2008年7月

                                                  過去の日記 2008/06


7月31日(木) 晴れ 「大勢で」
最初に目を覚ましたのは、一番小さいYちゃん。そして次はしゅんと同い年のR君。2人が起きているのに気付きながらも、もう少し眠らせて〜という気分だった私は、Aさんとしゅんと共に10時近くまでぐっすり眠っていました。外遊びもしてお腹が空いた2人に起こされ、しゅんも元気に目覚めました。熱もすっかり下がり、元気そうです。

朝ご飯を食べると、子ども達は「セミ取りに行ってきま〜す。」と言って虫かごと網を持って出かけました。私はAさんと、お洗濯物を干したりお掃除したり。そうこうしているうちに、「蝉と黒トンボを捕ってきたよ〜。」と3人が口々に言いながら帰ってきました。私に似たのか、全く虫に触れようとしないしゅんですが、こうしてRちゃんとYちゃんと一緒に虫取りに行くことは楽しい様で、麦わら帽子をかぶって再びお庭に出て行きました。

しゅんの体調も良くなってきた様だったので、今夜はお楽しみ、Aさんのお宅に総勢17人の親子が集まりました。お店で買ってきたお寿司やお総菜を並べ、さらにお母さん達特製のお好み焼きも次々と焼き上がる中、ワイワイとにぎやかな夜ご飯になりました。お腹がいっぱいになると、早く子ども達を寝かせなくては!と、すぐにお風呂に入れることにしました。9人の子ども達は、「お風呂だよ〜。」と言うやいなや、次々と裸ん坊になり、みんな揃ってお風呂に入ってしまいました。そこでSさんと私がズボンの裾をまくり、体と頭を洗う係と流す係、そして脱衣所でスタンバイするKさんとMさんがバスタオルで待ちかまえる係となり、流れ作業で全員をきれいにしていきました。

パジャマに着替えてさっぱりとした子ども達は、敷き詰めたお布団に思い思いに横になりました。電気を消して、「おやすみなさ〜い」。ふすまを閉めると、数人が暗闇の中から「ママ〜」とつぶやき、2人のお母さんが添い寝に向かいました。全員が寝付くにはだいぶ時間がかかりましたが、次第に静かになっていく寝室の横で、本日も夜更けまでのおしゃべりは続きました。お供はもちろん新潟の日本酒、そして珍しいお味のチューハイなどなど。夜中に近所に住むTさんが駆けつけ、ほんのひととき参加されるなど、何とも楽しいおしゃべり三昧の夜でした。それにしても私たち、毎日毎日おしゃべりしても話が尽きないのが不思議です。明日はお休みを取った主人が、新潟に来てくれます。


7月30日(水) 晴れ 「お泊まり」
朝は、子ども達がコテージの前で遊んでいる声で目覚めました。しゅんの体を触ってみると、少し熱が下がった様子でした。目を覚ましたしゅんは、「お腹空いた〜。何か食べたいなぁ。」と言ってテーブルの椅子に座りました。自分で起きられたこと、食欲があることにほっとしました。

朝食はたくさんのウィンナーを焼き、レタスやきゅうりと一緒にパンにはさんでホットドックを作りました。昨夜のカレーも温め直しておいしそうです。朝、ひと遊びした子ども達は食欲旺盛で、次々とお皿が空になっていきました。

食後はお散歩から帰ってきた子ども達の大合唱で、かき氷大会が始まりました。色とりどりのシロップが並び、お代わりの行列ができ、かき氷を作るお母さん達は大忙しです。それと並行して、私たちは大量のおにぎりを作りました。みんなに配ってお昼ご飯にしてもらおうという考えです。バタバタと忙しい朝の時間が終わると、お掃除をしてチェックアウトの時間になりました。前の庭で虫取りをしていた子ども達も、一生懸命車に荷物を運んでくれました。しゅんもせっせとお手伝いをしています。ようやく元気になったと思ったら、もうキャンプは終了でちょっぴりかわいそうですが、まだまだ新潟滞在は半分。残りの半分を思いっきり楽しみましょう。

記念撮影をした後、「また会いましょうね。」とお別れし、私たちは本日から泊めて頂くAさん親子と共に、お宅に帰りました。家に着くなりプラレールの線路を組み立てて遊び始める子ども達を見ながら、私はついうとうと・・・。「疲れてるでしょ?お昼寝して!」と、枕とタオルケットを持ったAさんが言って下さり、私はお言葉に甘えることにしました。お庭の木々の間を通ってくる風はとても涼しくて、何とも言えない良い気持ちのお昼寝タイムとなりました。

夕方、再び38度くらいまで上がったしゅんを、かかりつけだった小児科のM先生に診て頂きました。「久しぶりね。」と仰る先生に急な転勤でご挨拶できなかったことをお伝えすると、先生はしゅんにあれこれ東京のことをお尋ねになりました。するとしゅんが答えること、答えること。余りにも滑らかで止まることを知らぬおしゃべり振りに、2人の看護士さん達もクククッと笑ってしまわれました。先生は、「軽い夏風邪だと思いますよ。もう、熱は下がるでしょう。しゅん君、元気でね。でも、そんなにおしゃべりし過ぎると、また夜中に熱が出るわよ。」と仰いました。

Aさんのお宅に戻り、夜ご飯を済ませて何枚ものお布団を敷きました。敷き詰められた真っ白いお布団の上にタオルケットを積み、「○○、飛び越えます!」と言っては助走をつけてピョーンと飛ぶ子ども達。あの・・・しゅん君、大丈夫ですか?!修学旅行の夜の様な興奮の中、電気を消すと私たち母親も、一緒にぐっすりと眠ってしまいました。
緑がまぶしい 元気になったらお片づけ 虫がいっぱいいるね〜


7月29日(火) 晴れ 「キャンプ」
朝から青空が広がりました。これは暑くなりそう・・・と警戒しましたが、少し雲が出てきてほっとしました。このくらいの日差しの方が、外で遊ぶには良さそうです。

今日からの目的地は、新潟市のお隣にある新発田市の、滝谷森林公園です。新潟市内から1時間半ほどで到着する場所ですが、山と山に囲まれたとても自然豊かな所で、川遊びもすることができました。
お昼を食べてすぐに水着に着替え、子ども達は川に入りました。足を入れた子ども達から、「つめた〜い」という歓声が上がり私たちも手を入れてみましたが、本当に水が冷たくて驚きました。川の中ほどは流れも急で深さもありそうだったので、私たちがしっかりと見ながら手前の浅瀬で遊ぶことにしました。しゅんもお友達に貸してもらった水鉄砲を持ち、かけ合って大はしゃぎです。お友達のお父さんに笹舟の作り方も教えて頂き、みんなで並んで流したり。本当に楽しそう・・・と思っていたら、少しぼーっとした表情で私の方にやってきて、「ここが痛いの」と涙ぐみながらおでこを指さしました。

休憩させようと今日泊まるコテージに連れて行くと、体の熱さに驚きました。これはまた・・・と思った通り、39度の発熱です。急いでお布団を敷いて横にさせると、スーッと眠ってしまいました。また東京で夏風邪をもらったのか、ここ数日の疲れがどっと出たのか、ちょっと心配な夜となりました。

お友達は何度もしゅんの様子を見に来て、「しゅん君、もう大丈夫?」「まだお熱?」と心配してくれます。夜はバーベキューとみんなで作ったカレーでしたが、しゅんはほんの一口だけ頂き、私もしゅんと一緒に室内でみんなに手を振りながら頂きました。夜になり、熱は下がらないもののぐっすりと眠るしゅんに、持ち寄った保冷剤で氷枕を作りました。それを何度も交換しながら、お母さん達と懐中電灯の明かりだけで夜更けまでおしゃべりしました。
ひろびろ〜 川のせせらぎが気持ちいい! ちょっと冷たすぎたかな


7月28日(月) 晴れ 「打合せ」
少しゆっくり目を覚ますと、朝ご飯の会場に向かいました。今回はネットで見つけた「朝食モニタープラン」というプランで、朝食付きにしては格安だったのですが、特にモニターとしてのアンケートなどもなく、ただ単に朝食を楽しんで下さいという様な趣旨だった様です。3年前の記憶と比べると、朝食のメニューも工夫が凝らされていておいしくなったなぁと感じました。しゅんも朝からたくさん食べて、元気いっぱいでした。

今日は幼稚園をお借りして、明日からのキャンプの打合せです。打合せと言っても、メニューは何にする?持ち物は?といった話し合いをしながら、子ども達を遊ばせましょうということなので、子ども達は早速大騒ぎで遊び始めました。
10時過ぎから始まった打合せは、途中、買ってきたお昼ご飯をみんなで食べ、何と4時半過ぎまで続きました。もちろん話し合いは最初の1時間ちょっとだけ、後はいつものようにワイワイとおしゃべりです。そうそう、新潟にいた頃は、こんな風に幼稚園をお借りして何時間でも楽しく過ごしていたんだった〜と、とても懐かしくなりました。全く雰囲気の違う東京の幼稚園ですが、それはそれで両方体験できて面白いものだなと思いました。新潟の幼稚園のお話、それから私が体験している園の話なども盛り上がり、おしゃべりは尽きませんでしたが、明日も明後日もキャンプで一緒なんだよねと思い出し、夕方、解散となりました。
朝からモリモリ


7月27日(日) 晴れ 「新潟へ」
お寝坊のしゅんが私たちより先に目を覚まし、「今日から新潟なんだった。起きなくちゃ!」と言ってさっさとお着替えを始めました。ドライブ日和の良いお天気。これなら大丈夫かなと思いながら、9時前に家を出ました。

今回の新潟行きですが、期間の長さや荷物の多さ、そして新潟の交通事情を考えると、車で行くのが一番便利ではないかと思いました。でも東京から新潟へは300キロ以上。私がそれ程の運転技術を持っているとも思えません。それでも高速は運転しやすいし、中でも関越はひたすらまっすぐで走りやすいから大丈夫だよと主人は何度も私を励まします。私も、そうかな?大丈夫かな?と思い始めましたが、やはり高速へ乗るまでの都内の運転と余りにも長い距離に日々ドキドキは止まらず、深夜に帰宅する主人に「大丈夫かなぁ?」と聞き、「大丈夫だよ。」という答えが返ってくるという毎日を過ごしていました。結局、主人が高崎まで運転してから新幹線で引き返してくれる(!)ことになり、少し気楽になった私は大量の荷物をトランクに詰め込んで出発となりました。

都内は思ったより随分空いていて関越も順調で、経由地に設定した高崎駅前のファミレスには10時半頃到着しました。余りの緊張に食欲もない私でしたが、少し早めの昼食を3人でとり、駅に向かう主人にしゅんと手を振って高速のインターに向け出発しました。途中、2回の休憩をはさみ、3時過ぎには懐かしの新潟中央インターを出ることができました。地図で見て一番心配だった関越トンネルは、気が遠くなるような長さでしたが、カーナビLOVEのしゅんとあれこれ話をしながら、また青々とした水田が広がる新潟の豊かな自然や、美しい山々などをチラリと見ながら、意外と快適なドライブとなりました。

本日から2泊するのは、転居前にも家族で宿泊したホテル新潟です。勝手知ったる市内を運転しながら、3ヶ月ぶりの街並みを眺めました。しゅんは「新潟はやっぱり信号が縦だね〜。」と引っ越した時と同じことを言っていました。

チェックインしてさっぱりとシャワーを浴びると、しゅんを甚平さんにお着替えさせて幼稚園に向かいました。今夜は毎年恒例の、浴衣祭りが開かれるのです。一品持ち寄りの夜ご飯、先生によるお楽しみの企画と、子ども達がとても楽しみにしている行事です。いつもの様に園の駐車場に入っていくと、「え〜!!」と私たちの車を指さすお友達親子。誰にも車で行くとは伝えていなかったため、とても驚かれてしまいました。「しばらく、しゅん君が風邪でお休みしていただけみたいだね。」「お帰り〜。」と温かく迎えられ、しゅんは嬉しそうに幼稚園に入って行きました。

持ち寄りの夜ご飯はとてもおいしくて、懐かしいお友達親子とワイワイおしゃべりしながらたくさん頂きました。食事が終わるとお楽しみ、今回は先生の趣向もとても凝っていました。くじ引きをするとそこに秘密の絵が描かれています。それは幼稚園のある場所の図です。そこに行くとスプーンが置かれているので、自分とお母さん達の分をもらいます。次にかき氷の部屋に行って先生に作って頂きます。ホールでかき氷を食べたら、お皿の底に描いてある絵を確認します。次にヨーヨー釣りの場所に移動し、先生にさっき確認した絵を報告し、ヨーヨーを釣ってお楽しみは終了!手順がたくさんあって、子ども達は次は?次は?と大騒ぎしながら楽しんでいました。
長い長い一日、ホテルに到着すると、ゆっくりお風呂に入ってすぐにベッドに入りました。これから1週間、新潟で夏休みです。


7月26日(土) 晴れ 「荷造り」
朝から、和室の畳の上は一面荷物だらけです。明日からの新潟行きのため、しゅんと私の荷物を作らなければなりません。この暑さの中、子ども達が大はしゃぎで遊んだら、一体何枚お着替えが必要なんだろう?途中でどのくらいお洗濯できるかな?そしてしばらく家を空けるため、主人のために何か用意しておいた方がいいのかな?などと考え始めると、一向に荷造りがすすみません。

途中、気分転換も兼ねて近くのお店に買い物に行きました。先日の甚平さんもそうでしたが、まだ着られる、使えると思っていた去年の物が、意外と小さくなっているということが多く、この夏はしゅんのためたくさんの買い物をしています。去年、本当にこれを買う?と何度も確認して購入したピンクの麦わら帽子は、小さすぎて頭が入りませんでした。サンダルも足の大きさと同じか少し小さいくらいで、こちらも新調した方が良さそうです。今年はどんな物を選ぶんだろうと思いながら麦わら帽子を見に行きましたが、もう夏も盛りに近づいているため品薄で、シンプルな麦わらに赤とベージュのリボンが巻かれた物しかサイズがありませんでした。多分こちらは女の子向け。どうかな・・・と思っていると、やはりしゅんは「これがいい!」と言って嬉々としてかぶりました。サンダルも良さそうな物がみつかり、どちらも新潟に持って行かれそうです。

さてさて、買い物から帰ると荷造りも無事終わり、後は冷蔵庫のお掃除をするばかりとなりました。明日からドキドキの新潟行きです。


7月25日(金) 晴れ 「成長」
このところ、本当に良いお天気が続いています。お天気が良すぎて、お迎えに行った私たちは、子ども達が出てくるまで待っているだけでへとへとになるほどです。プールに入ってさっぱりした顔をしている子ども達を見ると、私たちもこのままプールに入りたいくらいだわと思います。

去年まで、しゅんは幼稚園でのプール保育と言えば、大きな浮き輪を持っていき、プカプカと浮かんで遊ぶものだと思っていました。それでも気軽に海に遊びに行くことが出来る環境だったため、水に入ることは基本的に大好きで、顔に水がかかっても平気でした。
今年は去年までのプール保育とはひと味違ったものになるため、始まる前は私も少し心配していました。しゅんも多少の戸惑いはあった様に見えましたが、すぐに違うやり方にも慣れ、毎日少し我慢して頑張ろうという気持ちが強くなっていった様です。家でも、幼稚園であったこと、思ったことを色々と口にしていました。「あぁ、また今日もあれやるんだ〜。」と口を尖らせてなぜかプンプンと怒りながら朝ご飯を食べることもありましたが、園に着くと「行ってきま〜す」と元気に入っていく姿を見ると、随分大きくなったなと私も驚かされました。そんなこんなで明日からは、本格的に夏休みが始まります。どんな夏になるのでしょう?元気に楽しく過ごしたいものです。
宝物を拾って


7月24日(木) 晴れ 「ひとりで」
しゅんを送った後、久しぶりに新宿へ向かいました。今週末から行く新潟で、皆さんにお渡しするおみやげを買うためです。東京土産といっても色々な物がありますが、何にしようかなとしばらく前からあれこれ考えていて、結局買おうと思った物が揃っているデパートが新宿にあったのです。開店と同時にお店に入り、決めていた物を次々と買っていきました。今回選んだのは、浅草小桜のかりんとう、銀座ウェストのドライケーキ、そして和菓子をいくつかです。

思いのほか、大きくなってしまった荷物を持ったまま、これまた久しぶりの吉祥寺に向かいました。しゅんが夏休みに入る前に、ひとりでぶらりとお買い物をしておこうと思い立ったからです。大好きな雑貨屋さんや初めてみつけた洋服屋さんなど、どちらも夏のセール中で、見ているだけでソワソワとしてきました。そうこうしているうちにお昼の時間になり、思いがけずNちゃんと待ち合わせをしてランチできることになりました。

吉祥寺のお店に詳しいNちゃんのお薦めで、北欧料理のお店に入り、ゆっくりとランチをとりました。冷たいカボチャのスープ、スモークサーモンの前菜、赤魚のソテーにラタトゥイユがかけられたメイン、それに素朴なパンとデザート、お茶がついたランチのコースはとてもお手頃なお値段でしたが、しみじみとおいしくて話も弾みました。ふと気付くとお迎え時間も近づいていて、慌ただしく駅に戻りました。吉祥寺の街は、行くたびに本当に色々なお店があるなぁと驚きます。井の頭公園にも、もう少し涼しくなったら家族でまた行ってみたいなと思いました。充実した表情で園の玄関から出てきたしゅんと同じくらい、私もギュッと詰まった充実した一日でした。


7月23日(水) 晴れ 「一個だけ」
こちらで歯の治療を始めてから1ヶ月、痛みがあった根の治療は順調に進んでいます。新潟にいた頃は、しゅんの長期休暇に入ると治療が中断していました。一度連れて行ったところ、長時間の治療に寂しさが募ってしまったしゅんが、私の足下でシクシクと泣き出したからです。でも今回の先生は「大丈夫ですから、とにかく連れてきて下さい。」と仰って下さいます。次回からは一緒に通うことになりそうですが、今のしゅんだったらきっと大丈夫だろうなと思います。

しゅんを迎えに行った後、少し遠出することにしました。行き先は、豊洲のららぽーとです。一番の目的は、しゅんの甚平さんを買うこと。今週末、甚平さんが必要なおでかけがあるのですが、去年の物は驚くほど短くなっていたのです。小さいと思っても着実に大きくなっているんだなと、ちょっと嬉しくなりました。

地下鉄を乗り継いで到着したはいいものの、一体どちらがららぽーと?と駅前でしばし迷ってしまいましたが、人の波があってそれに乗っているうちに到着しました。ランチをモリモリと食べ、噂の「キッザニア」をチラリと見に行った後、お目当ての甚平さんを購入しました。もう時期が遅いため、近所のお店では見つけることができなかったのですが、こちらでもしゅんのサイズは後一枚だけで、見つかってほっとしました。

チラリと覗いたお店で、しゅんに「一個だけよ。」と念を押しておもちゃのおみやげを買ってあげましたが、雑貨屋さんで素敵な生地やリネンテープなどを手に取っていると、「ママもおみやげは一個だけだよ!!」と釘を刺されてしまい、ドッキリ。店員さんにもクスッと笑われてしまいましたが、「これとこれで一個の作品が出来る予定だから、これで一個っていうことね。」と無理矢理いくつかの材料を買い、お店を後にしました。

帰りはしゅんの強い希望で、ゆりかもめに乗ってみました。久しぶりに乗ると、あちこちの開発が進んでいて、数年前とは景色が違っていて驚きました。海や飛行機、レインボーブリッジやフジテレビなどなど、観光客気分でしばし車窓の景色を楽しみました。


7月22日(火) 晴れ 「モッフル」
本日もプール日和。しゅんは元気に幼稚園に行きました。お昼まで、このお弁当を置いておく場所はどのくらいの暑さなのかなぁと少々心配になりながら、梅干しを混ぜ込んだおにぎりを詰めました。

しゅんを送るとケーキ屋さんに寄り道し、シャワーを済ませてお客さんを待ちました。今日は、友人のMちゃんとNちゃんが来てくれる約束になっています。Mちゃんも私も子どもを園に預けた後というわけで、本日は珍しく大人だけののんびりした集まりなのです。

先週はNちゃんとパン作りをしましたが、今日は私が新潟で身につけた(?)、「重ね煮」のレシピをご披露するのです。と言っても、いつも家で作っている豆腐ハンバーグとお味噌汁、蕎麦サラダだけですが、朝から野菜を大量に千切りし、人参と椎茸とタマネギの重ね煮を作っておきました。これがあれば後の作業はあっという間で、おしゃべりしている間におかずが完成し、後は一緒に本日のメイン、Nちゃんリクエストの「モッフル」を作ることにしました。
今日のモッフルは二種類、シンプルにお餅だけの物と、チーズをはさんだものです。どちらも食感が楽しくて食べやすく、それでいておいしいと、2人も好評でした。私も久しぶりに作りましたが、本当に手軽でおいしいなと改めて思いました。

もうすぐ出産のNちゃんが疑問に思うことに、Mちゃんと私があれこれ答えることが多かったのですが、しばらく離れた場所に住んでいたMちゃんの出産にまつわる話は、メールでしか知らなかったことも多く、私も今日色々な話を聞いて、そんなこともあったんだ、そうだったんだ・・・などと思うことがたくさんありました。わずか数年前なのに、もうすっかり忘れていることも多く、Nちゃんの出産は、まるで孫の誕生の様に楽しみで仕方がない私たち。赤ちゃんが登場したら、どれだけメロメロになってしまうんだろうと思います。

帰宅したしゅんは、洗って乾かしてあったワッフルメーカーにすぐ気付きました。そして「モッフルしたの?夜ご飯もモッフル!」とリクエストされてしまいました。私はお昼も夜もモッフルになりましたが、ちっとも飽きないから不思議です。それにしても、今日の夜ご飯って・・・。暑くて火を使う気が起きないのです(汗)。
モッフルで夜ご飯 暑くて火を使うのが・・・


7月20日(日) 晴れ 「城」
暑くても元気な5歳児。今日は何する〜?どこへ行く〜?というわけで、意を決して(かなり大げさ)久しぶりにあの場所へ行ってみることに決めました。

それはしゅんが赤ちゃんの頃から何回も行っていた、渋谷にある「こどもの城」です。小さな頃も、音楽広場で音楽を聴いたり、木のおもちゃのコーナーでおままごとをしたり、アスレチックに登ったり、気付くと何時間も過ごすことが出来た場所ですが、今はまた違った遊び方ができそうだなと思いながら手をつないで歩きました。そうそう、以前は必ずベビーカー持参で、エレベーターのある場所を探して移動しましたが、随分楽になったものです。

到着すると、まずは4階の音楽広場へ。ちょうど音楽ライブが行われていて、子ども達は思い思いの楽器を鳴らしながら参加していました。しゅんもタンバリンと太鼓で演奏開始!「ママー」と言って駆け寄ってきた3年前のことが信じられないくらい、何だか積極的な参加です。私もしばしお姉さん達の演奏を楽しみましたが、中でも木琴担当のお姉さんの演奏技術には改めて驚きました。手が見えなくなる程の素早い動きができる様になるには、一体どれだけ練習を積んでいらっしゃることでしょう。こんな演奏を生で聴くことができるのは、親子共々幸せなことだなぁと思いました。

音楽の次はアスレチック。連休の中日ということもあり、こちらも大変な混雑でした。子ども達はお猿の様にアスレチックを縦横無尽に動き回ります。じっと動きを追っていても、あれ、うちの子、どこにいる?と一瞬見失う程の早さです。しゅんも汗びっしょりになり、お着替えをしました。
少し落ち着いた後、造形コーナーに入ってみました。こちらには、幼児は親子で、小学生以上のお子さんはひとりで工作をすることができる材料が用意されています。親子で工作する「パタリンク」という物を作ってみたいと言ったしゅんは、お兄さんの説明を聞き、ほとんどひとりで作り上げることができました。厚紙を切ったり糊で貼ったり、少し工夫しないとできない様な、でもひとりで作り上げる喜びも感じられるくらいの工作を、よく考えて下さるものだなぁと、横で見ながら思いました。
最後は絵の具で自由に壁にお絵かきできるコーナーに行き、何やら不思議な「忍者」を20体ほど描いてご満悦。結局閉館時間まで堪能しました。この夏は、何度も通うことになりそうだなと、夏休みのパスポートまで作ってしまった私たちですが、さて、何回訪れることができるでしょうか?
久しぶりのこどもの城へ パタパタ 上手に出来ました


7月19日(土) 晴れ 「ぽっぽ焼き?」
今日も朝から暑いこと暑いこと。ジリジリと照りつける太陽に、言葉も出てきません。夏は大好きな季節ですが、年々、暑さに弱くなっているような。2年間、新潟にいて比較的楽な夏を過ごしてしまったせいもあるのか、今年の夏の暑さは余計に堪えます。

3連休の初日ですが、特に大きな予定もあるわけではない我が家。お昼は回るお寿司屋さんへGO!最近見つけて気に入っているこのお店、お値段も手頃で良いのですが、それ以上にしゅんがジーッとおとなしくしていられる秘密があってちょっと助かるのです。それはメニューに揚げたてのフライドポテトがあること。軍艦巻きのお寿司を一皿選び、ポテトを注文するとしゅんはニッコリ。私たちは、しばらくお寿司を楽しむことができます。さらに今日は季節のメニュー、かき氷を発見し、山盛りのかき氷を頬張ってさらにニッコリ。お腹いっぱいになって満足の私たちの横で、とびっことお稲荷さん、それにポテトと氷で満腹になってしまったしゅんは少々かわいそうな気もしますが、取りあえず嬉しそうなので良いことにしましょう。

食後は自転車の練習です。木陰が多い広場なら、この暑さでも練習におつき合いすることができます。コーヒーショップで、私たち用の飲み物としゅんのジュースを調達し、準備OK。涼しい風に吹かれながら、グルグルと回り続けるしゅんを眺め、のんびりと過ごしました。

そして夜は、近くのお祭りに行ってみました。お祭りに行くと聞いて、「じゃぁ、スーパーボールとぽっぽ焼きを買おう!」と言うしゅんは、完全に新潟っ子(笑)。ぽっぽ焼きは、下越地方にしか売っていないと思いますよ・・・。
お祭りに行ってからも、キョロキョロとお目当ての2つを探していたしゅんですが、ぽっぽ焼きは諦めたのか、焼きそばやホットドックなどを食べながら、お祭りの雰囲気を楽しんでいました。前回このお祭りを見に来た時は、まだ2歳のしゅんはただただ圧倒されるばかりで、最後にはベビーカーで眠ってしまったものでした。あれ欲しい、これ欲しいと騒がしいしゅんですが、こんな風に一緒にワイワイ言いながら季節の行事に参加できる今の方が、やっぱり楽しいなと思います。
自転車の練習中 補助輪、そろそろ取らなくちゃ


7月18日(金) 晴れ一時雨 「大量の」
幼稚園でプールに入るため、毎朝、検温してカードに記入します。今まで、ほとんどは高熱で朦朧とした時しか検温の記憶がないしゅんは、毎朝のこの検温に興味津々です。私が測った後、自分でもやってみたいと言って測るのですが、奥まで体温計が届いていないため、いつも「34度だったよ、ママ。カードに書いて。」などと言うので困ります。

幼稚園が終わった後、急いで車に乗り、本日はMちゃんのお家に遊びに行きました。いつもバスと電車を乗り継いで行き来していましたが、実は車だととても近いということがわかり、練習を兼ねて行ってみることにしたのです。昨日から何度もイメージトレーニングし、高速道路にも初挑戦です。
新潟にいた頃から、バイパスや高速が大好きなしゅんは、私が「今日はママ、初めて高速だからドキドキなのよ。」と言うと、「嬉しい〜。頑張って〜。」と後ろの席から声援を送ってくれました。そして、高速に乗る坂道を走りながら「高速に乗りま〜す。」と言うと、「く〜。」と声にならない声を出していました(笑)。

大げさに書きましたが、料金所を過ぎたらすぐのインターで降りるMちゃんのお家へは、出発してから30分もしないうちに到着し、無事初挑戦は終わりました。一緒にランチを食べた後、Mちゃんのお家で遊んだり小競り合いをしたり、(しゅんが)泣いたりするのを見ながら、Mちゃんと私はのんびりおしゃべりをして過ごしました。

ところで今日、午前中は青空が広がっていたのですが、急に黒い雲がやってきたと思ったら、ものすごい雨が降り出しました。その雨もしばらく降った後、私たちが帰る頃には止んでいました。車を駐車場にとめ、家に帰る途中、しゅんが歩道の脇の植え込みで大変な物を見つけました。それは、大量のダンゴムシ・・・。あっちにもこっちにも、もう、数え切れない程のダンゴムシがゴロゴロとしているのです。うぅ、あんまり見たくない光景。しゅんは紙切れを使い、何やら一生懸命作業しています。「何してるの?」と聞いたところ、「土の方が好きだと思って。」と言って、ダンゴムシたちを土に戻してあげていました。地道な作業は30分以上も続き、何ヶ所も蚊に刺されてしまった私たちでした。
大量の・・・ ダンゴムシ!


7月17日(木) 晴れ 「パン作り」
目を覚ましたしゅんに、「自分の席を見てごらん」と言いました。不思議そうにテーブルに向かったしゅんは、エプロンを発見して大喜びです。やはりちょっと大きめでしたが、「ママ、今日はプレゼントがあって嬉しい朝だった〜。」と何度も言ってくれました。

しゅんを送ると地元のおいしいケーキ屋さんに自転車を走らせました。夏らしい2種類を選び、急いで帰ってシャワーを浴びると、今日のお客さん、Nちゃんが到着しました。今日はNちゃんのリクエストで、一緒にパンを作ってランチをすることになりました。

昨夜急に決まったので、生地はお手軽にホームベーカリーにお願いし、Nちゃんが到着して少し経った頃に出来上がる様にセットしました。クーラーで涼みながらおしゃべりしているうちに出来上がった生地を2つにカットし、Nちゃんに半分をどうぞと渡すと、モチモチした気持ちいい感触の生地に、「わ〜、すごい」と歓声が上がりました。具は家にあった物で、コーン、チーズ、ハム、マヨネーズ、乾燥バジルを用意し、ひとり6個ずつにカットした生地を成形していきました。クルクルと巻いたり、スケッパーで切って開いたり、「こんな風に作るんだ〜。」と色んなことに感激してくれるNちゃんのおかげで、私も新鮮な気持ちで楽しくパン作りをすることができました。

二次発酵を終え、焼きたてパンでランチをしました。焼き上がったばかりのふわふわのパンはとてもおいしくて、私も久々にもっと色々な味の物を作りたいなと思いました。ランチの後はケーキでお茶をして、しゅんのお迎えの時間になったので本日のランチ会は解散となりました。残ったパンは、Nちゃんのおみやげに。後で聞いたところ、旦那様が「本当に作ったの?買ったパンみたい!」と言って下さったとのことで、Nちゃんと私はニンマリ。幼稚園から帰ってきたしゅんも、おやつ用に残しておいたハムコーンパンをペロリと一つ食べました。
久しぶりのパン作り


7月16日(水) 晴れ 「エプロン」
2日間、元気に過ごしたしゅんは、今日から再び登園し始めました。一週間ぶりの幼稚園に、朝からの暑さも気にならないのか元気いっぱいで門をくぐりました。こんな暑い日は、プール遊びも楽しそう!私たちもプールに入りたいくらいですよね・・・とすれ違うお母さん達と話しながら、家に戻りました。

このところ、バザーのための製作に勤しんでいて、次々と完成品が出来上がっています。バッグやエプロンが完成するたびに、しゅんは「いいね〜。これ、売れると思うよ!」とねぎらってくれます(笑)。そして「うちのエプロンも作ってね。」と言う様になりました。「8月になってからでいいからさ。」と健気なひとことを付け加えて。その頃になれば、きっとバザーの製作は終わっていると思ったのでしょうか?

その言い方があんまりかわいいので、しゅんが眠っている間に、こっそりと作ってあげることにしました。しゅんが幼稚園にいる間に裁断し、夜、寝付いてからササーッと縫い上げました。写真に撮ると柄がうまく見えませんが、シンプルなストライプの布です。私としゅんのお揃いで、ちょっとデザインだけ変えて作りました。完成したのはいいのですが、バザーで出品する物と同じ大きさで作ったこのエプロン、小学生以上のお子さんとお母さんが兼用できる型紙だった様です(汗)。今のしゅんにはかなり大きいこのエプロン、下の部分を折り返し、スナップでとめるようにしたらいいかな?と思いながら、今夜は遅いのでもうお布団に入ることにしました。
エプロンが完成 ちょっと大きい・・・


7月15日(火) 晴れ 「本音」
すっかり熱が上がらなくなってから、2日間くらいは家でゆっくりさせたいと思っていたので、本日も幼稚園はお休みです。一足早く夏休みに入ってしまった様な我が家です。

音楽教室には行ってみようと午後になって外へ出ると、余りの暑さに驚きました。少し自転車を走らせただけで、腕がジリジリと日焼けしていくのがわかります。久しぶりにこんな日差しを浴びたしゅんは、自転車の後ろでぼーっとしています。この暑さでは、元気な人でもぐったりしてしまいそうと、教室までの道のりを急ぎました。

ひんやりと涼しい教室で、子ども達は生き生きと歌ったり弾いたりしていました。時々ふざけてしまって先生に注意されることもあるグループなのですが、今日はなぜかやる気がみなぎっているようで、先生もとても嬉しそうに見えました。レッスンが終わった時には、「今日はみんな良い子だったわ〜。やればできるじゃない!!」と先生の本音が飛び出して、お母さん達もほっとしながら頷きました。


7月14日(月) 晴れ 「太りたい」
ようやく今日から熱が上がらなくなりました。昼間は元気になっても、午後になるとぐったりして高熱・・・を繰り返すこと6日間。今回の夏風邪はなかなか手強いものでした。お医者様に診て頂くと、もう症状は落ち着いてきているとのこと。このままいけば、登園してもプールに入っても大丈夫な状態になるでしょうと言われてほっとしました。

周りのお母さん達に聞いてみると、幼稚園では同じ様な症状の夏風邪が大流行しているとか。高熱でウンウンうなっている子どもを見ているのは、本当に辛いものです。そして今回は珍しく食欲もなかったので、元々スリムなしゅんは一回り小さくなってしまいました。体重を量ると、何と14.8キロ!一体何歳の頃に戻ってしまったのでしょう?本人もとても気にしていて、お腹がいっぱいになっても「やせちゃったもんね。もう一口食べて太ろうっと。」などと言っています(苦笑)。

元気になったしゅんは、早速お料理を始めました。新潟で編み出したレシピをふと思い出したらしく、今夜はそれをメインのおかずにしたいと言い出しました。4歳のしゅんが考え出したレシピは、少々型破りなところがあるため、「お料理は臨機応変がいいのよ。」と言いながら、無理矢理メインらしくなるように材料を増やし、「そうだよね。お料理をそうやって変えていくのが、上手ってことだよね。」としゅんを納得させていく私。夏野菜とベーコンを炒め、卵をふんわりと絡めた炒め物は、途中、しゅんが入れていく調味料に不安を感じたものの、おいしい出来上がりになりました。モリモリ食べたしゅんは、「これで結構太ったかも。」とご満悦でした。
ウキウキ お料理中


7月13日(日) 晴れ 「快方へ」
朝になると、だいぶ元気になった様子のしゅんが、自分で起きてソファーに座り、録画してあった番組を見始めました。そろそろ症状が落ち着いてきたのかな・・・と思いましたが、連日の高熱もあり、油断はできません。

夜になって、一時的に38.5度の熱が出ましたが、今日は比較的体調も良く元気になってきたのか、起きている時間が増えました。病気の時も、食欲だけはほとんど落ちないしゅんが、今回は、一日におかゆ数さじ、クリームパン半分、チーズ蒲鉾1本などなど、口に入れられる物をちょっぴりしか食べられなくて、とても心配しました。その食欲も少しずつ戻っている様で一安心です。6日ぶりにお風呂にもサッと入ってすっきりしたしゅんは、気持ちよさそうにお布団に入りました。


7月12日(土) 晴れ一時豪雨 「雨と風」
朝から青空が広がって、今日も暑い一日になりそうだなと思いました。午後になった頃、少し空が暗くなってきたかと思うと、急激に真っ黒な雲がやってきて、辺り一面に強風が吹き始めました。これは何?と窓の外を見ているうちに、スコールのような集中豪雨となりました。強風にあおられて、横に降っている様な強い雨、そして雷に、一体この嵐は何だろうと思いました。
後でニュースにもなっていましたが、東京都と神奈川県の一部で集中的な夕立があったそうです。雲がやってきた地域にだけこのような雨が降ったそうで、少し離れた所にいた友人は知らなかった程でした。台風のようになびく木々、あちこちからベランダに飛んでくる葉っぱに驚きました。

だいぶ体も楽になってきたかの様に朝は見えたしゅんですが、やはり疲れているのか起きている時間が短く、すぐにお布団に戻ってしまいます。一時、37度台に戻った熱は、夕方からは再び40度を超えました。昨日頂いてきたお薬も効いていないのでは?このまま明日も高熱が出続ける様だったら、救急窓口に行った方がいいのかしらと心配になりながら、夜も更けていきました。


7月11日(金) 晴れ一時雨 「病院へ」
やはり今朝も熱は下がりません。幸いなことに水分は口からとることができるので、脱水の心配はなさそうですが、この高熱と食欲のなさでは、体力の消耗が心配です。

もう一度症状を診て頂こうと、今日もかかりつけの病院に行くことにしました。しかしこの東京では、新潟では思いもしなかった問題に気付きました。それは病院へどうやって連れて行くかということ。新潟では社宅の階段を下りたら駐車場だったため、そこまで抱っこで連れて行って車に乗せていました。しかしこちらでは家の横に駐車場があるわけではなく、さらに病院の駐車場スペースも限られているため、車で行くのは現実的ではありません。小さな頃はベビーカーに乗せ、寝かせたままで連れて行っていましたが、今回はそういうわけにもいかず、結局、高熱でぼーっとしているしゅんを自転車の後ろに乗せて病院に向かいました。今は暑い時期だからそれでもまだ大丈夫ですが、冬になったら厳しいなぁと思いました。ちなみにタクシーもお願いしにくい地域で、ずっと前に私が腰痛で動くのも困難になった時も、結局電話しても近くにいるタクシーがないと断られ続け、必死に歩いてバス停まで行ったという経験があるのです。あぁ、厳しいわ・・・。

ところでしゅんは病院の待合室でもソファーに横になり、ぐったりとした状態で診察を受けました。溶れん菌も疑われましたが、検査したところ陰性で、やはり夏風邪という診断でした。高熱が続き、去年は痙攣も起こしているため、風邪は抗生物質を使って治療し、痙攣止めの座薬で予防もすることになりました。座薬を恐れているしゅんは、病院で一回目の痙攣止めを入れられると、痛い、痛いとシクシク泣き出し、気持ちもすっかり落ち込んで弱って見えました。


7月10日(木) 晴れ 「高熱」
今日も良いお天気で、本当だったら幼稚園で水遊びなどをしたいところでしょうが、かわいそうに今日もしゅんは高熱を出しています。

朝から体がとても熱く、熱を測ると決まって39度台。夕方から夜にかけては40度を超える熱が出ました。眠っている間に鼻が詰まって息がうまくできなくなり、そのために咳き込んで起きてしまうこともしばしばです。

いつもは絶対にお昼寝しようとしないしゅんが、昼間から力無くお布団に横になっているのを見るのはつらいものです。熱が出始めてから3日。明日は少し落ち着くでしょうか。


7月9日(水) 曇りのち晴れ 「夏風邪」
朝起きたしゅんは、やはり高熱です。食べることが大好きなのに、ほんの一口朝ご飯を食べると、いつものようにTシャツをめくって「もうお腹がこんなにふくらんじゃった」と言ってお布団に戻りました。
お昼前までぐっすり眠っていたしゅんを病院に連れて行くと、診察の結果は胃にくる夏風邪と、喉にくる夏風邪の両方にかかってしまったのでしょうということでした。

胃の辺りと喉が痛いしゅんは、食欲が全く無いらしく、一日中ほとんど食べずに眠っています。ひっそりと冬眠しているかのように眠り続けるしゅんですが、ちょうど去年の今頃もこうして高熱を出したので心配になります。
夜になると、今度は鼻が詰まって息が苦しいと訴えます。鼻をかむこともできないくらいに詰まっていて、本当に辛そうです。


7月8日(火) 雨のち晴れ 「発熱」
もしかしたら降るかな?でもまだ大丈夫かな〜と思う空模様の朝でした。少し支度が遅くなったので、しゅんを急き立てながら自転車に乗り、真っ黒い雲を横目に園への道のりを急ぎました。
しゅんに「行ってらっしゃい」を言って園を出る頃、ポツポツとイヤ〜な雨が落ちてきたかと思ったら、瞬く間に土砂降りになりました。同じく自転車で来られたお母さん達と、「降って来ちゃいましたね〜。」と言いながら、目も開けられないほどの雨の中、家路を急ぎました。びしょ濡れになった服を着替えて温かい飲み物を飲み、しゅんを園に入れてからで良かったと心から思いました。

お迎えに行くと、青白い顔のしゅんがおでこを冷やすシートを貼って出てきました。先生が「ちょっと具合が悪いかもしれません。」と仰って引き渡して下さいましたが、私の顔を見るなりぐにゃりと座り込んでしまったしゅんを触ってみると、もう明らかに高熱!歩きでお迎えに行ったため、抱っこしたりおんぶしたり休憩したりしながら、何とか家にたどり着きました。
体温を測ると38度を超えていて、本当に久しぶりの発熱、しかもかなりの高熱です。本人も体がしんどいのか、お布団を敷くとすぐにぐっすりと眠ってしまいました。このところの不安定なお天気、そして転園してからの疲れがたまっていたのでしょうか。早く元気になって欲しいなと思いながら、ぐったりと眠るしゅんを見ていました。


7月7日(月) 雨のち曇り 「抜歯」
七夕の今日は、青空の見えない一日でした。天の川を見ることは出来ませんでしたが、我が家にはかわいらしい織り姫様と彦星様がやってきました。しゅんの今年のお願いは、「じてんしゃのほじょりんがとれますように」。とても現実的で、きっと叶いそうなお願い事です。

しゅんを送ると私はバザーの集まりに参加しました。今日は担当のお仕事の他に、ちょっとした作業があるのです。初めて取り組む手芸の分野でしたが、無心に手を動かすのはとても面白くて、あっという間に時間が経っていきました。自分ひとりでは、始めるのは難しいなと思うことも、こうして教えて頂きながらやってみると面白いことがたくさんあります。新潟に居た頃も含め、このように色々な体験ができることはとても有り難いなと思います。

ちょうど作業が終わった頃、主人から早帰りできるという連絡がきました。しゅんが生まれる前の様に、久しぶりに駅前で待ち合わせしてランチに行きました。「○○食べる?」「やっぱり○△?」というメールをやりとりし、お店に向かっておいしいランチを堪能しながら、しゅんは今頃何を食べているのかなと思いました。

何だか慌ただしい一日ですが、家に帰ってしばらくすると、私は予約していた歯医者へGO!本来は治療中の根っこの部分に薬を入れて頂く治療だけなのですが、今日はちょっとした決意をして玄関のドアを開けました。数日前から、虫歯だった上の親知らずが何となく痛む気がしていて、これから夏休みに入って治療に行くのが難しくなる前に、思い切って抜いて頂こうと思ったのです。先生にお話すると、「素直に生えている歯ですから、すぐに抜けますよ。」と仰って麻酔の準備をして下さり、本当にそのお話通り、診察室に入って20分後には抜歯が終わっていました。ジンジンと痛む歯で家に帰り、「親知らずをすぐ抜いて下さいって言えるなんて、私も大人になったわ〜。」と自慢して、主人に呆れられる私でした。

ちなみに1枚目の写真は、今夜のおかず、天ぷら盛り合わせです。5本くらい麻酔を打ったにもかかわらず、上の歯だったためか意外と早く痺れは取れて、私もおいしく食べることができました。自家製の、小さな大葉もカラッと揚がりました。
天ぷらどっさり 自家製の青じそ、おいしい〜 七夕
じてんしゃのほじょりんがとれますように 幸せツーショット!


7月6日(日) 晴れ 「お楽しみ」
日曜朝のお楽しみ、しゅんは目を覚ますとすぐにソファに座り、昨夜の「あしたをつかめ」を鑑賞していました。今回のテーマは「視能訓練士」。眼科で視力検査をしたり、目の訓練をしたりする職業です。先日眼科に行ったばかりのしゅんには、とても印象深い回だった様です。

昨日買ったキットを使い、今夜はグリーンカレーを作りました。すごく辛くて夏にはぴったりです。しゅんにはお子様カレーを温め、同じようにご飯とルーを別のお皿に盛りつけました。私たちと同じ様に、ご飯に少しずつカレーを乗せ、「うま〜い」と言いながら食べ続け、お代わりまでしました。カレーの時はご飯の消費量が増えますが、しゅんの食べる量が増えてきて、今までの量では足りなくなってきました。

夕食後は、今日の私のお楽しみ、ケーキとゼリーでお茶にしました。朝から晩まで、それぞれのお楽しみ、「あしたをつかめ」「グリーンカレー」「ケーキ」を堪能し、のんびりと楽しい日曜日でした。
夜のお茶


7月5日(土) 晴れ 「年長さん」
昨日に引き続き、暑い一日になりました。用事があって外出していた私の携帯に、2枚の写真が届きました。それは、自転車に乗ってご満悦のしゅんと、ヘルメットをかぶったまま滑り台のてっぺんにいるしゅんの写真でした。この暑い中、主人としゅんの2人は、公園へ行っているんだ〜と驚きました。

先日、幼稚園で夏休みのお話がありました。転園して、前の幼稚園と色々な面で違いがありますが、夏のプールや夏休みの過ごし方についても、色々と違っていて、初めて体験する私たちは少し心配になったりドキドキしたり、年少さんの気分です。初めてのことばかりでありながら、3年目の年長さんとしての振る舞いや行動を求められるしゅんは、きっとプレッシャーも感じていることだろうなと思います。「年長さんはさ、色々やることがあって忙しいんだよね〜。でも、楽しいことばっかりなんだ。」とよく家でしゅんが言っています。大変さも感じながら、年少さんや年中さんとは違うんだという誇りも感じているらしいしゅんの言葉に、頼もしくなったなと思います。

用事を済ませて帰宅すると、ランチとお買い物を兼ねて、私たちが新潟にいる間に出来たお店に行ってみました。カフェのランチはお総菜を選ぶことができるタイプのメニューで、3種類のお総菜か4種類のお総菜かによってお値段が違います。
しゅんがテーブルについていたので、主人と交代で自分達のランチを買いに行ったのですが、椅子に座って「いただきます」と言った私に、主人が「女の人は、3種類のお総菜が多いみたいだよ。」とひと言。ふと辺りを見回すと、確かにその通り。4種類のお総菜のうち、唐揚げを1個だけしゅんにとりわけ、さらにしゅんが「お裾分け」と言って私たちに分けてくれたスコーンまでペロリと食べた私って、明らかに食べ過ぎです。へへ。


7月4日(金) 晴れ 「銀座をぶらり」
明け方まで少しお天気が崩れていましたが、みるみるうちに雲がとれ、昨日にもまして強い日差しになりました。今日は東京で初の真夏日だったそうです。

1ヶ月ぶりにYさんと約束して、今日は大人2人でおでかけです。2人とも夕方までフリーということで、久しぶりに銀座へ行くことにしました。そう都心から離れていない所に住んでいるはずですが、通勤電車にはすっかりご無沙汰の私たち。待ち合わせのホームで並ぶ列がどこかわからず、こっそり「どっち?どっち?」とドキドキ。地下鉄の駅では「どっちの階段?」と顔を見合わせ、「ま、ゆっくり行きましょう」と人の波が静まるのを待つ、数年前までその電車で通勤していたとは信じられないお上りさんっぷりでした。

まずはレディースデイのシネスイッチ銀座に行き、「ぐるりのこと。」という映画を観ました。たまたま見つけ、時間的にもぴったりだったために観ることにした映画でしたが、ちょうど主人公達が過ごす十何年かが、私たちが大人になってからの十何年かと重なることもあり、色々な意味で心にしみる良い映画でした。

映画館を出ると、日差しはまさに真夏です。Yさんの日傘の下に入れて頂き、向かった先は「ル・シャボテ」というカジュアルフレンチのお店です。昨日の夜、お互いランチのお店を探していて、ずっと前に会社の友人と夜ご飯を食べたことのあるお店を見つけたのです。丁寧に作られたお料理のおいしさや、女性好みのかわいらしい内装はそのままで、今日も何組かの女性グループがおしゃべりしながらランチを楽しんでいました。

映画、ランチの後は銀座のお散歩へ!日陰を探しながら、てくてくてくてくと歩いたり時々お店を覗いたり。新潟にいる間にできた外資系のホテルに入ってみたり、リニューアルされたデパートを通ったり、ちょっとした東京観光の様でした。最後にYさんお薦めの、帝国ホテルのショップに立ち寄り、「リンゴと紅茶のブリオッシュ」をそれぞれ家族へのおみやげにし、コーヒーショップでお茶を飲んでお開きとなりました。長時間一緒にいればいるほど、考えていることが似ているのがおかしくて、話が止まらなくなってしまいます。夏休みは親子で、秋になったらまた2人で、東京を満喫しようねと約束してそれぞれ子どもを迎えに行きました。
おみやげ 帝国ホテルのブリオッシュ


7月3日(木) 晴れ 「おしゃべり三昧」
もう梅雨明けしてしまったのではと思うくらい、ギラギラとした太陽が照りつけます。なんだかんだとこれから予定があり、そろそろ何も用事がない平日は終わりかな・・・と思って友人のNちゃんにメールをしてみると、遊びに来てくれることになりました。近くの駅に着いたという連絡があるまでは、いつも通りお裁縫をしようとミシンを走らせると、時間にリミットがあることで逆にはかどったのか、思いがけず作業が進みました。

駅までお迎えに行き、ランチをして家に帰ると、お茶を用意して2人でおしゃべりを始めました。しゅん抜きで、2人きりで会うのは一体いつ以来でしょう?もしかしたら、もう何年もこんなことはなかったかもしれません。思わず機関銃の様に話す私と、それを聞きながら的確な受け答えをしてくれるNちゃん。時間が足りない〜と言いながら、しゅんのお迎えギリギリの時間まで話し続ける私たちでした。


7月2日(水) 晴れ 「成長」
何とも気持ちの良い青空が広がりました。午前保育のしゅんが家に帰ってくると、今日はどうやって過ごす?と考えました。

お友達が集まっているであろう公園に行くか、暑そうだから家の中で何かして遊ぶか、それとも・・・と考えている中、私が「自転車する?」と聞くと、「それそれ!行く〜。」としゅんがとびついてきました。そこでお昼ご飯を近くのパン屋さんで調達し、自転車で公園に向かいました。

しゅんが赤ちゃんの頃から、何回も、何十回も訪れていた公園には様々な思い出があって、本当に懐かしい気分になりました。ベンチに座ってパンを食べるしゅんや、広場で自転車を乗り回す(本当に、乗り回すっ!という感じ)しゅんを見ながら、あの頃は、背中を追いかけ回さなければ危なくて仕方がなかったのに、今はこうして空を見上げてホッと一息つきながらのんびりする時間があるなんて、大きくなったものだなぁと思いました。

ひとしきり自転車で遊ぶと、今度は遊具のある公園に向かいました。そこでも怖がって下の方でしか遊ぶことができなかった遊具に、ひょいひょいと上っていくしゅんに、「あらら〜。」と驚きの声しか出ませんでした。自分が赤ちゃんの頃の話を聞くのが大好きなしゅんが、「赤ちゃんのうちは、どのくらいまで上ったの?」「怖い怖いって言った?」などと嬉しそうに聞くたびに、その遊具でお友達と遊ばせながら、友人とおしゃべりした日々のことを思い出していました。
みどりがまぶしい 高いところまでスイスイと


7月1日(火) 晴れ 「作品」
今日から7月の始まりです。まだ梅雨は明けていませんが、青空が出ている日はだいぶ夏らしい日差しになってきました。しゅんを送って家に帰る途中、時々コーヒーショップやコンビニに寄って、おいしそうな飲み物を買って帰るのが私のささやかな贅沢です。家に帰ってザッと家事を終わらせ、今日しなければならないことを考えながら、お茶を飲む時はとても幸せ!主人はしゅんは今頃何をしているかなと思いながら、自分の席に座ってほっと一息です。

今日も自由時間のほとんどをお裁縫に費やし、いくつかの作品が随分かたちになってきたことに満足感を覚えながら、しゅんのお迎えに行きました。すると彼もニンマリとしながら作品を取り出しました。
先日から、その時一番気に入っている制作物をリビングの片隅に飾っているのですが、今日はしゅんがその中身を出して新しい制作物に交換していました。しかも並べ方までちょっと工夫して、なかなか素敵な作品になりました。こうして額に入れられるまでに、「この作品はどういう仕組みになっているのか」、「どういう風に作業をしていったらこういう形になるのか」、「今後自分はどういう目標を持って(!)この作品の続きに取り組んでいく所存なのか」等々、彼の話は延々と続き、私の関心が夜ご飯作りに逸れていくと「ママちゃん、聞いてくれる?」などと厳しい指摘が待っているのでした(汗)。
しゅんが制作物を飾りました


トップへ戻ります