2008年11月

                                                  過去の日記 2008/10


11月30日(日) 晴れ 「紅葉」
真っ青な空が広がる日曜日になりました。気温もそれ程下がらないようで、日向はぽかぽかとしています。折角のこんな暖かい日曜日、どこかの公園に行きましょうと言うと、しゅんは「サイクリング」と即答しました。

そんなわけで向かった駒沢オリンピック公園ですが、久しぶりの公園は、1ヶ月前と比べだいぶ木々の紅葉が進み、本当にきれいな景色に変わっていました。特に銀杏の黄金色と紅葉の深紅がきれいなことといったら!道ばたで銀杏の葉っぱを3枚拾ったしゅんは、「パパ銀杏」「ママ銀杏」「子ども銀杏」と名付け、私と一緒にちぎって顔を作ると、3枚の葉っぱに何やら相談事をさせていました。良く聞いてみると、「今日何する?」「公園行く?」「い〜ね〜」などなど、お気に入りの「ピタゴラスイッチ」に出てくる「10本アニメ」そっくりの会話でした(笑)。

いつものように、ペアペア自転車で(大人だけが)大汗をかいた後、自転車を借りてサイクリングをしました。コースのあちこちにきれいな紅葉が見られて、本当に気持ち良い時間でした。平日より混雑している園内には、この冬の晴天を楽しむ人々が思い思いに過ごしていました。
サイクリングコースを走っていると、時々風が吹いてきました。そのたびに、辺り一面に舞い散る美しい落ち葉。その間を縫って走るのはとても気分が良いものでした。

サイクリングを楽しんだ後は、いつもとは違う広場に行ってみました。少し冷え込んできたため、20分だけという短い時間でしたが、しゅんは平均台のような遊具や、屋根のような遊具で思いっきり遊んでいました。恐る恐る足を前に出しては進み、自信がつくとちょっと急ぎ足で、楽しくなるとダダダーッと駆けだして・・・、そのたびに満面の笑みで私たちに手を振りました。

心地よい疲れを感じながら家路につくと、すぐに支度をしてお鍋の夜ご飯にしました。お鍋で体を温めながら、公園の遊具や落ち葉の話をした日曜の夜でした。
銀杏がきれい! サイクリングコースも紅葉しています
ソロリソロリ バタバタバタ わ〜い きりたんぽをたくさん入れたお鍋 暖まる〜


11月29日(土) 晴れ 「いいにくの日」
空気がキーンと冷たい朝でしたが、昼間は気温も上がって気持ち良いお天気になりました。

早起きしたので、久しぶりに大きなショッピングセンターへ。店内もクリスマスムードいっぱいで、あちこちに飾り付けがされていました。色々なお店を見て回りましたが、しゅんが足を止めたのは「ららら、ランドセルは〜。」と弘道お兄さんが踊って歌っているテレビの前。ズラリと並べられたランドセルと、その紹介ビデオに釘付けになり、何分も動きませんでした。さりげな〜く男の子の色のランドセルに誘導して「どんな色のランドセルがいいかな?」と聞いてみると、「どうして男の子はこっちなの?」と不思議そうにしながらも、ちょっと明るい青色を指さしました。試しに背負うと、本当にランドセルが歩いている様で何だか面白い様子になってしまいましたが、後半年弱で、もう少ししっくりくるようになるでしょうか?!そして何色を選ぶのでしょう?しゅんとは、「小学校から帰ってくるお兄ちゃん達の様子をこれからジーッと見てみようね。どんな色のお兄ちゃんが多いか調べようね。」と約束しています。

ところで今日は「いいにく」の日。妹夫婦の結婚記念日です。しかも今年はめでたい10周年。と言うわけで、おめでとうのメールを打った後、私たちも気分だけ便乗して焼き肉やさんへ行きました。
包み野菜セットを注文すると、お皿からあふれそうなサニーレタス、ネギ、きゅうり、お味噌、キムチと、大葉を二回り大きくした様な葉っぱが何枚も乗っていました。その葉っぱにお肉を包んで一口食べましたが、何だかとてもクセが強くて葉っぱ好きな私もギブアップ。しゅんは「結構おいしいよ。」と言ってお肉と一緒にぱくぱく食べていましたが、後からジワリとクセの強さがやってきたのか、目を白黒させてあわあわしていました。慌ててお茶を飲んで、ふ〜と落ち着いていましたが、あの葉っぱ、一体何だったのでしょう?不思議な葉っぱはともかく、お腹いっぱい大満足の「いいにく」の日でした。


11月28日(金) 雨のち晴れ 「恒例の」
明け方まで降っていた雨は、登園する頃にはほとんど止んでいて、これなら・・・と自転車をビュンと走らせました。

今日は月に一度の恒例行事と化している、Mちゃんとの待ち合わせです。いつものデパートではなく、今日はMちゃんも一度行ってみたいと言っていた北欧のブッフェ料理、スモーガスボードに行くことにしました。
お店に向かって歩いていると、ちょうど地下鉄の駅から出てきたばかりのMちゃんとバッタリ会い、お腹ぺこぺこにしてやってきた私たち2人は、わくわくと店内に入りました。

いつもは割と空いているお店ですが、なぜか今日は平日のランチだというのにほとんど満席で、予約しておいてよかった〜と顔を見合わせました。クリスマスが近いこともあって、入り口付近には大きなツリー、そして各テーブルにはミニツリーが飾られていました。

最初のお皿を渡されると、冷たいお料理から盛りつけていきました。ニシン料理やスモークサーモン、そしてつぶつぶの海老サラダやプルーンなどなど、いつも大好きなお料理の数々を、初めて訪れるMちゃんに紹介しつつ、一緒にお皿を豪華にしていきました。テーブルに戻って食事を始めると、私たちの口からは、「う〜ん、おいしい〜。」という言葉が自然と出てきました。一皿食べ終えるともう一皿、ビネガーが効いているお料理が多いからか、さっぱりしていてたくさん食べられるよね・・・と言い訳しながら、ランチ終了の3時まで、おしゃべりとお食事は続きました。

子ども達を迎えに行く時間までまだ少しあったので、途中の駅で紅茶を飲み、さらにおしゃべりの続きをしました。お互いの毎日やおでかけについておしゃべりしたり、これからの楽しみなことについておしゃべりしたり、いつもながら楽しくておいしい時間を過ごし、元気いっぱいになって「また12月ね。」とお別れしました。ふふ。もちろん次回の楽しみも計画しつつ・・・。こんな時間を持てるのも、元気に頑張ってくれている家族のおかげだわ!と思いながら、薄暗くなった道を急いでお迎えに行きました。


11月24日(月) 曇りのち雨 「夢」
3連休の最終日は、荒れ模様のお天気になりました。予報より早く、お昼前から雨が降り始め、雨脚も強くなりました。

今朝、目を覚ましたしゅんがお布団に座って、クククッと笑いました。どうしたのか聞くと、「うち、今日は3つも夢を見ちゃったの。」と言いました。「怖い夢を見てからしばらく見なかったのに、こんな風にいっぱい夢を見る日もあるんだ〜。」と言って何やらおかしそうにまた笑いました。
夢の内容を聞いてみると、「うちがいて、うちの様子を見ていたの。」と言います。「最初は遊んでいる夢。次はお風呂に入ったの。それで最後の夢はね、あんな所で眠っちゃったの〜。」と言って笑いながらテーブルの下を指さしました。

ご丁寧にお風呂に入っていた主人にまで報告に行き、また笑っていました。先日怖い夢で泣いてから、どうしても夢のことが気になっていたしゅんですが、こうして楽しい夢を3つも見て、少しは立ち直ってくれたでしょうか?


11月23日(日) 晴れ 「亀」
連休の中日は、アラームを設定した携帯を寝室に持っていかないで、ゆっくりと朝寝を楽しみました。いつも私に起こされても毛布にくるまっているしゅんが先に起きてリビングに行き、「ママちゃん、もう朝だったよ。」と驚いた顔で戻ってきました。

久しぶりにぽかぽかと暖かな良いお天気になったので、しばらく封印していた自転車遊びに行くことにしました。しゅんも「おー、自転車ね。」と大喜びで、早速ジャンパーとヘルメットを用意しました。いつもの広場の木々は随分紅葉していて、風が吹くとハラハラと落ち葉が舞いました。落ち葉がかしゃかしゃと音を立てるのが楽しいのか、あちこちで落ち葉の上を走りました。

広場の近くにある植物園に入ると、お兄さんが「向こうで亀がお散歩しているよ。」と教えて下さいました。え?お散歩?と思いながらぐるりと通路を行くと、大きな亀がのっしのっしと歩いていました。飼育されているお姉さんが3人つきそって、本当に「お散歩中」だったのです。先頭を歩くお姉さんは、エサが入ったバットを持って亀を誘導しています(笑)。バットの中には茹でてあるのか柔らかくなったカボチャと、ちぎったレタスが入っていました。すぐに通路から横道に逸れてしまいそうになる亀をまっすぐ歩かせようとお姉さん達は大変そうでしたが、子ども達はその後ろをついて歩いて本当に楽しそう!もちろんしゅんも恐る恐るではありましたが、亀の後ろから歩きました。

エサをモリモリ食べながら歩き続ける亀さんの口は、カボチャで真っ黄色です。本当だ〜と興味津々で見ていたしゅんは、亀が向きを変えて自分の方に歩いてきたらもう大変!慌てて逃げて遠巻きに見つめていました。ふふ。恐がり〜。でも私も、意外と歩みの早い亀におっかなびっくりで、ちょっと足がすくんでしまいました。のんびりと、秋を感じた一日でした。
暖かな良い休日になりました 亀のお散歩・・・ わ!こっちに向かってきた


11月22日(土) 晴れ 「おでん」
キーンと空気が冷たく感じます。今日から3連休の始まりですが、主人は午後から出勤だということで、会社に出かけていきました。

この寒さに、主人から「おでん」のリクエストがありました。生協から、とても立派な大根が届いたばかりだったので、私も大賛成。暖かい格好をして、いつも顔が寒いと言うしゅんには新潟で購入したネックウォーマーまでかぶらせて、自転車に乗りました。ちょっと遠い商店街まで、おいしいおでん種を買いに出かけることにしました。

新潟にいる間も、東京に帰ったらあのお店に行っておでんを作ろう〜と思っていたいつものお店は、店頭のショーケースが新しくなっていましたが、お店の雰囲気もお客さんの多さも以前のままでした。前はしゅんをベビーカーに乗せ、電車に乗ってちょっとしたおでかけ気分で来ていたなと懐かしくなりながら、あれもこれもとおいしそうな作りたてのおでん種を買って家に帰りました。

ことことと煮込んだおでんはよく味がしみていて、とても温まりました。しゅんも次から次へとよく食べて、今度はもっとたくさん買っても大丈夫そうだなと思いました。私たちがお風呂から上がった後、帰ってきた主人は遅めの夕食となりました。湯気の上がったおでんを食べる主人を見ながら、「これ、うちたちが買ってきたんだよ〜。」と言っていたしゅんは、「パパばっかりいっぱい食べてない?パパ、ずるい?」とこっそり(でも主人にも全部聞こえている!)私に耳打ちしました。


11月21日(金) 晴れ 「お手紙」
昨日と比べると、少し寒さが和らぎました。それでも朝晩は気温が下がり、お布団から出てしまうしゅんは朝になると咳をしています。お友達の様子を見て格好いいと思っていたのか、しゅんの希望で昨日からマスクをして登園しています。実際はアゴの所に下げてしまう時間が長い様で、昨日は一日に何度も「ちゃんとマスクをしなさ〜い。」と、年中さんのHちゃんに叱られちゃった・・・と言っていました。

写真は昨日の夜のツリーです。昨日家に来て下さったSさんが、カウンターに置かれたしゅんのサンタさんへの手紙をご覧になって、「うちは毎年、ツリーのてっぺんに乗せておけば、サンタさんが持っていってくれるって言っているのよ。」と教えて下さいました。先日サンタさんへの手紙を書き、「見に来てくれるかなぁ。」と心配しながら毎日カウンターに置いていたしゅんにその話をすると、「そっか!うちのお手紙は、カウンターに置いてあったから読むだけだったけど、ツリーに置けばいいんだ〜。」とほっとしていました。

わくわくしながら目覚めたしゅんは、今朝のツリーを確認して大満足。これでサンタさんはプレゼントを持ってきて下さるはずと安心していました。さてさて、そんなしゅんのご希望は、前から話していた「地球儀」と、「チーズの詰め合わせ」です。どんな地球儀にしようかなぁと、サンタも毎日楽しく迷っています。
サンタさんへ


11月20日(木) 晴れ 「飲酒?」
目を覚ましたしゅんは、「今日は夢を見なかったよ!」と嬉しそうに言いました。もう怖い夢のことは忘れたかな?今夜はすぐに眠れるといいなと思いました。

今日は前から楽しみにしていた日です。バザーで同じコーナーを担当し、作業をする中で親しくなったお2人が、またゆっくりお話したいですねということで我が家に来て下さるのです。
お昼は持ち寄りで、簡単にランチをとりながらゆっくりおしゃべりするのが目的です。朝から園で別件の打合せがあったため、慌てて帰るとすぐにお2人をお迎えする時間になりました。息を整え、ホームベーカリーで焼いておいた熱々のパンをカットし、おかずを並べると早速おしゃべりを始めました。
Sさんのラタトゥイユとチーズオムレツ、Oさんのケーキ、私のサラダと煮込みと、おしゃべりしながらも口はぱくぱく、ずっと食べ続けた2時間半となりました。調理方法や材料のお話も盛り上がり、Sさんが仰った「友達が作ってくれたご飯を食べる時間って、本当に幸せよね〜。」という言葉に私たちも大きく頷きました。今度は趣味の手芸もやりましょうかというお話になったところで、今度は慌ただしくそれぞれの子どもを迎えに行きました。

今日のランチのために、私は昨日の夜、牛肉の黒ビール煮を作ってみました。2冊のレシピ本を見て折衷レシピで作ったのですが、我ながらなかなかおいしくできました(自画自賛)。黒ビールは、エビスの黒ビールがおいしいというレシピのひと言を見て、初めてそれを買いました。そしてお鍋に入れた残りの150mlをコップに入れ、お料理しながらゴクゴク。よく友達から、「お料理しながら飲むビールがおいしくて止められないんだよ〜。」と聞いていましたが、試してみたのは初めてです。ちょっといい気持ちになりながら、良い香りのお鍋をグルグルしていると、確かにこれはいいわね〜とちょっぴり思いました。

今朝、ビール煮の試食をしてもらいながら、主人にその話をしていると、私の話を聞いていたしゅんの顔が固まりました。そして「ママちゃん、飲酒運転になっちゃうよ・・・。」と言うのです。「昨日は運転してないでしょ?大丈夫よ。」と言ったのですが、ブンブンと首を振ります。「ビール飲んじゃったでしょ?もうこれからは飲酒運転だよ。」と本気で心配しているらしいしゅんに、「大丈夫なんだよ。お酒を飲んでもちゃんと時間が経ったら、飲酒運転にはならないだよ。」と説明してやっと納得してもらえました。そういえば、先日、飲酒運転をした警察官のニュースを見て、「許せないね。」とつぶやいた私の横で、しゅんは「うちは絶対許さないからね!!」と力説していたのでした。


11月19日(水) 晴れ 「工作」
このところの寒さで、しゅんは少し風邪気味です。青空が広がった今日は公園日和ですが、これ以上風邪がひどくならないように、午後は家で暖かくして過ごすことにしました。

このところ、また工作ブームが来ているらしいしゅんは、今日も熱心に机に向かっていました。先日のお店屋さんごっこで購入できなかった「おみくじ」を作りたいから、ジュースのパックを取っておいてほしいと言われていたので、それが乾いたよと渡すと、早速作ることにした様です。
器用に上の部分を切り取ってふたをかぶせると、苦心しながら1本だけ割り箸が通る穴を開け、クレヨンで色分けした割り箸を中に入れました。外側には、色によって「きち」「ちゅうきち」「だいきち」などと書かれていますが、なぜか「はずれ」もあったりして笑ってしまいます。一応形が出来上がってからも、「もう一枚厚紙ちょうだい。」というリクエストが続き、どんどんおみくじが進化していったと思ったら、「気がついたらロケットになっちゃった。」と言って持ってきたおみくじには、翼がついていました(笑)。ご丁寧に、ロケットの窓から見ている宇宙飛行士さんまで貼られています。工作は、夜ご飯の支度が終わるまで延々と続き、外は真っ暗になっていました。

その横で、私も昨日購入したキットの袋を開き、ブローチを完成させました。お花の形と小さな丸のフェルトを重ねて縫いつけ、後ろにリボンを折りたたんで縫い、さらにピンを縫って完成という、本当に簡単な作りですが、出来上がるとなかなか良い感じ!しゅんにも「ママが作ったの?すっご〜い。」と尊敬の眼差しで見つめられ、鼻高々な私でした。

ところで今夜、お風呂から上がったしゅんがなかなかお布団に入ろうとしません。どうしたのかなと思っていると、思い詰めた様な顔で「ママ。ママは怖い夢を見る?」と耳打ちしてきました。あ、これは・・・と思った私が「ママは楽しい夢をいっぱい見るよ。」と言うと、「大人と子どもは違うのかなぁ。」と言いました。昨夜、しゅんが「ママ〜。」と涙声で叫んだのです。「大丈夫だよ。」と言いながらお腹をとんとんすると、すぐにスーッと眠ったのですが、きっと怖い夢でも見たんだろうなと思っていました。

主人が帰ってくる時間になっても眠りたくない様子で、必死で起きているしゅんに、主人も「一回起きたら、次は違う夢を見るから大丈夫だよ。」と慰めます。ようやくお布団に入ったしゅんは、小さな声で昨日の夢を話し始めました。「パパとうちとママがいたの。でも、ママだけママ語を話していてね、うちとパパにはお話がわからなかったの。それでお話が通じないから、ママだけあっちに行きそうになって、ママ〜って泣いちゃったの。」と言いました。「それでママ〜って言ったんだね。」と言うと、「そうなの。でも、うち、ママって言ったのは夢じゃなかったって覚えてるんだ〜。」と言いました。よく「うち語」と言って訳のわからない言葉を話し始めるしゅんですが、夢の中では私が「ママ語」を話していたとは!良い夢を見られますようにと思いながら、しゅんに毛布を掛けました。
フェルトのブローチ しゅんはおみくじを製作


11月18日(火) 晴れ 「満腹」
このところ、良いお天気が続いています。真っ青な空が本当にきれいです。

今朝、お弁当の写真を撮っていると、しゅんが「この黄色いトマトね、この前A君に心配されちゃったの。」と言いました。「どうしたの?」と聞くと、「これね、毒トマトじゃないの?しゅん君、食べても大丈夫?って言われたんだよ。」と笑っています。しゅんがスーパーで選んだイエロートマトは、とても甘くて私もしゅんも気に入っていますが、確かに見慣れなくて不思議かもしれないなとおかしくなりました。今朝も「また毒トマト持っていこう〜っと。」と笑いながらお弁当をリュックに詰めていました。

しゅんを送ると私は吉祥寺へ。久しぶりに、友人のK子さんと待ち合わせです。お互いの趣味の話や同い年の子ども達の話で、いつも時間が足りなくなってしまうくらいおしゃべりが盛り上がります。今日もおしゃべりし続けながら、お茶、ショッピング、ランチと数時間を過ごしました。

お茶を飲んで一息ついた後、吉祥寺に詳しいK子さんの案内で、前から行きたいと思っていた布屋さんに向かいました。そこはネットでも有名な「コットンフィールド」です。中に入ると驚くほどたくさんの布がズラリと並んでいて、あぁ、これ素敵、これも素敵〜と次々引き寄せられる様に歩き出しました。この布でバッグを作ったらいいかも、この布は何に向いているかなぁと、2人で話ながら見ていくのは本当にワクワクして、いつもとは違った楽しみ方ができました。他のお店にはないような布もたくさんあって、またゆっくり訪れたいと思いました。あれこれ思い悩みながらも、今回布は買わないで、お向かいの店舗でブローチのキットを色違いで購入しました。冬の装いにぴったりのブローチを、早速作って活用しましょうねと話しながら、ランチのお店に向かいました。

K子さんお薦めの「シャッターズ」は、スペアリブと大きなアップルパイが有名なお店です。水槽のある落ち着いた店内で、ボリューム満点のランチを頂きました。最後のアップルパイがまた圧巻で、こんなに思い切りよくバニラアイスが乗せられたアップルパイ、見たことないわ〜と思いましたが、おしゃべりしているうちに2人ともペロリでした。さすがにお腹がいっぱいで、帰り道も動くのが大変なほど、さらに夜ご飯もほとんど入らないくらいでしたが、お腹も心も大満足のおでかけになりました。
毒トマト?


11月17日(月) 晴れ 「小さい」
暖かな、良いお天気の一日になりました。床暖房をつけたリビングは良い気持ちです。しばらく晴天が続くようです。冬にこんなに晴れの日が多いなんて、やっぱり有り難くて嬉しいものだなぁと空をみるたびに思います。

先日から、しゅんが「この箱はパズルにするの。」と言って取っておいた大きな箱がありました。きれいなお花の絵が描かれた、六花亭の箱です。ふたになった部分をパズルにして、箱の部分に入れて完成させる様なパズルを作りたいということでした。今日は工作気分だったのか、自分の椅子に座ると早速作り始めました。

私はその間に、先日作ったリースの残りの紫陽花で、前から家にあったプリザーブドフラワーの置物をリメイクしてみました。電気屋さんで、母の日のプレゼントということで頂いた置物は、バラが一輪だけ入れられていました。ちょうど我が家のリビングのカーテンと同じ色のバラなので、その周りを差し色としているグリーンの紫陽花で囲むことにしました。紫陽花を小分けにして、ほんのちょっとずつグルーガンでつけていくだけという、またしても簡単な作業ですが、作り上げると満足感があって楽しい時間でした。

そうこうしているうちにパズルを完成させたらしいしゅんが、「できたよ。」と持ってきました。それを見て、私はしばし唖然・・・。ピースがバラバラにちぎられている〜(汗)。得意げに微笑むしゅんの手前、必死になって組み立てようとするのですが、如何せんこんな細切れのピースには手も足も出ません。ついつい「小さすぎるよ〜。」とつぶやく私に、しゅんは少々落ち込んでしまいました。ちょっと反省。
5ミリくらいの小さなパーツはどうしようもないとして、セロテープでつなぎ合わせながら何とか作り上げると、しゅんはデジカメで写真を撮って「今度はこれを見ながら完成させようね。」と元気を取り戻していました。え・・・。またこれを完成させて欲しいと・・・。時間にも心にも余裕のある時に、このパズルを取り出してくることにしましょう。
紫陽花のプリザーブドフラワーでリメイク しゅんが作ったパズルに挑戦 ちぎりすぎ!! 難しかった〜


11月16日(日) 曇りのち雨 「ツリー」
お天気が崩れて、今にも雨が降り出しそうな日曜日になりました。

今日はゆっくりと家で過ごすことにして、午後はしゅんが楽しみにしていたツリーを出しました。このツリーを買ってから4回目の冬を迎えましたが、自宅で飾るのは2回目です。ピカピカと光るツリーにうっとりしていた2歳のしゅんを懐かしく思い出しながら、一緒に飾り付けをしていきました。

ツリーと一緒に買った飾りの他に、新潟で増えたオーナメントが5つありました。幼稚園で頂いたイエス様誕生の場面のオーナメントが1つ、バザーのためにみんなで協力して作った思い出のオーナメントが4つ。どれも思い出がいっぱいで、新潟の友人達の顔を思い出しました。これからこのツリーを飾るたびに、みんなのことを思い出すんだろうなと思いました。飾り付けが終わると、しゅんは部屋の電気を消してピカピカと光るツリーの電飾を見つめていました。新潟では、もう雪が降り出しそうな寒さだそうです。こちらは冬の澄み切った夜空に、星が本当にきれいに瞬いています。最近、宇宙に興味がある私たち家族。今年の冬は、「雪が降ってくるのかな?」と夜空を見上げることはなさそうですが、しゅんとたくさんの星を見上げてみたいなと思います。
ツリーを見上げる


11月15日(土) 晴れ 「お買い物」
真っ青な空が広がり、良いお天気になりました。朝からソワソワと嬉しそうだったしゅんは、主人と手をつないで園に向かいました。

今日は父親参観会を兼ね、大がかりなお店屋さんごっこが行われます。先月のバザーを体験し、今度は子ども達がお店屋さんになって商品を作ったりお店屋さんの仕事をしたりするという、恒例の行事なのだそうです。随分前から、年長さん達はどんなお店屋さんになるか、どんな商品を作るかとお話し合いを重ね、年中年少さん達と協力し、さらにお母さん達も時々お手伝いしながら商品を作り上げていきました。今日は私たちも少しだけ園の中を見ることができましたが、工夫を凝らしたかわいらしい手作りの商品が並ぶお店に、「わぁすごい」「こんな物も作れるのね」「こんな風にきれいに並べられているなんて、本当に素敵」とお母さん達は感動でいっぱいになりました。

手提げ袋をいっぱいにして、お昼前に2人が帰ってきました。しゅんが担当したお店屋さんも大盛況で、ヘルプに入った主人も大忙しだったそうです。あれもこれも買いたいと言って、何日も前から楽しみにしていたしゅんは、大体希望の商品を買うことができた様で、この行事を本当に満喫した様子でした。
そして「はい、ママちゃんにプレゼント。」と言って、かわいらしい絵が描かれた栞をプレゼントしてくれました。「ママ、これで広告や紙をはさまなくて大丈夫だね。」と、私をよく見ている発言に吹き出してしまいましたが、「うち、栞は2枚だけ買ってきたんだよ。うちとママの分。まぁ、パパはあんまり厚い本を読んでいないからね。栞はいらないかなって思って。」という発言には、主人はがっくり、私は先ほど以上に大笑いしてしまいました。

車に乗っておでかけしようと言うと、早速買ってきた恐竜のお面をかぶって玄関でスタンバイ。すれ違うお子さん達にジーッと見つめられ、ちょっと得意げなしゅんでした。


11月13日(木) 晴れ 「怖い?」
昨日までの寒さはどこへ行ったのか、今日はぐっと気温が上がりました。雲一つない真っ青な空が広がり、本当に気持ちの良い一日になりました。

だいぶ前から、「もう13日になっちゃった?」としゅんがびくびくしていた日がとうとうやってきました。今日はインフルエンザの予防接種を予約しているのです。お迎えに行くと、「やっぱり今日はキャンセルしちゃおうかな〜。」と私に聞こえる様に独り言を言っていましたが、聞こえないふりをして自転車を走らせました(笑)。

おやつをしっかり食べ、予約してあった時間に病院に行くと、既にお一人の方が玄関の前で待っていらっしゃいました。2番の整理番号札を渡され、問診票を書く私の横で、「怖いなぁ。」「きっと痛いから嫌だなぁ。」と最後の抵抗をしていましたが、すぐにしゅんの順番になりました。何日も前から、インフルエンザの注射は細くてあっという間に終わるから、そんなに怖がるほど痛くないこと、お隣のNちゃんもお友達のSちゃんも、もう今年の1回目を受けて大丈夫だったよということ、去年も一昨年もしゅんは受けたけど泣かなかったよということ、それでも納得しないしゅんに、「ママはしゅんちゃんを産むときに、すっご〜く太い注射を2本も背骨に打ったんだよ。」ということまでなぜか話し、今日を迎えました。

まずは簡単な診察を受け、しゅんはいつも通り口を開けたりトレーナーをめくったりしていましたが、「ねぇ、どこに注射があるの?」「どこから持って来るの?」と恐怖心でいっぱいの様子でした。これはもしや・・・と思った通り、注射器が登場し服をめくって腕を出すと「こ、怖いの〜。ひ〜〜〜。」と泣き出しました。先生と看護士さんと私、3人がかりで押さえつけ、「怖いけど、頑張ろうね〜。」と励まして下さる先生がプスッと注射を打つと、すぐに接種は終わりました。え?と不思議そうに腕を見たしゅんは、「もう終わっちゃった。」と笑いだし、「こっちの腕にも打って。」と反対の腕を差し出しました。先生にお礼を言い、「そっちの腕はまた来月。」と言って診察室を出ましたが、訳もわからない小さな頃より、話もわかるようになった今の方が納得させるのは難しいものだなぁと思いました。

家に帰ると、理屈好きのしゅんは本日の分析を始めました。そして「うちね、違う病院で注射するっていうのが怖かったんだと思うよ。去年はMクリニックだったでしょ?でも、もう今日の病院でも怖くないってわかったんだよ。だから12月は怖い〜って泣かないよ。ママも12月は怖いよ〜って騒がないでね。」なんて私に言いました。そうね、騒がないことにします。


11月12日(水) 曇りのち雨 「折り紙」
真冬の寒さだという今日、登園するとまだ門は開いていませんでした。門の前にはジャンパーを着てブランケットを毛布の様に巻き付けたお子さん達が立っていました。しゅんも足踏みしながら開門を待ち、開くと同時に「おはようございま〜す」と先生にご挨拶しながら玄関の中に消えていきました。

お家遊びが充実しているこの頃ですが、昨日行った図書館で、しゅんが自分で選んだ本の中に、「うごかしてあそぼう おりがみのほん」という絵本がありました。早速昨日の帰宅後からページをめくっては、ひとりで何やら作っていましたが、今日も引き続きあれこれと作品を作りました。こちらの絵本は、しゅんも毎月愛読している「かがくのとも」の傑作集です。かがくのともは今年から購読し始めましたが、しゅんの心をがっちりとつかむ内容ばかりで、大人の私にとっても読み応えがある本が多い気がします。

こちらの絵本では、動かして遊べる様な折り紙の作品が紹介されています。ピョンピョンと跳びはねるカエルなどはおなじみですが、するすると伸ばせる望遠鏡、後ろからちょっと押すとカタンコトンと動く不思議な作品、そして両手で折り紙を持ってこすり合わせていくだけで、真ん中の穴からピョンとお猿さんに見立てた折り紙の切れ端が顔をのぞかせる様に見える「お猿の木登り」などなど、折る楽しみだけではなく、その後の動かす楽しみも十分に味わえるラインナップです。時々、「どうしてもここの折り方がわからないの〜。」と私を呼ぶ以外は、折り図を見てこんなに複雑な作品も作ることができるようになったんだなと驚きながら、私も一緒に動かして楽しみました。

その後は毎日対戦しているUNOやブロックスでも繰り返し遊び、水曜の午後を満喫しました。お家遊びも楽しいですが、本格的な冬がやってくる前に、もうちょっと外でも遊びたいなぁと思います。この寒さが少しだけでも和らいでくれないかな?と祈るように天気予報を見ています。
色々作ったよ〜


11月11日(火) 曇り 「部活」
昨日の寒さを教訓に、今朝はしゅんをブランケットでグルグル巻きにして自転車に乗せました。駐輪場に着いて後ろを見ると、カチンコチンに固まったしゅんが「体はあったかいけど、顔がとっても冷たかった〜。」と言いました。それはどうしようもないですねぇ。

家に戻るとお客様を待ちました。今日はお友達のもねさんと、「部活」の第一回目を開催する予定なのです。子ども達を園に送った後、おしゃべりを楽しみながらクラフトをしましょうという会を「部活」と呼んでいる私たち。最初は何を題材にしましょうと先日の打合せ(という名のランチ)で話し合い、もねさんがお花の教室で勉強された、プリザーブドフラワーの紫陽花リースを作ることになりました。それを決めてから、お互いリースとお花を調達することになったため、私はネットであちこちのお店を検索し、お花を少量から購入できる宮崎のお店を見つけました。先日届いた箱を開けてみると、お花が壊れやすいお菓子の様に大事に梱包されていました。色もあれこれ比べて検討したのですが、パソコンの画面で見たイメージと大体同じで大満足。今日の部活の日を楽しみにしていました。

ちょっと大きなバッグを持参されたもねさんは、今日使う道具やお花を次々と取り出していかれました。私はテーブルに古いチラシを敷き、グルーガン用の延長コードを取りに行き・・・と、おしゃべりしながら着々と部活の準備を整える自分達が何だかおかしくて、思わず笑ってしまいます。
用意ができると、もねさんにレクチャーして頂きながら、それぞれ作業を始めました。少しずつ紫陽花のお花を取り分け、リースに合わせながらくっつけていく作業です。いつお会いしてもおしゃべりが尽きないもねさんと私は、作業を続けながらもおしゃべり、おしゃべり、またおしゃべり。それでも1時間と少し経つとお互いのリースが完成し、達成感もたっぷりと味わうことができました。もこもこ、ふわふわとした紫陽花リースは見栄えも良くて、とてもかわいらしい出来映えです。もねさんの、白とピンクの暖かな感じのリースも素敵でした。私は小さなバラとライスフラワーも少しだけ忍ばせたので、よ〜く見るとそれもわかってなかなか良い感じ!どこまでも、自画自賛の私たちでした。
もねさんが調達してきて下さったパンで早めにランチを始めましたが、気付くとお迎えのリミットが迫っていました。おしゃべりし続けた3時間半。また次回も、おしゃべり可能なクラフトをしましょうね〜と言い合ってお別れしました。

帰宅したしゅんは、リースを発見して「わ〜、かわいいね〜。」とうっとりしていました。そして「今度はうちとクリスマスのリースを作ろうね。」と早速約束することになりました。
そんなしゅんですが、今夜、ご飯を食べている途中に不思議なことを言い出しました。「さーわしーわ。うーわ。」・・・?
ハテナでいっぱいになっている私に、しゅんは自慢げな表情で「これはうち語だよ。」と言いました。さらに「うーわはありがとう。しーわはわかったよ。にーわさーわはそれほしいよー。そーわしーわはどういたしまして、だよ。」と説明は続きました。いや〜ん、全く理解できないわ!どうやら今夜の食事中は「うち語」でないと会話できないとわかった私は、必死でメモ帳に「うち語」を書き留めました。ほんと、何を考えているのかわからない時があります(笑)。
紫陽花リース 楽しかった〜


11月10日(月) 曇り時々晴れ 「インドア」
昨日の夜、とうとう毛布を出しました。今朝、それにくるまって眠っていたしゅんは、ふすまを開けてもカーテンを開けてもピクリともしません。「朝ですよ。」と言いに行くと、「ママちゃん、毛布で顔を触って〜。」とリクエスト。私が毛布でスリスリとしゅんの顔をなぜながら「起きて〜。」と言うと、「あぁ、良い気持ち。どうもありがとう。また寝ることにします〜。」とお布団に顔を埋めました。
ようやく起きて支度を済ませ、自転車に乗って園まで一走りしましたが、その寒さには凍えるかと思いました。途中から静かだなと思っていたしゅんは、寒さの余り体も口も固まってしまった様で、園に到着しても動くことができませんでした(汗)。やっぱり明日からはブランケットにくるまって行くことにしましょう。

一日中、ほとんど曇り空で、夕方も暗くなるのがとても早く感じました。これからどんどん冬らしくなっていくのでしょうか。夏は降園後にも自転車をしに行きたいと元気だったしゅんですが、この寒さにインドアの遊びも思い出したのか、今日は久しぶりに2つのゲームをして過ごしました。
ひとつめは、去年しゅんと作ったUNOです。作った後はしばらく2人の間でUNOブームが続いていましたが、久しぶりにやろうと思うとルールが思い出せません。2人でああでもない、こうでもないと話してもわからなくて、ネットで検索して遊び方を調べました。何度も繰り返し遊びながら、カレンダーを切って2人で必死で色塗りをした新潟の社宅の居間を懐かしく思い出しました。
そしてふたつめは「ブロックス」です。4人用のゲームなので、1人で2色を担当して遊びましたが、これがまた頭を使うゲームで時間を忘れます。1回通り終えた時には外は真っ暗で、急いで夜ご飯の支度を始めました。温かい紅茶を飲みながら、こんな風に過ごす午後もいいなと思った一日でした。


11月9日(日) 曇りのち雨 「マナー」
どんよりとした雲がたちこめ、寒々しい朝になりました。それでも風が余りないからか、昨日ほどの寒さは感じません。外を歩くと、空気がきりっと締まっていて気持ちいいくらいでした。

お昼は回るお寿司やさんへGO!今日行ったお店は、ちょっと邪道なのですが揚げたてポテトがメニューにあって、しゅんのお気に入りです。ポテトにささったアメリカの国旗付き爪楊枝に大喜びで、ポテト、かんぴょう巻き、ポテト、ポテトとご機嫌で食べ続けるしゅんを見ながら、「おでかけも外食も、随分楽ちんになったね〜。」とのんびりお寿司を食べる私たちでした。

ところで先日、園外保育で外食を経験したしゅんは、「テーブルマナー」に興味津々です。姿勢良く格好良く食べること、食べる前や食べ終えた後にご挨拶をすることなど、折に触れて私たちにも話してくれるのですが、今日、自信満々の表情でこんなことを言いました。「自分のご飯を食べた後、もし残しているお友達がいたら、それもきれいに食べること。これも大事なテーブルマナーだよね。」・・・!それを聞いた私は、先生のお話を思い出して吹き出してしまいました。園外保育の日、お迎えに行った私に先生方が口々に仰ったのは、しゅんがたくさん食べたということ。自分の分をペロリと食べた上で、残したお友達のおかずも頂いて、最後までモリモリ食べていたそうで、「本当によく食べたんですよ。」と目を丸くして仰っていました。家でしゅんに聞いてみたところ、おかずなどを残したお友達がいて、先生が「これ、食べられる方?」とおたずねになったのだとか。「は〜い。」と元気よく手を挙げ、大好きなおかずを頂いたのだそうです。
残ったおかずもちゃんと食べ、テーブルマナーはバッチリだと自慢げなしゅん。確かに食べ物を大切にするのは良いことです。でも、人の分まで欲しい、欲しいと食いしん坊な視線を送るのは止めて下さいねと密かに思いました。


11月8日(土) 雨のち曇り 「お花」
久しぶりに雨降りの週末です。連休が終わってから寒くなったと思っていましたが、また一段と寒さがやってきました。

今日は家でのんびり過ごそうと、午後はしゅんと並んで手芸をしました。私はずっと作ってきた物を仕上げです。そしてようやく出来上がったのが、こちらのティッシュケースカバー。「はんど&はあと」のモチーフ特集の号に載っていた作品ですが、パッと見たときすぐにこれを作りたいと思い、少しずつモチーフを作ってきました。モチーフを作ったら、後はチクチクと毛糸を使って手縫いしていくだけなので、空いた時間に作業することができました。作ってティッシュにかぶせてみると、ちょうど良い感じ!少しいびつだったり大きさが違ったりするのもご愛敬で、私は大満足です。寒くなる前に完成して良かった〜と思いながら、何度も主人としゅんに自慢してしまいました。

これを完成させた後、前に買っていたきれいな色の毛糸でお花のモチーフを編み始めました。ちょっとしたプレゼントを作りたいと思っていて、今日はその試作です。くるくると編んでいくと、想像していたより大きなお花がでで〜んと出来上がりました。それを見ていたしゅんが、「これ、うちのも同じピンクで作ってね。」と言い出しました。「ん?本当に?このピンクのお花が欲しいの?」と少々ハテナでいっぱいになった私でしたが、しゅんは「そうなの。もうちょっと大きなピンクのお花が欲しいの。」と目をハートにして言いました。ピンクのお花、しゅんはどうするつもりなのでしょう?何はともあれ、かわいいと思ってくれるのは嬉しいことだわと、編み始めました。やっぱりちょっと不思議なピンク男子です。
完成!冬に間に合った〜


11月7日(金) 曇りのち晴れ 「たのしかったよ」
明け方まで降っていた雨が上がり、曇り空になりました。少しおめかしした子ども達は、うきうきと園外保育に出かけていきました。
私は家に帰ると家事を済ませ、少し前から始めていた手仕事の続きをしました。手を動かしながら、楽しみに撮ってあった海外ドラマを見るのは至福の時間です。

お迎えに行くと、疲れた様子も見せずに子ども達が帰ってきました。ちょっとした興奮状態にあるらしく、自転車に乗ってもおしゃべりが続きます。楽しかったおでかけの話を聞いていると、いつもの様にしゅんが「じゃあ、パパとママも行ってみるか?」と言いました。長いこと東京に住んでいても、行ったことがない場所がたくさんありますが、しゅんは5歳にしてあちこちにおでかけできていいなと思います。

10月から始まった連続テレビドラマ「だんだん」は、テンポが良くて面白く、毎日楽しみにしています。時々ニュースを見ていた流れで朝もかかっていることがあるのですが、しゅんもオープニングの映像が大好きで、ビデオに撮ったものをそこだけ繰り返し観ていることがあります。今は舞台が京都の祇園なので、とても特徴的な京言葉がいくつも出てきます。そんな話を夕食の時にしゅんとしていて、方言の話題になりました。そして新潟にも方言があったよね、「○○なんだわ」とか「○○なんさ〜」とかね、と話していると、しゅんが「新潟のお友達にお手紙を書きたいな。」と言い出しました。

自分で選んだ便せんを広げ、「ようちえんのみなさまへ」から書き始めたお手紙は、3枚にわたる長編となりました。夏休みに参加させて頂いた新潟の幼稚園のお祭りが楽しかったという文章から始まり、8月から11月の今日までの間に、こちらで体験した様々な出来事が綴られていました。「よるごはん、おふとんしいてねる、カレーづくり・・・それぜーんぶたのしかったの!」とお泊まり保育のことを説明し、運動会もバザーもみんな「たのしかったよ」と書かれていました。最後は「○○ようちえんのおでかけはどうですか。これからさむいからげんきでね。」という言葉で締めていました。帰ってきた主人と、しゅんの毎日は、みんな楽しくて良かったねと嬉しく読み返しました。


11月6日(木) 晴れ 「変化」
カラッと晴れるのは今日までで、週末からは気温もグッと下がる様です。そろそろ幼稚園でも、マスクをしているお子さんが増えてきました。行事が盛りだくさんの年長さんは、毎日忙しくしています。元気に過ごせる様に、風邪を引かないように親子で気をつけたいなと思います。

今日は、子ども達の様子を参観できる時間がありました。しゅんは私を見つけると、嬉しそうに手を振りました。一学期に参観した時は、まだ周りに慣れることで精一杯なのか、いつもより何となく静かな雰囲気で、キョロキョロと辺りを見ては自分の活動に戻るといった感じで、「公園やお家にいるときとも、しゅん君の雰囲気が違いますね。」と他のお母さんからも言われるくらいでした。でも今日は、表情もいつもと変わらず、自分がしたい活動を最初から集中して行っていて、お隣に座った小さなお友達を気遣う様な行動も見られ、とても安心しました。二学期に入って様々な行事をこなしていく中で、お友達もでき、周りのこともよくわかったのか、普段の生活をみてもとても落ち着いてきました。小さいながらも必死に頑張っていたであろう一学期のことを思い出すと、もうちょっと大きな心で見守ってあげられたら良かったなと反省することも多い私です。

参観を終えると青空のもと、あちこちに自転車を走らせて用事を済ませていきました。自転車で移動していると、毎日車に乗っていた時とは違う季節の変化も感じられて、なかなかいいものです。そろそろ朝の送りの時には、ブランケットにくるまったまま子ども用の椅子に座っているお子さんが増えました。これからちょっと自転車には厳しい季節がやってきますが、マフラーを巻いて手袋をして、季節を感じていきたいなと思います。


11月5日(水) 晴れ 「練習」
寒くなり始めて、朝がきてもお布団にくるまったままのしゅんは、ますます起きなくなりました。ぼーっと起きてもそのままソファーに移動して、ぼーっとニュースを眺めています。なかなか動き出さないので、最近、また朝ご飯作りを手伝ってもらうようになりました。以前生協で注文した、こどものお料理本を広げてカウンターに置き、しゅんがやってくるのを待ちます。数分でできるスクランブルエッグを作っていますが、「これ、うちが作ったんだよ。」と毎朝得意そうに言いながらの朝ご飯になります。

先日、音楽教室で保護者会が開かれました。「今日は、先生とのお話し合いの会なんだよ。」としゅんに言って家事をしていると、しゅんが私のところにやってきて「ママちゃん、先生に、もうエレクトーン止めますって言わないでね。うち、これから張り切って練習しちゃうからさ〜。中学生になるまで続けますって言っておいてね。」と言って去っていきました。ぷぷぷ。それを聞いて私はこっそり笑ってしまいました。エレクトーンを弾くことは大好きだけれど、日々きちんと練習を積み重ねることの大切さは余りわかっていない様で、「練習しないの?」などと言われるのは大嫌いというしゅんは、気分が乗らない時はさらっと練習するだけで「もう今日のエレクトーンは終わり。」と言って私にジロリと見られています。でも、色々なことをすぐに吸収できるのは子どもの大きな能力なのか、私が必死に楽譜を見ながら何とか弾くことができるようになった曲も、数回ですんなり上手に弾けてしまうのです。そうは言っても、これから難しくなっていくことを考えると、少しでも毎日弾く習慣は大切になるでしょう。そう思っていた矢先だったので、しゅんも練習しなくてはダメだということは実感しているんだとわかって、少し安心しました。

保護者会では、これから進むクラスについてのお話が先生からあり、子ども達の日々の練習の様子や今後について考えていることなどを私たちからお話しました。小学生になってからのクラスは、今までよりぐっと本格的になるようで、とても面白そうです。これから先、他にも色々と興味があることがでてきて、音楽教室に行く時間をとるのが難しくなってくるかもしれません。でも、しゅんが納得いくまでは続けて、趣味のひとつにしてくれたらいいなと思います。おまけに私も、折角なのでしゅんのテキストを見て昼間に練習するのを続けたいな・・・と楽しみにしています。


11月4日(火) 晴れ 「冬支度」
今朝もぐっと冷え込みましたが、晴天の日のこんな空気はとても気持ちよくて、深呼吸したくなります。雪国の冬は2回しか過ごしていませんが、太平洋側の秋や冬ってこんな感じだったなぁと懐かしくなっています。今日は注文していた加湿器のフィルターも届いて、冬の準備も着々と進んでいます。しゅんは物珍しい加湿器に興味津々で、私は延々と「加湿器と除湿器の違い」「東京と新潟の冬の湿度の違い」「空気の中にある水分と、水の中にある空気の違い」について質問され続けることになりました・・・。

左の写真は、こちらも冬バージョンになったベランダです。夏野菜が終わり、ちょっと寂しくなっていたベランダですが、先日園芸市で買ってきた苗や、生協でどっさり注文したチューリップの球根を植え込んできれいになりました。ガーデンシクラメンとビオラには、小さなつぼみがいっぱいついていてこれからが楽しみです。

昨日の夜、スープか煮物かどちらがいい?としゅんに聞いて、かぼちゃの煮物を作りました。今日のお弁当にも入れて、残りは今夜のお楽しみです。幼稚園のお迎えに行った帰り、「昨日はかぼちゃの煮物だったから、今夜はまたあれに入れちゃおうね。」と言うと、「そうそう、かぼちゃの甘さがい〜っぱいに広がって、おいしいんだよねぇ。」とうっとりした表情で言いました。「あれ」とは写真の通り、グラタンです。今夜は冷蔵庫にあった物をあれこれ入れて、いつもよりぐっと栄養満点です。お豆腐、ブロッコリー、かぼちゃ、シーフードミックス、エノキダケと具だくさんですが、こうしてみると全くわかりません(笑)。今日もスーパーに行かなくても一日過ごせたわと、自己満足に浸る私でした。
ベランダも冬バージョン グラタン 熱々がおいしい〜


11月3日(月) 曇り 「雪だるま」
連休最終日は、しゅんと私たちのお楽しみを予約してありました。ぐっすりと眠るしゅんの耳元で「雪だるま」と言うと、パカッと起きあがって着替え始めました。

夏休みにも行ったキッズ向けのお料理教室で、今はどんなイベントをしているかな?と一昨日調べてみたところ、11月からクリスマス企画として雪だるま型のケーキを作るレッスンがあることがわかりました。久しぶりにお料理教室に行く?としゅんに訊ねると、「行く行く〜。」と想像通りの答えが返ってきました。
「今度は、パティシエしゅんちゃんだね。」と言う私に、「パティシエじゃないよ。パティシエ。(文字にしたら同じ・・・)」とイントネーションを訂正するしゅんは、本日もお料理教室にワクワク。そして大人ランチにワクワクの私たちは、集合時間の15分以上前に教室に到着しました。

優しい先生方に迎えられ、やる気満々のしゅんは、お着替えを始めると「またね〜。」と手を振りました。手を振り返した私たちは、ランチが始まる時間まで散策したりウィンドーショッピングしたりして過ごしました。
ランチは前回同様、魚介類がおいしいイタリアンです。お庭を見ながら、気持ちはゆったり、実際はしゅんのお迎え時間を気にしながらちょっと急いで食事をしました。中でもお魚のグリルがとてもおいしくて、2人で分けてもたっぷりの量でした。最後のデザートが運ばれてくる前にタイムリミットとなり、しゅんを交えて3人で頂きましたが、こちらもおいしくて満足感いっぱいのランチでした。

帰宅してからも連休最後の日をそれぞれ満喫した私たちは、3時のおやつにしゅんが作ったケーキでお茶をしました。下からスポンジ、クリームといちご、スポンジ、クリームという順番で作られたケーキは、子ども達が自分で飾り付けをしたそうです。生クリームにはクリームチーズが混ぜ込まれていて、とても濃厚なおいしさです。今日は意外と男の子の参加者が多く、しゅんはお兄ちゃん達と一緒に作業をしていました。「お兄ちゃんがいっぱいで嬉しかったね。」と言う私に、「ま、別に嬉しいってことはないんですけどね〜。」という答えが返ってきて、主人と顔を見合わせて笑ってしまいましたが、レッスンは本当に楽しかったらしく、「いちごは子ども達が上手に切ったんだよ。」「マーブルチョコが乗ってるんだよ。」「すっごくおいしくできたんだよ〜。」と饒舌に話し続けました。家で私と一緒にお料理したりお菓子作りをしたりするのも楽しいですが、こうしてお友達や先生とお料理するというのも、しゅんにとってはとても新鮮な体験の様です。「うちが作ったケーキ、おいしいでしょ〜。」と嬉しそうなしゅんを囲み、のんびりと楽しくおいしい連休が終わりました。
お魚 う〜ん、おいしい〜 デザート盛り合わせ
「雪だるまケーキ」 おいしいね


11月2日(日) 晴れ 「重い」
昨日は風が強く、夕方はマフラーが必要でしたが、今日は穏やかな晴天になりました。

公園に行く途中に本屋さんに寄り、毎月しゅんが楽しみにしている「小学一年生」を買いました。去年の春、姪と一緒に買ってから一年先取りの購入が続いていますが、来年の春になったらどうするのでしょう?4月からも一年生にするのかな。それとも二年生?

この雑誌、意外としっかりした付録がついていていつも驚くのですが、今月は腕時計がついていました。おもちゃですが、本当に電池が入っていて動きます。日付と時刻をセットすると、しゅんは早速腕に巻きました。何度も何度も眺めては、「何分になったら移動する?」「何分までここで遊ぶことにしようか?」などと言い続けます。時折ニッコリしながら両腕をわーいわーいと上下させ、絵に描いた様な大喜び。時計を見て自分の頭で考えながら行動してほしいといつも思っていましたが、これはその助けになりそうです。

公園では、久しぶりの遊具で遊んだり縄跳びをしたり、のんびりした時間を過ごしました。先週から始めた縄跳びがどうしてもうまくいかないしゅんは、「コツは何?」「どうやったら上手にできるの?」と落ち込み気味ですが、「練習あるのみ」と主人に言われてガクッとしていました。私も今日は久々に自分用の縄跳びを持っていきました。こうやるんだよ〜と言いながら、前回しや交差跳びをしましたが、何十年も前に比べると、何だかとっても体が重い・・・。「二重跳びだってできるんだよ。」と3回連続で二重跳びをしたら、鼓動が早くなってしまいました。私もこの冬は、My縄跳びを持参してしゅんと一緒にトレーニングした方が良さそうです。


11月1日(土) 晴れ 「収穫」
今日から11月。カレンダーも残り2枚となりました。しゅんは、「もうすぐお誕生日だから嬉しいの。」と喜んでいます。そしてそろそろ考え始めた方がいいと思ったのか、「サンタさんにお手紙書こうかな。」と毎日言っています。「お誕生日に」サンタさんからプレゼントしてほしい物(今年もまだ混乱中!)は、「地球儀とチーズの詰め合わせ」なのだそうです。「山の所がぼこぼこっと膨らんでいて、海の深い部分は濃い青色、そして国の名前と国旗がかかれている地球儀がいいな〜。」と、妙に具体的な希望が出ています。サンタさんもそろそろ探し始めないと、間に合わなくなりそうです。

この連休は、どこかで果物狩りでもしたいと思っていた私たちでしたが、思いついたのが遅かったため、ちょっと遠出をして・・・という様な良いプランも立たず、のんびりと過ごすことにしました。そしてふと思い出したのは学園祭です。東京にいた頃いつも行っていた大学の学園祭に、久しぶりに行ってみることにしました。
ご近所の方々、電車やバスで訪れる方々などでにぎわう学内に入ると、模擬店がズラリと並んでいました。ちょうどお昼時だったので、まずはお昼ご飯をと思ってウロウロ。インドネシアからの留学生さん達が作られた春巻きを最初に買いました。パリッとした皮と中に詰まった具がおいしくて、3人でペロリと食べてしまうと、そこから先は止まらなくなりました。焼きそば、フランクフルト、モンゴルの包み揚げ?、綿飴などなど、少しずつ分けながら食べているのでどれだけお腹に入ったのかわかりませんが、かなりの食欲だったことは確かです。中でもしゅんが本当によく食べて、お腹が痛くならないか心配してしまいました。
あれこれとおいしい物を頂いたのですが、私たち3人が顔を見合わせて「おいしい!」と言ってしまったのが、大学芋です。見るからにおいしそうな黄色いお芋は、お芋そのものが甘くて、これだったら普段から食べたいなぁと思うほどでした。お芋は売られていないかな?と辺りを見回しましたが、残念ながらそれはなし。ちょっと地味な店構えで、人気店と違って行列もできていませんでしたが、ぜひ同じ所から仕入れて来年も開店してほしいものです。

夕方まであちこち歩き回って食べ続け、何人ものお友達親子にも会って、薄暗くなり始めた頃に家に戻りました。門を出ていく他のお客さん達同様、私たちも両手にどっさりと野菜や果物を提げていました。ふふ。大学で収穫してしまいました。夜は早速買ったばかりの白菜とエノキダケを使ってカレー鍋をしました。おいしい連休一日目でした。
インドネシアの揚げ春巻き おいしい〜 今度はモンゴル料理 ワッフル 食べ続ける私たち


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