2008年6月

                                                  過去の日記 2008/05


6月30日(月) 雨のち曇り 「6月の終わり」
昨日の夜は、強い雨が降り続いていました。今年の梅雨は、雨が降ると気温が低くなる日が多く、体調管理が難しく感じます。今朝もお布団からはみ出して寝ていたしゅんは、「鼻が詰まっちゃった〜。」と起きてきました。

しゅんを送った後、同じグループの方々と待ち合わせをして、本日もバザーの作業です。先週からの作業で、だいぶ先が見えてました。布の組み合わせを考えて裁断し、後は縫うだけという状態のキットにして他の方々にお渡しする準備を進めています。去年、新潟でバザーの準備をした時は、こういう大きな布ものの作業は個人の方々にお任せしてしまっていましたが、きっとお時間をかけて作業して下さっていたんだろうなぁと想像し、改めて有り難いなと思いました。

作業は何とか午前中で終わり、午後は再びミシンを動かしました。カタカタとミシンを動かしながら、もう今日で6月が終わるなんて早いなぁと思いました。先月引っ越してきてから、文字通りあっという間の2ヶ月でした。今では新潟にいたことが夢の様です。

お迎えに行くと、しゅんは今日も製作物を持って元気に玄関から出てきました。「ママもバッグ作った?うちも頑張って作ったよ。」と言うしゅんと、自転車に乗って家路を急ぎました。


6月29日(日) 雨 「収穫」
朝からザーザーと雨の降る日曜日になりました。しゅんは何と6時半に目を覚まし、「起こしてくれなかった〜?でも、ビデオに撮ったからいいよね!」と言って、私を連れてリビングのソファーに座りました。寝ぼけ眼の私とは対照的に、真剣な眼差しでテレビを見つめるしゅんは、25分の番組が終わると「もう一回見なくちゃ」と言ってリモコンを操作しました。

お昼前、荷物が届きました。それはおなじみの箱に入った荷物です。六花亭で以前お届け物をお願いして以来、毎月「おやつ屋さん」のパンフレットが届く様になりました。この詰め合わせは、贈答品だけではなく、日常の気軽なおやつとして楽しんで頂きたいということで始められた企画で、毎月毎月、季節に合った「おやつ」が一箱に入れられています。パンフレットを見るだけでも、季節感があって面白かったのですが、少し前からしゅんがそのパンフレットにとても興味を示し、私たちも頼んでみたいと思っていたので6月のおやつ屋さんを注文してみることにしました。箱を開けると、定番のバターサンドやゼリー、バターケーキなど、おいしそうなお菓子がたくさん入っていました。早速おやつにバターサンドと2種類のお菓子を1/3にカットした物を頂いて、ちょっと幸せなおやつを楽しみました。

最近の暑さや雨で、ベランダの野菜がぐんぐん育っています。中でもきゅうりの成長が早く、今日は初の収穫をすることにしました。お店で売っている物とは全く違う、とてもしっかりとしたトゲがあって、チョキンとハサミで切るしゅんも「痛い、痛い」と言いながら上の方をそーっと持っていました。お花が付いた新鮮なきゅうりは、メジャーを持ってきたしゅんが測ると21センチもありました。夜ご飯の時、半分はしゅんが包丁で薄い輪切りにして塩もみした「おつけ物」に、半分はスティック状にカットして、マヨネーズと白味噌マヨネーズをつけて頂きました。水分がたっぷりで瑞々しいきゅうりはとてもおいしくて、「明日も収穫しようよ〜。」としゅんは言いましたが、残念ながら、まだ大きくなりそうなきゅうりは見あたりません。この夏の間に、あと何本収穫できるかな?

ちなみに茄子は2個が大きくなってきています。幼稚園でも収穫した茄子やきゅうりを塩もみして食べたらしく、こちらもおつけ物になる予定です。そしてもう一つ、青紫蘇がとても元気に成長しています。ちょっと数枚欲しい時、これはとても便利です。「紫蘇を5枚収穫してきて〜。」と遊んでいるしゅんに声をかけると、「大きいのを採ってくるね〜。」と言ってベランダに走ってくれます。
「おやつ屋さん」が到着 おいしそ〜う
そろそろいいかな? 茄子も大きくなってきました
しそも元気! 収穫しました 20センチ以上!


6月28日(土) 曇り 「10時半」
今にも雨が落ちてきそうな空模様でしたが、何とか曇り空のままでした。

お昼頃、義母が久しぶりに我が家に遊びに来るということで、商店街で待ち合わせをしてご飯を食べに行きました。ヘルメットをかぶり、ご自慢の自転車で颯爽と出かけたしゅんを見た義母は、「大きくなったねぇ。」と驚いていました。お客さん大好きのしゅんは、義母の希望通り「Sちゃん、Sちゃん」と呼び、「お隣に座りたい。」「一緒に食べたい。」「また遊びに来てね〜。」などなどと言っては、義母を喜ばせていました。

義母を見送った後は、バザーのお裁縫の続きをしました。段々とバッグが形になってきて、完成させたくて仕方がなくなってしまったのです。最後は細いバイアスをぐるりとミシンがけしていくという作業で、ちょっと緊張しましたが、無事ひとつ目のバッグが完成しました。出来上がったバッグは、お迎えに行く時などにちょうどお財布と携帯、ハンカチなどを入れるのに良いくらいの小振りな物で、何とも言えないかわいらしさ!しゅんはルルンとスキップしそうになりながらこのバッグを持ち、ポーズをとりました。そして「これ、バザーで売れるかなぁ。」と聞く私に、「売れるさ、売れるさ。そうだなぁ、50円くらいかな?」と言って、私をガクリとさせました(笑)。

夜、10時半から教育テレビで放送される「あしたをつかめ」という番組をどうしても見たいというしゅんに、「10時半になったら起こしてあげるし、もし起きられなくても録画予約しているから大丈夫よ!」と言い聞かせると、「そうだね。急いで寝ようっと。」と言ってバタンと眠ったしゅんを見て、「まだまだ子ども〜。」と主人と顔を見合わせて笑ってしまいました。私たちは、遅い時間なので起こさないで、明日の朝、ビデオに撮った物を見せようと思い、ちょっぴりずるいやり方ですがしゅんを寝かせたのです。今日の「あしたをつかめ」では、しゅんが最近とても憧れている建築士さんを取り上げるため、先週から楽しみにしていました。明日の朝、どんな顔で起きてくるかな?と思いながら、ちゃんと録画が開始されているのを確かめる私たちでした。
お母さん用バッグ 完成!


6月27日(金) 曇り時々晴れ 「歯磨き」
昨日の雨も上がり、大荷物で幼稚園に行きました。しゅんを送ると待ち合わせをして、Sさんのお宅にお邪魔しました。自転車を連ねて移動するなんて、やっぱりここは東京です。これが新潟だったら、見失わないかドキドキしながら、車を連ねての移動になるはずです。

広いリビングに布を広げ、本日も裁断を続けます。せっせと手を動かしながら、おしゃべりにも花が咲きます。小学生のお子さんをお持ちのお母さん達のお話は、知らないことばかりでとてもためになります。そんなこともあるのか、それはちょっと驚くかも・・・などなど、未知の世界を覗く様で楽しいものです。作業をしているうちにあっという間に2時間が過ぎ、お暇する時間になりました。今日はこれから歯医者に行かなければなりません。

今日もきれいな診察室に入って先生に診て頂くと、順調に治ってきているということで一安心。前回とは違うお薬を詰め、今日の診察は40分ほどで終わりました。
確かしゅんが3歳の頃、今治療している歯がひどく痛んで新潟の歯医者さんに駆け込みました。その時も、歯が痛すぎて何も食べられず、顔をしかめて苦しむ私の様子を見たしゅんが、驚く程素直に歯磨きをさせてくれる様になっておかしかったのですが、今回も影響は大きかった様子です。先日、お迎えに行った帰り道で、「今日ママね、歯医者さんで虫歯を治すために注射を3本も打って麻酔したの。」と言った私の言葉が強烈に心に残ったらしく、おやつや食事を終えると慌てて洗面所に向かいます。甘い物が好きでも、今のところ虫歯が一本もないしゅんがとてもうらやましく、できるだけ長い間、こうしてきれいな歯を保って欲しいなぁと思います。


6月26日(木) 雨 「言うのは・・・」
朝から雨降りになりました。最近少し気温が低く、雨が降るとしゅんに半袖を着せようか長袖を着せようか迷います。

今朝は昨日の夜に作って発酵させてあった生地で、マフィンを焼きました。冷蔵庫にあったカレンツとクランベリー、ローストしたマカダミアナッツを入れたので、焼いている途中から部屋の中が良い香りでいっぱいになりました。しゅんは朝からモリモリと2個も食べると、カッパを着て幼稚園への道のりを歩きました。

今日は、同じグループのお母さん達と集まって、バザーの作業をしました。数日前、リーダーさん達が買い出しに行って下さった布を広げたのですが、早く形にしてみたいなぁと思う様な物が次々と出てきました。これはどのバッグに使ったらいいか、どんな切替にしたらいいかなどとイメージを広げながら、あぁでもない、こうでもないと布を裁っていくのはとても楽しくて、気付くと何時間も経っていて驚きました。

夕方、しゅんがいつものようにエレクトーンの練習を始めました。まだ幼稚園の持ち物で片付けていない物があったので、「これ、片付けてきたら?」と言うと、「うん、行くよ〜。」と返事をしたしゅんが、「言うのは簡単だけどやるのはねー。」とつぶやくので大笑いしてしまいました。先日、なかなか決めたことをやろうとしないしゅんに、私が叱った時の言葉そのものだったのです。「はい、はいって言うのは簡単だけど、やるのは簡単じゃないんだよ。ちゃんとやらなきゃ意味がないんだよ。」と言った言葉を覚えていたのでしょう。そうよ、言うのは簡単なんです!でも私も、「今、お茶の用意するね〜。」と言いながらぼーっとしていることが多いので、「ゆっこの今は、いつのことやら〜。」と毎回主人に言われているのでした。
ヨーグルト酵母で作ったマフィン マカダミアナッツ入り


6月25日(水) 曇り時々晴れ 「七夕」
少し雲が出て、過ごしやすい日になりました。雨が降らないのは嬉しいですが、余りにも暑くなると大変なのです。今年の夏は、暑くなりそうだという話を聞きますが、長い夏休み、どんなことをして過ごそうかなぁと今からあれこれ考えています。

幼稚園から帰ってきたしゅんを連れ、みんなが集まる公園に向かいました。お友達と遊びたいという気持ちが強くなってきたしゅんのことを嬉しく思いながらも、まだやっぱり何年も気心知れたお友達の様にはいかない場面もあって、いつも少しだけ心配になります。新潟で幼稚園に入ったばかりの頃も、お友達の性格やペースがわからなくて、悲しくなったり辛い思いをしたり、そんなことはお互いよくあることでしたが、段々とそれぞれの個性がわかるようになり、ぐっと親しくなっていったことを思い出します。私も段々お母さん達のことがわかって、お話しやすくなってきた様に、子どもの世界でもきっと色んな出来事を通じて親しくなっていくのだろうなと思いながら、見守っています。

今日は近くの図書館で七夕のイベントがあり、そちらにも参加しました。織り姫様と彦星様の紙芝居は、意外と長くてちょっと難しいものでしたが、幼稚園の子ども達にはちょうどよかったのか、じっと絵を見つめてお話を聞いていました。その後は、笹の葉に飾るためのお飾りや短冊を作る工作の時間もあり、思い思いに好きなお飾りを作っていきました。私もその場にいましたが、説明書の絵を見るだけで、自分でどんどんお飾りを作れる様になっている、年長さんの子ども達の成長に驚きました。


6月24日(火) 晴れ 「歯」
真夏の様に暑い日になりました。こんな暑さの中、子ども達は園外保育に出かけます。きっと中身は空になってしまうだろうなぁと思いながら、水筒にたっぷりと麦茶を入れ、梅干しを混ぜ込んだおにぎりを作りました。

しゅんを送ると私は歯医者さんへ・・・。昨日の夜から、左の奥歯がズキズキと痛み出したのです。新潟でも両方の奥歯を治療していましたが、結局途中で中断してしまったため、早めに行かなくてはと思っていた矢先でした。以前のかかりつけ医が移転したのか見あたらないため、どこがいいのかお母さん達からの情報を集め、「先生がとても丁寧で優しくて」「設備がきれい」という噂のA歯科医院に行くことに決めました。

噂通りきれいで落ち着いた雰囲気の診察室に入ると、すぐにレントゲンを撮りました。その写真を見ると、奥歯の神経の一番下に黒っぽくなった部分があり、そこに膿がたまっているために痛むというお話でした。治療途中だったことがすぐにわかるその写真を見ながら、早速麻酔を3本打って治療が始まり、膿が取り出されました。痛みは引いている様ですが、久しぶりの麻酔で口の左半分の感覚がなく、何だか変な感じ。さらにお昼前に行ってしまったため、麻酔が切れなくてお昼を食べ損ねました。でも、歯の痛みはなくなってすっきりです。この歯の他に、親知らずに虫歯が一本と、虫歯ではないけれど抜いた方が良いという親知らずも見つかり、かなり憂鬱な気分でもありますが、しばらくは歯の健康のためにこのお医者様に通おうと決心する私でした。


6月21日(土) 曇り時々雨 「しましまタウン」
時折雨が降る、どんよりとしたお天気になりました。今日は久しぶりに私が運転し、しゅんが楽しみにしている場所へGO!途中、どちらの車線にいたらいいのかわからず、少し遠回りになりましたが、無事到着してスムーズに駐車場に入り、向かった先は「しましまタウン」です。

しゅんがまだ2歳の頃、何度か訪れたことがありましたが、今日は本当に久しぶりです。小さな頃は、巨大なしまじろうにびっくりして固まっていましたが、今日はどんな顔を見せるかなと私も楽しみにしていました。会場に入ってすぐ、既に始まっていたショーを見ると、最初は後ろの方で遠慮がちにしていたしゅんですが、段々と手を叩いたり体を動かしたりし始めました。最後にお隣のお友達と手をつないで踊りましょう〜というコーナーになると、見ず知らずの女の子と手をつなぎ、ノリノリで踊っているのにはちょっとびっくり。やっぱりこの2年で、随分と積極的になったものです・・・。

今回、エコバッグ付きのプランにしたため、次はエコバッグにスタンプを押したりマジックで絵を描いたりして過ごしました。色々な種類のスタンプが用意されていましたが、しゅんはト音記号と音符のスタンプを選び、マジックで五線を書いて楽譜の様な絵を描きました。待ち合わせしていた主人が来るまで、ボールプールのある場所で遊びましたが、これがしゅんには大ヒットで、プールの中を泳ぐ泳ぐ!転んだり滑ったりしながら、大笑いして遊び続けました。主人が到着し、何とか説得して外に出たのは、入場してから1時間以上経った頃でしたが、これなら一日券を買って何度も出入りしても楽しめそうだなと思いました。
ランチを済ませてお買い物をしていると、一緒にレジに並んだしゅんが「うちのエコバッグを使って」と言いました。お菓子がいっぱい入ったバッグを持ちながら、「うちったら、エコだよね〜。このエコバッグ、こんなに荷物が入っちゃうからママも楽々でしょ?」とご満悦の、エコ男しゅんでした。

家に帰ると私はイソイソと準備を始めました。今日は学生時代のミニ同窓会が開かれるということで、久々に夜の渋谷へおでかけなのです。大混雑のハチ公前で無事待ち合わせをすると、和風の居酒屋さんへ。卒業以来ずっと親しい友人も、学生時代は余り話をしなかった友人も、不思議とみんな自然に話をすることができ、本当に楽しいひとときでした。場所を変えてもう一軒、色々な話は尽きることなく、みんな過ごしている毎日は違うけれど、会えばこうして楽しく過ごせること、こんな仲間と学生時代を送ることができたことに改めて感謝の夜になりました。
しまじろう こんにちは〜 泳ぐ泳ぐ


6月20日(金) 曇り 「お裾分け」
今にも雨が落ちてきそうな空模様ですが、今日は水遊びの時間があるということで、着替えを持たせて登園しました。新潟の幼稚園では、ひとりひとり、大きなお着替え袋にたくさんのお着替えを入れて園に置いてありました。好きな時に泥んこ遊びをしたりお水をバーッとまいてびしょぬれになって遊んだりしたのは、とても貴重な経験だったんだなと今になって思います。

先日、幼稚園のお庭に、たくさんのお飾りや短冊がつるされた笹が立てられました。七夕のお話も聞かせて頂いて、少し前から工作も好きな時間にしていた様です。たくさんの飾りがつけられた立派な笹は、どこから運ばれてきたのかなとふと思いました。新潟の時は、園の近くのお宅に先生と園児が「笹を分けて下さい」とお願いに行き、園まで「わっせ、わっせ」と運んでいました。そのお宅には、秋に園で子ども達が仕込んだお味噌が完成すると、笹のお礼にとお裾分けに行っていたそうです。

園への騒音の苦情など、少々殺伐とした雰囲気のある東京の幼稚園事情を聞く度に、そういう地域の方々との交流はないのかなと思っていましたが、ある日、お迎えに行くと子ども達が少し遅れて玄関から出てきました。しゅんに聞くと、ご近所の方が、お庭でたくさんとれた枇杷をお裾分けして下さったとのことで、それを1個ずつ、有り難く頂いたのだそうです。家では余り食べない果物も、みんなと食べると楽しくよりおいしく感じたらしく、良い思い出になったのではと思いました。地域の住民の方々も以前とは変わり、子育て事情も厳しくなってきた面もある様ですが、やはり暖かく見守って下さっている方も多いんだなと嬉しくなった出来事でした。


6月19日(木) 曇り 「学校公開」
気温が高いので、パンの発酵が早く進みます。夜中にこねておいた生地は、朝起きるとむくむくと大きくなっています。2次発酵もスムーズに進み、しゅんが帰ってくる前にお昼ご飯用のシュガーバターが焼き上がりました。甘じょっぱいお砂糖入りのバターの部分が大好きなしゅんは、口の周りをべたべたにしながら、2個のパンをぺろりと食べました。

先日種まきした「おじぎ草」が芽を出しました。早くおじぎしないかなぁと双葉を触っているしゅんですが、おじぎするのは本葉ですよね?待ち遠しくて仕方がない様ですが、一体どのくらいで出てくるのか楽しみです。そして右の写真はきゅうりです。小さな赤ちゃんきゅうりが成長し始めました。これも、どのくらいで食べられる様になるのでしょう?

先日、近くの小学校の学校公開があり、しゅんと一緒に出かけました。どの教室も見学して良いということだったので、お昼休みから5時間目までの教室を見て回りました。大きなお兄ちゃんお姉ちゃんの姿と勢いに圧倒されたのか、しゅんはちょっと緊張気味で壁にペタッと貼り付いていました。1年生の教室を見学すると、楽しそうな歌声や音読の声が聞こえてきて、しゅんも興味を持った様です。廊下にズラリとぶら下がったバッグ類や壁に貼られたレポート類などなど、学校の雰囲気は幼稚園とは違い、私は何だか懐かしい気分になりました。最後は体育の授業を見学し、1時間ほどで学校を後にしました。しゅんはあんなに緊張していたのに、「来年になったら小学生か〜。楽しみだなぁ。」と何度も言っています。でも実はこれ、ドキドキの裏返しなのです。引っ越しする時、転園する時、音楽教室を変わる時、何度も「楽しみ」「楽しみ」と口に出して自分を納得させるようなところがあったしゅんは、今度は小学校の生活を楽しみにしつつも緊張しているのでしょう。来年の4月、小学生になるまでに、少しでも楽しみな気分が大きくなってくれるといいなと思います。
おじぎそうの芽が出たよ! 赤ちゃんキュウリ
シュガーバター おいしい〜


6月18日(水) 曇りのち晴れ 「お友達」
今日は東京に引っ越してきて、初めてお友達が遊びに来てくれるということで、しゅんは朝からとても張り切っていました。「まずは幼稚園に行くんだよ。」と言わないと、その事を忘れてしまいそうなのは、まるで年少さんの様です。

午前保育を終えて家に戻ると、ちょうどお友達がマンションのエントランスに来てくれたところでした。靴を脱いでターッとリビングに駆けていった子ども達は、早速線路や積み木を広げて遊び始めました。

途中、ちょっとした言い合いや喧嘩はあったものの、すぐにケロリと気持ちを持ち直す子ども達は、仲良く何時間も遊び続けました。私もお母さん達と、子育ての話だけでなく、趣味の話などもできて楽しい時間でした。夕方になるまで遊んでいた子ども達は、名残惜しそうにお別れをしました。私も、今日はよくしゃべったなぁ〜と思いながらお茶で一休みしました。


6月17日(火) 晴れ 「悪ふざけ」
良く晴れて、暑い朝になりました。朝の家事をしているだけで汗をかいてしまいます。しゅんを送っていく時は、部屋着からまた着替えをするのですが、毎朝、「ママは2回もお着替えしなくちゃいけなくて大変だね〜。」としゅんがしみじみとした声で言います。こちらの幼稚園のお母さん達は、部屋着に着替えずにお家でもパリッとした素敵なお洋服で過ごす方が多いという噂を耳にしましたが、私はなかなかそんな素敵なママさんにはなれそうにありません(汗)。

しゅんを送ると、バザーの集まりのために別室に集合しました。先日細かな係りが決まったので、今日は具体的にどんな物を製作するのか、そして担当はどうするかを決めました。私はバッグやエプロン、その他小さな袋ものを担当することになりました。去年買ったミシンが、今年も大活躍しそうです。

お迎えに行って音楽教室に行くと、今日もギュッと詰まった練習が始まりました。でも最近、グループレッスンの男の子達の様子がちょっとざわざわしていて、先生に注意されることが多いのです。しゅんはこの教室がとても好きで、エレクトーンを弾くことも大好きなので、お教室でふざけたり遊んだりすることはなく、注意されることもありません。でも、外出先ではふざけたり、変なことを主張したりして私たちに注意されることもしばしば。この年齢の男の子は、やはりそうなのでしょうか?教室でふざける我が子を見ながら、「いい加減にしなさい〜」と念を送っていらっしゃるよそのお母さん達のお顔を見て、「その気持ち、よ〜くわかります。」と妙に同情してしまいます。

写真は今夜のしゅんと私の夜ご飯です。豆腐ハンバーグブームはまだまだ続いていて、週に一度は登場します。水切りした木綿豆腐に挽肉を入れたり野菜だけを混ぜたり、ベランダの紫蘇を入れたりと、その時々で色々な物を混ぜていますが、丸く成形してポン酢をつけるとあら不思議。どんな材料でもおいしくなってしまうのです。まだ明るい時間に食べ始める、私たちの夜ご飯です。
グリーンピース入り炊き込みご飯


6月16日(月) 晴れ 「仲良しさん」
気持ちの良いお天気が続いています。今日は土曜日の参観会の代休ということで、私としゅんはのんびりの朝です。

お昼前、最寄りの駅に着いたというメールをもらって、しゅんと待ち合わせのバス停に向かいました。今日はMちゃん親子が遊びに来てくれることになったのです。昨日の夜から、「ママとうちと、2人とも自転車でおでかけしてみようよ。」と大張り切りだったしゅんは、自らヘルメットをかぶって自分の自転車に乗り、ウキウキで出発しました。

10日前に会ったばかりのDちゃんは、しゅんの子ども用自転車に釘付けで、「しゅんちゃん、しゅんちゃん」と言いながら追いかけてきます。しゅんは「近づくと危ないんだよ〜。」と慌てながらも必死にこいで、目的地のレストランへGO!ランチの後は家に移動して、レールに電車を走らせたり、紙粘土をしたり、ゆっくりと遊びました。3歳年下のDちゃんなのに、なぜか同年代の様な意識があるしゅんは、ついつい本気で喧嘩してしまうこともあり、ヒヤヒヤしたり呆れたり、ちょっと困った場面もありました。でも、いつもお友達との関係で引き気味になるしゅんが、直接ぶつかっても大丈夫と思えるお友達というのは、新潟時代も数人しかいなくて、そのお友達との関わりにDちゃんと接している時の様子はとても似ているので、これから先、きっともっと仲良く関わっていかれるようになるのでは・・・と期待もしています。

Dちゃん達が帰った後は、いつものようにエレクトーンを弾き始めました。ここ1ヶ月ほどで、エレクトーンへに向かう時間がグンと増え、とても楽しんでいる様に見えます。以前は難しい両手での演奏などは、「上手にできないの」と時折涙ぐみながら練習していましたが、今は何度でも自分で繰り返し練習して、気付くと「もう、うち、これ弾けるんだ〜。」と披露してくれます。しゅんと同じペースで練習中の私は、置いていかれ気味。私がエレクトーンの前に座り、楽譜を見て音符を確認していると、すぐに横に座って「ママ、これはシファソだよ、やってごらん。」と指導されてしまいます(汗)。
エレクトーン大好き


6月15日(日) 晴れ 「父の日」
アラームをかけないでお布団に入ったら、朝起きたのは私が最後でした。主人はテーブルでパソコンを広げ、しゅんはソファーでテレビを楽しんでいました。

しゅんが繰り返し観ていたのは、録画してあった「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」というNHK教育放送の番組です。番組宣伝でたまたま見かけ、観てみたいと言ったのですが、土曜の10時からの放送ということで毎週録画するようになりました。こちらは毎回違う職業を取り上げ、その仕事に就いて数年という若い方が、どんな仕事なのか、どういう苦労や喜びがあるか、どんな風にその仕事に就いたのかなどをわかりやすく説明して下さるという番組です。番組HPでは、10代後半から20代前半の、仕事について考え始めた年代向けという感じに紹介されていますが、私たちはもっと小さな子ども達にとっても良い番組だなと思いますし、大人の私たちが観ても十分楽しむことができます。しゅんのハートにも、ビビッと響くものがあった様で、飽きることなく以前の放送も繰り返し観ています。色々な職業に興味を持つことは、とても素晴らしいことだと思います。主人の仕事についても、いつか知りたいと言うことがあるでしょうか?いつも忙しくしていて家にあまりいない主人ですが、この番組に出てくるお兄さん達の様に、頑張ってお仕事をしているんだと想像してくれたらいいなぁと思います。

ちなみにしゅんは、以前からずっと「朱鷺メッセのレストランで働く人」になりたいと言っていましたが、あるリフォーム番組を観てからというもの、「レストランもやっている建築士」さんがいいなぁと言っています(笑)。そんなしゅんがお友達から話を聞いて憧れている場所は、「キッザニア」です。

ところで今日は、父の日です。そこで、お昼は主人の希望で回るお寿司に行きました。イクラのお寿司を食べた後、メニューにポテトを発見したしゅんは、100円のお皿に乗ったポテトを注文しました。ドイツの旗が立った熱々ポテトを食べるしゅんの横で、私たちはおいしいお寿司をパクパク。「お寿司屋さんなのに、ポテトがあるなんて、おかしいね〜。でもうまい〜。」と喜んでいたしゅんは、結局ポテトで満腹になってしまいました。あらら。


6月14日(土) 晴れ 「参観」
朝、耳元で「今日はパパと幼稚園に行くんでしょ?」と言うと、いつもは決して目を開けようとしないしゅんがパチッと目を覚ましました。そしてスタスタと自分の椅子に座るので笑ってしまいました。いつもだったら、「眠すぎて動けないの。椅子まで抱っこして〜。」と赤ちゃんの様に両手を出すというのに!そんなに今日の父親参観を楽しみにしていたんだなと微笑ましくなりました。

連日の深夜帰宅で、今日も数時間しか眠っていない主人は、参観の後に先生からのお話の会もあるんだよと私が告げると、「眠ってしまいそう・・・。まぶたに目を書かなきゃまずいかも。」と言って困った顔をしました。嬉しそうに主人と手をつなぎ、マンションを出る2人をベランダから見送ると、私は土曜の午前という珍しい時間をのんびりと過ごしました。

お昼を少し回った頃、汗びっしょりのしゅんとお疲れ気味の主人が帰宅しました。毎日登園している道を主人に紹介し、少し遠回りもして帰ってきたということで、しゅんのウキウキぶりが目に浮かびました。一仕事終えてほっとした主人が座っていると、そこにしゅんがやってきて、「いつもありがとう」と言いながら包みを手渡しました。それはもちろん、父の日のプレゼントです。先生と一緒に、ノコギリやトンカチを使って工作したという、なかなかの力作でした。ひとつひとつのパーツについて、これはどんな風に作ったのか、どうやって色を塗ったのか、などなど、饒舌に語り続けるしゅんでした。
保育中のしゅんは、とても集中して遊びに取り組んでいたそうです。私が参観した日からそんなに経っていませんが、少し成長した様子がうかがえて嬉しくなりました。

ところでこのところのお天気で、ベランダ菜園(夢はガーデニングだったのですが、実際は菜園状態に・・・)の野菜たちが元気に育っています。中でもキュウリと茄子は次々と花を咲かせ、ミニミニキュウリも少しずつ大きくなってきました。こんなに小さいのに、ちゃんとトゲトゲがついているのがかわいくて、思わず触ってみたくなったのですが、その痛いことと言ったら。サボテン並みの尖り具合です。茄子は当たり前ですが、茎まで鮮やかな紫色で、何ともおいしそうです。段々背も高くなってきました。先日、お迎えの時にお母さん達と話していたら、ベランダやお庭で野菜を育てている方が多くて驚きました。中にはバケツに苗を植えてお米を作るという方もいらっしゃいました。野菜や花を育てる喜びを知ってほしい、一緒に楽しみたいという親心はみんな同じなんだなと思いました。


6月13日(金) 晴れ 「お裁縫」
朝から青空が広がり、まるで夏が来たかの様な陽気になりました。子ども達の朝顔も、すくすくと成長しています。種まきの時期に入園していなかったため、かなり遅れて種まきをしたしゅんの鉢からも、あっという間に双葉が出てきて驚きました。もうすぐ家に持ち帰って育てることになりますが、きれいな花が咲くように、大事に育てたいものだと思います。

しゅんを送ると家に戻り、本日は手芸の日です。「はんど&はあと」の付録についてきた、バッグの製作をしました。丸い形がかわいらしくて、とても使いやすそうな大きさです。リバーシブルになっているので、その日の洋服に合わせて持てるところもポイントが高いのです。食卓テーブルを買って、ミシンの作業も以前より楽になりました。ミシンとアイロンの間を往復しているうちに、どんどん形が出来上がっていくのが何とも楽しくて、時間を忘れてしまいました。

お迎えに行くと、今日も工作した物をいくつか持ってしゅんが出てきました。最近切り絵が気に入っているのか、色々なデザインの切り絵を切り抜き、画用紙に貼って作品として持ち帰ってくるのですが、今日は縦にザクッと切ったりんごがいくつも並んでいる様なデザインでした。ご丁寧に、真ん中の芯の部分もハート形に切り抜かれています。とってもかわいらしくて、どうやって切ったんだろう?!と思わずジーッと見つめてしまいました。
バッグが完成 リバーシブル!


6月12日(木) 雨のち晴れ 「お呼ばれ」
土砂降りの窓の外を見て、あぁ、今日はカッパと長靴だ・・・と少々気が重くなりました。でもそんな風に思うのは大人だけで、しゅんはウキウキと嬉しそうです。「ママも長靴なんだから、もう水たまりに入っても大丈夫だよ!入ってごらん。」と言われ、2人でポチャンポチャンと水たまりの上を歩いていくと、少し楽しい気分になってきました。

お迎えの時間までには上がると思っていた雨は意外と長引き、帰りも雨の中となりました。通気性の悪いカッパを着ている私は、園と家を往復しただけで汗びっしょり。家に着いたら全て着替えないとすぐに風邪を引いてしまいそうです。

身支度を整えると、今日はお誘いを受けていたお友達の家に遊びに行きました。ご招待してくれたY君も、お呼ばれしている子ども達も、何だか妙なハイテンションで、もう嬉しさを抑えきれないといった様子です。居間で子犬の様にじゃれ合って大騒ぎしていましたが、少しすると静かに遊び始めました。
幼稚園では園庭に出て遊んでも良い時間があり、その時に何度かY君としゅんは一緒に遊んだらしいのですが、短期間ですっかり意気投合したのか、よくお互いの家での会話に名前が出て、今日のお呼ばれとなりました。この1ヶ月というもの、新しいお友達に囲まれてドキドキ続きだったはずのしゅんですが、少しでも接点があると「お友達になったんだよ。」と言える子ども達がうらやましくなります。大きくなっても、できるだけそんな素直な気持ちでいられたら素敵だな〜と思いながら、私も転校生の気分で社交に勤しむ毎日です。


6月11日(水) 曇り時々晴れ 「公園」
昨日の暑さが嘘の様な、風の気持ちよい朝になりました。これなら公園に行っても大丈夫かもしれないな〜と思いながら、午前保育のしゅんを送りました。

午後は予定通り、大きめの公園に集合です。木陰にシートを敷いて、まずは買ってきたお昼ご飯を食べると、早速子ども達は駆けていきました。小さなサッカーボールひとつで、どうしてあんなに楽しそうに遊べるんだろうとうらやましくなるくらい、子ども達の嬉しそうな歓声が聞こえてきました。
サッカーに興じた後は、お砂場に移動しました。何やら熱心に作業している子ども達は、お砂場遊びにも全力投球です。おやつの時間になってシートに戻ってきたしゅんは、いつの間にか裸足になっていて、手や腕、足はもちろんのこと、顔や首、頭にもいっぱい砂がついていました。

一休みした子ども達がまた遊び始めるのを見ながら、私たちもシートでおしゃべりを続けました。最近の関心事であるバザーの製作品のこと、子育てのこと、それからお料理のことなど、涼しい風の吹く木陰は良い気持ちで、暑い日にはバテそうになる公園遊びも今日はとても快適でした。公園で思いっきり走り回り、思う存分遊んだしゅんは、家に帰っても気持ちが落ち着いていて、お布団に入るまでご機嫌でした。やっぱり男の子は、こうやって広い場所で体を動かして遊ぶのが一番なんだなぁと思います。これからの季節、付き添いも体力を消耗しますが、栄養をとって元気につき合いたいものだと思いました。


6月10日(火) 晴れ 「3時間半」
朝からすっきりとした青空が広がり、何とも言えない暑さ!園に送った時にすれ違ったお母さんと、「梅雨明けしたみたいな暑さよね。」と顔を見合わせました。

家に戻るとお客様を待ちました。少ししてピンポーンとやってきて下さったのは、何年も前からおつき合いをさせて頂いている、お友達のもねさん。最初はネットを通じて知り合い、初めてお目にかかったのは、しゅんが1歳の頃だったかな?あの時から、これまでの間には、もねさんが息子さんを出産され、4人でお花見をしたり、育児支援施設で遊んだり・・・と色んなことがありました。思いがけず私たちが転勤になり、2年間は遠くに住むことになりましたが、メールのやりとりをしていたので、久しぶりに会う気がしなくてとても不思議でした。

お話を始めると、幼稚園のこと、子どものこと、趣味のこと、お互いの近況などなど、息つく暇もないくらい、本当に機関銃の様に話し続け、気付くと2時間経っていてびっくり!特にバザーの話やパン作りの話では、本を見たり実際の酵母を(無理矢理)見ていただいたりしながら(笑)、ちょっと変なテンションで盛り上がってしまいました。
ランチの場所に移動しようとお互いママチャリに乗ってGO!「こちらで〜す」「ここを右で〜す」と並んで走りながら、こんな風に2人で自転車を連ねているなんて、何だかとってもおかしい〜と、自分達の姿に思わず笑ってしまう私たちでした。

もねさんのお迎えに間に合う時間まで、ギュッとつまった3時間半。おしゃべり三昧で本当に楽しかったなぁと思いながら、「また絶対!」とお約束してそれぞれの目的地に向かいました。これからは自転車を使えばご近所さんという近さに戻ったわけですし、こんな風におしゃべりしたり、お料理したり、手仕事したりできるかな?とワクワクしています。

お迎えに行くと、「今日はピアノなの〜。」としゅんが出てきました。本日もノリノリで1時間のレッスンを終えたしゅんは、帰宅するなりエレクトーンのふたを開けて練習を始めました。何やら怪しげな曲を弾いている?と思って見に行くと、メモ帳片手に「う〜ん」と言いながら、時折弾いたり宙を見上げたり。私に気付くと「これ、うちが作った曲」と言って嬉しそうに見せてくれました。作曲ですか!
作曲?!


6月9日(月) 曇りのち雨一時晴れのち雷雨 「夕立」
今日はお天気がめまぐるしく変わる一日でした。明け方まで降っていた雨は朝には上がり、どんよりとした曇り空で始まりました。お昼前にはポツポツと降り出した雨が、しばらくすると本格的に降り始め、お迎えの時間には本降りとなりました。そのためカッパを着て長靴を履き、しゅんのカッパも着て家を出ましたが、家へ帰ってくる道のりを歩く間に再び雨は上がり、梅雨独特の蒸し暑さになってきました。カッパを脱ぐと、しゅんはシャワーを浴びた後のようにびしょぬれでした。

夕食の準備をしていた頃、窓の外が怪しい空模様になってきました。かと思うと、突然大きな雷鳴が鳴り響きました。夕立だ〜と思って外を見る私の横で、「ママ、窓閉めてある?」とドキドキした表情でしゅんが私を見上げました。ふふふ。新潟にいた頃、ちょっとふざけて「鍵を閉めないと、雷様がおへそを取りに入ってくるかも・・・。」と言った言葉を頑なに信じているのです。慌てて鍵を閉めに行ったしゅんは、律儀に二重ロックまでかけて、ほっとした様に戻ってきました。
強い雷はしばらく続き、停電するのではと心配になったくらいでした。ビリビリと体に響いてくる様な雷鳴を聞きながら、この夏は、こんな夕立を何度も経験するんだろうなと思いました。

夜ご飯に、前から気になっていた炊き込みご飯を作ってみました。それは市販の塩昆布とシーチキンを使った、「絶対に失敗しない」「おいしい」と評判の炊き込みご飯です。「これ、お鍋にどんどん入れちゃうの?」と心配そうに言うしゅんに、次々と具を入れてもらい、本当に大丈夫かな〜と少々不安になりながらガスをつけました。しばらくすると、部屋中においしそうな何とも言えない香りが漂ってきました。出来上がってふたを開けると、きれいなご飯が炊きあがっていました。今日は2合のお米に、シーチキン一缶、塩昆布を控えめに2つかみ、人参1/2本、油揚げ1/2枚を入れてみました。味付けは塩昆布の塩とシーチキンから出るものだけで十分で、噂通り簡単そのもの!それなのに、いつもはのんびりのしゅんもパクパクと食べ続けました。おにぎりに使うだけではなく、これからは炊き込みご飯のお供として、塩昆布が活躍してくれそうです。


6月8日(日) 晴れ 「パティシエ」
昨日の夜、早く眠るだろうという私たちの予想に反し、しゅんは元気いっぱいで目をランランと輝かせていました。添い寝していた私の方が、絵本も読めずに眠ってしまったくらいです。今朝も私より早起きして、エレクトーンを弾いてノリノリでした。

午後、横浜のららぽーとにおでかけしました。少し遠出になりますが、「なるべく遠回りして、いっぱいドライブしたい」(本人談)タイプのしゅんは、カーナビを見ているだけで幸せそうです。少し遅くなってしまったため、駐車場が混んでいて一瞬焦りましたが、少し列に並んでいると入ることができました。
今日の目的のひとつは、前から気になっていた「ぱくぱくパティシエ」です。こちらはセルフでクッキーなどのお菓子作りができるコーナーです。1セット800円で、クッキー生地をはじめ、道具なども貸してもらうことができるため、手ぶらで行ってすぐに作業をすることができます。バニラ、チョコレート、ストロベリーの3種類がある生地の中で、しゅんは当然の様にストロベリーを選び、作業を開始しました。

手順や用意する物、注意事項などが書かれた説明書が用意されているため、割り当てられたテーブルにつくと、すぐに始めることができます。まずは手を良く洗い、エプロンをして、道具を借ります。たくさんあるクッキー型から5つを選ぶ表情は真剣そのもの。その他の道具もわかりやすく置かれていて、どの作業も子どもが自分ですることができるのが良いところです。
生地をのばして型抜きし、天板に並べたらトッピングです。しゅんは1つ50円のトッピングを2つ選び、真剣に置いていきました。私もそのお手伝い・・・と思っていたら、思いがけず真剣になってしまい、2人とも無言で手を動かし続けました。それが終わるとオーブンで焼いている間に、お皿洗いコーナーに移動です。スポンジでのお皿洗いも、子どもがしたいお手伝いのひとつだと思いますが、こちらも全て自分ですることができて、満足感いっぱいの様子。お布巾で拭いたらお片づけコーナーに行き、道具ごとのかごにお片づけしていきます。

買い物に行っていた主人が戻ってきた頃、ちょうどクッキーが焼き上がりました。ほんのりいちご味のクッキーは早速おやつになりました。お手軽に楽しむことができて、子どもでも作業しやすい様に工夫されているため、お母さんがお買い物中にお父さんと作っているお子さんもたくさんいました。しゅんも「今度はパパと作る〜。明日も来たいくらい。」と張り切っていましたが、次回はどうなるでしょう?!
色々なことを自分でできたのも自信になったのか、夜眠る前、「今日はママの真似っこみたいなの、しちゃったね〜。」と嬉しそうに言っていました。
「ぱくぱくパティシエ」にやってきました 生地をのばしたら、型抜きして
トッピングします オーブンに入れている間に道具を洗います
焼けたかな〜 完成!


6月7日(土) 晴れのち曇り 「仲良し」
朝起きてベランダを見ると、鮮やかな黄色い花が2つ咲いていました。このところの陽気でますます元気に成長しているキュウリが、ようやく花を咲かせました。小さなキュウリもちゃんとついていて、そのかわいらしいこと。しゅんはクルクルと巻き付いた蔓に大興奮です。

今日は、4月の終わりに新潟に遊びに来てくれたMちゃんご家族の家に遊びに行きました。1泊2日をご一緒しただけなのに、Mちゃんのお家の2歳児Dちゃんは、すっかりしゅんのことを好きになってくれたそうで、時折、「しゅんちゃん」とつぶやくのだとか。玄関を開けると、早速「しゅんちゃん、しゅんちゃん」と言いながら出迎えてくれました。

子ども達が遊び始める横で、大人5人はMちゃんの旦那様が腕をふるって下さったお料理を頂きました。まずはカンパーイ。そして美しい前菜やスペイン土産の生ハムとサラミを頂いて、「おいしい〜」とにっこり。大人だけでこんな優雅にご飯を食べられるなんて〜と、Mちゃんと顔を見合わせてうっとりしてしまいました。メインは大きな海老が乗ったパエリアです。本場で手に入れたというサフラン入りのパエリアは、新潟のコシヒカリを使っているので日本人好みのもっちりした食感で、何とも言えないおいしさでした。

子ども達が遊んでいる様子を見たり、Mちゃんご家族の旅行のお写真を見たり、のんびりゆったり過ごしているうちに、気付くと夕方になっていました。時折、気配りの人、Mちゃんの旦那様が煎れて下さるお茶を飲んだりケーキを食べたり、時間を忘れてしまいました。3歳違いの子ども達は、気が合うのかとても仲良く遊ぶことができました。時々もめそうになると、「Dちゃんはまだ赤ちゃんだから」と言った私の言葉を思い出すのか、しゅんが異常に高い猫なで声(笑)でDちゃんを諭そうとするのがおかしくて、私たちは顔を見合わせて笑ってしまいました。
夜ご飯もお店に移動してご一緒し、Dちゃんがおねむになってきたところで本日はお開きとなりました。夏はお庭でプール、そして時には男性陣に子どもを託して私たちだけでのんびりおでかけ・・・と、これからの楽しい計画を思い出しながら、家路につきました。
キュウリの花が咲きました きれい! こちらも続々・・・


6月6日(金) 晴れ 「日焼け」
明け方まで雨が残っていた様ですが、みるみるうちに青空が広がり、気温はぐんぐんと上がっていきました。自転車で走っている間は、風を切って気持ちいいのですが、止まると汗がどっと出てきます。

先日、バザーの打合せがありました。少し前から、色々な資料が配られていましたが、打合せで具体的な活動の内容やこれからの予定などがわかってきました。新潟の幼稚園で経験したバザーは、人数が少なかったこともあって、協力できる範囲で全ての分野に関わっていましたが、今回は係が決まっていて、主にその担当の分野の仕事をすることになる様です。でも、係を超えて興味のある分野のイベントには参加できる様で、これからどんな活動があるのかな〜と楽しみになりました。

お迎えに行くと、どのお子さんもうっすらと日焼けした顔で出てきました。しゅんも、両腕と顔がピンク色になっています。持っていった水筒のお茶もほとんどなくなっていて、暑い一日、元気に過ごしてきたんだなと思いました。私もそろそろ、本格的に日焼け対策をしないと大変なことになりそうです。登園時、つばの大きなサンバイザーや肘上までの手袋など、完璧に対策をしていらっしゃるお母さん達とすれ違いながら、無防備すぎる半袖姿の我が身を反省する毎日です。それにしても、あの大きなサンバイザーって、一体いつ頃から登場したのでしょう?!火花が飛ぶ工事をしている方のような、完全に顔を覆うあのツバは、かなり効果がありそうですが、挨拶をされてもどなたなのかわかりません!

そのまま図書館に移動して、子どもの本のコーナーでゆっくり。冷房の効いた図書館は、真夏の様に暑いこんな日にはとても助かります。何冊も手にとって次々と読み、借りる本を吟味するしゅんと、結局2時間近く過ごしました。


6月5日(木) 雨 「初長靴」
昨日のお天気とは打って変わり、朝からどんよりとした曇り空です。登園までは雨が落ちてこないかな・・・と自転車でマンションを出たところで、ポツポツと雨が降り出したため、慌てて家に戻って2人ともカッパを着て、急いで園に向かいました。

写真は、昨日届いた私の長靴です。新潟では、雨が降っても傘も差さないで車に乗り、屋内の駐車場に停めてお買い物ということが多かったため、雨の日に歩くのがこんなに大変だなんて忘れていました。送り迎えで往復すると、足がびっしょり濡れてしまうのです。そしてその不快なことといったら〜。雨が憂鬱になるのは、服や靴が濡れるのも大きい様な気がします。私の横で、しゅんはいつも水たまりにぽちゃんと足を入れて大喜びですし。
という訳で、買い物に行くたびに探していましたが、どうもしっくりくる物がなく、ネットで探してこちらのショート丈の物を購入しました。明るい色もありましたが、服と合わせるにはこれがいいかな?とカーキ色を選び、到着を楽しみにすること2日。あっという間に配達されました。そして今日のお迎えの時、初めて履いてみました。どれだけ歩いても濡れないなんて、快適〜。カッパも着ているので、見た目はどうであれ、装備は万全です。これでしばらく続く梅雨の日々も快適に過ごすことができそうです。でもひとつ欲を言うと、そのまま買い物に行ってもおかしくないような、ちょっとだけオシャレなカッパが欲しいな〜と思っています。今はハイキングする時リュックに入れていた、携帯用透明カッパなのです。

今日は保育時間が長かったので、帰宅するとすぐにキッチンに立ちました。しゅんが幼稚園に行っている間に準備をしておいたので、天ぷらを揚げたら出来上がりです。以前は、家族3人が揃った休日でなければ天ぷらを作ることはありませんでしたが、最近は時々平日の2人ご飯の時にも揚げています。しゅんが大の天ぷら好きだということがわかったからです。目の前で揚げてくれる天ぷらやさんはとてもおいしいですが、揚げたては家で作った物もとてもおいしくて、気に入っています。しゅんが一番喜んで食べるのは、主人と同じくコーンの天ぷら、私が大好きなのはお芋と蓮根なので、とても安上がり!今日は冷蔵庫にあったカニかまも揚げてみたら、踊り出しそうな喜びようでした。カニかまでこんなに喜んでくれるなら、週に一度は天ぷらでもいいかしら?それに翌日のお弁当にも入れられて、一石二鳥です。天つゆと、お塩三種類(抹茶塩、ゆず塩、藻塩)を代わる代わるつけながら、「うまい〜」と喜ぶちょっと渋い5歳児です。
 快適 長靴生活


6月4日(水) 晴れ 「キィ〜」
久しぶりに晴れマークが並びました。朝は暗い雲もありましたが、お昼過ぎから日差しも強くなり、気温も上がっていきました。

昨日買ってきた支柱を、早速キュウリの鉢に立てました。横へ横へ伸びていた蔓が、何とかクルリと丸い輪に巻き付いてくれました。もう、2センチくらいの小さな小さなキュウリの赤ちゃんが、何個も伸びています。その先につぼみもあり、日に日に大きくなっています。こんなに小さいのに、ちゃんとトゲトゲがあり、さらに茎にもトゲがいっぱいあるのには驚きました。一体何個収穫できるでしょう?!とても楽しみです。

私が「はんど&はあと」の今月号の付録、ラフィアひもで作る収納かごを作り始めると、しゅんも隣の席に座って以前の「はんど&はあと」を広げました。そしてモチーフ作りのページを見ながら、「編み物がしたくなっちゃった」と言いました。この暑い時期に編み物・・・と思いましたが、裁縫道具を入れている棚から、毛糸と編み針を出してきたところ、何やら編み始めました。毛糸を持つ左手が、必死になって力を入れるたびに汗ばんできて、ちっとも糸が動かず、鎖編みをするだけで四苦八苦していたしゅんは、段々と顔も真っ赤になり、キィ〜ッと怒り出しました(笑)。「落ち着かないとできないよ。」と声をかけていた私も、どうもうまくかごが縫えなくなってきて、キ・・・キィィ〜となり始めました。ゆったりした手芸の時間のはずではと思い直し、ちょっと気持ちを落ち着かせるためにベランダの外の植物を眺め、また作業を続ける私たちでした。
 キュウリ、成長中!


6月3日(火) 雨 「階段で」
朝から雨降りの一日になりました。今朝もカッパは必須です。小さな手で傘を支え、細い道を一生懸命歩くしゅんは、園までの道のりの半分くらいで「あぁ、幼稚園って遠いねぇ。」といつも言います。確かに雨の日は大変よね・・・と思いながら、「もう見えてきたよ。」と励まして歩きました。

降園後のしゅんとお店に行き、帰ろうとした時に大変なことが起きました。階段の2段目くらいでカッパを着ていたしゅんが、一番下のボタンまで止め、ふと気がゆるんだ様に見えた瞬間、ゴロンゴロンと転がり落ちたのです。一足早く踊り場で待っていた私は、目の前を転がり落ちてくるしゅんに真っ青になりました。二回転半くらいして、下から2段目で止まったしゅんは、「痛い〜」と大泣きを始めました。そしておでこを押さえて泣きじゃくります。こういう時、いつも怪我を確認するのがとても怖いのですが、手をそっと外しておでこを確認すると、左側がプクンと腫れていて、そこに階段で作ったであろう3センチほどの血がにじんだ傷がありました。

抱っこして横になれる場所まで連れて行き、落ち着かせるとしばらくして泣きやみました。そしていつものように(こんな状況なのに)、なぜ、どの様に転んで、どのくらい痛いのかなどなど、分析して話し始めました。こんなに話ができたら大丈夫だろうなと思いましたが、明らかに頭をゴンと打っていたので、すぐに救急窓口がある病院まで行きました。

しゅんが小さな頃、お風呂やかかりつけ医で転んで頭を打った時も、ここに駆け込んだなぁと懐かしくなりながら診察を待ち、最初に診て頂いたのが転んでから約2時間後でした。危険な所見はないものの、頭を打った事実はあるので油断はできないということで、念のためそのまま病院で2時間待機することになりました。飲食もOKだったので、コンビニで買ったおにぎりやパンで夜ご飯を食べ、キッズコーナーで絵本を読み続けて待つこと2時間、ようやく診察を受けると、問題なしとのことで帰宅できました。
もう5歳になり、しっかりしてきたと思って以前より私も気を抜いているところがありますが、まだまだ子ども、気をつけないと危ない場面はいっぱいあるなと思いました。たんこぶは痛い様ですが、元気いっぱいのしゅんと一緒にお布団に入りながら、大事に至らなくて良かった〜とほっとしました。


6月2日(月) 曇り 「800年前?」
今日から、しゅんが夏服になりました。夏らしい制服はとても爽やかですが、気温の低いこと・・・。余りにも寒そうなので、シャツは長袖にしました。
我が家のベランダの植物は、毎日すくすくと成長中です。新潟で植えた多肉植物も、気付いたら大きくなっていたり、子株がうまれていたりして、何ともかわいらしい姿です。

夜ご飯を食べる時間が早いため、日が長い最近はまだ明るいことが多く、色んなことが楽しくて眠る時間になってほしくないしゅんからは、「明るいのに夜だなんて〜。」と抗議されることもしばしばです(苦笑)。
今日は先週のお料理教室で作ったガレットの復習をしてみました。先日は卵だけを乗せたシンプルな物でしたが、冷蔵庫の中にあった豚肉とキャベツを炒め、しゅんの大好物であるチーズを散らしてボリュームアップした物を作りました。粉は全粒粉を使っています。なかなかお店の様にパリッとした焼き上がりにならないのですが、しゅんには大好評でした。どうも、皮だけもっと食べたい様な口ぶりでしたので、今度は皮だけバージョンも何枚か焼いたらいいかも?そしてパリッと焼き上げるために、レシピの分量をちょっと変えてみようかな〜と考え中です。

東京に帰ってきて、夜、お布団で絵本を読む習慣が復活しました。少し前までは、ドライヤーをかけている間にぐっすり眠ってしまったのですが、体力がついてきたのか眠らなくなったためです。そこで、寝室に置いてある本の中から2冊ほどを選び、それを私が(時には2人で交互に)読んだら電気を消すことにしました。しゅんは毎日この時間を楽しみにしていて、ひとりで何度も読んでよく知っている絵本を選んでは、嬉しそうに聞いています。今日は「歯」について書かれた本を読んだのですが、最後に昔の人と現代の人では、顔の形が違っていて、それは食べ物の違いに依るものだという説明がありました。何千年も前の人、800年前の人、そして現代の人の食べ物と顔の絵が描かれていました。そこをジーッと見ていたしゅんが、「うち達は、こういう食べ物なんだよね。」と言うので、「そうだよ。だからしゅんちゃんみたいにアゴがキュッとしているんだよ。」と言いながらアゴを触りました。するとしゅんが、「ママが子どもの頃には、こういう食べ物だったんだね。」と言いながら、800年前の食べ物を指さしました。

え・・・、そんな。いくら私のアゴがキュッとしていないといっても、800年前って。「ママも現代の人だから、しゅんちゃんと同じだよ。」と言うと、納得できない表情のしゅんは「でも、ママが赤ちゃんの時は、こういう感じだったかもね。」と再び800年前の食べ物を指さしました。あくまでも、私は現代の人ではないようです。とほほ。
多肉植物に花が咲きました ガレット 改善の余地あり・・・


6月1日(日) 晴れ 「テーブル」
今日から6月の始まりです。新潟の梅雨はそれ程雨も降らず、意外と爽やかだったのですが、関東の梅雨はきっと湿気が多く蒸し暑いことでしょう。体調を崩さないように、栄養をたっぷりとって過ごしたいものです。

今日は楽しみにしていた物が届きました。それはダイニングテーブルです。新潟で幼稚園のお友達の家に遊びに行くたびに、ダイニングがあると便利だなぁと思っていましたが、社宅の間取りにはコタツの方が都合が良かったため、今まで購入していませんでした。でも、東京に戻ることになったら買おうねと言い続けていて、ショッピングセンターやインテリアショップに行くたびに、椅子の座り心地を試したりテーブルの高さや材質を確認したりして、どんな物がいいかなぁとみんなで考えていました。色々な物を見てみると、木の暖かさがあって、椅子は長時間座って作業していても疲れない物が良いという希望が段々はっきりしてきました。そしてとうとう5月の中旬過ぎにぴったりの物が見つかりました。

サイズで少し迷いましたが、リビングが狭くならない様にと考えて、このシリーズの中では一番小さな物を選びました。でも、大人4人で囲んでも狭いと感じることはなさそうな大きさで、3人家族の私たちにはぴったりでした。ずっと「食卓テーブルが来るのが楽しみなの〜。」と話していたしゅんは、ちょっとお利口さんに椅子に座り、ランチョンマットを敷いて神妙にご飯を食べていました。私もこれから、しゅんが幼稚園に行っている間、自分の場所に座ってお茶を飲んだりお裁縫したりする時間が楽しみになりました。


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