2007年11月

                                                  過去の日記 2007/10


11月30日(金) 晴れ 「女の子と」
今週は、11月には珍しい晴れ続きの毎日です。こんなお天気も今日までという予報ですが、気持ちよくお洗濯もできて本当に助かりました。珍しくおとなしくしていたおかげで、私の風邪もだいぶ良くなってきました。行事が目白押しの12月は、体調を崩すことなく過ごしたいものです。

降園後、しゅんはクラスの女の子Mちゃんのお家に遊びに行きました。昨日の夜、Mちゃんがしゅんと遊びたいと言ってくれていると連絡を受け、しゅんは大喜びで「遊びに行く〜」と言うので「お邪魔します」とお返事したのですが、その後、お母さん同士が連絡を取り合って女の子3人に男の子1人が集まることになりました。男の子は一人だけど大丈夫でしょうか?とMちゃんのお母さんが心配して下さり、私もどうかな〜と思って聞いたところ、「大丈夫!Mちゃんと遊ぶよ。」と言うので、遊びに行くこになりました。

お迎えに行くと、4人で大笑いしながら遊んでいる子ども達がいました。Mちゃんのお母さんが、「しゅんちゃんは、女の子達の遊びにちゃんと合わせてくれていましたよ。お兄ちゃんになりましたね〜。」と言って下さって、私はとても嬉しくなりました。実際は、とてもしっかりした3人の女の子達が遊びをリードしてくれて、しゅんはそれに乗って楽しく遊んでいるだけなのですが、それでもこんな風にワイワイとお友達と仲良く遊ぶことができるようになったところを見るのは嬉しいものです。「家族ごっこ」と子ども達が呼んでいるおままごとでは、しゅんは「よしお君」というお兄ちゃんになっていたそうです。薄暗くなった道を帰る車の中で、「まだ帰りたくなかったな〜。Mちゃんのお家に泊まりたいくらいだった。」と言う程、楽しい数時間だった様です。

家に帰ると、私が使っていた編み針と毛糸を見て、「編み物した〜い」と言い出しました。早速右手に編み針を持ち、鎖編みを始めました。指編みでマスターした、糸の持ち方はバッチリです。そういえば、左利きのしゅんですが編み物は右手でするようです。鎖をいくつも作り、満足そうにニッコリ微笑む4歳男児です。
編み物大好き!


11月29日(木) 晴れ 「クリスマスの準備」
今日は朝から、きれいな鱗雲が空一面に広がっていました。こんなお天気が続くのは、本当に珍しく有り難いことです。寒い寒いと言いながらも、晴れているだけで気分が違います。

昨日、本当は幼稚園に親子で集まろうという企画がありました。でも私の風邪のため、参加を取りやめたのです。残念だったな〜と思っていると、夕方、嬉しいお届けものがありました。それは一次発酵中のパン生地です。天然酵母を使い、みんなでシュトーレンの生地作りをしようというお話もあったのですが、捏ねの段階まで終えた物を届けて下さったというわけです。じっくりゆっくり発酵させ、分割して成形し、焼き上がったのは深夜でしたが、家中が良い香りに包まれました。
きっとおいしいはず〜と、早速今朝試食してみましたが、薄く切った4切れのうち、1切れを主人が食べると、私が朝食の支度をしている間にしゅんが2切れをパクパクと食べてしまいました。「もう一切れもどうぞ。ママはもうひとつ切るからね。」と言うと、ピョンピョンと跳び上がる程の喜びようでした。漬け込まれたフルーツと、ゴロリと入れたくるみが良いアクセントになり、たくさん入ったスパイスが効いてしみじみとおいしいシュトーレンになりました。大きな物が2個できましたが、この分だとあっという間に食べてしまいそう。クリスマスまではもちそうにありません。

帰宅したしゅんと大急ぎでおやつを食べると、音楽教室に向かいました。新しいテキストでは、左手で2つずつ音符を弾くという曲が始まりました。何だか難しそう〜と思っていましたが、しゅんはそのノリの良い曲がとても気に入って、本日もノリノリでレッスンを受けました。指を2本使っての演奏も、小さな手を目一杯広げ、「シソ〜、ドソ〜」と言いながら体を弾ませて弾いていました。家に帰っても、「そうだ、弾こう〜。」と言って自分からエレクトーンに向かう姿を見ていると、こんなに楽しそうに練習できるなんて、幸せなことだなぁと私も嬉しくなりました。そんなことを思いながら、しゅんの演奏するノリの良い歌に合わせ、教室でしているのと同じ様に踊り歌う私でした。
シュトーレンが完成〜 おいしい!


11月28日(水) 晴れ 「大根パーティー」
真っ青な空が広がりました。折角の晴れ間を有効に使わなくてはと、朝から大きな物をたくさんお洗濯し、ベランダいっぱいに干しました。空気はキーンと冷たいですが、気持ちよく感じました。

先生のご都合で本日はお休みのしゅんと、まだまだ風邪が治らない私は、今日も家の中でのんびりと過ごしました。家中のお掃除を終えると、気になっていた換気扇のお掃除を始めました。どうしてもカバーを外すことができず、いつも手を伸ばして表面を必死で拭いていたのですが、どうしても外してすっきりさせたくなり、思いっきり取っ手を引っ張ったところ、カバーが大きな音を立てて外れました。油を浮かせる洗剤をかけ、しばらくおいてからゴシゴシと磨くと、今まで手が届かなかった所も、ぴかぴかになって見違える様にきれいになりました。これで今年の大掃除は終わった気分・・・まだ早いか。

最近、毎週の様に生協で大根を注文しています。1本100円ほどで見事な大根が届きます。どうやってお料理しようかなぁと考えますが、大体はワンパターンなお料理になってしまいます。イカと煮たりスープにしたりおでんに入れたり。もっと違う物も作ってみたいなと思い、お料理本をめくっていると、「ママ、何を作ろうと思っているの?」としゅんが覗き込んできました。「大根をお料理しようと思って。」と台所の大根を指さすと、「じゃあ、今日は大根パーティーだ!」と歌い始めました。大根パーティーか〜と思いながら作ったのは、この3品。大根とがんもどきの煮物、大根と豚肉のオイスターソース炒め、大根とホタテ缶詰のサラダです。「大根っておいしいね〜。」と言いながら、しゅんもパクパク食べました。
夜、お布団に入ったしゅんが「明日の夜は何食べるの?」と言いました。「冷蔵庫にお豆腐があるよ。」と答えると、「お豆腐は、切って食べるしかないから、パーティーできないねぇ。」と言いました。私が「お豆腐も色んなお料理があるよ。」と言うと、「じゃ、明日はお豆腐パーティーだ〜。」とニッコリ笑って眠りました。お豆腐パーティー?うむむ、何を作りましょう。
大根パーティー


11月27日(火) 曇り 「ハンドメイド熱」
昨日の夕方から、どど〜んと体調が悪くなりました。本格的な風邪を引いてしまった様です。今までバザーを乗り切らなくてはと張りつめていた気持ちがゆるんだに違いありません。今日は何とかお弁当を作ってしゅんを送り出すと、家の中でぬくぬくとして過ごしました。

バザーの準備をしている時、あるお母さんが持ってこられた雑誌を見てとても興味を持ちました。しっかりした作りは雑誌というより本の様で、中を開くと手作り情報が満載。しかも初心者向けなのか、説明がとても丁寧で写真付きの物も多く、私でも何とかなりそう・・・という気持ちにさせてくれるのです。ぱらぱらとめくっているうちにすっかりその気になり、翌々日くらいには電話をして年間購読を申し込んでいました。それは最近テレビCMでもよく流れている「はんど&はあと」という雑誌です。早速届いた11月号と12月号を見て、バザーでもクッキーを焼いたり編み物をしたりと活用してきました。他にも色々と面白そうな物があって、時間ができたらあれもこれも作りたいな〜と思っているところです。

そんな話をふとしたところ、役員さんの中でも何人かが申し込んでいたことがわかりました。さらに同じ学年のお母さん達も、数人が申し込みをしていました。手作りムードが高まっている私たち、いつか「はんど&はあとの会」が開けたらいいね〜なんて言っていますが、どうなることでしょう?
最近私は編み物に心惹かれ、手芸展で素敵な毛糸を見るたびに1玉ずつ買ってしまいます。しゅんからリクエストされているマフラーも、もうすぐ完成しそうですが、出来上がりがかなりラブリーになりそうで、本当に彼が巻くのだろうかと少々不安になっています(笑)。


11月26日(月) 晴れ 「また会おうね」
目を覚ますと8時頃、窓の外は今日も青空でした。こちらの写真はお部屋からの眺めです。信濃川の向こうに広がる新潟島の風景です。少しもやがかかっていて、佐渡島が見られないのは残念ですが、3日間の滞在のうち2日間もこんなに良いお天気になるなんて、本当に良かったなと思いました。
よく眠ってすっきり起きてきたしゅんを連れ、3人でホテルのレストラン、セリーナへ朝ご飯を食べに行きました。ホテルらしい、作りたてのオムレツや様々なパンが並ぶ中、新潟名物もあれこれ並んでいました。魚沼産コシヒカリ、鮭の味噌焼き(焼き漬けのこと?)、へぎそば、栃尾の油揚げなどなど、この土地ならではの物がいくつもありました。

ゆっくりチェックアウトをすると、私たちが行きつけの場所、「ふるさと村」へGO!行き先を決める時、しゅんに「せんべい王国とふるさと村、どっちに行きたい?」と聞いたところ、「ふるさと村〜」と即答したのです。この時点では何も言わなかったSちゃんは、「一体なぜ、4歳のしゅん君は道の駅にそんなに行きたいんだろう・・・。」と不思議だったとか。その疑問は、ふるさと村に到着したときに解けました。「こんなに広いの〜?」と驚くSちゃんとおみやげをあれこれ選び、購入したところでグリーンハウスに向かうと、しゅんはお猿さんの様に裸足になって遊び始めました。本日はバザーの代休ということでお休みのしゅんですが、平日のためアスレチックは貸し切り状態。「空いてるね〜」と言いながら遊ぶしゅんを眺めつつ、私たちはゆっくりおしゃべりをして過ごしました。

ふるさと村を後にすると、新潟で最後の食事を・・・とへぎそばのお店に向かいました。へぎそばと蒸し寿司がセットになったレディースランチを頂いて大満足です。3日間ですっかりSちゃん大好きになったしゅんは、「Sちゃんとさよならするのイヤだな〜。ちょっとでも離れているとイヤなの。もう、静岡にお引っ越ししちゃおうよ。」などと言ってSちゃんを困らせました。再びSちゃんから「15年後、どうなってるだろうね〜。」という言葉が出て、私たちは顔を見合わせて笑ってしまいました。幼稚園でもお母さん達に「マダムキラー」と呼ばれているしゅんは、この3日間も本領を発揮していました。

新潟にSちゃんが来てくれることになったものの、バザーのバタバタで何も用意ができないままその日を迎えてしまいました。でも、お天気にも恵まれ、こんなに楽しい3日間を過ごすことができました。昔からの友達は、久しぶりに会っても昨日まで毎日会っていたみたいに話ができるねと昨夜Sちゃんとも話しましたが、1年半振りに会うとは思えないくらい色んな話ができて、本当に充実した3日間でした。
「ネクストが見える〜」 お部屋からの眺め


11月25日(日) 晴れ 「お楽しみ」
予報通り、雲一つ無い青空になりました。この季節にこんな青空が広がるなんて、本当に珍しいことです。

今日は休みの主人が運転を担当してくれたので、4人で海沿いの道を走って寺泊に行きました。1時間ほどのこの道のりは、途中から切り立った崖の様な風景になり、ザブーンと岩に砕け散る波などが見られることもあり、「う〜ん、日本海に来た。」という気分を味わうことができます。Sちゃんも、ちょうどそんな道にさしかかった頃から、「砂浜が無くなった。」「岩が崩れそうで怖いね〜。」などとしきりに言って、「日本海らしい風景を見てもらおう!」と言っていた私たちはニンマリ。そんな景色を見ているうちに、観光客などでにぎわう寺泊に到着しました。

おなじみの浜焼きをいくつか買い求め、ベンチに座ってお昼ご飯です。「焼きたて〜」というかけ声とプーンと漂ってくる香りにノックアウトされたSちゃんは、「イカを下さい」と早速注文しました。私は鯖と鮎を買い、みんなで並んで食べ始めました。4人で食べてもなかなか無くならないほどのボリュームがある鯖、続けて買ってきたコシヒカリ団子、貝と食べていきましたが、しゅんがものすごく気に入ってしまったのが「鶏皮」・・・。これって、お魚で有名な寺泊に来なくてもいいのでは?と思った私たちでしたが、口の周りを茶色にしながら「おいしい〜」と頬張っているしゅんを見て、思わず笑ってしまいました。

お腹がいっぱいになった後は、帰り道にある岩室温泉に寄り道して、立ち寄り湯の「だいろの湯」へ。受付でタオルセットを受け取ると、「男の子のお風呂」に嬉々として向かったしゅんに手を振り、私はSちゃんとゆっくりお湯につかりました。特に露天風呂は、外のひんやりする空気が気持ち良くて、ふ〜とため息が出てきました。お風呂の後はもちろんアイス!まったりと休憩し、温泉王国の新潟で、こんな風に日帰り温泉を楽しむのもいいな〜と改めて思いました。

繁華街に出たところで主人だけ別行動となり、私たちは新潟名物「わっぱ飯」を食べに田舎屋に行きました。ほかほかのわっぱ飯は、何度食べてもおいしいものです。昨日から、新潟観光にかこつけて食べてばかりいるような・・・。しかしお楽しみはまだ続くのです。

お腹もいっぱいになったところで、本日の宿泊先、ホテル日航新潟に3人でチェックインしました。朱鷺メッセの展望室には何度も足を運んだことのある私たちですが、宿泊は初めてです。新潟の海側の景色を一望できる27階のお部屋で、しゅんが9時に眠ってくれた後は、久しぶりにSちゃんとおしゃべり三昧です。高校時代は部活でずっと仲良くしていましたが、こんな風にお酒を飲んでおしゃべりするのは初めてです。夜景を眺めながら宿泊プランについていたシャンパン1本を空け、エチゴビールのコシヒカリ入りビールとトマトビールをゴクゴク。「明日は朝ご飯に間に合うかな〜。」と言いながら、ベッドに入るとあっという間に夢の中でした。
寺泊 お魚、おいしいね〜 「ネクストはどこ?」 ・・・ここです


11月24日(土) 曇りのち雨 「ようこそ、新潟へ」
昨日の疲れを取る様に、私としゅんは少し寝坊をしました。そんな中、主人は朝から出勤です。あぁ、お疲れ様・・・。のんびり起きた私たちは、午後からのお楽しみに向けて準備をしました。

早めのお昼を済ませると、駅に向けて出発しました。今日は高校時代の友人、Sちゃんが静岡からはるばる遊びに来てくれるのです。新幹線のホームでSちゃんを見つけると、まだ数回しか会っていないはずのしゅんがいきなり手をつないで「Sちゃ〜ん」と上目遣いをし、「こんなに人なつっこかった?!」と驚かれていました。

駅を出ると、「笹団子が食べてみたい」と言っていたSちゃんと、笹団子やおにぎりで有名な田中屋の「みなと工房」に行きました。こちらは笹団子を作る工場も併設されていて、実際に笹で包む行程を見学することができます。ガラスの向こうで次々と包まれていく笹団子をじーっと見ていると、作業をされている女性が手を止めてニッコリ笑い手を振って下さいました。ガラスのこちら側でも、しゅんがニコニコして手を振っていたのでした。
お団子などの試食をした後、ソフトクリームを食べました。和菓子屋さんらしく、きな粉味とバニラのミックスがあります。50円で小豆のトッピングもありましたが、しゅんの希望で私たちは小豆なし、Sちゃんは小豆有りを選びました。ほんのりきな粉の味がおいしくて、外の風景を眺めながら3人ともペロリ。まだまだ知名度が低いのか、お客さんも少なめで穴場的なお店だなと思いました。

続いて近くにある「みなとぴあ」という新潟市の歴史博物館に行きました。立派な建物は以前から知っていましたが、入ったのは初めてでした。展示品のある階へは子ども連れだったので行きませんでしたが、しゅんがすっかり気に入ってしまったのが「体験コーナー」。昔からの遊び道具や珍しい展示物がたくさん並ぶこのお部屋で、1時間以上も過ごしました。床暖房が気持ちよく、私たちもぺたりと座っておしゃべりしながらコマを回したり鳴き砂を試したり。こちらも貸し切りに近いほどお客さんが少なく、ゆっくりと過ごすことができました。これからの季節、子ども連れで遊びに来るのも楽しいかもと思う施設でした。

家に帰って主人の帰宅を待ち、みんなで回るお寿司に行きました。なぜかものすご〜くSちゃんに懐いたしゅんは、常にSちゃんと手をつなぎ、Sちゃんがホテルに行く時には「どうして?どうして?うち、Sちゃんが大好きなんだもん。大好きだからちょっとも離れるのはイヤなの。ずーっと一緒にいたいの・・・。」と大泣きし、「一体、どんな男の子になるんだろうね。このまま大人になったら・・・・・・。」とSちゃんに笑われていました。私たちも顔を見合わせ「こんな台詞を言う大人になったら、あちこちでトラブルを起こしそうだわ!」と苦笑するのでした。


11月23日(金) 晴れ 「バザー」
昨日までの荒れた空が嘘の様に、真っ青な空が広がる良いお天気になりました。本当に良かった!これならバザーも成功しそうです。

主人にしゅんを託し、私は一足先に幼稚園に向かいました。昨日並べた商品を前に、最終チェックを行いながら「あぁ、ドキドキする〜。」とそわそわする私たち。3ヶ月近い準備期間のことを色々と思い出していました。続々と集まってくる幼稚園の親子連れの皆さん、そして友人のMちゃん親子、一般のお客様の中にしゅんと主人も見つけ、みんなに手を振っているうちに開始時間になりました。

お子さん達が買い物できるコーナーに立つと、大勢のかわいいお客さん達がやってきて、嬉しそうに商品を手にとってくれました。そして「これください」「これとこれ、いくらですか?」と商品を差し出します。チクチクと縫ってきた物が、こんな風に子ども達の手の中にあるのを見るのは本当に嬉しいものでした。小さなお財布から一生懸命お金を出し、しゅんもお目当てのおもちゃを色々と買っていました。主人はバザーを満喫するしゅんにつき合って、何時間も一緒にいてくれました。工作をしたりくじを引いたり、お菓子を買ったりお昼やおやつを食べたり・・・。去年は、何が何だかわからないうちに終わっていたであろうバザーを、しゅんも思いっきり楽しんでいる様でした。

数時間のバザーが無事終わり、片づけの時間になりました。今まで、本当にお疲れ様でしたと役員さん同士でお互いをねぎらいながら、楽しかったね、良かったねと話し合いました。成功するだろうか、準備は終わるだろうかと不安でいっぱいでしたが、終わってみれば楽しい思い出が多く、たくさんのお客さんやお母さん達から「良かったよ」と言っていただけて、ほっとしました。家に帰ってバザーの戦利品、おいしいお菓子の数々を並べて3人でお茶をしながら、本当に終わったんだ〜としみじみ思いました。
子どものコーナーでバザーを満喫中


11月22日(木) 曇り時々雨と雪 「雪」
急にものすごい寒さがやってきました。真っ黒い雲に覆われたと思うと、ぴゅーっという風と共に雪がちらつきます。あぁ、この季節がやってきました。お迎えの時間になると、毛糸の帽子を目深にかぶった子ども達を急いで車に乗せ、家路を急ぎました。

とうとうバザーの前日となり、今日は焼き菓子を作りました。私が出品するのは、今年何回も作っている「マンゴーのバターケーキ」です。大好きなたかこさんのレシピの中でも、これは本当に簡単でそれでいて見栄えもよくおいしくできあがるので、手土産にもなってとても重宝しています。今日はバザー用にラッピングも少しかわいらしく、隅に麻紐で作ったリボンを貼っておめかししてみました。朝ご飯に味見する分は残して15個包み、おいしくなる明日を待つことにしました。

おやつを食べ終えると、雪が降りません様にと思いながら、音楽教室に向かいました。教室に入ると、いつものようにしゅんは一番前のエレクトーンの前に座り、準備万端です。両手で弾くことに少し難しさを感じるようになり、家でも「できないな〜」「難しいの」などと言うことがあるので、今日の練習はどうだろうと思っていましたが、意外にも張り切ってレッスンに取り組み始めました。少しずつ、子ども達がついてこられる様に練習を進めていかれる先生がとてもお上手なのだと思いますが、ウキウキと楽しそうに弾いたり歌ったりしているしゅんを見て、この分なら頑張れそうだなと思いました。

「今日はよく頑張ったから、ママとおいしいご飯を食べて帰ろうね。」と言い、帰りはレストランに寄りました。実は私が今朝からの準備でぐったり疲れていたため、明日に備えて家事労働をしたくなかっただけなのですが、しゅんは大喜びでご飯を食べ、いつもよりずっとおしゃべりでした(笑)。親子揃って元気になり、真っ暗な道を帰りました。
マンゴーのバターケーキ 出来上がり!


11月21日(水) 雨時々曇り 「がぶがぶ」
朝起きると、暖房を入れていない部屋の寒さに驚きました。空気が冷た〜い。そして今日はみぞれ混じりの雨が、時折降ってきました。「寒いよね。」「とうとうやってきたって感じよね。」「ん〜。憂鬱〜。」などと言いながら、お母さん達と顔を見合わせました。

お迎えの後、雨の中を急いで子ども達を車に乗せていると、R君がお家に誘ってくれました。「R君と遊ぶ?」とシートベルトを締めたしゅんに尋ねると、「うん。もちろんもちろん。行くに決まってる〜。」と二つ返事でガチャリとベルトを外しました。毎日幼稚園で遊び、体操教室でもべたべたとくっついているこの2人、なぜかとても気が合う様なのです。笑顔で手を振るしゅんを見送り、突然自由の身になった私は、図書館でじっくりと本を選び、ショッピングセンターでゆっくり買い物をし、夜ご飯を作って編み物をして・・・と久々にのんびりした時間を過ごしました。

この寒さに、今夜は迷わずおでんにしました。しゅんもちゃんと一緒に食べられる様になった今年は、今までとはネタの比重が変わってきました。しゅんが大好きなちくわぶは、1本では足りません。そしてもうひとつ大好きなのは、「がぶがぶ肉」と呼んでいる鶏の手羽元です。水から入れるので良い出汁がが出て前から私も好きだったのですが、手羽元が大好きなしゅんは、両手でつかんで「ガブガブ」と食べています。明日も今日に負けないくらい寒そうですが、土鍋いっぱいのおでんが待っていると思って、頑張ってバザーの準備に行ってこようと思います!


11月20日(火) 曇りのち雨 「リース」
少し気温が上がっただけで、だいぶ暖かく感じます。それでも、外にいる間はマフラーが手放せません。そろそろ、去年も活躍してくれた「足首ウォーマー」の出番がやってきますが、最近の私はスカートばかりなので、専ら家の中で使うことになりそうです。

しゅんを送ると私も支度をして、幼稚園に向かいました。今日は最終的な製作物の値段付けとラッピング、そして会場作りの準備を行いました。一番大切な仕事は、ちょうど1ヶ月前にハーブ園で作ったリースの手直し作業です。一ヶ月、それぞれのご家庭で十分楽しんだリースは、蔓が乾いて固くなり、葉っぱも乾いて良い具合に枯れた感じが出てきました。お花が取れている所などを補修して、きれいな袋に入れるととても立派な商品ができあがりです。どんな方が購入して下さるのかな・・・、大事に飾って欲しいな・・・と思いながら、そーっとそーっと箱に詰めました。

お迎えの後は、体操教室へGO!外が雨だったため、いつものようにお庭で遊んで時間をつぶすことができず、少し早めに教室に入ることにしました。もう先生もいらっしゃって、子ども達は大はしゃぎです。まだ授業も始まらないというのに、走り回って汗びっしょりになっている元気な子ども達でした。


11月19日(月) 雨のち曇り 「自転車」
先週から、月曜の天気予報に雪マークがついていてドキドキしていました。まだタイヤ交換もしていないのに、雪かなぁと心配しましたが、起きた頃には雨でほっとしました。新潟市内でも初雪が観測され、山間部では早速数十センチの積雪があったというニュースが流れました。この辺りは気付かないくらいの初雪でしたが、寒さはこの冬一番。園バスを待つしゅんと私は白い息の競争ができるくらいでした(寒っ)。

しゅんと一緒にクッキーも先生にお願いし、今日は家でのんびりと過ごしました。折角家でゆっくりできる日なので・・・とアイロンとミシンをこたつのすぐ横に持ってきて、至福の手芸タイムを始めました。大好きなドラマのDVDも借り、準備万端です。以前はミシンをかけるだけでちょっと気合いが必要でしたが、ここ最近はぐっと気楽に作業ができるようになりました。ピシッとアイロンをかけた生地をダダダッと縫っていくのはとても気持ちよくて、縫い目を余り気にしなくて良い作品なら、テレビを見ながら楽しく縫うことができる様になりました。これもお母さんの出番が多い幼稚園を選んだおかげ?!園児のお母さんをしながら、こんな楽しみをもらうことができました。

ぬくぬくとした数時間を過ごし、お迎えの時間がやってきました。園バスのお迎えは、いつも念のため厳寒に耐えうる装備で出かけます。なぜなら・・・。本日もしゅんは、社宅の敷地に入った途端、一直線に自転車に向かって走り出しました(涙)。こんなに寒いのに、何も自転車の練習をしなくても〜という私のつぶやきは全く聞こえないのか、嬉々として運転し始めます。風を切って颯爽と走るしゅんを、「耳がちぎれる〜」と言いながら追いかける私。凍えそうになりながら何とか頑張るのですが、10分が限度で、「おやつ食べよ。おやつ。おやつ。」と必死で家に誘導することになります。風が吹いても雪が降っても、しばらくこの練習は続くのでしょうか。うむ〜。


11月18日(日) 雨 「クッキー日和」
夜から降っていた雨は一日中続き、時々強く降りました。主人は朝から出勤だったので、お見送りした後は再びお布団に戻り、夜更かし2人組で朝寝坊をしました。

お昼ご飯を食べた後は、ガサゴソと準備をしてお菓子作りを始めました。こんな寒い日は、家でのんびりお菓子作りをするには最適です。作った物は、大量のクッキー!明日、バザーで販売するクッキーの袋詰めがあり、各家庭で作ったクッキーを持ち寄るため、今日は多分幼稚園のあちこちのお宅でクッキーが焼かれているはずです。「どんな物でも結構です。ぜひお子さんと楽しく作ってみて下さい。」という案内があった通り、きっと親子でクッキー作りをされているご家庭が多いと思います。我が家もしゅんと一緒に作ろうと、いつもは余り作らないレシピに挑戦し、シリアル入りドロップクッキーと色とりどりのゼリーを混ぜ込んだ型抜きクッキーを作ることにしました。

ハンドミキサーが大好きなしゅんは、本日はバターとお砂糖、卵をすり混ぜる行程を担当しました。踏み台に乗ってもちょっと背伸び気味での作業となりましたが、「うち、上手でしょ?上手に混ぜられるよ〜。」とご満悦です。確かに上手に混ぜられていて、これならもう少ししたら一人で作ることができる?な〜んて期待してしまいました。冷蔵庫で冷やす必要のある型抜きクッキーの生地を作り、冷やしている間にドロップクッキーの生地を作って焼き、その間に型抜きをして続けて焼くという作業をしました。天板2枚×2回。一体何枚のクッキーが焼けたのか不明ですが、かなりの量のクッキーができあがり、久々に「作った〜」という満足感を感じました。

早速試食したしゅんは、「う〜ん。おいしいっ。」と大喜びで、家で食べる分とバザー用に出す分と分けた袋を見て、「バザーで売りすぎだよ。バザーで売る分を、全部うちに取っておく!」と言うほどでした。「また作ろうよ。」と言うと、「だって、作るの時間かかっちゃうよ。だから今いっぱい食べたいんだから、もっと家に置いておくの〜。」と言うので笑ってしまいました。やれやれ。食いしん坊のパティシエです。


11月17日(土) 晴れ 「撮影とおでかけ」
真っ青な空が広がる、とても気持ちの良い一日になりました。気温も上がって厚い上着がいらないくらいです。早めのお昼ご飯を食べ、少しおめかしして3人で出かけました。

今日は七五三の撮影をするために写真館に行く日です。衣装を決めた時からこの日を楽しみにしていたしゅんは、ウキウキした足取りでお着替えの場所まで移動し、着付けをして下さる方と談笑(!)しながらお着替えを始めました。鏡の前に立って、変身していく自分の姿を時折見てはニッコリ。その様子を後ろで見ていた私たちも、顔を見合わせて笑ってしまいました。

しゅんの用意が調うと、撮影が始まりました。まずは家族写真ということで、3人が並んでパチリ。ちょっと神妙な面持ちです。次はこちらの写真館お得意の自然なショットの撮影が始まり、しゅんと主人が顔を見合わせ、それを私が見ている様なポーズや、3人で手をつないで体を傾けているポーズなどを撮っていきました。そしてしゅん一人での撮影となりました。バックの色を変え、きりりとした表情や少しおしゃべりしている様な表情、笑った表情など、色々な表情のしゅんの写真が撮影されました。
それが終わると、思い出の品を持っての撮影です。七五三は赤ちゃんの時代が終わったという節目と考え、ぜひ思い出の品をお持ち下さいと言われていたため、しゅんと選んで大好きな積み木をいくつかと、赤ちゃんの頃から繰り返し読んでいた「ぶーぶーじどうしゃ」という絵本を持っていきました。積み木や絵本を持ち、私たちと話しながら自然な表情で撮影された写真は、私たちにとっても思い出たっぷりの物に仕上がりそうで、今からとても楽しみです。

楽しい気分で撮影を終えると、今度はもう一つのお楽しみに向けて準備を着々と進めました。そして夕方暗くなり始めた頃、「行ってきます」と2人に手を振って、私ひとりで街へおでかけです。今日は仲良しのお母さん4人で、ちょっとおいしい物を食べようという会が催されました。いつもは子どもと一緒の私たち。4人だけで身軽に会うと不思議な感じです。るるる〜と歌い出しそうな気分でお店に入り、おいしいご飯とおいしい日本酒をたくさん頂きました。話しても話しても足りないくらい楽しくおしゃべりし、お腹いっぱいになるほどおいしい物を食べたり飲んだりし、本当に幸せな時間でした。夜遅く家に帰ると、元気いっぱいのしゅんが「ママ、お帰りなさ〜い」と言いながら出てきてギュッと抱きつきました。眠くならないの?といつも不思議ですが、絶対に起きて待っているしゅんは、何だか従順な奥様みたい(笑)。急いで「奥様」とお風呂に入り、敷いてあったお布団に連れて行くと、「奥様」は2秒で夢の中でした。


11月16日(金) 曇り時々雨 「お茶」
外の空気がグンと冷たくなって、窓の結露がひどくなってきました。そろそろ「結露ワイパー」の出番がやってきそうです。
しゅんを送ると車に乗って、あちこちで用事を済ませていきました。運転しながら、雪が降ったらこの道は怖いのかな〜、この坂は凍ったりするんだろうか・・・などと考えました。去年も「あぁ、冬になったらこんなに気軽にドライブできないだろうな。」と憂鬱になっていましたが、結局暖冬で凍結したり降り積もったりすることはほとんどなく、ほぼ夏と同じようにドライブすることができました。ううむ。今年はどうなのでしょう?

買い物を済ませると、生鮮品を買う前にコーヒーショップで一休み。最近しゅんとショッピングセンターに行くと、自動販売機のアイスを食べたがります。「おいしいデザートのお店に行こうよ。」と誘っても、「ジェラートしない?」と言っても、首を横に振って「この酸っぱいアイスが大好きなの。」と言うばかり。折角色んなお店が入っているのにな〜と思いながらも、このアイスで満足して大喜びするなら、しゅんにとってはそれが一番嬉しいんだろうなと他のお店に誘導することは諦め、そのアイスと温かい飲み物を買ってフードコートでお茶をしています。だから、おいしいコーヒーは一人で買い物に来た時のお楽しみなのです。熱々のコーヒーをふーふーして飲みながら、ちょっと本を読んだりぼーっとしたりする時間が、今の私のちょっと嬉しい時間です。


11月15日(木) 曇りのち雨 「冬の空」
今日の新潟は、とても不安定な冬の空でした。突然真っ黒な雲が来て土砂降りの雨が降ったかと思うと、雲が切れて晴れ間が覗いたり、稲妻が走って大きな雷が鳴ったり。この土砂降りの雨が、もう少しすると前も見えない真っ白な雪になるんだろうな・・・とどんより。今年は寒い冬なのでしょうか。

家事を済ませると、こたつに入ってぬくぬくと編み物を始めました。編んでいるのは、先日もバザー用にたくさん編んだモチーフです。このモチーフをたくさん編んでそれをつなぎ合わせ、マフラーを作って欲しいとしゅんからリクエストされているのです。しかも色は、「薄い色!薄い色!薄い色が大好き〜。」ということで、ピンクと生成と水色です。一体どんなマフラーになるのかわかりませんが、グンと寒くなる前に、モチーフをできるだけたくさん編みたいものだと思います。

大きなリュックを背負ってバスから降りてきたしゅんを迎えると、一緒に降りてこられた先生が、「今日はたくさん公園でも遊べたんですよ。で、お弁当を広げようと室内に入った途端、土砂降りになったんです。」と仰いました。そういえば、お昼頃に嵐のような大雨になり、もしかして、外でお弁当を食べていないかしら・・・とイヤな予感がしていたのです。降り出すちょっと前に中に入っただなんて、何て素晴らしいタイミング!それにしても、一瞬でも遅れていたらと思うと、先生方もかなりのチャレンジャー・・・と思う私でした。


11月14日(水) 晴れ 「注射」
しばらくぶりの、気持ちよい青空が広がりました。このお天気を大事にしなくては〜と、朝からシーツなどを洗い、ベランダに思いっきり干しました。日向はぽかぽかと暖かく、珍しい一日だなと思いました。

鼻水は少し出ているものの、元気なしゅんを連れて耳鼻科に向かいました。今日は、一回目のインフルエンザの予防接種を受けることにしたのです。かかりつけの小児科は、人気があるのでいつも混雑していて、予防接種を受けるだけでも違う病気をもらってしまいそうな心配があり、今年はどうしようかと迷っていました。するとたまたま行った耳鼻科で予防接種を受けられることがわかり、今年はこちらでお願いすることにしました。どこかへ行くにしても、誤魔化すことなどできない年齢のしゅんをどうやって注射に連れて行くか考えましたが、何とか説明をして連れて行くことができました。

予想通り空いていて、すぐに診察室に呼ばれると、初対面のおじいさん先生にしゅんは固まってしまいました。そしていつもは平気なのに、体をこわばらせてシクシク・・・。「痛い痛い」と泣き出して、何だか近年まれに見る大変な予防接種になってしまいました。お会計を済ませる間も車に戻る間も、私の上着の裾に顔を埋め、シクシクと泣いては涙をぬぐっていました(何だかかわいい!)。ようやく数分して落ち着いた時には、なぜか手芸店に寄り、今日しゅんが遊ぶためのお裁縫用品を買うことに話が決まっていました(汗)。

そしてご機嫌になって帰宅した後のしゅんの写真です。フェルトにチャコペンで形を書き、ちょきちょきと切っては大きめのビーズを縫いつけていきます。縫い針は、多少安全かと思い、編み物用のとじ針を買いました。先が丸いので、ブスッと布に刺すのが一苦労ですが、一生懸命縫い続けていました。

夜になって、しゅんが前屈みになってお腹に向かい、何かを話していました。一体誰と話しているのかと聞いてみると、「体の中に入った風邪のお薬」と話していたのだそうです。私が注射の説明をしたときの話を、彼なりに納得して理解したのでしょう。それにしても、まさかそのお薬を擬人化するとは思わなかったわ!と2人(?)の会話を聞くたびにおかしくて、こっそり笑ってしまいました。
お裁縫大好き〜


11月13日(火) 雨時々曇り 「冬の服」
雨が降ったり止んだりで、どんよりとした空の一日でした。しゅんはだいぶ前から長袖のトレーナーを着ていますが、慣れるまでは毎朝下着のシャツのことで大騒ぎでした。長袖の下に長袖のシャツを着る時、上手に着ないとシャツの袖が上がってしまいます。それがどうしても気になって、「シャツがグチャグチャなの。」と涙目になるのです。トレーナーを着る時に、シャツの袖をちゃんとつかんで着たらいいんだよと教えると、しばらくして上手に着られる様になりましたが、今度はトレーナーの袖口からシャツがちょっと出ています。でもこれが気になるのは私だけの様で、「中に入れてね」と言う私に向かって、わざとシャツをもっと長く出して見せたりします。

しゅんを送るとショッピングセンターに行き、ゆっくりと買い物をしました。まずはしゅんのズボンを2枚。先日、お洗濯をするためにしゅんのズボンを逆さまにすると、バサッと大量のどんぐりがポケットから出てきました。あらあらと思いながら洗濯をしたのですが、3つくらい出し切れていなかった様で洗濯機の中に出てしまい、先のとがった部分でこの冬よく履いていたしゅんのズボンがあちこちかぎ裂きになってしまいました(涙)。少し前までは、なぜか小石ばかりポケットや鞄に入れて帰ってきたしゅんですが、こんな被害は初めてです。それでも、あのズボンだけで済んでよかった・・・とつくづく思いました。

買い物が終わると、コーヒーショップでしばし休憩です。ドリンク類もだいぶクリスマスっぽくなってきて、年の瀬が近いんだなと改めて思いました。もう少ししたら、幼稚園にスノーズボンを置いておく様になります。「雨または雪だって・・・。」とがっくりしながら天気予報を見る私の横で、しゅんは「雨または雪だって・・・。がっくしだねぇ。」と言いながらも顔はニコニコしていました。「嬉しいんでしょ?」と聞くと、「だって、雪が大好きだも〜ん。」と答えました。寒くて寒くて大変ですが、子ども達は大喜びの季節です。冬の準備をしっかりして、今年も楽しみな季節を迎えたいと思いました。


11月12日(月) 曇りのち雨 「天ぷら星人」
今にも雨が落ちてきそうな曇り空の朝でした。バスを見送るとたくさん荷物を積み込んで、園バスを追いかける様にドライブし、幼稚園に向かいます。今日は今まで製作してきた物を全てラッピングする会です。

金曜日に引き続き、机の上にずらりと製品を並べてみると、本当にたくさんの物があって自分達でも驚く程でした。今日は人数も多いため、作業がどんどん進んでいきます。きれいな袋に入れ、ちょっとかわいらしいタグを付けるだけで、ぐんと立派な作品に見えるから不思議です。「よく作ったね」「頑張ったよね」とお互い言いながら、数時間にも及ぶ作業を進めていきました。まだバザーは終わっていませんが、だいぶ仕事にも一区切りつき、ほっとした気分になりました。この数ヶ月を通じ、役員の皆さんと今まで以上に親しくなれたこともとても嬉しいです。

ところで、写真は今日の私たち二人のお弁当です。もちろん2段の方がしゅん、甘辛いおつゆにくぐらせた天丼弁当が私です。昨日の夜、天ぷらを作るとしゅんが驚くほどたくさん食べました。主人も大好きなコーンの天ぷらを中心に、大きなお皿に盛った天ぷらを次から次へと食べていくので、「大丈夫?」「無理しないで」と心配になるくらいの食べっぷりでした。そしてお腹いっぱい食べると、「きっと今頃、お腹の中が大騒ぎだよね。」と言いながら、図書館で借りてきた愛読書「からだのふしぎしりたいな」シリーズの「からだ いたい いたい」を読み始めました。お腹、痛かったのでしょうか?!
今朝も「お弁当は天ぷらだけでいいからね。特にコーン。つゆじゃなくてお塩!」というリクエストがあったため、オーブンで温めてぱらりと藻塩をかけた、幼稚園児とは思えない、かなり地味なお弁当となりました。
天ぷら弁当!


11月11日(日) 雨 「心配しないで!」
朝からしとしと、時にザーザーと雨が降り続く一日でした。とうとう来週の天気予報に「曇りのち雨または雪」という文字が並び、冬がやってきたことを実感しました。外は強い風が吹いていて、窓がガタガタいってます。とても寒そうに見えますが、私たちは家の中でぬくぬくと過ごしました。今年初めて使っているホットカーペットは、マンションの床暖房の暖かさを思い出す快適さで、思わずごろりんと横になりたくなります。しゅんは気付くと「猫ちゃん」に変身し、「にゃ〜ん」と言いながらこたつの中に入って温まっています。

大流行している風邪をもらってきたのか、しゅんが鼻をずるずるさせ始めたので、今日は家でゆっくりすることにして、ミシンを出しました。バザーの製作用に買った布が余ったので、お弁当袋とコップ袋を作ることにしたのです。ミシンの助手を務めるのが大好きなしゅんは、ぴったりと私の横に張り付いてジッと手元を見つめています。早くスタートボタンや返し縫いボタンを押したくて仕方がないしゅんを何とかなだめながら、ザザッと布を切って形にしていきました。お値段は自分達でつけるので、「ここにレースをつけたら付加価値あり!200円・・・。」などと密かに考えながら、かわいらしい袋を一枚完成させました。

最後に紐を通そうと思って、あらびっくり。両側を開けてはあるのですが、三つ折りの部分を深く折って縫ってしまったため、本来ならば出ていなくてはいけない穴が外に出ていません。「あぁ〜。紐を通すところが〜。」とつぶやく私に、しゅんが「あ・・・。縫っちゃったんだ。」と言って口をぽかんと開けました。でも「ママ、大丈夫。お友達でもね、こうやって両側からギュッと紐を結ぶんじゃなくて、上で持つ取っ手があるお弁当袋ってあるのね。そういう物を持っているお友達だっているんだよ。だからママ、心配しないで!!」と励ましてくれました。4歳児に励まされる私・・・と思いつつ、ちょっと無理矢理紐を入れて引っ張ってみると、意外ときれいに入って無事できあがりました。「上手に紐を入れられたよ。」としゅんに言うと、「良かったね〜。」と心底ほっとした顔をして私を見ました(笑)。


11月10日(土) 曇りのち雨 「お寿司」
どんよりとした曇り空で、時折真っ黒い雲からバラバラッと強い雨が降りました。随分冷え込んできて、やっぱり11月だなぁと思います。
新しく買った水筒が嬉しくて仕方がないしゅんは、(勝手に)水道水をそこに入れ、ボタンを押してポンとふたを開け、ごくごくと飲んでいます(汗)。いつかお腹を壊さないか心配です。

先週末も手巻き寿司をした気がしますが、今日も回るお寿司へGO!最近お気に入りのお店では、とても感じの良いお兄さんがおいしいお寿司を握ってくれます。少し遅い時間に行ったので、お寿司は回らず注文のみでしたが、いつものようにホワイトボードを見て、お薦めの握りをお願いしていきました。鰤やイカなど、新鮮なネタがおいしくて、黙々と食べてしまいます。そんな私の横で、しゅんも大好きな穴子やイクラ、甘エビを黙々と食べていきます。いつの間にかエビのしっぽも自分で取ることができるようになり、カウンターに座るのも様になってきました。新潟にいる間に、安くておいしい海の幸を、家族全員お腹い〜っぱいになるまで食べたいなと思います。


11月9日(金) 晴れ 「水筒」
今日も朝から良いお天気。こんな青空は、この季節にはとても貴重なものです。気持ちよく洗濯物を干し終えると、大荷物を持って幼稚園に向かいました。

今日はできあがった製作物を、製作品担当の役員さんでとりまとめる会を開きます。今まで1ヶ月半ほどをかけ、お母さん達と一生懸命作ってきた製作品を、机の上にずらりと並べていきました。様々な製作品を作ってきたので、全部で一体どれだけあるのか私たちも把握しないできましたが、並べてみるとそれはそれはたくさんあること!心のこもった製作物に囲まれて幸せな気分になりました。
簡単な様で難しい値段付けは、相談し、悩みながら行っていきました。バザーということで、一般的な値段よりも安価にはなるのですが、今までの皆さんのご苦労を考えると、もう少し上げてもいいのでは・・・と思うこともしばしば。結局、本当に欲しい方に納得して買って頂ける様なお値段をつけようということになり、慎重に作業を進めていきました。

お迎えの時間までにも間に合わず、延長保育をお願いすると、子ども達は「幼稚園でおやつ!」と大喜びでした。そしてたっぷり遊んで満足感いっぱいで出てきたしゅんと、その足でショッピングセンターに行きました。昨日の夜から、なぜか「ふたを取って、すぐにごくごく飲める水筒が欲しい」と強く希望していたのです。入園した頃から使っていた水筒がかなり古くなっていたことと、珍しく強く希望することから、今回は希望の物を買おうと思って2人で選びに行くと、ちょうどしゅんにもぴったりの重さとサイズの水筒が見つかりました。
レジに持っていく前に、「本当に、しゅんちゃんはこれが欲しいんだよね。大事に使えるね。」と聞いてみると、「うん。大事に使う。本当にこれが欲しいの。うちね、ふたを取って、そこにお茶を入れる水筒だと、固くてふたが取れないことがあるんだよ。そうすると、大人に取って下さいって言わなきゃいけないんだよ。待って下さいって言われたりすると、またお弁当を食べるのが遅くなっちゃうでしょ?これならさっさとお茶が飲めるから、もうお弁当もさっさと食べられるんだよ。」と言うので驚きました。自分でよく考えて、それを自分の言葉で表すことができるようになって欲しいなと思いながら子育てしてきましたが、私が思っているよりも、ずっと子どもは成長していて、こんな風に自分の気持ちを説明できるようになっていたんだなと嬉しくなりました。そんなことを考えて喜んでいる私と、水筒が嬉しくて仕方ないしゅんは、奇妙なほどニコニコしながらショッピングセンターを後にしました。


11月8日(木) 晴れ 「ドレミファソ?」
もうすぐ製作品のとりまとめをし、値段付けをすることになっています。長いと思っていた準備の日々も、だいぶ目処がついてきてほっとしています。写真は、私がこの数日で仕上げた作品の数々!羊毛シートと羊毛を使ってフェルト化した物は、子ども用のバッグとポシェット2つになりました。ふわふわの感触が良い気持ちで、冬にはぴったりです。そして右の写真は、モチーフを使ったピンクッションです。中には綿と一緒にポプリも入っていて、針がさびにくく良い香りもするという便利で嬉しい商品です(誰に宣伝?)。

お裁縫の気分転換にショッピングセンターに行くと、お店の中が随分クリスマス仕様になっていることに驚きました。雑貨屋さんでは、ツリーに飾られているオーナメントをジーッと見て情報収集。手芸屋さんでは、何か使えそうな物はないかな?と製作品のあれこれを思い浮かべてはぶらぶら。頭の中はバザーのことでいっぱいなのです。でも、毛糸コーナーでは、しゅんが希望している「薄い色」の毛糸を手にとって、バザーが終わったら小さなマフラーを編みたいな〜と思いを馳せました。

園外保育で体をいっぱい動かしてきたはずなのに、しゅんはバスから弾むように降りてきました。そして音楽教室に行くと、ウキウキと歌ったり弾いたりし始めました。最近、両手を使って弾くことも増えてきたのですが、左手の動かし方になかなか苦労している様です。しゅんにとって左手は利き手なので、最初は右手で弾く場面でもつい左手が出てきてしまいました。それも練習していくうちに何とか右手で上手に弾ける様になったのですが、頭の中では「右手の親指」は「左手の親指を出したいところだけど何とか右手にしている」という意識があるのでしょう。両手で弾く様になると、ついつい右で「ドレミファソ」と弾くのと同時に、左で「ソファミレド」と弾きたくなってしまうのです。頭ではわかっていて、「あ、違う違う」と手が止まり、「あぁ〜。難しい〜。」とがっかりすることの繰り返しです。子どもなりにプライドの高いしゅんなので、できないんだ、駄目なんだという風に思わない様、何とか楽しく練習できるといいなと思いながら、家での練習につき合っています。
羊毛バッグ 暖か〜い モチーフのピンクッション


11月7日(水) 晴れ 「午後保育?」
先日届いたホットカーペットを、昨日とうとう居間に敷きました。去年の冬も終わる頃、こたつのヒーター部分が壊れてしまい、一体今年はどうしようかと考えました。ヒーターだけ買って取り付けることもできる様ですが、東京に帰れば床暖房の上に置くため必要なくなります。かといってこのまま足下が寒いのも耐えられないだろうと、ホットカーペットの購入を決めました。敷いてみるとぽかぽかと暖かく、何だかとても良い気持ちです。うたた寝しないように気をつけなくてはと思っていましたが、早速しゅんと2人でぐーぐー眠ってしまいました。

午前保育のしゅんを迎えに行くと、お友達と一緒にお庭に走っていきました。この陽気では、遊びたくなるのも無理はありません。他にも5〜6人の子ども達が集まって遊び始めたので、今日はとことんつき合おうということになり、まずはお昼を食べに出かけました。満腹になると、当然の様にお庭にダッシュ。まるでお昼を食べてから部活に行く学生の様です。私たちも子ども達を見られる場所にベンチを移動し、腰を下ろしました。ホースでお水を流し、まるで川の様になった泥んこの場所に足をズブズブと入れてニンマリしたり、お友達と滑り台に並んで座り、トンネルを作ったお友達の下を滑って大笑いしたり、飽きることなく何時間も遊び続けました。3時間近く遊んだところで、私たちがすっかり冷え切ってしまい撤収となりましたが、こんなにも幼稚園が好きだなんて、幸せなことだなぁと思いました。


11月6日(火) 晴れ 「二段ベッド」
眠るのが大好きなしゅんは、寒くなってますます寝起きが悪くなりました。朝ご飯を食べて身支度をして、バスに間に合うぎりぎりの時間に起こしても、朝ご飯の途中で「今日は無理矢理起こしたなぁ〜。」と恨みがましい目で私を見るほどです(笑)。そんなしゅんが、今朝は耳元で「二段ベッド」と囁くとピョンと飛び起きました。

今日から、楽しみにしていた二段のお弁当箱を持っていくことになったのです。だいぶ前から「二段ベッドにして。」「上手に開けられるから、二段ベッドで大丈夫。」と言われていたのですが、ちょうど良い大きさの物が見つからず、ようやく先週末購入しました。容量は今までのお弁当箱よりちょっと多くなっただけですが、随分お兄ちゃんになった気がするのか、しゅんはウキウキしています。「二段ベッドだから、あんまりおしゃべりしないでバクバク食べなきゃ。」なんて言って、張り切って幼稚園に行きました。

しゅんを送ると、私はお裁縫セットを取り出してチクチクし始めました。暖かい部屋で、のんびりと針を動かすのは楽しいものです。今回のバザー準備で、したいと思っていたクロスステッチや編み物などなど、色々な手仕事をすることができました。大きな物を作っていると小さな物が作りたくなり、手作業をしているとミシンでダダッと縫いたくなり・・・の繰り返しで、ついつい自分でももっと色々作りたいな〜と材料を買ってしまうこともしばしば。このバザーが終わっても、一日が24時間では足りないくらい色んなことをしたくて仕方がなくなりそうです。
「二段ベッド」のお弁当に大喜び


11月5日(月) 晴れ 「格好いい?」
今日も朝から幼稚園に集まって、製作の会です。10月のはじめから毎週行ってきたこの会で、だいぶ製作物ができあがりました。2時間ほどの作業では終わらないことも多く、たくさんのキットを持ち帰って仕上げてきて下さるお母さん達には、感謝感謝です。作っている自分達も「これ、欲しいね」と言い合う様な物がたくさんできて、当日を迎えるのが楽しみです。

幼稚園から帰ると、写真館に打ち合わせに行きました。大きな子ども専用の写真スタジオではなく、今回は友人に薦められた個人経営の写真館にお願いすることにしました。友人が言っていた通り、見せて頂いた七五三のサンプル写真は、どれも子ども達の表情がとても自然でかわいらしく、こんな風に撮って頂きたいなと思える物ばかりでした。今日はしゅんの衣装を決めるということで、アルバムの中からいくつか選び、着物を羽織って袴を当て、鏡の前で衣装合わせとなりました。

青かな、紺かな、それとも黒?と迷う私の横で、一緒に見ていたしゅんが「薄い色がいいよ」とササッと2着を選びました。なかなかきれいな色だわと思って鏡の前に行き、着物を羽織ると何だか急に少年っぽく感じられてびっくりしました。結局2着の中から選ぶことになりましたが、しゅんが最初に「これ」と言った物が一番似合っていました。お店の方から当日の説明を受けましたが、「着物を着たくないとぐずるお子さんも多いのですが・・・。しゅん君は絶対そういうこと、なさそうですね。かなり気に入ってましたから。」と笑われてしまうほど、鏡を見て「格好いい〜。」と自分の姿にほれぼれするしゅんでした。

ところで今日の夜ご飯に、カラス鰈とレンコンの煮付け、大根とホタテ缶詰のサラダ、豚汁を作りました。「いただきま〜す」と食べ始めると、しゅんが途中でお箸を置き、「はぁ〜」と言いました。続けて私をジッと見つめ、「ママ、おいしいご飯ばっかり作ってくれて、ありがとう。」と言いました。最近、バザーの準備やら何やらで、何だかお手軽なご飯ばっかりだったわね・・・と反省しつつ、「どういたしまして。ありがとう。」と答えた私でした。


11月4日(日) 晴れ 「七五三」
このところの夜なべ作業がたたって、休日は全く起きられません。ぐーぐーと寝ている私を起こすこともなく、しゅんは絵本やブロックを広げて遊んでいます。起きると大泣きしていた赤ちゃんの頃が、嘘の様です。

よく晴れて暖かかったので、市内にある白山神社に七五三のご祈祷に行きました。写真は後日、写真館で撮ることにしているので、今日は気軽な服装です。11月ですが、午後の時間だったこともあり、七五三のご祈祷は3組ほど、後はお宮参りの2組のご家族がいるだけで、混み合うこともなくご祈祷を受けることができました。11月に入ると寒くなるため、新潟の人は10月に済ませることが多いよと聞いていましたが、色々と用事があってあれよあれよという間に11月になり少し心配していました。でも、こんなに穏やかな日にご祈祷に来られて良かったなと思いました。

玉串を持ったしゅんは、神妙にご祈祷を受けました。巫女さん達が舞を披露する場面では、ジーッと見つめたまま固まっていましたが、無事玉串の奉納をしてご祈祷が終わると、元気いっぱいに走り出しました。ちょうど神殿の隣の建物では、新潟の草花による作品展が行われていて、絶好の記念撮影スポットになっていました。美しいお花の前で「はいポーズ」と思うのですが、面白い顔をしたり大笑いをしてみたり、全く落ち着きのない4歳児は、思った様なポーズをとってはくれませんでした。でもこれも、4歳のしゅんの良い思い出かな?と、何枚か写真を撮って帰りました。
七五三のご祈祷へ ポーズ


11月3日(土) 晴れ 「甘エビLOVE」
晴れマークが並んでいて、毎日お洗濯日和です。しかしこれが長く続くわけがありません・・・。もうじき、曇り、雨、雪マークばかりになり、強い風が吹きすさぶ毎日になります。先日、お母さん達と靴の話をしていたら、「かわいいブーツも所詮冬には必要なくなるんだよ。新潟は、真冬になったら長靴!」と力説されて納得してしまいました。去年はそれ程降りませんでしたが、やはり雪と雨でぬかるんだり凍結したりした道には、底がしっかりした長靴が最適です。今年は私も長靴を用意しなくてはと思っています。

先月、お寿司の手作りおもちゃをたくさん縫っていたからか、今まで以上にお寿司が食べたくなることが増えました。おいしい鰤や甘エビも出回り始めました。さらに私たちと同じくらいお寿司が好きなしゅんが喜ぶので、今夜は手巻き寿司に決定です。先日、九州に住む主人の友人I君から送られてきた、I君が作った新米もつやつやに炊き上がり、おいしい夜ご飯の始まりです。

お皿に海苔を置き、その上にご飯、大葉、お刺身を重ねていきますが、そんな私たちの横で、しゅんはせっせと軍艦巻きを作っていました。上に乗せるのはもちろん「コーン」です。コーンさえあれば幸せといった表情でしたが、途中で甘エビの存在に気がつくと、慌てて自分のお皿に移動し始めました。新潟は、生の甘エビが大きなパックにどっさり入って200円台と、本当にお手頃な値段で手に入ります。甘エビ星人のしゅんにはとても嬉しい環境ですが、この時期、私は甘エビの殻をむくのに膨大な時間を費やすことになります(笑)。雨や雪ばかり、寒くて寒くてたまらない冬ですが、おいしい海の幸を食べて元気に過ごしたいものです。
I君のおいしい新米で手巻き寿司パーティー


11月2日(金) 晴れ 「製作」
数日前から何となく違和感のあった右耳が、朝起きるとズキズキ痛み始めました。今日は製作に勤しもうと思っていたのですが、この痛みがひどくなったら製作どころではないと、慌てて耳鼻科を探しました。こちらに来て1年半。意外なことに耳鼻科に行くのは初めてでした。結果は心配していた中耳炎や外耳炎ではなく、耳の入り口に湿疹ができていただけでした。ほっ。ついでに家族分のインフルエンザの予防接種を予約して、買い物を済ませて家に帰りました。

しゅんが帰ってくるまでにアイロンとミシンを出して作ったのは、箸袋です。正方形の布を半分に折り、下の部分をちょっと折り返して紐を付けるとできあがりという、マイ箸持参用の袋ですが、ちょっと付加価値を・・・と、紐をレースにし、端に同じ布で作ったくるみボタンを付けました。バザーのための製作で、簡単にくるみボタンを作ることができると知り、どうしても自分でも作りたくなって昨日器具付きのくるみボタン製作グッズを買ってきたのです。布を丸く切ってギュッと押すだけで、こんなにかわいいボタンができるなんて〜とひとりで感激しながら楽しく作業をしていると、あっという間に数時間が経っていきました。

お友達と一緒にワイワイと園バスから出てきたしゅんは、バスを見送ると手をつないで家まで駆けていきました。そして5人のお友達と、線路を組み立てたり積み木をしたり、本当に楽しそうに遊び続けました。お母さん達も、甘〜いコーヒーでしばしおしゃべりタイム。慌ただしい毎日ですが、また明日から頑張ろうという元気をもらった時間でした。
箸包みが完成・・・くるみボタン付き!


11月1日(木) 晴れのち雨 「クッキーとコンサート」
今日から11月。思ったより暖かい日が続いていますが、朝晩はデロンギが大活躍です。しゅんもトレーナーを着る様になりました。去年は長かった袖もぴったりになり、小さいなりにも成長していることを感じました。

しゅんを送るとお母さん達と乗り合わせ、公共施設に向かいました。今日はバザーで販売するクッキーを製作する日です。作るのは、毎年恒例のステンドグラスクッキーと、今年の試みであるアイシングクッキーです。ツリーに飾って楽しむため、スパイスをたっぷり入れた硬いクッキーに仕上がります。調理室に入ると、既に作業をなさっている方々が第一弾として焼いて下さったクッキーの良い香りでいっぱいでした。その香りに包まれながら、それぞれ別れて作業に取りかかります。私はまず、型抜きされたクッキーにアイシングを施しました。パステルカラーのアイシングが用意され、小さな絞り出し袋や爪楊枝、ナイフやお皿が置かれていました。息を止めてジーッとクッキーを見つめながら作業をしていると、段々楽しくなってきて時間を忘れます。お絵かきをするように色を付けていくのは本当に面白くて、子ども達も喜ぶだろうなと思いました。
ステンドグラスクッキーは、予めいくつか穴をくりぬいて型抜きしたクッキーを焼き、その穴に砕いた飴を入れて再び焼くと、まるでステンドグラスのように美しいクッキーができあがるという物です。甘い香りとスパイスの香りでいっぱいの調理室は、幸せな空気に包まれていました。

お昼をはさんだ作業はとてもはかどって、たくさんのクッキーなどが仕上がりました。満足感いっぱいになってそれぞれ帰宅すると、今度はしゅんを迎えて音楽教室へGO!

今日はしゅんが楽しみにしていた「クラスコンサート」の日です。半年の練習で使っていたテキストに一応の区切りがついたため、その中から好きな曲を一曲自分で選び、クラスの皆さんに聞いて頂くという催しの日なのです。前回の練習でこの催しのことを聞いてから、「早くクラスコンサートしたいな〜。」と楽しみにしていたしゅんは、幼稚園の先生やお友達、お母さん方にまでコンサートを宣伝するほどでした。練習の中盤、先生が作って下さったくじを引き、3番目に演奏することになったしゅんは神妙な面持ちでお友達の演奏を聴いては大きな拍手をおくっていました。そして本人の順番になると、名前と曲目を言ってお辞儀をし、先生の大きなエレクトーンで演奏を始めました。途中、いつも間違える場所でちょっと間違えてしまいましたが、最後まで演奏するとにっこりと笑いました。こんな風に堂々と、楽しく発表ができるようになるなんて、何て素敵なことだろうとしゅんや他のお子さんの発表を聴いて思いました。

ところで写真は、先月いっぱい、一生懸命作っていたお寿司のおもちゃです。色々なネタがあるのですが、こちらの2つは私が考えてみました。ふふふ。しゅんの大好物、イクラとコーンの軍艦巻きです。
軍艦巻きに見えますか?


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