2008年4月

                                                  過去の日記 2008/03


4月30日(水) 晴れ 「東京へ」
しゅんを見送ると、私も東京行きの荷物を持って幼稚園へ向かいました。午前中は、幼稚園の別室で、お母さん達が集まってお話し合いをする会が開かれるのです。

園長先生の、幼稚園に関するお話を聞きながら、こうやって何度もこの集まりに出て、先生や皆さん、先輩お母さんのお話を伺ったなぁと懐かしくなりました。心に響くお話がたくさんあって、それは私の財産になっています。こんな方々と出会うことができて、本当に幸せだったなと思いました。今日は新入のお母さん達との親睦会も兼ねていたので、一言ずつ自己紹介の時間がありました。順番がきて私が話し始めると、斜め向かいに座っていたAさんがグスリと涙ぐまれました。あぁ、まずい!と思っていると、隣りのSさんがグスグス。私もちょっぴり涙ぐみながら、皆さんへのお礼とお別れの言葉を言いました。次にSさんの番になり、「今、年長さんのお母さん達はちょっと情緒不安定なんです。大事な大事なゆっこさんが転勤されることになって。」と笑いもこめてお話して下さると、他の学年のお母さん達も涙ぐんで下さって、ジーンとしました。このお別れはとても寂しいものだけれど、こんな出会いをくれたのも2年前の転勤なんだなと思うと、今は全てに感謝する気持ちでいっぱいになりました。

みんなで一緒にお昼を食べ、少し遊んだ後、主人と待ち合わせをして3人で東京行きの新幹線に乗りました。これから東京に引っ越すという自覚がかなり出てきたしゅんも、いつもよりシャキッとしています。東京に到着し、混雑した電車を乗り継ぎ、ホテルまでの道のりを歩いていると、人の多さと空気の何とも言えない薄さに、主人と私までクラクラとしてきました。ホテルのお部屋に入って、高層階からの眺めを楽しみながら、「東京って、やっぱり新潟と違うね。」「でも頑張らなくちゃね。」と顔を見合わせました。

夜は、しゅんが赤ちゃんの頃から仲良くしていたKさん親子と待ち合わせ、ホテルの近くで夜ご飯を食べました。2年近く会っていなかったはずの子ども達が、なぜかすぐに打ち解けて、楽しそうに話し始めたのには驚きましたが、またこちらでも、お友達と楽しく過ごせるといいなという気持ちになりました。


4月29日(火) 晴れ 「結婚式」
今日は、主人と一緒に引っ越しの準備ができる最後のチャンス!というわけで、朝からバタバタと片付けをしました。
納戸の様に使っていた部屋にこもって、私たちがゴミ袋に次々入れていく作業をしている間、しゅんの気配がしません。静かにしているな〜、何をしているのかな〜と思って子ども部屋を見に行くと、押入からおもちゃ箱をいっぱい出して、さらに箱からおもちゃを出して辺り一面に広げ、何やら忙しそうにしているので笑ってしまいました。どうみても散らかしている?もしくは遊んでいるだけなのに、本人曰く「うち、お引っ越しのお片づけが大変なの〜。」とのことでした(笑)

片付けが一段落して、明日の準備を始めました。明日、幼稚園が終わった後、東京に行くことにしているのです。明後日から東京で出勤の主人も一緒に、ホテルに宿泊する予定です。主人は会社へ、私たちは、1日付けで転入手続きをする幼稚園へ。それぞれの仕事をするのに便利なホテル・・・と探しているうちに、ネットでお得なプランを見つけ、あるホテルを予約しました。そこは私たちが11年前に結婚式を挙げたホテルです。懐かしのホテルに泊まって、これからまた頑張るぞ〜という元気を出そうと思いながら、しゅんにその事を話すと、最近、「うち、結婚式は朱鷺メッセでしようかな〜。ママと。」とよく言い、結婚式に興味津々らしいしゅんが、「へぇ〜。ママが結婚式したホテルなの?!」とうっとりした顔をしました。明日、ホテルでどんな表情をするのでしょう?何だか楽しみです。

ところで準備をしながら、カメラも持っていこうと思ったのですが、どこをどう探しても出てきません。主人がどこかに持っていったのかな?と思って聞いてみても、そんなことはないとのこと。大事なデジカメは一体どこへ?片付け三昧の最近の日々を思い出し、イヤ〜な予感もする私なのでした。


4月28日(月) 晴れ 「片付け」
今日もすっきりと良く晴れました。しゅんが今の幼稚園に通うのも、残り1週間となりました。一緒に園バスを待ちながら、同じバス停のKさんとしんみり。そんな私たちとは対照的に、子ども達は朝からハイテンションでした。

しゅんを見送ると、私は家の中で片付けを始めました。正式な辞令が出たのが先週後半でしたが、辞令が出ないと引っ越しの日程も決まらないということで、何だかバタバタとしていたのです。1日から東京で仕事が始まる主人のことを考えると、GW中に引っ越すのが最適だろうということで、とても急な話ですが、4日に新潟を離れることになりました。

今までの引っ越しと同じく、お任せパックなので本格的な梱包は自分でする必要がありません。それでも、必要ない物は処分しておくことが大事なので、ゴミの日の予定に合わせ、計画的に捨てていかなければなりません。この2年間で増えた物は、何と言ってもしゅんのおもちゃが多いのですが、これは本人に聞きながらでなくてはお掃除できないため、専ら洋服や台所用品の片付けをしました。必要ない物などが色々と出てきて、余分な物を増やさずに生活してきたつもりでも、色々あるんだなぁと改めて思いました。前回東京でマンションに越した時も、これから必要な物だけ買って、すっきり暮らそうと決意しましたが、今回も、東京に戻ったら要らない物は処分して、すっきりきれいに暮らしたいなと思いました。


4月27日(日) 晴れ 「また東京でね」
夜まで残っていた雨も、朝には上がりました。今日はお宿を後にして、新潟市内へ戻ります。朝ご飯のブッフェにも、新潟の色々な名産品が並んでいました。のんびり食べるしゅんに付き合いながら、私たちもゆっくりと朝の時間を過ごしました。

チェックアウトまでお部屋でのんびりし、バイパスを使って1時間ほどで到着したのは、私たちの行きつけの道の駅、「ふるさと村」です。今、ちょうどチューリップが満開で本当にきれいなのです。子ども達が隠れてしまいそうなほど、一面に咲き誇るチューリップの中に入って記念撮影、さらにこのお花畑を上から一望できる場所に移動してこの眺めを楽しみました。
このふるさと村にも、一体何回遊びに来たかな・・・と懐かしく思い出しました。転勤の話が出てから、別れを惜しむかのように新潟のあちこちを訪れました。今回、Mちゃん達との旅行を決めたのは、もしかしたら転勤かもしれないけれど、どうかしら?と思っている時期でした。もし4月1日だったら、この旅行自体来られなかったことを思うと、寂しいけれど一緒にこうして新潟を楽しむ旅行ができて良かったなと思います。

ふるさと村でゆっくりした後、家に戻って一休み。それから夜の街に繰り出して、新潟名物「わっぱ飯」のお店に行きました。素朴な造りのお店にも、おいしいわっぱ飯にも、Mちゃんご家族はとても喜んでくれて、紹介した私たちも嬉しくなりました。今度は東京で会おうね〜と手を振って、私たちは家に戻りました。
ふるさと村へ チューリップが満開!


4月26日(土) 晴れのち雨 「瀬波温泉」
朝起きると、青空が広がっていました。これから崩れる予定のお天気ですが、何とかもう少しもってほしいなと思いながら連絡を待っていると、Mちゃんからのメールが届きました。
今日はMちゃんご家族が新潟旅行を始める日ということで、最初の一泊に私たち家族もご一緒することになったのです。朝早くに東京を出発したご家族は、お昼前に無事新潟に到着し、待ち合わせのお寿司屋さんで久々の再会となりました。車から降りてきた、2歳のDちゃんが気になって仕方がないしゅんは、早速あれやこれやと話しかけていました。

しゅんが赤ちゃんの頃から何度も家に遊びに来てくれていたMちゃんが、旦那様の転勤で引っ越していったのは、ちょうどDちゃんがお腹にいた頃。その時しゅんは今のDちゃんくらいでした。Dちゃんを見ていると、しゅんと遊んでくれていたMちゃんの姿を思い出し、不思議な気分になりました。ご飯が大好きだというDちゃんもお腹いっぱいお寿司を食べ、車を連ねて今日の目的地、村上市の瀬波温泉に向かいました。

お宿は海水浴場から少し町中に入った所にある「はぎのや」です。お隣同士のお部屋に荷物を下ろすと、早速プランについていた家族風呂に入りました。良いお湯で温まると、私たちの部屋でのんびり休憩です。子ども達はすっかり打ち解けて、何やら話したり遊んだり。そんな様子を微笑ましく見ながら、私たちもくつろいだ時間を過ごしました。
夜ご飯は個室のレストランに行き、炙り焼きを頂きました。こちらで一度は食べてみたいと思っていた「村上牛」、新鮮な海の幸、そしておいしいコシヒカリの焼きおにぎりに、Mちゃんご夫妻もとても喜んでくれました。もちろん私たちも、「こんなおいしい旅館は初めて!」とお互い顔を見合わせました。
念願の村上牛は、と〜っても柔らかくて口の中でとろける様。熱い熱いと動いていたアワビは、スッとナイフが入るほどの柔らかさで、どちらも初めて頂きましたが、またいつか・・・と思う様なおご馳走でした。しゅんのお子様ランチも何とも豪華で、大人のランチといっても良いほどでした。

お部屋に戻ると、まずはどうぞと言われ、子ども達を託してMちゃんと温泉に行きました。ゆっくりとお湯につかりながら夜風を感じていると、3年間会っていなかったことが信じられない様な気持ちになりました。お湯から上がってしばらくおしゃべりし、部屋に戻ると布団で4人の男性陣がぐっすり眠っていました。なかなか眠らなかったというしゅんのお相手をして下さったMちゃんの旦那様にお礼を言い、今日はお休みなさい・・・とそれぞれのお部屋で休みました。
夜ご飯の始まり 初めての村上牛! 魚介類も新鮮
あわび! あわびが動く〜 デザートはいちごのムース
うち解ける子ども達 お子様ランチも豪華 おにぎりがおいしい〜


4月25日(金) 晴れ 「釜飯」
朝から日差しの強い、良いお天気になりました。昨日の雨が嘘のようです。

昨日のランチに来られなかった方々を含め、今日も10人近くのお母さん達が集まって下さって、ランチに行くことになりました。お店は「五頭の山茂登」という、釜飯のお店です。注文してから炊きあげる釜飯が絶品!でも、量が多いので朝ご飯に注意ということで、ちょっと控えめに朝ご飯を食べてお昼に備えました。

メニューにズラリと並ぶ釜飯に、どれにしようかとても迷いましたが、「田舎釜飯」という色々な具が乗っている釜飯に決めました。噂通り、本当にそこから炊きあげ始めるということで、30分ほどの時間が必要でした。しばらく待って期待も高まった頃、運ばれてきた釜飯のおいしそうなこと!1杯、2杯・・・お腹がそろそろいっぱいですが、まだ残りもあって、皆さんのお話は本当だったなと思いました。

子ども達が帰ってくる時間にあわせてお店を出て、数人のお母さん達と車を走らせました。今日はしゅんのバス停で、3人の女の子達が降りることになっているのです。バスを降りるとターッと駆けていく子ども達を追いかけながら、私たちも家に入り、お別れランチの2次会のお茶をしました。ワイワイと仲良く遊ぶ子ども達。お腹がいっぱいの私たちは、のんびりとお茶を飲みながらお話をしました。


4月24日(木) 曇りのち雨 「ランチ」
今にも雨が降り出しそうな、少し寒い朝になりました。

しゅんを送ると歌の練習のために幼稚園へ。今年度初めての歌の練習です。久しぶりに声を出し、とても良い気持ちになりました。特別に、先生の独唱も聴くことができ、うっとりとそしてジーンとするひとときでした。

練習が終わると、海沿いのカフェへ移動してランチにしました。このお店は、2年前の6月に編入してきた私たちのために、歓迎会をして頂いたお店です。あれから何度訪れたことでしょう。お母さん達だけで、時には子ども達も一緒に。初めて海遊びをしたのも、目の前の海岸でした。

この4月、転勤の辞令が出なかったため、次に出るとしたら7月辺りかな?と予想していたところ、中旬に内々示が出てしまいました。異動先は東京、期日は5月1日です。4月の転勤がなくてほっとしていたため、正直ガーンと突き落とされた様な気分を味わい、何とも言えない寂しさでいっぱいになりました。家族3人、みんなが新潟を大好きになり、もっともっと新潟で過ごしたいと思っていたところでした。年長さんになったばかりのしゅんのことを思うと、私たちだけ卒園までこちらで過ごすという選択肢も無いわけではないかな・・・とも考えました。でもそれは、しゅん自身が「絶対にイヤ。パパと一緒がいいの。」ときっぱり言ったため、3人揃って東京に戻ろうということになりました。周りのお母さん達、先生方は別れをとても惜しんで、短い間だけれどたくさんの思い出を作ろうと、色々考えて下さいました。皆さんとのランチ、夜のお話し合い、昨日のパーティーなどはもちろんのこと、お友達と一緒に遊ぶ何気ない時間もとても貴重な物に感じられ、感慨深い日々を過ごしています。

皆さんとおいしいランチを頂きながら、あっという間だった2年間の事を色々と思い出しました。楽しいけれど、ちょっと切ないランチでした。
玄米菜食ランチをみんなと


4月23日(水) 晴れ 「たこ焼きパーティー」
今日も良いお天気になりました。朝、バスを待つ時にも、帽子をかぶった方が良さそうだと思う日が増えました。

しゅんを送ると野菜を切ったり食器を入れたりと準備をして、幼稚園へGO!午前保育の今日は、お母さん達主催でたこ焼きパーティーが開催されることになっているのです。年長さんは主にたこ焼き担当、年中さんはイベント(?)担当ということにして、あれこれ企画を練ってきました。ワイワイと盛り上がるのが大好きなお母さん達が集まっているので、今日も楽しくなりそうです。

保育が終わった園をお借りして、たこ焼きスペースを作ると、各家庭から持ち寄ったたこ焼き器がズラリと並びました。まるで縁日みたい!小麦粉を使ったたこ焼きと、米粉を使ったたこ焼きの両方が作られていくのと並行して、台所では大鍋の豚汁を2つのお鍋で作っていきました。ブルーシートを敷いて、早速お昼ご飯が始まると、次から次へとたこ焼きがみんなのお腹の中に入っていきました。焼くお手伝いをする子ども、じーっとそれを見つめる子ども、パクパクと食べ続ける子ども!みんなそれぞれの個性があって、かわいらしいなと思いながら見ていました。

ご飯が終わるとイベントです。雨どいにお菓子を流し、それをお玉ですくったり、お菓子付きの的に輪投げをしたり、即席でパン食い競争の様な物を作ったり、年中さんのお母さん達大活躍!子ども達は、小さなお菓子をもらうたびに大喜びしていました。その後も、バナナチョコが出たりソーセージが出たり、お祭りの様に楽しい時間が過ぎていきました。お母さん達の企画力と行動力に、改めて感心することしきりの数時間、そして子ども達の笑顔に、良い一日だったなと嬉しくなった午後でした。
お菓子、すくえるかな? じゃれ合う子ども達


4月22日(火) 晴れ 「添い寝」
今日は20度を超えるということで、朝からとても暖かく感じました。しゅんの洋服も、昨日から薄い物に替えました。去年、袖を折っていた服がそのままでぴったりになり、小さいながらも成長しているんだなと嬉しくなりました。

お昼は、友人達と待ち合わせて加島屋さんへ行きました。今日は、昨年度の役員さんたちが集まって、お久しぶりのランチなのです。卒園なさった方々とは、1ヶ月ぶりの再会でしたが、小学生になったお子さん達のお話を伺うと、みんな元気で頑張っている様子が想像できて嬉しくなりました。お母さん達も、つい数ヶ月前は新しく始まる環境の中、お子さん達が楽しく過ごすことができるかとても心配されていましたが、今日はすっかり明るい表情になられているのが印象的でした。新しい場所に行く時は不安もありますが、意外と子どもは順応性があって、そんな子どもの様子を見ることで親は安心できるものなんだろうなと思いました。

お迎えに行ってしばらくお庭で遊んだ後、今月最後の体操教室へGO!レッスンが始まる前からスタジオで走り回っていた子ども達は、途中の休憩時間で水を飲みに出てくると、シャワーを浴びた様に汗びっしょりになっていました。

夜、ご飯を食べ終えてお風呂の支度をしている時、私の横で絵本を読んでいたしゅんがふと私を見つめて「ママ、お話したいことがあるんだけど。」と言いました。そして「お風呂から出て、ドライヤーをするでしょ?それから、ママがドライヤーを片づけに行って、その後、パパとお話したりパソコンしたりすると、うち、一人で寂しくなっちゃうの。だからお話ししたりパソコンしたりする時は、うちも一緒にいたいなぁ。ドライヤーを片づけてすぐ眠るんだったら、大丈夫だよ。」と続けました。以前はドライヤーをかけながら眠ってしまうことが多かったのですが、最近は短時間では眠らなくなり、私が片づけに行く時もぱっちりと目を開けて「おやすみ」と言う様になっていました。そして「一人で大丈夫」と言うので、私はそのまま寝室のふすまを閉めて、しゅんが起きている気配がしても居間で過ごしていました。いつの間にか寝息が聞こえてくるのですが、どうやらその時間、ちょっと寂しいなと思っていた様です。
「夜になったら、多少の生活音があっても暗い部屋で一人で眠ることができる」ということが、就寝に関するしつけの最終段階だというお話を以前伺ったことがあり、そろそろそういう段階になったのかなと、少々の寂しさを感じながらも思っていました。でも、もうしばらくは添い寝の安心感が欲しい様です。そんなところはまだ少し幼いしゅんですが、こんな風に自分で考えて、自分の気持ちを話すことができるのはとても素敵だなぁと思いました。


4月21日(月) 晴れ 「食べ物の話題ばかり」
久しぶりに気温も上がり、すっきりとした青空になりました。朝からたくさんお洗濯をして、ベランダいっぱいに干して良い気持ちです。あちこちのベランダにも、洗濯物やお布団が並びました。

何も予定のない午前中、2種類のクッキーを焼きました。冷凍庫にあった卵白を使ったメレンゲと、バター消費のためのくるみのころころクッキーです。どちらも手順が簡単な上に、何度か作ったことがあるため、音楽を聴いたり家事をしたりする合間に作業をすることができました。時間差で2種類を作ると、部屋の中は甘く香ばしい香りでいっぱいになりました。

短縮保育で少し早く帰ってきたしゅんと遊んでいると、急に慌てて片づけを始めたしゅんが「どうしても、鯛焼き買いたい気持ちが止まらなくなっちゃったの。」と言いました。バスを降りたしゅんと家に向かいながら、「今日のおやつ、どうしようね〜。鯛焼きを買いに行くのもいいかもね。」とつぶやいた私の言葉をちゃんと聞いていた様です。あわあわしながら片づけ続けるしゅんの横で私も身支度をして、早速鯛焼き屋さんへGO!最近できたこちらのお店は、週末になると何人かの行列ができるほど人気なのですが、今日はさすがに空いていて、すぐに買うことができました。しゅんは「うふクリーム」という名前のカスタード入り、私はちょっと珍しい黒豆あん入りです。家に帰って早速袋から取り出すと、皮がカリッとしていておいしそう!待ちきれない人の手がお皿に伸びています。パクッとかじると頭からしっぽまでぎっしりと詰まっていて、とても食べ応えがあり、お茶を飲むとお腹がいっぱいになりました。

おやつが重かったので、夜ご飯は少しあっさりと、豆腐をメインにしました。先日Sさんに教えて頂いた「重ね煮」を家にある材料で作り、それを使って豆腐ハンバーグとお味噌汁を作りました。この重ね煮、切った野菜をお鍋に重ね、塩をふってひたすら煮るだけで出来上がるおかずの素です。野菜をたっぷり摂れることが嬉しいのですが、今日は人参1本と新タマネギ1個をしゅんと2人で食べてしまいました。ポン酢をかけた豆腐ハンバーグをパクリと食べたしゅんは、「これ、うま〜い」と叫び、「明日も食べたい」「毎日食べてもいいくらい」と言いながら、3個もぺろりと食べました。
鯛焼き 早く食べたいね〜 「重ね煮」を使った 豆腐ハンバーグとお味噌汁


4月20日(日) 晴れ 「お話し合い」
朝から青空が広がりましたが、昨日の様な澄んだ空気ではなかったのか、遠くの山々は霞んでいました。ベランダで洗濯物を干しながら、昨日の景色をRちゃん達と見ることができて良かったなと思いました。

「今日はどこ?どこどこ?」と言うおでかけ好きのしゅんを乗せ、3人でショッピングセンターに行きました。お昼は、前から行ってみたいと思っていた、自然食のブッフェのお店に入りました。野菜をゴロンと使ったおかずが多くて、どれもこれもおいしそう〜。少しずつお皿にとって、味わいながら頂きました。しゅんもスプーンで食べるものは右手、お箸で食べるものは左手と、両手を交互に使いながら、器用にパクパク食べ続けました。
お腹がいっぱいになったところで、家具売り場へ移動しました。今度、ダイニングテーブルを買いたいと話しているので、あちこちに出かける度にダイニングセットを見ているのです。今日も、パッと見ただけではわからない椅子とテーブルの高さのバランスをみたり、座ってみなければわからない座り心地を確認したり、あぁでもない、こうでもないと言いながらいくつも試しました。これ!と思える椅子とテーブルに出会えるのはいつでしょう?!

夕方、急いでしゅんをお風呂に入れ、パジャマに着替えさせて私も慌ただしく身支度をしました。今日はお母さん達と「夜のお話し合い」があるのです(え、飲み会?)。1年前は寂しそうな顔をしていたしゅんも、なぜか今ではすっかり慣れ、コタツに入ったまま「行ってらっしゃ〜い」と手を振ってくれました。快く送り出してくれる2人に感謝しつつ、お母さん達と集まってワイワイと過ごすこと5時間!家に帰ると、しゅんはお布団でぐっすり眠っていました。


4月19日(土) 晴れのち曇り一時雨 「新潟ツアー」
目を覚まして、窓の外が明るいのを確認して嬉しくなりました。今日はしゅんが前から楽しみにしていた、大好きなRちゃんとHさんというご夫婦が新潟まで遊びに来て下さる日なのです。
待ち合わせの約束をした寺泊の大駐車場に到着すると、ちょうど隣りにRちゃんの車がとまったところでした。すぐに有名な魚のアメ横で浜焼きとカニを購入し、2階のレストランに移動してお昼ご飯にしました。カニが大好きなRちゃんが「おいしい〜」と言いながら食べてくれるのを嬉しく思いながら、こちらも黙々とカニやお魚をほぐします。我が家のカニ好き、小さな人も無言で食べ続けます。

お腹がいっぱいになったところで、海が見たいというリクエストを受け、市内の海岸に向かいました。ちょうど雨が降り出してきたため、傘を差しながら砂浜を歩くことになりましたが、私たちには見慣れた風景を、海の無い群馬県から来たRちゃん達はとても喜んでくれました。今日は海の向こうに佐渡島がくっきりと見え、想像以上の大きさにHさんも驚いていました。

風が冷たくて寒いので、次の目的地、グレープガーデンに行きました。新潟でなければ多分食べられない、「越後姫」を収穫します。土曜の午後ということで、小粒のいちごが多かったのですが、途中で開かれたレーンには大きないちごがいっぱいなっていて、思わずたくさん摘んでしまったRちゃんご夫妻は、4パック分も摘み取っていました。いつもの通り2パック摘み取った私たちと、その場で2パックは食べ、残りはおみやげとなりました。そしてもちろん手作りジェラート売り場に移動して、みんなでジェラートをペロリ。何だか食べてばかりいる私たちです。

景色もよく見えそうなので、朱鷺メッセに移動して展望室に上がりました。この2年間で、一番きれいかもしれないと思うくらい、遠くの山肌までくっきりと見える光景に驚きながら、しばらくのんびりと景色を眺めました。いつもは見えない粟島もよく見えて、今までに行ったあちこちを懐かしく思いながら見ていました。時間が過ぎ、佐渡に夕陽が沈む頃になると、突然サーッとピンク色の陽がさしました。その夕陽は新潟市内の平地をピンク色に染めて、何とも言えない美しい風景が広がりました。ほんの一瞬だけ、佐渡島が神々しく染まった様子もみんなで見ることができて、今日は本当に来て良かったねと主人とも話しました。

そろそろお腹が空いてきたので、私たちお気に入りの回るお寿司屋さんに行きました。新潟産のお魚や、解体したばかりのまぐろなど、おいしいお寿司をいっぱい食べ、おいしい物ときれいな景色を堪能できた新潟日帰りツアーが終了しました。最後、群馬へ向かうRちゃん達と高速のインターまでご一緒し、車の中から手を振って家に戻ると、3人ともバタンキューで眠ってしまいました。しかし後ほど携帯を確認すると、お二人はあの後、六日町の温泉施設に寄って帰ったとわかってびっくり!年はかわらないはずなのに、なんというエネルギーなのでしょう。そんなお二人とご一緒できて、私たちは充実した楽しい一日でした。
日本海を見て いちごをたくさん食べたら
朱鷺メッセで新潟を眺めましょう 車の流れを見る人 佐渡島がくっきりと見えました
佐渡から差す夕日に照らされた新潟市内 神々しい夕陽


4月18日(金) 曇り 「お料理上手」
気温の差が激しくて、体調を崩しているお子さんもいるようです。新潟はようやく春らしくなってきましたが、まだ肌寒い日もあって油断できません。

しゅんを送ると私も食器などを袋に入れ、Aさんのお宅に出発しました。今日はSさんがAさんのお宅のキッチンを体験する会と銘打って、4人の友人達で集まりました。もうすぐ家を新築されるSさんが、素敵な一軒家にお住いのAさんのキッチンを参考にしたいということで、プランナーをされていたRさんとその打合せを兼ねて訪問するという会に、私もアシスタントとして参加することになったのです。何度もお邪魔しているAさんのお宅ですが、キッチンをまじまじと見たのは今回が初めてで、私も興味深く見学させて頂きました。よそのお宅の食器や調理器具の収納方法など、余り見たことがないのですが、色々な工夫がされているんだなぁと思いました。私も自宅に帰ったら、キッチンの収納家具を買いたいと思っているので、途中からはかなり本気モードで見学をしました。そして実際の使い心地も体験したいということで、3種類のおかずを作りました。

そこでSさんが用意して下さった材料とレシピを見て、私たちは驚きました。「重ね煮」と呼ばれる、お野菜を重ねて塩をふって煮ただけの物を使い回し、違うおかずがあっという間にできてしまうというレシピだったのです。本日は、豆腐ハンバーグ、蕎麦サラダ、お味噌汁とAさんが炊いて下さった雑穀米、そしてSさん手作りのよもぎ団子のデザート付きの、おいしいランチがあっという間に完成しました。こんな風に、Sさんは毎日の献立も考えていらっしゃるのかなぁとしみじみ尊敬しました。早速刺激を受けた私たち3人は、Sさんが持参されたお料理本をジーッと見つめ、作ってみる気満々になりました。ちなみにキッチンのプランですが、場所をRさんのお宅に移動した後もあれこれ話しながら考え続け、無事、建築士さんにお見せするプランが出来上がりました。こだわりが随所にあるSさんのお家が完成したら、ぜひお邪魔したいなぁと思いました。


4月17日(木) 曇り一時雨 「焼きそばだけ?」
昨日とは打って変わり、少し肌寒い朝になりました。今にも雨が落ちてきそうな空を見ながら、お弁当の準備をしました。

昨日の夜、しゅんが久しぶりに焼きそばが良いと言ったため、野菜を切って朝からジャージャーと炒めました。もう完成!と寝室に起こしに行きながら「今日は一段弁当だよね。」と言うと、目をつぶったまま「二段」と応えます。以前、「○○だけ弁当」が流行った時期があり、「チャーハンだけ」「焼きそばだけ」のお弁当が週に1〜2度登場し、ちょっと楽チンだったので、今日もそのつもりだったのです。しゅんの答えを聞いた私は焦ります。もうおかずを作っている時間は無いような。そして苦し紛れに作ったのがこちら。1段と半分を焼きそばが占める、限りなく焼きそばだけのお弁当です(苦笑)。

今日は週に一度の音楽教室です。2冊目のテキストも今月までということで、だいぶ練習もハイペースになってきました。毎回、次々と曲を弾いていきますが、子ども達がしっかりとそれについていくのがすごいなぁと思います。新しい事も柔軟に受け入れて、楽しんでしまうのが、子どもの良いところだろうなと思いながら、「この曲ってどんなのだったっけ?」としゅんに聞く私です。
焼きそば弁当 焼きそばだけじゃなかったの〜?


4月16日(水) 晴れ 「桜吹雪」
朝からよく晴れて、気温もぐんぐんと上がりました。しゅんを送ると私も急いで家事を済ませ、幼稚園に向かいました。

今日は、今年度初めての保護者会です。年少さんのお母さん達が、ちょっと緊張気味に座っていらっしゃる横で、3年目の私たちは慣れたものです。幼稚園でも、これと同じ様な光景が広がっているのかなと思いながら始まりを待ちました。
園長先生のお話の後、主任の先生から園での様子についてお話がありました。頑張っている年少さん、そしてお世話しなくちゃと張り切っている年中さん、年長さん達のお話を伺って、その様子を思い浮かべながら微笑ましくなりました。

午前保育を終えた子ども達を迎えに行くと、そのまま先週と同じ公園に向かって歩き出しました。本日は、お花見第二弾です。先週が満開だったので、今日はどうかなと思っていましたが、先週とはまた違った楽しみを味わうことができました。それは桜吹雪です。優しい風が吹くと、ハラハラと舞い散る花びらは本当に絵になって、こんなお花見もいいねぇと言いながら、夕方まで遊びました。お花の下で追いかけっこをしたり、ポケモンごっこをしたり。時々お母さん達が座っているシートにやってきて、おやつを食べるとまた走っていきました。そして最後に男の子達が熱中したのが、ビービー弾拾いです。私はこちらに来て初めて知りましたが、直径5ミリくらいの小さな玉が公園のあちこちに落ちていて、子ども達はそれを拾うのが大好きなのです。どうやら小学生達が打って遊ぶ銃の様なおもちゃがあり、その時に出てくる玉らしいのですが、そうやって遊んでいる姿を見たことはないのに、ビービー弾だけはあちこちに落ちています。ジーッと下を向いてあちこち歩き回り、「20個見つけた!」「うちは21個!」と手にいっぱい集めてご満悦でした。
おみやげはもちろん、下越名物ぽっぽ焼きです。何て事ない黒糖の蒸しパンなのに、こんなにおいしく感じるのはなぜでしょう?一本、またもう一本と、しゅんとパクパク食べ続けました。
散り際の桜もきれいです ぽっぽ焼きをおみやげに


4月12日(土) 雨のち曇り 「高田の観桜会」
雨が降り、少し肌寒くなりました。でも天気予報を見ると、次第に雨は上がりそうです。今日は楽しみにしていたおでかけの日。お昼過ぎに車に乗り、高速を走って上越、高田に向かいました。

今日は主人の会社の先輩Yさんにお誘いを受け、高田公園の観桜会に行くことになりました。高田城の桜は三大夜桜と呼ばれているそうで、本当に見事だと前から聞いていましたが、是非一度と嬉しいお誘いを頂き、イソイソと出かけることにしたのです。Yさんのお宅にはしゅんと同い年のHちゃん、そしてお隣にも同い年の従兄弟、J君がいるということで、仲良くできるといいなと思いながら車を走らせました。

新潟市内から2時間半ほどで到着した高田市内は、桜を観る人々で混雑していました。至る所にぼんぼりが飾られ、お祭りムード一色です。高田公園の入り口には、「美しい夜桜」という看板まであったので、パチリ!桜への期待が高まります。

Yさんのお宅にお邪魔して、お茶を頂いている間に、親戚の方が子ども達3人を公園に連れて行って下さいました。まるで以前からの友達の様に打ち解けている3人に、子どもってすごいなぁと私たちは顔を見合わせました。少し遅れて私たちも公園に行くと、大きな綿飴を買って頂いて満足げな子ども達と会いました。Yさんに案内して頂きながら、ぐるりと公園内を散策し、何て広い公園なんだろうと思いましたが、まだこれでも公園の半分と言われ、びっくり!大きな公園全体に桜が植えられていて、それはそれは見事な眺めでした。

Yさんのお宅で頂いた夜ご飯は、山で採られた山菜料理をはじめ、新潟のおいしい物ばかりでした。美しい桜を観て、こんなお料理を頂いて、何て贅沢な一日なんだろうと思いました。新潟の方々には、本当に良くして頂いて有り難いな・・・と今日もまた思いました。お腹がいっぱいになったところで、看板にもあった通り、「美しい夜桜」を観に出かけることにしました。
公園に入ると、昼間の様子とは一変し、また何とも艶やかな桜並木に、声も出ないほどでした。桜越しに浮かび上がる高田城の美しさ、枝垂れ桜の見事さは中でも素晴らしく、忘れられない眺めでした。

9時過ぎにYさん宅をお暇し、再び高速に乗って帰路につきました。途中まで饒舌だったしゅんは、気付くとぐっすり眠っていました。余程この日の事が印象的だったのか、しばらく「うちね、上越にHちゃんとJ君っていうお友達がいるんだよ。」と言い続けていました。
「美しい夜桜」の高田公園! ひ・・・広い 満開です
高田城と桜 絵になります お堀にはボート
夜桜は、やっぱり別格 すごい迫力のしだれ桜 ライトアップされた高田城


4月11日(金) 雨のち曇り 「お友達と」
霧雨の降る中、今日の園バスは予定より10分近く遅くなりました。今日からお母さんと離れて登園する年少さんが、涙、涙なのかな?と言いながら待ちました。

お迎えに行くと、お庭に移動して泥んこ遊びを始めました。少し暖かくなってきた頃から、再びお庭での工事現場遊びが盛んになっていた様で、あちこちに深い穴が掘られ、水を通すための水路やトンネル付きのお山までできている立体的なお庭は、気をつけて歩かないとどこかに落ちてしまいそうでしたが、子ども達は器用にひょいひょいと歩き回っていました。R君達が乾いた砂を箱に入れ、「白いお砂屋さんですよ。いらっしゃい、いらっしゃーい。」と言ってお店屋さんになると、しゅんも買いに行って作りかけのお山の中腹に白い砂をまぶし、またスコップでぺたぺたと固めていました。

しばらく遊んだ後、風が冷たくて寒くなってきたので、遊具施設のあるマクドナルドに行くことにしました。午前保育の幼稚園児とそのお母さん達でとても混雑していましたが、お昼を食べているうちに遊具で遊べるくらいの人数になりました。みんな裸足になって、あっちこっちと飛び回り、バスケの様な遊びができる場所では交代でボールを投げ続け、一体どこへ行ってきたのだ?!と思うくらい、ほっぺたを赤くして汗びっしょりになっている子ども達でした。
今日遊んだR君達とは遊び方のペースが違っていて、一年くらい前までは、しゅんは「怖い」と言うこともあって一緒に遊ぶことができませんでした。それが今ではこんな風に一緒に大はしゃぎして遊べる様になるなんて、子ども達の関係はとても柔軟に変わっていくものなんだなと思います。一時的な関係ばかりにとらわれず、子ども達の成長をゆったりと見守っていくことが大切だと、子どもから教えられます。


4月10日(木) 曇りのち雨 「ほんぽーと」
ベランダのチューリップ、「おやゆびひめ」の様子が昨日と違うなぁと思って見てみると、一本の茎から3つの花が咲いていました。そう言えば、説明書にそんな事が書かれていたのです。こういう咲き方をするのも珍しくてかわいいなと思いました。

今日は入園式。在園児も出席して、年少さんの入園をお祝いします。卒園式と違って在園児のお母さん達は参加しないため、年少さんのお母さん達から話を聞いただけですが、張り切った年長さん達は、式で自己紹介をするときも、みんな立派にご挨拶ができたそうです。

午前保育のしゅんを迎えに行って、そのまま中央図書館「ほんぽーと」へ向かいました。今日はこちらでお昼&本選びと、朝からしゅんと約束していたのです。いつも細い曲がり角を見落として、何度か周辺をクルクルと回ってしまうのですが、今日は2回目で無事道を見つけました。まずはお腹がぺこぺこだったので、天然酵母のパン屋さんでサンドイッチなどを購入し、喫茶スペースでランチにしました。
お腹がいっぱいになったところで子どものスペースに移動して、しゅんの本選びにおつき合いです。「しんかんせん」の本を検索してみたいと言うしゅんと一緒に検索をして借りる本の1冊を決定し、別の本も選んで椅子に座って読み始めたのを確認すると、私も大人のコーナーに行ってササッと10冊選びました。平日のほんぽーとは空いていて、子どもスペースはほとんど貸し切り状態でした。それぞれ選んだ本を読んだり、本棚へ探しに行ったり、静かな時間を2時間ほど楽しみました。

借りた本を早速読むしゅんを後ろに乗せ、次は音楽教室に向かいました。新学期が始まって、久しぶりにグループレッスンのお友達全員が揃いました。幼稚園はそれぞれ違う子ども達ですが、点呼の時に「何組になりましたか?」とお聞きになった先生に、「○○組だよ。」「私は△○組!」と嬉しそうに答えました。
一本の茎から3つの花が咲きました


4月9日(水) 晴れ 「お花見」
新学期の朝は、快晴になりました。荷物を持って帽子をかぶり、急いでバス停まで歩きました。ニコニコと手を振るしゅんを見送ると、私も久しぶりに一人だなぁと思いながら家に帰りました。
大荷物を持ってお迎えに行くと、新しいバッヂをつけた子ども達が嬉しそうに玄関から出てきました。「ほら、年長さんだよ。」と誇らしげに見せる子ども達がかわいくて、私たちは「わ〜すご〜い。」と大げさに驚いてみせました。

みんな出てきたところで、同じく大荷物のお友達親子何組かと、本日の目的地に向かいました。それは去年もお花見をした白山公園です。同じようにお昼を持って公園に向かう人が多く、既に桜の木の下は大勢の人たちで埋め尽くされていました。開花から数日で、一気に花開いた感じの桜はちょうど満開で、枝が重たそうにしなっていました。

何枚ものシートをつなぎ合わせ、みんなで丸くなってお昼を食べた後は、早速子ども達が周りで遊び始めました。じゃんけんをして追いかけっこをしたり、落ちている桜の花や枝を集めたり、何をしているのかわからないけれど面白そうに笑い合ったり。時々雲が出るものの、強い日差しを浴びて、ちょっと暑い?と言いながら、私たちもおやつをつまんだりおしゃべりしたりして過ごしました。

夕方になり、風が出てきたので今日のお花見はお開きとなりました。桜のスペースから移動すると、子ども達が楽しみにしていた第二弾、公園の遊具での遊びが始まりました。ブランコを押したり、滑り台に手を振ったりしながら、1時間ほどを過ごし、新潟の下越地方名物「ぽっぽ焼き」をおみやげに買って家に帰りました。
満開!


4月8日(火) 曇り時々晴れ 「いって〜」
先週、道の駅で買ってきたチューリップが早速咲きました。「おやゆびひめ」という名前がついた品種で、丈が短くとても小さなかわいらしい花を咲かせます。

市内の小学校で入学式があった様で、あちこちでぴかぴかの一年生を見かけました。きれいなお洋服を着て、弾む様に嬉しそうに歩いています。ちょうど新潟は桜がきれいに咲いている時で、今年の入学式にはぴったりの風景になっています。来年の春は、しゅんも大きなランドセルを背負っているのかなと思うと、とても不思議な気分です。ランドセルの色、来年も「ピンクが良いな〜。かわいいし。」と言うのかしら。ドキドキ。

体操教室に行く前に、ちょっと買いたい物があって久しぶりにふるさと村へ行きました。細々とした用事もあったので、今日はやめようかなと思ったのですが、どうしても行きたいとしゅんが珍しく主張するので「なぜ?」と聞くと、「遊具に乗りたいの。」とキラキラした目で私を見つめました。春休みも今日で終わりなので、「いつもは土日にしか動かない」はずの100円を入れる遊具も、特別動いてもらうことにして、出発しました。

買い物を済ませて遊具の方へ向かうとき、余りにも気持ちが焦っていたしゅんがステーンと見事に転びました。走るしゅんを追いかけていた私も、これは痛い〜と思う様な転び方でした。起きあがって大泣きを始めたしゅんを抱っこすると、泣き声の合間に「いって〜。」と言いました。「痛いね。痛いね。」と慰める私の顔を見ながら泣いていたしゅんが、ふと我に返って涙混じりにこんな事を言いました。「転んでさ、痛い時は汚い言葉使っちゃってもいいよね。ぐすぐす・・・。」。そう、「いって〜(痛〜)。」と言ってしまったけど、こんな非常事態だからいいよねということなのです。こんな時に冷静になるなんて、おかしいわ〜と少し笑ってしまった私の腕の中で、すぐに泣きやんだしゅんは、特別の200円を握りしめて遊具の方に再び駆けて行きました。


4月7日(月) 晴れのち曇り 「お外ランチ」
新潟市内の桜が開花してから2日経ちました。今日も気温が上がり、この暖かさでだいぶ花が開いた様です。車の窓からピンク色の桜の木々が見えるたびに、しゅんと「きれいだね〜。」「あそこにも桜があったよ〜。」と話しています。

朝ご飯を食べると、簡単なお弁当作りを始めました。オーブンに入れたレーズン入りふたごパンは、しゅんのリクエストで2個にはチーズをのせてこんがりと焼きました。私は先日デパ地下で買っておいしかったおにぎりの真似をして、シラスを混ぜたご飯に大葉と梅干しを包んだおにぎりを作りました。ゆで卵やプチトマトなど、家にある物をパパッと包んで支度をすると、今日お誘いを受けていたお友達の家に出発です。

3組の親子で河川敷に出かけると、早速敷物を敷いてお弁当を食べました。なんてことのないお弁当でも、外で食べるとどうしてこんなにおいしいのでしょう。ずっと寒かったこの冬がようやく終わり暖かくなってきたことが、今まで以上に嬉しく感じられました。

しばらくお外で走り回った子ども達を連れ、N君のお家にお邪魔すると、子ども達は思い思いに遊び始めました。仲良しの3人なので、もめ事が起こることもなく、平和な時間が過ぎていきます。私たちもお茶を飲みながら、子ども達の様子を時々見ていると、子ども達の個性がわかる場面があって面白く感じました。年下のN君がぐずり出すと、一生懸命論理的に説明しながら(!)なだめているしゅんをご覧になって、N君のお母さんは「しゅん君、大人ですね〜。」と仰っていました。でも私は、大人というより根っから争いごとが嫌いなんだなぁと改めて思いました。もうすぐ新学期が始まりますが、一学年ずつ上がった子ども達が、またどんな関係を築いていくのだろうと楽しみになりました。

夕方家に帰ると、よく走って遊んでさすがに疲れたのか、眠い眠いと言いながらご飯作りのお手伝いをしてご飯を食べました。そして8時にはスーッと眠ってしまいました。


4月6日(日) 晴れ 「サントピアワールド」
カラッと晴れて暖かな日になりました。おにぎり屋さんで軽くお昼ご飯を済ませると、高速に乗って目的地に出発です。春休み最後の週末ということで、混雑していて入場できなかったら困ると思ってしゅんには内緒にしていたため、「今日はどこに行くの?」「遠いの?近いの?」と車中で時々質問されました。でも入り口の門をくぐると、「や〜っぱりね、サントピアワールドじゃないかと思ったんだ〜。」と言うしゅんに、ほんと?と主人と顔を見合わせて笑ってしまいました。

県内唯一の遊園地であるこちらの施設は、新潟市内から高速に乗って2つめのインターを降りてすぐの所にあります。私たちは一昨年の9月に来てから2度目の来園です。今日までお得なフリー切符が売られているということで少々混雑していましたが、それでもほとんどの乗り物は並んだら10分も待たないうちにのることができるという、何とも子連れには有り難い遊園地なのです。

園内に入ると、早速しゅんが前回もお気に入りだったスカイジェットという乗り物に乗りました。全長800メートルのコースをすすんでいくと、雪が残る遠くの山々も眺めることができてとても良い気持ちです。前の席に座り、運転レバーを握るしゅんはニコニコとご満悦です。お次はすぐ横にあるツインドラゴンという、いわゆるバイキングに乗りました。「ブランコ?」と余裕の発言をしていたしゅんの表情は、動き出すとカクカクと音がしそうな程固まっていき、横で見ていた私は思わず笑ってしまいました。次々と乗り物に乗っていきましたが、前回同様、観覧車からはビッグスワンや日航新潟など、市内の大きな建物も見ることができて、本当にいい眺めでした。

乗り物を楽しんでいる様子もそうでしたが、前回よりぐっと大きくなったなぁと私たちが感じたのは、乗り物から乗り物へ移動する道中です。こちらの遊園地は、起伏のある土地に作られているため、徒歩で移動する場合はハイキングの様な道のりを歩いていかなければなりません。前回は疲れてだっこが多かったしゅんも、今回は私たちの先頭を切って、駆け足で飛び跳ねる様に移動していました。走ることが楽しくて仕方ない様子のしゅんを見て、本当に頼もしくなったなと思いました。でも、お化け屋敷は断固拒否!「入りたかったら、ママとパパだけ行ってきたらいいよ。」なんて、真顔で言うのがおかしくて、何回か「入ろうよ」などと意地悪を言ってしまいました。

閉園時間の5時頃まで思いっきり遊び、体もたっぷり動かして気持ちの良い一日でした。そして帰りはショッピングセンターに寄り道して、昨日がお誕生日の主人のリクエストにより、すき焼きの材料を購入!お腹がぺこぺこだった私たちも、満腹になりました。
サントピアワールドへ! 遠くの山には雪が残っています
歩く歩く 走る走る ゴーカート 弁慶号で記念撮影


4月5日(土) 晴れ 「誕生日」
今日は主人の誕生日。カレンダーを見ては「もうすぐだね。」と言っていたしゅんが、目覚めて居間に来るなり、「おめでとう。でも、プレゼントは無し。」と妙なお祝いの言葉を言いました。数日前、私とショッピングセンターに行き、ワイシャツとネクタイを選び、事前に渡した時のことを覚えていて、これでもうプレゼントは無しだねというわけです。でも、折角なので主人の希望するお昼ご飯を食べに行こうと、車に乗りました。

向かった先はイオンショッピングセンターです。この春休み、私たちは一体何回訪れているのでしょう。へへ。車の中で本を読んでいるうちに到着するたび、しゅんが「え〜。うちが本を読んでいる間にイオンに着いちゃった!びっくり〜。」と言うのもすっかりお決まりになりました(笑)。

食事と買い物を済ませ、帰りにケーキ売り場に寄ってそれぞれ好きな物を選びました。しゅんはチョコが苦手なはずなのに、なぜかチョコレートが上に乗ったケーキを、主人はキャラメル味のケーキ、私はショートケーキです。買ってから気付いたのですが、このコーナーでは、新潟市内にあるいくつかのケーキ屋さんの商品をひとつのスペースで売られています。以前から通りすがりに見てはいましたが、その時は、やけに同じ様なケーキがたくさん並んでいるなぁと思っていたのです。なぜなら、ショーケースの左側にはいちごが上に乗ったいくつかの種類のケーキが、真ん中にはチョコっぽいケーキが、そして右側にはその他のケーキが並んでいて、どうしてこのお店は同じ様なケーキばっかりなのかな?と思っていました。実はいくつかのお店のショートケーキ、チョコケーキが並んでいて、その中から好きな物を選ぶことができるようになっていたとは、ちょっと驚きました。結局、意識せずに選んだケーキは、主人と私の物が同じお店でした。どちらのお店のケーキも初めてでしたが、とてもおいしくて、こんな風に色々選ぶことができる試みは、面白いな〜と思いました。
お誕生日 おめでとう〜


4月4日(金) 晴れ 「チューリップ」
カーテンを開けると、太陽がまぶしいくらいの青空が広がっていました。今日は何をしようかなぁと思っていると、幼稚園のお友達Sさんからメールが来て、本日のおでかけへのお誘いを受けました。
家から車に乗ること1時間、向かった先は新潟県立植物園です。週末まで開かれている「チューリップ展」を見ることを目的に、お昼ご飯も持って出かけました。
新潟市から新津市に入った頃、道の脇に菜の花がズラリと咲いているエリアがありました。ちょうど今満開で、何とも言えない明るさの菜の花が並んでいました。

植物園に到着してお昼を済ませると、早速建物内に入りました。集まったお友達5人がきれいに並び、一番お姉ちゃんのRちゃんを先頭に歩き出しました。私たち親も、その後ろに並ぶように指示され、一列で入場です。一歩入るとそこは熱帯?というような何とも言えない湿気を帯びた空間が広がっていて、その鬱蒼と茂った植物に、子ども達は「ここって森なの?!森だね〜。」と大興奮です。ところどころにクイズが用意されていて、そのたびに立ち止まってみんなで問題を考える様子も微笑ましく、私たちもクイズに参加させられながらも顔を見合わせて何度もこっそり笑いました。見たことのない植物や木々の数々に、これは何度来ても楽しめそうだなと思いました。

熱帯のようなエリアを抜けると、チューリップ展が開かれているコーナーに出ました。まさに今満開!色とりどり、種類も様々なチューリップが咲いています。この色がいいね、この形がかわいい・・・などと喜ぶ私たちの横で、子ども達はちらりとチューリップを見た後、工作コーナーの椅子にお行儀よく座っていました。そして折り紙でチューリップを作り始めていました。自分の好きな数のチューリップを作ると、葉っぱも作って画用紙に貼り、う〜ん、どうかな?と眺めてはチューリップを足す・・・という作業を根気強く1時間近くも続け、みんなそれぞれの作品を作り上げて満足そうにしていました。

植物園の建物を出た後は、お外の広場でごっこ遊びが始まりました。少し風が出てきても、お日様が陰って肌寒くなってきても、裸足で遊び続ける子ども達のたくましいこと。結局閉園時間の4時半まで遊んで、それぞれの車に乗りました。チューリップは、春の新潟を彩る市の花でもあります。もう少し経つと外で育てていたチューリップが開花し、街中にプランターが並びます。そんな日が楽しみだなと思いながら、新津の道の駅に立ち寄って小さなチューリップの鉢植えとカランコエを2株購入し、家に帰りました。
ジャングル探検? オオオニバス 大きい〜 チューリップ展
ちょっととがった花びら ムスカリも満開 オレンジ色がかわいい〜
黄色とオレンジの可憐なチューリップ ふわふわの八重咲きチューリップ 葉っぱの形がおもしろい


4月3日(木) 雷雨のち曇り 「パン作り」
朝から真っ黒な雲が広がっていましたが、お昼近くになって嵐の様な雨になりました。そして近くに雷が落ちた様な大音響が響きました。「ひゃ〜」と震える私の横で、表情を固まらせたしゅんが「だ・・・大丈夫だよ。」と全然大丈夫には見えない顔で励ましてくれました。

みるみるうちに雲が移動し、ほんの少し晴れ間も覗くようになりました。しゅんと2人でMちゃんのお家にお邪魔すると、先客のKちゃんとMちゃんが、しゅんを早速遊びに入れてくれました。本日は別のお家で集まる予定がお子さんの体調不良で変更になり、女の子2人+しゅんで遊ぶことになりました。最近は男の子同士で遊ぶ事が多かったので、女の子のお家に行くのは久しぶりでしたが、Mちゃんのお母さんも私も「しゅんちゃんなら、大丈夫でしょう!!」となぜか自信を持って楽観していた通り、すんなりとごっこ遊びに入ったしゅんは、Mちゃんと双子の赤ちゃんになりきって、おままごと遊びを楽しんでいました。
なかなかうまくごっこ遊びの世界に入れなかった頃が嘘のように、子ども達だけのお部屋で遊んでいる楽しそうな声を聞きながら、私たちもお茶を飲んでおしゃべりをしました。女の子のお母さんとゆっくりお話するのは久しぶりで、ちょっと新鮮な気分になりながら、お互いのことや子ども達のことを話し続けました。そして私は持参したパンの本を広げ、パン作りの楽しさ、ヨーグルト酵母と元種のかわいらしさを訴え(?)ました。既にぶどう酵母を起こし、毎週パンを焼かれているSさんは、ものすごーくこの話に興味を持たれ、私たちが帰る時には一緒に本屋さんに行き、同じ本を買われたのでした(笑)。

写真は、今朝作ったちぎりパンです。200グラムの粉と、80グラムの元種を使い、小さな丸い生地を15個、型に入れて焼き上げました。ブラウンシュガーが入っているのでほんのり茶色で優しい甘さです。昨日のミルクジャムを熱々のパンにぬってみると、トロリと溶けてまたおいしいこと!食べ過ぎが危険な組み合わせですが、また作っちゃおうかなと思う様なおいしさでした。しゅんはいきなり5つも食べて、「おいしすぎる〜。」と叫びました。
ブラウンシュガーを使った「ちぎりパン」


4月2日(水) 晴れ時々曇り 「師匠」
4月に入って、だいぶ暖かくなりました。桜のつぼみもピンク色に膨らみ始め、もう開花宣言も間近だろうなと思います。

お昼を済ませ、しゅんと一緒にお誘いを受けていたお友達の家に行くと、男の子4人が大はしゃぎで遊んでいました。早速しゅんも参加して、大好きなおもちゃで遊び始めました。子ども達が平和に遊び始めたのを確認すると、母たちは作業を開始。今日はSさんが仕込んでおいて下さったパン生地を使い、まずはあんパンを成形しました。このパン生地、ただの生地ではなく、いちご酵母をギュッと絞って使っているため、いちごのつぶつぶが残っていてほんのりピンク色、何とも良い香りの生地でした。そこにSさんお手製のあんこを包むと、これまた何ともかわいらしいパンになりました。発酵させている間に、今度はミルクジャムの製作です。牛乳、生クリーム、グラニュー糖をお鍋に入れ、ひたすら弱火で煮詰めること何分?おしゃべりしていたので忘れましたが、かなり長い間煮詰めてトロリとしたところで火を止めると完成です。これはパンに塗ったりいちごにかけたりしてもおいしいということで、瓶詰めにしておみやげとなりました。

お鍋に残ったミルクジャムでチャイを作り、焼き上がったパンを試食しながらお母さん達と話していると、あぁ、今日も何て優雅な時間を過ごせたのかしら〜と嬉しくなりました。子ども達も、帰る時間が迫ってさらにヒートアップし、熱気が見えるほどになっていました。

家に帰っておみやげのジャムとあんこを冷蔵庫に入れながら、Sさんのおかげで、色々な手作りをしてみようという気になった一年だったなぁと思いました。色んなことに興味を持って、とことんやってみようという根気があり、行動力があるSさんは、友人達の間では「師匠」と呼ばれています。私も師匠の弟子として、ますます行動的な春にしたいなと思いました。


4月1日(火) 晴れ 「なかなか古町」
今日から4月の始まりです。朝からしゅんは、「今日は、なかなか古町でしょ?今から行くの?もう行きたいな〜。」とウキウキしています。「そうね、お昼を食べたらすぐね。」と言いながら、私もウキウキ、そわそわ。今日は新潟で初めてしゅんを託児に預け、友人と映画に行く予定なのです。

こちらの「なかなか古町」という施設は、古町という繁華街にあるデパートの一角にできた行政サービス施設です。各種証明書などの発行やパスポート申請ができる窓口がある他、子育て支援サービスが充実していて、こちらも人気を集めているそうです。今回初めて調べてみましたが、託児は就学前までの子どもが1時間300円で4時間まで利用できるということでした。

さて、お友達の家で仲良しのR君と合流し、親子2組でなかなか古町に行くことにした私たちですが、ハイテンションのしゅんとは対照的に、R君の気持ちが段々下降していくのが、端で見ていてもはっきりとわかりました。どうやら、何かを悟った様子・・・。受付をしている私たちの横でシクシクと泣き始めたR君を、しゅんは「向こうで待ってればいいからさ〜。大丈夫だよ。一緒にいよ!」などと軽いノリで慰めました。この施設は、「お母さん達のリフレッシュのためにもご利用下さい」と謳われているだけあって、受付の方々も保育士さん達もとても慣れたご様子で「泣いてもいいのよ。泣きたい時は泣きましょうね。ママは絶対にお迎えに来ますからね〜。」とあたたかく言って下さいました。そんな訳で私たちは先生方に子ども達を託し、それ行け〜と駆けだして映画館に向かいました。
先日の映画で予告編を見て、どうしても観たくなったのは「僕のピアノコンチェルト」という映画です。天才的なピアノの才能を持つ少年と両親、祖父を取り巻くお話でしたが、笑わせよう、泣かせようといったあざとい演出が全く無いのに、面白かったりジーンとしたり、本当にしみじみと良い映画だなぁと思える作品でした。舞台は大好きなスイスということもあり、ところどころに見える景色にうっとりしながらの2時間になりました。エンドクレジットの後、2人で顔を見合わせて、「良かった〜」と手を取らんばかりに言えたのも嬉しくて、そんな気持ちのまま子ども達を迎えに行きました。

大はしゃぎで遊んでいた子ども達は、私たちの姿を見ると「あれ、もう来た?」というような顔をしました。保育士さん達にお礼を言って保育室を出た後も、自由に遊べるスペースで1時間ほど遊び、充実感をたっぷり感じながら4人で帰りました。帰りの車中、予想通りしゅんは、「これから何回でもなかなか古町に行ってもいいよ!」と言っていました。託児だけではなく、親子で遊ぶスペースなども、これからお友達を誘って利用してみたいなと思いました。


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