2009年8月

                                                  過去の日記 2009/07


8月31日(月) 雨 「最終日」
夏休み最終日は、朝からシトシトと雨が降っていました。お昼前には雨脚が強くなり、次第に台風らしい雨風の強さとなりました。
先日の豪雨のような降り方にはなりませんでしたが、なんと言っても風が強いため、窓に打ち付ける雨の迫力はすごいものがあります。今日が新学期でなくてよかった・・・と思いながら、2人で窓の外を見ました。

焦らなくて良いようにと、朝のうちに明日の準備を済ませました。夏休みの宿題をそろえ、新学期の持ち物を確認し、ランドセルに入れていきました。絵日記をしまうところで、先生が「写真も貼っていいですよ。」と仰っていた事を思い出し、しゅんに聞いてみたところ、貼りたいと言うので家で印刷することにしました。新潟の絵日記には、お友達とお庭で見ずお遊びをしている写真と、新潟駅でポーズをとっている写真、静岡の絵日記には、従姉妹達と折り紙を折っている写真と、うなぎの写真を貼りました。

長いと思っていた夏休みですが、過ぎてしまえば意外とあっという間でした。新潟に行ったり静岡に行ったり、移動も多かったために余計そう思うのかもしれません。この1ヶ月半で、しゅんは驚く程たくさん食べる様になりました。まだ体重に反映されないのが本人としては解せないところのようですが、きっとそのうち体も大きくなることでしょう。これから始まる2学期も、色々な事を経験して、楽しく過ごして欲しいなと思います。


8月29日(土) 晴れのち曇り 「実験」
昨日の夜が遅かったため、今朝はしゅんも目覚ましに気付かなかった様です。何とか目を覚ました私が「実験だよ。」と言うと、しゅんもパチッと目を開きました。

月に一度のお楽しみ、実験教室に向かうしゅんはウキウキと弾んでいます。今日は何をやるのかな?と言いながら、何とも言えない表情で電車に乗っています。私も教室にしゅんをお願いしたら、何をしようかな?とウキウキ。今日はレターセットと本を鞄に忍ばせているので、コーヒーショップで過ごすことになりそうです。

お迎えの時間少し前に教室に到着し、廊下から様子を見ていると、しゅんはとても楽しそうにグループのお友達と話したり、先生のお話を食い入る様に聞いていました。毎回色々な発見がある様で、今日も、あんなことがあった、こんなことがあった、ママはこれはどう思う?こんなこと、知ってる?と話は尽きませんでした。

お昼は、何となくこの教室に来るたびにしゅんと行くのがお決まりになりつつある、自然食のブッフェへ!「すっごくお腹が空いたから、いっぱい食べる。」と宣言したしゅんは、目の前に並んだお料理を、本当に黙々と食べていきました。こんなに食べて、この細さ、なんてうらやましいんだろうといつも思います。私もお野菜たっぷりのおかずを食べて、今日はもうこれで栄養は十分かもしれないな〜と思うくらい満足しました。


8月28日(金) 晴れ 「日本科学未来館」
朝から晴れて、蒸し暑く感じました。久しぶりに混み合う電車に乗り、待ち合わせの新橋駅に向かいました。
ゆりかもめの改札前に到着すると、手を振っているKさんとSちゃんが見えました。いつもは大人だけで趣味のお出かけをしているKさんと、今日は子ども達を連れて日本科学未来館へお出かけです。ゆりかもめのホームは朝のラッシュの様な混雑ぶりで、この大勢のお客さんはどちらへ?とやや不安になりながら乗り込みました。窓から見える景色はとてもきれいで、いつも思うことですが、ゆりかもめに乗ると遠出をした気分になることができます。

お台場の辺りで多くの乗客の皆さんが電車を降り、随分車内もがらんとしました。私たちはテレコムセンターで降りると、緑が多い公園の様な小道を進んで未来館まで歩きました。

冬休みに会って以来、8ヶ月ぶりの子ども達ですが、何故かすぐに意気投合して一緒に駆け出しました。未来館に到着すると、「Sちゃん」「しゅんちゃん」と呼び合って、早速3階の展示を見始めました。館内は意外と空いていて、11時から始まったASIMOの実演は、一列目に座って見ることができました。何度見ても感心してしまうのは、ASIMOの軽やかな走りです。
10分間の実演が終わると、インターネットの仕組みについて説明を受けたり、人の声に反応するロボットに話しかけたり、2人であれこれ楽しんでいました。中でも2人が熱中していたのが、機械とお絵描きするというコーナーです。ペンでボードに線をひくと、その速さや長さを機械が判断し、矢印の様に先っぽに△を描いて矢印の方向に動いていったり、線の先にかわいらしいお花が描かれたり、見ているだけでも楽しいお絵描きボードでしたが、これは家にあったら面白いだろうなぁと私たちも思いました。

お昼をはさみ、プラネタリウムで恐竜や地球の生き物についてのプログラムを見たり、宇宙のコーナーや体の仕組みのコーナーで体験をしたり、時間を忘れる様に遊び続ける子ども達に、私たちも驚きました。結局、おやつ休憩の後も閉館までたっぷりと楽しみ、滞在時間は6時間半!お友達がいたからこそ、こんなに楽しめたんだろうなと嬉しくなりました。

夏休みの最後の思い出にと、特別に今日は夜ご飯もお台場で食べて、夜景まで堪能した私たち。元気いっぱいの子ども達も、帰りの地下鉄ではだいぶ眠そうな顔をしていました。
ちなみに「でん気をつけっぱなしにしない。」というメッセージは、展示を見て何を考えましたか?という質問に答え、しゅんが未来館に残してきたメッセージです。地球の環境についてクイズ形式で勉強できるコーナーで、色々と考えることがあったのでしょう。
アシモ登場 走った! 機械とお絵かき
展示を見て考えたこと 夜のお台場


8月25日(火) 晴れ時々曇り 「王将」
昨日、大雨が降る寸前に取り込んだ洗濯物の中に、ソファーのカバーがあります。しゅんは、ソファーに埋もれる様に座って(時には寝ころんで)本を読みふけるのが大好きで、静かだなと思うと傍らに本を何冊か積み上げて本をめくっています。それから早朝に起きてテレビをちょっと観た後、ベッドの様に使って二度寝していることもあります。
汗びっしょりになりながら眠っているしゅんを見るたびに、「このソファー、大丈夫なのかなぁ?」と主人と顔を見合わせていましたが、ようやく全部のカバーを洗ってカラッと乾かすことができてほっとしました。

今日こそは、広場でサンドイッチと言うしゅんと、空模様を気にしながら買い物に行きました。パンやおにぎりを買って自転車を走らせると、ベンチに座って早速ランチタイムです。広い場所で食べるだけで、何でこんなにおいしいのかなと言いながら、2人で時々空を見上げました。気持ちいいね〜と言いながらも、しゅんは何かをそわそわと気にしています。それはパンくずを食べにやってくる鳩と、遠くからじっと広場を見ているカラスです。鳩たちは、落ちたパンくずを食べ終わると静かに去っていくだけなのに、しゅんは鳩が近付くたびに「ひゃっ」と言って立ち上がり、「こ、ここにはエサはないよ〜。」と顔を引きつらせて言っています(汗)。そんな様子がおかしくて、私はいつも笑ってしまいます。

ところで先日から、新潟でお世話になったお友達にお礼のお手紙に小さな贈り物を同封して送っています。小さな贈り物とは、しゅんが作ったアイロンビーズです。今日は将棋が大好きで、新潟でも会うなり早速対戦したY君に、王将のコースターを作っていました。
木陰は良い気持ち 王将コースター!!


8月24日(月) 晴れのち雷雨のちまた晴れ 「絵日記」
夏休みも残り一週間となりました。朝晩は気温が下がる様になり、今朝も窓を開けるとひんやりした空気がとても気持ちよく感じました。

最後にバタバタするのは嫌なので、夏休みの宿題をそろそろ全部仕上げてしまったら?と少々しつこく言うと、しゅんはようやく最後の絵日記の「絵」を描く決心をした様です。先日帰省した時の絵を描くと言って、姪達と6人で食事をした場面の絵を描いていました。描きながら、「うち、前までは、かっこよく描かなきゃダメって思ってたから描くのが嫌だったの。」と言いました。

少し前、暗くなった部屋の中でお布団に横になりながら、「もしかして、しゅんちゃんは絵日記の絵って誰かに格好いいって思われる様に描かなきゃダメって思ってるんじゃない?」と聞いてみたところ、「そうなの。」と言って頷きました。そこで、「絵日記の絵は、自分が心に残った事を、後から見ても楽しい様に自由に描けばいいんだよ。」と言ったところ、「そうなんだ〜。良かった〜。」と言って眠りました。
小さな頃から、工作は大好きだけれど人物や風景の絵を描くことは余り好きではなかったしゅんは、図工が大好きと言いながらも、絵を描く事に抵抗がある様に見えました。この夏休み、絵日記の絵をなかなか描けないでいるしゅんに、もっと気軽に描けたら自分が楽だろうに・・・と思い、ふとそんな風に声をかけてみたのですが、これがなかなか良かったらしく、すっかりやる気になってくれました。人それぞれ、好きな事や得意な事は違っていて当たり前。何もかも上手にできなくても、自分らしく何でも挑戦できる様になって欲しいなと思います。

宿題が終わり、お昼は広場でサンドイッチを食べたいと言うしゅんと出かけたところ、雨が降り始めました。雨宿りをしても雨は一向に止まず、結局そのお店でランチをして、さて晴れたから広場へ行きましょうと向かう途中で空を見上げると、今度はさらに真っ黒な雲がやってきていました。これはまずいと慌てて家に戻り、洗濯物を入れたところでものすごい雨と雷になりました。窓に打ち付ける雨と稲光を見ながら、「あぁ、家に帰ってきて本当に良かったね〜。」と何度も繰り返しました。

ところで写真は、出来たてほやほやのお豆腐です。先日の生協のカタログに「今回限り」ということで「手作り豆腐セット」が載っていました。興味津々の私は、しゅんと作ったら面白いだろうなと思って早速注文しました。豆乳に「にがり」を入れて静かにかき混ぜ、レンジにかけて5分ほど置いたらお豆腐の出来上がり。まだ少し温かいお豆腐を、ポン酢、一番塩、わさび塩などで頂きました。ほんのり甘いお豆腐は、そのままでも十分おいしくて、注文して良かったねと顔を見合わせました。
出来たてのお豆腐


8月23日(日) 晴れ時々曇り 「お肉」
少し朝寝坊した今日は、朝からちょっと豪華なブランチの支度を始めました。

用意できた物はこちら。この暑い中、すき焼きです。昨日買い物に行ったスーパーで、すき焼き用のお肉がお買い得になっていて、すっかりその気になってしまったという訳です。ガッチリしてきて食欲旺盛、さらにお肉も大好きなしゅんは「お肉、お肉♪」とパクパクパクパクすごい勢いで食べていきました。もうひとつ、しゅんが大好きなのはしゃぶしゃぶ用のお餅で、さっとくぐらせるだけで食べられる様になるお餅を、結局6枚も食べました。昨日の手巻き寿司もそうですが、こうやって一緒にわいわい言いながら食べられるものが増えると、しみじみ大きくなったなぁと思います。

夕方、郵便局に行く用事があってしゅんと自転車で出かけました。外へ出れば体を動かすのも好きですが、家にいたらいたで、インドアでも何かしら楽しく過ごしてしまうしゅんは、こうして誘わないと家から一歩も出ない日もあります。2人で走りながら、「一日に1回くらいはお外の空気を吸うのもいいんじゃない?」と言うと、「そうだね。良い気持ち〜。」と風を感じながら言っていました。

夜ご飯は、脂の乗ったサンマです。大人と同じく一尾をペロリと食べたしゅんは、ちょっと大きくなったお腹に満足し体重計にイソイソと乗りに行きました。もうすぐおいしい物がいっぱいの秋がやってきます。体重が増えると喜ぶしゅんとその反対の私たち。どちらにしても、おいしい物を楽しみたいなと思います。
お昼からすき焼き!


8月22日(土) 曇り時々晴れ 「男の子って」
雲に覆われる時間も多い一日でしたが、とにかく湿度が高くて蒸し暑い!外へ出ただけでじっとりと汗をかいてしまい、何とも言えない暑さを感じました。
朝ご飯のデザートは、先日実家から届いたマスクメロンです。メロンの食べ頃を見極めるのはとても難しいのですが、今回は少し早めかな?と思うくらいに切ったらちょうど熟し始めているところでした。まだ下の部分は少し固かったので、今日は特別、IKEAで買ったメロン用のスプーンを使ってクルンと丸くカットしたメロンをお皿に盛りつけました。甘えん坊のしゅんはこんなデザートが大好きです。

昨日の夕方から、再びアイロンビーズブームがやってきたしゅんは、午前中2時間ほど、じっくりと作品を作りました。今回は新潟でお世話になったお友達に送るんだと言って、お友達の顔を思い浮かべながらデザインを考えています。私は隣でせっせと色分け&アイロン係です。

午後になって、スーパーへの買い物から帰ってきた私は図書館の本を入れてある袋を見て、一冊の本を取り出しました。それは「男の子はなぜ言うことを聞かないの?」という本です。生協のチラシで見ていいなぁと思い、図書館に予約したのが数ヶ月前、人気があったらしくようやく届きました。
私がパラパラと開くと、しゅんが近くにやってきてタイトルを読み、「え〜!言うこと聞かないの?!」と言って本を手に取りました。そしてソファーに座ると熱心に読み始め、それから何と3時間も読み続けました。
読み終えたしゅんに「どうだった?」と聞くと、「ま、ママが読んで下さいよ。」と言った後、「そうそう、ママもよくやってしまうけど、男の子がいけないことをするとすぐに叱るでしょ?、それを逆の言い方で褒めるっていうことが大事なんだよ。やってみてね。」と言われてしまいました(笑)。ふふふ。明日から、そうしてみましょうか?

ちなみにこちらの本は、性別による特性や違いなどを紹介しつつ、子育て中のお母さんを励まして下さる内容で、基本的には男の子も女の子も、肩の力を抜いて楽しく子育てしましょうといったお話なのですが、中に、小さな男の子の耳は、若い女性の声を聞き取りにくいため、お話を聞き逃したり何度注意されても聞いていなかったりといったことが起こる・・・というエピソードが載っていました。
私がそれを主人に話し、「だからしゅんも私の声が聞こえない時があるんだよ〜。」と言ったところ、真顔で「若い女性?」と聞き返されてしまいました。うむ〜。

右の写真は夜ご飯の手巻き寿司です。お刺身、アボカド、コーンサラダ、カニかまを用意しました。しゅんが思った以上にたくさん、パクパクと食べてくれてとても楽しい夜ご飯になりました。中でも一番喜んでいたのは、こぼれ落ちそうなくらいたくさん入れたコーンサラダ巻きとカニかま巻きという、何とも経済的な息子でした。
おいしいメロン 今夜は手巻き寿司!


8月21日(金) 晴れ 「お客様」
今日は楽しみにしていたお客様が来てくれるというわけで、お掃除に励む私の横で、しゅんもせっせと宿題を済ませました。朝は少し涼しいかなと思っていましたが、こうして動くとかなり暑く、シャワーを浴びてすっきりしたところで急いで買い出しに出かけました。
お昼はどこのパン屋さんにする?おやつはどうする?という話をしながら、こうして2人で自転車に乗って買い出しに行くことができるなんて、しゅんも大きくなったなぁと思いました。まだ落ち着きはないけれど、全部私一人で考えていた頃より楽しく感じました。

家に戻って少しした頃、お待ちかねのNちゃんとH君が到着しました。暑い中、電車とバスを乗り継いで来てくれてどうもありがとう!汗びっしょりのお2人を見て、本当にそう思いました。

赤ちゃんのH君とは、春休みに会って以来のしゅんは、またしても興味津々で「H君、H君。」と甲高い声であやし始めました。辺りの様子にちょっと驚いてキョロキョロしていたH君も、しゅんの顔を興味深げに見ていました。

しゅんがプーッと膨らめた風船に、H君が嬉しそうな顔をしながら手を伸ばしたり、しゅんが揺らすタオルを見てキャッキャと喜んだり、そんなH君のことがかわいくて仕方ない様子のしゅんは、H君が泣いてもかわいいね〜と言ってじっと見ていました。そして子どもが大好きで、いつも優しく接してくれるNちゃんには、アイロンビーズを紹介すると「ひとつやってみる?」と(無理矢理)誘い、強引にもひとつ作ってもらっていました。
私もNちゃんとお喋りしたりH君を抱っこしたり、小さな赤ちゃんのお世話をするお母さんって偉いなぁ〜と思いながらNちゃんの様子を見たり、そんな風にしているうちに楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

玄関とベランダでお2人を見送ったしゅんは、「アイロンビーズする。」と宣言して熱心に何かを作り始めました。出来上がったコースターには、「大すき」という文字が描かれていました(笑)。あなた、それは余りにもストレート!ともあれ、本当に楽しい一日を過ごすことができました。コースターは、今日撮った写真と一緒に、早いうちに送ることにしようねと話しました。


8月20日(木) 晴れ時々曇り 「新しいお家」
昨日のプールで体力を消耗したのか、今朝は目覚まし時計が鳴っても主人が出勤しても目を覚ましませんでした。でも、耳元で「Rちゃんのお家」とささやくと、ぴょんと飛び起きました。
先月お引っ越しをした幼稚園のお友達Rちゃんのお家に、今日は遊びに行くお約束をしています。思いっ切り遊ばせて頂く事になると思うのですが、一応お引っ越し祝いを兼ねてお邪魔するので、お花を持っていく事にしました。アレンジメントの先生にお電話し、R君のお母さん、Sさんが大好きなピンク色の小さなアレンジをお願いしました。しゅんと2人で受け取りに行き、かわいらしいアレンジを大切に持って電車に乗りました。

最寄り駅に到着し、歩き始めると、「しゅん君!」という声が聞こえました。お迎えに来てくれたR君に「おう!」と手を挙げたしゅんは、嬉しそうに並んで歩き出しました。ピカピカのお家は、Sさんのセンスが光るインテリアでしたが、特にお料理教室ができそうなキッチンが圧巻でした。本当にお菓子の先生ができるくらいの腕前をお持ちのSさんは、そのうちお教室を・・・と考えていらっしゃる様で、その日が楽しみだなと思いました。

早速遊び始めた子ども達の楽しそうな声を聞きながら、お昼の準備をして下さるSさんとお話をして過ごしました。私も途中からお手伝いし、最後は子ども達にもお楽しみのトッピングをしてもらい、まるでお店の様なおいしいピザが完成しました。

食後はベランダプールで大はしゃぎ!大きなプールでザブンザブンと遊ぶ子ども達は、本当に気持ちよさそうで見ているだけでこちらも涼しくなりました。Sさんお手製のケーキをおやつに頂くと、最後は木陰の多い広い公園に移動して、体を動かして夕方まで思う存分遊びました。
子どもと一緒に、何でも楽しんでやろうとなさるSさんを間近で見ていると、私も真似したいなと思うことがいっぱいあります。ご自分の趣味も充実させながら、お子さんとの時間も目一杯楽しんでいらっしゃるSさんに刺激を受けて、私も頑張らなきゃなと思いました。子どもたちも、まだまだ遊び足りない様子でお別れしました。小学校が違うので、次回はまた長期のお休みでしょうか?今度お会いする時を楽しみにしたいなと思いながら、電車に乗りました。


8月19日(水) 晴れ 「プール」
今日も青空が広がる良いお天気になりました。朝から暑くて、ベランダに出るのも勇気がいります。でも、エイッと思い切って公園に出かけました。
公園では、工作やしゃぼん玉など、色々な楽しいイベントが開催されていて、しゅんも次から次へと参加して楽しみました。

お昼はパン屋さんに行ってからもう一度広場に戻り、木々の下でランチにしました。どんなに暑い日も、この木々の下なら大丈夫。ちょうど良い日陰ができて、通り過ぎる風が何とも言えず気持ちいいのです。

グルグルと自転車を走らせて満足すると家に戻りましたが、今日はこれだけでは終わりません。もうひとつのお楽しみ、プールに行こうと話していたのです。私は午前からのお出かけで、もう十分体を動かした様な気もしていましたが、元気いっぱいのしゅんはまだまだやる気満々です。
そこでもう一度エイッと気合いを入れ、水泳道具を持って電車に乗りました。

開放中のプールに行くと、着替えて早速泳ぎ始めました。行った時間帯は水深が浅くなっていて、低学年の子ども達も立つことができました。スイミングスクールの短期講習で、すっかりプールが好きになったしゅんは、今日も練習に余念がありません。ビート板を使ってけのびをしたり、使わないでけのびをしたり、ほんの数メートルずつですが、地道に進んで何度も25メートルを往復しました。休憩を挟んで1時間半泳いだ頃には、2人共、手の指もしわしわになっていました。泳ぎ続けるのは楽しいけれど、これ以上疲れたら帰れなくなってしまうかも?と思い、そろそろ上がることにしました。
プールの中で見せるしゅんの笑顔は、ベビースイムに通っていた頃の笑顔と同じで、楽しくて仕方ないという表情です。ちょっと体は疲れるけれど、この笑顔を見るためだけにでも、一緒にプールに行く価値はあるなぁと思います。今日も行ってよかったねと話しながら、家に帰りました。
木漏れ日がきれい お外で食べるとおいしいね〜


8月17日(月) 晴れ 「クッキー」
今年の主人の夏休みは少し変則的で、今日も夏休みです。休日よりは少し空いているかな?と、ららぽーとに向かいました。

今週が夏休みという方も多いのか、平日にしては家族連れで賑わっていましたが、いつもは満車の駐車場も空いていて、やはり平日だからかな?と思いました。
沖縄フェアで元気が出そうなおかずがたくさん並んでいる「野の葡萄」でお昼ご飯を食べた後は、気になるお店をふらりとのぞいていきました。中でも時間をかけて(特にしゅんが)じっくり見ていたのは、もうすぐ閉店というクラフトのお店です。工作好き、実験好きのしゅんが思わず足を止めてしまうような商品がずらりと並んでいて、「これ、いいな〜。」「あ、これもいいな〜。」と言い続けていました。

結局何も買わずにお店を出ましたが、次に向かったのはいつも大好きなコーナー「ぱくぱくパティシエ」です。今日はパパも一緒にというリクエストがあったため、3人でゾロゾロとお店に入ると、クッキーを作っていくしゅんを後ろから見守りました。一つ一つの作業、どれもがゆっくりペースのしゅんは、完成までに周りの顔ぶれがすっかり変わるくらい時間がかかります。立って待っているのは少々疲れる私たちは、交代で外のベンチに座りに行きました。
ま、よく言えば丁寧な仕事ぶりということで、完成したクッキーはこちらです。時間がかかる分、生地もだれて型抜きが難しくなっているのですが、そこは慣れたもので、だいぶ上手に形が作れる様になりました。出来上がったものはこの倍くらいありますが、全て3人のおやつになりました。
ぱくぱくパティシエで作ったクッキーをパクパク


8月14日(金) 晴れ 「サンマ」
運転の疲れも取れないまま、何ともお疲れ様な話ですが、主人は今日、出勤していきました。玄関で見送った後、お布団でぐっすり眠っているしゅんの横にゴロリと横になると、私もいつの間にかまた眠ってしまっていました。
しゅんと2人、日が高くなるまで眠ってすっかり疲れが取れました。お昼も午後も、何となくのんびり過ごし、涼しくなってきた夕方、ようやく活動を始めました。

お盆の図書館は思ったより混んでいましたが、ゆっくりと本を選ぶことができました。しゅんも将棋の本を5冊積み上げ、絨毯のコーナーでじっくり読んで借りるか止めるか考えていました。

ようやく選んで手続きをすると、スーパーに寄って買い物をすることにしました。でもその前に、のどが渇いたので休憩しましょうとファーストフードに入りました。そこで選んだのが、もう何年ぶり?というくらい久しぶりの「シェイク」です。シェイクを初めて飲むしゅんは、キューッと思いっ切り吸い込まないとストローの中に入ってこないことが面白い様で、ひとくち飲むたびに笑っていました。
夜ご飯は、今年初めてのサンマを焼きました。脂ののった、熱々のサンマを3人で食べながら、今年も食欲の秋がやってくるな〜と思いました。


8月13日(木) 晴れ 「帰宅」
今日も朝から良いお天気で、暑くなりそうです。東名の通行止め区間は、思ったより被害が大きかったということで復旧の見込みは立たず、やはり迂回路を探して東京に戻らなくてはいけないねとニュースを見ながら話しました。

ここ数日の疲れがどっと出たのか、子ども達は明るくなってもぐっすりと眠ったままです。いつの間にか1つのお布団に並んで眠っていた子ども達は、8時になっても9時になっても、さらに10時になっても目を覚ましません。そろそろ起きた方がいいのでは?と思った頃、Hちゃんが起き、しゅんが起きてお着替えを始めました。最後まで眠っていたMちゃんは、主人が「おはよう。おはよう。」と近くで言うと、ようやくすっきりした表情で起きました。

最後の最後まで、3人で子犬の様にじゃれ合いながら遊んでいた子ども達。またこうして会えるのはいつなのかな?と思いました。両親と妹たち、そして私たちの8人でお昼ご飯を食べに行き、お店を出ると「またね。」「また遊ぼうね。」と手を振りました。
しゅんは車の中で、「うち、今度は静岡に住もうかな〜。でも、パパのお仕事がないか、そっか。」と言ったり、「今度は何回静岡に泊まろうかな。またMちゃん達と一緒に。」と言ったり、ふと思い出した様に、「あぁ、また今頃、MちゃんとHちゃんは喧嘩してるかもね〜。ふふふ〜。」と言って笑ったり、楽しかった数日間を思い出している様でした。

ところで主人は、通行止めの東名を迂回する車の渋滞を、さらに迂回する道をカーナビで探しては運転していました。山の中を走ったり、細い道を走ったり、茶畑の間を走ったり。迂回は時間もかかってなかなか大変だったと思いますが、何だかこんな風に知らない道をのんびり走るのも面白いな・・・と思っていると、主人も「旅行してるみたいで、こういうのも楽しいね。」と言いました。

無事、焼津インターから高速に乗ると、渋滞もなく順調に進みました。途中、富士川サービスエリアで外の空気を吸い、休憩をすると一路東京に向かいました。高速を走り始めてすぐに感じたのですが、何故か周りの皆様、どの車もかなりの「高速」で走っています。もしかしたら、迂回路でたまった鬱憤を晴らそうと、飛ばす車が多かったのでしょうか?!私が疲れと軽い酔いでふらふらになっている横で、しゅんは明るいところを探して必死に将棋の本を読んでいました。うむ〜、どこまで車に強いのか、うらやましい限りです。
結局、静岡を出てから6時間弱で無事自宅に到着し、久しぶりの我が家に戻りました。思いがけない地震には驚きましたが、5日間、しゅんも従姉妹と楽しく過ごすことができて本当によかったなと思いました。
よく眠る子どもたち いっぱい遊んだね〜


8月12日(水) 晴れ 「ナンプレ」
朝、目を覚ますと、小さなHちゃんが「あぁ、今日は地震なかったね。良かったよね。」と言ってにっこり笑いました。本当に良かったね。

ところで昨日の夜、しゅんは父から「ナンプレ」という数字のパズルの解き方を教えてもらいました。何年も前からナンプレが趣味で、暇な時間にはいつもナンプレを開き、筆箱からシャープと消しゴムを出して何やら考えている父を、しゅんも帰省するたびに見ていました。その様子は気になっていた様なのですが、昨夜、とうとう自分でも解くことができるようになって、すっかりその魅力にとりつかれてしまった様です。数字が大好きなしゅんが、ナンプレを好きにならないはずはないと思っていましたが、雑誌を開いて「う〜ん、う〜ん」と悩んでいる姿は小さなおじさんみたい!ちょっとおかしくなります。

お昼は、最近両親が気に入っているというお蕎麦屋さんへ。私は冷やし蕎麦を注文しましたが、腰があってつるっと食べられて、とてもおいしく感じました。あぁ、おいしかったと思いながら食べ終えて顔を上げると、それに気付いた妹が「早い」と驚いていました。妹と母のお皿には、まだ半分くらい残っていて、今度はこちらが驚きました。どちらかというと、私も友達と食べるときは遅い方なのに、どうして〜?

ご飯の後は祖母の家に行って、祖父の仏壇にお線香を上げました。とても豪華なお盆の飾り付けがされた真ん中に、にっこり笑った祖父の写真が置かれていました。いつも帰省した時に、迎えてくれた顔と同じだなと思いました。久しぶりに会う祖母も元気そうで、ほっとしました。今度はいつ会えるかな?いつまでも、こうして元気でいて欲しいなと思いました。

今夜も姪たちは実家にお泊まりです。また、「地震が来たらどうしよう?」と困った顔をしたHちゃんを、主人と私の真ん中に寝かせて、みんなでお休みなさいをしました。


8月11日(火) 晴れ 「地震」
明け方、ふと目を覚ますと姪達もお布団の上に起きていました。その直後、グラッと揺れたかと思うと続けてグラグラッと大きく揺れ、それからしばらく揺れが続きました。
大きな揺れを感じたとき、あぁ、もしかしたらとうとう大きな地震が・・・と恐ろしくなって動揺してしまいましたが、すぐに「大丈夫だから」という主人の声で我に返り、子ども達を主人と囲む様に守りました。姪達の上に覆い被さる様にしながら、あれれ?もう一人はどこに〜と思ってキョロキョロ探すと、床の上でぐっすり眠っているしゅんがいました。

揺れがおさまった後、テレビをつけて状況を確認すると、この辺りは震度5強だったようです。騒ぎに気付いて目を覚ましたしゅんは、「地震?」と不思議そうな顔をしていました。まぁ、幸せなこと。実家では物が落ちる事もなく、揺れ以外は怖さを感じることはありませんでした。
人にも物にも、身近には被害がなくて幸いでしたが、一昨日通ったばかりの東名が崩れている映像を見た時は、これが昼間混んでいる時間でなくて良かった・・・と思いました。高速はいつ開通するのか、東京に帰る時はどうなるのかと心配は尽きませんが、まずは大きな余震がなければいいなと思いました。

地震というアクシデントはありましたが、気を取り直してお昼は予約していたいつものうなぎ屋さんへ。子ども達が大きくなって、以前と注文内容も変わりました。小学生組は一人前を注文してもらいましたが、しゅんも半分はペロリと食べました。残りは大人がおいしく頂き、ふっくら柔らかいうなぎを堪能しました。

さて、午後はどうしましょうと話し合い、妹たちと6人で最近オープンしたショッピングモール、ららぽーと磐田に行ってみる事にしました。高校時代、見覚えのある道を通り、茶畑が続く道の向こうにららぽーとが見えた時は、まぁ、こんな所にこんな大きなお店ができちゃってと地元の私はかなり驚きました。店内は夏休みという事もあってやはり混雑していて、どのお店も賑わっていました。
主人は、この帰省中にできたら嬉しいと言っていた「メガネを作る」という目標を達成し、子ども達3人と私たち2人は、無印でお買い物をしたりコーヒーショップでお茶をしたりして過ごしました。初めて来たという姪達はとても喜んでいて、子ども達3人、常に手をつないでややハイテンションでした。

今日も3人をお風呂に入れ、お布団に横になりました。すると子ども用に端っこに敷いたお布団に寝ころんでいた小さな姪Hちゃんが、「地震がきたらどうしよう。」と言いました。そこで「しゅんちゃんのパパとママの間にどうぞ。」と言うと、「うん。しゅんちゃんのパパとママがいたから助かったもんね。もしいなかったら、私たち、ダメだったかもしれないもんね。もうこれで、地震きても大丈夫だよね。」と言って安心したように目を閉じました。平気そうにしていても、やはり子どもには大きなショックだったんだな・・・と姪の寝顔を見ながら思いました。
うなぎ! しゅんも半分ペロリ


8月10日(月) 曇り 「喧嘩」
雨が降るという予報でしたが、何とか曇り空のままもちそうです。昨日までの疲れがあったのか、少し朝寝坊をしたしゅんは、目を覚ますと早速朝ご飯をたくさん食べました。

お昼ご飯は、妹と姪達にも声をかけて、いつものハンバーグ屋さんに行くことにしました。子ども達が小さな頃から何度も行っているお店なので、食べるものも量も変わり、成長を実感します。中でも大きな姪のMちゃんは、すっかりお肉大好きな女の子になり、ナイフとフォークを上手に使ってバクバクと一人前を食べてしまうことに驚かされます。
私たちはいつもの様に、牛肉だけが使われた、中がまだ赤いハンバーグを注文しました。店員さんが、半分にカットしたハンバーグをギューッと熱々のお皿に焼き付けて下さるのを見ると、あぁ、またこのお店に来たなぁという気分になります。

食後は実家に戻って、早速子ども達は遊び始めました。しゅんが持っていった将棋セットは、「崩し将棋」として意外にも大人気になり、3人で何度も何度も繰り返し遊びました。平和に遊んでいるかと思うと、「わ〜、待って待って。2人とも、喧嘩しないの〜。」という声が時々聞こえてきます。姉妹で喧嘩が勃発すると、平和をこよなく愛する男、しゅんが立ち上がり、大慌てで仲裁するのです(笑)。
何とか小さなHちゃんをなだめようと、「じゃあ、Hちゃんはこれをやるってのはどう?」と言ってみたり、「Mちゃんに叩かないの。Mちゃんも叩かないで〜。」と言ったり。奮闘むなしくHちゃんが泣き出すと、オロオロするところがまたおかしくて、大人はこっそり笑ってしまいます。兄弟喧嘩の経験がないしゅんには、こんな風にいつでもどこでも気付くと喧嘩してしまう姉妹の様子が新鮮というか、不思議というか、ともかく気になって仕方ない様子でした。

今日は自分達がコーディネートしたお洋服セットを袋に入れ、お泊まりする気満々でやってきた姪達は、夜になって妹が帰宅しようとしても、あっさり「バイバーイ」と手を振っていました。「ママと一緒に帰る〜。」と泣いていた頃が嘘の様!3人の子どもをお風呂に入れ、お布団に入って寝たふりをした私たち。いつの間にか、多分子ども達よりも早く眠っていました。


8月9日(日) 晴れ 「帰省」
早朝から、ギラギラと太陽が照りつける様な良いお天気になりました。蝉が鳴く中、しゅんを迎えに行くと、ちょっと疲れた様な、それでもとても充実した表情をしていました。帰り道では、昨日遊んだこと、夜ご飯のこと、それから大きなお部屋で眠った時の事などなど、次から次へと話してくれました。たった1泊という短い時間でも、一年生のしゅんにとっては大きな思い出になったんだろうなぁと思いました。

ちょっと強行スケジュールな気もしますが、今日は1000円の高速道路を走って静岡に帰省することにしました。渋滞が激しいのでは?と心配していましたが、意外なことに車の数は少なく、渋滞にはまることもなくあっという間に静岡県に入りました。途中からぐっすりと眠っていたしゅんに声をかけ、牧之原サービスエリアで休憩をして、夕方、実家に帰ることができました。

夜ご飯の買い物をするためにスーパーに出かけ、そこに妹と姪たちもやってきました。興奮してしまうので・・・と、お店に入るまでしゅんがいることは伏せられていた様なのですが、お店の中でしゅんを見つけた小学二年のMちゃんは、「しゅ、しゅんちゃ〜ん。」と言って恥ずかしそうに体をくねくねっとさせました。年中さんのHちゃんも、今回はぐんと成長してすっかり3人で対等に遊べる様になっていました。

実家に戻るとこの有様!じっとしていないので、写真を撮ってもぶれてしまいます。う〜ん、ものすごいパワーだ〜と、大人は顔を見合わせました。従姉妹達との、楽しい夏休みが始まりました。
回る回る 速すぎて写真もぶれる〜


8月8日(土) 曇り時々晴れ 「お出かけ」
大きなリュックとジップロックを何枚も用意し、昨日から2人で何度も繰り返し荷物の確認をしました。大きなリュックを背負ったしゅんは、既に汗びっしょりになりながら、元気に集合場所に向かいました。
今日は、楽しみにしていたキャンプに参加します。仲良しのお友達と申し込みをして、ワクワクしながらこの日を待っていました。去年、幼稚園でお泊まり保育を経験しているので、家族と離れてお泊まりすることはもう心配ないようです。グループを確認して早速走り回って遊びだした子ども達の姿を見て、私たちもほっとしました。

今頃、しゅんは何をして遊んでいるかな?と言いながら、私たちも夕方になってお出かけをしました。先日、何気なく引いたクジで当選し、ららぽーと豊洲の花火観覧席のチケットを頂くことができたのです。東京湾花火大会へ行くのは3回目ですが、前回はしゅんが生まれる前の年だったので8年ぶりです。

豊洲の駅を降りると、枝豆やビール、ペットボトルなどを売っている出店が並んでいて、いつもとはひと味違うお祭り気分が漂っていました。人波に押される様にしながらららぽーとに入り、一般観覧席を通ってチケットがなければ入れないエリアに到着しました。そこはもう海というロケーションは、今までの花火大会では味わったことがないものでしたが、刻々と変わっていく空の色が美しく、風も涼しげでとても良い感じでした。
観覧席のエリアは、敷物を自由に敷いて観覧することができたので、私たちも小さな敷物を2枚敷いて腰を下ろしました。周りでは、お酒やおつまみが並べられ、すっかり楽しげな宴会が始まっていました。
私たちも何か調達することにして、買い物に出かけました。そして選んだのは、コロナビールと唐揚げとマロンクレープ!何とも統一感のないチョイスですが、おいしそう〜と引きつけられたのがこの3つだったのです。

花火大会は辺りが暗くなった7時から始まりました。海の向こう側に上がる花火はとても豪華で、あちこちから「わ〜」という歓声が上がり拍手が起こりました。
パパパッと小さな花火が弾ける様に上がった後、大きな花火が上がるのがとてもきれいで、今回の花火ではそれが一番印象的でした。それから、にっこりマークやハートの形が連続で打ち上げられた花火も、とてもかわいらしく感じました。涼しい風を感じながら、ゆったりと花火を見ることができました。

豊洲駅まではそれ程混む事もなく、地下鉄にもすぐに乗れてスムーズに最寄り駅に到着しました。夜ご飯は、2人でなければ入ることができない所・・・と考えて、居酒屋へ!2人でこんなお店に入るなんて何年ぶり?と言いながら、メニューをめくりました。
夕暮れの東京湾 コロナビールとクレープで乾杯!
花火 今年の新作?豪華な花火


8月7日(金) 晴れのち曇り一時大雨 「虹」
朝からムシムシと暑い一日でしたが、夕方になって真っ黒な雲がやってきたかと思うと、ものすごい雨が降り始めました。ベランダの窓を開けて外を見る私に、「あ、網戸だとさ、雷の電気がビリビリって入ってきちゃったりさ・・・。」と慌てるしゅんがおかしくて、「そうだったね。」と私も慌てたふりをして窓の鍵をかけました。

朝のうちに宿題とエレクトーンの練習を終えたしゅんは、今日もアイロンビーズを取り出しました。私もテーブルに手芸用品を取り出して、PTAのお仕事の作業を始めました。ちくちく縫っていく作業は楽しくて、時間を忘れるほどでした。
お隣で黙々と作業をしていたしゅんが作ったのはこちらの作品。青い空に雲が浮かんでいて、大きな木がそびえ立っています。その横にある物を指さしたしゅんが、「これは何だと思う?」と聞いた時、あれだと思い出しました。それは先月3人で見た、大きな虹です。なかなか素敵なこの作品、早速コースターとして使うことにしました。

ところでアイロンビーズのビーズですが、先日の日記にも載せた通り、大きめのバケツの様な容器に5000ピースがどっさり入っています。その中から欲しい色を選んで作っていくのもいいのですが、もし色分けしてあったらもっと便利だねという話になりました。そこで2人で100円ショップに行き、15個に区分けしてある容器を買ってきました。気の遠くなるような作業にも思えましたが、2人で並んでビーズを分けていくというこの単純作業が、何とも言えず楽しくて、こちらも時間を忘れます。ビーズの色は15色以上あるので、またお店に行ったらもう1個の容器を買ってこようと約束しています。
タイトル「虹」


8月6日(木) 曇り一時雨 「牛」
台風の影響なのか不安定なお天気で、時折ザーッと雨が降りました。

今日が最終日のスイミングスクールに行くと、早速いつもの様に準備体操からレッスンが始まりました。ジャンプしてプールに潜ったり、ビート板を使ってけのびをしたり、先生の掛け声に合わせて子ども達は一生懸命練習をしていました。しゅんも時々私に手を振りながら、楽しそうにレッスンを受けていました。最後に進度のチェックを行い、短期講習は終了しました。
着替えた後に修了証を頂き、先生にご挨拶をしてスクールを後にしました。しゅんはスイミングを習い始めたいと、すっかりやる気になっています。今まで、周りのお友達が次々とサッカー、野球、スイミング、空手などを始めても、しゅんは全く興味を示しませんでした。でも今回、「通ってみる?」と尋ねてきっかけを作ったのは私でしたが、こうして興味を持ってくれてとても嬉しくなりました。

3日間の講習は朝から行われるので、元気に通うことができるか最初は心配していました。早起きと準備はなかなか大変でしたが、何とか楽しく通うことができました。ほっとした私の方が疲れてしまって、お昼ご飯の後はしばしお昼寝を・・・。目を覚ますと、羽生名人の本と将棋盤を交互に眺め、楽しそうにしている後ろ姿がありました。

ところで夜ご飯の後、どんな話題だったのか覚えがありませんが、しゅんが「ママ、ご飯の後ですぐに寝ると牛になっちゃうんだよね。」と言いました。「ママは今とても眠いから、牛になってもいいな〜。」と言うと、「そうだね、ママはいつも、も〜も〜怒ってるしね。」という言葉が返ってきました。うむむ、おぬし、うまいことを言うわね。
今日は将棋の研究を・・・


8月5日(水) 曇りのち晴れ 「水泳と科学の日」
今日もウキウキとスイミングスクールへ。スクールは、しゅんが3歳になるまで親子スイミングに通っていた所なので、今回は付き添いの私にとっても懐かしい場所です。あの頃は、しゅんと私の着替えをするのも一苦労でしたが、今は「脱いで」「畳んで」「さ、行ってらっしゃ〜い」と声をかけると、自分でキャップをかぶって更衣室を出て行くしゅんを見送るだけ。大きくなったなぁと思います。

顔を水につけることに抵抗感があったしゅんも、2日目の今日はだいぶ慣れた様子でジャボンと頭まで潜ることができる様になっていました。「3秒潜ってね。せ〜の。」「はい、できた人は手を挙げて〜。」という先生の言葉に「は〜い。」と手を挙げる子ども達。続けて「次は5秒ね。」「はい、できた人〜。」という言葉にも「は〜い。」と元気に手を挙げました。
もちろんしゅんも手を挙げていましたが、「せ〜の」という掛け声の後、え、え、どうしよう・・・と迷った様に周りを見て、結局1秒くらいしか潜っていなかったのでは?と、近くで見ていた私はこっそり笑ってしまいました。そんなこんなもありましたが、1時間のレッスンはあっという間に終わり、涼しげな顔をして出てきたしゅんと次の目的地に向かいました。

初めて自分で運転する道に少々迷いながらも、目的地のデパートに到着すると今日の仕事は全て終わった様な気分になりました。朝から泳いでいたしゅんも「お腹空いてきちゃった。」と珍しく言うので、レストランの開店と同時にお店に入って2人でもりもりランチを頂きました。普通サイズの2/3の量というランチセットを2人前注文しましたが、当然の様にしゅんもぺろっと食べてしまいました。もう少し大きくなったら、いよいよしゅんも1人前注文しなくてはならなくなりそうだわと思いました。

全ての用事を済ませて家に戻ると、本日は囲碁の本を熟読し、さらに付録に惹かれてデパートの本屋さんで買った「1年の科学」を取り出し、付録の「ライトつき 回てん けんび鏡」を組み立てるしゅん。色々な物をじーっと観察し、ご満悦の夜となりました。
本日は、「ライトつき 回転顕微鏡」


8月4日(火) 雨のち晴れ 「スイミング」
朝起きてベランダに出ると、霧雨が降っていました。それでも雨のおかげかいつもより涼しくて良い気持ちです。

午前中はスイミングスクールへ!水やプールは好きなものの、どうも幼稚園の(ちょっと厳しかった)プール指導で嫌な思い出の方が大きくなってしまったのか、水泳に対して苦手意識があるしゅんですが、この夏は短期講習に通ってみると言いました。そこでやる気があるうちに是非・・・と早速スクールに申し込みました。

進度別に小さなグループに分けられた子ども達は、それぞれのグループについて下さるコーチと、嬉しそうにプールに入りました。しゅんもかなり初心者のグループに振り分けられましたが、ウキウキと何とも楽しそうにプールに入っていました。しゅんの入ったグループは、水の中で目を開けるということが大きな課題の様で、プールにまかれたバトンを拾ったり、コーチが水の中で見せるボールの色を当てたりといった練習を続けていました。

家に戻ると早速アイロンビーズを広げたしゅんは、本日もコースター作りに励みました。パッケージの写真からヒントを得て、きれいなお花の様なコースターも完成しました。ちまちまと、手を動かしてする作業が本当に好きなのです。出来上がったコースターを夜ご飯で使いましたが、アイロンビーズって穴が開いているのです。冷たい飲み物を置くといつの間にかテーブルに水がたまっていきますが、涼しげといえば言えないこともないような・・・。

夜ご飯は、元気にぱくぱく食べられる様に丼スタイルにしました。ごま油で炒めた豚肉と茄子を砂糖と醤油とみりんで味付けし、胡麻と小さく切った塩もみきゅうりを混ぜたご飯に乗せてみました。彩りでオクラものせたのですが、涙目のしゅんに「オクラはちょっと無い方が良かったみたい・・・。」と見つめられてしまいました。大人の味なのかしらねぇ。そして奥にある黄色い物は、ベランダで収穫したミニトマトのはちみつマリネです。今年のベランダは、黄色いミニトマトが大豊作でした。
コースター完成 茄子と豚肉の丼 奥はミニトマトのマリネ


8月3日(月) 曇り 「アイロンビーズ」
曇り空の月曜日になりました。先週一週間、1日から2日であちこち移動しながらお泊まりをしていたので、この家の2日くらいしたら移動するような、おかしな気分になっています。自宅なのに自宅ではないようなこの不思議な感覚、引っ越してきたばかりの気分に似ています。

すっかり将棋の格言の虜になってしまったしゅんは、今日も朝から何やらつぶやいています。「それ何?」「どんな意味?」といちいち聞く私に、とうとう「この本に書いてある格言、全部読んであげるね。意味も読むからよく聞いてね。」と言って、格言を読み上げてくれました(笑)。
ちなみに1日に1局は対戦したいと言うしゅんに付き合い、今日もお風呂に入る前が将棋タイムとなりました。お湯が沸いたというお知らせの音楽と同時に、「詰みっ。」と高らかに言ったしゅんは、「今日の詰みもメモ帳に書こうっと。」と言って駒の絵を描き始めました。そのうち、「詰みノート」とか、できたらどうしましょ・・・。

写真は、夕方のしゅんです。新潟のお友達の家にあって、子ども達の大人気だったのが「アイロンビーズ」です。元気に走り回る子ども達が交代でお部屋の隅に集まり、ちまちまとした作業を続けていました。しゅんも大好きになって、東京でも遊んでみたいと言うのでネットで探してみたところ、アマゾンでお得な物を見つけて早速注文しました。
昨日注文して今日届いたこちらの商品、5000ピースという大量のビーズとプレートが3枚、さらに細かな作業に最適なピンセットがついて800円ほどです。届いた箱をすぐに開け、ウキウキと作業を始めたしゅんは、じーっと手元を見つめながら作業を続け、コースターを1枚完成させました。
次から次へと色んな物にはまっていくしゅんは、毎日「時間が足りな〜い。」と大騒ぎです。これだけ色んな事をしようと思ったら、時間も足りなくなるわよねと、横で見ている私も思います。あは。
アイロンビーズにはまる人


8月2日(日) 雨 「荷物」
朝から雨が降っていました。今日は1週間の疲れを取るために、のんびり過ごすことにしました。

午前中、新潟から荷物が2つ届きました。1つは洋服などを詰めたボストンバッグ、もう1つは段ボール箱です。箱の中身は新潟のおいしいお野菜。友人の家の近くに、とてもおいしいこだわり野菜ばかりを集めている八百屋さんがあるという話を少し前から聞いていて、今回のお土産に買おうと決めていました。ちょうど土曜日はそのお店で朝市が開催されるということで、事前注文するためにチラシを見ていると、あれもこれもと欲しい野菜が増えていき、とうとう手荷物では厳しいくらいの量になってしまいました。
箱の中から取りだしたのは、真っ赤なトマト、新潟でよく食べられている丸茄子、甘そうなトウモロコシや枝豆などなど、どれをとってもおいしそうで、早く茹でたり焼いたりしたいなぁと思いました。

洗濯物を次々とお風呂で乾かし、ほっと一息ついたところでおやつの時間になりました。しゅんが「あれ、あれ」と言って持ってきたのは、昨日新潟駅で買った「朱鷺のたまご」というお饅頭です。「新潟」「佐渡」「トキ」という文字と朱鷺の絵の焼き印が押されているお芋餡の小さなお饅頭は、ひとくちでぱくりと食べられるくらいの大きさです。

ところで今日、朝から図書館の本を読んでいたしゅんが「けいまのたかとびふのえじき」と言いました。呪文の様なその言葉、よ〜く聞いてみると「桂馬の高飛び、歩の餌食」という将棋の格言なのだそうです。しゅんはその格言がいたく気に入った様子で、何度も何度も「けいまのたかとびふのえじき、う〜ん。そうそう。けいまのたかとびふのえじき」と繰り返していました・・・。
朱鷺まんじゅう


8月1日(土) 曇り 「東京へ」
新潟最後の夜は、あちこちからやってくる子ども達の足をどけながら更けていきました。外が明るくなっても、ほとんどの子ども達はぐっすりと眠ったまま。もちろんしゅんもピクリとも動かないで熟睡していました。早起きした3人の幼稚園児だけがラジオ体操に行き、残った小学生組は一人、二人と目を覚ましました。

一晩おいたカレーの朝ご飯をモリモリ食べると、ひと遊びしたお友達はスイミングスクールに行くために出発していきました。気付くとポツンと残されていたしゅんは、思わず涙がこぼれてしまいましたが、Y君のお姉ちゃんにお付き合いしてもらい、最後にアイロンビーズのコースターを作って笑顔になりました。

楽しかった一週間の新潟滞在も、過ぎてしまえば本当にあっという間でした。懐かしい友人達と過ごしていると、今も新潟に住んでいる様な錯覚に陥ってしまうほどでした。それはみんなも同じだったのか、「このままH町にゆっこさんとしゅんちゃんを送っちゃいそうだよね。」と言っていました。
今回、主人はお休みが取れなくて残念でしたが、私たち家族にとって新潟は第2の故郷だなと改めて思いました。親子それぞれ、いつでも迎えてくれる友達が大勢いて、人にも町にも愛着があって、そんな場所があるのは本当に幸せな事だと思います。たった2年の転勤でしたが、私たちにとって大きな宝物になりました。

お昼前の新幹線に乗ると、早速将棋盤が出てきました。そして対局が始まりましたが、ふと気付くと私たちの横にかわいい観客がいました。私と目が合うと、「見てもいいですか?」と3歳くらいの女の子が首をかしげていました。その女の子は、結局東京駅に着くまで私たちにお付き合いしてくれました。かわいいお客さんに、「これはね、なったから、と金になったんだよっ。うふっ。」とかわいらしい声で説明するしゅんに、女の子は「うわ〜、ひっくり返ったら、と、になったのね。」と返してくれました。う〜ん、なんて和む対局でしょう。しゅんの勝ちで対局が終わって少しすると終点の東京駅に到着し、迎えに来てくれた主人と久しぶりに再会しました。ホームで女の子とお父さんのお二人とお別れを言ったしゅんは、久々に会った主人と手をつなぎ、一生懸命に先ほどの対局の説明をしていました。
合宿みたいで楽しいね


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