2009年5月

                                                  過去の日記 2009/04


5月23日(土) 曇りのち晴れ 「豊島園」
数日前、主人が「今度の週末はここに行こう。」と言ってチケットを持ってきました。ここというのは、何となく懐かしい遊園地、「としまえん」です。

夏はプールで賑わう豊島園は、意外なことにここ最近、小さな子ども連れのファミリー向け遊園地に変わってきているということで、子どもでも遊べる様な遊具やコーナーが多いということをネットなどで見ていました。観覧車やゴーカートの様な、それ程怖くない遊具が大好きなしゅんですが、いつもはチケットの残り枚数を数え、必死で計算して厳選して乗っています。今回のフリーパスだったら、好きなだけ乗れるから嬉しいんじゃない?という主人の話に、インフルエンザはちょっと心配だけれど、ササッと行ってみることにしました。

園内に入ると、思っていたよりゆったりとした作りでまるで公園の中にいるようだなと思いました。やはり噂通りファミリー率が高く、若者の姿はまばらでした。入ってすぐに目についた「アンパンマン ハッピースカイ」という乗り物に乗りたいと言うので、しゅんと2人で並んで乗ってみましたが、ぐるーりと大きく回るだけという何とも穏やかな乗り物に、思わず顔を見合わせて笑ってしまいました。

その後は水の上を走る小さなジェットコースターの様な遊具や、レールの上を走る列車の遊具など、それ程待つこともなく乗っていきました。楽しんでいるけれど、それ程夢中という訳でもないなぁと思っていたしゅんの表情が変わったのは、動物とのふれあいコーナーに近付いた時です。「どうしても入りたいの〜。」と言うしゅんと入ってみたところ、山羊や羊に人参のえさをあげたり、オウムに話しかけたり、動き回る猿を見たり、目がキラキラし始めました。さらにひよこを抱っこできるコーナーに行くと、そこから動かなくなりました。両手でそっと持ち上げる様に抱っこしてあげて下さいねというお兄さんの説明を聞き、早速そーっと優しく抱っこして、何とも言えない幸せそうな顔をしました。小さなひよこ達は、抱っこされると時々目を閉じて眠りそうな表情をします。暖かくて柔らかくて、その感触にしゅんはうっとりとしていました。

段々気温が上がって暑くなってきましたが、まだまだしゅんは元気いっぱいです。アスレチックコーナーに移動すると、さっき見ていたお猿さんの様にするすると上っていきました。そこで遊び続けること1時間以上!私たちはベンチに座り、時々顔を覗かせて手を振るしゅんに手を振り返しました。
思う存分遊んでようやく帰宅したしゅんは、「遊園地って楽しいね〜。」とご満悦でした。でも、遊園地というより動物園やアスレチックがお好きでは?!何はともあれ、のんびりと一日楽しむことができて何よりでした。


5月22日(金) 晴れ 「芍薬」
今日も朝から良いお天気になりました。

一昨日買ってきた芍薬のつぼみが、大きな花を咲かせました。重なり合った花びらがとても豪華な雰囲気で、玄関がパッと明るくなる様です。朝、登校するしゅんと玄関のお花を見ながら、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花っていって、素敵な女の人を表す言葉があるんだよ。しゅんちゃんは、芍薬と牡丹と百合と、どんな女の人が好きになりそう?」なんて聞いてみました。ふふふ。一年生に聞く質問?しゅんは「う〜んと、そうだなぁ。」と考え込んだ後、「やっぱりうちは、芍薬みたいな人が好き!」と言って登校していきました。

しゅんを見送ると私も支度をして、駅に向かいました。何となく思い立って、手芸屋さんをのんびり見に行くことにしたのです。昨日もミシンを動かしましたが、やり始めると止まらなくなるのが趣味の楽しいところ。それには布が必要だわというわけで、2軒のお店をじっくりと見ていきました。そろそろ出始めた夏の布もいいな〜、こんな布で部屋着を作ったら良い気持ちだろうな〜などと、布を見て想像するだけでも楽しいものです。そして今日は、綿麻の涼しげな布を2メーターずつ購入しました。
帰宅して、作ってみたいと思っている部屋着の作り方が載っている雑誌をめくっているうちに、しゅんの帰宅時間になりました。
芍薬の花 玄関がピンク色


5月21日(木) 晴れ 「公園へ」
昨日ほどの暑さもなく、風が吹く爽やかな日になりました。洗濯物もよく乾いて良い気持ちです。

朝の家事を済ませると、クローゼットからミシンを運んできました。冬に盛り上がった編み物ブームが終わり、毎度の事ながら暑くなるとやってくるミシンブームの時期が始まりました。型紙を取ったり布を裁ったりする作業は少々苦手なのですが、それを何とか我慢して終えれば、後はミシンとアイロンの繰り返しという楽しい作業ばかりです。今日は音楽を聴いたりビデオを観たりしながらタタッと縫っていくうちに、スカートとバッグが完成しました。次は何を作ろうかなぁと雑誌をめくっているうちに、しゅんの帰宅時間になりました。

帰宅したしゅんが宿題を超特急で半分強終わらせると、お友達と約束していた時間になりました。「今日はK君にも、お砂場セット持ってきてねって言っておいたんだ〜。」と言いながら、冷たい水の入った水筒を斜めがけし、お砂場セットを持って意気揚々と「行ってきます」を言いました。今日は5時のチャイムが鳴るまで、お友達と公園で遊ぶことにしたそうです。
意気揚々と出かけていくしゅんをベランダで見送ると、私も身支度を始めました。10分ほどして自転車で出かけた先は、公園の前の道を通っていく薬屋さん。木陰からこっそり覗いてみると、まだ高学年は授業中なのかお友達と3人だけで遊んでいる姿がありました。すぐに私を見つけて「ママ〜。」と手を振りながらやってきたしゅんに、「お薬やさんに行ってくるね。」と言うと、「チャイムまで遊ぶからね。」と嬉しそうに言いました。

薬屋さんとスーパーをはしごして、再び寄り道して公園を覗いてみることにしました。今度は見つからない様に、先ほどとは違う側の路地からそーっと近付いていくと、少し前を歩いている女性が振り返りました。それはしゅんと遊んでいるK君のお母さんでした。顔を見合わせて笑ってしまった私たちは、「ちょっと怪しいけど、覗きに来ちゃうよね。」と話ながら物陰から夢中で遊んでいる子ども達を少し観察しました。

5時のチャイムが鳴って公園を出発したらしいしゅんは、お砂だらけになって帰ってきました。玄関で払ってお着替えもしたのに、部屋のあちこちがザラッと砂っぽくなっていて、それを感じるたびに「どこに入ってた砂かなぁ。」と言うしゅんでした。


5月19日(火) 曇りのち晴れ 「ひとりで」
昨日ほどは気温も上がらず、曇りがちで風が気持ちよく感じました。ベランダに出て洗濯物を干す時、最近は余りの強い日差しに帽子をかぶらなければ作業できないのですが、今日はそのままでも大丈夫でした。でも紫外線は強そうです。

しゅんが小学校に入ってから、朝の時間が一時間ほど前に移動しました。朝食を食べて身支度をすると、行ってきますと言ってお友達と待ち合わせをしている場所まで一人で行ってくれるので、私はベランダから見守るだけで良く、とても楽になりました。しかし、しゅんののんびりぶりにドキドキしたりハラハラしたり、終いには爽やかな朝に似つかわしくないくらい怒ったり。そんな日々が続いています。
昨日の朝などは、ゆっくりゆっくり、急がず騒がず朝ご飯を食べ続けるしゅんに、「しゅん君、一体何分になるまで朝ご飯を食べようと思っているの?」と聞いたところ、「ま、食べられるだけかなぁ〜。時間は特に気にしてないの。」という返事が返ってきて、言葉も出ませんでした。その時点で、家を出る予定時刻の5分前(笑)。結局、毎日待ち合わせ場所にはお友達より先に到着し、待っている様子なのですが、どうしてこう余裕でいられるのかしらと、怒りを通り越して不思議な気分です。

今日は毎週のお楽しみ、音楽教室です。小学生になってからのクラスは、親の同伴が義務でななくなったため、子どもと相談して付き添う日とそうでない日をご自由にお決め下さいと先生が仰いました。甘えん坊のしゅんは、いつまでも一緒に来てと言うのでは?と思っていましたが、意外なことに「一週間毎に、いる時といない時があるといいな。」と言いました。そんなわけで、今日は付き添わないでレッスンに行くことになり、しゅんは少しお兄ちゃん気分で嬉しそうでした。

私は図書館で借りている厚いハードカバーを持って、コーヒーショップへGO!お互いに、とても有意義な趣味の時間です。1時間経ってお迎えに行くと、ウキウキした表情のしゅんが先生にお礼を言って出てきました。しかしその後、もう一度教室に戻り、「さようなら。今日はママがいなかったから、来週はママもいるの。」と先生に言いました。誇らしい気持ちもありながら、少しだけ心細かったのかな?と思いました。


5月18日(月) 晴れ 「歯」
朝からギラギラと強い日差しで、まるで夏の様な一日でした。洗濯物もあっという間にふっくらと乾き、とても良い気持ちです。

朝の家事を済ませると、自転車に乗って待ち合わせのコーヒーショップへ。今日は2ヶ月ぶりにYさんとおしゃべり&ランチの約束をしています。前回は春休み中の子ども達を連れ、科学館で一日過ごした私たちですが、今日は大人だけのお楽しみです。
久しぶりにお会いしたYさんとは、お互いの子ども達の入学を経て色々話したいことがてんこ盛りで話題は尽きません。小学校が違うと、学校の様子や授業のこと、それから雰囲気や行事などもだいぶ違うなぁと思いました。それでも、つい先日までは幼稚園児だった子ども達が、立派に一年生になって頑張っていることに、改めて大きくなったなと思いました。私たちのおつき合いも、子ども達が1歳の春からなので6年目に入りました。色々と共通点があっていつお会いしても楽しいYさんとは、これからもこうやって友達でいたいなと思いました。

買い物を済ませて家に帰ると、少ししてしゅんの帰宅時間になりました。いつものようにベランダから見ていると、早歩きで帰ってきたしゅんが左手を振りました。右手が不自然に握られていて、どうしたのかな?と思っていると、ピンポーンとインターフォンが鳴りました。「お帰り〜」という私の声にかぶせるように、しゅんが「ママ、歯が抜けたの〜。」と言いました。そしていつもは持ってくる郵便物を出す時間も惜しかったのか、慌てて階段を駆け上ってきました。

ニコニコと笑いながら家の前までやってきたしゅんがそっと手を開くと、そこに小さな歯が乗っていました。家に入りながら興奮気味に話し始めたしゅんは、「帰る途中にね、何とな〜く下の歯が変な感じだなって思ったの。だから手でちょっと触ってみたと・こ・ろ〜、何と歯がポキッと取れたわけ。ということは、歯はもう抜けてたっていうことなの!うち、全然痛くなく、抜けちゃったわけ。」と早口で説明しました。所々、話し言葉なのに書いた文章の様になっているところがとってもおかしい!かなりの興奮状態だったのです。少し前から、抜ける時はどれほど痛いんだろうと正直ビクビクしていたしゅんは、安心して饒舌になってしまったのでした。大事そうに持ち帰った歯は、「飾りたい」と言っていますがどこにどうやって飾りましょう?!とりあえず、小さすぎて無くしてしまうと困るので、小物入れに入れてみました。


5月17日(日) 雨のち曇り 「ミニ」
肌寒い雨の朝になりました。気温の差が激しくて、体調管理が難しい季節です。しゅんも毎朝何を着るか、ベランダに出てから決めています。

お昼は回るお寿司屋さんへ。かんぴょう巻き、玉子、いくらのお皿を取ってぐるりと並べ、ご満悦で食べ始めたしゅんでしたが、主人が回ってきたお寿司を見て「何、これ?!」と言いました。そこには小さなマグロの握りがずらりと並んでいました。え?と一瞬目を疑ってしまうようなかわいらしさです。思わず手を伸ばした主人がお皿を取ってくれたので、自分達のテーブルに置いて3人でじっくり観察しました。するとどう見ても、ミニチュアの様なマグロの握りが15貫ほど並んでいました。そーっと見てみるとさび抜きで、どうやらお子様用?恐る恐る口にしたしゅんは「これ、うま〜い。」とぱくぱく食べ始めました。
その様子をご覧になったお店の方が、そっと近付いていらっしゃいました。そして笑いながら、「これ、注文はできないです。遊びで作ってみました。」と仰いました。しばらく経ってそろそろデザートをと思っていると、再びこんなお皿が回ってきました。今度はバラエティー豊かなミニお寿司です。もちろん食べたいと懇願するしゅんのために、手にとってまたじーっと観察しました。何とも器用に作られたミニお寿司には、ミニミニ軍艦巻きまでありました。「色々食べられて嬉し〜い。」としゅんは大喜びでしたが、その様子をご覧になった先ほどの店員さん、再び「注文はできませんよ。」と仰いました。
ミニお寿司に触発されたのか、午後は粘土で小さなお野菜を作り続けるしゅんでした。
ミニミニお寿司


5月16日(土) 曇り 「反省」
どんよりとした曇り空でしたが、雨が落ちてくることはありませんでした。
昨日、思いっきり体を動かして遊んだしゅんは、一週間の疲れもあったのか少し寝坊をしました。私もいつもよりゆっくり起きましたが、今日の予定を考えてバタバタと家事を済ませていきました。

午前中は係の打合せをしに学校へ。まだお顔と名前の一致しない方ばかりですが、こうしてお会いするたびに知り合いになる方が増えていきます。幼稚園の時もそうでしたが、一緒に仕事をするとその方の事が良くわかって親しくなることができます。園や学校の仕事は大変な事もあるけれど、良い面もいっぱいあるなと思います。学校は、幼稚園ほど濃いおつき合いはなさそうですが、知り合いの方が増えるのは心強く楽しみでもあります。今年一年も、割り振られた仕事を頑張っていこうと思った打合せでした。

午後は行事に参加するしゅんを学校に送ると、コーヒーショップに行ってひと休みしました。主人と並んでお茶を飲んだり本を読んだりしながら、こんな風にゆっくりと休日の時間を過ごすのは久しぶりだなと思いました。しゅんが大きくなるにつれ、もっとこういう時間が増えるんだろうなと思います。それまでは、このガチャガチャして大騒ぎの毎日を、もっと楽しまなくちゃいけないなぁと思います。怒ってばっかりいてはいけませんね。反省!


5月15日(金) 晴れ 「公園」
良いお天気になりましたが、朝からとにかく風の強い一日でした。お昼は冷蔵庫の野菜をどっさりのせて、サラダうどんを作りました。たっぷり乗せたすりゴマが良い感じ。この夏、何度も登場しそうです。

しゅんの学校では、家庭訪問ではなく個人面談が行われます。15分という短い時間ではありますが、初めて先生とお話しできるということで、前からとても楽しみにしていました。少し緊張しながら教室に入ると、元気いっぱい、溌剌とした笑顔で先生が迎えて下さいました。
「学校ではね、みんなすっごくおしゃべりだから、うちは結構静かなの。先生にもお話できないくらいなんだよ。」と、物静かな男の子という自己申告をしていたしゅんですが、しっかり先生にもお話しているらしく、普段通りリラックスして学校生活を楽しんでいる様子が伺えました。面白いエピソード、かわいい会話や行動などなど、先生が子ども達の事をとても良く観察していて下さるということが伝わってきました。
入学して一ヶ月、まずはひと安心の個人面談でした。このまま元気に、楽しく学校に通えたらそれが何よりだなと思いました。

放課後は久しぶりに幼稚園のお友達と約束し、公園で遊ぶことになりました。久々の再会ですが、やはり懐かしいお友達と遊ぶのは楽しいのか、あっちの遊具、こっちの遊具、さらにボールを蹴ったり走り回ったり、時間を忘れて遊んでいました。子ども達には全く手がかからないので、私たちも久しぶりにおしゃべり三昧の時間を楽しみました。話題のメインは小学校生活のこと。学校や先生によって、色々な違いがあるんだなと改めて思いました。毎日送り迎えがあった幼稚園と違い、子どもだけの世界が広がる小学校生活では、親には見えない部分の方が多くなります。時々はこんな風に情報交換するのも楽しいですねというSさんの言葉に、私たちは大きく頷きました。明日はお休みだと思うと、少しリラックスした気持ちになる金曜日、またぜひ遊びましょうねと言いながらお別れしました。
サラダうどん すりゴマたっぷり 今週もお疲れ様


5月14日(木) 晴れ 「公園」
朝から風がとても強い一日でした。玄関を一歩出たしゅんは、びゅんびゅんと吹く風を受け、「今日って寒い?」と一瞬腕をさすりましたが、強い日差しの中を帰ってきた時には汗びっしょりになっていました。
昨日、前から気になっていたお花屋さんにふらりと寄ってみました。どのお花もふんわりとした色合いで本当にかわいらしく、どれにしよう・・・としばらく考えて5種類のお花を買いました。お花の部分がしなっと垂れ下がっている様になった、白く小さなお花が一番気に入りましたが、名前が覚えられません。もう一度あのお店に行って、今度こそ覚えてこなくては。

帰宅したしゅんが靴を脱ぎながら、「3時から4時まで、公園で遊ぼうってK君とお約束した!」と嬉しそうに言いました。お、とうとうお約束できるようになったのねと私も嬉しくなりなりました。入学して1ヶ月、「学校はお勉強があって一生懸命前を向いてなきゃいけないから、うち、お友達と何かお約束する暇がないの。」と困った様に言う日々が続いていました。
登校する時や朝の時間、それから休み時間や帰りはどう?と聞いてみても、「学校に行く時は、みんな歩く速さが違うんだよ。だから気がつくと隣にいなくてひとりで歩いてたりするの。朝は宿題を先生に出すお仕事があるでしょ?休み時間はね、体育着に着替える日もあるし、今日は何しようかな〜、みんな何して遊んでるの〜って見てるうちに、チャイムが鳴っちゃうの。帰りは、誰か近くのお家の方、いないかなって探してるうちに帰り道になっちゃうの。」と、本当に困った様子(笑)。いっぱいいっぱいな様子が伝わってきて、これはこれでとても微笑ましかったのですが、さすがに良い季節になってくるとお友達と外で元気に遊ぶ方が絶対に楽しいだろうなと思っていました。

ようやくお約束ができてウキウキのしゅんは、3時になると水筒を入れたリュックを背負い、お砂場セットを持って「行ってきま〜す」と出かけていきました。部屋に戻った私も、10分経つとイソイソと出かける支度をして公園の向こうにあるスーパーへ。前を通ってこっそり公園を覗くと、しゅんがお友達と楽しそうに遊んでいました。
スーパーから戻って20分後、ベランダで見ているとしゅんが帰ってきました。「K君と時計を見たんだよ。でもお砂場セットを洗ってたら、ちょっと遅くなっちゃったかなぁ。」と言いました。でももちろん、「ちゃんとお約束通りに帰ってこられてすごいね。お兄ちゃんだね。」と迎えました。さらに「しゅんちゃん、リュックはベンチに置いて遊んでもいいんだよ。」と言うと、ぎょっとした顔で「どうしてママ、うちがリュックしたままってわかるの?!」と言いました。
その顔がおかしくて笑ってしまいながら、「スーパーに行った時、ちらっと見えたんだよ。」と言うと、「そっか、牛乳買うって言ってたもんね。」とほっとしていました。ふふふ。いくら心配だからって、家にいながらにして公園の様子は見えませんよ。1時間の大冒険を終えたしゅんは、今日は本当に楽しかった〜と言いながらぐっすり眠りました。


5月13日(水) 晴れ時々曇り 「ん」
このところの暑さと陽気で、ベランダの植物がぐんぐん成長しました。ミニバラは新しい葉っぱが出てきて、それがとてもかわいらしいです。お花をつける植物ももちろんですが、野菜の成長ぶりには毎日驚かされます。きゅうりは既にいくつもお花を咲かせましたし、スティックセニョールはみるみる葉っぱが大きくなりました。茎はもうブロッコリーそのものです。一番大きくなっているのはミニトマトで、こんなに背が伸びて大丈夫なのかなぁと思うくらいの成長です。

放課後に学校で遊んできたしゅんは、初めてお友達と将棋をしたと興奮して話してくれました。どんな駒があって、どんな風に動かせばいいのか、どうやったら勝ちなのか。将棋を知らない私はとても興味深く聞きましたが、イマイチ覚えられません。

ところで今日、しゅんが上級生らしいお兄さん達と帰ってきました。ベランダから見ていると、2人のお兄さんに囲まれたしゅんが色々と話をしています。家に着くとお兄さん達が、「じゃあね、しゅんちゃん、バイバイ。」と優しく手を振ってくれました。しゅんもバイバイと言って手を振るとマンションの玄関に入りました。帰宅したしゅんに聞いたところ、どうやらお兄さん達は近くに住む2年生だとか。「優しいお兄ちゃん達と帰ってこられて良かったね。」と言うと、「うん。うち、先手必勝なの。」と言いました。私の頭はハテナでいっぱいです。
すると、「やっぱり先手必勝だからさ、うち、先にお兄ちゃんに声かけてみたの。」と言いました。これでやっと話が見えました。「必勝」かどうかはわかりませんが、同じ方向に帰るであろう上級生に声をかけ、一緒に帰ることができたということです。「緑色のTシャツのお兄ちゃんは先手できなかったんだよね〜。でも一緒に帰ってくれたの。」と言ったしゅんに、「優しいお兄ちゃん達で良かったね。」と返しました。

国語の時間に勉強している平仮名も随分増えてきたのか、本日の宿題プリントはしりとりでした。プリントの表の面には絵と四角が書かれていて、絵に合う名詞を書いていきます。それがしりとりになっているのですが、裏面にも、最後の言葉に続けてしりとりを書くという宿題だったようです。
「う〜ん、う〜ん。」と言いながら宿題をしていたしゅんが、「ママ、ろのつく言葉がどうしても浮かばないの。何かない?」と言うので、「お誕生日に使うあれはどう?ふ〜ってする、あれだよ。」と言ってみました。すると「あ、ろうそく・・・。う〜ん。それじゃダメなの。だって、ん、がつく言葉がいいの。」と言うので、吹き出してしまいました。しゅんは、もうこの辺で「ん」にしてしりとりを終わらせたかったのです。「無理して、ん、がつく言葉を探すより、思いついた言葉でしりとり続ける方が簡単だよ。」と言うと、諦めて続きを書き始めました。

夜遅く、帰ってきた主人にその話をすると、主人が「ロンドン」と言いました。確かに!夜中なのに、よく働く頭がちょっとうらやましい私です。
ミニバラ 新しい葉っぱが出てきました キュウリの花
スティックセニョール 既にブロッコリーっぽい! ミニトマトがすくすく・・・


5月12日(火) 曇りのち晴れ 「音読」
少し曇りがちの一日でしたが、爽やかな気候なのでこのくらいが涼しくてとても良い気持ちです。

今日は買いたい物があったので、家事を済ませるとデパートの開店目指して自転車をこぎました。開店間もないデパートは、とても空いていて買い物もさっさと済ませることができます。休日の混雑ぶりが嘘の様です。用事を済ませ、しゅんと私のおやつ用に、おいしい今川焼きを買って駐輪場に向かいました。

帰宅したしゅんが、「今日からこういう宿題もあるんだよ。」と言ってカードを取り出しました。そこには「おんどくカード」と書かれていました。日付とページという欄に、しゅんが今日の日付と教科書のページやタイトルを記入し、回数を決めると音読を始めました。保護者は、声の大きさや読み方について評価をして○や△といった記号を書きます。
今日は4回読むと決めたしゅんは、記号も4つ書いて欲しいと言いました。1回読み終えるたびに私の手元をじーっと見て、どの記号が書かれるかドキドキしています。1回目は声の大きさだけ二重丸をつけられなかったのですが、それを見たしゅんは、2回目の音読でとても大きな声を出しました。

この素直さが、一年生のかわいらしいところ!そしてこういう宿題ってとても懐かしいな〜と思いました。そのうち、親の前で音読するなんて恥ずかしいと言い出しそうだなと思いながら、保護者のサイン欄に名前を書きました。


5月11日(月) 晴れ 「たぬき」
今日も良いお天気になりました。月曜日は荷物が多いので、忘れ物が無いか少し緊張します。緊張はしますが、基本的に私がランドセルを開いたり荷物をセットしたりすることはないので、「しゅんちゃん、金曜日にちゃんと時間割したっけ?今日持っていく物は大丈夫?」と聞くと、「時間割、したに決まってるさ〜。荷物も全部大丈夫に決まってるさ〜。」というのんびりした返事が返ってきました。

今週もお楽しみの給食当番が続くため、「今日は何を配るのかな〜?」と言いながら玄関を出て行きました。給食の時間には、一年生ならではの色々な事件が起こるらしく、先生はきっとお忙しいことでしょう・・・と話を聞く度に思います。今日は、給食のトレイをひっくり返してしまうお友達が数人いて、教室は大騒ぎだったとか。「ちゃんとおかずはあったの?お友達は給食食べられた?」と聞く私に、「ひっくり返したのは、お片づけの時。だから大丈夫だけどすっごく大変だったの。」と思い出した様に言いました。

ところで毎日出される宿題ですが、国語のプリントは、現在平仮名の練習がテーマです。きれいに書く練習、その平仮名を使った単語を書く練習が終わると、余白に自分でその平仮名が入った言葉を探して書くという課題があります。時折空を見上げながら、あれこれ考えては単語を書いているしゅんですが、「ね、ママ、これって何だと思う?」と見せに来ました。すると、単語が絵と共に書かれていました。こういうの、いいのかな・・・と思いつつ、「たいこだね。」と言うと、「そうだよ。上手でしょ?」とご満悦。しばらくいくつか書いた後、「まだ、た、のつく言葉が必要なんだ〜。何かないかなぁ。」と言うので、私が「たぬきは?」と言うと、「それはダメだ〜。」と言いました。

続けて、「だって、狸の絵は描けないもん。」ときました。う〜ん、そうじゃなくて・・・と思わないでもありませんが、とりあえず楽しそうに宿題をやっているからよしとしましょうか。一応「しゅんちゃん、絵も描いて大丈夫なの?」と聞いたところ、「大丈夫に決まってるさ〜、きっと先生、良くできましたってはんこを押して下さるよ!それとも花丸かなぁ。だって上手に描けてるし。」と自信満々に答えました。小学生になって、何だかとてもリラックスしているしゅんです。


5月10日(日) 晴れ 「公園」
朝から強い日差しで、昨日よりさらに暑くなりそうです。一日ゆっくり過ごして、私の体調もすっかり回復。せっかくのお天気なので、今日は公園に出かけることにしました。

主人の自転車を買ってから、したかったことのひとつが3人で大きな公園に行くことです。いつも出かける場所より少し遠くなるし、何よりアシスト付きではないしゅんの自転車で、果たして緩やかな坂もある道のりは大丈夫かな?と思いましたが、何より自転車大好きのしゅんは「絶対に大丈夫!」とノリノリでした。

公園に到着すると、早速芝生の広場にシートを敷いて、途中で買ってきたお昼ご飯にしました。夏のような暑さの日差しでしたが、大きな木の下は風も吹いてとても良い気持ちで過ごすことができました。
お昼を済ませて何か遊び道具を買ってみようと売店に行くと、2人で向かい合ってボールを打ち合うおもちゃや、サッカーボール、しゃぼん玉にバドミントンなどなど、ちょっとした物が何種類も並んでいました。その中で、しゅんが選んだのはビュンと棒を引っ張ると小さな輪が飛んでいくというおもちゃ(105円!)でした。「サッカーボールとか、蹴りたくない?」と一応聞いてみても「今は別に蹴りたくないかな。」、「2人でボールとか、投げてみたいとかは?」と聞いても「投げなくてもいいかな。」とあっさりとした返事が返ってきましたが、3人いるし・・・と針金と伸び縮みする布でできたフリスビーの様なおもちゃも買うことにしました。

公園も家族連れで大にぎわいでしたが売店も大盛況で、レジの行列に並んでいるだけで汗びっしょりの私たち、レジにたどり着いた時には思わず「かき氷も下さい。」と言ってしまうほどでした。

1人で遊んだり2人で遊んだり、しゅんが輪っかを飛ばしている間に私たちがフリスビーでへとへとになったり。時には見知らぬお友達と遊ぶしゅんを眺めたり、とてものんびりした時間を過ごすことができました。真夏になるまでのこれからの季節は、こうやって公園に来るのが楽しくなるねと話しながら帰りました。

買い出しに行った近くのスーパーで、立派なエビがお買い得だったので、今夜は久しぶりに天ぷらに決定!3人家族とはとても思えない様な量の天ぷらが出来上がり、どの具も少なめにしたはずなのに・・・と私は一人頭を抱え、主人には「家計簿に書いておいたら?」と言われてしまいました。それでも、レンコン、さつまいも、コーンと何回もお代わりし、しゅんも驚くほどたくさん食べました。
良い気持ち 飛べっ 一緒にやってみる?


5月9日(土) 晴れ 「静養」
昨日の雷雨が嘘の様に、良いお天気になりました。GWの疲れと久しぶりの登校疲れが出たのか、しゅんは部屋が明るくなってもなかなか起きず、ぐっすりと眠っていました。

しばらくして起きてきた元気いっぱいのしゅんとは反対に、今度は私の体調が悪くなり、ソファーにゴロリと横になると起きあがることができなくなってしまいました。そんなわけで、本日は静養日。お昼は主人としゅんが、自転車でちょっと遠くのお店まで買い物に行ってくれることになりました。

目をキラキラさせて帰ってきたしゅんは、「たくさんおやつを買っちゃったの〜。」とにっこりしながら玄関に入りました。主人が持っている袋は2つあり、1つはお弁当屋さんの物、1つはコンビニの物でしたが、コンビニの袋が何故かとてもふくらんでいます。「ママのために」と言いながら、おいしそうなデザートをたくさん買ってきてくれたそうです(笑)。

お昼を食べて再びぐっすりの私の横で、3時になると2人はおやつを食べ始めたそうです。しばらくして目を覚ますと、「ママにプリンを取っておいたんだよ。」と言って少しだけ残してあったプッチンプリンを食べさせてくれました。これはこれはご馳走様。一日ゆっくり休んでおいしい物を食べ、明日は元気になりそうです。


5月8日(金) 雷雨のち曇り 「雷雨」
朝から雨が降っていましたが、ちょうど登校時間になる頃、雷が鳴り始めました。

いつもは雷が鳴るだけで「窓を閉めて。鍵もちゃんと閉めて〜。」とビクビクしているしゅんですが、当然の様に「行ってきま〜す。」と登校していきました。雨の中、外出するのが面倒に思うのは大人だけなんだろうなといつも思いますが、傘を差して少しウキウキした表情にも見えました。
しゅんが家を出て少しすると、雨脚が強くなってどしゃぶりという様な降り方になりました。これはびしょぬれだろうな〜と思いながら窓の外を眺めました。

雨も上がった夕方、学校で用事があったので、今日は珍しく一緒に帰ることになりました。下駄箱から自分の靴を出したしゅんが、「ほら見て見て。くつがこんなにびしょぬれになっちゃったの。」と言って靴を見せました。朝の雨がどれだけすごかったのか、想像できるような濡れっぷりでした。一生懸命傘を差し、みんなで頑張って歩いたんだろうなと思うと、「行ってきます。」と言って玄関を出るのを見るだけで成長したなといつも感じていますが、それ以上に本当に大きくなったなぁとしみじみ思いました。


5月7日(木) 雨のち曇り 「給食当番その2」
連休明けの一日目は、雨降りの朝になりました。気温も低く肌寒いので、長袖を着て登校しました。

ドイツ村で摘んできたひなげしが、次々と咲き始めました。つぼみが膨らんでポロリとつぼみの殻が取れ、クシャクシャとした花がふわ〜っと咲いていきます。これは以前花摘みをしたポピーと同じです。お花摘みをする時は、つぼみをたくさん摘んでくるのがコツだわとまた思いました。

帰宅したしゅんに、一番楽しみにしていたことをまず聞きました。それは夢にまで見た給食当番(笑)。一年生って、こんなことが嬉しいんだねと主人と驚いていたのですが、しゅんは本当にこの日を楽しみにしていたのです。「何の係をしたの?」と聞くと、「今日は、おかず3だったんだよ。」と弾むように教えてくれました。おかず3が何を配ったのかは忘れてしまったそうですが(あんなに楽しみにしていたのに、忘れてしまうところがまたおかしい)、ともかく無事、給食当番の役割は果たせたそうです。良かった良かった!明日はぐるりと移動して、違う物を配るそうです。また楽しみね〜。

ところで先週から「GWのせいで2日間しか給食当番ができないなんて・・・。」と残念がっていた問題ですが、「2日間しかないから、来週も同じ班が給食当番をしましょうって先生が言って下さった〜。」というのが本日の第一声でした。「あぁ、GWのおかげだ〜。」と本当に嬉しそうです。良かった良かった。
次々と咲いていくひなげし


5月6日(水) 雨時々曇り 「最終日」
連休最終日も、朝から雨が降ったり止んだりしていました。午後になると本降りになるということだったので、朝のうちに図書館に行きました。

お昼は久しぶりに、うどん屋さんに行きました。お座敷があるお店は子連れにも人気があって、我が家もしゅんが赤ちゃんの頃から何度か行っていました。最初は畳にゴロリと寝かせて、もう少し大きくなると子ども椅子に座らせて、そして今はひとりで座り、時間はかかるもののペロリと自分の分を食べているしゅんを見て、大きくなったなと思いました。

ちょうど一ヶ月前からグラグラし始めたしゅんの前歯ですが、この連休中、「大人の歯が生えてきたみたい。」としゅんが口を開けました。よく見てみると、グラグラしている乳歯の奥に、小さな永久歯が顔を覗かせています。まだ乳歯は抜ける気配がありませんが、このままだと、永久歯がどんどん大きくなっていってしまいそうです。早く抜けるといいねぇとしゅんと話しながら、もう少し様子を見たら、歯医者さんに行った方がいいかもしれないなと思いました。

GWも終わりだなぁと思っている私たちの横で、しゅんは「やっと給食当番だ〜。」とウキウキしています。そんなしゅんの姿に、私たちは顔を見合わせてこっそり笑っています。楽しみな事がいっぱいで、子どもって本当にうらやましい!


5月5日(火) 曇り時々雨 「子どもの日」
今日は朝から愚図ついたお天気になりました。旅行の疲れを取るために、のんびりするにはちょうど良いお天気です。

雨の止み時をみて買い物に行くと、スーパーにショウブが売られていました。もちろん柏餅もずらりと並び、店頭販売が行われています。歯がぐらぐらしているため、お餅はちょっと・・・という気分のしゅんのため、おやつは子どもの日らしくありませんが、柔らかいワッフルを選び、気分だけでもとショウブをかごに入れました。

夜ご飯は、しゅんのリクエストで「プレミアムハンバーグ」です。去年、東京に引っ越してきた翌日に、「今日は子どもの日だから、しゅんちゃんが好きなお店で食べようね。」と言ってファミレスに行った事を覚えていたしゅんが、「子どもの日はうちが好きな物でしょ?何にしようかな〜。」とずっと考えていたのです。2回目なので、ガッテン風ハンバーグを作る作業も前回よりはかどって、今回もふんわりジューシーでおいしいハンバーグを焼くことができました。「子ども」も満足してくれて、良かった良かった!

夜、ショウブが浮かんだお風呂に入り、元気に大きくなってねと言って子どもの日が終了しました。私はふと、いつまでこんな風に一緒にお風呂に入るのかな?と思いました。


5月4日(月) 曇り時々晴れ 「4年ぶり」
旅行最終日は、少し曇り空の朝でした。でも、今日の目的地を考えると、曇りくらいがちょうどいいなと思いながら朝ご飯を頂きました。ゆっくりと時間をかけて朝食をとることができたからか、しゅんが3個もパンを食べるので驚きました。「これからはうち、学校に行く時も1時間前に朝ご飯を食べ始めようっと。」と言いましたが、本当に早起きできるかな?

チェックアウトをすると、今日の目的地に向かって走り始めました。途中、道の駅「富楽里」に寄ってお買い物をしました。千葉は野菜やお花の生産も多く、こちらの道の駅は野菜などを買うお客さんでとても賑わっていました。人混みをかき分け、私もいくつかかごに入れていきました。大きなキャベツ、真っ白な新玉ねぎ、きれいなスナップエンドウなど、買いたくなる物がいっぱいありました。

旅行最後の目的地は、東京ドイツ村です。4年前のGWに、2歳のしゅんと訪れた場所です。その時も楽しかったのですが、きっと大きくなったらもっと楽しめるはずだねと主人と言っていたので今回も行くことにしました。
4年前はGWとは思えないくらい空いていたこちらも、アクアライン効果なのか入場前から少し車の列ができていてびっくり。緑の芝生広場も家族連れやグループがいっぱいでした。

車を降りて大きな観覧車を見たしゅんは、早速大興奮です。すぐに観覧車に乗り、遠くまでじっくりと眺めてしばし休憩。そして売店でドイツパンなどを買って芝生に戻ると、道の駅で買った玉子巻きなどと一緒にお昼ご飯にしました。広場には、アスレチックや滑り台などの遊具が良い具合にポツンポツンと置かれていて、自由に子ども達が遊んでいました。しゅんも紐にぶら下がってスーッと移動するアスレチックをしたり、ロープでできたジャングルジムの様な大きな遊具に上ったり、気の向くままに楽しんでいました。

旅行前に調達し、大量に持っていったしゃぼん玉も大活躍です。小さなしゃぼん玉をいくつも飛ばしたり、大きな物を作ったり、いつもの公園の何倍も、何十倍もある場所で飛ばすしゃぼん玉は、とても気持ちよくてきれいに見えました。
遊具のエリアでしゅんが一番楽しんでいたのは、そり滑りです。ヘルメットとサポーターを付け、坂道をかなり上っていくしゅんを私たちは観覧席で眺めました。頂上に座ったと思うと、よいしょ、よいしょとお尻を移動させ、さ〜っと滑り降りてくる姿の気持ちよさそうなことといったら!今年は、スキー場にそり滑りに行くことはできませんでしたが、念願のそりができて良かったねと主人と話しました。

最後はお花摘みをしました。前回はポピーを摘みましたが、ちょうど車をとめてあった場所の近くで行われていたのが、ひなげしのお花摘みだったので、今年はこちらに決定。300円をお支払いし、ハサミを頂くとお花畑に入っていきました。ここで俄然やる気を出したしゅんは、目を離すとどこにいるのかわからなくなるくらい、お花に埋もれてお花摘みを楽しみました。お花に囲まれてにっこり。その手には大事そうにお花が握られています(笑)。20本摘むと新聞紙に包んで頂き、帰路につきました。

帰り道は、アクアラインに入るまでがかなりの大渋滞で、ドライバーの主人にはとても気の毒でした。しかし海ほたるを抜けた辺りからはスイスイと走り出し、夜景を見ながらの快適なドライブになりました。小学生になったしゅんは色々な面でとても成長し、家族旅行もさらに楽しいものとなりました。こうやって家族で楽しめる時期に、色々な体験をしていきたいなと思った今回の旅行でした。
朝ご飯 しゅんはパンを3個も食べてびっくり 道の駅で新鮮なお野菜などを購入 久しぶり 東京ドイツ村
卵巻きを購入 ボリューム満点でおいしい! しゃぼん玉三昧 そり滑り
最後はひなげしのお花摘み お花に埋もれて にっこり


5月3日(日) 晴れ 「たけのこ」
鳥の鳴き声で目が覚めると、今日も良いお天気です。海が近いので、裏の竹藪が時々強い風でユサユサと揺れていました。

朝食を頂いてチェックアウトすると、海沿いの道をドライブしました。本日の最初の目的地はいちご狩り!今日はお昼ご飯がメインの計画(何て食いしん坊な旅行でしょう・・・)なので、その途中にある「白浜いちご狩りセンター」に行くことにしました。そろそろいちごの季節も終わりということで、ここ数日の気温もあり、痛み始めているいちごも多いというお話でしたが、その分、時間制限なしでゆっくりどうぞと言われ、早速いちごの棚に向かいました。
いちごは、紅ほっぺ、章姫、さちのかの3種類でしたが、やはり受付の方のお話通り、きれいな物を探すのがとても大変で、ちょっと残念だなぁと思いながらウロウロとすること数分。お店の方がクルクルとハンドルを回してレーンを2段にして下さいました。そこは章姫のレーンでしたが、そこには大きくてきれいないちごがあちらにもこちらにも!おいしそう〜とそこに座り込んだ私たちは、次々と甘いいちごを食べていきました。何故か1口食べると「はい、パパどうぞ。パパもひとくち食べたら、最後はママにあげてね。うふっ。」と仲良しこよしな食べ方を楽しんでいるしゅんでしたが、私は回ってきたいちごも食べつつ、自分でもどんどん摘んでいきました。「もうお腹いっぱいだからいちごは食べられないな〜。」と言って手が止まったしゅんは、「ママ、すごい食べてる。」と私のお皿に積まれたへたに驚いていました。

「もう、この春はいちごを食べなくてもいいかも。」と言いながら車に戻り、次の目的地に向かいました。途中、鴨川の辺りでびくとも動かない渋滞に巻き込まれましたが、何とか脇道に入って渋滞を抜け、山を上っていきました。向かった先は大多喜町の民宿「ひらさわ」です。大多喜町はたけのこの里として有名だそうですが、中でも平沢地区はおいしい筍が採れるとのことです。こちらの民宿は、この時期のランチにたけのこフルコースという日帰りの営業をしているということを主人が調べてくれました。テレビの旅番組を観ては、こんな筍を食べてみたいな〜とつぶやいていた私は、予約してから本当に楽しみにしていました。

畳に座って窓の外の青々とした竹林を見ながらお料理を待っていると、まずは筍の甘酢と煮物が出されました。柔らかくて甘酸っぱい筍、そしてあっさりした煮物はとても良いお味です。次に運ばれてきたのは、鮎の塩焼きです。こちらがしゅんに大好評で、あっという間に片身を平らげたかと思うと、太い骨を外して反対側もペロリ。そしてお次は、待っていました、筍のお刺身とホイル焼きです。真っ白で本当にきれいな筍をわさび醤油で頂きますが、サクサクの筍を口に入れるたびに、筍の香りがプンとして何とも言えないおいしさでした。ホイル焼きは先の柔らかい部分を焼き、甘いお味噌がかかっています。こちらもホイルを開けた瞬間に良い香りがしてきました。
まだまだ続く、筍料理。竹の器に入っているのは唐揚げです。カラッと揚がった香ばしい唐揚げは、中の筍が瑞々しくてこちらももう一つ、もう一つと箸が進みます。筍ご飯はおこわで、少量でも満足感いっぱいでした。さらに筍のおみそ汁と天ぷらが運ばれて、フルコースが終了しました。天ぷらがまたおいしくて、筍の良さが一番感じられたのはこちらかな?と思いました。

フルコース2人前を注文しましたが、3人でお腹いっぱいになりました。食事の後は、竹林に行って、見回す限り竹!という風景を楽しみました。あちこちに今年の竹が生えてきていて、「これはまだ小さいね。」「これはうちと同じくらい。」「これはパパと同じくらい?」としゅんは背比べをしながら斜面を行ったり来たりしていました。
こんな風に土から筍が出てくること、こうやって大きくなっていつかは竹になること、初めて見たしゅん(と主人!)はとても驚いていました。おいしい空気とおいしいお昼ご飯に満足で、長いドライブをして来た甲斐があるなぁと思いました。

たくさん食べてたくさんドライブし、竹林も歩いて疲れたのか、しゅんは珍しく車で眠ってしまいました。今日のお宿「サニーフィッシュ」に到着する少し前に起こすと、すっきりした顔で目覚めました。
ペンションの朝ご飯 朝からお腹いっぱい いちご狩りへGO! 大きな章姫発見
たけのこ料理の民宿へ タケノコの甘酢 煮物
鮎の塩焼き しゅんに大好評 お刺身と味噌焼き 唐揚げ
タケノコご飯とおみそ汁 天ぷら おいしい〜
「うちとどっちが大きい?」 竹林 ペンションの夜ご飯


5月2日(土) 晴れ 「千葉旅行」
我が家のGWは、真っ青な空で始まりました。いつもより早起きをして車に乗り、旅行へ出発です。今回の目的地は千葉の館山、話題のアクアラインを通過し、おいしい物をいっぱい食べようという計画です。

ETC1000円効果で大混雑だという噂を聞き、10時に早めのランチを予約したため、家を7時前に出発しました。渋滞でちっとも動かない首都高を予想していましたが、意外とスムーズにスイスイと都内を移動し、海を渡って鋸南町の保田漁港に到着したのは9時過ぎでした。海を見てのんびり、さらにグルグルとお散歩して10時を待ち、早速ランチを頂いたのは、お食事処「ばんや」です。大混雑だったはずなのに、予約専門館はガラガラで寂しいほどの静けさでしたが、おいしいランチにお腹がいっぱいになりました。中でも金目鯛の煮付けとサクサクのアジフライがおいしかったです。

早めのお昼を終えると、次の目的地はマザー牧場です。こちらは晴天のGWということでとても混雑していて、いつもは使われないであろう場所まで駐車場になっていました。以前にも何度か訪れたことがありますが、こんなに眺めの良い場所だったのかということに初めて気付きました。園内を移動すると、お花が咲いていたり緑の山々が遠くまで見えたり、とても良い気持ちでした。
しゅんがまず飛びついたのは、観覧車などの遊具があるエリアです。そちら側の入口から入ったためなのですが、早速観覧車に乗って辺りを見下ろし、さらに自転車の様な遊具、ミニジェットコースターと、久々の遊園地気分を満喫していました。別のエリアに移動してソフトクリームを食べると、体験コーナーにツツツーッと引きよせられる様に歩いていき、どうしてもこれが作ってみたいと私たちに訴えました。工作男の面目躍如です。

完成品の形とオルゴールの音を選び、早速工作を始めたしゅんは、まずアクリル絵の具をそれぞれのパーツに塗りました。絵の具を混ぜると違う色ができるよ・・・と私が言うと、すぐにその面白さに夢中になり、5色の絵の具を色々と混ぜ、パーツ毎に違った色合いで塗っていきました。全てのパーツに塗りおえると、木工用ボンドをきれいに塗り、組み立てていきました。作業が終了したのは、工作を始めてから1時間半近くが経った頃でした。その間、主人は風のそよぐ木陰のベンチで気持ちよさそうにウトウト・・・いえ、休憩していました。

最後に「おもしろ自転車」を楽しんだ後、再びドライブして館山に向かいました。夜ご飯は、スーパー廻転寿司「やまと」へ。5時過ぎだというのに驚くほどお客さんがいっぱいいて大変な混雑の中、お魚が泳ぐ生け簀を見ながら待ちました。ようやく順番が来ると、地魚を中心においしいお魚をあれこれ頂きました。

お店を出るともう外は真っ暗。本日の最終目的地は、宿泊先のペンション「ノアノア」です。今回は朝食のみというプランで予約しましたが、ちゃんと3つベッドがある、こぢんまりしたかわいらしいお部屋でした。ひとりでベッドに眠るなんて、「うちってお兄ちゃ〜ん。」と嬉しそうにしていたしゅんは、電気を消すと今日のオルゴールをかけ、優しい「ポニョ」の音楽が止まる前に寝息を立て始めました。
千葉に到着 お腹空いた〜 ちょっと早いお昼ご飯 お魚がおいしい〜 マザー牧場へ
ソフトクリーム 私はコーヒーソフト 「オルゴール作り」体験 かわいらしいオルゴールが完成しました
良い眺め ハイキング気分です 「おもしろ自転車」 手こぎ自転車です てんとう虫
夜ご飯は、スーパー廻転寿司やまとへ 金目鯛 穴子が香ばしくておいしい〜


5月1日(金) 晴れ 「給食当番」
今日も朝から良く晴れました。GWも前半は良いお天気になりそうです。

久しぶりに生活用品も売っているスーパーに行くと、ずらりとUVグッズが並んでいました。私も近頃気になっているサンバイザー売り場に行き、商品を手にとってあれこれ見比べました。ここ数年だと思うのですが、日焼けを防ぐためのサンバイザーのラインナップがとても増えました。そして年々大きくなっているような。日よけの部分をカチッと動かして顔の前をがっちりガードし、まるで工事をしているかのような姿で自転車に乗っている方を大勢見かけます。時々、そういう方に「こんにちは〜。」と声をかけられても、一体どなたなのかわかりません。でも自転車であちこち出かける様になると、帽子の様に飛ばず日差しからも守ってくれるサンバイザーは便利そうに見えます。今日は決めることができませんでしたが、そのうち、一体誰なのかわからないような姿で日差しをガードして自転車をこぐことになっているかも・・・。

帰宅したしゅんが、ランドセルの中を探して「し、プがないな〜。学校に忘れちゃったみたい。」と言いました。そこで「じゃあ、学校に取りに行こうよ。」と出かける準備をしました。「宿題」の「プリント」を忘れてしまったのです。
机の中を覗いて「やっぱり無いみたい」と言うしゅんの声に、道具箱を取り出してみると、箱の奥でぐちゃぐちゃになったプリントが見つかりました。「良かった〜。」とほっとしたしゅんは、一生懸命にプリントを伸ばしました。

ところでしゅんが今、とても楽しみにしているのが来週の給食当番です。「給食当番、とっても楽しみ〜。」とウキウキしている姿を見ては、私たちは「一年生って面白いね。」と話しています。同じく「GWもとっても楽しみ〜。早く始まらないかなぁ。」と言っているのですが、6日の水曜日までお休みだということには気付いていなかった様です。「水曜日までお休みだから、給食当番は2日間だね。」と言うと、がっくりと肩を落とし「GWのせいで・・・。」と落ち込んでしまいました。「でもまた給食当番は何週間かに一回、順番が回ってくるでしょ?だから今回は、2日間のお当番を思いっきり頑張る(って、どうやって?笑)っていうのはどう?」と私が言うと、「うん、そうだね。思いっきり頑張る。けど、2日間しかないなんて〜。GWは楽しみだけど〜。」と複雑な心境の様です。あは。


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