2009年9月

                                                  過去の日記 2009/08


9月29日(火) 雨のち曇り時々晴れ 「お花」
夜中は雨、朝は曇り、そして午後には晴れ間も覗くという、はっきりしないお天気になりました。

私は今月2回目のお花の教室へ。今日は高さのあるアレンジということで、30センチくらいの花瓶が用意されていました。その一番上にオアシスが入っていて、そこにアレンジしていきます。濃淡のあるピンク色の花材が甘い雰囲気を出していましたが、そこに入ったグリーンが爽やかな感じでした。

メインの薔薇は、タイタニックという名前の大きめな薔薇ですが、これがとても良い香りで、アレンジをしながらうっとりしてしまいました。全体のアレンジが終わったら、最後にカールさせたミスカンサスというグリーンをさして、大きな動きを出していきます。一番最初にクルクルと丸め、テープで軽くとめてあったミスカンサスは、テープを外すとかわいらしい縦ロールができていて、それを追加しただけでふんわりとしたボリュームが出ました。

今日も完成した後は教室の窓際にある撮影スポットに移動し、先生に写真を撮って頂きました。自分の目の前に置いてアレンジするときには見えなかった全体像が、少し離れて置いてみるととてもよく見えてきます。今日のアレンジも、離して置いた方が何となく素敵に見えました。
レッスンの後は先生に煎れて頂いたお茶を飲みながら、皆さんと少しお喋りして、楽しい1時間半はあっという間に終了しました。また、次回のレッスンが楽しみです。
高さのあるアレンジ


9月28日(月) 曇り時々晴れ 「デート」
秋らしくなりましたが、昼間は27度くらいまで気温が上がりました。外に出るのは昼間だけ、さらに自転車で移動できる範囲でしか活動しない日の私は、いつまでも夏の装いです。でも気付いたらもう今週の後半には10月が始まり、主人のクールビズも終了します。そろそろクローゼットの整理もしなくてはいけないかな?と思いながら、半袖を着ています。

先週末から、またPTAの仕事である手芸の作業をしています。期限はまだ少し先ですが、そろそろ焦ってきた感じです。今日はとうとう、夢の中でもその作品を作っていました。夢に出てくるのは、そんな気はなくてもかなり追いつめられている証拠!昔も、夢の中で面接を受けたりプログラムを組んだりしていたものでした。

学校から帰ってきたしゅんは、時間割をしておやつを食べると、リュックを背負って「行ってきま〜す」と元気に飛び出していきました。今日は仲良しの女の子、Kちゃんと公園で待ち合わせをしているのです。
先日、1年生が帰ってくる時間が過ぎてもなかなか帰宅しなかったしゅんに、「今日は遅かったね。」と言ったところ、「あそこの分かれ道で、Kちゃんとお話ししてたの。」と言いました。話題は「アイロンビーズ」!1年生の子ども達が道ばたで立ち話していたなんて、想像すると面白くなります。お互いが作った作品を公園で交換する約束をしたらしく、昨日はせっせと作品を作っていました。

アイロンビーズを交換した後、お砂場で他のお友達も交えて遊んできたしゅんは、玄関で砂だらけの靴下を脱いで真っ黒の手を洗いに行きました。「お砂場の秘密」をものすごく嬉しそうに話ししたしゅんが、「今日はKちゃんとデートだったんだよ〜。」と言いました。「デートって、しゅんちゃんが言ったの?」と聞くと、「違うよ。Kちゃんがそう言ったの。次は金曜日に公園に行くことになったんだよ。」と答えました。そして「あぁ、また金曜はデートだ〜。お砂場セット持って。」と言うので笑ってしまいました。何てかわいいデートでしょう。


9月27日(日) 曇り 「良いタオル」
今年は夏が短く、秋の訪れが早いとニュースで言っていました。朝晩はぐっと冷え込む様になり、昼間も過ごしやすい日が続いています。それでもベランダでは、まだ朝顔が咲いています。しゅんが学校で育てていた鉢から間引きしてきた物なのですが、学校で選ばれた種はとりわけ品質が良い物だったのか、長くたくさんの花が咲くねとお母さん達の間でも話題になっています。いつ頃まで咲くのか楽しみです。

しゅんの強いリクエストで、お昼は回るお寿司屋さんへ。かんぴょう巻きと穴子、そしてつみれ汁のつみれだけをお皿にのせて冷ました物を大切そうに食べるしゅんの横で、私たちもおいしそうなお寿司を選びました。

お昼を食べた後は、家でのんびり過ごす休日です。主人は先日大人買いした坂本龍馬さんの漫画を、私としゅんは「ベイブ 都会へ行く」を観ました。主人はペンションにあった漫画を読んだら予想以上に面白かった様で、続きが読みたくなって買い、私たちもペンションで「ベイブ」を観て、続編も観たいねと言って借りました。旅行のお楽しみの続きといった感じです。

夜、お風呂から上がってきたしゅんが、タオルを見せながら「振り回してたら、半分だけお風呂について濡れちゃったの。」と言いました。そこで私が軽く使ったタオルを「この方が乾いてるよ。」と渡すと、「本当だ。こっちは万遍なく濡れてるね。」とにっこり笑いました。「万遍なく」なんて言葉を上手に使ってるわ〜と少し驚きましたが、続けて「万遍なく濡れてるタオルの方が、良いタオルだよね。」と言うのが何となくおかしくて、笑ってしまいました。万遍なく濡れているタオルは良いタオル・・・、子どもの感じ方って面白いです。


9月26日(土) 晴れ時々曇り 「漢字好き」
しゅんの目覚まし時計が余りにも機能を果たさないので、こっそりと設定時刻を30分ほど遅くしました。それが功を奏し、今朝は目覚ましで快適に起きたしゅんが朝からソファーで読書を楽しんでいました。

月に一度のお楽しみ、実験教室に向かうしゅんはウキウキしながらリュックに荷物を詰めました。電車の中で読む本は、図書館で借りた磁石の実験本。どこまでも実験モードな今日のしゅんです。

しゅんが教室に入ったのを見届けると、私はいつものお店に行って読書を楽しみました。すっぽりと囲まれる様になった一人掛けのソファーが気持ちよくて、家にもこんなソファーがあったらいいだろうなと思いましたが、すぐにしゅんに占領されてしまいそうです。

夜、お風呂が準備できるまでの間、「パソコンの日」のしゅんは何やらパソコンをじっと見てはメモ帳に書き込んでいました。開いていたのは「漢字の正しい書き順」を教えてくれるホームページでした。書き写しては、うっとりした表情をするしゅんを見て、一体何がそんなに嬉しいのかな?とメモ帳をのぞいてみると、「凸」「凹」という漢字から、「鼈(すっぽん)」「鼬(いたち)」などなど、見たこともない漢字までたくさんの漢字が並んでいました。確かにワクワクするかもね!中でもいたちの漢字はいくつもメモ帳に書かれていて、お風呂の中でも「いたちって書いてあげる」と言って鏡に書いていました。ものすご〜く惹かれる何かがあるのでしょう。ちょっと謎です。
そう言えば昔、「ねーねー、薔薇って書ける?」と旦那さんに聞くかわいい奥さんのCMがありましたが、「いたちって書ける?」って言う旦那さんってどうなんでしょう?絵にならないけど面白いかな。


9月25日(金) 晴れ 「名人」
カラッとしたお天気になって、昼間は暑いくらいでした。こんな暑さの中ですが、区でもインフルエンザが流行している様です。学校からも注意のお知らせが連日入り、少し緊張感を持って生活しています。手洗いうがいはもちろんですが、たくさん食べて良く眠り、体力をつけてもらいたいなといつも思っています。

平日が始まったと思ったら今日は金曜日。何となく、ほっとしています。気持ちの良い季節になって、自転車熱が再び高まっている私は、今日も2つ隣の駅前まで買い物に行きました。地図をあらかじめ見てから出発すると、思いのほか近いことがわかって驚きます。今まで知らなかった道を通ってどこかに行くのは、新潟で地図を熟読してあちこち行った時と同じようにとても楽しいものです。

セールをしているお店で色々な食材を買い込み、来た道を戻ったつもりでしたが、気付くと一本曲がり角を間違えた様で住宅街に迷い込んでしまいました。それでも方角的には間違っていないはず〜と走り続けると、前方に見慣れたお2人が並んで歩いていました。「こんにちは」と後ろから声をかけると、EさんとKさんが驚いて振り返りました。ここ数年、ぐっと地元の知り合いが増えました。ふらりと出かけても必ずと言って良いほど、どなたかとばったりお会いするので、ちょっと嬉しくなります。

ところで2学期になってから、国語の授業で漢字の勉強が始まりました。漢字が大好きなしゅんはやる気満々です。一つの漢字を習うたびに、その漢字の書き順、きれいに書く練習、漢字を使った言葉、文章を書いて1ページを仕上げるというノートの宿題が出ます。言葉や文章は自分で考えた物や目にした物を書いて良いため、オリジナルの漢字辞典が出来上がります。単純に漢字を書く練習をするだけではなく、こうして頭を使いながら漢字を覚えていくこの方法は、とてもいいな〜と思います。

しゅんはこの宿題がとにかく大好きで、毎日嬉々としてノートに向かっています。今日の漢字は「人」。この漢字を使った言葉のひとつは、迷わず「将棋名人」でした!


9月24日(木) 晴れ 「デザート」
連休明け、普段の生活が戻ってきました。いつもながら5時半の目覚ましでパチッと目を覚ましたしゅんは、ぼんやりと私が見ている横でシャキッと起きて目覚まし時計を止めに行き、またシャキッと戻ってきて自分の布団できちんと寝直しました(え?)。何のための目覚ましなのでしょう〜。結局7時前に慌てて起こしましたが、目覚まし時計を止めたことは全く記憶に無い様でした。

平日モードに戻った家事を全て終えると、ふ〜っとひと休みして出発の準備をしました。開店と同時にデパートに入り、お菓子の材料を扱っているお店でササッと買い物を済ませようという計画です。長野でおいしそうな紅玉をたくさん買ってきて、ムクムクとやる気が出てきたのです。
充電をして満タンになった自転車に乗り、少し強い日差しの中を漕いでいくと、日焼けしてしまいそうですがとても良い気持ちです。自転車のカゴに入る分しか買わないこと・・・と自分に言い聞かせ、お店に入りました。

こちらのお店に来ると、お目当てのもの以外にも次々と欲しくなってしまいます。この粉はおいしいかな?こんな商品があるんだ〜と、見ているうちについつい。でもぐっと押さえ気味に、粉も2.5キロの袋を手に取ったものの思い直し、1キロの物をカゴに入れました。お会計をして紙袋を手にすると、ずっしりとした重さを感じてざっと計算したところ、重さは3キロ以上はありそうです。今日の買い物はこれにて終了〜と駐輪場に戻り、帰路につきました。

材料のストックが揃って安心したので、午後はパンやお菓子の本をめくりました。ネットでレシピを検索もして、あれもこれも作ってみたくなりました。でも今夜はシンプルに、サツマイモと一緒に蒸し煮にしました。これが大好きなしゅんは、「まるでデザートみた〜い。」と大喜びでした。
ところでデザートといえば、しゅんは楽しみにしていた2回目の給食当番の順番が回ってきたそうです。今日はデザートを担当したのだとか。みんなのお皿に上手に盛りつけられたと満足そうでした。「それじゃ、しゅんちゃんもおいしく食べた?」と聞くと、「それがね、うち、主食とおかずを全部食べたんだよ。それで、さあデザートを食べようって思ったところで、ご馳走様になっちゃったんだよ〜。」と言いました。あらら、それは何てかわいそう。さぞかし残念だったでしょうと思いましたが、「今日はほんとに惜しいって感じ!あと15秒あったら食べられたのにな〜。」と言ってケロッとしているしゅんがおかしくて、私もつられて笑ってしまいました。


9月23日(水) 晴れ 「連休最終日」
連休最終日の今日は、目を覚ますとしゅんがテーブルに漢字ノートを広げて「う〜ん」と言いながら例文を書いていました。「明日こそ、宿題の日にしよう〜っと。」と言って、金曜日にやり残した宿題をすると約束していたのですが、朝のうちにやってしまおうと思ったのは偉い、偉い。明日持っていく物も用意して、学校の準備は完了です。

お昼ご飯は焼肉屋さんへGO!お肉星人のしゅんと一緒に行く焼肉屋さんは、お得なランチに限ります。パクパク食べ続けるしゅんに「おいしい?」と聞くと、「うますぎる〜。」という答えが返ってきました。まだ一年生なので食べると言ってもかわいいものですが、あと数年したらどうなるのでしょう?楽しみな様な、怖い様な。

お腹がいっぱいになった後は、電気屋さんに偵察(?)に行くという主人と別れて、私たちは本屋さんに寄り道しました。ほんのちょっとのぞくつもりだったのに、パズル雑誌のコーナーに釘付けになったしゅんが動かなくなりました。立ち読み(というより座り読み)OKの本屋さんなので、皆さんソファーに座ってゆったりと本を選んでいる中、私も趣味の本を見てはしゅんの様子を眺め、また趣味の本のコーナーに戻って・・・と繰り返すこと一時間、腰が痛くなり始めました。漢字パズルに心奪われている様子のしゅんでしたが、何とか自転車置き場に移動して、ちょうど合流できた主人と一緒に帰宅しました。

夜ご飯は、お土産に買ってきたソーセージをメインに、お野菜を色々使っておかずを作りました。ひょうたん型の不思議なカボチャは、お店の方に教えて頂いたとおり、ポタージュスープにしました。カボチャというよりお芋の様な薄い黄色の仕上がりになったスープは、甘みがとても強くておいしいものでした。
楽しみにしていたシルバーウィークも今日でおしまい。旅行では新鮮な空気を吸って、リフレッシュできました。行事が盛りだくさんの二学期、体に気をつけて元気に楽しみたいなと思います。
お土産のとうもろこしとソーセージ ひょうたん型のカボチャはスープに


9月22日(火) 晴れ 「お鍋」
昨日の疲れもすっかり取れたのか、しゅんは朝から元気いっぱいの表情で起きてきました。そして「ホームセンター♪ホームセンター♪」と歌い出しました。
最近、しゅんが大好きなおもちゃがあるのですが、それをサンタさんにお願いしようかな?でも、サンタさんは希望をちゃんと理解してくれるか心配・・・というようなことを言っているので、チラリと「だったら作ったら?」とふと言ってしまった私。本当に作れるのかはかなり疑問なのですが、取り敢えずホームセンターに行って、それから考えようということにしたのです。

初めて行ったホームセンターには、ささやかながらも木材などのコーナーがあり、希望の大きさにカットして下さる工作室もあるようでした。この板だったらどうかなぁ?この棒はどうかなぁとあれこれしゅんと一緒に考え、もう一度家でよく考えることにしようねと約束し、違うコーナーへふらり。そして何故かお花の苗を4つも買って帰宅しました。
さて、おもちゃ作りはどうなることでしょう・・・。自信はないけれど、作ってみるのも楽しいかも。でも、できるかなぁとまだ私も悩んでいます。

ところで左の写真は、昨日長野で買ってきたお野菜と果物です。新鮮そうなお野菜が所狭しと並んでいて、お店の中は大賑わいでした。この時期ならではなのか、かぼちゃやりんごがたくさん並んでいましたが、中でもかぼちゃの種類が多いことには驚きました。生食できるかぼちゃや写真にあるような不思議な形のかぼちゃがごろごろと置かれていました。早速お昼にとうもろこしを茹で、お蕎麦を食べました。トマトもしめじもおいしそう〜。

少し肌寒くなったので、夜ご飯は久しぶりにお鍋をすることにしました。しゅんと主人の希望を聞いて、今晩は「カレー鍋」。しゅんはお皿に取りわけた後で牛乳を入れればおいしく食べられるということが去年わかったので、少し辛くても3人で楽しめます。最後のカレー雑炊までおいしく頂いて、今季初のカレー鍋は終了しました。「これからは土日のどっちかはお鍋にしても良いね。」と言う私に、「土日、両方ともお鍋がいいな〜。」と言う、ちょっと単純なしゅんでした。
野菜をどっさり買いました 今年もミニシクラメンを植えました


9月21日(月) 晴れ 「最終日」
旅行最終日も、お天気に恵まれました。昼間は長袖一枚、山の上ではもう一枚くらいで大丈夫ですが、夜は薪ストーブに火がついていたりお部屋に暖房が入っていたりして、やはり寒いのだなと思いました。今日は朝、ペンションの目の前から始まっている遊歩道をお散歩しましたが、風が冷たく感じました。紅葉も始まっていて、とても清々しい空気でした。

朝ご飯には3種類のパンが出されましたが、シンプルなパンもクロワッサンもおいしくて、朝から大満足でした。しゅんも大人と同じメニューの朝ご飯がとても嬉しそうでした。お食事やロケーションも素敵なお宿でしたが、しゅんが何より楽しんでいたのがプレイルームのキッカーボードです。昨日の到着から何度も遊んでいましたが、「あぁ、家にもあったらいいのにな〜。」と言われても困ります。お部屋がひとつ、ふさがってしまいますよ。

チェックアウトを済ませると、ピラタス蓼科ロープウェイに向けて出発しました。100人乗りのゴンドラに乗って、1771メートルの山麓駅から2237メートルの山頂駅まで一気に上ります。私たちが到着したのは10時頃でしたが、山麓駅は混雑し始めていて人気の高さが伺えました。
ロープウェイに乗ると、窓の外を眺めました。その意外なほどの速さに驚いているうちに、目の前の景色はどんどん変わっていって、遠くの山々が見えてきます。一歩一歩上らなくても、こんな風にあっという間に高いところに来ることができてしまうなんて、何だか不思議だなぁと思いました。

山頂駅には、坪庭探勝路という庭園が作られていて、30分ほどで一周できるようになっています。ごつごつした溶岩や、低く生えている松など、普段は見られない様な景色が広がるコースは見どころがいっぱいあります。途中に3カ所の休憩所があって、遠くの景色を眺めながらベンチで休むことができるようになっています。
この場所は、しゅんが元気だったら大丈夫かな?と思って選びましたが、私の心配は杞憂に終わり、一番元気なのはしゅんでした。スイスイと上ったり下りたりしていく後ろを歩きながら、いつの間にこんなに大きくなったのかな〜と思いました。

下りのロープウェイで山麓駅に戻ると、ちょうどランチの時間になりました。ランチはマンジャタントというイタリアンに行きました。ふわふわのオムレツ、4種のチーズのピザ、トマトソースのパスタ。どれもとてもおいしくて、中でもふわっとしたオムレツや甘いトマトはほっぺたが落ちそうでした。
お腹がいっぱいになった後は、蓼科湖に寄ってボートに乗りました。30分の足こぎボートが、何とも言えず良い運動になりました。ほとんど主人に漕いでもらっているのに、こんなに息が切れるなんて、運動不足を痛感です。

最後は「たてしな自由農園」というお店に行きました。新鮮なお野菜や果物、そしてお蕎麦をたくさん買い、お隣のジェラート屋さん「Picco」でおやつを食べ、インターに向かって出発しました。

高速に乗ったのが2時半すぎ、そこからの道のりが大変な大渋滞でものすご〜く長いものになりました。運転手の主人は本当にお疲れ様でしたが、3日間、とても楽しい時間を過ごすことができました。7年前、お腹の中でほんの小さな存在だったしゅんと一緒に行った場所に、今回は大きくなったしゅんと行くことができて本当に嬉しい旅行でした。しゅんの体力には驚かされるばかりでしたが、これからの旅行は、そんな体力を存分に生かせる様な場所を考えつつ計画するのが良さそうだわと思いました。
ペンションの前の遊歩道を散策 紅葉が始まっています 足下にコスモス
ピラタス展望台へ 坪庭の散策 こんな景色が見られて素敵〜
ふわっふわのオムレツ 4種のチーズのピザ トマトソースパスタ
蓼科湖でボートに乗る ジェラートを食べて旅行もおしまい


9月20日(日) 晴れ 「体験あれこれ」
目を覚まして隣のベッドを見ると、しゅんがいません。あれ?と思って起きあがると、床でぐっすり眠っているしゅんがいました。そう言えば、夜中に「ゴン」という音がしたような・・・。「痛かった?」と聞く私に、しゅんは「ベッドから落ちたから、わざとここで眠ってたんだよ。痛くないよ。」と元気に答えました。

今日は昨日よりも良いお天気になりました。青空には雲一つ無いくらいです。昨夜、オーナーさんからこの辺りのお薦めスポットを教えて頂き、今日のプランを立てました。朝ご飯もおいしいパンをお代わりしてモリモリ食べていると、他のお客さんがペンションの近くでイノシシを見たというお話をされていました。色々な動物も住んでいる、自然いっぱいの場所なんだと改めて思いましたが、しゅんはこの辺りが「穴熊」の生息地であるという奥さんのお話に、一人にんまりしていました。「穴熊」は、しゅんが大好きな守りの型なのです(注:将棋の話です)。

チェックアウトをすると、まずは車山高原に行きました。強風のため山頂駅まで行くことはできませんでしたが、途中駅までリフトで登り、下りはハイキングをすることにしました。ススキの向こうに見える山々が本当にきれい!下りのリフトにも乗ってみたかった〜と途中までしゅんがぐずぐずと言っていて、私と一触即発な感じでしたが(笑)、折角のきれいな景色がもったいないと気持ちを切り替え、ハイキングを楽しみました。下りは20分程のコースというお話でしたが、私たちはゆっくり歩いて30分程で下りることができました。

お次は、教えて頂いた黒耀石体験ミュージアムへ。今まで知らなかったのですが、この辺りの山は黒耀石の原産地なのだそうです。黒耀石がどのように採掘されていたのか、どのように各地に広がっていったのか、さらにどのように使われていたのかなど、黒耀石にまつわる歴史を知ることができる展示があってとても興味深いものでした。
展示を見た後は、私たちの大きな目的である体験コーナーへGO!いくつもある体験メニューの中から、しゅんは縄文織り、私は勾玉づくりを選びました。いつものように、主人は休憩タイムです。

勾玉づくりは、勾玉のもととなる石を砥石やヤスリでひたすら削っていくという作業ですが、しゅんの縄文織りはなかなか複雑な動きが必要でした。でもそこはこういう作業が大好きなしゅんのこと、職員さんのお話にじっと耳を傾けると、後はじっくりと取り組んでいました。しかも何とも言えない嬉しそうな表情で!作業は1時間以上にも及びましたが、きれいなコースターとペンダントが出来上がると、充実感でいっぱいになりました。昔の人はこんな風に工夫して道具を作っていたんだね〜と、話ながら手を動かすのはとても楽しくて、来て良かったなと思いました。

まだまだ観光は続きます。次はすぐ近くにある蓼科ふれあい牧場へ。こちらはいくつもの体験メニューがある牧場で、しゅんはバター作りと乳搾りを選びました。シャカシャカと容器を振り続けて作った、あっさりしておいしいバター、大きな牛に少々ドキドキしながらも、ピューッと出てくる牛乳を絞った乳搾り、どちらも初めての体験でした。
お昼は軽く牧場で頂くことにしましたが、メニューを見て私が絶対これ!と思ったのは、水を一切使っていないという牛乳ラーメンです。不思議な食べ物を見ると、試さずにはいられない静岡県気質は健在なのです。外すことも多い挑戦ですが、今回は意外なほどまろやかでおいしいラーメンが大ヒットでした。ちなみに主人は牧場ステーキ丼、しゅんはお子様カレーと、無難なチョイスです。

今日の宿泊先は、白樺湖畔の「リトルグリーブ」さんです。近くある温泉施設でゆったりした後、湖が目の前に見られる席で夜ご飯を頂きました。
夜は、お宿に用意されているビデオの中から「ベイブ」を選び、ゴロリと横になってしゅんと鑑賞しました。いつの間にか眠ってしまった私ですが、こんな過ごし方も休日ならでは。何ともゆったりした気分の夜でした。
車山のハイキング ススキ
縄文織りに熱中するしゅん 完成! 私は勾玉のペンダントを作りました
牧場でバター作り体験 お次は・・・ 乳搾り! なかなか上手
牛乳ラーメン 意外とおいしい!
ペンションで夜ご飯 お腹いっぱい


9月19日(土) 晴れ 「旅行」
目を覚ますと晴れ。楽しみにしていたシルバーウィークが始まりました。まだ早いので静かに朝の準備をしていると、寝室からしゅんがガサゴソと起きてきました。そして「うち、今日から旅行だって思い出したから起きることにした!」と言うと、眠そうにソファーにもたれかかりました。

今回の目的地は、長野県の蓼科方面です。7年前のGWにも旅行をした場所ですが、今回はそれよりもっと前に旅行したことがある車山高原に宿泊することにしました。
このシルバーウィークはGWよりも高速が渋滞するという予想が発表されていたため、ギチギチとした予定を立てず、のんびりと楽しもうと話して9時過ぎに家を出発しました。

意外なことに中央自動車道は目立った渋滞もなく、12時過ぎには諏訪インターを出ることができました。そこで、お昼ご飯は7年前にも食べたお蕎麦屋さんに決定。くねくねした山道を登っていくと、素晴らしい眺めを楽しみながらおいしいお蕎麦を頂くことができる「登美」に到着しました。
窓際に席に座り、早速お蕎麦や天丼を注文しました。腰のあるお蕎麦はおいしくて、新潟のお蕎麦もいいけど、信州のお蕎麦はやっぱりいいな〜と思いました。

食後はお店のすぐ下にある立石展望公園に行きました。眼下に広がる景色がとてもきれいな公園ですが、こちらのお楽しみは長〜い滑り台です。7年前に来た時も2人で楽しく滑りましたが、今回はもちろんしゅんが大喜びで滑り続けました。土地の高低差をうまく生かした公園なので、長い滑り台を滑ったら階段を上って戻らなくてはもう一度滑ることはできません。大人は一回滑ると休憩したい気分ですが、そこは元気いっぱいの一年生。何度も繰り返し滑って私たちを驚かせました。
前回は長い滑り台と眺めだけが印象的でしたが、他にも工夫を凝らした遊具がたくさん置かれていて、あっちこっち移動しながら一時間も遊びました。

そろそろ時間もよくなったので、本日の宿泊先である車山高原の「グリーンスポット」さんに向けて出発しました。道中のヴィーナスラインはさすがの眺めで、その景色は見飽きることがありませんでした。
ペンションに到着すると、早速展望風呂で温まりました。そして夜ご飯まで、お部屋でのんびり過ごしました。しゅんも大きくなって今回はコネクトルームを予約したため、ベッドが2つあるお部屋がつながっていて、しゅんは自分は一人で一部屋を使うんだ〜とお兄ちゃん気分で喜んでいました。

将棋(ここで活躍!)や折り紙、最後はお昼寝をしているうちに夜ご飯の時間になりました。前菜から運ばれてくるお料理はとてもおいしくて、お喋りするのも忘れてパクパク。ミルクで作られたふんわりしたパンは、余りにもおいしくて3人でお代わりしました。お子様ランチのしゅんも、お握りを2個頂いてさらにお代わり。いつもより食が進んでいるのは、やはりおいしいからなのでしょう。お野菜も新鮮で、オーナーさん達のこだわりが感じられました。

夜ご飯に大満足した私たちでしたが、今夜は特別なデザートタイムがあります。結婚記念日のお祝いを兼ねてケーキをお願いしてあったのです。かわいらしく飾り付けされたケーキを囲んで記念撮影し、おいしくて幸せな夜が更けていきました。
ところで一人で寝ると意気込んでいたしゅんですが、お部屋を暗くすると気持ちが揺らいだようで(笑)、急遽主人が一人部屋、私としゅんが二人部屋ということになりました。何はともあれ、楽しい旅行の一日目が無事終わりました。
(今回、たくさん写真を撮ったので久しぶりに旅行記を作りたいと思っています。のんびり更新していくつもりです。)
眺めの良いお蕎麦やさん「登美」へ 天丼 ざる蕎麦 「うますぎる〜」と言いながら食べるしゅん
立石展望公園へ 色々な遊具があって 1時間も遊びました
ペンションでの夜ご飯 柔らか〜い 鶏肉のコンフィ 12回目の結婚記念日のケーキを作って頂きました


9月18日(金) 晴れのち曇り 「プール」
今週は、家にじっとしている時間が長かったので、今日は久々のお出かけです。しゅんを見送って、主人が家を出る時間に一緒に出発し、自転車に乗りました。

途中の駅のホームでいつものように待ち合わせをしたYさんと私が向かったのは、シネスイッチ銀座です。金曜日はレディースデーということで、900円というとてもお得な値段で映画を観ることができます。今日は前から気になっていた、小林聡美さん主演の「プール」を観ることにしました。

舞台はタイのゲストハウス。大きなプールがあるそのゲストハウスで、5人の間に繰り広げられる何気ない6日間の出来事が2時間の映画になっているのですが、何とも言えない気持ちよさそうな空気が漂っていました。窓などで仕切られていない家には、外の風がそのまま吹き込んできて、本当に気持ちよさそう!そしていつもながら、小林聡美さんがササッと作られるお料理のおいしそうなこと。フォーが食べたいな〜、パクチーをいっぱいのせたいな〜、揚げバナナもおいしそうだな〜と、お腹も空いている映画でした。

何となくすっきりした気持ちで映画館を出ると、大通りに出てランチのお店を探しました。そして何気なく目にしたメニューにひきつけられ、木村屋の3階にあるレストランに入りました。ランチのパスタセットは、パスタの他にスープと珈琲がつき、さらに一階で売られているパンが次々とサーブされるパンの食べ放題がついていたのです。いつもはあんパンばかりに目がいってしまいますが、色々な種類のパンはどれも良いお味で、パン、パスタ、パン、お喋り、お喋り、パン・・・と、忙しく口を動かす私たちでした。


9月17日(木) 晴れ 「完成」
今日も朝の家事が終わると、ニードルポイントの続きをするために裁縫道具を出しました。昨日のうちに赤い地の部分を終わらせることができたので、今日はお花と模様の部分だけです。昨日の単調な作業もなかなか面白かったのですが、絵がくっきりしていく今日の作業も楽しく感じました。

全て刺し終えると、周りの始末をして裏側に縫いつける布を用意するため、ミシンを持ってきました。そして本の手順の通りに作っていくと、あっという間にカードケースが完成しました。今日の様な陽気にはちょっと暑い気もしますが、もう少ししたらこんなもこもこで暖かな感じがぴったりになりそうです。それでも出来上がったのが嬉しくて、早速お財布に入れていたポイントカードなどを移しました。お財布もすっきり、お店で探すのも楽ちんになりそうです。
このニードルポイントですが、他にも色々な絵柄がある様です。チクチク刺していく作業がとても楽しかったので、次は違う絵柄にも挑戦してみたいな〜と、ニードルポイント用のキャンバス地をネットで探し始めました。

午後は、土曜日からの旅行の準備をしました。東京よりはかなり涼しそうな場所なので、どんな洋服を持っていったらいいか迷います。パジャマは?昼間は?と考えていくうちに、洋服が畳の上にどっさりと並んでしまいました。帰宅したしゅんに「持っていきたい本やおもちゃがあったら、自分のリュックに入れてね。」と言うと、「じゃあ、あれね。」と持ってきたのはマグネット式の将棋セット(笑)。いつでもどこでも、頭の中は将棋なのでした。
ニードルポイントのカードケースが完成


9月16日(水) 晴れ 「ニードルポイント」
昨日の雨で空気がすっきりしたのか、とても良い気持ちのお天気でした。窓を開けると風が吹いてきて、涼しいくらいでした。今年は残暑が厳しいという感じがありません。

今日は家事を済ませると、「はんど&はあと」の10月号を取り出してきて、キットのニードルポイントを始めました。10センチ×15センチくらいの小さなものですが、模様の図案を見ながら数を数えて刺していくのはなかなか大変で、一列刺すのにだいぶ時間がかかりました。手が慣れてくると面白くて、本当に時間を忘れしまいました。少し刺し間違えて一列やり直したところでお昼ご飯にし、午後も再びチクチク・・・。しゅんが帰ってくる時間には、ちょうど地の毛糸を全部刺し終えました。

帰ってきたしゅんは私の作品に興味津々で、「これはどうなってるの?」と言いながらやってきました。図案を見せると、作り方の説明を読みながら、「なるほど、なるほど〜。」と言って図案に釘付けになりました。しばらく見ていたかと思うと、「そうだ!うちもあれをやりたくなってきた。」と言っておもちゃ箱をのぞき込んで探し始め、木の板に穴が開いたおもちゃを出してきました。何色もの紐を使って、それをあぁでもない、こうでもないと言いながら出したり入れたり。しばらくすると、「これは何の絵でしょう?」と言って私に見せました。

細かい作業が大好きなのは、やっぱり私の血でしょうか?!早く完成した物を見たいと楽しみにしているしゅんのために、明日も頑張ることにしましょう♪


9月15日(火) 曇り一時雨 「アレンジ」
朝からどんよりとした曇り空で、今にも雨が落ちてきそうでした。

今日は久しぶりにお花の教室です。しゅんの夏休みは私もお休みをしていたので、2ヶ月ぶりです。
いつものようにお部屋に入ると、それぞれに花器とお花が用意されていて、一人ずつ、お花の名前の説明からレッスンが始まりました。最初にグリーンでオアシスを隠す作業から始めますが、「さ、どうぞ。」と先生に言われても、余りにも久しぶりでどうやって手を動かしていたんだっけ?と一瞬止まってしまいました。私以外のお二人は、もう初級のレッスンはそろそろ終わるという方々で、ご自分で考えながらお花をどんどん活けていかれました。
それでも時間が経つうちに段々と勘が戻ってきて、最後は楽しくなってきました。今回はピンクのバラを中心とした甘い感じのアレンジでしたが、最後にくるくると絡ませたグリーンが効いていて、爽やかな仕上がりになりました。

ところで花材の中に、ピンクのミニバラと黄色っぽいスプレーカーネーションがありました。ミニバラは「パーフェクトスイート」、カーネーションは「ヒヨコ」という名前だと先生に教えて頂き、その姿と名前がぴったり合っていて、思わず「かわいい名前ですね〜。」と言ってしまいました。帰ってきたしゅんに言うと、特に「ヒヨコ」が気に入った様子で、何度もじーっと眺めては「ママ、かわいいね。」と言っていました。
バスケットのアレンジ


9月14日(月) 晴れ 「漢字」
日記には登場しないヤドカリの「やどちゃん」ですが、毎日元気にしています。ザリガニのジャック以上に気まぐれで、気ままに動いている姿がとてもかわいらしいです。警戒心が強いので、人が近くにいるとすぐに貝に隠れてしまいますが、気配を消してこっそり見ていると、「もう大丈夫?」というように出てきて動き出します。
「ヤド」も今ひとつしっくりこないのか、夜中に見ると違う貝に引っ越していることがよくあります。朝になると戻っているので、きっと暗い中で貝から貝へ移動しているのでしょう。

とうとう漢字の勉強が始まったしゅんは、何だかとても張り切っています。今日は「山」という漢字を習ったそうで、家に帰るとすぐに宿題の漢字ノートを開きました。丁寧に漢字を書きながら、「ママ。ママは山という漢字の一画目の棒は、まっすぐ書いてる?それともちょっと斜め?」と聞いたり、「二画目の横棒があるでしょ?一画目のまっすぐの棒で分けられたとしたら、同じ長さになってる?それともどちらかが長くなってる?」と聞いたり、あぁ、先生がそうやって教えて下さったんだなぁと微笑ましくなりました。
私がわざと、「一画目はね、まっすぐ書くことが多いかな。でも時々は斜めにするときもあるけど?」などと言うと、「え〜〜!!それは大変だよ。紙に線が書いてあると思って、それに沿う様にまっすぐ書いてみてね。」と大慌てで教えてくれたりして、これまた微笑ましいのです。これから毎日、私も正しい漢字の書き方を覚えることに致しましょう。

ところで夜ご飯の時、しゅんが「飛車は成らない時もあるって知ってる?」と突然言いました。「成らないと損しちゃうんじゃないの?成った方が良いと思うけど。」と、わかっていないくせに取り敢えず返事をする癖がついている私が言うと、チッチッチと言いたげな顔のしゅんが、「成らないことで、歩詰めを防止できるんだよ。」と話し始めました。うむ〜、何のこと?!それでも、しゅんとの会話術をこの6年半で身につけた私が、「歩詰めって何だっけ?成らないとどうして防止できるの?」と話を続けると、しゅんは嬉々として説明をしてくれました。隣同士に座り、こんな会話をしながらサンマを食べる私たちって・・・と思いながら、夜は更けていきました。


9月13日(日) 晴れ 「記念日」
昨日の雨も上がり、青空が広がる良いお天気になりました。ベランダいっぱいに洗濯物を広げると、身支度をして3人で出かけました。

久しぶりのファミレスで、今日は特別小さなビールを注文しました。自転車には乗れないから、公園までは押して歩かなくちゃね〜と言いながら、乾杯!今日は12回目の結婚記念日です。しゅんも「今日は特別だね。」と良いながら、注文したお子様ランチをモリモリ食べました。

「運転できるのは、うちだけだよ。」と言うしゅんの横を歩き、公園に到着すると早速本日の目的であるどんぐりを探しに行きました。毎年、大きなどんぐりが落ちている場所、小さめのどんぐりがたくさん落ちている場所など、地面を見ながらゆっくりと歩きました。まだ少し時期が早いのか、どんぐりはちらほら落ちているくらいでしたが、どんぐりを探しながら蜘蛛の巣の美しさに見とれたり、どんぐりの帽子や松ぼっくりを拾ったり、久しぶりにのんびりと歩いて周りを見る、良い機会になりました。
一通り拾った後、遊具のある広場で遊んで帰りたいということで移動すると、思いがけずそこにお友達親子がいて、小学生組は大喜びで遊び始めました。私もおしゃべりしながら子ども達の様子を眺め、こんな過ごし方は久しぶりだなと思いました。

夜ご飯は、手巻き寿司パーティーです。前回同様、基本はコーン、カニかま、たまごを巻いて食べるしゅんでしたが、コーンが落ちる、海苔が噛みきれない〜と何やら大騒ぎでした。
公園でおやつを食べたので、お祝いのケーキは大人だけ、夜にこっそりと頂きました。12回目の記念日も、何やらバタバタと騒がしい感じではありましたが、こうしてみんな元気に過ごせてよかったなと思いました。
手巻き寿司パーティー おめでとう


9月12日(土) 雨時々曇り 「アルバム」
朝から雨が降っていて、気温もぐっと下がりました。一週間の疲れが出たのか、しゅんも随分寝坊をして、8時半頃ようやく目覚めました。

ゆっくり朝ご飯を食べると、並んで座ってアルバムを開きました。それは、昨日新潟から届いた幼稚園の卒園アルバムです。アルバムと言っても、お母さん達が自主的に作ったとても素朴な物ですが、ぎっしりと思い出が詰まった素敵な仕上がりで、昨日からしゅんと2人で何度も眺めています。
先生方のお写真と言葉から始まり、年少さんの時の様々な写真、年中さん、年長さんと続き、個人のページでは一人一人の成長ぶりがよくわかります。あんなにあどけなくかわいらしかった子ども達が、今ではもう一年生だなんて、信じられないくらいです。お母さん達の愛情もたっぷりこめられていて、見ているだけで温かな気持ちになります。

年長さんになってからは1ヶ月しかいなかったしゅんなのに、ちゃんと年長さんのコーナーにもしゅんが登場していたり、お友達のページに東京に遊びに来てくれた時のカットが使われていたり、さらには卒園式のページに、私たちが送ったアレンジメントの写真があったりと、あちこちにお母さん達の心遣いが感じられました。
お友達に囲まれていきいきとしているしゅんの表情や、お母さん達と一緒に笑っている自分の写真を見ていると、2年間という短い期間でしたが、本当に充実していたんだな〜と改めて思いました。


9月11日(金) 晴れ 「訪問」
9月になると、朝晩は随分気温が低くなり、お店には秋らしいお洋服ばかりが並ぶようになります。しかし昼間はまだ暑いことも多く、昼間だけ外に出る私などは、未だに夏の装いです。しゅんも半袖と短いパンツで学校に行き、帰宅する頃にはシャワーを浴びた後の様に汗びっしょりになっています。

今日は久しぶりに朝の電車に揺られました。向かった先は友達のRちゃんのお家です。Rちゃんが引っ越してから、ずっと遊びに来てねと言ってもらっていましたが、とうとう実現することになりました。
改札を出ると、Rちゃんが向こうで手を振っていました。半年以上前に会って以来ですが、いつもどんなに久しぶりでもそんな気がしないのが不思議です。

地図で見た通りの(何回も駅周辺の地図を凝視していたため、すっかり覚えてしまった私)街並みに、初めてなのに懐かしさを感じつつ、到着したRちゃんのお部屋は、これまた前回会った時に教えてもらったままの間取りで、とうとう来られたんだ〜と嬉しくなりました。

Rちゃんのお家では、旦那様特製のカレーをお昼に頂きながら、旅行のお写真を見せてもらったり、その時のお話を聞いたり、お互いの夏休みの話をしたり職場や学校の話をしたり、時間を忘れてしまうほどでした。気付くと5時間も経っていて、そろそろお暇する時間になりました。こんな嵐の様におしゃべりして、何だか失礼しましたという気もしましたが、とにもかくにも楽しい一日でした。


9月10日(木) 晴れ 「お魚」
朝から日差しが強く、久しぶりにジリジリと照りつける様な暑さになりました。洗濯物がよく乾きそうです。
今朝は肉じゃがを作っている間に鮭を焼いて、こんなお弁当を作りました。甘い玉子としょっぱい鮭が良い感じ。余った玉子は、しゅんが大好きな丸いラップおにぎりを作りました。パンを食べた後、2個もおにぎりを食べて今日も元気に登校しました。

先日、保護者会がありました。二学期が始まってからの子ども達の様子を、先生が色々とお話しして下さいました。学校生活にも慣れ、お友達との関係がぐっと深まるこの時期、揉め事もあちこちで起こるようですが、「こんなことを言ったらお友達が怒っちゃった、あんなことをしたら、お友達は泣いちゃった・・・。そんな風に思いっ切りぐちゃぐちゃと関わって、色んなことを学んでいきますので、揉め事もいっぱい起こして成長して欲しいと思います。」と笑顔で仰る先生の言葉に、こんな風に見守って下さるなんて有り難いなと思いました。
保護者からは、夏休みの子ども達の様子をお話する時間がありました。よそのお子さんが、どんな風に長い夏を過ごしていたのか、お母さん達がどんなことを感じていたのか、とても為になるお話ばかりでしたし、まだ名前と顔が一致しないお子さんも多い中、不思議と親近感がわきました。どの方のお話も、小咄の様に笑いあり、ほろりとするところありといった感じで、皆さんお話がお上手で賢い方々なんだな〜としみじみ思いました。

本日の夜ご飯は、どっさり作った肉じゃがと、冷蔵庫に残してあった塩鮭です。月曜日のサンマに引き続き、慎重に身をほぐしながら鮭を食べ終えたしゅんは、「うちってすごいね。これでもう、鮭みたいなお魚も、サンマみたいなお魚も食べられる様になっちゃった。」とご満悦でした。ふふふ。幸せね〜。
焼き鮭の三色弁当


9月9日(水) 曇り一時雨 「絵の具」
天気予報が変わったのか、朝からどんよりとした曇り空で、時折ポツポツと雨が降りました。

お昼前、約束していたKさんのお家に到着すると、玄関からかわいい赤ちゃんを抱っこしたKさんが出てきて下さいました。6月にお会いして以来だったのですが、あの時お腹の中にいた赤ちゃんが、こんな風にKさんの腕の中ですやすや眠っているなんて、不思議だなぁと思いました。ご一緒したEさん親子と、いつものように持参したお昼ご飯を食べて、お茶を飲んで、甘い物を食べて、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。ふと気付くとそろそろ子ども達が帰ってくる時間になり、また今度とお暇しました。

2学期になり、そろそろ図工で絵の具を使う様です。1学期にも使っていましたが、筆ではなく、指に直接絵の具をつけて絵を描くという授業で、それはそれでとても味わいのある絵が完成していました。1学期に注文した絵の具セットが届くと、名前を書かなくちゃと言って、嬉しそうに持ち帰りました。
バッグに一通りの道具が入ったセットを買ったのですが、そのバッグのデザインが何種類かあり、その中から選ぶ方式になっていました。しゅんもよく考えて赤と黒のデザインの物を買いましたが、「この色ね、3年生か4年生くらいになったら、ちょっと派手かな〜ってS君が言ってたよ。でもまあ、結構良い色だよね。」としゅんが言うので、こっそり笑ってしまいました。1年生の男の子同士の話って、聞いていて何だかとても面白い!そして、そう言えばしゅんも以前の様にピンクを選ばなくなっているな〜と思いました。
ところで絵の具のバケツといえば、昔は黄色くて丸いバケツで3つに分かれていたと思うのですが、今は長方形で5つくらいに分かれています。ちょっと新鮮です。


9月8日(火) 曇りのち晴れ 「袋」
今朝は、夏休みに図書室で借りた本を学校に持っていく日です。昨日、バッグが無いよ、どうしようと探し続ける私に、しゅんが「紙の袋でお荷物を持ってくる子もいるんだよ。それなら家にいっぱいあるから大丈夫!」と涼しい顔で言いました。

家事を済ませてほっと一息ついてから、ふと思いついて美容院に予約をしました。美容院では、シャンプーやトリートメントの時に顔にのせるガーゼにアロマの香りをつけて下さるのですが、シャンプールームの間接照明とまったりした音楽、そして良い香りに、思わず何度も眠ってしまいそうになりました。

小学生の声がしてきた頃、ベランダに出て見ていると、向こうの方からしゅんが帰ってきました。手にはエコバッグを持って!私に気付いたしゅんも、これ、これ、とバッグを指さして得意げな顔をしました。あぁ、これでひと安心。またしばらくは荷物があっても大丈夫です。


9月7日(月) 晴れ 「寄せ植え」
月曜日は、体操服や上靴などを学校に持っていきます。とうとう先週は1枚も袋を持ち帰らなかったしゅんは、エコバッグに月曜セットを詰めると、靴を履きながら「さ、今日もこの袋を置いてくるとするかな〜。」と言って笑いました。私がわざとキッとにらむと、「じゃ、行ってきま〜す。」と言って元気に出て行きました。

気持ちいいお天気なので、自転車で少し遠出をすることにしました。地図を見て、前回よりも近道になりそうな道を探し、出発!日陰を探しながら走っているうちに、自由が丘の目的のお店、「ブリキのジョーロ」に到着しました。
開店直後のお店では、店先の植物にちょうど水まきをされている最中でした。コスモスが風に揺れていて、秋だなぁと思いながら私も店内をぐるりと見て回りました。しばらく見た後お店の方にご相談して、7つの苗を選んで頂きました。秋らしいシックな葉っぱやお花、緑がきれいなハーブなど、自分だけだったら選ばなかったかもしれない苗もあって、お聞きしてよかったなと思いました。
今日はもう一軒だけ、ルピシアに寄り道して「栗」のお茶とパイナップル麦茶というおいしそうでちょっと珍しいお茶を買い、また自転車に乗りました。

家に戻ると早速寄せ植えにしてみました。紫色の葉っぱの苗には、よく見ると小さな紫色のお花がたくさん咲いていて、何ともかわいらしく感じました。みんなしっかり根付いてくれるといいなぁと思います。
新潟で買って成長を続けている多肉植物も、チョキンと先っぽを切って土の上にのせて乾かしました。立派に伸びている一本だけは、どこまでこんな風にきれいに伸びるのか見てみたくなって、そのまま残しました。

夕方、通学路に出た私の目に入ってきたのは、身軽に帰ってきたしゅんの姿。「あ・・・。」と口を開けている私に気付いたしゅんは、にっこり笑った後で「あ!!」と両手を見ました(笑)。ほんとにもう〜。これでロッカーには、4枚の袋と長袖の上着、折り畳み傘が置いたままになってしまいました。明日も荷物があるのに、どうしましょ?!

ところで今日の夜ご飯は、サンマを焼きました。いつもは食卓で、私が軽くほぐしてあげるのですが、今日は自分で食べてみたいと言うのでゆっくり説明しながら一緒に食べることにしました。お箸を丁寧に動かし、ほんの少しずつ身をとって口に運ぶしゅんは、ひとくち食べる度に「おいしいね〜。うちって上手だね。」とご満悦です。きれいにはがれた身と骨を見て、「初めてなのにこんなに上手に食べられてよかった〜。」と嬉しそうです。そして「ここの骨って背骨みたいな骨だよね。」「この、上の骨と内臓の所の骨って、長さも太さも違うんだ〜。」「上と下にも皮に短い骨がくっついてるんだ〜。」と、観察が続きました。


9月6日(日) 晴れ 「よく食べる」
昨日よりも日差しが強く、暑い一日になりました。

お昼は久しぶりに、回るお寿司屋さんに行くことにしました。主人と話をしながら歩いているうちに、気付いたら駐車場に着いていました。車に乗ろうとしても、なかなかしゅんが来ないなぁと思って来た道を振り返っても、どこにも姿が見えません。え?どこに行ってしまったの?と辺りを見ると、駐車場のもっと先から照れ笑いをして走ってくるしゅんが見えました。ぼーっと歩いているうちに、駐車場を通り過ぎてしまったそうです。いつも鼻歌を歌ってぼーっとしているしゅんらしい・・・。

お寿司屋さんに到着すると、しゅんは「さ、今日は何を食べようかな〜。」と言い、お稲荷さんにかんぴょう巻き、そして煮穴子をパクパクと食べました。やっぱりこの夏休み、食欲も増して食べる時間も短くなりました。新学期の身体測定をドキドキしながら待っているしゅんですが、さて、結果はどうでしょう?ちなみに何がドキドキかというと、体重がちゃんと増えているか心配なのです。私は毎晩、逆の意味でドキドキしているというのに〜。

夜ご飯には、夏休みに無印良品で買ったキットを使ってカレーを作りました。今回は、キーマカレーのキットを使いましたが、袋の裏に書いてあったアレンジレシピのバターチキンカレーを作ってみました。インド料理屋さんでも、これだけはしゅんが食べられる大好きなメニューだからです。ナンのキットも一緒に買ったので、こちらも作りました。
バターチキンカレーのレシピを見て驚いたのは、ベースがトマト缶でできていたことです。確かにほんのりトマト味がしたような気がします。段々良い香りがしてきてカレーが出来上がると、発酵させてあったナンも伸ばしてフライパンで焼き、夜ご飯が完成しました。
ほんの少し辛いかな?と思いましたが、しゅんの分だけ牛乳を混ぜてあげると十分食べられるお味になった様です。私たちは汗をかきかき、しゅんは時折うっとりしながら、おいしいね〜と食べ続けました。お昼も夜も、これだけ食べたから体重はきっと増えていることでしょう。私と主人の体重もね。


9月5日(土) 晴れ 「公園」
昨日までの曇り空とは違い、カラッとしたお天気になりました。空気も澄んで秋らしい感じです。
おめざに、昨日ケーキ屋さんで買ったマロンパイを温めて食べました。この季節だけ販売されるらしいパイは、大きな栗が一個入っていてとてもおいしく、あっという間に食べたしゅんは「もっと食べたいな〜。」と言って私のお皿をじっと見ました。

暑くもなく寒くもなく、こんな日は絶好の自転車日和です。敷物や前回買った公園用のおもちゃを持って、大きな公園に向かいました。大きな木の下にシートを敷くと、風が吹いてきて良い気持ち。途中で買ったおにぎりやサンドイッチを広げると、早速お昼ご飯にしました。サンドイッチとあんまんというしゅんのチョイスはちょっと疑問ですが、おいしそうに笑っているからOK!

食べ終えたしゅんは、ターッと駆け出して遊具のある広場に行くと、遊び始めました。その様子を眺めながら、私たちはゆったり。しばらく遊んで戻ってきたしゅんは、今度はシュッと棒を引っ張って輪っかを飛ばすおもちゃを手に取りました。お次はピーッと音を立てて飛んでいく風船を買い、顔を真っ赤にして膨らめては飛ばす・・・を繰り返しました。何をしていても、とにかくとっても楽しそう。ちょこちょこ動き回って、まるで子犬の様でした。

おやつにアイスを食べてから、シートにゴロリと横になってみました。すると座って空を見上げていた時と見え方が全然違うことに驚いて、しゅんも誘ってみました。3人で寝ころびながら、しゅんと一緒に「この雲は、お顔に見えるね。」「あれは何?」「アルファベットのWみたい。」などと、ゆっくり流れていく雲の観察をしました。
ワインを飲んだり犬と遊んだりしているご家族がいたり、三線で沖縄の音楽を練習するグループがいたり、皆さん思い思いに過ごす公園はとてものどかでした。私たちも夕方までのんびり過ごし、また自転車をこいで家に帰りました。
緑と空 飛べっ こっちも飛べっ


9月4日(金) 曇り 「係決め」
朝からどんよりとした曇り空でしたが、気温は少し上がりました。新学期が始まってから、色々な持ち物を入れて持って行っているしゅんですが、入れていった袋まで毎日律儀に(?)学校に置いてくるため、家にある物がどんどん減っています。昨日着ていった上着もロッカーにあるらしく、今日は半袖で出かけました。ロッカーは一体どんな事になっているのでしょう・・・。

小学校は幼稚園と違い、始業式の翌日には給食が始まって日常が戻ってきます。授業もすぐに始まってすっかり普通の毎日ですが、席替えや係決めなど、新学期ならではの時間もあった様です。昨日は係を決めたそうですが、一昨日の夜、「二学期はどんな係になりたいの?」と聞いてみると、「毎日お仕事がある係がいいんだ〜。となると、あれかあれかな?」と言って、いくつかの係とそのお仕事を教えてくれました。係活動なんて、学校生活から遠ざかった私にはとても懐かしく、さらにそんな仕事もあるんだと新鮮な気持ちになります。
昨日の夜、係決めの結果を聞いてみたところ、一昨日希望していた係ではなかったものの、毎日ほんのちょっとした仕事が必ずある係につくことができたと大喜びでした。給食当番といい、この係といい、先生も仰っていましたが、一年生はお仕事をこんなに楽しんでやるなんてかわいいなと思います。

ところでしゅんが一人で本を読める様になってからというもの、眠る前の読み聞かせはほとんどしなくなりました。時々簡単な本を読んでいましたが、最近では眠る直前までソファーで自分の本を読んでいて、お布団に入るとすぐに眠ってしまいます。図書館でも、全てしゅんが自分で読みたい物を借りる様にしていますが、そうするともちろん選ぶ本に偏りがでてきます。数ヶ月前までは天体関連の本一色、今は将棋か囲碁一色です。とことんのめり込むことも良いと思うので、それはそれで良いのですが、私も小さな頃から本が大好きだったので、物語の楽しさも知ってくれると嬉しいな〜と密かに思っていました。
そこでふと、物語を毎晩何ページずつか読んで、一緒に楽しんだらどうかなと思いました。早速借りてきたのは、佐藤さとるさんの本です。私が3〜4年生の頃、大好きでのめり込んでいた「コロボックル」シリーズの本も、いつか一緒に読みたいなと思うのですが、今日は見つからなかったので別のシリーズにしてみました。
しゅんにそのことを話すと、ワクワクした表情でお布団に入り、並んで本をのぞき込みました。第一章の一節だけ読みましたが、音読すると黙読した時とは違った楽しさがあるかもしれないなと思いました。しゅんも先が気になる様子です。私もひとつ楽しみが増えました。


9月3日(木) 曇り 「やどちゃん」
朝晩は、本当に気温がぐっと下がる様になりました。まだ少し蝉の鳴き声も聞こえますが、空を見ても秋がやってきた感じがしています。

今日は子ども達が帰ってくるまでの時間を使って、友人のYさんと会うことになりました。待ち合わせのコーヒーショップに行く前に図書館に寄って本を選んでいると、とんとんと肩を叩かれてびっくり。お子さんの本をたくさん借りたYさんが、目の前に立っていました。2人でお茶のお店に入ると、夏休みにあったことをお互い話しました。Yさんの旅行写真もたくさん見せて頂いた時は、私も異国に行った気分を味わいました。
お茶を飲んでお昼を食べて、3時間の間、ずっと話し続けた私たち。まだまだ話は尽きませんが、そろそろタイムリミットが来て駅でお別れしました。2学期も、こんな風に自分達の好きな事やお互いの子ども達の事など、色々お喋りしながらYさんと楽しく過ごせたらいいなと思いました。

ところで写真は、先日から我が家に仲間入りしたオカヤドカリの「やどちゃん」です。命名はしゅんですが、余りにもそのまんま!
オカヤドカリは、体が大きくなると大きなやどに住み替えをします。気まぐれに住み替えをするのですが、やどから出た時に新しい貝殻がないと、弱って死んでしまうことがあると聞いてドキドキしました。急いでネットで注文した貝殻を置いた翌朝、一回り大きな貝に住み替えをしているやどちゃんを発見し、しゅんと2人で「かわいいね〜。」と顔を見合わせました。
大好物のポップコーンをよく食べて、気まぐれに動いているやどちゃんが、少しでも長生きできるようにお世話したいなと思っている私たちです。
我が家の新しい一員「やどちゃん」


9月2日(水) 曇り 「北海道気分」
昨日の暑さはどこへ行ったのか、今日は朝から気温が低く、長袖でなければ寒く感じるほどでした。学校に向かう小学生をベランダから見ていると、半袖のお子さん、長袖のお子さん、Tシャツに上着を着たお子さんと、服装はそれぞれでした。歩いたら暑くなるのかな・・・と少し心配になりましたが、しゅんは長袖Tシャツをタンスから選びました。

ところで道具箱やピアニカなど、新学期は荷物がたくさんあります。小さなしゅんは、ランドセルを背負い両手に荷物を持って、まるで荷物が歩いている様な姿で登校していきました。
子ども達も荷物がたくさんありますが、大人にもひとつ宿題があります。それは夏休みが始まる前に持ち帰った朝顔の鉢を、学校に持っていくことです。まだ何輪も花が咲いて楽しませてくれている朝顔ですが、種もいっぱいできています。枯れるところまで観察しますと先生が仰っていましたが、きっと最後の観察日記はこの種の絵になるのでしょう。

家事を済ませると、先日から見ていたチラシが気になって、もう一度それを見直しました。そして思い切って出かけようと準備をして、デパートで開催中の北海道物産展に行くことにしました。どうしても買ってみたいと思っていたお菓子を買い、後はしゅんと私の夜ご飯にお弁当をひとつ、それからしゅんのおやつにちょうど良いものを買って帰宅しました。
帰ってきたしゅんに「おやつに食べる?お土産だよ。」と言って見せると、「え?2つも食べていいの?ほんとに?ほんとに〜?」と大喜び。それは小さな「とうきびチョコ」です。先月、会社で配られたお土産を主人が持ち帰ってくれたものをしゅんが発見し、初めて食べてすっかりファンになったお菓子なのですが、今日買ったものは「塩チョコ」バージョンです。ほんのり塩気があって、なかなか良い感じ。しかも透明な袋にどっさり入って400円と、なかなかお買い得なおやつでした。


9月1日(火) 晴れのち曇り 「新学期」
明け方はだいぶ空気がひんやりと冷たく感じましたが、日が高くなると夏が戻ってきた様な暑さになりました。
目覚まし時計が鳴ると同時にガバッと起きあがったしゅんは、小走りで居間に移動するとアラームを止め、「ママ」と言って振り返りました。ものすごい勢いで起きたしゅんにつられるように起きあがっていた私を見て、「え?起きてるの?」と驚いていましたが、居間に移動してもう一眠りさせてもらいました。だって5時半は早すぎるわ〜。

長いと思っていた夏休みが終わり、2学期が始まりました。余裕を持って準備できたしゅんは、張り切って登校していきました。夏休み中は一人で外出させることがほとんどなかったので、見送る私も少し緊張しました。玄関の次はベランダに出て見送りましたが、キョロキョロと辺りを見ながら楽しげに歩いていく様子は、1学期と同じだなと安心しました。

9月1日の今日は、多くの学校で行われる様に引き取り訓練がありました。この訓練は、東海地震の警戒宣言が出されたという前提で行われます。訓練についての先生のお話や、地区班の連絡事項を聞いた後、防災頭巾をかぶった子ども達を引き取りに行きました。担任の先生が名前を呼んで下さると、汗びっしょりになったしゅんが出てきました。夏休み、静岡で大きな地震を体験したしゅんは、訓練といっても少し緊張しているように見えました。

家に帰ってお昼ご飯を食べた後、ランドセルを開けてびっくり。中ががらんとしていました。「急いで避難しなきゃいけないから、入れるの忘れちゃったみたい。」と言うしゅんに、きっとものすごく慌てていたんだろうなと思いました。後で学校に取りに行くと、机の中には筆箱やお知らせが詰まっていました。一年生ってかわいいな〜と笑ってしまいました。


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