2007年12月

                                                  過去の日記 2007/11


12月31日(月) 雨 「大晦日」
朝起きたら真っ白・・・と期待していたしゅんは、雨しか降っていない窓の外にちょっとがっかり。早く雪が降らないかな〜と恨めしそうに空を見上げました。

今年の冬休みは帰省しないため、大きな移動がなくのんびりと毎日が過ぎていきます。今日も大晦日ですが、家の中でぬくぬくしながらゆっくりしているうちに夕方になりました。今夜は昨日買ってきた大きな海老や舞茸、蓮根の天ぷらを揚げ、お蕎麦に自分でトッピングして年越しそばを夜ご飯にすることにしました。なぜかしゅんが「どうしてもこっち」と指さして譲らなかった海老は、ぷりっとして本当においしくて、買って良かったね〜としゅんと顔を見合わせました。大晦日らしく、蟹と伊達巻きも並べてちょっとご馳走風です。紅白を見ながらゆるりと夜ご飯を食べていると、何だか平和で幸せ〜という気分になりました。

少しだけ夜更かししたしゅんが10時に眠ると、家の中はすっかり静かになりました。テレビで除夜の鐘を聞きながら、今年も一年、みんな元気で過ごせたことに感謝しました。来年はどんな年にしたいかいつも考えますが、私は今年と同じ様に、色んなことを楽しんでできたらいいなと思います。しゅんはお料理が上手になりたいそうです。マイ包丁をサンタさんからプレゼントされ、レストランで働きたいという夢はぐっと近づいてきた様です(笑)。私のよき助っ人として、お料理をサポートしてくれたらと思うと、私もとても嬉しいです。

今年もHPを通じ、楽しくおつき合いを下さった皆様、ありがとうございました。良いお年をお迎え下さい。来年も、どうぞよろしくお願いします。


12月30日(日) 曇り時々雨 「手巻き寿司?」
時々みぞれ混じりの雨が降る、寒い日になりました。

明日からはぐっと気温も低くなり、雪も降る大荒れの天気になるという予報が出ています。今日のうちに買い出しを済ませておこうと、少し仕事をすると言う主人を会社に送った後、ショッピングセンターに行きました。

お店の中は、お正月の支度をする人々で大混雑!天気予報を見て、皆さんきっと同じ事を考えていらっしゃるのでしょう。かごを2つ持ってどっさりとお買い物をしている人もたくさんいました。並ぶ商品もいつもよりぐっと豪華で、お正月気分が盛り上がります。今年はお正月に旅行をするため、お節も特に作る予定のない我が家ですが、今夜の手巻き寿司の材料と大晦日のおご馳走の買い出しをして、気付くとかごがいっぱいになっていました。

家に帰ると、しゅんがビー玉を積み木に走らせる「カタカタ・・・」という音を聞きながら、お寿司の準備をしました。そうこうしているうちに主人も帰宅して、手巻き寿司パーティーの始まりです。ぶり、サーモン・・・と私たちが堪能していく横で、最初はコーンを一生懸命軍艦巻きにしていたしゅんが、スプーンを直接口に運び始めました。ちょっとずつしか口に入らないコーンに、もどかしくなった様です。時折お刺身を要求し、パクパクとお刺身を食べたかと思うとコーンをぱくり。思い出した様にご飯を一口。これって手巻き寿司?と少々疑問に思いながらも、楽しんでいるからよしとしようとしゅんを見守る私たちでした。
今日は手巻き寿司!


12月29日(土) 雨のち曇り 「折り紙」
今日から我が家も冬休み。何となく、のんびりした気分です。

年賀状のひとことを考える主人の隣りで、しゅんと私は以前から折ってみたいと思っていた折り紙に挑戦です。それは、もねさんに教えて頂いた「福山ローズ」という素敵なバラの折り紙です。本当に一枚の折り紙からできているの?と不思議に思う様な立体的なバラでとても難しそうに見えましたが、福山工業高校のホームページで丁寧に折り方が説明されていて、これなら私でもできるかも・・・と思いました。
「今日はバラを折ってあげるね。」と言って折り始めた私の横にぴったりくっついて、しゅんも興味津々です。途中、どういう作りになっているのか皆目見当が付かなくなって挫折しかけましたが、キラキラとした眼差しで私を見つめるしゅんに気付いてもう一度最初から折ってみたところ、ようやくピンクのバラが出来上がりました。もちろんしゅんは大喜びで、「うち、葉っぱを折るね。」と言って緑色の四角い物を作ってくれました。テープでくっつけると、かわいいバラの出来上がりです。

夕方、色々な用事を済ませてもう一度折ってみようかと言うと、しゅんも自分用の折り紙を出して挑戦しました。最後の仕上げは私が手伝いましたが、図を見てきっちり折ったり私の折り方を見て中に折り込んだり、久しぶりに一緒に折り紙をした私は、こんなに上手になったんだと驚きました。再び最後の段階で悪戦苦闘しながら、出来上がったバラがこちら。しゅんは黄色のバラを作りました。見ているだけで楽しくなってしまう様なかわいらしいバラです。

私が最後の仕上げをしている間、しゅんは主人をおもちゃの部屋に連れて行ってスカリーノで遊び始めました。今日は縦に積み上げていく気分だったらしく、こんな作品ができました。6階建ての建物だそうで、屋上から10個のビー玉を次々と転がしていくと、何ともいえない楽しい音を奏でました。それにしても、年末だというのにのんびりした一日を過ごしたものです。あ、大掃除・・・。
「福山ローズ」の出来上がり かわいい〜 「6階建てだよ」


12月28日(金) 曇り時々晴れ 「お料理の会」
朝からしゅんがエレクトーンを開き、何やら弾いているのを聴きながら、キッチンであたふたと準備を始めました。今日は楽しみにしていたお料理の会が開かれます。

大荷物を持って集まったのは、市の施設にある調理室です。年末の忙しい時期ということもあり、集まれたのは10組の親子でしたが、それでも十分お料理教室っぽい雰囲気になりワクワクしてきました。一週間ぶりに会う子ども達は大はしゃぎで、今日の施設がほぼ貸し切りだったことにほっとしました。
本日のメニューは、保存食の仕込みを行いましょうということで、キムチと松前漬けと塩豚またはパンチェッタを作りました。昨日の夜から塩をしておいた1キロの白菜は、たくさんの水分が出てギュッとかさが減りました。

子ども達に簡単なパフェを作り、おやつタイムが始まると同時に、私たちの仕込みも始まりました。キムチはお野菜を入れたジップロックに色々な調味料を入れていきます。すりごまや蜂蜜、焼酎にお醤油など、よく日本で売られているキムチとはまたひと味違った物ができそうな調味料のラインナップです。天然酵母も入り、2週間後の出来上がりが楽しみです。
500グラムのバラ肉は、岩塩を擦り込んでラップをしました。それぞれ、ハーブや脱水シートを持ち帰り、塩豚にする分とわけて明日から作業を行います。私は今回、すべてパンチェッタにしようと思っているのですが、さて、上手に出来上がるでしょうか?ちょっと心配ですが、これもまた楽しみです。

お料理が好きで、何か新しいことをしてみたいという好奇心の固まりの様な方ばかり、そしてみんなでワイワイするのが大好きという方が偶然同じ幼稚園に集まって、私も随分色々な事を楽しませてもらった一年でした。「良いお年を」と言って手を振りながら、次は何をする?と既に相談を始める私たちです。

ところで冷蔵庫にあった生クリームは、今晩のキッシュになりました。じゃがいもやキノコをマイ包丁で切ったしゅんは、本日もご満悦です。
今日仕込みを行った食材たち・・・ 生クリームはキッシュに


12月27日(木) 晴れ 「大掃除」
朝から、信じられない様な青空が広がりました。社宅のベランダにも、洗濯物やお布団などが並んでいます。年末年始はかなり冷え込みお天気も崩れる様なので、今日は絶好のお洗濯日和です。我が家もシーツやカバー類をどっさりお洗濯して、ベランダいっぱいに干しました。

しまじろうの1月号が届き、早速それを読んだらしいしゅんが、お正月準備に張り切っています。昨日のお店でも、「松飾りと鏡餅を買わなくちゃ」とキョロキョロしていました。お飾りはネズミの小さな人形がついたかわいい物を選びましたが、お餅は「押すだけポン、押すだけポン」と口ずさみながら売り場に急ぐしゅんに、すっかり洗脳されている!と笑ってしまいました。「今日、ぽんってしたいの・・・。」と訴えるしゅんに鏡開きの説明をするのはちょっと骨が折れましたが、代わりに「パリッとスリット」のお餅を買うことで納得した様です。

今年は自宅で年越しをするつもりなので、しゅんの希望も取り入れて準備もしてみようかな?と思いますが、中でも一番しゅんが気にしているのが「大掃除」で、私はちょっと困っています。「神様を気持ちよく迎えるために、大掃除をしなくちゃいけないんだよ。ママ、今日はどこの大掃除?」と言うしゅんに、「お友達に気持ちよくお正月を迎えてもらうために(?)、まずは年賀状を書かなくちゃ。」と誤魔化す私。しかし今日、今年最後の音楽教室で、先生に「みんなのお家、大掃除はしましたか?」と聞かれて、他のお友達と声を合わせて「まだです〜。」と言われたのには赤面しました。明日こそは、大掃除らしきものをしなくては・・・。

音楽教室に入って7ヶ月が経ちましたが、振り返ってみるとあっという間でした。毎日熱心に練習するというところまではいきませんが、時折自分からエレクトーンを開いて楽しげに何かを演奏したり歌ったりしている姿を見ると、やっぱり始めて良かったなと思います。これから難しい両手演奏の曲が始まると、苦労する場面も出てくるかと思いますが、親子で音楽を楽しみながら、来年も続けていかれたらいいなと思います。


12月26日(水) 曇り時々晴れ 「お料理」
12月とは思えない様な、暖かな日が続いています。と言っても、もちろん最高気温は一桁ですが、雨が降らない日が続くなんて夢の様です。

今朝もイソイソとスカリーノを出して遊びだしたしゅんは、収納用の箱や今まで持っていた積み木も広げ、ダイナミック、かつ繊細な作品を作り出しました。しゅんが作業に集中している間、私は横の部屋で年賀状に集中です。しばらくして「カタカタ」という音がしたなと思っていたら、「完成で〜す」と言いながらしゅんが現れ、私の手を引いていきました。小さな積み木を積み上げてできた階段を、ビー玉がカタカタと音を立てて転がっていくのは、見ているだけでワクワクしました。

足りなくなった年賀状などを買おうと、ショッピングセンターに行きました。軽い昼食をコーヒーショップでとろうと思ってお店に入ると、しゅんは手を洗って席に座り、ジャンパーを脱いでパンとお茶を運ぶ私を待っていました。運ばれてきたパンを上手に食べるしゅんに、「しゅんちゃん、5歳になってお利口さんになったね。」と言うと、「そう、これがお兄ちゃん印!」とお得意の人差し指を立てたポーズをしました。前からずっと気に入っていたこの「お兄ちゃん印」ですが、お誕生日を迎えてさらにパワーアップした様で、お買い物の間も「次は何を買えばいいかな〜って、うちが覚えていてあげるよ。これがお兄ちゃん印!」、家に帰ると「もうそろそろおしっこかな〜って思って、トイレに行くよ。これがお兄ちゃん印(え・・・?)!」などなど、何度も登場していました。

夜ご飯は「お野菜を切ってお手伝いしなくちゃ」と張り切るしゅんに、たくさんの野菜を切ってもらおうと、野菜たっぷりの塩焼きそばにしました。私は野菜を洗って、どのくらいの大きさかを指示する係り、しゅんは踏み台に乗って野菜を切る係りです。少しずつ慎重に、キャベツ、キクラゲ、ホンシメジ、人参を切るしゅんは、真剣そのもの。私はボウルにもやしと舞茸を追加し、野菜の準備が完成しました。
お肉をジューッと焼くと、油がはねて手や顔が熱くなります。しゅんは、「お料理ってさ、熱くなることもあるんだよね。でもママは我慢するんでしょ?それからお料理ってさ、冷たくなることもあるよね。うち、キャベツをボウルで洗った時、手がすごく冷たくなったけど我慢したよ。」などなど、片時もおしゃべりをやめることなくお料理を見守り続けました。
家にある、色んな積み木を組み合わせると・・・ 階段もできたよ サンタさん、ありがとう お料理頑張るぞー


12月25日(火) 曇り 「お誕生日」
枕元にお楽しみのプレゼント・・・がお決まりですが、今年のサンタさんは頭を悩ませました。なぜならプレゼントのラインナップが、枕元にあったら危ない物ばかりだったから(笑)。スカリーノ基本セットが入った木の箱は、寝相の悪いしゅんが頭をぶつけたら大きなたんこぶができそうですし、子ども用包丁に至っては、枕元で包みを開いたらかなり危険!というわけで、スカリーノはテーブルに。その上には「だいどころにプレゼントがあるよ。パパとママといっぱいおりょうりをしてね。プレゼントはママとあけてね。」というサンタさんからのお手紙が置かれていたのでした。

自分でセットした、携帯のスケジュール「お誕生日だよ」のアラームで起きたしゅんは、すぐにスカリーノとお手紙を見つけました。そして「ママ、台所に急いで〜。」と大喜びです。目をこすりながら台所に行くと、2人で一生懸命包みを探しました。見つけたしゅんはもちろん飛び上がらんばかりに喜び、しかし、慎重に慎重に包みを開きました。そこには待望の子ども用包丁が、ぴかぴかと光りながら鎮座していました。

朝ご飯は冷蔵庫のケーキです。昨日の残りの部分を半分に切ると、ちょうどショートケーキの様になりました。スポンジとクリームがしっとりして、フルーツもよくなじんでいます。今回、生クリームは地元のメーカーの物を使ったのですが、あっさりとした味でとてもおいしく感じました。でも実は、予備にもう一つ生協で買ってあった生クリームが冷蔵庫にあるのです。これは何に使おうかなぁと考え中です。

両方の祖父母からということで、クリスマス兼お誕生日にもらったスカリーノは、もちろんしゅんの気持ちにぴったりで、早速包みを開いて遊び始めました。2歳の頃からビー玉を転がす積み木では遊んでいましたが、こちらはパーツも多く、より高度な作品を作ることができます。でも積み木に少し丸みがあって、ちょっと難しいのです。これも5歳になったしゅんの気持ちをくすぐるらしく、ジーッと熱心に取り組んでいました。

今年最後の体操教室に行くと、受付のお姉さんに、片手を広げて「うち、5歳になったんだよ。」、先生に「うち、5歳になったんだよ。」、お友達に「うち、今日で5歳だよ。」、お母さん方にも「うち、今日で5歳になったんだ〜。」と、一体何回言ったのかしら?と思うくらい、5歳アピールに忙しいしゅんでした。

5歳になったしゅんの好きな事は、おしゃべりすること、絵本を読むこと(今、特に好きなのは体の仕組み)、お料理をすること、編み物をすること、エレクトーンを弾いたり歌ったりすること、走ったり鉄棒をしたりすること、お友達と遊ぶこと、そして私(笑)。「ママ、大好き」と私を見つめる甘えん坊ですが、「重たい物はうちにおまかせ!」「ママには大変すぎるから、うちがやってあげるよ。」と私を気遣うこともある、少し頼もしい男の子になりました。大きくなったら「朱鷺メッセのレストランで働く人」になりたいと真剣に願い、「大人になったら忙しいから、あんまりパパとママには会えないからね。でも、うちに会いたくなったら、いつでも朱鷺メッセにご飯食べに来てね。」と具体的に将来を夢見ています。身長は102センチ、体重は15.4キロと、やはりミニサイズの5歳児ですが、このまま元気に大きくなって欲しいなと思います。
スカリーノ 楽し〜い! 朝ご飯もケーキ!


12月24日(月) 雨のち曇り 「お祝い」
昨日の夜、映画を観てしまった私達はなかなか起きられず、特に私は何度もしゅんに「起きて、起きて。起きて〜。」と言われてやっと目を覚ましました。ようやく起きると、「今日は、クリスマスとお誕生日のお祝いでしょ?やったー。」としゅんが飛び跳ねました。

今年はお料理好きなしゅんと一緒に作業できるようなメニューにしようと思い、ピザを作る事にしました。ピザソースと具を何種類か用意すれば、後は生地ができてからの作業だけなので、まずは恒例のケーキ作りです。毎年作っているこの生地は、たかこさんのロールケーキのレシピなのですが、卵とお砂糖と薄力粉だけでできているふんわりと優しいお味のスポンジが出来上がります。もちろんおいしいことも重要ですが、絶対に失敗しないのが嬉しいところ。ひたすら混ぜるだけなのでしゅんと一緒にできますし、焼き時間も12分と短くて簡単なのです。スポンジを冷ます間に、蕪とスモークサーモンのサラダを作り、ピザの生地をHBに作ってもらい、準備はOKです。

出来上がったお料理は写真の通り!ピザは薄く伸ばした生地の上に、みんなでどっさり具を乗せました。ケーキは、スポンジの間にイチゴとルレクチェがたっぷり入っています。一応クリスマスツリーの形にしたのですが、イチゴをどっさり乗せたいというしゅんがドサドサとイチゴを乗せていったため、ちょっと何だかわからない仕上がりです。チョコペンで「しゅ」と書いて私にバトンタッチしたしゅんは、歌に合わせてふーっとろうそくを消してご満悦でした。さらにもう一つ、このパーティーで絶対にやってみたいと言っていた、初めてのクラッカーにドキドキ。目を輝かせてパーンと鳴らしていました。

「あぁ、おいし〜い。」「これ、おいしすぎる。」「ママちゃん、ありがとう。」と目をキラキラさせて、バクバク食べ続けるしゅんに、私たちも嬉しくなりました。「サンタさんは来るかな?」と言った主人に、「来るに決まってるじゃん。だって、サンタさんはお誕生日に来るんだよ!!」と答える、やや勘違いをしているしゅんですが、お誕生日とクリスマスが一度に来るなんて、明日は本当に嬉しい日になるだろうなと思いました。
メリークリスマス! 今年はしゅんと一緒に作りました おめでとう〜


12月23日(日) 曇り一時晴れ 「土日」
夜中には雷が鳴って雹が降ったりするものの、昼間は穏やかな日が続いています。今日は寒さが和らいで、時折太陽が見える様な良いお天気でした。あぁ、冬なのに雨が降っていない〜、曇っているだけなんて、良いお天気だわ〜と空を見て嬉しくなりました。

朝、「今日はふるさと村に行こうかな?」と言うと、しゅんの目がキラリと光りました。そして「今日って何曜日?もしかして、土日?」と言うので、「日曜日よ。」と答えると、「やったー、やったー。」と絵に描いたように飛び跳ねて喜び始めました。そう、「土日」は100円を入れて動く乗り物が、動く(と、我が家で教えている)日なのです。いつものように、「200円だけだよ。だからどれに乗りたいか、よ〜く考えてから決めてね。」と言うと、心は既にふるさと村へ飛んで行った様でした。
結局、大好きなショベルカーに「こちらは子ども用で〜す。」と言って一人で乗り、並んで座れるキティちゃんの車に「こちらは親子用で〜す。ママもどうぞ。」と言って二人で乗り、「土日」のふるさと村を満喫していました。

3人でショッピングセンターに寄ると、お店の中はクリスマスムード一色でした。パーティー用のオードブルやメイン料理が並び、たくさん買い込んでいくお客さんでにぎわっていました。私たちも、明日のクリスマスイブ&お誕生会で必要そうな物を買い、暗くなった道を帰りました。


12月22日(土) 晴れのち曇り 「ピンク」
昨日の夕方、家に帰ると留守番電話に耳鼻科からのメッセージが残っていました。インフルエンザの予防接種を主人がまだ受けていないため、できるだけ早く来て下さいという内容でした。私もちょうどお薬が切れたところだったので、今日は3人で行くことにしました。

診察も予防接種も受けないしゅんは余裕の笑顔で、「今日はしゅんくん、注射しないんだよね〜。パパを応援してね。」と話しかけて下さる看護師さん達にも、「そうだよ!」と明るく答えます。「うち、もう2回も注射しちゃったもん。今年はもう終わり。」と嬉しそうです。注射針が入った時、わざと「痛っ。」と顔をしかめてみせる主人と私の顔を交互に見て、くくっと笑っていました。

お昼を食べて、会社に行く主人に手を振った後、2人でショッピングセンターに行きました。先週、風邪を引いたときから、しゅんは寒い日にスパッツをはいています。替えのスパッツが無くて不便だったので、もう一枚買い足そうと思ったのですが、彼が嬉々として選んだのは、ピンクと赤のイチゴ模様がついたかわいいタイツ・・・!ピンクの靴下、ピンクの上靴、ピンクの麦わら帽子、ピンクの浮き輪の次はこう来ましたか〜と思いましたが、あまりに嬉しそうにレジに運ぶ姿に、ま、確かにかわいいよねと思わず笑ってしまいました。


12月21日(金) 曇り 「復活!」
朝一番で病院に行くと、すぐにしゅんの登園許可が出ました。今日は終業式。急いで幼稚園に向かい、しゅんを降ろすと薬局へとんぼ返りです。溶連菌は、10日間抗生物質を飲むことが必要なので、残りの7日分、どっさりとお薬が出ました。飲みきったところで尿検査、さらに一ヶ月後に尿検査を行い、異常がなければ完治ということなのだそうです。慌ただしい年末年始、病院に行くことを忘れない様にしなければと思います。

用事を済ませると再び車に乗り、デパートの駐車場にとめて家庭用品売り場に行きました。予想外の発熱でずっと一緒にいたため、今日を逃すとサンタさんは買い物ができないのです(笑)。目的の物をさっと選ぶと、お迎えの時間までの自由時間を有効に使おうと、あちこちの売り場を回りました。中でもリニューアルされた地下の食品売り場は見ているだけで楽しくて、あわあわあわ・・・となぜか慌てる私でした。結局、お昼にしゅんと食べるためのおいしそうなお弁当、そして初めて見たデザートを買って幼稚園に戻りました。

たくさんの荷物を持って出てきたしゅんは、「お腹すいた〜」と言って元気いっぱいでした。お昼を食べるとお友達数組と合流し、アスレチックのある遊び場がついたお店で小猿の様に汗をかきながら遊びました。ようやく元気になって冬休みを迎えられそうで、とても嬉しくなりました。

ところで初めて買ったデザートというのは、「MOCHI CREAM」という和菓子と洋菓子が混ざった様なお菓子です。ショーケースに、何種類もあるこのお菓子が、まるで宝石のように並べられている様子が本当にかわいくて、見た瞬間に引きつけられました。柔らかなお餅の中に、餡やクリームが入っているのですが、それぞれ全く違う味で色々と試してみたくなります。


12月20日(木) 雷雨のち曇り 「お餅」
朝、真っ黒な雲がやってきたかと思ったら、バチバチというすごい音を立てて霰が降り、部屋中の戸が震えるくらいの雷が鳴りました。あぁ、冬の北国〜というひどいお天気でしたが、雲が去ると時折青空が見えました。

お薬が効いたしゅんは、今日も平熱ですっかり元気になりました。珍しく「何にも食べられない」と言った昨日の朝は、驚くほど目がくぼんでげっそりとしてしまいましたが、よく食べるようになればあっという間につやつやでぴちぴちのほっぺたに戻りました。寝ている時以外はずーっとしゃべり続けている様なおしゃべり男で、しゃべり過ぎ・・・と思うことも時にはありますが、そうやってしゃべったり食べたりしているのが元気な証拠なんだなと改めて思いました。

ところで昨日、病院の帰りに寄ったおにぎり屋さんで、新潟産のお米を使ったというお餅のパックを買いました。茹でてきな粉をまぶしたら、しゅんも口の周りを粉粉にしながら喜んで食べました。びよ〜んと伸びるお餅に、2人で顔を見合わせて大笑いの食事になりました。私もきな粉で食べたり磯辺焼きにして食べたり、久しぶりのお餅を楽しんでいます。お米がおいしい新潟は、やっぱりお餅もおいしい様な気がします。これからの時期、色んなお店のお餅を食べ比べてみたいなと思いました。


12月19日(水) 曇り時々晴れ 「クリスマス会」
明け方、ちょっと違う気配がして目を覚ますと、しゅんがハーハーと荒い息をして眠っていました。頬を触るとその熱さにびっくり。また発熱してしまった様です。急いで氷枕や脇の下を冷やす物を用意し、見守ること数時間、だいぶ熱も下がって朝を迎えました。ぼーっと布団の上に座っていたしゅんが、咳をした拍子にちょっと戻した様だったので慌てて寝室に行くと、「ママ、『げーとぴー』を持ってきて〜。」と図書館で借りた本を指定し、「一番後ろのページを急いで読んで。」と言います。そこには「げーとぴーの時にどうしたら良いか」ということが、箇条書きになっていました(笑)。この状況で、この冷静さ。誰に似たのでしょう?!

だいぶ良くなってきた様子のしゅんでしたが、幼稚園はお休みかな・・・と先生にお電話しました。その後ろで、しゅんはシクシク泣いています。今日は本当に楽しみにしていたクリスマス会なのです。練習していた劇に、どうしても出たいという気持ち、私にもよーくわかります。でもそういう訳にもいかないのよと思っていたのですが、先生から返ってきた言葉は、「教師もお母さんも近くにいるんですから、しゅん君さえ大丈夫そうなら、ちょっとだけでも、ぜひ来て下さい。大丈夫ですから、連れてきて下さい。待っていますよ。」というものでした。そのお言葉を頼りに、少々青白い顔をしながらも大喜びのしゅんを乗せて出発しました。

ちょうど劇が始まった頃到着すると、すぐに先生が衣装を持ってきて下さいました。そして劇の途中で登場したしゅんに、「まぁ、しゅん君、間に合いました。良かったわ〜。」とアドリブを入れて下さった先生、「わーい」と拍手してくれたお友達、良かった、良かったと口々に言って下さったお母さん方に、何てアットホームな幼稚園なんだろうと、改めて思いました。その後は気が張っていたのか、劇も最後まで終え、サンタさんからプレゼントをもらい、記念撮影まで参加することができました。「劇に出られて、良かったですね〜。」と仰る先生に見送られて車に乗ると、「あぁ、うち、本当に楽しかった〜。」とぼーっとした顔でうっとりとつぶやきました。
その足で行った小児科で検査したところ、幼稚園で大流行中の溶連菌だということがわかり、抗生物質を処方されました。お薬を飲めばすぐに良くなるということは、お友達の様子を見ていてもわかっているので、取りあえず熱の原因がわかってほっとしました。

家に帰って、幼稚園で頂いてきた一晩おいたおいしいシチューやパンを食べると、いつもはしないお昼寝を3時間もしました。起きてくるとすっかり顔色も良くなって、早速サンタさんからプレゼントされた紐通しで遊び始めました。縫い取りで遊ぶのが好きなしゅんにはぴったりのチョイスだった様で、何やら物語を作って夢中になっていました。そして「サンタさんってすごいな〜。新幹線なんて作っちゃってさ。」と一言。サンタは台所で、やった!とこっそりガッツポーズをしました。
紐通しに夢中 「サンタさんってすごいな〜」


12月18日(火) 雨 「終わりよければ?」
毎日、冷たい雨が降っています。フロントガラスに当たる雨は、時々ザザッと大きな氷混じりのこともあり、本当に寒い季節になったんだなぁと思います。

しゅんを送ると私も車に乗り、幼稚園に向かいました。今日は明日のクリスマス会のリハーサルが行われます。会場に入ると、舞台に見立てたホールをぐるりと囲んで子どもが座り、我が子の後ろに親が座ります。親たちも、それぞれ割り振られたト書きと歌で劇に参加するのです。衣装を身につけた子ども達が入ってくると、そのかわいらしさにニッコリと笑ってしまいました。
毎年同じクリスマスに関する劇を行うのですが、その劇の行い方も園独特のものがあります。それは、配役がないということ!毎日、それぞれがやってみたい役を演じるのです。ですから、当然今日のリハーサルと明日の本番では違う役になるため、リハーサルの今日もみんなカメラ持参です(笑)。

リハーサルも無事終わると役員の親子だけ残り、明日のお祝い会の準備をしました。先日練習したビーフシチューの仕込みです。段ボールで八百屋さんから届けられたお野菜を次々と切っていきましたが、こんなにたくさんの野菜が入ったら、どんなにおいしくなるんだろうとワクワクしてきました。しゅんも時々私たちの横にやってきて、お野菜を運んだり、ちょっとだけ切ったり、お手伝いをしてくれました。台所から、グツグツと煮込む良い香りがしてくる中、テーブルセッティングも行って準備が整いました。

ところで最近、しゅんが「終わりよければすべてよしっ!」と言います。最初に聞いた時は、え?どこで覚えたの?と思いましたが、聞いてみると、先日図書館で借りてきた「うんち」という本の、一番後ろにそう書いてあると見せてくれました。そういう意味の終わりよければだったのです(笑)。色んな場面で言う4歳児しゅんの「終わりよければすべてよし」は、時々吹き出してしまうほど面白くて、私は結構気に入っています。


12月17日(月) 雨一時雪時々曇り 「サンタさん」
すっかり平熱になり、5日ぶりにしゅんが登園しました。朝は大きな牡丹雪が降り、一瞬「この寒さで登園したら、また風邪が・・・。」と思いましたが、雪に大喜びのしゅんは、パジャマのままベランダに出ようとして私を慌てさせました。

家に帰ると、早速作業に取りかかりました。それは、幼稚園のクリスマス会でサンタさんから渡されるプレゼントのラッピングです。今年も例年通り、5〜6種類のプレゼントの中から、自分の子どもに合いそうな物を選び、それを親が工夫してラッピングするということになりました。私が選んだのは、紐通し。4色の紐が用意されているこちらのボードは、工夫次第で色々な絵が描けそうです。そしてラッピングですが、お片づけできるようなバッグを作ることにしました。
バッグの構想は先週から練っていたのですが、思いがけないしゅんの発熱で隠れて作業する時間もなく、買い出しもできずでだいぶ焦りました。しかしようやくしゅんが元気になってくれたので、サンタさんも一安心。幼稚園が終わるまでの数時間しかないため、バッグは本当に簡単な作りにして、次はボードの絵にとりかかると、意外とこちらに手間取ることがわかりました。大人でも熱中してしまうこのボード、きっとしゅんは夢中になるだろうな〜と思いながら、最近しゅんが大好きな新幹線を描いてみました。

ところで寒い季節になってから、今年はシチューを何度作ったかわかりません。しゅんがシチューのルーをかけたご飯が大好きで、とても食が進むのです。さらにお野菜がたっぷりとれて、冷蔵庫のお掃除にもなって大助かりです。定番のじゃがいも、人参はもちろんのこと、きのこ数種、白菜、蓮根などなど、お鍋からあふれそうになるくらいのお野菜を入れ、コトコトと煮込んだシチューはとても暖まります。
「サンタさんからの」プレゼント ギリギリ完成〜


12月16日(日) 雨 「お鍋」
毎朝起きると、結露ワイパーを持って部屋をウロウロするのが日課です。去年買ったこのワイパー、買って良かった冬製品のひとつです。窓にびっしりとついた結露は、ワイパーにたまった水を2回くらい捨てなければならない程の量です。時々ワイパー係をしてくれるしゅんは、去年よりも高い所まで届く様になったよと、こんなところでもお兄ちゃん印にご満悦です。

夜ご飯に、お鍋を作りました。3人で同じ時間に食べられる夜ご飯は週末だけなので、この季節は週に一度は登場しています。お店にずらりと並んだスープの中から、どれにしようかなと選ぶのも楽しみです。2人だけの時は、お味噌味のちょっと辛いスープを試したり、キムチを入れたりしたお鍋を作っていましたが、3人で食べる様になってからは専ら優しい味のスープを選んでいます。今年、なかなかおいしいと思って気に入っているのは、ゆず風味のパイタンスープです。意外と魚介類にも合って、お野菜もたくさん食べられます。

猫舌のしゅんは余りお鍋を食べない時期もあったのですが、前回、「コシヒカリ団子」という物を買ってみたところ、足りなくなるほどの食べっぷりでした。そこで今日はきりたんぽを、いくつかにカットして入れてみました。ご飯を食べてくれると、お腹にもたまって安心です。それから欠かせないのは、こちらに来てから生協で毎週買う様になった、生きくらげです。ぷりっとした食感は、今まで食べていたきくらげとは別物です。あぁ、何だか書いているだけでお腹が空いてきました。
ほかほか・・・お鍋


12月15日(土) 雨 「ふんわり暖か」
しゅんの熱もだいぶ治まってきましたが、時々7度台になるため、この週末は家でじっくり治すことにしました。しばらくべったり一緒にいたしゅんは、ママ、ママと私のお尻にぴったりくっついて歩くほどの甘えん坊振りで、何だか赤ちゃんの様にかわいく感じます。

午後、私だけ外出して、色々と用事を済ませることにしました。数日間家にこもっていたため、しなければならないことが多くて大忙しです。と言っても、行きたかった場所のひとつはあるショッピングセンターの手芸屋さん。毛糸が足りなくなったため、続きを編みたくて仕方がなかったのです。他にも何ヶ所かお店をはしごして、帰る頃には外は真っ暗になっていました。

そしてこちらが、早速編み上げた私のマフラーです。昨日のしゅんのマフラーと編み方は同じですが、毛糸によって随分と仕上がりの感じが変わります。こちらは割と細くて柔らかい毛糸なので、出来上がりもしなやかです。何度も首に巻いてちょうど良い長さまで編み、端の処理は本の通りに縁編みをしました。くるっと巻くと、ふんわり暖かで良い感じ。これからの季節、大活躍しそうです。
私のマフラーも完成!あったか〜い


12月14日(金) 雨のち曇り 「宝物」
目が覚めてしゅんの体を触ると、やっぱりまだ少し熱く感じ、測ってみると7度8分ありました。もちろん今日も元気いっぱいで、朝からしゃべり続け、食欲旺盛なのですが、時々ふと黙ったかと思うと8度を超えていたりして、油断はできないなと思いました。うむむ。ぐったりと寝込んでしまう風邪ではありませんが、なかなかやっかいな風邪の様です。お母さん達と連絡をとってみると、幼稚園でも発熱するタイプの風邪がとても流行っている様で、お友達も何人もお休みしていました。このまま冬休み突入は寂しすぎるので、何とか来週には元気になってもらいたいものです。

そんなこんなで、家にずーっといる私たち。手作業もはかどります。今日は編み上がったマフラーの最後の処理を、どんな風にするかしゅんに相談しました。本には大人用の作品が載っていたため、縁編みの処理がされていましたが、幼稚園児にはちょっと渋い気がします。フリンジをつけるかポンポンにするか、どっちが良いかな〜と思って聞いてみると、「ポンポン!」という答えがすぐに返ってきました。小さめのポンポンを6個作り、きれいに丸くなるようにカットしていく作業には、思わず時間を忘れて熱中してしまいました。そんな私の横で、しゅんもさらにミニサイズのポンポン作りに熱中していました。

夜、また8度まで上がったしゅんが思う様に事が運ばないことにイライラして、おもちゃを投げました。私が注意すると、ごめんなさいと言いながら、シクシク泣き出しました。そして泣きながら、「ママ、うちが泣いてもいいの?」と言いました。怖い声で叱られることが本当に嫌いなしゅんは、そんなに怖い声を出すなら、○○しちゃうから・・・と半ば脅迫するように私たちに言うこと(大体は泣いちゃうからというかわいいものなのですが)があります。今は、そんな言い方をしてもこちらの姿勢は変わりませんということを伝えたいと思っているので、「泣いてもいいよ。それより、ちゃんと自分がしたことを反省しなさい。」と言うと、「反省しているよ。でも泣いちゃう。泣いてもいいの?だって、うちはママの宝物なんでしょ?」と上目遣いで言いました。そういえば先日、「うちってママの宝物?」と聞かれ、「そうだよ、宝物だよ。」と答えると嬉しそうに抱きついてきたことがあるのです。「宝物なんでしょ?」なんて、かわいい〜と、つい叱っている最中なのに違う方向を見て笑ってしまった私でした。
しゅんのマフラー第二弾が完成 ポンポン付き!


12月13日(木) 雨 「プレゼント」
ぐっすり眠ったしゅんは、さわやかな笑顔で起きてきました。早速朝ご飯をパクパク食べるしゅんに、「今日は朝から元気だね。」と言うと、「だってうちさ、熱があってもご飯をよく食べるでしょ?似てるから。だからさ、パワーいっぱいで、元気モリモリなわけ。」と昨夜の会話を思い出した様な答えが返ってきました。しかし熱はまだ7度台後半。元気に見えても、幼稚園はお休みすることにしました。

部屋を十分暖めて、さぁ何して遊びましょうと、テーブルに色々な物を用意しました。私はしゅんの遊びにつき合って、お客さんになったり親猫になったりしながら、せっせと手を動かします。先日買った本の中に松編みのマフラーがあり、それを編むことにしたのです。私の物はちょっと細めの白っぽい毛糸で編んでいますが、それが無くなってしまったので、今度は少し幅を狭くしてしゅんの物を編むことにしました。思いがけずしゅんが発熱し、家から一歩も出られなくなる・・・なんて予想していた訳ではありませんが、先週末にどっさり毛糸を買ってあって助かりました。

夜ご飯に、鶏肉と蕪の煮物を作りました。去年社宅のキッチン用にコンロを買った時、サービスでついてきた「ESSE いちばんおいしいおかず 読者が太鼓判の116レシピ」という本があるのですが、これが意外と便利で、今まで思いつかなかった様な、しかも簡単なレシピが満載で、冷蔵庫の中の物で何か作れないかなとぱらぱらめくっていると、作ってみようと思うレシピが見つかることがあって重宝しています。今日も何冊かの本をめくって色々考えた結果、この本の煮物に決めました。

キッチンに移動しようとすると、「お手伝いなら、うちにおまかせ♪」と言いながら、踏み台を持ったしゅんがついてきました。バチバチはねる鶏肉の脂に少々ひるみながらも、あく取りをしたり味付けをしたり、楽しくお料理をしているらしいしゅんが「う〜ん」と突然悩み始めました。そして「うち、子ども用の包丁も欲しくなっちゃった。」と言いました。幼稚園のお誕生会で用意される子ども用包丁があれば、もっとお手伝いも本格的にできると思ったらしいのです。「サンタさんに何をもらうか考えてみたら?」と言うと、「子ども用包丁も、子ども用サングラスも欲しいんだよね。でも、お誕生日じゃないときに色々欲しいって言ってもダメなんだよね。だから悩んじゃうなぁ。」としばらく考えて、「やっぱり子ども用包丁に決めた。」と言いました。お誕生日=クリスマスに、まだそれ程疑問を抱いていない様で、何だかその2つが混ざっている気もするのですが、その辺りには触れないことにしておいて・・・。今年のサンタさんからのプレゼントは、どうやら包丁になりそうです。


12月12日(水) 雨 「世界一?」
朝、しゅんの顔が少し熱いなと思って熱を測ると、37度1分でした。これくらいなら大丈夫かな?と一瞬思ったのですが、外の寒さを考えると、今日無理してこじらせても・・・とお休みの電話をしました。朝食を食べていたしゅんは、「だって今日はお弁当無しの日だよ。遅れて行きますって言っても、もう幼稚園終わっちゃうよ。」と泣きべそをかいていましたが、そのうち熱がどんどん上がり、やはりお休みして良かったと思いました。

午後になり、夜になるにつれ、熱は上がって38度2分になりました。数ヶ月前に発熱し、熱性痙攣を起こした時の記憶がよみがえり、もしかしたら今回もググッと体温が上がって痙攣を起こすのではと心配でしたが、それ程高くなることもなく、38度辺りをウロウロしていました。しかし不思議なのは、ものすごーく元気で、食欲旺盛なのです。絵本を次々と読み、「あぁ、お腹空いちゃったー。」と言うしゅんの熱を測ると相変わらず8度で、「疲れるから横になったら?」と思わず言いたくなるのですが、「夜になって、暗くなるまで絶対に寝・な・い!!」と頑なに言う(なぜ〜)しゅんは、本当にゴロリと横になることもありませんでした。
パクパク食べ続けるしゅんを見ながら、「どうして高熱なのにこんなに食べられるんだろう。」とつぶやくと、横から主人が「似たんだよ。」と言いました。そう、主人は、どんなに高熱があっても食欲旺盛で、特に実家にいた頃は、病気をしていることを悟られまいとするかの様に、出された物(カレーやトンカツなどなど)をバクバクと食べ、それを電話口で聞いていた私は「大丈夫なの?」といつも不思議に思っていたのでした。

ところで先日、世界遺産の番組でケルンの風景を見ていた時、しゅんが「朱鷺メッセってさ、きっと世界一高い建物なんだよ。」と言いました。顔を見合わせてクスリと笑う私たちに続いた説明は、「だって、ネクストより高いみたいなんだよね。ネクストは19階が展望室なんだよ〜。でも、朱鷺メッセは31階もあるんだよ!」と興奮した口調で言いました。新潟の、本当に狭〜い世界がしゅんの全てである今、朱鷺メッセは確かに世界一高い建物です。でもこれから、しゅんはどんどん広い世界を見ていくんだろうなぁと思います。それまでは、「世界一高い朱鷺メッセ」にワクワクするしゅんと、そのワクワクを一緒に感じていたいなと思いました。


12月11日(火) 曇りのち雨 「お誕生会」
毎日お寝坊のしゅんが、ニヤリと笑いながら私と同じ時間に起きました。今日はしゅんがずっと楽しみにしていた「お誕生会」の日なのです。本人曰く「本当のお誕生日の方が、もっともっと楽しみ」らしいのですが、今日のことも負けず劣らず楽しみにしていたことは、今朝のしゅんの顔を見ればよくわかります。

しゅんをバスに乗せると、私も車に乗って幼稚園に向かいました。玄関を入ると、たくさんのお友達が「しゅん君のママ、おはよう〜。」と出迎えてくれました。しゅんも駆け寄ってきて、ギュッと抱きつく熱烈大歓迎です。大歓迎を受けた後、誕生月の子どものお母さん達は、イソイソとエプロンをつけ台所に入ります。同時に子ども達も教室に作られたお料理コーナーで、皮をむいたりお野菜を切ったりといった作業を始めます。お誕生会のメニューは、誕生月の子ども達の意見を優先して頂けるのですが、親達はいつもドキドキです。ちなみに去年はしゅんのたっての願いでコロッケになり、それを聞いた時は倒れそうになりました(笑)。

今年はどうなるのかな?と思っていましたが、具だくさんお味噌汁とミニお好み焼きということで、コロッケほど驚くこともなく当日を迎えました。山のようなお野菜を入れたお味噌汁をかき混ぜたり、お店の様な量の生地と格闘しながら山盛りのお好み焼きを焼いたり、今年もそれなりに舞台裏はてんやわんやでした。でも、お昼には子ども達がみんな、お代わりしてお腹いっぱいになるくらい食べてくれて、とても嬉しくなりました。今日のメニューももちろんアレルギー対応で、小麦粉も卵も使っていませんが、とてもおいしいお好み焼きが出来上がりました。みんなで同じ物を食べられる幸せを、どんなお子さんにも感じて欲しいという先生方の気持ちが、いつも伝わってきます。

お誕生月の子ども達は、円になったお友達に囲まれて、主役らしく前に並んで座ります。私たちも、子どもの後ろに座って微笑ましいお誕生会に参加します。それぞれの子どもに、事前に先生がインタビューして作って下さったカードには、将来なりたい職業や好きな絵本が書かれていました。それをクイズにして、みんなが一生懸命に当てるという時間も楽しいものでした。しゅんの好きな絵本は「くれよんのくろくん」、なりたい職業は去年と同じく「レストランで働く人」でした。
ハッピーバースデーの歌の後、お母さん達から赤ちゃんの頃のお話をする時間があります。皆さん、赤ちゃんの頃のお洋服やお写真を持参して、色々とお話して下さいました。今は大きい子ども達が、こんなに小さかったんだ〜と、子ども達と一緒に私たちも感動しながら聞き入りました。私も去年に引き続き、小さな頃からの写真を色紙に貼った物を作って持っていきました。「お腹にいた赤ちゃんの頃のお話をして。」としゅんからリクエストがあったため、遠い記憶を呼び起こしながら色んな話をしました。しゅんが私の顔を食い入るように見つめながら、真剣に話を聞いてくれたことがとても嬉しかったです。

お誕生会の楽しい一日、しゅんは本当に嬉しそうな笑顔で過ごしました。そして家に帰ると、「うち、お腹にいた時の写真も見たかったんだ〜。」と言うので、初めて箪笥にしまっていたエコー写真を一緒に見ました。豆粒の様に小さかったしゅんや、ぼんやりと目や鼻の形がわかるしゅんなど、久しぶりに見る私も何だかジーンとしました。しゅんは何度も繰り返しその写真を見て、またとても嬉しそうにしていました。
お誕生会 おめでとう!


12月10日(月) 曇りのち雨 「お兄ちゃん印」
このところの冷え込みで、毎朝、吐く息は真っ白です。園バスを待ちながら、いつもの様にしゅんと白い息をハーッと出しては「真っ白だね〜。」と競争をしていると、しゅんが「○○たんそ、行きま〜す。ハーッ。」と言いました。「何?」とよく聞いてみると、「二酸化炭素、行きま〜す。」でした(苦笑)。先週からの愛読書「血のはなし」に、体を回ってきた血液は、肺で二酸化炭素を捨てて酸素を取り入れる、そしてその二酸化炭素は口から出る・・・と書かれているのです。「二酸化炭素、行きま〜す。」「酸素、吸いま〜す。」と繰り返す怪しげな親子は、バスが来るまで何分も足踏みしながら息を吐いたり吸ったりしていました。

夜ご飯を食べていたしゅんが、「さっさと食べるには、次に何を食べたらいいかなっていうことがわかるよ。これがお兄ちゃん印(じるし)!」と言いました。「お兄ちゃん印」って!一体どこで覚えた言葉だろうと面白く聞いていましたが、それから寝るまで、彼のお兄ちゃん印自慢は続きました。「幼稚園で、誰と遊ぼうかな〜って迷っているお友達と、うちは今日、遊ぶことにしたんだよ。これがお兄ちゃん印!」「トレーナーも、自分でさっと脱いでお風呂に入れるんだ〜。これがお兄ちゃん印!」などなど。聞いていると吹き出してしまうような「お兄ちゃん印」も多々あるのですが、何だか面白いな〜と思いながら聞きました。もうすぐ年長さんになり、小さなお友達のお世話をするようになります。年長さん達が小学校に行くという話題も幼稚園で出る様になり、ちょっとそういうことを意識し始めたのでしょうか。明日はどんなお兄ちゃん印が出るか、楽しみです。

ところでそんなしゅんが、大泣きをした出来事がありました。それは生協から届いた物を、台所に運ぶお手伝いをしてくれていた時のことです。ひとつひとつ、歌を歌いながら運んでいたしゅんが、突然「ウワーン。ママー、割れちゃったのー。」と泣き出しました。一体どうしたんだろうと廊下を見に行くと、卵がひとつぐしゃりと割れていました。今日は卵も一個ずつ、大事に手に持って運んでいたのですが、重ねていた両手が一瞬離れてしまった様です。急いで拾って無事だった部分をお皿に入れ、「大丈夫だよ。いいんだよ。」と言うと、大泣きしながら私にしがみついて「本当にいいの?本当に?」としゃくり上げました。「本当だよ。一生懸命運んでくれてありがとう。でも割れちゃうこともあるよ。だけど、こうやってお皿に入れたから、もう今夜のお料理で使えるんだよ。すごいでしょ?」と言うと、ヒックヒックと言いながら泣き笑いをして、「それって面白いね。」と言いました。

「残りの卵は運べそう?それともママが運ぼうか?」と言うと、「運びたい気持ちだけど、きっとできないの。」とまた泣きます。「もし失敗したら、またこうやってお料理に使えばいいよ。やってごらん。」と言うと、そーっとそーっと運んできて、「こんな風に持てたよ。」と笑いました。お兄ちゃん気分でお手伝いをしていたのに、グシャリと割れた卵はきっととてもショックだったのでしょう。でも、今日は残りの卵をちゃんと運ぶことができて、随分自信がついたようです。 泣いているしゅんをなぐさめながら、卵が割れるだけでこんなにショックを受けるなんて、なんて純粋でかわいいんだろう〜としみじみ思った夜でした。


12月9日(日) 曇り時々晴れ 「コトコト」
目を覚ますと、カーテンの向こうの明るさがいつもと違いました。そう、太陽の明るさです。何て珍しいんだろうと思っていると、しゅんが右の鼻をズルズルとさせていました。ここ最近は、風邪や流行りの病気が怖くて人混みにしゅんを連れていかないようにしていましたが、やっぱり昨日のお店でちょっとした風邪をもらってしまった様です。これからは行事もたて込んでいるし、しばらくは生協からの届く物と、平日の買い物で乗り切るようにしましょう。

お昼頃から、ビーフシチューを作り始めました。今度、幼稚園のクリスマス会があり、会の後で恒例のお食事会を行います。そしてクリスマスランチは、保護者会の役員が作るという重要な役割があるのです。バザーが終わってほっとしたのもつかの間、今度はメニューは?テーブルセッティングは?と、私たちの頭の中はクリスマス一色です。アレルギーのあるお子さんもいるため、小麦粉やバター、卵などは使わないメニューを考えますが、それは毎月のお誕生会でも経験済みなので大丈夫!そういう食品を使わないレシピを、役員さんのお一人が今回も見つけて下さいました。というわけで、今年のメニューとして挙がっているビーフシチューを、それぞれの家庭で試作しています。

ワインをたっぷり入れ、お肉を香味野菜や野菜くずとコトコトと煮込むこと1時間。部屋中に良い香りが漂ってきました。スープをこして残った野菜をつぶして戻したら、ゴロッと切った野菜も入れ、再びコトコト。火を止めた後は時間にお料理してもらうことにして、しゅんとパン屋さんまでドライブしました。

家に帰ると、しゅんに昨日からお願いされていた「ボール」を編みました。かごを作る要領で途中まで編み、今度は目を減らしていって何とかギュッと綴じて出来上がり。不格好なボールですが、「猫ちゃん」になりきったしゅんは大喜びです。私が別の物を編んでいる横で、自分のお裁縫セットを持ってくると、ビーズを縫いつけて「これ、縛ってね。ビーズを飾ったの。かわいいでしょう?」とご満悦です。生クリームみたいで、ちょっとおいしそうなボールになりました。

さて、ビーフシチューの感想はというと、お肉がトロトロになってとてもおいしい出来上がりでした。大人にはよくても、子ども達は食べてくれるか?ということが、この試作の一番重要な点なのですが、しゅんは作る時から一緒に作業をしていたこともあり、「おいしい、おいしい」と言って食べてくれました。が、もっとおいしそうなパンをいっぱい買ってきてしまったため、途中から「パンの方がおいしそうで、こっちばっかり食べたくなっちゃうの。」とつぶやいていました。今回の試作、まぁまぁ成功といったところです。
試作のビーフシチュー これは何?


12月8日(土) 曇り時々雨 「編み物ブーム」
昨日の疲れがどっと出たのか、朝になっても起きられません。休日はなぜか早起きのしゅんが「ママ、起きて。起きて〜。」と言っているのを聞きながらも、どうしても体を起こすことができずにいると、東京にいる主人から電話がかかってきました。起きている振りをして話していたのに、電話を代わったしゅんが「ママね、まだ寝ているの。起きて〜ってお願いしても、なかなか起きてくれないから困っちゃうの。」と言い、向こうで笑っている主人の声がしました。とほほ。

午後は、しゅんのたっての願いでショッピングセンターに行きました。あまりの寒さに、行くか行かないか迷ったのですが、「毛糸でも買おうかな〜。」とつぶやいた私の言葉を聞き逃さなかったしゅんが、「うちも毛糸が欲しい!毛糸、買いに行こう〜。」と張り切っておでかけの準備をし始めたからです。手芸用品売り場に直行すると、しゅんは毛糸コーナーに駆けていきました。そして、「これがかわいい」「でも、これも欲しい」と大はしゃぎです。結局、私と一緒に使うということにして、毛糸は私が6玉選び、しゅんにはきれいな色の編み針を買いました。今まで私の編み針を「借りて」いると思っていたしゅんは、自分用の編み針に大喜びで、家に帰ると早速お得意の鎖編みを始めました。

黙々と鎖編みを作り、40センチくらいの物ができあがると、「これはトランポリンだよ。ママにプレゼント。」と言って私にくれました。どうしてトランポリンなのかと聞くと、「こうやって持って、ビヨ〜ン、ビヨ〜ンと伸ばすと、トランポリンみたいに見えるでしょ?」と言ってにっこり笑いました。一生懸命に編みすぎて、毛糸を持っていた左手の人差し指の付け根が赤くなってしまう程でしたが、達成感でいっぱいといった表情でした。

ところでこれは、私が初めて作ったかごです。先日アマゾンで買った「はじめての手づくり かぎ針で編みもの」という本を見て、ずっと作りたかったかごを作ってみました。本当は、こたつの上に置いてみかんを乗せられる様な大きさの物を作りたいのですが、これはみかんが1個入るかな?というくらいのミニサイズです。完成品のイメージから、編み図を起こすくらい上手になるには、どのくらい練習したらいいのでしょう?!でも、今は上達することを夢見て、好きな物を作っていきたい気分です。
小さなかご


12月7日(金) 雨時々晴れ 「おいしくて楽しい会」
ずっと楽しみにしていた日がやってきました。しゅんをバスに乗せるとイソイソと準備を始め、大荷物を持って車に乗りました。今日は、10人ほどのお母さん達と集まって、シュトーレン&ピザの会が開催されるのです。

続々と集まった私たちは、エプロンをつけると計量をして、早速シュトーレンの仕込みが始まりました。洋酒漬けのフルーツや、各種スパイスをたっぷり入れた生地を捏ねていると、部屋中が良い香りでいっぱいになりました。天然酵母を使っているため、生地をまとめた後の作業は各自家で行うことにして、ボウルにラップをするとバッグの中へ。次はピザ作りです。何人かの方が作ってきて下さった生地を広げ、色々な具を乗せていきます。それを作りながら、私は持参した(!)ウーウェンパンを使って、蒸し野菜作りを始めました。ゴロッと切ったお野菜を次々蒸していくと、甘い香りが漂ってくるのと同時に、程よい蒸気でお肌に良さそう〜。人参、ブロッコリー、長ネギ、キャベツ・・・、大量の蒸し野菜ができあがる頃、他のお料理もすっかり並べられ、豪華なランチが始まりました。

アンチョビが効いたピザ、甘い蒸し野菜、そしてバイキングの様にずらりと並んだデザートの数々。子ども達は今頃あのお弁当を・・・と思いながら、おいしいお料理をお腹いっぱいになるまで頂いて、本当に楽しい会になりました。今回の会もそうですが、皆さんに声をかけ、どなたでもどうぞというのが今の幼稚園のとても良いところだなぁと思います。今度は手芸の会もいいですね、などと言いながら、食べきれなかったピザのおみやげを頂き、家に急ぎました。

重たいお腹をさすりながらバス停に迎えに行くと、6人の子ども達がニコニコしながら降りてきました。手をつないで我が家に駆けていく子ども達を追いかけてドアを開けると、並んで手を洗ってうがいをする子ども達に、「慣れてる!」と思わず笑ってしまいました。おやつを食べたり家族ごっこをしたり、ワイワイと楽しそうにしている子ども達を見ていると、私も暖かな気持ちになりました。今夜、主人は東京へ行き、昔からの友達と忘年会です。今日は偶然3人とも、それぞれの友達とワイワイと楽しい時間を過ごすことができました。
ピザとシュトーレンの会 う〜ん、お腹いっぱい!


12月5日(水) 雨時々曇り 「体の仕組み」
昼間になっても1〜2度しか気温が上がらない、本当に寒い一日でした。時々みぞれが降ってきて、子ども達は大喜びです。

お友達の家に遊びに行ったしゅんに延長する本がないか確認し、一人で図書館に向かいました。しゅんの最近のお気に入りは、体の仕組みに関する絵本です。体の中に入った食べ物がどうなっていくか、体に起こる現象は一体どういう意味があるのか、見ることのできない体の中の小さなものは、どんな風にできているのかなどなど、彼の興味は尽きません。絵本ではそういう内容がとてもわかりやすく説明されていて、私も改めてふ〜ん、そうだったんだと思うことがしばしばです。写真は、血について書かれている本を熱心に読んでいるところ。へ〜、へ〜という心の声が聞こえてきそうな熱心さです。

「ママも読んでごらんよ。」と言って、時々一緒に読むこともあります。私が声を出して読みながら、「そうなんだ〜。ふ〜ん。」などと言うと、「ムフフ」というような顔で嬉しそうに笑います。私はこういう科学系の本には余り興味を持った記憶が無いので、今、とても新鮮です。そしてこのような本が好きになったしゅんは、何かあった時に論理的に諭すことができてとっても便利!転んで血が出て泣いたしゅんには、「ほら、今、白血球が一生懸命ばい菌と戦っているよ。それから血小板が血を固まらせてくれるよ。」と言うと、その図を思い浮かべたしゅんが「白血球さん、頑張ってぇ〜。」と白血球を応援します(笑)。お腹が痛いと言うしゅんには、「大腸で、う○ちができあがったんじゃない?」と言うと、「そうだっ。大腸さん、今からトイレに行くよ〜。」とおトイレへ。私も本をよく読んで予習しておくことが必要なのが情けないところですが、いつまで続くのか、この体の仕組みブーム。私も一緒に色んなことを覚えたいなと思います。

右の写真は、「KOTOHAKO.NET」のナオミさんの日記を見て、ものすごーく食べたくなってしまった黒糖饅頭です。先日買ったフライパンの蒸し機能を使い、19個を一度に蒸し上げました。熱々のお饅頭は、やっぱりおいしくて落ち着きます。
体の仕組みが大好き 「ふむふむ・・・」 黒糖まんじゅう おいしい〜


12月4日(火) 雨時々曇り 「おいしい日」
雪の予報が出ていましたが、新潟市内は雨が降るだけでした。それでも身にしみる様な寒さで、しゅんは毛糸の帽子、手袋、マフラーをして、厚いジャンパーを着込み、園バスに乗りました。

しゅんを送るとイソイソと準備をして、待ち合わせ場所へGO!今日は、バザーのお疲れ様&ちょっと早い忘年会を兼ね、お母さん方と楽しみにしていたランチの会なのです。しかも今日はお店ではなく、一軒家のお家によく私たちが行っているお店のマスターをお呼びしてお料理を振る舞って頂くというスペシャル企画です。先日お店に行った時、マスターからケータリングを始めたというお話を聞いたSさん達が、早速計画して下さって今日の開催となりました。お家なら、小さなお子さんがいらっしゃるお母さん達も安心です。ぽかぽかと暖かいお部屋でおしゃべりしていると、マスターがお鍋やいくつもの段ボールを持って登場しました。

大きな机に持参したお皿を並べていると、前菜からお料理が始まりました。新鮮な魚介類を使った前菜は、レモンが効いたドレッシングがおいしい〜。軽くソテーしたホタテも柔らかくて、どうやったらこんな風に作れるのかな?と私たちは興味津々です。次は魚介類がたっぷり入ったスープです。みんな黙々と手元を見ているのは、蟹を食べているから。メインの前に、アボカドやお野菜が乗ったトルティーヤ。パリパリでおいしい〜。続いてチキンが入ったトマトソースの煮込みとグリル野菜の盛り合わせです。もうお腹はいっぱいですが、プルーンのコンポートとライスプディングのデザートが最後に出されました。これでちょっとリッチなランチくらいのお値段だなんて、信じられないと、私たちは拍手でマスターをお見送りしました。夢の様な時間の後は、現実へ。

もう、動けないね〜、このままお部屋で眠りたいくらいだね〜と言いながら、子ども達をお迎えに行くと、私たちは体操教室へ行きました。動きが鈍い私たちとは反対に、子ども達はピューッとスタジオに入っていきました。


12月3日(月) 雨時々曇り 「ナンバー?」
寝起きの悪いしゅんは、今朝もいつまでも夢の中。起こしても起こしても、「う〜ん」と言って2〜3歩歩いてはバタンと布団に突っ伏してしまいます。そんなしゅんの顔や腕を触るとすっかり平熱のようで、測ってみてもやはり36度でした。昨日の熱は何だったのかなぁと再び不思議になりながら、園バスに乗せました。

冷たい雨が降り、傘が飛ばされそうな強い風の吹く中、帰りの園バスを待っていると、毛糸の帽子をかぶったしゅんが元気に降りてきました。そして「K君のお家に行く〜」とダンスを始めました。K君のお母さんに「どうぞどうぞ」と言われたしゅんは、K君のお家に行く他のお友達と手をつなぎ、「ママ、バイバ〜イ」と手を振りました。ひゅるる〜。

ところでこの写真は、しゅんが夜になって突然始めた工作で、できあがった作品です。もちろんしゅんは、この箱の中に入って移動中です。ふと箱の後ろ側を見ると、何やら数字が並んでいました。「これは何?」と効くと、「車のナンバーに決まってるじゃん!!」という答えが返ってきました。ご丁寧に、前にも同じ数字が書かれています。箱に入って遊ぶのは1歳の頃から大好きでしたが、いつになっても箱への愛情は消えない様です。しかしちょっと遊び方にも工夫が感じられる様になり、伊達に4年も経っていないな〜などと思う私でした。
車のナンバー・・・らしい


12月2日(日) 雨時々曇り 「発熱?」
時折土砂降りの雨が降る、荒れたお天気になりました。朝、目を覚ましてしゅんの手を握ると、いつもより熱くて驚きました。「勝手に涙が出ちゃうの。」と言ってぽろぽろ涙を流したしゅんの熱を測ると、38度でした。
でも驚いたことに、20分ほど横になってから「元気になったみたい」と言って起き上がったしゅんの熱は36度7分に下がり、その後はいつも通り元気に過ごしました。熱が上がることもなく、ピョンピョンと跳び回るしゅんは元気そのもの。一体なぜ熱が出たのかな?ととても不思議でした。

テーブルに、昨夜完成したマフラーを置いておくと、「わ〜、どうしてもうできあがったの?ママが夜、起きて作ってくれたの?」と大喜びのしゅんは、早速首に巻き始めました。「お名前と、掛け紐(幼稚園に着いたら自分の場所に掛けておくため、持ち物には掛け紐を付けなくてはならないのです)まで付いてるよ!ふっしぎ〜。」と言うと、「ママちゃん、ありがと〜う。」とお辞儀をしました。しゅんのご希望通り、ピンク、クリーム色、水色という淡い色でできたこのマフラー。モチーフをつなぎ合わせた物なので、首のまわりにお花が咲いたようなかわいらしさです。う〜ん、何てラブリー。でも、本当にこれでいいのかなぁ?!

外は震えそうな程寒い一日でしたが、家で暖まって過ごした私たちはぬくぬくです。そして夜ご飯に、ほかほかの牡蠣グラタンを食べ、さらに温かくなりました。マカロニが大好きなしゅんは、「あぁ〜、マカロニっておいしいなぁ。もう、今度はマカロニだけのグラタンを作って欲しいよ。もう、マカロニだらけっていうのがいいんだよ。」と言っていましたが、牡蠣を一口食べてそのおいしさにびっくり。「あぁ、牡蠣っておいしいなぁ〜。もう、今度は・・・(以下続く)。」と、食べたりおしゃべりしたり、忙しい夜ご飯となりました。
しゅんのマフラー 完成! 牡蠣グラタン アツアツ〜


12月1日(土) 曇り時々雨 「師走」
今日から12月!これからあっという間に年末がやってきそうです。お誕生日が近づいてきた人は、カレンダーをめくりながら大喜びです。久しぶりにショッピングセンターに行くと、コーヒーショップの前でサンタさんになったお姉さんが、試飲のコーヒーを配っていました。クリスマスムードもさらに高まって、年の瀬の慌ただしさを感じます。
夜、家でもツリーを出ました。今年は、「うちが全部飾るよ〜。」と張り切ったしゅんがほとんどの飾り付けをしました。一番上の星は、踏み台を持ってきました。そして最後はピカピカと光る電気にみとれていました。

先日、夕方にドライブをした時、あまりの西日の強さに「前がよく見えない〜。サングラスを持って来ればよかったな。」と言った私の言葉が印象的だったのか、今日、出発前に振り返ってしゅんを見ると、ぶかぶかのサングラスをかけていました(笑)。それは私たちが新婚旅行の時に買ったサングラスなのですが、以前から時々家の中でかけて遊んでいました。それが今、なぜかものすごく気に入っているらしいしゅんは、「子ども用のサングラスが欲しいな。これは大きいし、子ども用を売ってるお店に行こうよ。」と何度も言っています。余りにも言い続けるので、眼鏡ショップにぶらりと立ち寄って「ここにもないね。」と確認してお店を後にするということを何回かしているのですが、今日はちょっと違いました。いつものように「なかったね」と言いながらショッピングセンターを出ようとした時、「そうだ!子ども用のサングラスをサンタさんからもらうプレゼントにしよう〜っと。」と大発見をしたかのように弾んだ声で言いました。え・・・?と焦ったのは私です。サンタさんってことは・・・。「サンタさんの国にあったら、これを下さいってサンタさんに言うのはどう?」なんて慌てて言ったりして。一体どうなることでしょう。

ところで最近、体の仕組みに興味津々のしゅんは、絵本を読んだりDVDを観たりと、体の仕組みを知ることに時間を惜しみません。時々、私の体に耳をぴったりとくっつけて、中の音を聞くのも大好きです。今夜も、お布団に入ると私の胸に耳を当て、「トットットッて心臓の音がしたよ。」と言った後、「今日はママの音を聞きながら寝よう〜っと。」と言いました。そしてドライヤーで髪の毛を乾かした後、本当に私の体を枕の様にしてジーッと耳をすましながらいつの間にか眠ってしまいました。心臓の音を聞きながら眠るなんて、赤ちゃんみたいでかわいいわ〜と思いながら、16キロの重みに耐える私でした。
ツリーの飾り付け 「うちができるよ〜」


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