2008年1月

                                                  過去の日記 2007/12


1月31日(木) 雨のち曇り時々雪 「音楽の日」
今朝も園バスに乗る先生からお電話がありました。お休みの方が多く、到着時間が早まりそうだというお電話です。どうやらバスに乗っている年少さんの間で熱が出る風邪やインフルエンザが流行っているらしく、一部では「バス感染」と呼ばれているとか。ひ〜(汗)。毎日元気に帰ってくるとほっとします。

しゅんを送ると私も幼稚園に向かって出発しました。今日も朝から歌の練習です。3月の卒園お祝い会に向けての練習もあるため、先生がいらっしゃる前に朝練をするのです。最初は寒い寒いと言いながらヒーターの前にいた私たちでしたが、振り付きの歌を練習するうちに、汗が出てきました。数回踊っただけなのに、息も上がって何だか大変!あと1ヶ月ちょっと練習したら、もっと颯爽と踊れる様になるのでしょうか。

夕方は、しゅんの音楽教室へGO!1冊目の教材では、右手はドからソまでを使った曲を練習しましたが、2冊目の教材ではソから高いレまでの音程を使う曲も練習します。左利きのしゅんにとっては、右手を次々と動かして演奏する曲はちょっとハードルが高いのですが、少しずつ練習を続けることでだいぶ自信を持って演奏することができるようになってきました。家で練習する時は、うまくできないと私の胸に顔を埋めて悔し泣きをするくらい負けず嫌いのしゅんですが、教室での一時間はとても楽しそうでずっと笑顔です。今日のレッスンでは、前からしゅんが憧れていた「ファのシャープ」も使う曲を弾く様になり、ますます張り切っています。小さな手を目一杯開いて弾く様子はとてもかわいくて、それを見るのも楽しみです。


1月30日(水) 曇りのち雨 「プリキュア その2」
朝からどんよりとした雲がたちこめて、今にも雨が落ちてきそうでした。ぼーっとしながら朝ご飯を食べるしゅんにつき合っていると、園バスの先生からお電話がありました。今、前のバス停のお子さんを乗せるところですから、これから向かいま〜すと明るく言われたのは、バスの到着予定より30分近くも前!大慌てで支度をしてバス停に行くと、、「急かしちゃってごめんなさいね〜。」ともう到着していたバスから先生が出てきて下さいました。

お友達の家に遊びに行っていたしゅんを迎えに行くと、男の子達6人がお団子の様に固まっていました。何をしていたのかというと、一人の男の子が遊んでいたDSを、みんなで覗き込んでいたのです。お迎えに行く少し前までは、電車や車で遊んだり、戦いごっこをしたりしてワイワイと過ごしていたそうですが、隠してあったお兄ちゃんのDSを発見した途端、みんながそれに集中してしまったのだとか。小学生のご兄弟がいるお子さんは、もうゲームで遊んでいてDSなども上手にやっています。でも、しゅんを含めて第一子の子ども達は持っていないため、そんなお子さん達を半ば尊敬の眼差しで見つめています。小学生のお子さん達を見ていると、お友達と一緒に遊ぶという時にもDSを持参したりそれぞれのお家のゲームをしたりと、ゲームが重要なアイテムになっているんだなということを感じます。
今のしゅんには、お友達と体を使って遊んだり、絵本を読んだり積み木をしたりといった時間を大事にして欲しいので、ゲームを買うことは全く考えていませんが、小学生になったらそのタイミングで悩むだろうと思います。ゲームばっかりになってしまうのは寂しい気がするし、かと言って頑なに拒むのもどうかと思うし、悩ましい問題になりそうです。でもそれはその時考えようかな・・・。

ところで今日、お友達の家から帰りたくないな〜とつぶやいていたしゅんが、ついていたテレビを観て「帰る」と身支度を始めました。お友達の家で録画していた「何とかマン」の最後に、次に始まった番組が録画されていたのです。それはもちろん、「YESプリキュア5」・・・。ビデオと知らないしゅんは、今帰ったらこの番組が見られると思ったのでしょう。今まで一度も見たことがないしゅんが、こんなに見たいと言うならと思い、ビデオ屋さんに寄って借りてみたところ、私がお料理をしている間、ずーっと熱心に見続けました。それにしても、何度も言いますが、初めて好きになったキャラクターものがプリキュアだなんて〜。本当に独特なしゅんです。(しかしこのビデオ、2話見たところで食事になったため止めたのですが、続きは観なくていいと言い出しました。プリキュア達が変身する前に、ちょっとしたもめ事が起こるのですが、どうやらその「争い」が怖かった様子です。平和を愛する5歳男児です。)


1月29日(火) 曇り 「ジョセフィーヌ?」
風が強く、寒い日が続いています。雲の動きも早く、空の色がめまぐるしく変わります。暗い雲がやってきたかと思うと青空になったり、青空が見えているかと思うと雪が舞ったり、とても不思議なお天気ですが、新潟に何年も住んでいる友人達は、「これが新潟の冬なんだよ。」と言います。

お迎えに行くと、あまりの寒さにしゅんはすぐに車に乗りました。いつもは少しお庭で遊んでから出発するのですが、すぐに体操教室へ向かいました。開始時間から30分近く早くに着替えを終えてスタジオに入りましたが、すぐに先生がお相手をして下さってしゅんは活き活きと体を動かし始めました。小さなサッカーボールを使って蹴ったり投げたり、スタジオに入ってきたお友達と追いかけっこをしたり。教室が始まる時間には、シャワーを浴びた様に汗びっしょりになっている子ども達でした。

ところで昨日、遊びに来てくれたK君のお母さんから、何ともおいしそうな物をお裾分けして頂きました。それは「ドレッシング ジョセフィーヌ」。サウザンドレッシングの様な色をしたドレッシングが、小さめのペットボトルに入っています。何種類ものハーブで作られているというだけあって、細かなハーブが浮かんでいて、何とも言えずおいしそう。サラダだけではなく、フライにも合うんですよと聞いて、ますます食べてみたくなりました。早速今日、生協から届いたお野菜をたくさん茹で、一番上にゆで豚を乗せてドレッシングをかけてみました。何とも表現しがたいお味は、まるでホテルのレストランで出てきそうな(イメージ)おいしさで、一口食べた私としゅんは「おいし〜い」と顔を見合わせてしまいました。おいしい、おいしいと食べ続けた私たちでしたが、タマネギの風味も強いらしく、主人は食べられませんでした。それでもぜひお取り寄せしたいと思ってネットで調べたところ、どうやらネット注文はできず、注文は電話かファックスのみ、さらに本数が増えればそれだけお得だとか、添加物が入っていないため、賞味期限が短くお友達と一緒に注文した方が良いとか、色々なことがわかりました。そんな、手に入れにくそうなところも口コミで流行始めているという理由かな?と思いつつ、私も次回の注文時にはお仲間に入れてもらおう〜とKさんにお願いのメールをしました。


1月28日(月) 曇り 「鑑賞会」
夜中にまた雪が降り、うっすらと積もりました。サクサクとした氷の粒の様な雪です。

今日は役員のお仕事とセットで、楽しいことを計画しました。まずはお店に集まって仕事を済ませた後、お昼を買って友人達と3人で我が家に帰り、ずっと前から一緒に観ようと言っていた「手紙」のDVD鑑賞をするというプランです。
買ってきたパンをランチに食べると、早速お茶を煎れて姿勢を正し、鑑賞会を開始しました。去年映画館でも観た映画ですが、また改めて観ると今の気持ちとも重なる部分があり、とても胸に響きました。最後は3人ともあふれてくる涙でいっぱいの上映会となりましたが、午後のひととき、何だかとても充実した気持ちでした。さらにパン屋さんで購入したロールケーキをカットし、子ども達が帰ってくる前に優雅なお茶タイムも過ごし、何とも贅沢な一日でした。

バスが到着すると、靴にバネが入っているのでは?と思うくらい元気な子ども達が降りてきました。いつものようにダーッと家まで駆け上がると、おもちゃ部屋に入って遊び始めました。ふすまを閉めて「子どもの部屋だよ。」と言うので、引き続き私たちは大人だけのお茶タイム。時折笑い声やごっこ遊びの声が聞こえる、楽しそうな子ども部屋でした。

夜、お布団に入ったしゅんが「うち、YESプリキュア5ごっこもポケモンごっこも楽しいんだ〜。明日は幼稚園でどっちに、入れて、しようか迷っちゃうな。う〜ん、どうしよう〜。」と悩み始めました。「楽しいことがいっぱいあって、嬉しい悩みだね。」と言うと、にっこり笑った後でパタッと眠りました。軽くいびきをかいてよく眠っているしゅんは、夢の中で何ごっこをしているのかな?と思いながら寝顔を見つめました。


1月27日(日) 曇り 「回るお寿司」
先日、しまじろうの付録で時計が届きました。以前から時計には興味を持っていてだいぶ読める様になっていましたが、一気に理解が深まった様です。何をするときもその時計を持ち歩き、今は何時何分だ、しまじろうは○○をしているけど、うちは○△をしている〜などなど、大騒ぎです。今でも早寝をした時は12時間近く眠るしゅんは、どうもしまじろうより睡眠時間が長いということに気付いたのか、「うちってよく眠るね〜。」としみじみした口調でつぶやきました。

もし4月に転勤の辞令が出たら、私たちが新潟に居られる週末はもう10回ないかもしれないと思うと、何だかそわそわした気分になります。そんなわけで、おいしい回転寿司屋さんへGO!ついつい発想がそちらに向いてしまいます。
いつ行っても人気のお店は、お客さんが途絶えることがありません。お昼の時間を少し回っても、常にお客さんでいっぱいです。そして新潟産のおいしいお魚で作られたお寿司が、こんなお値段で頂けるなんて〜と、いつもながら感激です。しゅんはお決まりのネタを次々と食べ、今日は4皿、8貫をぺろりと食べました。もう少し大きくなったら、私たちの食べる量はあっという間に追い越してしまいそうです。

お店の隣りに直売所があることに気付き、帰りに寄ってみました。まだ雪の残る駐車場で、しゅんはサクサクと雪を踏んでは寄り道ばかり。時々舞う雪が寒くて、私たちは早くお店に入りたくて仕方がありませんが、子どもだったら私も同じ事をするだろうなと思いました。たくさんのお買い得で新鮮そうなお野菜が並んでいましたが、生協から届いたばかりだったので、今回はルレクチェで作られたジャムと1袋200円の銀杏だけ買いました。しゅんが寝静まってから、乾煎りして藻塩をぱらりと振った銀杏をパクリ。しばらくこうやって楽しめそうです。
直売所で銀杏を買いました


1月25日(金) 雪 「雪、雪、雪」
夜のうちから降り出した雪が積もり、この冬一番の積雪となりました。登園した子ども達は、荷物を置くとすぐにお庭に出て、みんなで雪遊びを始めたそうです。雪合戦、雪だるま作り、雪の玉を使っての玉入れ(初めて聞いた!)、ソリ滑り・・・。子ども達の喜んでいる顔が浮かんできます。

お昼前に少し晴れて、朝方積もっていた雪はだいぶ溶けました。そろそろ走りやすそうだなと思って外を見ると、再び外は真っ白の吹雪になりました。お迎えに行く道すがら、降り続ける雪に視界を奪われ、何だかドキドキ。無事幼稚園に到着すると、駐車場にはもう雪が積もっていて、これはもしかしたら・・・とある予感がしました。

玄関から出てきたしゅんは、予想通り駐車場に一直線に駆けて行き、雪をつかむと壁に向かってエイッと投げました。そして「雪ダーツ!!」と一言。これもみんなと遊んで覚えたのでしょうか。「ママちゃんも雪ダーツしてみて。」と言うので、2人でしばらく雪の玉を壁に投げ続けました。そうこうしているうちに、お外遊びが大好きなRちゃん兄弟もやってきて、本格的に雪遊びが始まりました。幼稚園に常備されているソリを持ってきて、先生が朝から作って下さった(すごい!)というお山から滑ったり、交代で乗ったり引っ張ったり。あぁ、何て楽しそうなんでしょう!そして何て寒いのでしょう・・・。時折顔が痛くなるほどの吹雪になっても、子ども達は平気なのです。さ、寒い〜。

もう一人のお友達も加わり、大人3人子ども4人は雪まみれになりながら遊び続けました。何と5時になるまで・・・。途中、遊びに行っているお子さんを迎えに行くと言う女の子のお母さん達が駐車場にやってきて、「どうしてここにいるの?もしかして、お迎えから?!」と驚いたり大笑いしたりしていました。「今頃、女の子のママ達は、優雅にお茶してるんだろうね。」と言いながら、寒い〜寒い〜と子ども達を追いかけて走る私たちでした。

体の芯まで凍えそうになっていたしゅんと私は、家に戻るとすぐにお風呂に入りました。お風呂に入って、こんなにも「生き返る〜。」と思ったのは初めてでした。
雪ダーツ! ソリ滑りもできちゃうよ〜 走る走る〜


1月24日(木) 曇りのち雪 「雪」
今日は一日中、雪の予報が出ていました。朝起きると雨も上がっていてほっと一安心。しかし一歩外に出ると風の強さに驚きました。しゅんとバス停に歩きながら、風でよよよ・・・と体が動いてしまう程、もっと言うと、運転している車が風にあおられて揺れる程でした。

園バスを追いかける様にして運転し、幼稚園へ向かいました。今日はいつもの歌の練習と、卒園お祝い会の練習が行われます。しゅんが熱を出したり私が疲れていたりして、12月中旬の練習からずっと参加できなかったので、今日は久々に大きな声を出しました。最近、歌のレベルがちょっと上がってきて、ソプラノパートは毎回血管が切れそうになるんだよ・・・と友人達から聞いていましたが、本当にその通り!歌い上げると爽快感があってとても気持ち良くなるのですが、一瞬クラリとしてしまうような音程の高さでした。

たくさん歌うとお腹が空くというわけで、お母さん達と連れだってデパートの物産展に繰り出しました。物産展の一角にあるイートインのお店でランチを頂いた後は、夕食のおかずを買おうとみんなでショッピングです。一人で買い物をするのも好きですが、こうして友達と話をしながら(試食もしながら)デパートを歩くのも楽しいな〜と思いました。

お迎えに行くと、しゅんは玄関の外で「プリキュアだね〜。」と言う女の子達に囲まれていました(汗)。ご自慢の長靴を褒められて、しゅんは得意顔です。そのまましゅんとお友達のお家にお邪魔して、遊んだりお茶を飲んだりしている間に、気付いたら窓の外が真っ白になっていました。横から上から下から、「横殴りの雪」ってこういうものなんだ・・・と唖然とするほどの雪が降り続き、夜だというのに何となく外が明るく感じるくらい真っ白の世界になりました。


1月23日(水) 曇り 「長靴」
新学期になり、幼稚園でもインフルエンザにかかったお友達が出ました。幸いなことにそれ程流行することもなく治まりましたが、今度は違うタイプの風邪が流行りだしたそうです。今朝はいつも家を出る時間より10分くらい前に電話が鳴り、出ると園バスからの携帯電話で大慌てです。なぜなら、既に一つ前のバス停を出たところだというお話だったからです。お休みのお子さんが多く、バスの時間も早まったのだとか。体調管理には一層気をつけなくてはと思いました。

午前保育のしゅんを迎えに行くと、「今日はうち、止まれないんだ〜。」と言いながら、目の前をしゅんが駆けていきました。そのまま駐車場に行き、車の横でピタッと止まりました。いつもは「寒いから早く帰ろうよ。」と何回言ってもなかなかお庭から動こうとしないのに、どういう風の吹き回し?と思ったら、「早くドーナツ食べたいから」という返事が返ってきました。今朝チラシを見て、久しぶりに行こうか?と約束していたのです。幼稚園にいる間、「ドーナツ、ドーナツ」と思いながら過ごしていたんだろうかと思うと、おかしくて笑ってしまいました。
ランチの分とは別に、何個か主人へのおみやげに買って帰り、台所の端に置きました。夜、お風呂から出て台所へ行くと、流しの横に見覚えのあるドーナツの袋があります。誰かが動かしたのかな?と思って端を見ると、昼間の袋はそのままです。「あ〜」と言いながら中を見てみると、飲み会だった主人が私たちへのおみやげに買ってきてくれたドーナツでした。ドーナツ祭りは明日の朝まで続きそうです。

ところで昨日、長靴を履いたしゅんが「もう小さくなったみたい。だからこの前も靴擦れしちゃったんじゃない?」と言いながら自分の足下を見ました。確かに去年大きめだと思って買った長靴は、ぴったりを通り越して小さく見えました。ショッピングセンターの長靴コーナーに行くと、園児サイズの長靴はもうかなり品薄になっていて驚きました。この季節、幼稚園に行く時も週の半分以上は長靴を履く子ども達。雪国に長靴は必需品なのです。数種類しかない長靴を見ましたが、どうも気に入らない様子だったので、靴の専門店の方に移動しました。そちらはまだ種類も豊富で、しゅんのサイズもたくさん残っていました。
一体どんな長靴を選ぶんだろうと見ていると、「何とかレンジャーは絶対にイヤ!うち、これがいいな。絶対これが欲しい。」と言って一足の長靴を選びました。それはなんと、「YES プリキュア5」!言わずと知れた女の子に大人気のキャラクターが描かれ、ピンクの型抜きの様な模様がたくさん入った何ともラブリーな長靴でした。お〜、そう来ましたか〜と思いながら、いつもの様に、「本当にしゅんちゃんはこれが欲しいんだよね?」と聞くと、力強く「うん」と頷きます。それならとレジに持っていくと、「履いて帰りたい」と耳打ちまでしました。嬉々として、プリキュアの長靴を履く5歳男児。いつもながら、ちょっぴり独特なしゅんですが、これもまた個性なのでしょう。それにしても、初めて好きになったキャラクターがプリキュアだなんて!姪っこのMちゃん、Hちゃんと、今度はもっと話が合いそうです。


1月22日(火) 晴れのち曇り 「プリキュア?」
珍しく青空になったので、久しぶりに洗濯物をベランダに出しました。新潟一年目は、雨が降っていないとつい外に出してしまい、結局凍りそうに冷たくなっただけの洗濯物を取り込む事が何度もありましたが、二年目の今はだいぶ賢くなりました(自慢?)。今日も気温が低いので、8割方乾いたところで取り込み家の中の暖房で温めましたが、いつもは洗えない物もきれいになってすっきりしました。

帰ってきたしゅんと話をしていて、今日は何をして遊んだのか聞きました。すると少し考えた後、「そうだ。YES プリキュア5をしたんだよ。」と言いました。「ふ〜ん。プリキュアしたんだね。」と私が言うと、「ち〜が〜う。YES プリキュア5なんだよ。」とわざわざフルネームに言い直すので、私は吹き出す寸前でした。このプリキュアごっこ、女の子の間で流行っているはずだけれど・・・と続きを聞いたところ、やはり女の子4人としゅんとで遊んだそうです。でもプリキュアの5人のうちの1人になったわけではなく、一応男の子役の一人になったと言っていました。一体どんな風に遊んでいるのか、物陰から見たい気がします。

今日は空気が澄んでいたのか、遠くの山並みがよく見えました。雪で真っ白になって、とてもきれいな山々です。冬の気候は厳しいですが、すぐ近くに海も山もあって、本当に良いところだなと改めて思います。もちろんおいしい物もいっぱい!この季節、もっとそれも楽しみたいなと思いました。


1月21日(月) 曇り時々雪 「仲良し」
今日は曇り空でしたが、時折雪がちらつきました。こんなに気温が低いと、降ってくる物は雪になるのでしょうか。でも、雨と違って傘を差さなくてもいいのでとても楽です。雨に濡れるのは嫌ですが、髪や服に白い雪がちょっと乗っているのは、何となく素敵な気がしてしまう、まだ雪国初心者の私です。

しゅんが幼稚園に行っている間に、ずっと行くことができなかった小児科にしゅんの尿検査をして頂きに行きました。年末に感染した溶連菌の影響が、腎臓に残っていないかの検査です。最近、新潟でも色々な風邪が流行っていると聞いたので、少しでも自衛しようとマスクをして出かけました。大混雑している小児科を想像し、ドキドキしながら入ると、ほとんど患者さんもいない待合室が目に入りました。検査の結果は問題なしで、また数週間後、最後の尿検査に行くことになりました。

夕方、しゅんが遊びに行っているR君のお家に迎えに行くと、子ども達3人は妙なテンションで盛り上がっていました。何がおかしいのか、誰かが一言言うたびにげらげらと笑ったり、子犬の様にぐるぐると追いかけっこしたり。R君のお母さんに聞いたところ、その前にはお母さんも交えてバンドを組み、CDに合わせて大合唱が続いていたのだとか。何とも言えない楽しそうな雰囲気に、いいなぁと思いました。こんなに仲良しになった子ども達を見ていると、卒園の時まで一緒に居られたらな・・・とつい思ってしまいます。私も仲良しのお母さん達と、子ども達の卒園を見届けたい気持ちです。その願いが叶うかはわかりませんが、毎日を大切に過ごして、年中さんを無事終えたいなと思いました。


1月20日(日) 曇り 「4分?」
少し早起きして、幼稚園の行事に出かけました。しゅんは仲良しのお友達を見つけると、すぐにお隣に座りました。子ども達は前に出て歌を一曲歌いましたが、しゅんはリズムを取るかの様に身振りをつけ、楽しそうに歌っていました。年少さんの時は、ちゃんと前に出られるかな?歌えるかな?と心配でハラハラしましたが、もうすっかり大きくなって、安心して見ていられる様になりました。「楽しかったね〜。」と車に乗り、2人で歌いながら家に帰りました。

久しぶりにケーキが食べたくなって、あるチケットのことを思い出しました。それはお正月に買った福袋に入っていた、「アンレミュー」の500円券です。1000円の福袋には、焼き菓子が9個とこのチケットが入っていました。お得感たっぷりのこの福袋、来年も新潟にいたら買いに行きたいなと思いました。
私たちが選んだのは、モンブラン、ショートケーキ、チーズケーキです。「お味見させて」「お味見させて」と言いながら、それぞれ違ったおいしさのケーキを満喫しました。

朝から活動した私は、お茶を終えるとお昼寝モードになってしまいました。決してお昼寝しようとしないしゅんは、「ママちゃん、寝ないで。起きていて。」と言いますが、どうにもこうにも目を開けていられません。とうとう「2分だけ休憩させて〜。」とお願いすると、こたつにゴロリと横になってしまいました。そして主人も同じくお昼寝タイムに。気付くと1時間以上が経っていましたが、しゅんは子ども部屋におもちゃを広げ、楽しそうに遊んでいました。そして目を覚ました私に気付くと、「あ、ママが起きた!もう〜ママったら、2分じゃなくて4分も寝ちゃってたよ。」と言いました(笑)。
ケーキでお茶 おいしい〜


1月19日(土) 曇り時々雪 「さっとめいと」
夜中にも雪が降った様で、車の上にはうっすらと新しい雪が積もっていました。晴れ間が見えたかと思うと雪が舞ったり曇りになったり、一日中、めまぐるしくお天気が変わりました。

先日、レシピノートを作ろうと雑貨屋さんでかわいいノートを買ってきました。それをめくっていると、しゅんが自分も作りたいと言い始めました。他にも見たい物があったので、今度は2人で雑貨屋さんに行き、かわいい表紙のノートを買ってきました。
家に帰って早速しゅんが書き始めたのは、「さっとめいとのつくりかた」。「さっとめいと」とは、以前からしゅんがレストランのお店屋さんになったらお客様にお出ししたいと言い続けているお料理の名前です。書かれていた内容は次の通り。

さっとめいとのつくりかた
よういするもの
にんじん 55
べーこん 200〜100
きゃべつ 300 はくさいでも

つくりかた
1、べーこんとにんじんときゃべつかはくさいをひょうしぎりにします
  きゃべつかはくさいは まわしぎり
2、ぜんぶいためます
3、しおであじつけします

一番上に、ご丁寧に「むずかしさは ほしふたつぐらいです」なんて書いてあります。謎の「さっとめいと」は、どうやらベーコンと野菜の炒め物だったようです。冷蔵庫と冷凍庫に材料があったので、夜ご飯のおかずにすることにしました。マイ包丁を用意して、やる気満々のしゅんには、白菜を切ってもらいました。
出来上がったさっとめいとを一口食べ、「おいしいね」と言う私に、しゅんは満足そうにニッコリと笑いました。そして自分もパクパクと食べながら、「ベーコンが歯にひっかかったよ。」「白菜もひっかかる気がする〜。」と大騒ぎ。ちょっと首をかしげながら、「これ、レストランで出さない方がいいかなぁ?」なんて言うのには笑ってしまいましたが、これから、かわいいレシピノートにどんなレシピが並んでいくのか楽しみです。
レシピです さっとめいと 完成〜


1月18日(金) 曇り一時雪 「年下のお友達」
園バスに乗るため、しゅんと社宅の敷地から出ようとしてびっくりです。地面がツルッツルに凍っていました。こうなってしまった道路は、一歩一歩、踏みしめる様に歩かないとかなり危険です。降ったばかりの雪をザッザッと踏むのは良い気持ちですが、こんな風に凍ったり土と混ざって茶色になったりする、日が経った雪は、何だか厳しい現実といった気がします・・・。

しゅんを迎えに行くと、「Nく〜ん」と言いながら玄関から出てきました。今日は年下のN君のお家に遊びに行かせて頂くのです。なぜかとても気が合うN君としゅんは、2歳の年齢差にもかかわらず、N君が途中入園してきた時から仲良くしています。時にはお父さんと息子になり、時にはお猿の親子になり、遊ぶ姿はとても微笑ましいものです。

今日もお家に着いた2人は、早速積み木で遊び始めました。いくつもつなげてトラックを作り、荷物を積んだり運んだり、積み木ひとつでこんなに熱中できるなんて、幸せなことですね〜と言いながら、私もお母さんとゆっくりお茶を頂きました。小さな頃からおしゃべり上手だったというN君は、お母さん曰く、しゅんと本当によく似ているのだとか。確かにN君を見ていると、3歳の頃のしゅんを思い出します。

そろそろ暗くなり始めた頃にお暇し、車に乗るとまた雪が降り始めました。あちこちに残っている雪は、この寒さでしばらく溶けないのでしょうか。去年、初めての新潟の冬はほとんど雪が降りませんでしたが、この冬はだいぶ雪国らしい気分を味わっています。


1月17日(木) 雪のち曇り 「ソリ滑り」
雪は夜も降り続き、辺り一面雪景色です。大荷物のしゅんを園バスに乗せ、さて私も車に乗ろう・・・と思って固まりました。雪かき棒で車の上の雪を落としたものの、フロントガラスにびっしりと貼り付いた氷が全く落ちないのです。雪かき棒には柔らかい面と固い面があることを思い出し、固い方でガリガリと削っていったら何とか氷が取れることがわかりました。降ってくる雪と車から落ちる雪で、雪まみれになりながら作業すること20分。ようやく車を動かすことができました。ふぅ。

本日、しゅんは近場のスキー場へソリ滑りに行きました。去年買ったスキーウェアは今年ぴったりで、自分で脱ぎ着することも随分上手になりました。ソリにリュックに水筒を持ち、もこもこのスキーウェアで社宅の階段を降りるしゅんは、転ばないで〜と思わず言いたくなるほど危なっかしく思いましたが、「わ〜」と言いながら転びかけたのは、慣れないブーツを履いた私の方でした。

お迎えの時間になって幼稚園に行くと、楽しくて楽しくて仕方ないといった表情でしゅんが出てきました。ソリ滑りはなかなか体力を使う様で、帰りのバスではぐっすり眠っていたお子さんも多かった様なのですが、しゅんはお隣になった女の子とおしゃべりが盛り上がり、一睡もしなかったそうです。幼稚園のお庭に積もった雪の上でも、ソリを引きずって滑りたそうにするしゅんに、本当に楽しかったんだろうなと思いました。

ところで新潟育ちのお母さん達は、こんな雪の日は長靴で登場します。長靴での運転も慣れたものなのです。しかし私は雪初心者。もちろんブーツで運転などできません。車に乗ると、右足だけいつもの靴に履き替えているのですが、ついうっかりそのまま降りてしまうことが何度もあります。今日も家に着いて左右違う靴で車を降りた私に、しゅんは大受けでした。


1月16日(水) 雪 「雪景色」
朝起きると、もう外は雪景色でした。今日は降り続くということだったので、しゅんの荷物の中にスノーパンツを入れました。雪が降ると、子犬の様に大はしゃぎの子ども達は必ずといって良いほどお庭に出て遊びます。そんなとき、このパンツが大活躍です。今頃、きっと雪だらけになって遊んでいるんだろうなと思いながら、窓の外を眺めました。

本当は家の中で暖まっていたいところですが、用事があったので車を出すことにしました。雪かき棒で軽く雪を落とし、意を決してソロリソロリと動き出しました。まだ降ったばかりなので、雪がある道路も違和感無く運転することができて一安心です。交通量の多い道路はほとんど雪も残っていません。しかし怖いのは車線変更!車が走る所は溶けている雪も、車線と車線の間には残っていて、別の車が移動して来る時は雪と氷がシャーッと飛んできますし、自分が変更する時にはガタンと山を越えなければなりません。さらに雪かきをしていない歩道を運転できない自転車が、車道に出てきているのがまた恐ろしく・・・。雪の日は、いつも以上に余裕を持って安全運転を心がけなくてはと思いました。

今日、雪は一日中降っていました。夜になってもぼんやりと明るく感じる雪景色は、街灯に照らされて一層美しく見えます。雪の日のシーンとした空気は前から好きでしたが、やっぱり素敵だなぁと降り積もる雪を見ながら思いました。運転する用事がなければなおさら・・・。


1月15日(火) 曇り 「若さ」
朝、しゅんの耳元で「今日は疲れているでしょ?もっと眠りたかったら、幼稚園はお休みしようか。」と言う私に、目を閉じたままのしゅんは「イヤ、幼稚園に行くよ。」と訴えました。え、ほんと?と目が点になった私は、「本当に行くの?眠くないの?」と何度も確認し、お弁当を作らなきゃ・・・と台所に向かいました。

洗濯と掃除を済ませ、もう少し家事をしようかと思ったところで記憶がとぎれ、次に気付いたのは午後の1時でした。しゅんは元気に過ごしているかなと少し心配になりましたが、園バスから降りたしゅんは「曇りだから自転車に乗れそう」と、寒空の下、自転車の練習を始めました。さ、寒い〜。練習につき合うのは、10分が限界でした。

幼稚園に行くと張り切っていたものの、さすがに午前中は時折ぼーっとして静かに過ごしていたらしいしゅんですが、先生のお話によると、お弁当を食べた後はすっかり元気になり、お外で駆け回っていたそうです。若いって素晴らしい!体力があるってうらやましい〜としみじみ思う私でした。


1月14日(月) 曇り 「帰宅」
昨日の夜、食べる前に眠ってしまったMちゃんは、「お腹空いた〜」と目覚めました。その後は大丈夫?と心配になるほどの食欲で、次から次へと食べ続けました。そして途中で「しゅん君と一緒にテレビを観たいの。」と言い、眠っているしゅんの耳元で何やら囁くと、しゅんもパチッと目を覚ましました。毎朝お寝坊のしゅんに手を焼いている私は、その技、教えて!とMちゃんにお願いしたくなりました。

名残惜しそうなMちゃんに手を振って、2時半頃の電車に乗ると、新潟までの長い道のりが始まりました。行きにも大活躍したメモ帳を開き、しゅんが何やら描いているな〜と思って覗いてみると、「これ、ニワトリだよ。10羽のニワトリ。」と言って見せてくれたのは、右を向いてずらりと並んだかわいらしい鶏でした。絵を描いていたかと思うと、「ママちゃん。楽しかったことを書いて。」と言うので「みんなで遊んだこと。うなぎを食べたこと。天ぷらをいっぱい食べたこと。」と私が書くと、しゅんはうん、うんと頷いた後で「うちはね、おばあちゃんちにいったこと、と、てんぷらがおいしかったことだよ。」と書いてニッコリと笑いました。そうこうしているうちに新潟に到着し、ホームに出るとひんやりと冷たい空気で顔がキュッと引き締まった様な気がしました。

迎えに来てくれた主人が「しゅんちゃん、久しぶり。」と言って愛おしそうにしゅんの顔を覗き込むのに、「久しぶり。」と答えるしゅんのあっさりしたことといったら!何ともつれない5歳児です。
家に到着すると、九州からのおいしいお届け物がありました。しゅんが寝静まってから、早速かすたどんの優しい甘さでほっと一息。ふふふ。まだまだ楽しみですひげ〜。
「かすたどん」 クリームがとろりとして、おいしい〜


1月13日(日) 晴れ 「三つ子の魂?」
昨日の暖かさはどこへ行ったのか、今日は風も強く体の芯から冷える様な寒さでした。それでも太陽が出ているだけで明るくて、そう、冬ってこんなお天気なのよ〜と何だか懐かしくなりました。寒いのに青空なんて、かなり不思議な気分です。

去年の夏、我が家でカルタ取りに興じたMちゃんは、それからすっかりカルタが好きになり、クリスマスにカルタをプレゼントしてもらったそうです。そのカルタは、ことわざカルタ。耳にしたことがあるおなじみのことわざが満載で、意味も書いてあるため、大人の私たちも勉強になります。
何度も聞いているうちに耳について離れなくなったのか、子ども達の間でなぜかとても流行っていたのが、「三つ子の魂百まで」ということわざです。特に3歳のHちゃんがそれを気に入った様で、お買い物をしながら、ドライブをしながら、「三つ子の魂百まで〜。」とふと口にするのです。三つ子のHちゃんとそのことわざをつぶやくという行動が、何だかとってもおかしくて、聞くたびに笑ってしまう私でした。

今日は妹とたくさんの天ぷらを揚げ、みんなでワイワイと食べました。我が家のお薦めコーンの天ぷらは、いつも通りしゅんがものすごい勢いで食べ続けました。妹のお薦め、カニかま天ぷらとささみ天ぷらは、今まで食べたことがなかったおいしさで、今度は家でも作ってみようと思いました。売り場にあったタラの芽も揚げて、ちょっぴり春を感じた夜ご飯でした。
一日中、思いっきり遊び続けた子ども達は、夜になるとこんな感じでぐっすり。本日もお泊まりとなったMちゃんでした。
仲良しのふたり ぐっすり


1月12日(土) 曇り 「穴子」
ぐっすり眠って目覚めると、ほわ〜んと暖かな空気に包まれていました。今日の静岡は、春の様な暖かさです。風もなく、上着も要らない程の暖かさに、新潟に帰ってからのギャップが恐ろしくなりました。

妹親子と合流し、お昼は久しぶりのうなぎ屋さんに行きました。もうすぐ一年生になる姪のMちゃんは、堂々一人前を注文し、しゅんと3歳のHちゃんは、私と妹の「上」鰻重からお裾分けをすることにしました。前回帰省した時は、確か子ども達はタレがかかったご飯を頂き、少しだけ鰻をのせてあげたような気がするのですが、この一年でみんな大きくなったんだなと思いました。もちろんしゅんの食べっぷりもさすが5歳で、私の鰻重からほぼ半分の量を食べました。おいしい、おいしいと食べる私たちでしたが、しゅんの口から「鰻も好きだけど、うち、穴子が好きなんだ〜。」という言葉が出て、がっくし!鰻なんてほとんど食べたことがないしゅんには、回るお寿司の穴子の方がおなじみだったのでした。

去年の夏にも仲良く遊んでいた3人は、今回の帰省でもとても仲良しです。夕方、しゅんを真ん中に何かしている?と思って妹と見に行くと、しゅんの首にはキラリと光る首飾り。Mちゃんがしゅんの耳にイヤリングをはめようとしているところでした。両方から姪達の手が伸びてきて、最後には髪飾りまでされたしゅんは、かなりお気に召した様子で3人並んでニッコリと写真に収まりました。うむむ・・・。すっかり気に入った模様ですが、これ、いいのでしょうか?!
仲良く遊び続けた結果、Mちゃんは一人で初のお泊まりをすることになりました。妹とHちゃんが帰る時も、全く動じることなく(というか、気付いていたのかもハテナ)、しゅんとじゃれ合っていたMちゃんは、仲良くお風呂に入ると並んでお布団に横になりました。絵本を読んでいるうちに、すやすやと聞こえてきた2人の寝息に誘われる様に、私もすぐに眠ってしまいました。
しゅんのおめかし中 両側から、姪の手がのびてきて・・・


1月11日(金) 曇り 「新幹線」
大きなリュックを背負って園バスを待つしゅんは、「今日は新幹線だよね。幼稚園へは行くんだっけ?」と言って私を慌てさせました。「幼稚園が終わる頃、お迎えに行くからね。」と返事をしてバスを見送り、私も支度をしました。

今日は一年ぶりに静岡の実家に帰省します。しかも一つ前の駅で降りる、幼稚園のお友達親子とご一緒できることになり、子ども達は数日前からテンションが上がりっぱなし!母ふたりも、一緒ならきっと楽しくて、長い時間も早く感じそうだよねと楽しみにしていました。

お迎えに行くと、早速園児2人は手をつないで出てきました。そこにR君の弟、Y君も仲間入りし、体格の良いR君の弟の様に見えるしゅんを交え、3兄弟の様になりました。平日の午後で空いている新幹線ときに乗り込むと、座席をぐるりと後ろ向きにして向かい合わせにして、楽しい遠足が始まりました。お菓子を食べたり窓の外のスキー場を眺めたり、しゅんと2人で帰省するときとは、また違った新幹線の旅となりました。
東京駅で乗り換えをすると、さすがに3連休の前日の夕方ということで、車内はビジネスマンの方でいっぱいになり、3人がけの席に5人で座ることになりました。こだまの旅は、100円ショップで昨日仕入れたノートと筆記用具が大いに役立ち、そこに絵を描いて「これは何でしょう?」とクイズをしたり、交換日記の様に文章を書き合ったりして過ごしました。新潟を出てから4時間余りが経った頃、R君Y君のおじいちゃん、おばあちゃんが待つ駅に到着しました。ホームでずっと手を振ってくれていた3人に手を振りながら、静岡の方と新潟の幼稚園で出会い、こんな風に一緒に新幹線の旅ができるなんて、嬉しいご縁だなと思いました。

新幹線から在来線に乗り換え、ようやく駅に到着すると、改札の向こうに傘を差した父が手を振っていました。しばらく会っていなかったしゅんなのに、車に乗るなり「じいじ、じいじ」と持ち前の人懐っこさで話しかけていました。


1月10日(木) 雪のち曇り 「雪」
朝起きたときは雨も降っていなかったのに、しゅんの洋服を取りに納戸へ行ってカーテンを開けてびっくり。雪が積もっていました。大きめの雪が降り続いていて、しゅんは大喜びです。

しゅんを送ると私も車に乗り、久しぶりの美容院へ行きました。「降りましたね。」と美容師さんとお話しながら窓の外を見ると、まだ大きな氷の粒の様な雪が降っていました。しかし、みるみるうちにお天気は変わり、帰る頃には日が差して道路の雪もすっかり溶けていました。
園バスから降りる時、先生が「今日は公園で雪遊びをしましたよ。雪だるまもいっぱい作ったんですよ。」と仰いました。雪が積もっていたのは、確かとても短期時間だったはず。あの時間の中で、タイミング良く雪遊びできたんだな〜と驚きました。

今年初めての音楽教室に行くと、先生が「あけましておめでとうございます」と教室の入り口で待っていて下さいました。お名前を呼びながら、「お正月はどんな風に過ごしましたか?」と聞かれると、しゅんは「朱鷺メッセと、月岡温泉に泊まったよ。」と元気に答えました。みんなで声を合わせて歌ったり、エレクトーンの演奏を楽しんだり、あっという間に一時間は過ぎていきました。


1月9日(水) 曇り一時雨 「3学期」
園バスを待つ時間が、とても寒く感じる様になってきました。ピューッと風が吹くと、「ひょ〜っ」と変な声が出てしまいそうな程の寒さです。今朝もほっぺたを真っ赤にして待っていると、「お待たせして申し訳ありません。」と、先生がしゅんのほっぺたをなでながら迎えて下さいました。

私も、しゅんを送るとすぐに幼稚園に向かいました。今日は、何年も前に卒園された先輩お母さんのお話を伺う会が催されました。ずっと昔の幼稚園の様子や、お母さん達の活動のお話などを伺っていると、今の園に通ずる考え方などがあり、多くのお母さん方の活動があって、今の私たちがあるんだなと改めて思いました。

午後は役員と先生方による集まりがあり、2学期の活動の反省や3学期に向けてのお話などがありました。2学期はバザーやクリスマスなど、忙しい行事が立て続けにあり、本当に怒濤の日々でした。それでも多くのお母さん方と親しくなったり、役員さん同士でのつながりが強くなったり、とても充実していた日々だったなと話し合いをしながらしみじみ思いました。3学期は、年長さんを送り出すお祝い会に向けての準備があります。去年も準備をしているうちにあっという間に過ぎていった記憶がありますが、そんな慌ただしい中でも一日一日を大事に過ごしていきたいと思いました。


1月8日(火) 曇り一時雨時々晴れ 「メモメモ」
今日から三学期が始まったしゅんは、ちょうど雨の止み間にバスに乗りました。昨日心配していた大荷物は半分私が持ち、すぐに先生が受け取って下さいました。そしてしゅんの右手には、大事に握られた「福山ローズ」が!先生にお渡ししたいと言いながら、ウキウキと登園しました。

1月3日から、なぜかメモ魔に変身したしゅんは、朝から晩までせっせとメモを書いて私に手渡します。「ねえねえあそぼうよ!!」「おなかすいたよ」という連絡事項から、「きょうは1がつ8にちだよ。2がつ8にちじゃないよ。」といったハテナな文章まで様々ですが、とにもかくにも文字を書ける様になった喜びを全身で味わっているかの様です。夕方、いけないことをしたしゅんをちょっと厳しく叱ったら、「いけないことってわかります。ごめんなさい。」と言った後、「あ、ちょっとメモ帳書いてくるから待ってて。」と居間に移動し、戻ってきて「はい、どうぞ。」と私にメモを差し出しました。その紙には「ママ、だいすきだよ。」・・・!本当に絵に描いたような展開です。思わずにっこりしながらも、この子、お年頃になったらあちこちでうまいことを言ってはもめ事を起こしたりしないだろうかと、少々心配になってきました。そして帰宅した主人に話しながら、二人で「こんなこと、教えた記憶はないよねぇ。」「誰に似たんだろう。」と首をかしげるのでした。

ところで最近、私としゅんは蒸し野菜にはまっています。去年の暮れに買ったウーウェンパンの蒸し機能を使い、あれこれ蒸してはごま油と藻塩をちょっとつけて食べるのです。今、一番おいしいと思うのは長ネギです。旬の長ネギを蒸すと、甘さがぐっと引き立って何とも言えないおいしさ。「あぁ、何でこんなに甘いの〜?」「もしかして、塩と間違えてお砂糖をつけちゃったんじゃない?」などと繰り返しながら口に運んでいます。この光景、ネギ嫌いで特にネギの間のとろっとした所が大の苦手の主人が見たら、卒倒してしまうでしょう。ふふふ。しゅんをネギ好きにする私の計画は見事成功し、我が家のお野菜ラインナップに長ネギが堂々仲間入りするようになりました。でもやっぱりかわいそうなので、2人での夕食の時限定で登場させています。


1月7日(月) 曇り 「福」
明日から幼稚園が始まるため、今日は荷物の確認をしました。新学期の登園日は、子どもが隠れてしまいそうな程の大荷物になります。明日の朝、雨が降りません様にと思いながら空を見ました。

昨日からたこ焼きを食べたいと言っていたしゅんと、お昼にたこ焼きをすることにしました。でも、肝心のタコが買ってありません。「タコがないんだけど」と言うと、「うち、固くてタコは食べられないから、タコがない方が嬉しいくらい!」と言うので、冷蔵庫にあったウィンナーを入れてウィンナー焼きとなりました。前は熱い熱いと言ってなかなか食べられなかったしゅんも、今は自分でほぐして冷ましてから食べられる様になりました。私は熱々のまま、自分のお皿のたこ焼き(タコじゃないけど)を堪能することができます。一緒に作って一緒に食べて、楽しいお昼ご飯になりました。

午後、ピンポンとチャイムが鳴って、年末に注文してあったルピシアの福袋が届きました。今日届くことを忘れていたので、自分で頼んだのに思いがけないプレゼントのようでした。ネットで色々な方のブログなどを見て、今回初めて買ってみましたが、箱を開けると出てくるお茶の数々は、本当にお買い得でワクワクしてきました。紅茶、日本茶、フレーバーティーなど、色々な種類が入っていますが、自分では選ばないだろうなと思うお茶が多く、これから楽しみです。ところで部屋に戻る時、「福袋だったよ」と言った私に興味津々のしゅんは、「福袋って、なぁに?服が入ってるの?」と洋服を指さします。「お洋服の服じゃなくて、良いことっていう意味の福なんだよ。」と言うと、「そっか〜。」と納得した様子。
ゆっくり商品を見たかった私は、緩衝材として入れられていた風船状になった物を3つ、しゅんに渡しました。すると「これが福袋なんだ!」と言って、しばらくポンポンと飛ばして遊んでいました。そして自分の道具箱からハサミを取り出すのでどうしたのかなと見ていると、「今から福を出すね。」と言ってハサミを入れました。一つの袋を開けて、自分の体にフワッと空気をかけてニッコリ。もう一つの袋を開けて、私にかけてニッコリ。もう一つの袋を開けると、部屋中にフワッと空気を広げてニッコリしました。「これで福がいっぱいになったね〜。」と言うしゅんに、本当だねと嬉しい気持ちになりました。
タコ無したこ焼き ハフハフ ルピシアの福袋 到着!


1月6日(日) 曇り時々雨 「フォンデュ」
風の強い、寒い一日になりました。海沿いの道を走ってショッピングセンターに行きましたが、海はまさしく冬の日本海といった様子で、荒波が押し寄せていました。

今日行ったのは初めてのショッピングセンターでしたが、いつも行っているチェーン店のスーパーも、規模が大きくて商品も多く、見ているだけで楽しめました。夜ご飯はどうしようかな・・・と考えながら歩いていると、しゅんがこよなく愛するチーズコーナーで足を止めました。視線の先にはチーズフォンデュを作るセットがありました。そこで本日はフォンデュに決定し、バゲットなどを買って家に帰りました。

一口大に切ったバゲットと、下ごしらえをしたウィンナー、ブロッコリー、ベビーコーンを用意し、お鍋を食卓にセットしました。しゅんがいるため、白ワインではなく牛乳をチーズと混ぜ、ぐるぐるとかき混ぜていくとおいしそうに溶けていきました。
予想通り、しゅんはフォンデュをとても気に入って、次から次へとパンを頬張っていきました。まだ食べるの?と私たちが心配するくらい。大人は自分のお皿にとった後、ガリガリと胡椒をひいてピリッと辛い味も楽しみました。ずっと前、2人でスイス旅行をした時、ジュネーブのお店で食べたフォンデュはとてもワインが効いていて、ランチだったのに真っ赤になるほど酔ってしまったな〜と懐かしくなりました。あの時、一人分だけ注文したらお店の人に「本当にそれでいいの?」と言われ、二人分にしたら、もうびっくりするくらいの量のパンが運ばれてきたな・・・などと思い出し、いつかまた、しゅんも一緒に行かれたらいいなと思いました。
チーズフォンデュ 熱々〜


1月5日(土) 曇りのち雷雨 「うそお」
朝は青空も見えていましたが、午後には予報通り雨が降り出しました。それも、時折大きな雷鳴つきの土砂降りの雨です。「おへそ、取りに来るかもね。」と言う私に、固まった表情で「お家の中にいるから大丈夫なんだよ。」と返したしゅんは、そう言いながらもこたつの中に逃げていきました。

お昼をゆっくり食べてから少し会社に行くという主人と、おいしい回転寿司屋さんへGO!出発の前から、しゅんがおかしな事を始めました。それは時々やっている反対言葉遊びです。「今、うち、うそおじゃないよ」と私に言うのですが、それは「今、うち、嘘男だよ」ということです。私も嘘男のお相手をするため、そこからは頭の体操の始まりです。

「しゅんちゃん、お腹いっぱいでしょ?」「うん。お腹いっぱいだよ。ママはお寿司食べないよね?」「うん。お腹いっぱいだから、全然食べないよ。」→「しゅんちゃん、お腹空いてるでしょ?」「うん。お腹空いてるよ。ママはお寿司食べるよね?」「うん。お腹空いているからたくさん食べるよ。」
「お寿司屋さんで、悪い子にできる?」「うん、悪い子になる自信、このくらいしかないよ。」→「お寿司屋さんで、良い子にできる?」「うん。良い子になる自信、こんなにあるよ。」
「ママ、うちに何か質問しないで。」「わからないよ。しゅんちゃん、雪は嫌い?」「うん、嫌い嫌い。」「そうじゃないんだ〜。」→「ママ、うちに何か質問して。」「わかったよ。しゅんちゃん、雪は好き?」「うん。好き好き。」「そうなんだ〜。」

などなど、どの言葉が反対なのか、どこからどこまで否定しているのかなど、会話は常に「ん?」と一瞬考えてからしなければならず、頭を使います。道中、ずっとこの会話が続いたのですが、お寿司屋さんの駐車場に着いた時、ふと危険な事に気付きました。それは、カウンターで「おいしくない〜」などと言われたら大変ということ!そこでお店に入る前に、「しゅんちゃん。もう一つルールを決めたよ。おいしいという言葉だけは、正しく言わなきゃいけないんだよ。お寿司屋さん、おいしくないって聞いたら悲しいもんね。だから、おいしいの言葉だけは正しく、でも他は反対っていう、難しいルールになったけど大丈夫?」と言うと、しゅんは一瞬そのルールについて考えた後、これは難しいけど何だか面白そう〜というように、「くぅ〜」っと笑いました。そんなわけで、「おいしい、おいしい」とお寿司を頂きながら、「穴子はもう食べないよ。」「じゃあ、注文しないね。」・・・と、反対言葉は続いたのでした。

主人を会社に送って家に帰ると、しゅんが楽しみにしていた夕食作りを始めました。昨日、お店でもらったレシピを見て、ナスミートソースが作りたいと言っていたのです。かなり様々な形の茄子が入ったミートソースも、一体どれだけ触ったのかわからない(!)トマトが入ったサラダも、おいしく頂いた夕食でした。


1月4日(金) 曇り 「お化粧」
今日から仕事始めの主人を見送ると、ホットカーペットの上でしばらくぼーっとしていました。ドアを閉め切った部屋は暖かいものの、それ以外の部屋は一歩入るとその寒さに体がギュッと硬くなります。今日も外は寒そうだなぁと思っていると、朝寝坊のしゅんが起きてきました。

ショッピングセンターに行くついでに、切れていたお化粧も買おうとケースをバッグに入れました。私の行動を見逃さないしゅんは、すぐに気付いて「これは何?」と聞きました。お化粧だと答えると、「大人はどうしてこれをつけるの?」と言いました。う〜んと考えた後、しゅんのほっぺたを触りながら、「子ども達のほっぺたは、つるんとしてきれいな色をしているでしょ?でも大人になると、あんまりつるんとしなくなったり、きれいな色じゃなくなったりするから、おめかしするためにつけるのよ。」と答えました。すると私の顔をジーッと見ていたしゅんが「でも、ママ、結構つるんとしているから大丈夫だよ。」と言うので、「まぁ、そう?嬉しいな〜。」と言うと、もう一度ジーッと見たしゅんが「あ、でもここがちょっとへこんでいるし、1,2,3,4,・・・・・100個〜くらいかなっ?色が茶色みたいな所がある。」と言うのでがっくり(笑)。子どもって、正直です。やっぱりお化粧を買わなくちゃね〜と、2人でお化粧品コーナーのカウンターに座りました。

写真は、年末に編んでいた鍋敷きとマットです。食卓に土鍋を持ってくる時、何を敷こうかいつも悩んでいたので、これが完成した時はとても嬉しくなりました。手巻き寿司の時、クリステルのお鍋を置いても良い感じです。編み物は冬というイメージで、寒くなるとやりたくなっていましたが、今は麻で編むかごなども人気で、季節を問わず楽しめそうです。年末に気分が乗って買った毛糸を消費すべく、また何か編みたいな〜と考えています。


1月3日(木) 曇り一時晴れ 「たのしかったね」
キーンと冷たい空気はそのままですが、時々雲の切れ間から青空が覗くお天気になりました。
朝ご飯の会場に行くと、ちょうどお餅つきが始まったところでした。よいしょ、よいしょというかけ声と共にお餅つきが続き、子ども達が参加できる時間になりました。しゅんも主人とその列に並び、ぺったんぺったんとお餅つきをしました。出来上がったお餅は、きな粉、あんこ、納豆の3種類で頂くことができ、私たちはきな粉を選びました。びよ〜んとよく伸びるお餅はおいしくて、しゅんはお代わりまでしてお腹いっぱい食べていました。

今回は24時間ゆっくり滞在プランというコースを選んだため、12時チェックアウトの私たちは、のんびりと朝のお風呂を楽しみました。昨日は男湯だったから今日は女湯と言って久しぶりに私とお風呂に入ったしゅんは、2人きりで貸し切りだったお風呂を内風呂、露天風呂、内風呂・・・と何回も行ったり来たりして楽しみ、私の方がのぼせてしまうかと思いました。お風呂も気持ちよく、もちろんご飯もおいしくて、何より従業員さんたちのサービスが素晴らしい旅館で、とてもゆったりとくつろぐことができた一日でした。

チェックアウトを済ませると、近くの月岡カリオンパークに行きました。車を降りると、一面真っ白な雪景色にしゅんは大はしゃぎです。子犬の様に駆けていって、早速ひょいひょいと坂を上りました。雪をつかんで投げたり、小さな雪だるまを作ったり、素手で氷に近い雪を触り続けたため、真っ赤になった手は霜焼けができそうでした。
あまりの寒さに一番近くにあった「手づくりガラス びいどろ」というガラス製品のお店に入りました。こちらは色々なガラス体験などもできる様ですが、本日はお買い物のみ。しゅんは小さな飛行機の置物を、私たちはうっすらと色づけされたコップと醤油差しを買いました。

車に戻って暖かくなると、後ろの席の私たちはうとうとし始めました。途中、田圃でえさをついばむ白鳥を見たり、雪が段々減っていく様子を見たりしていた記憶はありますが、気付くといつものショッピングセンター近くの道を走っていました。渋滞知らずで、こんな温泉旅行が楽しめるなんて、やっぱり新潟はいいね〜と言いながら、そして一名は「今日も旅館に泊まりたかったな。もう、お家に帰るなんてイヤ、イヤ。」とごねながら、家路につきました。

夕方、「今日は何日だっけ?」と聞かれてしゅんに答えると、しばらくして「1月3日」と書いたメモを「ママ、どうぞ」と渡されました。そこには「1にち(ついたち)からたのしかったね。」「あわあわ たのしかったね」と書かれていました。家族で楽しく旅行できたことはもちろん嬉しく、楽しい思い出となりましたが、しゅんも心から楽しんでくれていたんだな、こんな風に気持ちを伝えてくれる様になったんだなと思い、本当に嬉しくなりました。思わずしゅんを抱き寄せて、「あわあわも楽しかったね。」「雪でも遊んだね。」と2人でにっこり笑いました。お疲れ様でお昼寝中の主人が眠っている横にも、しゅんは同じ様なメモを置きました。明日から通常業務の主人ですが、これでちょっとは元気が出たでしょうか?今年も家族3人、元気に頑張っていきたいなと思った夜でした。
お餅つき! ご飯がおいしい〜 もちろんつきたてのお餅もね 雪 雪 雪〜
感激! ほんとに楽しかったね 「あわあわ」がそんなに印象的だったとは ガラスのコップ きれいです


1月2日(水) 曇り一時雨または雪 「温泉」
朝、ベッドから少し顔を上げると、明るくなっていく日本海が見えました。相変わらず寒さは厳しそうですが、お天気はまずまずといった感じです。朝ご飯のブッフェには、お正月らしくお雑煮が並びました。お節にお雑煮にパンにサラダ。一体何だかわからない私のチョイスです。

主人としゅんに見送られ、私は初売りのデパートへGO!昨日の夜、主人と今日の計画を話していてふと思いついたのが、今まで行ったことのない初売りに挑戦し、福袋を買ってみるというプランです。
開店時間が早まったのか、既にお客さんでごった返すデパートに到着すると、お目当ての家庭用品売り場に直行です。あっちにもこっちにも置かれている福袋に、あぁ、何を買おう〜とワクワク。お客さんの中には、もう何袋も抱えている人もいました。去年、友人に「地下の福袋も意外と狙い目」と教えてもらったので、まずは地下に移動してぐるっと見て回りました。東京では、多分行列しないと買えないお店も多いと思いますが、こちらはやはりのんびりしたもので、見えないかな〜と思いながら背伸びをして袋を覗き込んだり、去年も買ったと仰っている隣のおばさんに「どんな物が入ってました?」と聞いてみたり、買う時間も楽しめました。結局、地下では洋菓子のアンレミューとモロゾフ、新潟のおいしいおせんべい屋さん、瑞花の福袋、家庭用品売り場では、タオルセットとホビーラホビーレの福袋を買い、再び地下に戻ってお昼ご飯のお弁当を買うと、もう持ちきれないほどの大荷物でした。

大満足でホテルに戻ると、チェックアウトを済ませて本日の目的地、月岡温泉に出発です。新潟市内から1時間も離れていない場所ですが、近づくにつれ地面に残る雪が増え、温泉街は屋根も真っ白の雪景色でした。今日の宿泊先は「ホテル清風苑」です。主人とお揃いの浴衣を着て上機嫌のしゅんを連れ、早速温泉で温まると、やっぱり温泉はいいな〜と思いました。
お待ちかねの夜ご飯は、お刺身に蟹、新潟牛のすき焼きと、おいしい物ばかり。中でもおいしかったのは、目の前で炊きあがる釜飯です。4種類から選べるということで、主人は白米、私は五目にしましたが、お代わりが欲しいと思うくらいでした。もちろん日本酒もちょっとだけ飲んで、良い気分!のんびりゆったり、日頃の疲れが飛んでいく様でした。
9時になると、この旅館のご自慢でもあるショータイムが始まりました。今日は従業員の皆さんによる和太鼓ということで、お揃いのはっぴに着替えた5人の方による力強い演奏がロビーで行われました。チェックインした時、お部屋まで案内して下さった中居さんも演奏されていて、お着物姿とのギャップがまた素敵でした。
そして次は、盛り上げ上手の女将が登場し、ビンゴ大会です。初ビンゴにワクワクのしゅんでしたが、早々とリーチになったものの次が続きません。そうこうしているうちに、私も主人もビンゴになり、ビンゴ大会が終了し・・・。敗者復活(?)のじゃんけん大会でも2回目に敗退したしゅんは、「え・・・。うちって、ビンゴで負けた?」とやや呆然としながら部屋に戻りました。
しかしそこは立ち直りの早い5歳児のこと。部屋に着くなり「ビンゴの続きをしなくっちゃ。ママ、次は何番ですか?」と聞き、私たちが言う数字を開けていきました。ようやく5個開くと、「びんぼー」と一声!何だかさっきから間違えている様な気がしていたのですが、大きく間違えていた様です(笑)。「景品もらわなくちゃ。景品ちょうだい。」と、買ってあったペットボトルや私たちの携帯電話などを次々と持っていって、「ビンゴ、終わったね。」とご満悦でした。ちなみに私たちがお宿から頂いた景品は、ウェットティッシュと菜箸セットでした。
お部屋からの朝の眺め 朝ご飯 もりもり
月岡温泉は真っ白でした お部屋はこんな感じ 浴衣を着るよ 嬉しい〜
「雪、降らないかな〜」 従業員の皆さんによる和太鼓 この後、ビンゴ大会!
お楽しみの夜ご飯 釜飯がおいしい〜 タラバガニの揚げ物 デザートもおいしい〜


1月1日(火) 雨時々雪 「元旦」
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。去年の元旦の日記に引き続き、いつまで新潟にいられるかわかりませんが、親子3人、すっかり大好きになったこの新潟を楽しみながら、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。しゅんは4月から年長です。いつの間にか色々な面で成長し、十分に私の話し相手になってくれる、いや、時には口にチャックをしてくれないかしらと思う程、おしゃべり上手になりました。この一年も、たくさんの思い出を作っていきたいものです。

大晦日に夜更かしした私たちは、ゆっくりと目を覚ましました。今日から新潟を楽しむお正月の旅行へ出かけます。本日の目的地は、朱鷺メッセ。まずは新潟市の眺めを満喫するのです。ネットでお得なプランを発見し、3人でニッコーフロアという上層階に宿泊することにしました。お昼過ぎにチェックインし、お部屋に案内されてびっくりです。眺めが良いはずの窓から、何も見えません。え・・・?と思って窓に近づくと、その理由がわかりました。外は吹き上げる雪で真っ白だったのです。昨日から雪の予報が出ていたものの、市内はほとんど降らず積もる事もありませんでした。それでもやはり時々雪雲がやってきて、強いで雪が舞い上がりました。高い所から見ていると雲の動きもよくわかり、ずっと外を見ていても飽きませんでした。

お腹を空かせ、夜ご飯はホテル内のセリーナというレストランで、新春ディナーブッフェを頂きました。夜の早いしゅんのことを考慮して、5時からのディナーです(笑)。それでもお店の中はすぐに多くのお客さんでにぎやかな雰囲気になりました。お寿司、ローストビーフ、一口串揚げ、何種類ものサラダ、そしてお正月らしいお節の小鉢などゆっくりと食事をして、最後はお楽しみのデザートをあれもこれも頂きました。あぁ、お腹がいっぱい。今年もよく食べる一年になりそうです。そんな食事中、小鉢を見ていたしゅんの動きが「ん?」と止まりました。しばらくして、「幸せに暮らすことを、まめに暮らすと言うよ。だから黒豆を食べるんだよ・・・って書いてあった。うち、黒豆を食べたから幸せに暮らすね。ママも食べて。これで幸せだね。」と言うので思わずにっこりと笑ってしまいました。

お部屋に戻る前に、初めて夜の展望室に行きました。31階から、ぐるりと新潟市を見渡すことができる眺めはやはり素晴らしく、きれいだね〜、素敵だね〜と言いながらずっと眺めていました。ロマンチックなしゅんは、「夜になると、光の街って感じだね、ママちゃん。」と言って私を見上げました。

ところでニッコーフロアに宿泊すると、レイトチェックアウトやドリンクサービスなど、様々な特典があるのですが、そのひとつにアメニティが充実しているという点があります。中でもしゅんと私がこれはっと飛びついたのが、泡のお風呂です。入浴剤の様な液体を浴槽に入れ、ジャーッと勢いよくお湯をためていくと、あら不思議、泡だらけのお風呂になるのです。あぁ、何だか女優さんみたい〜(いや、違う)とうっとりする私、教えてもいないのに、両手を交互に挙げて「よっ、よっ」と踊って浮かれるしゅん。あわあわしながら、元旦の夜は更けていくのでした。
お正月からお腹いっぱい! 夜の信濃川 新潟の夜景 あわあわ〜


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