2009年1月

                                                  過去の日記 2008/12


1月31日(土) 雨のち晴れ 「ガガッと」
朝になっても雨は残っていて、暗い空でした。雨が上がって晴れ間が出るという予報が信じられないくらいでしたが、段々と雨脚は弱くなり、お昼過ぎには青空が見えました。

あれこれと用事があったので、午前中から3人でデパートへ。目的のお店で作業をして頂く間、椅子に座って待っていると、お店の外を見慣れた女の子とお父さんが通りました。「Rちゃん」と私がつぶやくと、「しゅんく〜ん」と言いながら満面の笑みでやってきたのは、園でしゅんと「ラブラブ」らしいRちゃんでした。思いがけずバッタリ会ったことが嬉しくて仕方ない2人は、「Rちゃ〜ん」「しゅんく〜ん」と繰り返し言っていましたが、次のご予定が迫っているRちゃんは、大急ぎのお父さんとエスカレーター乗り場の方へ行ってしまいました。

そして次は、本日の(私の)大きな目的の一つである家庭用品売り場に移動しました。何年も前から欲しいと思っていて、その度に購入しようかやめようかと迷い、何度も買いたい熱が高まっては消えていたバーミックスを、とうとう購入することにしたのです。デパートに行くたびに実物を見て、公式HPの機能説明やレシピを熟読し、友人の物を借りて一緒にお料理しては便利だなぁと思い、憧れや夢を膨らませていた私。魅力的な調理器具を買うと、それだけで自分がお料理上手になった錯覚に陥り、かなり大満足してしまうのですが、今日もまさしくそんな気分に浸りました。

ちょっと浮かれ気味な私の横で、冷静にマニュアルを読む小さな人がひとり。イソイソと箱から出してスタンドを組み立て、「早く何か作りた〜い。」と目をハートにさせて言いました。というわけで、バーミックスで初めて作った記念すべきメニューはこちら、「カブのポタージュ」です。炒めてスープで煮たカブとタマネギが入ったお鍋に、バーミックスを入れてガガッと数秒を何回かで、あっという間に完成です。しゅんは私がバーミックスを回す姿を動画で撮影していました(笑)。
初挑戦は地味でしぶ〜いメニューでしたが、トロトロになったカブがおいしいスープになりました。あれもこれも、ガガガーッとしてみたいなぁと夢は広がっています。毎日使って早く使いこなせる様になりたいものです。
カブのポタージュ おいしい! とうとうやってきた、バーミックス


1月30日(金) 雨 「実験」
久しぶりに雨降りの朝になりました。気温はそれ程低くないので、乾いた空気がしっとりする様で、少し落ち着く雨でした。
今朝のお弁当のリクエストは、「煮たりんご」。生のりんごより、少し煮て甘酸っぱくなったりんごがしゅんのお気に入りなのです。りんごを煮ている間に、スナップエンドウのゴマ和えや、かぼちゃにシナモンと砂糖を混ぜて丸めた物などを用意して詰めていったのですが、出来上がってみると丸い物がコロコロと入ったお弁当が出来上がりました。最近はお弁当を食べるのも早くなったようで、ビリにならずに二段弁当を全部食べられると嬉しそうに空っぽのお弁当を見せてくれます。

雨は強くなったり弱くなったり、お迎えの時間になっても止みませんでした。長靴で出てきたしゅんにカッパを着せると、今日はおでかけの予定があったので駅に向かいました。
電車を乗り継いで行ったのは、実験をさせてくれる教室の無料体験です。ここ数ヶ月、科学的なことにかなり興味津々のしゅんは絶対に好きなはずだと思って申し込みましたが、予想通り、いえいえ、予想を大きく上回るほど喜んでいました。
今日は体験ということで、保護者が見学する中、子ども達が実験をしていきました。オムツにはどのくらいの水が吸い取られるのか、こんなに吸い取るのはなぜなのか、そして最後は薬品を混ぜた液にスポイトで別の薬品を注入してゲルを作成と、簡単な作業ながらなかなか本格的な実験の数々に、どの子も真剣になっていきました。

一通りの実験が終わると、保護者向けのガイダンスが行われました。目をキラキラさせながら説明される先生と、面白そうな実験の数々に、私も受けたいくらいだなぁと思いました。説明を聞きながら、同じ様な物に興味を持つお友達と一緒に、色んなことを体験しながら自分の頭で考えることも面白いだろうなと思いました。いつまでしゅんの興味がこちらの分野に向いているのかはわかりませんが、今は楽しいと思うことを思いっきりするのもいいな〜と思いながら、先生にお礼を言って教室を出ました。

そろそろ暗くなり始めていたので、2人で夜ご飯を食べて帰ることにしました。こんな風に気軽におでかけできるようになったのも、しゅんが成長したからだなと思います。地元の駅に戻り、商店街を歩き出したところでふと脇道を見ると、何となく見慣れた人があちらから歩いてきます。え?まさかね〜と思いつつ、ふらりとそちらに引き寄せられていくと、それはまさしく・・・。しゅんの「パパ、パパ。パパだ〜。」という声に、主人もびっくりしていました。
丸い物がいっぱい入ったお弁当


1月29日(木) 曇り時々晴れ 「訪問」
どんよりとした曇り空の朝ですが、楽しい予定があると気分は明るくなります。しゅんも何やら楽しい予定があるのか、ウキウキと登園準備をしていつものように小走りで園に向かい、あっという間に玄関の中に消えていきました。私は小さくなる背中に「行ってらっしゃ〜い」と手を振ると、駐輪場に自転車をとめてマスクを着け、予定より2本も早い電車に乗りました。

今日は、友人のNちゃんのお宅にお邪魔する約束をしているのです。去年の夏、大きなお腹で何回も遊びに来てくれたNちゃんは、かわいい男の子のお母さんになりました。教えてもらった通りに電車やバスを乗り換え、最寄りのバス停で降りると道の向こうにH君を抱っこしたNちゃんがいました。

4ヶ月になったH君は、今日はとても良い気分だったのか、タオルの上にゴロンと横になると、天井を見つめてはニコニコ、また別の方向を見つめてはおしゃべり、時々親指をしゃぶってうとうと・・・と、信じられないような良い子ぶりでした。私は久しぶりに会うことができたNちゃんと、おしゃべり、おしゃべり、またおしゃべり、そしてパンを食べたり旦那様のお土産の、あのクリスピークリームドーナツを何種類も頂いたり、口を動かし続ける数時間を過ごしました。平日の昼間、こんな風に穏やかな時間を過ごせるのは幸せなことだなぁと、忙しくしている主人のことを思い出しながら、しみじみ思いました。

5時間もあったのに、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。最後にH君と記念撮影をして、また遊びに来させてねとNちゃんのお家をお暇しました。

お迎えに行くと、しゅんは今日も廃材をたっぷり使った制作物を抱えて出てきました(汗)。それを握りしめながら、「ハッハッ」とマラソンをするプチ体育会系のしゅんは、私がH君と撮った写真を「いいでしょ?」と見せると、「かっわい〜い。うちも会いたかった〜。でもうちは忙しいからねぇ〜。」と忙しいお父さんの様なことを言いました。


1月28日(水) 曇り時々晴れ 「公園」
久しぶりに、耳が切れそうなくらい寒い朝になりました。ジンジンと足の先が冷たくなっていくのがわかります。
こんなに寒い日ですが、子ども達は元気いっぱいです。降園後は、みんなで公園に行くという話があると聞いて、きっとしゅんも行きたいと言うだろうな・・・と考えて用意をしました。何枚着込めばいいんだろう?と自分でもおかしくなるくらい厚着をして、首にはマフラーを巻き、おやつも持って準備OKです。

お迎えに行くと、楽しそうに出てきたしゅんはお友達と並んで公園に歩き始めました。子どもの足で一体何分かかるでしょう。かなり遠い公園なのですが、子ども達は時々小走りになりながら元気に歩いて行きました。自転車を押しながらついていく私たちの方が、公園に着く頃には一仕事した様な気分になるほどでした。

曇り空で冷え込む中、3時間ほど遊び続けた子ども達。走り回ったり、お砂場で何かを作ったり、滑り台を滑ったり。もうすっかり子ども達だけで遊び続ける事ができるようになったんだなと、改めて成長を感じました。私たちは、子ども達の様子を見ながら色々なおしゃべりをしました。行事のこと、幼稚園生活のことなどなど、久しぶりに私もゆっくりお母さん達とお話ができて楽しい時間でした。

寒い中、風に吹かれながら遊ぶと体力も消耗するのでしょうか?家に帰ってご飯を食べる頃には、しゅんも私もかなり眠くなってきました。8時にはお布団に入りたくなってしまうなんて、健康的な生活です。


1月27日(火) 晴れ 「練習」
今朝は、いつもより少し遅めに出勤しても大丈夫だという主人と3人で、家を出ました。しゅんは張り切って、いつものように走って登園しました。
私はしゅんを送ると図書館へ。朝一番の図書館は、とても空いていてゆっくり本を選ぶことができます。しゅんから頼まれていた本と自分の本を選んで受付に行くと、同じようにお子さんを送った後に来られた園のお母さんが本を借りているところでした。

お迎えの後は、これまた張り切って小走りに音楽教室に向かいました。しゅんの移動が早いと、私たちの行動もかなり早くなって、数ヶ月前とは随分違うなぁと思います。駐輪場に自転車をとめながら、そう言えば、この辺りでぐずって泣いていたこともあったなと懐かしく思い出しました。今は、私が「待って」と言わなければならないくらいです。

音楽教室では、今週もいつもの練習に加え、発表会の曲を練習しました。先生の前奏、間奏に合わせ、子ども達が演奏しました。変調した楽譜を渡されたのは先週ですが、「みんな、もう右手は弾ける様になった?」と先生に聞かれた子ども達は、口々に「もう左手もできる〜。」「両手で弾ける〜。」と答えました。
まだ時々躓いてしまう演奏ですが、やる気満々な子ども達は、「また今週も練習してきましょうね!」と仰る先生に「は〜い」と大きな声でお返事しました。そして「発表会はいつなのかわかりますか?」とお聞きになった先生に、「明日」と答えたお子さんがいました。すると先生が、「まぁ大変。明日が発表会だったら、先生もう死んでしまいそう・・・。」と本当に困った様子で仰るので、私たちは思わず笑ってしまいました。明日が発表会だったらと思うと、私もめまいがしてしまいそう!先生は尚更でしょう。もうしばらく、コツコツと練習を続けることに致しましょう。


1月26日(月) 晴れ 「クイズ」
いつも慌ただしい朝ですが、代休の今日は少しのんびり気分です。折角なので、しゅんの大好きな「生活ホッとモーニング」をリアルタイムでみていると、今日は視聴者参加型のクイズの日でした。いつかリモコンの4色のボタンを使って、クイズに参加してみたいと熱望していたしゅんは大喜びです。たとえテーマが「漬け物」だったとしても!

リモコンを握りしめるしゅんと一緒に、私もテレビを観ながらクイズに挑戦しました。おいしそうな千枚漬けのお話から、地方独特のお漬け物の話など、漬け物といっても本当に様々な種類の物があることがわかりました。会津地方で作られているという、じゃがいも床を使ったお漬け物など、食べてみたいなと思う物も色々ありました。でもまずは千枚漬けが食べたいなぁと思いながら、一昨日作った柚子大根をポリポリと食べました。

午後はお友達のお家へ。しゅんは先週からずっと楽しみにしていましたが、お友達のH君も、「ママ、みんなは何時になったら来てくれるの?!」と3時間以上も前から言い続けていたと聞いて笑ってしまいました。

H君のお家に着くと、もう到着していた他のお友達と一緒に、子ども達は1階のプラレール部屋にダダダーッと走っていきました。ワイワイと賑やかに遊ぶ声を遠くに聞きながら、私たちは2階のリビングでお茶とお菓子を頂きました。皆さんの手土産が並んだテーブルで、今日の目的のひとつでもある行事の相談はもちろんのこと、色々なおしゃべりをしました。普段送り迎えで顔を合わせることはあっても、なかなかゆっくりお話することができないお母さんともお話することができて、とても楽しい時間でした。

そろそろ薄暗くなってきた頃、名残惜しそうな子ども達にジャンパーを着せました。時々小さなもめ事を起こして、泣いたり大きな声を出したりしながらも、楽しく遊べるお友達ができてよかったなと思いながら家路を急ぎました。


1月25日(日) 晴れ 「針千本」
昨日はチラチラと雪も舞う様な寒さでしたが、今日は日差しも戻って良いお天気になりました。こんな日はドライブ日和?ということで、初めて車で豊洲に行くことにしました。

車に乗って主人がカーナビを設定し始めると、しゅんは興味津々で画面を見つめます。「今日は首都高に乗るんだよ。」と言うと、目をキラリと輝かせました。高速道路、特にジャンクションが大好きなしゅんは、複雑に入り組んだ首都高に憧れていたのです。ドキドキしながら窓の外を見ているしゅんの隣りで、私もちょっとドキドキしながら主人の運転する姿を見ました。首都高に乗るのは何年ぶりでしょう?車線変更、合流が次々と出てきて、運転していない私も何だか気が抜けない気分です。少し緊迫しながら「右?左?」と話し続ける私たちの横で、しゅんが「うち、何で首都高っていうのかわかった!首都の高速だ〜。」とのんきに言いました。

無事到着すると、早速ランチにしました。夏休みにしゅんと2人で行ったことがあるハワイアンブッフェのお店は親子連れでとても混雑していて、行列ができていました。交代で並ぶことにして、最初は主人がしゅんとお店の中を散歩しに行き、次は私としゅんがベンチに座りました。するとそのベンチの前にあるゲームセンターの様なお店にしゅんが引き寄せられていきました。ジーッと見つめていたのは、ボタンを押して中の景品をすくい、もう一回ボタンを押して景品を落とし、その弾みでいくつかの景品が出てくるというゲームです。まだこういうゲームをしたことがなかったしゅんは興味津々でしたが、私も高校生の時、模試で大きな街に行くたびに友達とこのゲームでラムネをとってきたなぁと懐かしくなりました。どうしてもやってみたいと言うしゅんに、「1回だけよ。」と言って100円を渡しました。そして「じゃあ、指切りね。指切りげんまん・・・。」と歌いました。

私と指切りをしていたしゅんが、「ママ、もう一回なんて言ったかゆっくりお話してみて。」と言うので、「指切りげんまん、嘘ついたら、針千本飲ます、って言ったんだよ。」と言うと、「ふ〜ん」と言ってゲームを始めました。結局もらうことができたのはチロルチョコ1個だけでしたが、初めてのゲームに満足してお店に戻りました。

もう少しで私たちの順番が来るというころ、椅子に座って待っていたしゅんがシクシクと泣き出しました。突然どうしたんだろうと思って聞いてみると、「うち、嫌な事を言われると、すぐに泣いちゃうの。」と言います。「何か嫌な事を言われたの?」と言うと、なかなか言いたがりませんでしたが、「そう。ママにさっき言われたの。」と言って、またシクシク。一体なんだろうと考えてみても思い浮かびません。「ママ、よくわからないよ。お話してみて。」と言うと、しばらく渋った後で、「針千本って。」と言って、今度はしゃくり上げる様に大泣きし始めました。

まぁ、大変!「針千本を飲まされる」と思って大泣きしているのです。「針をそんなに飲まされたら、死んじゃうっていうことがわかるはずなのに、そんな事を言うのがうちはとっても嫌なの。」と言って泣き続けるしゅんに、私はちょっと困ってしまいました。一生懸命これはたとえ話だということを説明し、そのくらい、約束を守らないことはダメなんだよと話しましたが、「それでもやっぱり、針千本飲ますっていうのは悲しいから言って欲しくないの。」と言うので、「そうだね。言わない様にしようね。指切りげんまんしようか。」と言って、あ、それはダメだったと思い出してこっそり笑ってしまいました。
そう言えば2年ほど前、「抜けた歯は、ネズミの歯にな〜れって言って投げるんだよ。」と教えた時にも、ネズミになりたくないと大泣きしました。考えることも言うこともだいぶしっかりしてきて、もう対等に話をすることもできるようになってきましたが、まだまだ子どもの部分もあるんだなぁと思った出来事でした。


1月24日(土) 曇り時々雪 「久しぶり」
とても寒い朝になりました。雪が降ってきてもおかしくないような濃い灰色の雲が、時折空を覆いました。

今日は幼稚園で父親が参加する行事があり、しゅんは主人とウキウキしながら「行ってきます。」をしました。そろそろマンションの玄関から出てくるかな?と思ってベランダに出てみると、もう主人の後ろ姿しか見えませんた。相当張り切っている様です。
3時間ほどして帰ってきたしゅんは、「楽しかった〜。」と言って色々と話し始めました。色々な事をして、盛りだくさんだった様です。主人は「一緒にマラソンまでした・・・。」とちょっぴりお疲れの様子でしたが、しゅんは帰ってからもべたべたと主人につきまとい、仲良し度がアップした様に見える2人でした。

お昼は、今週もかなりの忙しさだった主人が週末の楽しみにしていた回るお寿司へGO!いつもの様にお寿司が回っていないテーブル席に座り、ゆっくりと注文を書きながら頂きました。日本海でとれたお魚を食べながら、今頃、新潟は雪かなぁと思い浮かべました。

このお店に行った時は、近くにある野菜の自動販売機がしゅんのお気に入りです。多分近くの農家の方々が共同で設置されているのだと思いますが、新鮮なお野菜がとてもお買い得なお値段で売られています。しゅんの楽しみは、自動販売機のボタンを押したりロッカーの鍵を開けたりして野菜を取り出す事。今日は、小さめの柚5個と立派な葉っぱのついた大根を、それぞれ100円で購入しました。家に戻ると早速3個の柚子を搾って柚子大根を作り、皮は少しずつラップに包んで冷凍しました。これでしばらく柚子の良い香りが楽しめそうです。

久しぶりに、おやつにケーキを買って家でお茶を飲みました。主人が「久しぶりだね。」と言うので、「ほんと、このお店で買うのは久しぶり。」と私が答えると、「そうじゃなくて、会うのが久しぶり。」と言うのでしゅんと顔を見合わせてしまいました。いつもよりさらに忙しかった今週は、朝も早くてしゅんは主人と会わない日もしばしばだったのです。さてさて、来週は会えるでしょうか?!
久しぶりにケーキでおやつ おいしい〜


1月23日(金) 雨のち曇りのち晴れ 「だはは」
午後からは晴れるという予報が信じられないくらい、どんよりとした曇り空の朝でした。霧雨も降っていて、本当に晴れるのかなぁと言いながら空を見ましたが、やっぱり今日も「晴れたらマラソンするから!」と、しゅんは運動靴を履いて出かけました。

しゅんを送ると今日も電車に乗り、デパートに向かいました。今日の目的は、友人の結婚祝いを選ぶこと。プレゼントを選ぶのはいつも楽しいことですが、結婚祝いや出産祝いはさらに楽しみが大きくなります。幸せなお二人を想像しながら無事配送をお願いすると、すっかりお腹が空いてきました。平日の昼間のデパートは、お買い物のついでに食事をする方も多いのか、私が入ったお店にも大勢の女性がひとりでお食事中でした。

ところで写真は、先日しゅんが幼稚園から持ち帰ってきた工作の作品です。自由製作の時間に使うために、家から持っていったプリンの容器と箱のなかでそれを押さえていた厚紙を使って作品を作った様です。
厚紙には「だははごう」と書かれています。車かな?と思っていると、2つのプリンカップをセットしたしゅんが「ママ、どちらかを手で押して下さい。」と言いました。それでは・・・と手前のカップをそっと押すと、しゅんがカップを取り出してひっくり返しました。そして「やったー。ママの今日の運勢は、だははです!」と言いました。「だはは」と「どほほ」で運勢占いとは!なぜかこれが私のツボにはまり、久々に大笑いしてしまいました。それにしても、この想像力!子どもの考える事って面白いです。
「だははごう」 どちらか選んでね 今日の運勢は 「どほほ」?「だはは」?


1月22日(木) 雨時々曇り 「ショコラ」
細かい雨が降る朝になりました。こんな朝も、しゅんは傘を差して元気に家を出ました。長靴にするか運動靴にするか玄関で考え、「もしかしたら雨が止んでマラソンするかもしれないから、絶対運動靴!」と言って運動靴を選びましたが、しばらく歩くと「雨が入ってきたみたい・・・。」と言ってそーっとそーっとつま先立ちをし始めました。

しゅんを送ると、待ち合わせをしていたSさんと駅に向かいました。午前中は本日の一番の目的である用事を済ませることにして、渋谷に行きました。何をしたわけでもないのに何だかどっと疲れ、一仕事した気分になった私たち。建物を出ると早速2つ目の目的地に向かうため、新宿に行きました。

地下を歩いてたどり着いたのはこちら!昨日から開催されている「サロン・デュ・ショコラ」です。今まで、噂に聞いたりテレビで見たりしたことはありましたが、ものすごーい混雑と聞いて躊躇していました。でもお菓子作りがお好きなSさんが行くとお聞きして、私もご一緒させて頂くことにしました。
会場に入ると甘い香りと熱気に包まれ、クラクラと酔ってしまいそうな気分になりました。海外の有名なブランドがズラリと並んでいて、それはそれは壮観です。多くのパティシエの皆さんも来日されているということで、会場のあちこちに外国人さんもいらっしゃり、まるで海外にいる様な雰囲気です。

どのブランドでもお薦めの商品が試食に出されていて、それがまた何とも贅沢な量で驚いてしまいます。あれもこれもおいしそう〜とSさんと一緒に次々試食を頂いていきました。原産国によってチョコの味にも随分違いがあることがわかって、チョコの世界も奥が深いんだなぁと改めて思いました。そして最後に一つだけお土産に買いましょうと、スイスのレダラッハのチョコレートを買いました。5種類が詰め合わせになったお得なセットですが、私たち、この何分の一かは試食で頂きました。ナッツやフルーツがゴロゴロと入っていて、とてもおいしいチョコレート。大人のお茶の時間に、大切に頂くことにしましょう。

ランチの後はSさんとお別れし、私は別のデパートに行きました。こちらでも用事を済ませ、お楽しみの北海道展へ。おいしそうな市場弁当をしゅんとの夜ご飯に購入し、お迎えに行きました。半分こしたお弁当をパクリと食べたしゅんは、「これ、うますぎる〜。」と叫んであっという間に全部食べ、「もう少し欲しいのですが・・・。」と遠慮がちに言いました。
レダラッハのチョコレート ナッツがゴロゴロ入っていておいしい! 「市場弁当」 おいしい〜


1月21日(水) 曇りのち雨 「自転車」
今にも雨が落ちてきそうな空模様です。夕方まではもちそうだということですが、午前保育の水曜日、できれば外で体を動かして欲しいなと思うと、お天気がとても気になります。

しゅんを送るとお母さん達の話し合いに出席しました。そろそろ卒園の行事に向けての準備が始まったのです。途中入園してからこれまで、年少さんの様な気分で多くの行事に参加してきましたが、もうすぐ卒園だと思うと本当にあっという間だったなと思います。じっくりと3年間を過ごしたかったという気持ちもありますが、私たちは2年間を別の園で過ごし、年長さんになってギュッと詰まった行事を全部楽しむことができて、これもまたお得だったなと思います。

お昼前に帰ってきたしゅんは、お昼を食べるとソファーに座って昨日借りてきた本に没頭し始めました。読み始めると、気配を全く感じさせないほど静かになって読みふけるのです。もしかして、眠ってる?と確認してしまうこともしばしばです。今日も本を楽しんでいる様子でしたが、折角なので自転車でおでかけしようかと誘ってみると、すぐにヘルメットをかぶって玄関に行きました。

前後に並んで自転車を走らせ、かなり遠くのお店にまず1軒、さらにもう1軒に寄り道し、いつもの広場までまた自転車で向かいました。こんな風に2人で自転車でおでかけできるようになったなんて、去年と比べたら随分大きくなったなと改めて思います。広場では縄跳びの練習をしたかと思うと、「走りたい!」と言い出して、私の自転車の横を走り出しました。自転車と並んで「ハッハッハ」と走り続ける6歳児。これで私が笛でも吹いていたら、本当に何かの特訓かと思われてしまいそうです。思いっきり体を動かすと、夜もぐっすり眠ることができる様です。そして私もしゅんと並んで、信じられないくらい早い時間から毎晩ぐっすり眠ってしまうのでした・・・。


1月20日(火) 晴れ 「発表会」
今朝は幼稚園の荷物とは別に、図書館で借りていた本をどっさりカゴに入れ、登園しました。予約していたしゅんの本が全部届いたという連絡が来たため、今まで借りていた本を返して新しく借りてくることにしたのです。それにしても、ネットで予約してメールで連絡が来るというこのシステム、本当に便利だなぁといつも思います。

幼稚園の後は、音楽教室へ。もうすぐ発表会があるため、その練習が始まっています。数ヶ月前は随分とふざけたりざわざわしたりすることが多かった子ども達ですが、不思議なくらい落ち着いてきて、練習もやる気満々です。しゅんもノリノリで練習に参加しています。
今日は発表会の時にみんなで演奏する曲について、アレンジの説明がありました。同じ曲を3回繰り返し演奏するのですが、途中、先生の演奏による間奏をはさみ、変調して演奏するのだそうです。その楽譜が配られましたが、本番の様な流れで合わせて演奏してみると、何ともいえない格好良さで、子ども達も嬉しくなった様でした。右手も左手も場所が変わるのに、すんなりと理解して演奏できる子ども達を見ていると、まだこうしてレッスンを始めて2年も経っていないのに、成長しているんだなと思いました。

1時間の充実した練習を終えると、私たちは当日の衣装について話し合いました。手軽に揃えられて舞台映えするようなものということで、なかなか難しいのですが、一応何とかなりそうなところまで話がまとまり、ほっとしました。新潟で発表会を見に行った時は、あと1年したらあのような舞台で演奏できるまでになるのかしらと思いましたが、難しい曲も楽しく弾くことができるくらいになって、正直こちらが驚いています。あと1ヶ月、体調を崩さない様に、元気に発表会を迎えられる様にしてあげたいなと思います。

そして本日も、自転車に乗らないで走って帰ると言うしゅんと、暗くなり始めた道を家に向かいました。自ら、着々と体力作りをしているようです(笑)。


1月19日(月) 晴れ 「大好物」
今朝は主人の出勤時間が早かったので、私も1時間早く起きました。といっても、朝が弱い私はぼーっとしながらパンとコーヒーを出して見送っただけで、甲斐甲斐しく朝ご飯を作ったわけではありません。それでも30分もするとだいぶ頭もはっきりしてきて、朝から家事がはかどりました。そうこうしているうちにしゅんも自分のめざまし時計で起きてきました。4月からは小学生になったしゅんが、主人より早く登校します。朝の時間が今日くらい早くなるんだなと思いました。

最近、幼稚園で毎日走っているらしいしゅんは、すっかりマラソンが好きになりました。登園も降園も、徒歩(というより小走り)で行きたいと言います。風邪予防のためにも、走って体力をつけるのは良いことです。今日も寒い中、私の自転車の前をせっせと走っていたしゅんが、アスファルトのでこぼこに足を取られて派手に転びました。あやや〜、これはまた痛そうだわ〜と思いましたが、しばらく斜めに倒れ込んでいたしゅんを抱き起こすと、顔をゆがめてググッと我慢しています。
通りがかりの女性が「強い強い」と声を掛けて下さいました。私も「痛いけど頑張ったね。すごいすごい。お兄ちゃんだね。」と言うと、ほんの少し涙をにじませたしゅんが「ほんと?ほんとに強い?お兄ちゃんっぽい?」と言って涙を拭きました。そしてまたすぐに走り出すと、「ちょっと涙が出ちゃったけど、うちってもうお兄ちゃんっぽいんだ〜。」と嬉しそうに振り返りました。こうやって、少しずつたくましくなっていくのでしょうか?

今夜のご飯は、しゅんが大好きなチーズフォンデュです。パンはHBで、コンデンスミルク食パンを焼きました。去年図書館で借りてきた本にあったレシピですが、卵も牛乳も使わないシンプルな材料で作ることができ、皮がパリッとしていて焼きたては特においしいパンです。他には家にあったフォンデュ向きの材料を集め、ブロッコリー、じゃがいも、シーフードを用意しました。いつもは「何だか眠くなってきた・・・。」と言いながらのんびり夕食を食べるしゅんですが、今日はぱくぱくとあっという間に食べてしまいました。毎日こんな風に生き生きと食べてくれるメニューを開発したいものです。
夜ご飯はチーズフォンデュ 熱々〜


1月18日(日) 曇りのち雨 「ときめき」
朝からどんよりと曇り空、今にも雨が落ちてきそうな空模様です。公園や自転車の広場に行きたいけれど、この寒さでは難しいなと思い、家でのんびり過ごすことにしました。

ところで平日の朝、我が家ではニュースを見る流れでNHKがついています。「だんだん」を見ている途中で主人を玄関まで見送り、その後はそろそろ出発するためテレビを消すのですが、ある時たまたま消さずにいて「生活ホッとモーニング」が始まりました。その日はクイズの日で、滅多に見ないけれどクイズ番組が大好きなしゅんはじっと画面を見つめました。登園時間が迫っていたので、これはビデオに撮ることにして家を出たのですが、その日以来毎日予約して録画し、気が向くと一緒に観ています。

日によってテーマが違うらしく、クイズや旅行やお料理など、しゅんと一緒に楽しめるテーマもあれば、難しい病気の話など、「これは削除しよう」とすぐに言う様なテーマもあります。時々「この人にときめき」という、ゲストの方がいらっしゃって司会のお二人とトークを繰り広げる回があるのですが、こちらはしゅんにずっと不評ですぐに削除していました。先日、またしてもテレビがついていたので、「録画してるからもう消して幼稚園に行こうか。」と言うと、園のリュックを背負って制服を着たしゅんがジーッと画面を見ていました。そしてひと言、「今日はときめいちゃうな〜。」と言うのです。この日のゲストは、藤原紀香さん!6歳児でもときめく女性だったようです(笑)。

と、こんな話を3人で食事しながら主人に話しました。すると自分の事を話されていると気付いたしゅんが、耳をふさぎました。そして話が終わった頃に手を離し、「ね、ときめいちゃったよね〜。」と恥ずかしそうに言いました。どうやら、私には言えても主人には言えないこと、主人に報告されると恥ずかしいことなどがある様です。男同士のプライドでしょうか?とても面白いです。


1月17日(土) 晴れ 「初コストコ」
良いお天気の土曜日になりました。こんな雲一つない真っ青な空が、毎日の様に広がっています。空気は冷たいけれど、キーンとすみ切っていてとてもきれいです。

お昼は週末のお楽しみ、回るお寿司に行きました。駐車場まではスキップで元気に行ったしゅんが、お店に着いて車を降りるとお腹を押さえています。どうしたの?と言うと、お腹が熱いと答えます。どうやら体が大きくなって、チャイルドシートが体に合わなくなってきている様なのです。いつもジャンパーを脱いでちょうど良いくらいの体の厚みになっているのに、うっかり脱ぎ忘れてしまった様でギュッと押されたお腹が少し痛くなった様子です。もう6歳になりましたが、まだ大人のベルトは合いません。体の小さめなしゅんに合う、ジュニアシートを探さなくてはと思います。

お昼の後は、初めてのお店に行ってみることにしました。それは前から噂に聞いていたコストコです。アメリカ帰りのAさんや、先日遊びに行ったKさんなどなど、あちこちで話だけは聞いていて、一度行ってみたいねと話していました。少し前、アメリカから届いた贈り物の中にあちらのチラシが同封されていて、それを見たしゅんも「アメリカのスーパーに行ってみたい。」と興味津々だったのです。
お店に着くと早速カードを作り、会員証を作成しました。そしてすぐ横にあったフードコートで、おいしいと評判のチュロスとソフトクリームを食べてみることにしました。120円のチュロスの長さにはびっくり。さらにその長いチュロスをバクバクと食べてしまうしゅんにもびっくりでした。
お腹もいっぱいになったところで大きなカートを押し、入り口から入ったのですが、しゅんが貼られていたチラシに納得いかない様子で私にいつもの様に執拗な(!)質問を浴びせてきました。本日の質問は、なぜアメリカのスーパーなのに日本円で売っているのかということ(汗)。説明しても納得できないしゅんに(私の説明もかなり怪しいし!)、やや疲れが・・・。気を取り直して店内をゆっくりと歩きながら商品を見ていくことにしました。

ワンフロアの店内には、ありとあらゆる商品が並べられていますが、どれもこれも量の多さには本当に驚きました。一体これ、何人で食べるんだろうと思う様な商品ばかりでしたが、皆さん、カートに山のように買い物をされています。きっと冷凍庫や冷蔵庫をきれいに空けて買い物に来られているか、大きな冷凍庫が別にあるお家にお住いなのでしょう!我が家は控えめにと心がけ、ジュースやスープ、しゅんが熱望したプリンやお買い得のキャベツをカゴに入れました。そして今夜のご飯と明日の朝ご飯にと、パエリアとミニクロワッサンを買いました。
レジの様子も外国の様で、何だか旅行気分です。ちょっと面白かったね〜と言いながら帰ってくると、早速パエリアとスープでご飯にしました。夜、ネットであれこれ調べてみると、お薦めの商品などがわかってきました。今度はもうちょっと研究し、冷蔵庫と冷凍庫を空けてお買い物に行くことにしようと思いましたが、なかなか楽しい経験でした。
真っ青な空 初コストコ ど〜っさり!


1月16日(金) 晴れ 「笹舟」
昨日の夜、両手を両膝に当てて「手の絆創膏」と言い、必死の形相でお風呂に入ったしゅんは、「もうだいぶ膝も強くなったみたい。」と起きてきました。それでも新しい絆創膏に替えたら?と言うと、想像するだけで痛くなった様で、「それは難しいみたい・・・。」と顔をゆがめました。今日もマラソンの練習はあるのかな?「ぼこぼこしている道は気をつけて走ること。それが大事〜。」と言いながら門をくぐっていきました。

私はそのまま駅に行き、Yさんとの待ち合わせのホームに向かいました。今日は明治神宮に行くことにしたのです。もう何年ぶりになるのか、しゅんがベビーカーに乗っていた頃のお正月にお参りに行って以来となりますが、朝早くの神宮は人もそれ程多くなく、ゆったりとした気分でお祓いの申し込みができました。
前回と同じく広いお部屋に通されると、畳の床暖房(?)に2人で顔を見合わせて感動しました。ぽかぽかと暖かいお部屋で、1列に並ぶことができるくらいの人数でお祓いをして頂くことができました。
参道を戻りながら、真っ青な空を見上げて、何だか清々しい気分になってきました。今年一年、良いことがたくさんあるといいなと思いました。

次は今日のもう一つのお楽しみ、予約してあったランチへGO!原宿からぶらぶらと歩き、表参道ヒルズの中にあるイタリアンに行きました。初めて入ったヒルズは、とても細長くて通路がスロープの様になっている、とても不思議なつくりでした。ちょっと酔ってしまいそうになりながらお店に入ると、おいしいランチを頂いておしゃべりを楽しみました。ブッフェ形式になっている前菜をお皿に盛りつけながら、今頃子ども達は、あのお弁当・・・と思い浮かべました。しゅんは、もうこちらの幼稚園のお弁当にも慣れたから、3学期は2段弁当がいいと言って、久しぶりにこのお弁当箱を持っていきました。たくさん梅干しを入れてというリクエストでしたが、きっと酸っぱい酸っぱいと言いながら食べているだろうなとおかしくなりました。

折角表参道まで来たのでと、2人で新潟の物産館に入りました。私は夏以来でしたが、また懐かしい商品の数々にどれを買おうかと迷ってしまいました。お煎餅に柿チョコに、笹団子もやっぱり外せませんよねとYさんとカゴに入れていきましたが、最後の最後においしそうなルレクチェを発見して「これ、これです〜。」と思わず言ってしまいました。新潟の洋なしルレクチェは、まだこちらではほとんど見かけることがありません。この冬は食べられないかなと思っていたので、とても嬉しいお土産になりました。

夜、ご飯の後で早速笹団子をデザートにしました。そしてしゅんが何やら一生懸命作っているなと思ったら、ちょっといびつな笹舟ができていました。お風呂にプカプカと浮かぶ笹舟。少しおいしそうな香りがしていました。きっと、パパは夜、びっくりするね〜と嬉しそうに言ってお布団に入ったしゅんでした。
久しぶりのお弁当 新潟館でお買い物
ルレクチェと笹団子 笹舟はお風呂へ!


1月15日(木) 晴れ 「膝小僧」
今日もまたグンと気温が下がりました。これは早足で歩いた方が暖かくなるのでは?と、徒歩で登園することにしました。「早歩きすると、段々暖かくなるよ。」と言う私に、「このくらい早く歩けば大丈夫?体のどの辺から暖かくなっていくの?」と質問しながら、しゅんはほっぺたを赤くして小走りに園に向かいました。

そしてもうすぐ到着というところで、まさかの転倒です。あぁ、これは痛そうだ〜と思った通り、両膝から血が出て何とも痛々しい姿になりました。久しぶりに小さな赤ちゃんの様に「うわ〜ん」と大泣きし、絆創膏を貼っても園に向かう元気が出ない様でした。心配して集まってくれたお友達が先に園に向かって歩き出すと、「ママ、抱っこ。」と言って両手を出しました。私がその場で抱っこして、「年長さんだから、抱っこして幼稚園に行くとちょっと恥ずかしいかな?元気になったら幼稚園に行ける?」と聞くと、ニヤリと笑ってすっかり元気になったらしいしゅんが、「もう元気みたい。」と言って歩き出しました。涙を拭いて玄関から入っていくのを見送ると、あんな風に甘えるなんて、久しぶりでかわいかったなぁと思いながら帰りました。

お迎えに行くと、朝より絆創膏が1枚増えていました。そして傷も3カ所くらい多くなっているような。しゅんに聞くと、今日は幼稚園でもお外で走る時間があって、同じように2回ステーンと転んでしまったのだそうです。「転んだから、また血が出ちゃった。でもうち、全然泣かなかったんだよ。○○君と△△君も抜かしたし。また抜かされたけど。」と膝小僧を指さしながら自慢げに言いました。朝から大泣きして凹み気味でしたが、私がいなければ甘えて泣くこともなく、頑張れる様になったんだなと思って、何だかとても嬉しくなりました。


1月14日(水) 晴れ 「10時間」
キーンと冷たい空気に、耳が痛くなりそうです。自転車の後ろに乗ったしゅんは、膝掛けを掛けるとカチンコチンに固まってしまいました。幼稚園までの道のりの途中でお友達何人かと一緒になりましたが、しゅんは固まったままです。お友達のお母さんが、「しゅん君、今日は元気?大丈夫?」と心配して下さいました。いつもおしゃべりなしゅんが黙っているので、具合が悪いと思ったのだとか。いえいえ、寒すぎて口が動かないだけのようです。

午前保育で帰ってきたしゅんとお昼ご飯を食べ、自転車でも乗りに行こうかと言っていると、ご近所のY君のお母さんからお電話がありました。そしてトントン拍子に話が進み、我が家で遊ぶことになりました。昨日お客様だったから、いつもよりちょっときれいにしていたのです。良かった!徒歩数分で遊びに来てくれたY君としゅんは、早速スカリーノを組み立てて遊び始めました。私もY君のお母さんと、お茶を飲みながらあれこれお話をして、思いがけず楽しい水曜日の午後を過ごすことができました。

ところでこの冬、にわかに天体少年となったしゅんの頭の中は、星の世界でいっぱいの様で、突然宇宙の話をし始めることがあります。今日もお風呂から上がってパジャマを着ながら、「ママ、木星はね、自転するのに10時間くらいしかかからないんだって!!」と興奮しながら言いました。そこで私が「じゃあ、一日が10時間で終わっちゃうんだね。しゅんちゃんが木星にいたら、何にもしないうちにもう一日が終わっちゃいますよって、きっとママに毎日叱られちゃうね。」と言うと、「そうそう、もう寝る時間ですよって毎日叱られる〜。」と大笑いし始めました。そして、「でもね、太陽の周りは10年以上もかけて回るんだって。」と言ってリビングに行ってしまいました。私は、もし1年が10年以上だとしたら、冬も長くて嫌だわ〜と思いながら急いで暖かいお布団に入りました。


1月13日(火) 晴れ 「再会」
今日は嬉しいお客様の日です。しゅんは朝から張り切って、私よりずっと早く身支度を済ませました。「もう幼稚園に行く準備できちゃったよ〜。ママを待ってるくらいだ!」とご満悦です。あぁ、楽しみだ〜と言いながら幼稚園に入っていくしゅんを見送り、私もお昼のパンやサラダを買いに行きました。

10時半頃、「もうすぐ着きます」というメールが来ました。ドキドキしながら改札を見つめていると、大きく手を振りながら歩いてくるSさんとR君の顔が見えました。半年ぶりに会う、新潟のお友達です。昨日から、用事があってご家族で上京するということだったのですが、今日は旦那様だけご用があるということで、お二人はフリーなのです。そんな時に私たちの事を思い出して、「乗り換えも頑張ります!」と仰って遊びに来て下さるなんて、本当に嬉しいなぁと思いながら今日の日を待っていました。

家に到着してゆっくりして頂くと、私はしゅんのお迎えに急ぎました。「R君、R君、急がなくちゃ。」と言いながら大慌てで玄関から出てきたしゅんと猛スピードで家に戻ると、仲良しの2人は久々の再会に大喜びでした。
性格や波長が不思議と合うのか、新潟の園に途中入園したその日から仲良くなった2人は、しばらく離れていてもやっぱり気が合う様で、そんな2人を見ている私たちも嬉しくなりました。新潟にいた頃もこちらに戻ってきてからも、親子共々仲良くさせて頂いているので、私も久しぶりに顔を見てSさんとお話できることが嬉しくて、お茶を飲むのも忘れるくらいにおしゃべりをし続けました。幼稚園の行事のこと、今年あった色々なことなど、新潟の園の様子が目に浮かぶ様なお話に、何とも言えない懐かしさでいっぱいになりました。毎日会っていた頃と少しも変わらないでお話できるこの関係は、まるで学生時代の友人の様だなぁと思いました。

親子揃ってワイワイと楽しく過ごし、最後は近くの公園でも少し遊び、東京駅までお見送りをしました。並んで電車に乗りながら、今度はいつ会えるかな?またすぐにでも会いたいな・・・と心から思いました。
2人で最寄りの駅まで帰ると、もう外は真っ暗になっていました。「寒いね。」と手をつないだ私に、「ママ、今日はと〜っても楽しくて良かったね。」としゅんが言いました。


1月12日(月) 晴れ一時曇り 「お決まりの質問」
3連休の最終日は、ちょっとのんびりムードです。今日も真っ青な空が広がっていて、本当に良いお天気の連休になりました。

多分一週間くらい前、しゅんが楽しみにしている「ピタゴラスイッチ」で、穴が開いている物と、その理由が説明されるというコーナーがありました。例えばドーナツは、火を通りやすくするために穴が開いています。それを証明するために、丸く成形したドーナツを揚げて中が生の生地のままだという映像も流されました。いくつか紹介される「穴が開いている物」を見ていたしゅんは、すっかりその魅力にとりつかれてしまいました。
夜、お布団に入って電気を消すと、「おやすみ」と言って眠っていたのですが、なぜかその日から「ママ、穴が開いている物、見つかった?」と聞くようになりました。もちろん「その理由も話してね。もしわからなかったらいいんだけど・・・。」と、遠慮しつつも説明を求めます(笑)。

そこで私は毎日、穴が開いている物って何かあったかなぁと頭を悩ませています。マカロニ、ちくわぶ、ストロー、針、他には何を言ったかな?とにかく穴が開いている物はないかなぁと考えて、その理由も説明し、いくつか話すとようやくしゅんが、「もしもっと思いついたら、朝に教えてね。」と言って目をつぶります。昨日は「パイナップル。芯の所は固いから。」と言ったのですが、今夜になって、「ママ、昨日のパイナップルって、穴が開いている物じゃなくて、穴を開けた物じゃないですか?今日は最初から穴が開いている物がいいなぁ。」と言われてしまいました。ちゃんと覚えているなんて〜。それもびっくりです。そんなこんなで、今夜はマッシャーの説明をしました。穴が開いている物シリーズ、いつまで続くのでしょうか?!


1月11日(日) 晴れ 「贈り物」
この連休、東京もとても冷え込んでいます。外に出ると思わず肩に力が入って体が硬くなってしまいますが、子犬の様に元気な人は、タタタターッと走ってずっと先を走っていきます。子どもは風の子って本当だなぁと思います。

明後日遊びに来て下さる予定の友人にお土産を買いたくて、デパートへ行きました。東京ならではのお菓子はないかなと昨日からずっと考えていて、和風のラスクを買うことにしました。他にも、私たちが大好きな食材のお店で、きな粉ミルククリームなど、好みが似ている友人にもきっと気に入ってもらえるだろうなと思う物をあれこれ買いました。贈り物を選ぶのは楽しいものですが、お互い食べることが大好きな友人への贈り物は、いつもよりずっと楽しく感じます。

段々混み始めたデパートで、お昼は何にしようかと考えましたが、以前にも行ったことがある「三尺三寸箸」に行くことにしました。珍しく「もうお腹すごく空いちゃった。何か食べたいよ〜。」と先ほどから言っていたしゅんは、食べる気満々です。私もお野菜をたっぷり使ったお総菜の数々に、お腹が急激に空いてきました。煮物、サラダ、マリネなどなど、どれもこれもおいしいおかずだったのですが、中でもカブを使ったサラダがおいしくて、何回かお代わりをしました。最後はタイムサービスということで配られた、スイートキャロットを絞っただけのジュースを頂いて、満腹のランチを終えました。

食べ物の話ばかりですが、右の写真は夜ご飯です。久しぶりに作ったタイカレーは想像よりずっと辛くて、この寒さだというのに汗が出てきました。おいしくてお腹がいっぱいになった日曜日でした。
「三尺三寸箸」 お野菜たっぷり


1月10日(土) 晴れ 「3人で映画」
今週はいつもよりさらに忙しくて、ほとんど家にいなかった様に感じる主人ですが、今日からはお楽しみの3連休です。今日はどうやって過ごそうかと話していて、ふと思いついたのは今日が1月10日だということです。何か見覚えがある日にちだなぁと思いながらしゅんが何日も見つめていたチラシを見ると、「ミーアキャット」という映画の公開日でした。それなら、おいしい物を食べて映画を観て、お買い物もできるショッピングセンターへGO!という訳で、早速映画の席をとり、車に乗って出発しました。

ららぽーと横浜に到着すると、まずは少し早めのランチにしました。何回か行ったことのある中華のブッフェに行くと、少しリニューアルしたのかメニューやシステムが変わっていました。前にはなかった杏仁クッキーはとてもおいしくて、しゅんは今回クッキーでお腹がいっぱいになっていたような・・・。お腹もちょうど満足すると、12時45分からの回に間に合うように映画館に向かいました。

ロビーに一歩入ると、天上の高さと何とも言えないゴージャスな造りに思わずみんなで上を見上げてしまいました。もちろん映画館の設備もとてもきれいで、椅子もゆったりしていて座り心地が良く、このショッピングセンターの系列でいつも映画を観ている友人が、とにかく設備が良くて居心地いいんだよと言っていたわけがわかりました。
映画はカラハリ砂漠に住むミーアキャットの家族の生活を追った映像で、主人公のコロというミーアキャットの成長ものがたりでした。といっても、変にストーリーを作っているわけではなく、長い時間かけて撮影したであろう動物たちの様々なエピソードが淡々と、時にドラマチックに紹介されていくという内容でした。かわいらしい動物たちの動きに癒され、生き抜いていくことだけが究極の目的である砂漠の生き物たちの厳しさを感じ、スクリーンに集中しているうちにあっという間に1時間半近くが経っていました。お疲れの主人は時折夢の世界を漂っていた様ですが、しゅんは例によって微動だにせず画面を見つめ、エンドロールが終わると「あぁ、楽しかったねぇ〜。」と言って席を立ちました。

そう言えば、主人と映画館に入ったのは何年ぶりでしょう?以前見ていた様な映画はまだ大人っぽいので難しいけれど、こうして3人で映画を楽しめる様になったんだなと嬉しくなりました。お買い物もして家に帰り、連休1日目は充実した一日になりました。


1月9日(金) 雨 「お友達」
東京にも初雪が降りました。でも、私たちが起きた時間にはもう雨になっていて、真っ白な世界を楽しみにしていたしゅんはちょっとがっかり。それでもこの冬で一番かもしれないなと思うくらい寒くて、エイッと気合いを入れて玄関を出ました。
カッパを着て傘を差して登園するのは、この季節、寒さが身にしみます。それでも「今、何分になった?」と何度も私に聞きながら、しゅんは思ったより速く歩いていて驚きました。さすが6歳!もう少ししたら子ども達だけで登校するようになるんだな・・・としゅんの背中を見ながら思いました。

嬉しそうに幼稚園の玄関を入っていくしゅんを見送ると、足早に家に帰りました。3週間ぶりに、しゅんがいない平日のシーンとした部屋にいると、ちょっと不思議な気分です。はて、どんな風に過ごしていたかなぁと思いながら家事をして、お茶で一息ついているうちにお迎えの時間がやってきました。そうでした。午前保育はあっという間に終わるんでした。

お迎えに行くと、しゅんはすぐに玄関から出てきました。久しぶりの幼稚園では、あれこれと作業をして何やら忙しく過ごした様です。幼稚園で過ごすのもあと2ヶ月ちょっとです。「うち、寂しいなぁ。」と言うくらい幼稚園に馴染むことができて、本当に良かったなぁと思います。
先日もそんな話を3人でしていて、私が「新潟で卒園させてあげたいと思っていたけど、入学する前にこっちに慣れることができて良かったのかもね。小学校からこっちだったらきっとバタバタして大変だったよね。」と主人に言うと、しゅんも黙ってそれを聞いていました。続けて私が、「まぁ、入学すればお友達はすぐにできたかもしれないけどね。」と言うと、しゅんが「でもね〜、お友達になるのって、結構大変なものだからねぇ。」と言うので主人と私は顔を見合わせてしまいました。そして「うちもさ、幼稚園で最初は結構ひとりで遊んでたんだよね〜。でも、○ちゃんが最初にお友達になって、それから△ちゃんもお友達になって、それで今はラブラブな○○ちゃんもいるし、いっぱいいっぱいお友達がいてさ〜。」と嬉しそうに話し続けました。それを聞いて、何だかちょっとジーンとしてしまった私たちです。小さい子どもなりに色々な気持ちを経験し、それを乗り越えて今があるんだなと思いました。


1月8日(木) 晴れ 「日時計」
夏休みには緑と水色のボーダーTシャツばかり着ていたしゅんですが、冬休みにはグレーのパーカー付きトレーナーばかり着ています。そして毎晩、お風呂に入る時になると、「ママ、明日こそはもっとサイズの大きいお洋服を買いに行こうね。うち、首の所が苦しくて脱ぐのが大変なの。」と訴えます。
翌朝、「今日こそは買いに行くんでしょう?お買い物に行く?」と聞くと、「土曜日こそは行くことにして、今日はのんびり暮らしたいの。」と言います。その繰り返しで冬休みが終了しました。今度の「土曜日こそ」は、お買い物に行くのでしょうか?!

コピーした型紙を厚紙に貼り、少しずつ切っていた日時計ですが、今日、何分も黙々と作業しているなと思っていたら、「やっと完成した〜。」と言ってしゅんが見せに来ました。4つのパーツを貼り合わせるところなど、なかなか難しそうなのですが、糊とテープを使って一生懸命作った様な痕跡があちこちに残っていました。ようやくできた日時計を自転車のカゴに入れて、そろそろ傾いてきた太陽にドキドキしながら、いつもの広場に向かいました。
もう陽が当たっているベンチは残り少なくなっていましたが、空いているベンチを見つけると早速日時計を置くことにしました。正しい時刻を知るためには、竹串を南北の方向に置かなくてはなりません。大体この方角だろうなぁと思う様に置き、腕時計の時刻をチラッと見て調節し(笑)、竹串の影が時刻の場所に出ていることを確認すると、しゅんと思わず拍手してしまいました。日時計を置いたまま、ベンチに座って家から持参したクッキーでおやつにしたのですが、しゅんは一個食べるたびに「そろそろ時間が過ぎたかな?」「影は動いているかな?」と確認していました。ふふ。そんなに早くは太陽も動かないと思いますが・・・、それでもちょっとでも影が移動すると「あぁ、太陽ってすごいなぁ。」「昔の人はこうやって時間がわかったのかなぁ。」と感動していました。

日時計は、緯度と経度によって少し大きさを調節する必要があります。「もしまたお引っ越ししたらどうしよう?」としゅんが心配するので、「経度はほとんど変わらないけど、緯度は変えた方がいいかもね。」と答えると、「じゃあ、その時はまた作ればいいね。」と安心した様でした。しかししばらくすると、「でも、うちが中国とかアメリカに引っ越ししたらどうすればいいんだろう?」と心配し始めました(我が家にそんな予定は全くありませんが)。どうするのかな?と思っていると、「そうだ!中国の図書館で、また図鑑を借りて拡大コピーすればいいんだ〜。」と言って安心していました。そうね、その時はぜひその国の図書館に行くことにしましょうね!
「日時計」が完成! 良かったね


1月7日(水) 晴れ 「サプライズ」
昨日、少し夜更かししたしゅんは、いつも起きる時間になってもピクリとも動きませんでした。10時間くらい眠ると、気分良く起きられる様です。昼間、あれだけ動いたりしゃべったりするためには、それだけの睡眠時間が絶対に必要なのでしょう。3学期は、朝バタバタしなくてもいいように、今までよりも少し就寝時間を早めようかな?と冬休み中のしゅんを見ていて思います。

新聞を取りに行くと、宅配ロッカーに荷物があるというお知らせが入っていました。どこかから届く予定だったかな?と思いながら見てみると、ロッカーの中には思いがけないプレゼントがありました。アメリカにお住いのお友達、MさんとCさんからのアメリカ〜ンな詰め合わせでした。しゅんを起こさない様にそーっとリビングに運び、そーっと箱を開けると、ザックザックと色々な物が出てきました。本当にありがとうございますひげ〜!しゅんもきっと喜ぶだろうなと思いながら起きてくるのを待ちました。

ガサゴソと寝室で音がすると思ったら、「うち、もっとも〜っと眠っていたいなぁ。眠るのってすっごく気持ちいいんだも〜ん。」という声が聞こえてきました。でもそれだけおしゃべりできるということは、すっかり目覚めているということ!すぐに襖を開けると、私が広げたアメリカンな贈り物の数々に気がついて興味津々といった表情でやってきました。
朝一番ですが、「どうしても食べてみたいの〜。」と言ってザザッと開けたのは、ミニサイズのm&mです。私の爪よりも小さくて、何とも言えないかわいらしさです。そしてMさんとCさんのご想像通り、しゅんが大喜びで遊び始めたのは、カードを見て2色のパーツから形を作っていくパズルです。60枚のカードが用意されていて、色々な物の形ができるようになっているのですが、しゅんが「くぅ〜っ。こんなにたくさん、60枚もあるなんて、うち、すっごく嬉しい〜。」と体をギュッと縮めて喜びを表現していました(笑)。

パズルを続けるしゅんは、1つ完成する度に「これは何の形?」と尋ねます。カードには、それが何を表しているのかという説明が短く書かれているのです。「アルファベットを読んでみて。」と言い、しゅんが読み上げる横で必死になって辞書を引く私。時々知っている単語があってサッと答えると、「ママ、すごい!」としゅんが尊敬の眼差しで見つめてくれるのですが、まだまだ修行が必要な様です。これを機に、私も語彙を増やしたいものです。はは・・・。

そんなこんなで、今日は「お家でのんびりしたい気分なの。」と言うしゅんと、思いっきり家の中でゆっくりと過ごしました。英和を引いたり国語事典を引いたりしながら、ゆっくりしゅんと過ごす時間は、長期のお休みならではだなと思いました。

右下の写真は、今日の私たちのお昼ご飯(の一品)です。昨日買ってきた七草のセットを使って、七草粥を作りました。新潟の一番塩をちょっとだけトッピング用に用意したら、しゅんは「七草粥っておいしいね〜。」とご満悦でした。年末年始、少し疲れた胃も休めることができました。また今年も、元気で過ごせます様に。
アメリカンな贈り物! 小さくてかわいい〜
しゅんはパズルに夢中! 七草粥


1月6日(火) 晴れ 「日時計」
天気予報によると、ここ2週間ほど東京では雨が降っていない様で、空気がカラカラに乾燥しているそうです。お洗濯日和が続いているのは嬉しいですが、また風邪が流行りそうで心配です。加湿を心がけて栄養のある物をいっぱい食べ、元気に3学期を過ごしたいものです。

今日は音楽教室の練習始めでした。何週間かぶりにお教室に行きましたが、まだ幼稚園は冬休み中ということで、出席は半数でした。少人数なので歌を歌う時などはいつもよりずっと大きな声を出さなければ様になりませんし、みんな揃って演奏する時も責任重大です。でも子ども達は久しぶりの練習にとても張り切っていました。しゅんも口を大きく開けて歌を歌い、発表する曲は緊張しながらも最後まで上手に弾いて、大満足といった表情で1時間の練習を終えました。

ところで今、「工作少年」兼「宇宙少年」のしゅんが作りたくて仕方ないものがあります。それは、日時計です。年末に図書館で借りた図鑑の最後の方に、日時計の型紙があったのです。拡大コピーをして厚紙に貼れば自分で作ることができると書かれているということで、朝から「拡大コピーしたいの。」とずっと言い続けていました。そこで外出するついでにコンビニに行ってコピーをしてきました。厚紙に貼って切り始めたところで今日のタイムリミットが来てしまいましたが、続きは明日。「太陽のおかげで時間というものがあるんだって〜。すっご〜い。」とうっとりした表情で空を見つめるしゅん。無事、日時計は完成するでしょうか?!


1月5日(月) 晴れ 「映画鑑賞」
本日から我が家は通常モードです。主人を玄関で見送ると、外の空気がとても冷たく感じました。

冬休みよりずっと早起きをして朝ご飯や家事を済ませたので、今日は何をして過ごそうか?としゅんと話しました。そして年賀状の住所整理をするためにパソコンを開いたついでに、近くの映画館のHPを一緒にのぞきました。
上映予定の頁を見て公式HPに移動し、予告などをあれこれ見ているうちに、しゅんが「これ、ぽにょの時に予告で見たよね。見に行きたい〜。」と言い出しました。その映画は「ウォーリー」です。私もこれだったらしゅんと楽しめるかな?と思っていたので、早速そのHPでチケットを予約し、電車を調べました。ところで今回、初めてネット予約をしたのですが、座席まで選べることに驚きました。ゾーンを選んで検索すると座席候補がいくつか用意され、その中から自分で選択することができるのです。映画館で並ばなくてもいいなんて!画期的なシステムを今更ながら知って、昔はよく何時間も並んだなぁと思い出しました。

駅に向かう道すがら、しゅんがふと疑問に思ったという風に「どうして大人は、どこへでもすぐに行っていいの?」と尋ねました。確かに不思議に思うよねと思いながら、「例えば電車に乗ってどこかに行ったとするでしょ?そうすると、時には予想しないような困った出来事が起こることがあるのね。そういう時に、大人は自分で考えて行動できるでしょう?そういう練習をいっぱいして、落ち着いて対処できるようなお兄ちゃんになったら、しゅんもひとりで遠くまでいつでもおでかけして大丈夫なんだよ。」と答えました。するとしゅんは、「前、ママちゃんも電車が止まっちゃったって言ったもんね。その時は違う地下鉄の駅まで歩いたって言ってたよね。」と納得してくれました。
しばらくすると、「困った出来事」が妙に気になったらしいしゅんが、「おでかけしていて困る様な出来事についてお話しようよ。」と妙にウキウキと話し始めました。そして私たちは、行きも帰りも電車でも自転車でも、どんな困る出来事があるか、その時はどうやって対応したらよいかについて話し合うこととなりました。そんなにいつもいつも、困った事は起こらないから大丈夫なんですけどね(笑)。

映画は約2時間でしたが、しゅんはお馴染みのチャイルドシートを座席まで運び、片時も動かないくらい集中して画面を見つめていました。エンドロールも最後までしっかり見ると、私に微笑みながら「あぁ、とっても楽しかった〜。」と言いました。寝不足気味の私は、途中ほんの少しだけうっかり居眠りしてしまったのですが、しゅんは全部ちゃんと見た様です。少し難しい意味も込められていましたが、6歳の子どもにも理解できる様に表現されているのはすごいなと思いました。後から後から、色々な事を考えさせられたり、様々なエピソードに心温まる気持ちになったり、大人が見ても十分楽しめる、とても良い映画でした。今度はテレビはDVDで、家族で見るのもいいなと思いました。
夜、お風呂に入りながら、「ウォーリーはあんな事をしていたよね。」「イヴはこんな事をしてくれたよね。」と思い出しながら話すのも楽しい時間でした。


1月4日(日) 晴れ 「良いところ」
お休み最後の今日は、いつもの休日以上に家でのんびりと過ごしました。しゅんが積み木を組み立てていくのを見ながら年賀状のお返事を書いたり、住所録の整理をしたり、あちこち念入りにお掃除をしたり。こんなに良いお天気が続いていると、冬でも色々な事をして過ごしたくなります。風が吹くと冷たいけれど日向は本当に暖かくて、「宇宙少年」のしゅんの受け売りですが、「お日様って本当にすごいね〜。」と言いたくなってしまいます。

一週間のお休みの締めくくりと、明日から頑張ってねという気持ち、さらには家から出ないと運動不足でしゅんが眠くならないという心配(これが一番大きいかも!)から、夜は外に食事に行くことにしました。車で行っては最後の目的を十分に果たすことはできませんので、もちろん「しゅんちゃん、ヘルメットかぶって自転車乗るでしょ?」と誘います。自転車に乗れるのならば、どこへでも〜という気分のしゅんは、ササッと支度をして玄関のポーチでスタンバイしてくれます。

お店でご飯を食べていると、隣の席に2歳くらいの女の子を連れたご家族がいらっしゃいました。しゅんと同じ様に、ソファーの真ん中に座った女の子を何気なく見ていると、お行儀の良さというか落ち着きというか、ともかく2歳の男の子だったらとても考えられない様な静かさに本当に驚きました。「姿勢がいい〜。」「大人しい〜。」「お行儀良く食べているね〜。」とつぶやく私に、しゅんが「何、何?」と聞くので、「2歳の男の子は、あんなに大人しくしているのは難しいと思うなぁ。男の子って、どうしてなのかクネクネ、ユサユサと動いちゃうの。動きたくって仕方ないのよ。」と答えました。するとその場で体や腕を動かして「ユサユサ、クネクネ」と始めたしゅんに、私たちは顔を見合わせて笑ってしまいました。

しばらく話をしながら食事をしていたのですが、しゅんがふと「ママ、男の良いところってある?それを教えて!」と言いました。あらら〜。私、気付かないうちに随分と「女の子」を褒めていた様です。そこで、「もちろん男の子も良いところがいっぱいよ〜。元気いっぱいでしょ?もりもり食べるでしょ?それから、ママの荷物を持ってくれたりして、優しいよねぇ。」と、これって性別に関係ないけれどと思いながら答えると、「そうだよね。うちも、もりもり食べるし荷物も持てるくらい力持ちだしさ〜。」と少し満足した様でした。

主人とは、後から「しゅんの、あんな聞き方が独特でかわいいよね。」と話しました。私たちの言葉を、じっくりと考えながら聞いているんだなと、改めて思った会話でした。


1月3日(土) 晴れ 「6歳!」
昨日の帰りにパン屋さんに寄り、ふわふわのパンをサンドイッチ用に薄くカットして頂きました。今日のブランチは、お正月用に購入した生ハムやスモークサーモンを消費するため、サンドイッチパーティーをしようと決めていたのです。

玉子サンドが大好きなしゅんは、腕まくりをして台所にやってくると、あれこれお手伝いをしてくれました。ゆで卵を「めったらめったら」に包丁で切る事はもちろん、スライサーできゅうりをスライスし、ツナとマヨネーズと混ぜてツナサラダを作ったり、レタスやきゅうりをお皿に並べたり、パンをダイナミックにお皿に乗せたり。かなりの働きぶりだったのに、食べ始めると玉子サラダをどっさりはさみすぎて、「あれ、何だかすぐにお腹がいっぱいになってきちゃった〜。」と困った顔をしました(笑)。それでも休み休み何回もサンドイッチを作り、かなりたくさん食べていました。「サンドイッチがこんな風に楽しめちゃうなんて、やっぱり6歳のお兄ちゃんだ〜。」とうっとりしつつも、「うち、玉子サラダがだ〜い好きなの(ハート)。」と、とってもかわいいお兄ちゃんぶりでした。

復路の箱根駅伝にハラハラした後は、有名どころではない神社に初詣に行きました。有名ではないけれど、まだ3日だし混んでいるかしらという予想に反し、境内には私たちだけで、ゆっくりとお参りすることができました。お参りの後でおみくじをひくと、しゅんは中吉で私たちは吉と、私たちらしいまずまずの運勢でした。それぞれの項目を読み比べ、ちょっと面白い記述に笑いながら、お散歩をして帰りました。

家に帰ると早速いつもの広場に出かけるというしゅんに、「やっぱりまだ体力があまっているんだ〜。」と私たちは顔を見合わせました。余りの寒さに耐えられそうにないかもと思った私はカイロを2枚貼り、広場に着くなり熱い飲み物を買いました。
しゅんは自転車のカゴから、年末からのブームである縄跳びを取り出すと、ピョン、ピョンと跳び始めました。少し前までは3〜4回がやっとだったのに、少しコツをつかんだのか、5回、10回と回数を伸ばしていきました。自転車に乗れる様になった時にも、こうしてグンと成長するんだと思いましたが、今回もまたそんな成長をみることができました。

夕方になってぐっと冷え込みました。夜ご飯は、ぽかぽかと温まるお鍋です。我が家のお正月休みもあと1日。だいぶいつもの週末の様になってきました。


1月2日(金) 晴れ 「ご挨拶」
今日は少しお正月らしく、朝ご飯にお雑煮を作りました。私が作るお雑煮は、だし汁にお醤油とお酒で味付けしたもので、鶏肉と大根と白菜を入れ、お餅は一緒に煮ています。お餅が大好きなしゅんですが、普段、余り汁物を好まないため、余り食べないかな?と思いながら並べたのですが、予想に反して食べること、食べること。「これってうまい〜。」と言いながら、全てきれいに食べました。静岡では水菜をたくさん入れ、仕上げに鰹節をどっさりのせた気がするのですが、今日は取りあえず省略です。「またお雑煮食べたい?」としゅんに聞くと、「う〜ん。おいしかったけど・・・。やっぱりきな粉餅かお汁粉が大好き。」という甘党の答えが返ってきました。

お昼前に家を出発し、今日は主人の実家に新年のご挨拶に行きました。しゅんは、クリスマスに両方の祖父母からということでプレゼントされた、レゴの「青いバケツ」持参です。「今年もよろしくお願いします。」のご挨拶を済ませると、「クリスマスに、この青いバケツをありがとう。」とバッチリ練習通りにお礼を言い、ホッとしたのか「これね、レゴなの。このバケツの中にい〜っぱいブロック入ってるんだ〜。これでね、お家を作っちゃったりさ、車もできるんだよね〜。」と機関銃の様に話し始め、バケツの中からザザーッとブロックを出しました。

箱根駅伝を見ながら、テーブルに並べられたお節を頂き、リンゴを頂き、お茶を飲んだらお菓子を頂き、さらに夕方には夜ご飯を頂き・・・と食べ続けてお腹がいっぱいになると、あれこれ袋に詰められたお土産を持ってお暇することにしました。部屋のベランダからは、真っ白な富士山が大きく見えて、本当に美しいお正月の風景でした。


1月1日(木) 晴れ 「新年」
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。昨年は東京に戻ってくることになり、引越、しゅんの転園と慌ただしく過ぎていった一年間でした。そんな中でも、親子共々少しずつこちらでの生活を落ち着かせることができ、充実した毎日でした。今年はしゅんが小学校に入学します。また生活がガラッと変わると思いますが、家族全員、元気で楽しく過ごせたらいいなと思います。

2009年の元旦は、快晴で始まりました。気持ちの良い青空を窓の外に見ながら、おめざに東京駅のグランスタで購入してきた和栗のロールケーキを頂きました。本当は、しゅんを寝かせた後で紅白や行く年来る年を見ながらお茶をしよう・・・と思って買ったのですが、実際は10時過ぎにしゅんと一緒にぐっすり眠ってしまうという、小学生の様な年越しをした私。主人は寂しくひとり年越しをした様です。

お昼前には旅行の荷物も届き、洗濯も全部終えてすっきりしました。のんびりとテレビを観た後は、お寿司始めにGO!元旦から営業している、お馴染みの回るお寿司屋さんに行くことにしました。お昼ご飯なのか夜ご飯なのかどちらとも言えない時間に行ったのですが、同じようにのんびりだらりんと過ごしている方も多いのか、お店は次第に混んできました。

かなり早めの夜ご飯を済ませ、家に帰るとすぐにお風呂に入ってしゅんとお布団に入りました。しゅんは自分用の目覚まし時計をセットし、「もう6歳のお兄ちゃんだから、早起きもすっかりひとりでできるはず〜。」と張り切っています。まぁ、それは頼もしい!新学期が始まっても、このやる気を持続してくれますように・・・。

今年もおいしい物をみんなで笑いながら食べて、わいわいと楽しく暮らしていきたいものです。


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