行くことができました。増水している多摩川の映像などを見ていると、信じられない思いです。梨の落下や稲の横倒し、鉄道や空の交通の乱れなど、多くの影響が出たこの台風、地震も同じですが天災は怖いと改めて思いました。

朝から、しゅんは昨日買った「くろまるちゃん」に夢中です。くろまるちゃんが60個も浮かぶ空中迷路のページを開き、指で迷路をたどってあぁでもない、こうでもないと言っています。それは朝ご飯を食べ終えるとまた始まり、家を出る直前まで続きました。

この絵本を読んでいたしゅんが「空中って何?」と聞いてきました。当然の様に使っている言葉ほど、説明するのが難しいものはありません。「何?何?」と身の回りのもの全てを尋ねていた時期は、何でも説明しなくてはならない大変さはありましたが、こんなに頭を悩ませることもなかったような気がします。先日は、「しょうがいって何?」と聞いてきました。どうしてそう思ったのかな?としゅんがいるところに行ってみると、図書館で借りた「ぼくのおにいちゃん」という写真絵本を読んでいました。この絵本は、しゅんが本棚から選んできたものですが、一緒に読んでとても心が温まる、本当にいい絵本でした。どうやってしゅんに説明したらいいのかな?と思いながら色々と考えて、絵本の中にある文章をお借りして、「人、それぞれのもち味のことだよ。」と答えました。しゅんは、わかったような、わからないような顔をしましたが、にっこりと笑ってまた本を読み始めました。

全ての質問に、わかりやすく答えることはなかなか難しいことですが、その時に私が一生懸命考え、言葉を選んで話をすれば、しゅんは喜んで一応納得してくれる様です。答えられない様なことを聞いてくることもしばしばですが、できるだけ一緒にいろんなことを考えていきたいなと思います。でも、一冊、子どもにもわかりやすい辞書か何かを手元に置きたいな〜と思うのも正直なところです(笑)。


9月6日(木) 晴れ時々曇り 「しかけ絵本」
今日も昨日に引き続き、フェーン現象の新潟です。体にまとわりつくような暑さは、涼しさに慣れた私たちには堪えます。久しぶりのお弁当作りにあたふたしながらも、昨日しゅんが歌っていた「水筒」「お着替え」「お弁当」のメロディーに合わせて、支度をしました。園外保育のしゅんは、大荷物で園バスに乗り込みました。

しゅんを送ると幼稚園へ。今日は久々に歌の会があるのです。「皆さん、また一気に夏の装いですね〜。」と仰って汗びっしょりで登場された先生と、クーラーをかけたお部屋で大きな声を出しました。思いっきり声を出すのは気持ちいいなと思いながら、1時間半が過ぎていきました。
大急ぎでお昼を食べると、午後は役員会です。保護者会やバザーについて、皆さんと話し合いをしていると、あぁ、本当にバザーが近いんだとドキドキしてきました。保護者の皆さんと作業をする会も間近に迫っています。

幼稚園から出てきたしゅんは、「水遊びしたよ」「アスレチックもしたよ」と興奮状態で話し始めました。きっと疲れているだろうなと思って車に乗ると、「しかけ絵本、行こうよ」と言い始めました。それは、広告を見てしゅんと行きたいねと言っていた、三越で行われている「ロバート・サブダ しかけ絵本の世界展」です。会場はとても混雑していて、人気の高さが伺われました。
会場内に入ると、大きなしかけ絵本の数々や、昔ながらのしかけ絵本の展示に、2人で夢中になりました。一口にしかけ絵本と言っても、様々な種類があります。開くと飛び出してくる物、絵本の中にある紙やひもを引っ張ると絵が変わる物、珍しい物では、昔ののぞき絵の復刻版なども展示されていました。一体どんな仕組みになっているのか、不思議に思うほど精巧にできた絵本の数々に、うっとりと見とれてしまいました。

そして最後の絵本マーケット。ずらりと並ぶしかけ絵本に、私たちは動くことができなくなりました。結局、私はエイッと思い切って「不思議の国のアリス」を、しゅんはかなりの時間をかけて見本を読み倒し、熟考に熟考を重ねて「くろまるちゃん」という絵本を選び、抱きしめる様にして家に帰りました。小さな仕掛けまで、凝りに凝っているこの絵本。ずっと大切にしたいと思いました。
「不思議の国のアリス」 ワクワク〜


9月5日(水) 晴れ 「脱走」
台風の影響によるフェーン現象で、新潟はものすごい暑さです。ぐんぐん上がる気温と、何ともいえない不快な空気にみんなぐったりで、顔を見合わせてはため息です。
そんな中、午前保育を終えて玄関から出てきた子ども達は元気そのもので、「公園に遊びに行きたい〜」と大合唱です。さすがにこの暑さで参っていた私たちは、とりあえずお昼を食べて考えましょうと一旦解散し、様子を見ることにしました。

もちろん公園行きを忘れるはずもない子ども達の口からは、食べ終えると「公園、公園」という言葉が出て、それぞれ連絡をとりつつ公園に集合しました。思いがけず木陰を発見し、そこのベンチに座ると意外と風が気持ちよくて、子ども達の様子を見ながら私たちものんびりと過ごしました。
公園の池には蓮の花が咲き始めていて、写生する人たちで池の畔はにぎわっていました。いつもとは違う雰囲気の池に、しゅんも興味津々です。ピンクの大きなお花の近くに行くと、しゅんの麦わら帽子のピンクも混ざって見えて、ちょっとおもしろい光景でした。

去年の今頃は、お友達と遊んでいても私を呼ぶことが多かったしゅんですが、今日はほとんど私を呼ぶこともなく子ども同士で遊んでいました。ごっこ遊びをしたり遊具で遊んだり、木登りをしたりと楽しそうです。途中で一回、お友達と喧嘩をした時も、大泣きするまで離れて見ていたら、泣き顔になりながらも「そんなこと言うと、うちが悲しくなる〜」と言い返していました。たくましくなったものだなと思って、嬉しくなりました。
結局子ども達は2時間半以上も遊び続け、ようやく帰ることになりました。朝のうちに、カレーを作っておいて良かったわ〜と思いながら、急いで夜ご飯にしました。

しゅんが寝静まった夜中、帰ってきた主人がご飯を食べてゴロリと居間に横になってくつろいでいました。何気なくそちらを見た私の目に、信じられない物が写りました。それは2本のハサミ・・・。「え?」と言う私に驚いて飛び起きた主人の向こうには、フローリングをお散歩中のザリガニがいました。我が家の最強ザリガニ、ジャックです。「ひ〜」と言いながら網を取りに走り、急いで捕獲しようとするものの、床が滑ってなかなか入ってくれません。ようやく捕まえて水槽に戻すと、「あ〜あ、捕まっちゃったぜ〜。」と言う様にこちらを見ました。それにしても、一体どうやって逃げ出したのか。ラップと重しで穴はふさいであったはずなのに(涙)。この写真は、網を取りに走った私の後ろで、主人が撮っていたものです。
蓮の花がきれい〜 ジャック 脱走!!


9月4日(火) 晴れ 「元気いっぱい」
いいお天気が続いています。しゅんは麦わら帽子をかぶって園バスに乗りました。しゅんを送ると私も支度をして、幼稚園へGO!BGMは、もちろん「おかあさんと一緒」の歌・・・。一人でも口ずさんでしまう自分が怖い様な。

園で遊んでいる子ども達をチラッと見ながら、別の部屋に行ってバザーの打ち合わせを始めました。11月に行われるバザーに向けて、役員の仕事がいよいよ本格的に始まりました。去年の記憶をたどりながら、今年の日程調整や制作物についての計画を立てているうちに、あっという間にお迎えの時間になりました。

あれこれと用事を済ませているうちに、次は体操教室の時間!車に乗ったり降りたり、今度はこっち、次はあっち・・・とバタバタしていましたが、それにちゃんとついてこられる様になったしゅんに、大きくなったな〜と思いました。小さな頃は、一カ所に買い物に行くだけでも結構な労力を使っていた様な気がしますが、大きくなると楽になるものです。
体操教室では、スタジオ内を所狭しと走り回り、シャワーを浴びた様にびっしょりになって出てきました。1時間、走ったり鉄棒をしたりしただけでは物足りない子ども達。今日も広場でひとしきり遊んで、ようやく駐車場に向かいました。昨日は久しぶりの幼稚園に疲れていたしゅんも、一日ですっかり慣れてこの通り元気いっぱいです。子どもの順応力と体力には、いやはや関心するばかりです。


9月3日(月) 晴れ 「二学期の始まり」
幼稚園を楽しみにしていたしゅんは、いつもよりずっと早く起きて一人で居間の椅子に座り、私が起きるのを待っていました。そして超特急でご飯を食べ、超特急で支度をして、園バスが来る1時間近くも前に玄関で靴を履きました。さすがにそのまま玄関で待っているのは難しいので、何とかお掃除などを手伝ってもらいました。ようやくバスに乗った時は、うれしさで飛び上がっていました。

しゅんを送って家に帰ると、あまりの静けさにボーっとしてしまいました。最近ますますおしゃべり男になってきたしゅんは、頭の中に浮かんだことが全て口から出てきているのでは?と思うほどよくしゃべるのです。一人でシーンとしているうちに、あっという間にお迎えの時間。帰ってきたしゅんは、「もう、今にも寝ちゃいそう」と言いながら玄関に横になりました。初日の幼稚園で張り切り過ぎて、くったりと疲れてしまったようです。

お昼は、昨日買ってきた丸なすを使ってパスタを作りました。丸々としたなすは、実がぎゅっと締まっています。しゅんも踏み台を台所に持ってきて、ニンニクつぶしを思いっきり握ったり、お野菜をフライパンに入れたりしてお手伝いしてくれました。
丸なすとトマトとホタテのパスタ


9月2日(日) 曇りのち晴れ 「ダチョウ」
夏休みの最終日は、涼しい風が吹く良いお天気の一日になりました。届いたCDを早速聴きながら、ドライブに出かけました。

少し混んでいるバイパスを走り、向かった先は豊栄です。夏の旅行の時、最後に行った「ノラ・クチーナ」にもう一度行きました。お昼を過ぎてもお店はかなり混んでいましたが、お店が作られた時のアルバムや、手作りのピザを作る様子を見ているうちに私たちの順番になりました。今日も、ピザとパスタを選べるペアセットと、リゾットのセットを注文し、おいしいランチを頂きました。豊栄の野菜がふんだんに使われているお料理はどれもおいしいのですが、今日はリゾットに入っていたズッキーニや、前菜のトマト、そしてにんじんジュースが特においしく感じました。

ゆっくり食事をしてお腹がいっぱいになったので、豊栄の道の駅に寄って帰ることにしました。豊栄産の大きな丸茄子(4個で100円!)と、トマトジャムを購入して外に出ると、主人が面白い物を見つけました。それは、ダチョウのえさです。こちらの道の駅、農道をはさんだところに「ダチョウファーム」という場所があり、そこでたくさんのダチョウやニワトリが飼われているそうなのです。そういえば、野菜売り場にも1個4000円という大きなダチョウの卵が売られていました。この卵、賞味期限は9月19日だとか!私も興味津々でしたが、あまりの大きさとお値段に、皆さんジーッと眺めるだけでした。
えさを買って道の駅の裏側にまわると、いました、いました、大きなダチョウ!大きさには一瞬驚きますが、つぶらな瞳はとてもかわいらしく感じました。ヒシャクにえさを入れると、トコトコとやってきてすごい勢いで食べていきます。ぱくぱく食べるダチョウに、少々引き気味ながらもしゅんは大喜びでした。

その時、向こうの方にいたダチョウが一斉に走り出しました。飼い主さんらしき方が長い棒を縦に持っていて、その一番上にはカラスの人形の様な物がつけられていました。カラスはダチョウの卵を襲うので、ダチョウはとても怖がっているそうです。こんなに大きなダチョウなのに、あんなに小さなカラスを怖がるなんて不思議なくらいでしたが、首をピンと伸ばしてダダダーッと逃げていく様子は、ちょっと迫力がありました。

家に帰ると、ランチのお店の隣にある「米希舎」で買ってきたおこわや、道の駅で買った茄子の炒め物などを並べ、夜ご飯にしました。これで本当に夏休みは終了です。色々な場所にお出かけし、楽しく元気に過ごすことができて良かったねと話しながら、お布団に入りました。
前菜とパン ドリンクは「豊栄産にんじんジュース」 サーモンとアスパラのピザ 魚介類のリゾット
デザート ダチョウにえさやり! 大きい!


9月1日(土) 曇り時々晴れ 「かけぶとん しきぶとん」
今日から9月が始まります。9月といえば2学期ですが、今年は1日が土曜日なので、新学期は3日から。宿題のたくさんある小学生なら、得したような気分かもしれませんが、幼稚園児のしゅんはわかっているのかいないのか?それでも、幼稚園が始まる9月になることを待ちに待っていたしゅんは、カレンダーをめくる私を見て「やったー、やったー」と飛び上がっていました。

先日、しゅんと遊びながら「かけぶと〜ん、しきぶとん」と口ずさんだところ、しゅんが続きを聞きたがりました。この歌は、しゅんがまだ赤ちゃんの頃、おかあさんと一緒でよく歌われていた歌です。楽しいメロディーと歌詞が頭から離れず、ベビーカーを押しながらよく歌っていた記憶があります。どうしてもその歌をちゃんと聴きたいとしゅんが言い、私も懐かしい気分になったので、この歌が入っているCDを探してアマゾンで注文することにしました。注文したことを聞いてからというもの、しゅんは何度も郵便受けや新聞受けを見に行って、「あぁ〜、まだ来てない〜」とため息をついています。ようやく明日の朝届くことがわかると、再び「やったーやったー」と小躍りしていました。

そして夜、最近お決まりの「かけぶと〜ん、しきぶとん」がお布団で始まります。もちろん私が「敷き布団」。15キロ以上の重たい「掛け布団」のしゅんは、私に「敷き布団ちゃん」と話しかけながら、上に乗って眠ろうとします。息も絶え絶えになりながら、「掛け布団ちゃん」と答える私です。


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