2009年4月

                                                  過去の日記 2009/03


4月30日(木) 晴れ 「薔薇」
4月最後の今日も、良いお天気の朝になりました。元気に登校するしゅんを玄関で見送ると、ベランダ側に移動して手を振ります。先週くらいまでは、お友達と待ち合わせをする場所まで目で追うことができたのですが、マンションに植えられた木々の葉っぱが勢いよく芽吹いてきて、葉っぱと葉っぱの間にチラリと見えるくらいになりました。ま、きっと大丈夫でしょうと部屋に戻ると、主人の朝ご飯を並べました。

家事を済ませて、本日は・・・と窓の外を見ると、青空が広がって本当に気持ちよさそうです。こんなお天気の日には、やっぱり自転車しかないでしょうと行き先を考えていて、ふと先日しゅんが学校で頂いてきた券の存在を思い出しました。それはデパートで行われている、宮廷画家ルドゥーテの世界という絵画展の無料招待券です。「ママ、こういうの、行きたいでしょう?嬉しいでしょ?」と言いながら手渡してくれたチケットを、大切に取っておいてよかったと思いながら、イソイソと準備を始めました。

だいぶ日差しが強くなってきたのを感じながら、帽子を目深にかぶって自転車をこぎました。今日も快適なサイクリング。思ったよりずっと早く到着し、駐輪場を探して自転車をとめると、早速イベント会場に向かいました。
会場に入ると、すぐの所にバラの小さな庭園が作られていました。今は余り見かけることのできない珍しいバラなども植えられていた様です。お庭の横を通って一枚一枚絵を見ていきましたが、精巧に描かれた何とも美しいバラの数々に、とても優雅な気持ちになりました。そしてひとくちにバラといっても、本当に様々な種類があることがわかりました。一見、バラに見えない様な可憐なお花もあれば、幾重にも重なった花びらの物もあり、こんなきれいなバラが咲き乱れていたお城の庭って、どんな感じだったのかなぁと思いました。

帰宅したしゅんは、自転車のメーターとバッテリーの残りを見ることを楽しみにしています。バッテリーの外し方と充電の仕方を主人に教えてもらったしゅんは、充電係を自負しているのです。早速メーターを見たしゅんが、「ママ、今日もたくさん走ったね。」と言うので、チケットの半券を持ってきて「バラの絵をたくさん見てきたんだよ。」と答えました。すると「うちも見に行きたかったな〜。」と言いながらも、(充電したい、充電したい・・・)とそわそわしているのがおかしくて、笑ってしまいました。


4月29日(水) 晴れ 「メロンパン」
昨日までの寒さは終わったのか、穏やかな日になりました。休日の今日は少しだけ朝寝坊をして、お布団でごろごろする時間を楽しみました。

今日の午前中のお楽しみは、パン作りです。昨日、以前から気になっていた「メロンパン クラストミックス」を買ってきたので、お昼ご飯に作ってみようとしゅんと約束したのです。一次発酵まではホームベーカリーにお願いし、その間にこちらのミックス粉でクッキー生地を作りました。
卵と溶かしバターを混ぜるだけで、あら不思議!もう生地の完成です。レシピの半量で作り、小さめのメロンパンを6個作ろうと思いましたが、出来上がってみると意外と大きなパンができました。280グラムの強力粉で作ったパン生地は10等分し、4個は冷蔵庫に残っていたウィンナーをクルクルと巻いてみました。
メロンパンの成形は、クッキー生地をラップに包んでのばし、パン生地に乗せてバターナイフでメロンの模様をつけていきます。この作業はしゅんと並んで一緒にしましたが、気温が高くて悪戦苦闘。あっちにもこっちにもクッキー生地がついちゃう〜と大騒ぎしながら、何とか成形して二次発酵を済ませ、オーブンに入れました。

ちょうど主人が帰ってきた頃、良い香りがしてパンが出来上がりました。メロンパンは、クッキー生地がサクサク、パン生地がふんわりして、本当においしい〜。よくある、焼きたてメロンパンの移動販売の商品の様です。ウィンナーパンもケチャップをつけながらおいしく頂きました。スープとパンで簡単なランチでしたが、本日のイベントは無事終了。お昼過ぎには、すっかり何かを成し遂げた気分になった休日でした。


4月28日(火) 晴れ 「サイクリング」
良いお天気になりましたが、今日も気温はそれ程上がらないという予報でした。こんなに日差しが強いのにな・・・と思いながら、しゅんには「長袖がいいんじゃない?」と声をかけました。

今日もイソイソと支度をして、昨日の目的地に向けて出発しました。昨日の夜から地図をよく見て、ショートカットできそうな道順も調べました。目的地は自由が丘のクオカさん。電車や車では行ったことがありますが、自転車で行くのは初めてです。でも、アシスト自転車を買うことが決まってから、行ってみたい場所bPだったのです。

走ること数十分、見慣れた街並みになってきました。記憶と地図を頼りにとうとうクオカさんに到着すると、早速お店を見ていきました。何年もネットで買っていたのですが、ずらりと並んだ商品をゆっくり見ながらお買い物するのはやっぱり楽しいものです。ズシリズシリと重くなっていくかごを何とか持ち上げてお会計を済ませると、自転車のかごに入れました。後は行ってみたいと思っていた紅茶屋さん、園芸店をブラリとみて、本日の自由が丘ひとり旅は終了です。行きとは違う道を走って帰宅し、メーターを見ると、16キロと表示されていました。平日の私の、良い運動になりそうです。

そろそろしゅんが帰ってくるかな?と思いながら洗濯物をたたんでいると、ピンポンとインターホンが鳴りました。今日は隣のマンションで工事が行われていて、子ども達が帰ってくる時のにぎやかな声が聞こえてこなかったため、ベランダに出るタイミングを逃してしまった様です。「あれ?お帰り〜。」と玄関に迎えに行くと、汗びっしょりになったしゅんが嬉しそうに立っていました。
両手には、郵便受けから持ってきた配達物を持っています。暗証番号に合わせて郵便受けを開け、中に入っている物を全部持ってくるということを、いつからか自分の仕事だと思っているしゅんは、毎日とても誇らしげに郵便物を持ってきてくれます。しゅんより前に帰宅した時、あ、郵便物があるな〜と思っても取り出すことはできません(笑)。


4月27日(月) 晴れ 「お魚ランチ」
朝からよく晴れましたが、少し風が冷たく感じました。ポーチで「行ってらっしゃい」と見送ると、しゅんは「行ってきます。ブルル〜。」と両腕をさすりました。
家事を済ませて今日はどうしようかな・・・と思いながら、地図をめくりました。折角のお天気なので、ちょっと遠くまで行ってみようと道を調べました。もちろん自転車で!日焼け止めをしっかり塗って帽子をかぶり、いざ出発。少し冷たいくらいの風が良い気持ちです。

アシスト自転車は、アシスト機能が作動するとぐっと後ろから押してもらった様にペダルが軽くなります。特に漕ぎ出しと坂道でその威力が発揮されます。スイッと乗り始め、坂道がきても楽々と漕ぐことができるのです。坂道が楽なので、上りきったところで息が上がる様なこともありません。これが本当に楽で、まだまだスイスイと走れそう〜という気分になります。
5キロほど走り、あと目的地まではどのくらいかな?と思ったところで、携帯が鳴りました。それは会社の健康診断に行っていた主人からで、思ったより早く済んだのでこれからお昼でもどう?という電話でした。まあ、早いこと。目的地まで到着してはいませんが、もちろんランチに行きましょう〜と、来た道を引き返しました。

駅で待ち合わせをすると、前からちょっと気になっていたお魚料理のお店に行きました。焼き魚の定食がおいしいということで、主人は鯖、私はとろ鯵を選びました。お肉が大好きだった主人が、自ら焼き魚のお店を選ぶなんて画期的!炊きたてのご飯と脂の乗ったお魚はとてもおいしくて、満足感いっぱいのお昼ご飯でした。

いつも通り帰ってきたしゅんは、リビングから主人に呼ばれてびっくりしていました。今日は特別ねとおいしいケーキでおやつにして、のんびりと過ごしました。
フランスっぽい〜?


4月26日(日) 晴れ 「プレミアムハンバーグ」
昨日の雨はすっかり上がって、青空が広がりました。風もあって、洗濯物が良く乾きそうです。
お昼前、自転車屋さんに行きました。先週の土曜日に注文していた自転車が届き、調整が終わったというお電話があったのです。2年間の新潟生活で、簡単な屋根がついているだけの社宅の駐輪場に置いてあった主人の自転車はサビサビになってしまいました。海からの塩の影響でしょうか。とても乗ることができる状態ではなかったので、随分前に処分したのですが、しゅんも自分の自転車で行動することが増え、休日に3人で行動するときに主人の自転車もあった方が絶対に便利だと思い、今回購入することになりました。

具体的に検討すること数日、調査好きの主人が「これだ!」と候補に挙げたのは、電動アシスト自転車でした。平日は私も乗ることができるようにと小さなサイズの物を選び、先週近所の自転車屋さんでお話を伺って注文したという訳です。最初は別に普通の自転車でも・・・と思っていた私ですが、試乗してみてその乗り心地の良さに驚きました。そして主人の血なのか家電(?)大好きなしゅんも、自分が乗る訳でもないのにとても楽しみにしていました。
早速乗り始めた主人は、スイスイとまるで羽が生えているかのように軽く走っていき、私たちよりどんどん先に行ってしまいました。その様子を見たしゅんと私は、「やっぱり楽ちんなんだね〜。」と顔を見合わせました。これで家族3人、サイクリングができそうです。

本日のメインイベントは夜ご飯。しゅんが週に何本か楽しみにしている番組の1つ、「ためしてガッテン」で先週紹介されたのは、お店の様なおいしいハンバーグ「プレミアムハンバーグ」を作る方法です。何回も録画した番組を観た私たちは、HPでも手順や材料を確認し、早速作ってみることにしました。ナイフを入れた瞬間、ジューッと肉汁があふれる様なハンバーグ、本当に作ることができるでしょうか?

前準備として、寒天を作っておきましたが、それも十分固まりました。材料を混ぜ合わせる時は、自分の手が泡立て器になった様な気分で合計3分も混ぜ続けます。実はこれが一番大変で、二の腕がぷるぷる。全ての作業が終わり、表面を焦げ付かせる様に焼き始めました。焼き方にもコツがあって、パソコンを開いて確認しながら手順通りに進めていきました。
そして焼き上がり、ふっくらとふくらんだハンバーグは本当においしそう!付け合わせのお野菜も一緒に出来上がるところがこのレシピの嬉しいところです。3人とも大満足の出来上がりに、また作ろうねと話しました。食後のデザートは、残った寒天に黒蜜をかけた物。ハンバーグとセットでこのデザートも定番になりそうです。
「プレミアムハンバーグ」 おいしい〜


4月25日(土) 雨 「お楽しみ」
朝からシトシトと雨の降る土曜日になりました。しゅんが入学してから、ありがたいことに平日はほとんど毎日晴れています。こんな荒れ模様の日は、家でゆっくり・・・といいたいところですが、今日はしゅんが楽しみにしていたお出かけのため、傘を差して駅に向かいました。

2月に体験レッスンに行った理科の教室に、想像通り思いっきりはまってしまったしゅんは、どうしてもこの教室に通いたいと言いました。学校ではできない体験もできるし、何よりこんなにも楽しそうなのだから、通ってみようかと主人とも話し合い、申し込みをしてからこの日を指折り数えて待っていました。そんなわけで、この雨にも負けているわけにはいきません。「今、何分?」「あと何分で始まっちゃうかなぁ。」と気がはやるしゅんを落ち着かせながら、開始時刻の15分前に教室に到着しました。

白衣に着替えてやる気満々のしゅんは、グループの席につくと早速先生やお友達とお話を始め、廊下の椅子で様子を見ている私に、ジェスチャーで何かを言いました。しゅんの指の方向は、教室の出口を指しています。あはは。しゅんは「もう大丈夫だから、ママもお出かけしてきたら?」と言っているのです。
教室に向かう電車の中で、「しゅんちゃんは、ママが廊下で見ていた方がいい?それともママがお出かけして、お迎えにくるのがいい?」と聞いたところ、「ママもお出かけして。うち、むしろその方がいいの。」などと言っていたのです(笑)。さらに「ママは何をするの?」と言うので、「そうね、最初はお茶でも飲みながら本を読もうかな〜。」と、持参した本をチラリと見せると、「それ、いいね〜。」と何故か大喜びでした。

私がお茶&読書、布屋さん、雑貨屋さんと自由時間を満喫してお迎えに行くと、しゅんもノリノリで作業をしている途中でした。興奮冷めやらぬしゅんは、家に着くまで教室からのお土産として持ち帰った制作物を離しませんでした。これからも月に1回、親子共々楽しく通えそうです。


4月24日(金) 曇りのち雨 「金曜日」
夜には雨が降るという予報でしたが、昼間は日差しもありました。今朝、目覚ましを止めたしゅんは、そのままリビングのソファーでゴロリと横になって眠っていました。30分後に自分の目覚ましで起きた私が「しゅんちゃん」と声をかけると、「眠すぎる〜。」と目をつぶったまま言いました。毎朝、幼稚園の時と比べると1時間以上早起きしているしゅんと私は、金曜日になると少しほっとした気分になります。

一週間、お疲れ様ということで、ちょっとだけのんびりしようと近所のコーヒーショップに出かけました。お茶を飲んでのんびり、ついでにホットサンドで軽いランチも食べて、さあ、また来週も頑張りましょうと思いました。

帰宅したしゅんは、金曜セットと呼ばれる荷物を持っていました。体操着や上靴などが入ったこの金曜セットをきれいにして、また月曜日に学校に持っていくのです。こんな風にたくさんの荷物を持って、一人で登下校できるようになったなんてすごいな〜としみじみ思います。
しゅんの中耳炎は、お薬がよく効いてきたのか良くなってきた様です。耳がよく聞こえるよ、自分の声も変な風に聞こえないよと言うしゅんに、ほっとしています。


4月23日(木) 晴れ 「良薬」
4月の学校は保健室にかかわる行事が多くて、それに伴う持ち物も多く、予定表とにらめっこして毎日持ち物を確認しています。様々な検診もあり、その結果、病院に行って下さいというお知らせも持ち帰ってきます。

先日の聴力検査で、一部聞き取りにくい部分があったというお知らせを持ってきたしゅんに、「聞こえない?」と聞いてみると、「そうでもないけど〜。」という返事が返ってきていました。早いうちに耳鼻科に行こうと思っていると、夜になって「やっぱり、自分の声が変な風に聞こえちゃう。」と言い出しました。これは大変と、急いで耳鼻科に行くことにしました。

今まで特に耳にも鼻にもトラブルがなかったしゅんは、6歳にして初の耳鼻科です。中耳炎ばかりして耳鼻科の常連だった私には考えられないことですが、もう6歳にもなると怖がることもなく、先生とも自分でお話できるので助かります。診察の結果、気づかないうちに片方の耳だけ中耳炎になっているということでした。そのため、聴力も落ちていたのです。検診がなかったらいくことがなかった耳鼻科です。今回は気付かせてもらえて本当に良かったなと思いました。

風邪も少しひいているため、お薬が2種類出ました。シロップのお薬と粉薬です。シロップはむせるほど甘く、粉薬は少々顔をしかめるほど苦い様です。お薬は自分で飲むしゅんですが、粉薬を飲んだ後、「これ、苦い〜。」と言いました。しかし「これは良薬ってことね。うん、うん。」と言い、さらに「むしろ嬉しい。」と言って飲み続けました。
ずっと前、苦い薬を嫌がったしゅんに、「良薬は口に苦しっていう言葉があるんだよ。体に効く良い薬は、苦いってこと。」と言った私の言葉をものすご〜く信じ込んでいるのです。何て素直なんでしょう!どんなに苦い薬もこうやって飲んでくれるのは有り難いのですが、甘くて飲みやすいお薬の時、「これ、良薬じゃないよ。効かないかも。」と落ち込むのはちょっと困ります。


4月22日(水) 晴れ 「名前」
夏の様に暑い一日になりました。ベランダで洗濯物を干すだけでも汗びっしょりです。図書館に行こうと玄関を出ると、マンションのエレベータが定期点検中で自転車を下ろすことができません。そこで意を決して(大げさ)徒歩で出かけることにして、ずっしりと重たい本を肩にかけられるバッグに入れ替えました。

近くのお友達とにぎやかにおしゃべりしながら帰ってきたしゅんは、ベランダにいる私に気づくと手を振りました。入学式の日に知ったのですが、今どきは名札をつけるのは学校の中だけ、下校の時には取って机に置いて帰ります。そのためなのか、しゅんはなかなか周りのお友達の名前を覚えられない様です。
一緒に帰ってきたお友達は何ていうお名前なの?と聞くと、「お顔はわかるんだけど、お名前はわからないの。」といつも困った様に言います。「同じクラスだと思うよ。」と私が言っても、「でも小学校はね、お勉強を一生懸命するから、その間は自分の椅子に座っているでしょ?あんまり一生懸命お勉強してるから、名札を見る時間がないの。」とこれまた困った様に言うのです。一年生って、何てかわいらしいんでしょう!それでも周りのお友達は、かなりしゅんの名前を覚えてくれているのか、道路でばったり会うと「あ、しゅん君。」と声をかけられる事もしばしばです。私も地域に知り合いや顔見知りの方がぐっと増え、ふらりと自転車で買い物に出かける時も、少し緊張感を持つようになりました(ぼーっとしていると恥ずかしいので)。

夜、その話をすると、主人もなかなか名前が覚えられないと言いました。そうでした、そうでした!以前から、社宅の方のお名前や顔をすぐに覚えるのは私、主人は道やお店でばったりお会いしてもわからないことが多かったのです。会社の人の名前も・・・と言う主人に、「あぁ、しゅんはそれに似ちゃったんだ〜。」と言うと、「何でそんなに残念そうに言うの。」と言われてしまいました。ふふふ。しゅんの口からお友達の名前が出てくる日が楽しみです。


4月21日(火) 曇りのち雨 「ベランダ」
一日雨降りという予報が、朝には夕方から雨という予報に変わりました。それでもどんよりと曇った空からは、今にも雨が落ちてきそうです。しゅんは幼稚園で頂いた折り畳み傘を大事にランドセルにしまい、元気に登校していきました。

昨日、日曜日に買ってきた苗を植えようとしたところ、まだ元気なお花がいっぱいあって鉢やプランターが足りないことに気づきました。そこで、何とか自転車でも行くことができるホームセンターに行ってみることにしました。

鉢とプランター、そして気になったお花とスティックセニョールの苗を買い足して、ようやく植えかえることができました。手前にあるキャンドルの様なケイトウは、しゅんがかわいいと言って気に入った物です。これからベランダを明るくしてくれそうです。新潟で買った多肉植物も、すっかり大きくなって根元から小さな株が育ってきました。これからますます大きくなってくれるのが楽しみです。
ブリエッタも何回目かの挑戦ですが、こんもりときれいな花を咲かせてくれるでしょうか?そして夏の間、去年の様に自給を目指す紫蘇の葉の成長はいかに?他のお野菜も元気にすくすく大きくなって欲しいものです。

帰宅したしゅんは、すっかりきれいになったベランダを見て喜びました。特に自分が選んだケイトウと、赤、黄のプチトマトには興味津々です。
しゅんのお気に入り ケイトウ 大きくなるかな?
ミニトマト2種類とスティックセニョール にぎやかになりました


4月20日(月) 曇り時々晴れ 「あ」
朝起きると、ソファーで昨日借りてきた本をじっくり読み込んでいるしゅんと目が合いました。「おはよう」と言ったしゅんは、「ママ、地球はすごい速さで自転と公転してるんだよ。知ってた?」と言い、秒速どのくらいの速さで回っているかを説明し始めました。が、寝起きの私の頭に細かな数値は入っていきません(汗)。「とにかく早いんだね〜。全然そんな感じしないのに、不思議だね。」ととりあえず返事をして、顔を洗いに行きました。

毎日暑いから汗拭きタオルを持っていきたいと言ったしゅんが、「今日は使わなかったよ。」と持ち帰りました。「もう持って行かなくていいの?」と聞くと、「うちが連絡帳に書いてきた日は絶対に持っていくんだよ。」と言います。
ところでその連絡帳ですが、暗号の様な記述は続いています。「1、こ 2、た 3、お 4、ど も、け し、プ」って、一体何のこと?時々連絡帳をのぞいてみると、こんな文字と数字が並んでいて、私の頭の中ははてなでいっぱいになります。ちなみに上記は「1時間目国語、2時間目体育、3時間目音楽、4時間目道徳、持ち物検尿、宿題プリント」の略です。

話は汗拭きタオルに戻りますが、「必要な時は、うちが、も、あ、って書くから大丈夫だよ。」としゅんが言うので、「しゅんちゃん、そんな風に書いたら、もしかして、あたらしいせいかつという本を持ってくる様にっていうことだったらどっちかわからなくなっちゃうんじゃない?」と少しいたずら心を出して聞いてみました。すると「あ・・・。どっちも、あ、だねぇ。」と悩んでいたしゅんが、ぱっと顔を明るくさせました。「うち、そういうときは2文字書くから大丈夫だよ。あせ、か、あた、って書くからさ〜。」と言うしゅんに、この子ってば・・・とガクリときてしまった私でした。


4月19日(日) 晴れ 「和菓子」
早起きをしたしゅんに、「ママ、もう起きて〜。もうすることなくなっちゃったの。」と言って起こされました。あれもこれもしたと話し続けるしゅんに、一体何時に起きたんでしょう?と驚きました。

ベランダのチューリップが終わったので、そろそろ春から夏にかけての植物を買いに行くことにしました。お花はもちろんですが、野菜の苗に興味津々のしゅんは、「トマトは絶対に買った方がいいんじゃない?ナスもあるよ。キュウリはどう?」と忙しそうに話し続けました。しかしスペースには限りがあるので、しゅんと顔を見合わせながらビビッとくるものを厳選して選んでいきました。今年の夏野菜のラインナップは、ミニトマト2種類とキュウリ、そしてしその種をまくことにしました。

写真は本日のおやつです。ひらりと丸まった花びらの先がとてもきれいです。折り紙でこんな風に楽しむことができるなんて、初めて知りました。工作好きのしゅんのおかげです。
折り紙のお皿を敷いて


4月18日(土) 晴れ 「八重桜」
少し風はあるものの、暖かなお天気になりました。そろそろあの公園に行かなくては・・・と思っていましたが、やっと風邪も良くなって今日はお花見第二弾です。

八重桜は想像通り満開で、枝がしなって重たそうでした。転勤前によく行っていた広場にシートを敷いて、八重桜の木の下にゴロリと横になりました。薄いピンク、濃いピンク、どちらも花びらが美しくて見ていて飽きません。しゅんは桜をしばらく眺めると、「さ、しゃぼん玉、しゃぼん玉」と言うといつものセットを取り出すとプーッと吹き始めました。
時折強い風が吹くと、辺り一面に花びらが舞いました。ハラハラと舞い散る大きな花びらは本当にきれいです。しゅんはしゃぼん玉を吹く手を止めると、雪の中にいるように降ってくる花びらを感じていました。

夜ご飯は久しぶりに焼き肉へGO!風邪を引いてしばらく食欲がなく、粗食だった反動が来たのか、どうしても、どうしても「お肉」の気分だったのです。お腹いっぱいになった帰り道は、3人で夜道を歩きました。毎日学校に通っているおかげで足の力がついたのか、しゅんも以前だったら考えられないくらい長い距離を元気に歩きました。
お風呂から出ると、しゅんはすぐに夢の中へ。主人と私は居間でのんびり過ごしました。何気なく開いたフォルダを見てみると、今日と同じ公園に、同じ季節に行った時の写真が何枚も見つかりました。ベビーカーに乗って不思議そうに八重桜を見上げている1歳の頃、お友達と走り回っている2歳の頃、どちらも今日のしゅんの写真と比べると、随分小さくてかわいいねと主人と顔を見合わせました。
空を見上げると・・・ 満開の八重桜 八重桜の下でもしゃぼん玉
花びらが舞う きれい 八重桜のグラデーション


4月17日(金) 晴れ 「玉ねぎ」
入学して2週間が経とうとしています。「今日は朝も一人で行ってみる?」と聞くと、ものすごく嬉しそうな顔で「うん。うん。」と頷きました。「気をつけてね。」と言って玄関で見送ると、急いでベランダ側に移動してマンションから出てくるのを待ちました。ニコニコニコニコしながら手を振って、目の前の道を歩いていくしゅんに、口を大きく開けて小さな声を出し、「前を向いて歩いて〜。」と伝えました。いつか何かにぶつからないか心配!

私の風邪もあと一歩というところまで良くなったので、今日はもう一日だけのんびり過ごそうと家事を済ませるとソファーに横になりました。

ところで最近、ネットで見かけて作ってみたスープが私もしゅんもとても気に入っています。それは新玉ねぎを丸ごとコンソメで煮たスープです。ゴロリとお鍋に入れた玉ねぎを、コトコトと煮るだけという簡単なスープですが、お皿に盛りつけたところで玉ねぎの上にスライスチーズを1枚のせてトロリとさせるのがしゅんのお気に入りです。少し溶けたチーズにうっとり、柔らかい玉ねぎにまたうっとり。最後に玉ねぎの甘みが溶け出したスープを飲んでご馳走様。「夜ご飯は何にしようか?」と言うと、「玉ねぎのスープ」という答えがすぐに返ってきますが、これはもちろん玉ねぎが苦手な主人のいない、平日のみのメニューです。


4月16日(木) 晴れ 「桜」
今日は朝から風が強く、洗濯物がなびいていました。こんなに良いお天気なのに、明日は雨なんて信じられないなぁと思いながら外を見ました。私は風邪をぶり返し、本日もかかりつけの病院へ。先週とは違う抗生剤を処方され、再び様子を見ることになりました。

ベランダから帰ってくる子ども達を見ていると、しゅんが曲がり角を曲がってきました。少し歩いたところで「あ」という口をして、向かいのマンションのエントランスの方に歩いていきました。ん?と思っていると、またニコニコして歩道に戻り、私に手を振りました。何故かちょっと不自然に、左手を結んだまま。
「ただいま」と帰ってきたしゅんは玄関に入ると、「これ、何だと思う?」と言って手を開きました。するとそこには八重桜の大きめな花びらが1枚ありました。「これ、拾って大事に持ってきたの。」と言うしゅんと、押し花にしようと本棚の厚い本に挟みました。

昨日の夜から「切り紙」ブームのしゅんは、今日も宿題や時間割を済ませると、「次は切り紙の時間だ〜。」と言って切り紙の本を開き、ハサミと鉛筆と折り紙を用意して何やら作業を始めました。一度始めるととことん集中するしゅんは、そのまま3時間ほど切り紙に夢中でした。
今日は「10折り」という、折り紙を10分割する折り方のパターンが気に入った様で、次々と10折りをして切っていきました。最初に作ったのは、写真の左側にある桜です。花びらの部分は、鉛筆や竹串でクルッと丸めてあります。これは「和菓子をのせるお皿になるんだよ。」と言って持ってきました。3枚作ってくれたので、週末のおやつは和菓子を買うことにしましょう。まだまだ続きそうな切り紙ブーム、明日はどんな作品ができるかな。
切り紙色々 和菓子を買わなくちゃ


4月15日(水) 晴れ 「宿題」
雨は明け方までに上がり、朝から雲一つないお天気になりました。7時の時点ですでに17度とニュースで聞き、今日は暑くなりそうだなと思いました。

小学校の始業は幼稚園より30分早く、さらに登校は1時間以上早くなりました。3月までは主人が出勤して30分ほどしてからしゅんと登園していましたが、今は主人がしゅんに「行ってらっしゃい」を言ってくれます。私は今だけ家のすぐ近くまで送っているので、しゅんを見送って家に帰ってもまだ出勤時間までには時間があり、久々に大人だけの静かな朝の時間を持つことになりました。ゆっくり朝ご飯を食べる主人の横で新聞を読んだりチラシを見たり、ご飯が終わるとお掃除をしたり洗濯物を干したり。主人を見送る頃には朝の家事はすっかり終わっていて、何だか一日が長く感じます。

ところで入学して1週間と3日ですが、毎日宿題が出ることに驚きました。先日の保護者会では、家庭学習の時間は「学年×10分間」が目安だというお話がありましたが、丁寧にやるともう少しかかるくらいの宿題です。でも宿題のおかげで、家でも楽しく机に向かう習慣が自然とできてきたのは嬉しいことだなと思います。
帰宅すると、今日やった方が良いことをメモ帳に書いてしゅんに渡します。メモ好き、記録大好きなしゅんにはこの時間も楽しそうで、ああでもない、こうでもないと言いながら箇条書きにした項目の横に順番を書いていきます。本日の項目は「宿題、エレクトーン、頂いてきた資料のファイリング、おやつ、テレビ」!しゅんは宿題を最初にやり、最後はお楽しみのテレビにしようと決めた様です。
昨日は音楽教室があったため、夕方から宿題をすることになりました。プリントへの記入が終わり、色を塗るという課題をしている途中で夕ご飯が出来上がりました。「ご飯ができたよ。ご飯ができたらすぐに手を洗って食卓につく約束だよ。」と私が言うと、「で・・・でも、宿題はご飯の前にやるっていうお約束もあったはずなのに〜。」と悲しそうに言いました。あ、そうでした、そうでした。しゅんが満足できる仕上がりになるまで、読書をして待つ私でした。


4月14日(火) 曇りのち雨 「演奏」
天気予報を見ると、お昼から雨が降り出しそうでした。暗い雲もたちこめていています。入学してからずっと晴天続きでしたが、初めての雨になるかな?と思いながら、傘を持たせました。
お昼前、突然強い雨が降りましたが、その後は空が明るくなったり暗くなったり。時々パラッと降ることはありましたが、何とか持ちこたえました。傘を持って小走りに帰ってきたしゅんのランドセルは、少しだけ雨で濡れていました。

今日は音楽教室の日です。2年間のプログラムが、今日で終了します。新潟で1年間、東京に来て1年間、どちらも楽しく音楽に親しみ、お友達に刺激を受けながら頑張ってくることができました。同じグループのお友達と、これからも同じ先生にまたお世話になりますが、一応の区切りということで修了証書が渡されました。
レッスンが半分ほど終わった頃、クラスコンサートが始まりました。今まで習った曲の中から自分で好きな曲を2曲ほど選び、みんなの前で発表します。みんな一生懸命練習してきたんだなということが伝わる様な、上手なコンサートになりました。そして最後に、先生がアンサンブルの曲を弾いて下さいました。ディズニーのナンバーの中から、美女と野獣の有名な曲です。シーンと静まりかえる教室に、先生の素敵な音楽が流れていきます。
しばらく経った頃、しゅんが目を触る仕草をしました。もしかしたら?と思いましたが、その時は振り返ってにっこり笑ったしゅんに笑い返しただけでした。

夜、お布団の中で「今日のT先生の演奏、素敵だったね。」と話すと、しゅんも「とっても素敵だった。」と言いました。そして想像通り、少し涙が出てしまったと言いました。素敵な演奏を聴いてそんな風に心が動かされる様になったなんて、本当に嬉しいことだなぁと思いました。


4月13日(月) 晴れ 「給食」
昨日の夜、ご飯を食べていたしゅんが「うち、どうしてもあれが心配なの。あれ・・・。給食がね〜。」と小さな声で言いました。私たちは顔を見合わせ、主人が「大丈夫だよ。ぱくぱく食べれば時間通りにちゃんと食べられるよ。」と言いました。
早起して登校することには自信がついたしゅんですが、次は今日から始まる給食が心配だった様です。給食の何が心配かというと、時間内に食べることができるかということ。とにかくおしゃべりが好きで食べるのがゆっくりなしゅんは、小学校の給食は実質20分ほどで食べなければならないというお話を幼稚園でお聞きしてから、それが気になって仕方ない様子でした。

数日前から献立を一緒に見ては「これはどんなおかずなのかなぁ?」と楽しい気持ちを盛り上げ、ご飯の度に「その食べ方だったら、給食もあっという間に食べられるよ。」などと褒めに褒めてきました(笑)。金曜日には学級会活動で、机を動かして班を作る練習もしたそうです。
そろそろ帰ってくるかなとベランダから見ていると、しゅんがニコニコしながら手を振って歩いてきました。帰宅したしゅんに「給食は?」と聞いてみると、「すっごくおいしかった〜。」と言って手で○を作りました。班のお友達とお話ししながら、ちゃんと時間通りに食べられたそうです。おかずはこんな感じだった、牛乳がこぼれたお友達がいて、すごく遠くまで流れていってしまった、食べた後の歯磨きが面白かった・・・と給食の話は尽きることがありませんでした。「明日のメニューはなにかな〜。」と冷蔵庫を見に行ったしゅんを見て、良かったなと思いました。

ちなみに夜ご飯の時、「ママ、給食はね、ママが用意するご飯よりずっとずっと少ないんだよ。ママはこ〜んなにたくさん作っちゃうから、うち、きっと食べるのが遅すぎるんだよ。」と言いました。「そっか。それならこれからはほんのちょっぴりずつお皿に盛りつける様にしようね。」と言うと、「やったー、やったー。」と飛び上がりました。


4月12日(日) 曇りのち晴れ 「テスト」
早起きしたしゅんと私は、朝から「あしたをつかめ」を鑑賞しました。今日のテーマは映画の宣伝をする仕事ということで、今まで想像もしたことがないお仕事の内容でした。

折角早起きをしたので、昨日のミシン仕事の続きをしました。カタカタと縫っていくだけで、布が形になっていく面白さにしゅんもワクワクした様子でした。そして今日はもう一つのお楽しみ、最後に布にも使うことができるスタンプで飾り付けをしていきました。
色々な模様の中から選び、ぺたぺたとスタンプしていくのは想像以上の楽しさで、しゅんも私も夢中になっていきました。私は左右だったり上下だったり、どこか規則的に並べてスタンプし、デザインを作り上げていく感じでしたが、しゅんのやり方は違いました。「うちは、スタンプで物語りを作りたいの。」と言い、何やら楽しそうに押していきました。

出来上がると、物語を話してくれました。「窓から猫が見ているのね。だからネズミさんが逃げろ〜って思っているの。」と言ったり、「雲から雨が降ってきました。だからお花も嬉しいよ。」と言ったり、大人にはなかなか思いつかない子どもならではのデザインばかりで、とってもいいなと思いました。

午後は音楽教室のテストに行きました。2年間のグループレッスンの仕上げということで、歌、演奏、和音など、いくつかの項目についての試験が行われるのです。演奏や歌も一人で行い、担当の先生ともうひとり別の先生が試験官をして下さるということで、どのお子さんも緊張感いっぱいになると聞いていました。しゅんも自分で選んだ演奏曲や課題曲の練習は積んできましたが、余りテストの様子が想像できずに今日まできてしまったようです。私の方が大丈夫かしらとドキドキしていましたが、さすがに教室に入るといつもとは違う雰囲気に緊張感が漂いました。
それでもいつも通りに落ち着いて演奏し、歌も和音も無事こなし、あっという間にテストは終了しました。まだ小さい子ども達なので、今までの確認とこれからへの励ましという意味合いもあるのか、最後の講評もとてもあたたかなものでした。「これからも頑張って、ますます上手になって下さいね。」と仰る先生に、しゅんが「はい。」と元気にお返事できたのはとても嬉しいことでした。

右の写真は、夕食の準備をする私の横で、何やら一生懸命にしゅんが作っていた迷路です。スーパーボールをコロコロと転がすことができる、大きな「木」だそうです。
久しぶりの縫い物 木の形の迷路ゲーム!


4月11日(土) 晴れ 「試着」
入学式に満開だったソメイヨシノは、もうだいぶ散ってしまいました。代わって八重桜が咲き始めました。淡いピンク、濃いピンク、どちらの八重桜もとても存在感があって、道を歩くのが楽しくなります。ソメイヨシノとはまた違った良さがあるなと思います。

小学校に入って私服になったため、春休みにジーンズを1本買いました。今までは何故か買ったことがなかったのですが、何にでも合わせられてとても便利です。しゅんもチャックとホックがあるズボンが何とも言えず格好いいと思っているらしく、「今度買うなら絶対にこうやってカチャカチャするズボンがいいな〜。」と言います。今まではウェストがゴムになったパンツを何も言わずにはいていただけだったのに、こんなリクエストをするなんて!
洗濯をしていて気づいたのですが、買って1ヶ月もしないのに、もう膝の部分が少し薄くなってきました。動きが激しいのでしょうか?そんなわけで、今日、もう一本買いに行くことにしました。

お店に入って良さそうなサイズの物を手に取ると、試着室に向かいます。足の長さは別として、スリムなしゅんは何でも楽々はいてしまいます。細めのパンツもすらりとはくことができるので、見ている私はいつもうらやましくなります。洋服を選ぶ時、これ、大丈夫かな〜?なんて思わずに、サイズだけ見てさっと試着室に持っていくことができるなんて、本当にうらやましい!私も今年はそれを目指して・・・何をしたらいいのでしょう?

帰宅すると、裁断だけしてあった布を取り出し、学校に持っていく布ものを作ることにしました。久しぶりにミシンを持ってきた私に、興味津々のしゅんはぴったりと隣に張り付きました。そして「返し縫い係になろうっと」「クルッと回して針を布に刺す係になろうっと」などと言って、お手伝い(?)を始めました。


4月10日(金) 晴れ 「下校」
初夏のような陽気が続いています。今日も最高気温は25度くらいになりそうだということで、しゅんはタンスの中から半袖のTシャツを出してきました。

「今日は図工と国語だ〜。」と出かけたしゅんが、3時間の授業を終える時間になりました。火曜日から、集団下校してきた子ども達が解散する場所までお母さん達が迎えに出ていましたが、そろそろその場所から自宅まで子どもだけで帰ってくるお子さんが増えてきました。今日は私の体調も今ひとつということもあり、しゅんに練習してみる?と聞いたところ、満面の笑みで「するする〜。」と張り切って出かけました。
学校からのお知らせに書かれていた下校時刻を10分過ぎ、20分過ぎ・・・。何度もベランダに出て遠くを眺めますが、その気配がありません。まだまだかなぁと思って居間に戻ってしばらくすると、ガヤガヤという子ども達の声が遠くから聞こえてきました。再びベランダに戻ってよ〜く見てみると、道の向こうにお友達と歩いているしゅんの姿が見えました。お友達に手を振ってマンションに入ったしゅんは、汗びっしょりになって玄関まで帰ってきました。玄関を開けながら「良く帰ってきたね〜。」と言うと、本当に嬉しそうに笑ってランドセルを置きました。少しの距離とはいえ、こんな風に帰ってこられる様になったなんて、随分大きくなったものだわと思いました。

今日も、昨日とは別のお母さんがしゅんを預かって下さいました。また数時間ゆっくりさせて頂いて、体調もだいぶ良くなりました。「こんな時はお互い様ですよ。」と優しく仰るSさんに感謝しながら、私もいつか皆さんにお返しがしたいなと思いました。


4月9日(木) 晴れ 「風邪」
朝起きると、猛烈なのどの痛みに気づきました。体を動かすのも辛く、熱もあるようなだるさです。入学式を終えてほっとしたからか、本格的な風邪を引いてしまった様です。

しゅんを見送ると久しぶりに病院へ行きました。余りのだるさと急激な悪化ぶりに、これはもしかしたらインフルエンザではないかと思い、検査もして頂くことにしました。しゅんが小さな頃に検査して頂いたのを近くで見たことはありますが、私はこれが初めてです。見覚えのある長い綿棒が袋から出てきた時には、痛そう〜と顔をしかめてしまいましたが、先生がお上手だったのかちっとも痛さはなく、ただただくしゃみが出そうでそれをこらえるのが大変でした。その私の表情をご覧になった先生は、「痛いですよね。ごめんなさいね。あともう少しですよ。」と一生懸命仰って下さるのですが、それにお返事することもできず、検査が終わると同時に横を見てクシャンと大きなくしゃみが出ました。結果はA型もB型も陰性で、少したちの悪い風邪でしょうということでした。

帰宅したしゅんは、「今日の宿題は算数なの。」と言いながら教科書を取り出しました。見開き2ページに描かれている絵を見ながら、色々な物の数を数えて言うという宿題でしたが、ちょっと照れながら一生懸命数えてお話をするしゅんの様子がとても微笑ましくて、「すごいね、すごいね。この数もわかるの?」などと私も出ない声を振り絞って答えました。

明日の準備をすると、ちょうどお友達のお母さんからメールを頂きました。お誘いに大喜びのしゅんは、早速支度をして遊びに行くことになりました。私はその間、何時間もゆっくり休ませて頂いて、本当に助かりました。
お友達と楽しく遊んできたしゅんは、「ママちゃん、どう?少し元気になった?」と言って私のおでこに手を当てました。薬が効いている間は何とか動ける私ですが、もう一日くらいじっくり休みたい気分です。


4月8日(水) 晴れ 「チューリップ」
今週は、毎日良いお天気が続いています。長い道のりを子ども達だけで登下校し始めた子ども達にとっては、ありがたいことです。

このところの暖かさで、ベランダのチューリップも次々と咲き始めました。それを見て、「これもつぼみじゃないんだよね?もう咲いてるんだよね?」としゅんが確認してきました。先日、切り花のチューリップを玄関に飾っていたところ、「このチューリップって、いつまでもつぼみで咲かないんだね。」と言うので驚きました。パァッと開いた様に咲くのではなく花びらがまっすぐになったまま咲くチューリップを見て、どうしてこのお花はいつまでも咲かないんだろうと不思議に思っていたそうです。その話をした時は2人で笑ってしまいましたが、こう暖かいと、ベランダのチューリップ達は驚くほど大きく開いています。夕方になって気温が下がるとお花がギュッとつぼむ様になり、随分長い間楽しむことができています。窓の外で風に揺れるお花を見ていると、本当にかわいらしくてきれいだなと思います。近付いてアブラムシが見えるまでは(汗)。

帰宅したしゅんが、ランドセルから連絡帳を出しました。そこには暗号の様な文字が並んでいました。「1.こ2.さ3.が」「し なまえ」・・・。不思議そうに見ている私にしゅんが読み上げてくれた内容は、「1時間目は国語、2時間目は算数、3時間目は学級会。宿題は名前を書くことだよ。」とのことでした。早速名前を書くという宿題を済ませると、ランドセルの中身を準備して昨日と同様慎重に収納しました。
チューリップが咲きました 色とりどり


4月7日(火) 晴れ 「初登校」
昨日の夜、ご飯を食べていたしゅんが小さな声で「うちね、明日の朝がとっても心配なの。」と言うので主人と顔を見合わせました。しゅんは小さな頃から、初めてのこと、自信が持てないことに対してとても心配性で慎重なのです。「目覚まし時計をセットすれば大丈夫だよ。」と言う主人の言葉を聞いて、自分の目覚まし時計、私の携帯のアラーム、さらに携帯のスケジュールを5つも登録し、これで大丈夫とお布団に入りました。

そして今朝、最初の目覚まし時計でさわやかに起きたしゅんは、早速お着替えもしてリラックスした様子でご飯を食べ、お友達との待ち合わせの場所に行きました。下校時刻に通学路の途中まで迎えに出たお母さん達とお話すると、子ども達だけでの登校、学校の生活などを心配していたお子さんが多かった様で、朝起きることだけが心配で、起きられたらすっかり嬉しくなってうきうきしていたと言うと、「それでしゅん君、いつもみたいにニコニコしながら歩いてたんだね。」と通学路の途中で見送って下さったお母さんに言われました。

登校して3時間ほどで帰ってきたしゅんは、「明日からはもうお勉強も始まるんだよ。国語!でもうち、算数がとっても楽しみなの。」と言ったり、「ママ、ランドセルはこの向きでロッカーに置くんだよ。うち、そういうことがよくわかったの。」と言ったり、何だか忙しそうに口を動かしました。明日必要な教科書とノートを入れ、筆箱も入れるとランドセルを正しい向き(!)で丁寧に廊下収納に入れました。

ところで春休みの終わり頃、やはり小学校生活に対する不安もあったのでしょうか、しゅんが私にべたべたとくっついたり外出先で少しぐずぐずしたりすることがありました。私が「そうだよね。まだ幼稚園だもんね。もう、思い〜っきりぐずぐずしちゃってね。」と言ってギュッとすると、嬉しそうに笑いながら「そうなの。うち、入学式までは思いっきりぐずぐずしちゃうの。」と言って私にペタッと張り付いてきました。
入学式を終え、朝の身支度や明日の準備など、何でも「うち、もうこれも自分でやってみようっと。」と言ってしゃきしゃきしているしゅんに、「もう一年生だもんね。ぐずぐずしないし泣いたりしないし、すごいお兄ちゃんね。」と言うと、「そうだよ。」と嬉しそうに答えました。そんなしゅんがふと考え込み、「じゃあ、うち、これからはどこで泣いたらいいんだろう?」と言うのでちょっと笑ってしまいました。「そうねぇ、お風呂の中で泣いて、しゅんちゃん、泣いてるの?って聞かれたら、違うよ、これはお湯だよって言うのはどう?」と言うと、「それも難しそうだなぁ〜。」と真剣に悩んでいるので、「大丈夫だよ。お家でママの前だったら泣いても良いんじゃない?」と言うと、ほっとした様にほほえみました。


4月6日(月) 晴れ 「入学式」
朝からぽかぽかと暖かく、真っ青な空が広がる良いお天気になりました。今日はしゅんが楽しみにしていた入学式です。
パリッとしたスーツに身を包み、はき慣れない黒い靴を履いたしゅんと、3人で学校に向かいました。途中で同じ幼稚園のお友達家族にもお会いし、しゅんは大喜びでお友達と並んで歩きました。

新6年生が1年生の案内をしてくれるのを見送ると、私と主人は体育館に入りました。保護者席に座って待つこと10分ほどで、かわいらしい1年生が拍手に合わせて入場してきました。しゅんも女の子と手をつなぎ、少しかしこまった表情で歩いてきました。入学式では、先生方や来賓の方々が「おめでとう」と仰るたびに、自然と1年生の子ども達が「ありがとうございました〜。」と元気にお答えしてしまうのが何ともかわいらしく、保護者席からは何度も笑いがおこりました。校長先生の呼びかけに、元気な声で「はい」と声を合わせた子ども達に、先生が「これで、もう立派な一年生ですね。」と仰ると、みんな本当に嬉しそうに見えました。
式では6年生代表による歓迎の言葉と、2年生による出し物がありました。体も大きく本当にしっかりした6年生、そして1年経ったらこんなに大きな声で立派に歌ったりお話したりできるようになるんだなぁと驚くくらいの2年生に、私たちも大きな拍手を送りました。

お式が終わって教室に入ると、担任の先生のお話と配布物の確認作業がありました。自分の席に座り、配布された教科書などを物珍しそうに見ているしゅんは、何だか昨日までよりぐっとお兄ちゃんになった様に見えました。

満開の桜が咲く通学路を歩いて家に帰る途中、しゅんが本当に嬉しそうな顔をして、「卒は寂しいけど、入は嬉しいね。」と言いました。卒園式の時の寂しい気持ちを思い出したのかな?でも、今日はそんなに嬉しかったんだな・・・と私もほっとしました。
午後、お買い物の帰り道にあるケーキ屋さんで3個のケーキを選びました。しゅんの入学お祝いと、主人のお誕生日祝いです。一つに決めがたかった私たちは、1/3ずつにカットして「デザートの盛り合わせ」にすることにしました。「3人いてよかったね〜。」と言うしゅんに、私たちも笑ってしまいました。
入学おめでとう お祝いケーキ 1/3ずつ


4月5日(日) 曇りのち晴れ 「準備」
起きてきた主人に、しゅんと「おめでとう」と言いました。今日は主人の誕生日です。風もなく穏やかで、昨日よりも暖かくなりそうな良い日になりました。

混んでくる前に用事を済ませようと、早めにデパートに行きました。いつものように外車がずらりと並んでまるで展示場の様な駐車場にマーチをとめ、次々とお店を回っていきました。中でもしゅんが楽しみにしていたのは、靴屋さんと本屋さんです。

まずはお昼ご飯にしましょうと、「三尺三寸箸」に行きました。店内には桜の飾りが施されていて、パーッと明るく春らしくなっていました。お野菜たっぷりのお総菜を頂き、もちろんデザートも満喫し、黙々と食べていたしゅんも「これでまた18キロ超えたかも。」と言ってお店を出ました。

お腹がいっぱいになったのですぐに靴屋さんに移動し、店員さんにサイズを測って頂くと、「12センチですね。」と言われて一瞬絶句する私としゅん。ハテ?と首をかしげていらっしゃる店員さんに、「こちらを読むんですよね。」と目盛りの先の方を指さすと、「も、申し訳ございません〜。」と仰る店員さんと、「小さくなっちゃったかと思ってびっくりした。」と言うしゅんに、ちょっと笑ってしまいました。目盛りの先は17センチを指していましたが、気に入ったデザインの靴は小さめに作られているらしく、結局18.5センチのスニーカーを購入しました。「格好いいね。」と言う主人に、「これで小学校に行くんだよ。」と嬉しそうなしゅんでした。

最後は本屋さんで、お目当ての「小学一年生」を買いました。去年は先取りの一年生でしたが、今度は本物の一年生。家に帰ると早速付録の組み立てに熱中していました。


4月4日(土) 晴れ 「お花見」
少し風があるものの、今日も良いお天気です。家にあった材料と、昨日買ってきたサンドイッチ用のパンで簡単なお昼ご飯を作りました。サンドイッチの具は、しゅんと主人が大好きな玉子サラダをたっぷり、それからたらこバター、いちごジャムという3種類。冷凍してあったご飯で鮭おにぎりも作り、麦茶を水筒2つに入れて出発です。

自転車で向かった公園は、すでに多くの人で賑わっていました。いつもは入れない芝生のコーナーも開放されていて、レジャーシートを敷いている人でいっぱいでした。私たちもどこかに・・・と思いながら歩いていると「○○さ〜ん」と声をかけられました。そちらをふと見ると、幼稚園のバザーで仲良くなったSさんご家族でした。他にも何人か園のお友達がいて、皆さん今日はお花見なんだわぁと思いました。

桜がきれいに見えるちょうど良いスペースが見つかって、私たちもシートに座ってお花見を始めました。お腹もぺこぺこ、まずはお昼ご飯です。「これと、これと、これとこれとこれとこれをうちが食べそうな気がする〜。」と、しゅんがサンドイッチを確保していくのには笑ってしまいましたが、以前と比べるとますます食欲旺盛になったしゅんには驚かされます。ご飯とおかずを食べたところで「これ食べる?」と聞くと、「食べる〜。」と大喜びで受け取りました。そのお菓子は「ボンタンアメ」!何とも懐かしくて渋い好みです。そしてもう一つ、「これも公園で食べるんだよね〜。」と言ってワクワクしながら食べ始めたのは、随分前に買ってあったジャイアントコーンです。ボロボロこぼされてもハラハラしなくていいので、私も安心(笑)。「パパとママも食べてみて。」と言われて私も久しぶりに食べましたが、何だかとっても懐かしい甘さでした。

お昼寝を始めた主人をシートに残し、しゅんは少し離れた場所にしゃぼん玉のおもちゃを持っていきました。ボタンを押すとウィーンといって大きなしゃぼん玉ができます。私がシートに戻ってからも遊び続けていましたが、これが小さなお子さん達に大人気で、しゅんが飛ばしたしゃぼん玉を追いかける男の子、一緒に遊ぶ女の子と、しばらく楽しそうにしゃぼん玉をしていました。

桜はほとんどが8分咲きでしたが、枝垂れ桜などはまだ2分咲きといったところでした。もう少ししたら八重桜も楽しめそうです。これからますます気持ちいい季節になります。お弁当としゅんが大好きなしゃぼん玉を忘れず持って、あちこちの公園に行きたいなと思いました。
桜がきれい〜 しゃぼん玉 大きくできたね 鮮やかな色の桜


4月3日(金) 晴れ 「更新」
朝、カーテンを開けると強い日差しが入ってきました。空も真っ青で風も強くなく、とても良いお天気です。この陽気で、東京の桜も満開になった様です。

朝ご飯を食べていると、バナナをかじっていたしゅんが変な顔をしました。「ママ、このバナナ、固いところがあるみたい。」と言います。試しに私が一口食べてもそんなことはありません。「大丈夫だよ。」と言って返すと、またもう一口食べたしゅんが「やっぱり真ん中に固い物があるよ。」と言いました。
ご飯を終えて洗濯物を干そうとしていると、ソファーで本を読んでいたしゅんが「ママ〜。うち、歯が抜けるんだ〜。」と言いながら歯を触ってみせました。今まで、お友達の歯が次々と抜けていくのを見てはうらやましそうにしていたしゅんは、本当に嬉しそうに「うちの歯も、もう大人の歯になるってことなんだ〜。」と一日中言い続け、遅くに帰ってきた主人にも触ってもらってやっとお布団に入りました。

あれこれと用事を済ませ、平日に何としても済ませておきたかった懸案事項、運転免許の更新に行くことにしました。本当は昨日、最寄りの警察署に行ったのですが、受付を済ませたところでまさかの機械の故障により、途中で更新作業が終了してしまったのです。気を取り直して今日はお出かけがてら、新宿の免許センターに行きました。

まずは折角なので近くでランチをと思い、初めての「シズラー」に行ってみました。サラダバーで有名なお店ですが、いつかはと思いながら行ったことがありませんでした。私はサラダバーだけを注文しましたが、色とりどりのお野菜に何種類ものドレッシング、そして工夫を凝らしたサラダが並んでいて、お野菜だけでお腹がいっぱいになりそうだと思いました。いちごのフェア中だったのか、いちごで作られたドレッシングなどもあり、こちらは甘くてしゅんに大好評でした。
山盛りのお野菜をもりもりと食べていく私に、「ママ、良かったね〜。」と言いながら、しゅんもキッズカレーをぺろりと食べ、さらにサラダやパンを食べていきました。ぐらぐらする歯ですごい食欲!最後はお互いにミニパフェを作り、「おいしい?」と聞きながら食べてご馳走様をしました。

そして本日の目的である都庁へGO!超高層ビル街を小走りに向かいました。到着すると流れ作業の中に入り、次々と更新作業が進められていきました。センターの警察官の皆さんはとてもご親切で、しゅんに「こんにちは」「もう少しだよ。」などと話しかけたり、写真撮影の時、一緒に画面を見ながら作業をして下さったりしました。
最後の講習は一緒に部屋に入りました。規則の変更などについての説明の後、DVDの鑑賞となりましたが、少し衝撃的な内容のDVDをしゅんも靴を脱いで椅子に正座してじっと見つめました。無事更新作業が全て終わると、入口前の広場で満開の桜を見学し、家路につきました。

夜お風呂に入りながら、しゅんが「飲酒運転、ダメダメダメ〜。」という歌を歌っていました。今日のDVDが良い刺激となって、交通安全を心がけてくれるといいなと思いました。
立派な桜 満開です
てんとう虫? 端午の節句のお飾り


4月2日(木) 晴れ 「映画」
ベランダの外を見ると、向かいのお家の木が大きくしなっていました。ものすご〜く強い風が吹いています。そんな中、必死で自転車をこいで駅に向かいました。

今日は前からしゅんが楽しみにしていた映画を観るために、豊洲に向かいました。その映画とは「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」です。邦題は、今の流行に乗せた様でちょっぴり安易な感じですが、犬との生活と共に、ちょうど私たちくらいの年代の人が仕事や家庭について感じたり悩んだりすることが描かれていて、色々と考えさせられました。犬と暮らしたことはない私ですが、それでも一緒に暮らす毎日を思い浮かべることができました。しゅんも2時間、じーっと画面を見つめて映画を楽しんでいる様に見えました。
私はハンカチが必要でしたが、ラストがとても良く希望がもてる終わり方でした。しゅんも映画が終わって明るくなると、「あぁ〜、楽しかった〜。」とひと言。「あのお手紙ね・・・。」とラストシーンがやはり印象的だった様でした。

ずらりと並んだ行列に驚きながら、おやつに決めていたお店の方に歩いていくと、ちょうどキッザニアの第2部の入場が始まったところでした。「うち、ひとり暮らしをする前に、キッザニアに行ってみたいなぁ。(ひとり暮らしをするのは、大人になって働く時と決めている様です。)」と言うしゅんと、おいしいジェラートでおやつにしました。


4月1日(水) 雨時々曇りのち雷雨 「工作」
今日から4月の始まりです。春休みが始まった頃は、まだまだ入学までは日があると思っていましたが、いよいよ近付いてきた気がします。

久しぶりにどんよりとした曇り空から雨が落ちてきて、今日はどうもお天気が良くなりそうにありません。お出かけ三昧の春休みですが、どうやって過ごそうかと思っていたら、園のお友達親子が遊びに来てくれることになりました。

園や公園では仲良く遊んでいたR君ですが、家にご招待するのは初めてということで、しゅんは「何で遊ぶかな?」「スカリーノ、きっと好きだよね?」とあれこれ言いながらおもちゃを出していきました。しかし遊び始めた2人は、揃って工作好きの男の子。いつの間にか、紙コップ、紙皿、割り箸、さらにはランドセルが入っていた大きめの段ボールなどを持ってきて、大工作大会となりました。もちろん昨日ワクワクさんが教えて下さった作品も作りました。紙コップや紙皿のUFOを飛ばして満足そうな2人です。何分も何十分も、何やらぶつぶつ言いながら大きな物を作っていく2人を見て、本当に男の子って好きなんだわ〜と思いました。特別な物を使わなくても、こんな風に楽しめるなんてうらやましいくらいだなとも思いました。

夕方、一度上がった雨ですが、夜になって雷雨となりました。大きな雷鳴が鳴り響き、強い雨が降りました。桜は大丈夫かな?と少し心配になるような雨でした。


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