2009年10月

                                                  過去の日記 2009/09


10月25日(日) 雨のち曇り 「すき焼き」
朝から冷たい雨が降っていました。こんな雨の中の外出は大変だなと思っていましたが、お昼近くになると雨は止み、曇り空になりました。

今日はしゅんが楽しみにしていた幼稚園のイベントがあり、そちらに遊びに行くことにしました。地域ではインフルエンザが大流行しているため、イベントも開催されるか危ぶまれた様ですが、無事行われることになったというお知らせを頂いてから、しゅんも楽しみにしていました。

近くに住んでいても、卒園してしまうとなかなか遊びに行く機会はありません。幼稚園への道のりは、毎日歩いていた道までもが懐かしくて、つい半年ちょっと前はこれが日常だったのに不思議だなと思いました。
園に到着すると、懐かしい先生方がいらっしゃいました。「しゅん君〜!」と話しかけて下さる先生に、しゅんもとても嬉しそうです。私も同じ学年のお母さん方や在園のお母さん方とお話できて、楽しいひとときでした。新潟でも東京でも、こうして温かく迎えて下さる幼稚園があるのは、とても嬉しいことだなと思います。

こんな寒い日は、ぽかぽかと温まるご飯がぴったりというわけで、今夜はすき焼きにしました。「すき焼き、大好き。お肉、大好き〜。」と、とてもわかりやすい宣言をしながらパクパク食べ続けるしゅんは、本当に驚くほどたくさん食べました。こんな風にぐつぐつしながらご飯を食べると、寒い季節もいいな〜と思います(ちょっと単純!)。熱い熱いと言いながら、こんな風に楽しく食べられる様になったなんて、しゅんも大きくなったなぁと改めて思いました。食べる量も一丁前だしね。
すき焼き おいしい〜


10月24日(土) 曇りのち雨 「栗」
どんよりとした曇り空の、寒い一日になりました。土曜日ですが、早起きをして、朝から準備を始めました。しゅんには、いつもと違い「ご飯を食べて、全部の支度ができるまで、お着替えはしないでね。」と言いました。「どうして?」と不思議がるしゅんに、「今日はあの服を着るんでしょ?」と言うと、「あ、そっか〜。」と納得していました。

支度を終えてしゅんが着替えたのは、入学式に着たスーツです。今日はピアノの発表会があるのです。前回はエレクトーンの演奏でしたが、今回はピアノを一人で弾くことになっているので、少し前から私の方が大丈夫かな?間違えないかな?とそわそわ、ドキドキしていました。
当の本人は、朝、最後の練習をした時も、3人揃って会場に向かう時も、ケロリと平気そうな顔をして、全く緊張感がない様子!至ってマイペースなのは、こんな時は長所になります。さすがに会場に到着し、たくさんの人を見ると少しだけ緊張してきたようです。それでも同じグループのお友達や先生の顔を見ると、ほっとしたのかいつもの表情に戻りました。

プログラム通りに演奏が進み、しゅんの順番になりました。スポットライトを浴びて登場したしゅんは、お辞儀をするとピアノの前に座りました。少し緊張しながらも、自分で選んだ2曲を演奏し、再びお辞儀をして舞台の袖に戻りました。練習しすぎて1週間くらい前にうまくいかないというスランプに陥っていた曲も、前から気に入っていたもう一曲も、思ったより落ち着いて演奏することができました。しゅんの演奏の後は私たちもすっかりリラックスして、他のお子さん達の演奏を楽しむことができました。あと1〜2年したら、こんな上手に弾ける様になるのかな?と、客席に戻ってきたしゅんと目配せしながら、とてもゆったりとした時間でした。

そろそろ気温も安定して下がってきたので、午後はずっと植えたいと思っていた球根を植えました。今年用意した球根は、チューリップ40球、オキザリスやムスカリなどの球根です。それらを寄せ植えにする鉢と、チューリップだけたくさん植える鉢、そして今ある寄せ植えの足下に植え込む鉢、どれも春が楽しみな鉢になりました。少し風邪気味のしゅんは部屋の中から応援してくれたので、私も大量の球根を見せて手を振りました。

夜ご飯を食べながら、しゅんが不思議そうな顔で言いました。「ママ、あの栗はどうなったの?たっくさんあった栗はどうしたの?」・・・。しばらくハテナでいっぱいになっていた私ですが、あ、あれ!と気付きました。私がベランダから見せた球根を、しゅんは栗だと思って楽しみにしていたのでした。ふふふ、それは残念でした。栗はまた今度ね。


10月23日(金) 晴れ 「忘れ物」
今週は、本当に良いお天気が続いています。青空を見ると、とても良い気持ちです。校外学習があるしゅんは、弾むような足取りで登校していきました。

家事を済ませ、図書館などへ行った後、いつものスーパーに行きました。ササッと買い物をして帰るつもりだったのに、何故かメニューが浮かばず、ああでもない、こうでもないと考えているうちにどんどん時間が経っていきました。何でこんなに時間がかかったんだろうな・・・と思いながら外に出ると、向こうから小学生がずらりと並んで歩いてくるのが見えました。よーく見ると、校外学習から帰ってくる一年生でした。これは何という偶然!折角だからかわいい一年生を見てから帰ろう〜と立ち止まって見ていると、先生方に「歩道の端を歩きなさ〜い。」と注意されながら、隣のお友達と手をつないで歩いてくる姿が見えてきました。しゅんはどこかな?と思っていると、女の子と手をつなぎ、何やら楽しそうにおしゃべりしているしゅんが見つかりました。
しゅんの他にも何人かのお子さん達に「しゅん君のお母さ〜ん」と手を振られ、「お帰りなさ〜い」と手を振ってかわいい列を見送りました。何となくメニューが浮かばなくて買い物の時間がかかってしまったのは、こうして一年生とばったり会うためだったのかな?と思ってちょっと嬉しくなりました。

3時過ぎ、朝と同じく足取り軽く帰ってきたしゅんから鞄を受け取った時、あれ?と不思議に思いました。開けてみると、やっぱり想像通り!中身が空っぽでした。しゅんに見せると口を手でふさぎ「あぁ〜!!」と焦っています。どういう経緯でこういうことになったのか本当に不思議なのですが、連絡帳に明日の予定を書いた記憶はあるものの、何故かそのまま全て机にしまって帰ってきてしまったのだとか。急いで2人で学校に戻り、机の中を見るとそっくりそのまま教科書などが入っていました。
担任の先生にお会いしたしゅんは、「教科書も宿題も筆箱も、ぜーんぶ忘れちゃったんです。だから取りに来たの。」と言って先生に笑われていました。いやはや、こんな絵に描いたような忘れ物、一年生ならではのかわいらしさです。


10月22日(木) 晴れ 「大掃除」
天気予報通り、今日も晴れ。昨日からどうしてもしたいと思っていたことをするには、絶好のお天気です。

それは、リビングのレースカーテンを洗うこと!そんな大げさなことではないのですが、「RIKAのSKIP気分」のRIKAさんの日記を読んだ時から、すぐにでも洗いたい気持ちでいっぱいになっていました。我が家のリビングは横に長く天井も高い作りなので、カーテンが占める割合がとても大きいのです。それ程汚れてはいないかなと思っていましたが、洗濯機で洗って吊り下げてみると、真っ白になったことに驚きました。ちょっと頑張って窓も網戸も一気に全部拭いたので、部屋がぐっと明るくなった様な気がしました。あぁ良い気持ち。これからはもっと頻繁に洗いたいなと思いました。

そしてもうひとつ、気になっていた部屋の換気口も大掃除しました。以前遊びに来てくれたK子ちゃんが、換気口を業者さんがお掃除して下さったら、驚くほど汚れていたよと教えてくれました。穴からそっと覗いただけでも、汚れているだろうな〜ということがわかって、いつか何とかしなくてはと思っていましたが、どうやったらお掃除できるのかわからず、雑巾やペーパーを細い穴から差し込んで無理矢理拭いていました。しかし今朝、排気口にふと触れてしまったところ、黒いススの様な物がフワッと出てきてびっくり・・・。これは大変と、何とかして中のススを全部取ることにしました。
マスクをして、いざお掃除開始です。2つある排気口のうち、1つは意外と簡単に取り外せることがわかってひと安心。中に積もったススに戦きながらも、何とか全て拭き取りました。もう1つはどうしても外せなくて、結局ベランダ側からドライバーでねじを外して取り外しました。あぁ、何だか大変なお掃除。でも積もったススがきれいになって、部屋の空気がすっきりしたような気がしました。年末の大掃除が一つ済んだ気分です。

夜遅く、帰宅した主人に排気口の話をしていた時、「ものすごーくたくさんススが積もっていたんだよ。あんなススと一緒に生活してたなんて〜。」と言うと、「大変だったね。でも、それだけのススをそこで止めていてくれていたと思うと、すごいんじゃない?良かったね。」と返ってきました。確かにそれはそうですね。どんな時でも前向き男。私も見習いたいものです。


10月21日(水) 晴れ 「お菓子とお花」
最近また、時々簡単なお菓子を作っています。良く作るのは、マドレーヌです。それはずっと前にネットで見つけたとても簡単なレシピを参考にしているのですが、本当にあっという間に生地が出来上がります。
材料を量って粉類をふるい、バターを溶かしてはちみつと混ぜ、後はカシャカシャ〜と混ぜていくだけで完成という、本当に簡単なレシピなのに、焼き上がったマドレーヌは不思議なくらいおいしくて、しゅんも大好きです。今日は朝ご飯の後で急に思い立って作ったので、朝の家事をしている最中にちょうど焼き上がり、良い香りが家中に漂って幸せ気分でした。

家事の後で自転車に乗って商店街へ行き、あれこれ用事を済ませた帰り道、またふと思い立ってお花屋さんに寄りました。先週、教室で活けたお花が枯れてきたので、復習をしようと思ったのです。
秋らしい花材は・・・とお花屋さんを見ていると、ちょうど良さそうなシックなオレンジ色のスプレーカーネーションが見つかりました。そしてふわりとしなる枝ものも、ちょうど店頭に並んでいました。後は淡い色合いのスプレー薔薇やカーネーションを買いワクワクしながら家に帰りました。

テーブルにお花を並べて花器を用意し、活けていくこと1時間。先週、先生に教えて頂いたポイントを思い出しながら活けてみました。こんな風に家でちょっと楽しめる様になったのは、毎回、先生からお花を楽しむコツを教えて頂いているおかげだなと思いました。出来上がると、写真を撮って玄関に飾って自己満足!良い感じ〜と自画自賛です。


10月19日(月) 晴れ 「お料理気分」
快晴の月曜日、しゅんはいつもの様に歌いながら登校していきました。主人を見送って家事を済ませると、自転車に乗って駅に向かいました。

今日は、お料理教室の振替授業に出席します。こちらの教室は3年後まで振替ができるという便利な制度があるため、転勤で新潟にいた時の分を今になって受けることができるのです。
到着した駅から徒歩3分の所にあるビルに入ると、一緒にエレベーターに乗ったご年配の男性が、同じ教室に入って行かれました。平日の午前ということもあり、このクラスには定年を迎えられたであろう男性も多く、とても和やかな雰囲気でした。

今日は「秋の実りでほっこり和食」というテーマで、焼きなすのおひたしサラダ、ごぼうバーグ みそソース、菊ご飯、栗粉もちを作りました。オーブンで焼いてお出汁にひたしたサラダ、ごぼうを練り込んで味噌ソースで煮込んだハンバーグ、さっと湯がいた菊を混ぜたご飯、いつもながら簡単なのにキチッとしたレシピは、作っていて気持ち良くなります。ごぼうバーグは味噌煮込みということで、和風で塩気のあるお味を想像しましたが、仕上げにバターを落とすためなのか、言われなければお味噌だとはわからないくらいで、グループの皆さんとひとくち食べて「おいしいですね!」と顔を見合わせました。デザートの栗粉もちは、裏ごしした栗とお砂糖や塩を混ぜた栗の粉を白玉団子に掛けただけのシンプルなデザートですが、何とも言えない素朴な味がおいしくて、これもぜひ家で作ってみたいなと思いました。

お料理教室に刺激を受け、にわかにお料理気分になった私はレシピ本をめくり、夜ご飯はこれからの季節にぴったりの豆腐グラタンを作りました。バターではなくゴマ油、練り胡麻入りのホワイトソースというちょっと変わり種のこのレシピは大好きな「たかこさん」の本に載っています。同じく最近再びお料理ブームのしゅんにチーズを散らしてもらってオーブンで焼き上げると、ハフハフしながらの夜ご飯になりました。「今日のお料理教室でね・・・。」と話しかける私にをじーっと見ていたしゅんが、「ママって色んなお教室で勉強してるんだね〜。」としみじみ言いました。いえいえ、そういうわけでは・・・。
お野菜たっぷり 味噌ソースがおいしいごぼうバーグ


10月18日(日) 晴れ 「完成」
秋晴れの日が続いています。暑くもなく寒くもなく、良い季候です。

のんびりとお昼ご飯を食べにいって帰って来た後、今日は家でゆっくり過ごすことにしました。そこでしゅんとソファーに並んで座り、ビデオに撮ってあった「空から日本を見てみよう」という番組を観ました。空から撮影された風景を追い、時々特徴的な建物などの紹介をするというだけの番組なのですが、上から見るとこんな風になっているんだ〜と何となく面白くて、目が離せなくなります。先日、たまたま観たこの番組の特集が面白かったのか、しゅんが毎週録画する様になりました。
今日は東京湾をぐるりとまわる空の旅で、東京、神奈川、千葉の海岸沿いの街が紹介されました。私は神奈川まではじっと見ていたのですが、いつの間にか気持ち良くなって眠気がやってきた様で、目を覚ますとしゅんが一人で番組の最後の方を観ていました。そして「ママ、アマゾンって千葉にあるんだよ。」と教えてくれました。我が家にもよく届くアマゾンの箱は、千葉の大きな倉庫からやってくるんだ〜と、興味深く観ていた様です。次回は山手線をぐるりとするそうです。そちらもまた楽しみです。

写真は、先週からちょこちょこと作っていたエコクラフトの作品です。先日、キットのペン立てを作ってからすっかりエコクラフトの楽しさに夢中になった私は、早速本屋さんで「エコクラフトカフェへようこそ!」という本を買ってきました。カゴバッグや小物入れなど、良さそうな作品がたくさん載っていましたが、中でも一番に作りたいと思ったのがこちらのゴミ箱カバーです。茶系の家具が多い中、灰色のゴミ箱だけがちょっと浮いている様な気がしていたので、本を見た時、これだ!と思いました。我が家のゴミ箱のサイズに合わせ、普段はしない計算を頭が混乱するほどたくさんして、何とかパーツの大きさを割り出し、作業すること数日。ゴミ箱にぴったりのカバーが完成しました。同じゴミ箱がまだ2つあるので、色の配分を少し変えて残りのエコクラフトを使って作ってみようかなと思います。
ゴミ箱カバー


10月16日(金) 晴れ 「お弁当」
気持ちの良いお天気になりました。リュックにお弁当やタオルを詰め、水筒を下げてしゅんが登校していきました。

今日は久しぶりにしゅんもお弁当なので、3人分のお弁当を作りました。パクリとひとくちで食べられそうな海老フライは、簡単なのに豪華になって助かります。今頃、2人も食べているかな〜と思いながら、私は家でお弁当を広げました。

帰宅したしゅんに今日の様子を聞くと、体を動かしてたくさん遊んで、本当に楽しかった様です。秋になって学校の行事もますます増え、活動も学校の中だけではなく広がってきました。小学生としての生活にもすっかり慣れ、毎日を楽しんでいる様子が伝わってきて、ほっとしています。そうこうしているうちに、2学期もあっという間に過ぎていきそうです。小学校に入ったら、あっという間だよ〜と仰っていた、先輩のお母さん方のお話を思い出しました。
海老フライ弁当


10月15日(木) 晴れ 「お喋り」
今日も青空が広がりました。家の中で動き回っていると汗が出てくるくらいですが、外は意外と空気が冷たくて、自転車に乗ると「もう一枚着てくれば良かったなぁ。」と思いました。

電車に乗って向かったのは、友達のKさんと待ち合わせをしている吉祥寺です。夏休みに親子で一度会いましたが、一学期の頃の様に2人だけでゆっくりお会いできるのは久しぶりです。いつものコーヒーショップで待ち合わせ、お茶を飲みながらお喋り、ランチのお店に移動してお喋り・・・。趣味の話や子ども達の話、それぞれの家族旅行の話など、何時間話しても話は尽きることがなく、名残惜しい気持ちでお別れしました。しゅんの習い事を通じて知り合ってから6年になりますが、子どもの話だけではなくお互いの話もできるような友達になれて本当に嬉しいなといつも思います。

写真はベランダの植物です。小さな苗で買った「こんもりビオラ」の葉っぱが段々増え、とうとうお花が咲きました。小さなつぼみもたくさんあって、とてもかわいらしく感じます。意図せず選んだ寄せ植えの植物は、紫っぽいお花をつける物が集まりました。秋らしく落ち着いた感じのお花が咲き続けています。ちなみに夏からぽつぽつと咲いている朝顔ですが、10月も中旬なのにまだ時々咲いています。いつまで咲くのか密かな楽しみです。
こんもりビオラが咲きました こちらも元気


10月13日(火) 晴れ 「お花」
連休明けの今日も良いお天気になりました。祝日があると、曜日感覚がちょっとおかしくなります。今日も何回か月曜日と勘違いしてしまいました。そしてもうひとつ、月曜日が祝日だった場合、翌日が図書館の閉館日だということをすっかり忘れていました。本をどっさり返して、またどっさり借りようと思っていたのですが、入口の前に立ってようやく気付きました。

気を取り直してお花の教室へ。今日は同じ時間に予約していた方が他にいらっしゃらなかった様で、マンツーマンのレッスンになりました。先生が用意して下さっていた花材は、秋らしいシックな感じです。
オレンジ色や薄い黄色の薔薇はどれも落ち着いた雰囲気でしたが、トゥインクルサムという名前のスプレー薔薇が何とも言えずかわいらしい咲き方をしていて、じーっと見つめていたくなりました。

今日は器を生かしたアレンジというテーマで、器の個性を生かしながらアレンジメントをしていきました。最後に柔らかな葉っぱのつるを器に沿わせ、動きを出して完成となりました。何回かレッスンを受けてみて、自分の癖がわかってきました。先生にもいつも言われますが、私はついつい細かな部分に意識が集中する癖があるので、時々は器を遠くに離し、全体を見ることが大切な様です。

大事にアレンジを持ち帰り、しばらくほっとした時間を過ごすとしゅんが帰宅しました。何やら慌てて帰ってきたしゅんは、「今日は公園に行くってRちゃんとお約束した。」と言って大急ぎでおやつを食べ、急いで宿題のプリントを解き始めました。そして目もくらむような速さで靴を履き、「時間割は後で〜。」と言いながらお砂場セットを手にすると、ピューッと走って出て行きました。私も急いでベランダに回ると、歩道を小走りに駆けていくしゅんが見えました。あぁ、何て楽しそうなんでしょう!朝の支度もこのくらい素早くできたらどれだけいいかしら〜(ぶつぶつ)。
秋らしいシックなアレンジメント


10月11日(日) 晴れ 「公園」
3連休の中日は、大きな公園に行ってみることにしました。

第三京浜に乗って向かったのは、横浜にある「こども自然公園」です。連休ということもあって混雑しているのか、駐車場には渋滞ができていましたが、少し待つと公園内に入ることができました。

車を降りて歩き始めましたが、その広さに驚きました。大きな池があり、その向こうには山があり、反対側には小さな動物園まである様でしたが、今回はアスレチックの様な遊具があるという「とりでの森」という場所を目指して歩きました。
斜面にそびえ立つ様に作られた遊具の向かい側には広場があり、まずはそこで調達して行ったサンドイッチやおにぎりなどを食べた後、早速遊具の方に遊びに行きました。

頂上まで登った後、最初は長いローラー滑り台を滑りました。親も滑ることができる様だったので、私がしゅんの後ろから滑りましたが、体重のせいなのか、お尻が痛いこと痛いこと。「わ〜い」と滑るしゅんの後ろから、「痛い、痛い〜。」と苦しみながら降りていきました。
滑り台の両側を囲む様に、大きな遊具が作られていて、それは斜面の上から下までつながっています。この作りが何ともいえない面白さで、それはまるでハムスターの大きなカゴの中の様です。子ども達は汗びっしょりになりながら、ハムスターの様にタタターッと駆けていくのです。しゅんもふと目を離すと、一体どこにいるの?とわからなくなるくらい、目もくれぬ速さで移動していきました。私は息も絶え絶えになりながらついていきましたが、途中から主人と交代し、斜面の上に敷いたシートの上で遠くを眺めたりしゅんの様子を眺めたりしました。

4時半過ぎに駐車場へ戻る時には、向こうの山々に太陽が沈んでいき、とても美しい景色を見ることができました。太陽の下にいたからか、たくさん歩いたり走ったりしたからか、体は疲れていましたが、これは心地良い疲れだなと思いました。空が美しいこの季節、こんな風に外で過ごす時間も大切にしたいなと思います。
これは何だ? これも面白いな〜
ハムスターみたいに動き回る子ども達 夕暮れの眺め


10月10日(土) 晴れ 「実験」
3連休の初日は、良いお天気になりました。早起きをした私たちは、支度をして楽しみにしている実験の教室に向かいました。
到着すると、既にワクワクを押さえきれない様な表情で教室に入っていくしゅんをお願いし、いつものコーヒーショップに行きました。お茶を飲みながら手紙を書いたり本を読んだりしてのんびり。そしてパン屋さんや薬屋さんなどをのぞいて迎えに行くのがいつものパターンです。

教室から出てきたしゅんは、自分達で作った装置を私に見せたくてそわそわしていました。今日は電気についての実験で、豆電球がついた車を走らせると、どの部分で電球がつくかというような装置を作ってきました。電気を通す物質と通さない物質について、さらに電球に灯りをともすにはどんな装置が最低限必要かといったことが、実験を通してわかった様です。「ほらね、ここを走る時は電気がつかないんだよ。実は、テープが貼ってあるんです。」と嬉しそうに言うしゅんを見ながら、こういうことって本当に不思議なんだろうなと思いました。

お楽しみの教室の後は、お楽しみのランチです。今日は何が食べたいかな?と2人で話ながらぶらりと見て回り、しゅんの強い希望でインドカレーのお店に入りました。子ども用のセットには、しゅんが大好きなバターチキンカレーとナンがついていて、ナンが大好きなしゅんは大喜びでした。大人のセットは、焼きたてのナンとバターライスがお代わり自由でしたが、意外と食べられないもので、ナンを一枚お代わりしただけでお腹がいっぱいになりました。

駅に向かう途中、北欧雑貨のお店を見つけてふらりと立ち寄りました。シンプルだけどどこかかわいらしいデザインで、面白さがある様な雑貨がたくさん並んでいました。しゅんは絵の具のチューブの形をしたドアストッパーがとても気になる様でしたが、ドアストッパーを使う場面がそれ程我が家にはなく、いつか本当に必要になったらねと買うのは諦めました。その代わり、2人でそれぞれの柄を選んでランチョンマットを4枚買いました。動物やお魚の絵が並んだ半透明のランチョンマット、早く使ってみたいです。


10月9日(金) 晴れ 「パタパタ」
台風一過の青空が広がり、気持ちいい朝になりました。まだ少し咳は残っていますが、元気になったしゅんはいつものように登校していきました。

「ためしてガッテン」の大ファンであるしゅんは、ぽっかりと空いた時間に録画したガッテンを観ることを楽しみにしています。何度も繰り返し観ているので、端で見ている私まで内容を覚えてしまっているほどです。
5時半にかけた目覚ましで起きた今日も、早速楽しみにしていたガッテンを観た様で、私が起きると「タオル、タオル」とつぶやいて洗面所に行ってそわそわし始めました。不審に思ってついていった私に、「ママ、タオルはどこに収納してるの?うちのタオルはふわふわになってる?」と矢継ぎ早に質問しました。訳もわからず答える私に、「あ〜、やっぱりごわごわになってる。ふわふわにするにはね・・・。」と教えてくれた内容はというと、洗濯をしたタオルを干すときに、20回パタパタさせるというものでした。

いつもは2〜3回パタパタしていた私ですが、早速今日から20回振ってみました。本当にふわふわになるの?と半信半疑でしたが、乾いた洗濯物を取り込んでびっくり!畳んだバスタオルの山が、いつもよりずっと高いのです。ハンドタオルなどもふんわりしていて、帰宅したしゅんもタオルにすりすりしてにっこり笑いました。これは素晴らしい〜と、二人で顔を見合わせ、これからもパタパタするからねと約束しました。

しかし夜になって、何故か腕が重くなりました。動かすたびにかなりの痛みを感じます。うむ〜、いつもは使わない筋肉をつかったため、ひどい筋肉痛になってしまったのです。しかしこれもトレーニング!毎日パタパタしているうちに、きっと筋力がアップするはずです。お金もかからずタオルもふんわりするこのトレーニング、飽きるまで続けてみようと思います。


10月8日(木) 大雨のち晴れ 「エコクラフト」
昨夜は、窓の外の大雨と強い雨の音を聞きながら布団に入りました。台風の進路と学校からの連絡を気にしながら早めに目を覚まし、カーテンを開けると雨は少し弱くなっていました。
学校は数時間遅れで登校という連絡があったため、いつもの朝よりしゆっくり支度をして主人を見送ると、学校へ行くまでの時間、何をして過ごす?としゅんに聞きました。

少し考えたしゅんが持ってきたのは、エコクラフトの材料とボンドなど。底の部分をボンドで貼り合わせ、一段、もう一段と編み上げていくしゅんの楽しそうなことといったら!ぐっと集中して作業していると、あっという間に時間は過ぎていきます。私も横で本を読みながら、時々聞かれたことに答えたりボンドが乾いていない場所を押さえるといった手伝いをしているうちに、気付くとしゅんの登校時間になっていました。大変!と大慌てで登校していったしゅんに手を振ろうとベランダに出ると、時々とても強い風が吹いてきて、軽い一年生は飛ばされてしまいそうだな〜と思いました。

写真は、一足先に私が完成させたペン立てです。エコクラフトを切り貼りして作ったお花は、取り外し可能です。ごちゃごちゃしていたカウンターが少しだけすっきりしました。しゅんも、後もう一息で完成させられそうです。いつも雑然としているテーブルが、かわいらしくなる日が楽しみです。
ペン立て エコクラフトで初めての作品!


10月6日(火) 雨 「エコクラフト」
朝から雨が降って、寒い一日になりました。咳と鼻水の症状が残っているしゅんは、今日も一日家でゆっくり過ごすことにしました。

咳と鼻水以外は元気なしゅんは、何かしたくてそわそわしています。そこで午後は、私が購読している「はんど&はあと」のキットを一緒に作ることにしました。しゅんが以前から一緒に作りたいと言っていた、エコクラフトで何か作るというキットです。エコクラフトとは、穀物の袋や牛乳パックの再生紙から作られた12本の紐をつなげ合わせたバンドのことで、幅や長さを変えて自由に組み合わせ、カゴやバッグ、小物などを作ることができる手芸用品です。キットには12メートルのバンドがついていて、カゴ、バッグ、ペン立てのうち、いずれかを作ることができる様になっていました。

2人で一つの物を作るかそれぞれ一つずつ作るか迷いましたが、少ない量で同じ物を二つ作る方がそれぞれの作品が出来上がって楽しいだろうと思い、ペン立てを作ることにしました。底、編み紐、縁などなど、部品によって長さや太さが違うため、設計図の様な図とにらめっこしながら2人で作業をしていきました。私が切り、しゅんが必要な太さに裂き、洗濯ばさみでまとめ、付箋を貼り、あっという間に時間が経って気付くとベランダの外が暗くなっていました。何も考えず、作業に没頭できる時間はとても楽しくてあっという間でした。さて、続きは明日以降のお楽しみです。


10月5日(月) 曇り 「治癒」
台風が近付いているため、今週は天気が悪い日が多そうです。今日はインフルエンザの治癒を確認して頂くために病院に行くことになっていますが、雨が落ちてくる前に何とか帰ってきたいと思いました。朝、予約の電話をしたのですが、取れた番号は20番台で診察は11時半過ぎになると言われました。

診察の結果、タミフルを服用して熱が下がったことからインフルエンザで間違いないだろうということ、そして熱が完全に下がって2日経ったため、治癒したということでいいというお話を頂きました。後は咳と鼻水が残るため、そのためのお薬が処方されました。
鼻水のお薬は眠気を誘うという薬剤師さんからの注意がありましたが、本当に眠くなる様で、いつもはお昼寝を絶対にしないしゅんがうとうとし始めて驚きました。

ところで今回、インフルエンザと診断された時にタミフルとリレンザ、どちらかを選ぶ様に言われました。リレンザは吸引して服用するため、まだ一年生には少し難しいかもしれないので、タミフルの方を勧めますということでタミフルを選びました。「タミフルは嫌な味がして飲みにくいけれど、頑張って全部飲もうね。」と先生に言われたしゅんは、少し覚悟していた様ですが、飲み終えると「タミフル、全然嫌な感じじゃないよ。むしろ甘い。」と言いました。ずっと前、苦い薬を嫌がるしゅんに「良薬は口に苦しなんだよ。苦いお薬の方が元気になれるんだよ。」と言い聞かせた私の言葉をよく覚えていて、それ以来、苦い薬の方が喜ぶ様になったのです。子ども用の甘い薬は「これ、悪い薬かも・・・。」と落ち込むしゅんに、いつも苦笑する私です。


10月4日(日) 晴れ 「ほうとう」
久しぶりに、青空が広がる良いお天気になりました。しゅんの熱もすっかり平熱になり、朝から元気いっぱいでいつもの様におしゃべりが戻ってきました。熱が下がって2日経てば安心だということなので、今日も家でゆっくり過ごします。

私ひとりで買い物に行った近所のスーパーで、同じクラスのお母さんにお会いすると、やはりそのお友達も同じ症状だったというお話でした。他のお子さんのお話もお聞きすると、クラスで一気に感染が広がったことがわかりました。今回のインフルエンザは感染力が強いと聞いていましたが、本当にその通りでした。

今夜はこの秋初めてのほうとうです。生協のカタログにほうとうが載ると、あぁ、この季節が来たんだなと思います。豚肉、ごぼう、人参、大根、レンコン、キノコ、そしてかぼちゃをたっぷり入れ、土鍋いっぱいに出来上がったほうとうはとてもおいしくて、体がぽかぽか温まりました。
ちょっとミスマッチですが、サラダはアボカドときゅうりの生ハム巻きです。先日借りてきたアボカドの本に、千切りにしたアボカドをスモークサーモンで巻いてあるレシピを見て思いつきました。パリパリしたきゅうりと濃厚なアボカド、そして塩気のある生ハムが不思議と良く合って、なかなかおいしいサラダでした。
この秋、初めてのほうとう


10月2日(金) 雨のち曇り 「ごろごろ」
昨夜は何度もしゅんの顔や腕を触っては、まだ熱い、まだ熱がありそうだなと心配しながら朝を迎えました。割とすっきりした顔をして起きてきたしゅんの熱は、37度台に下がっていて少しほっとしました。

同居の家族がインフルエンザに感染したということで、会社に提出する書類を持ち帰った主人は、マスクをして出勤しました。思いがけず再び秋の連休となったしゅんは、家でのんびり過ごすことになりました。

2人で何度も熱を測りましたが、しゅんの熱は一時的に38度まで上がったものの、後は37度前後をウロウロしていて、確実に下がってきた様です。私も37度行くか行かないかというくらいでしたが、何となく全身がだるいような気がして一日中ごろごろとしていました。もしかしたら軽く(?)感染しているのではと思いながら、体を休めました。


10月1日(木) 晴れ 「発熱」
10月1日は都民の日。小学生のしゅんはお休みです。久しぶりの平日休みなので、用事を済ませるために開店直後のデパートに行きました。さくっと用事を済ませ、地球儀が並ぶ文房具売り場や木のおもちゃのお店を眺め、「お腹が空いちゃった〜。」とあわあわし始めたしゅんとレストランの開店時間まで過ごしました。

いつものお店で焼きたてのピザとパスタをシェアし、デザートを選んでお腹いっぱいに。さて、家に帰りましょうと車に乗って出発したところで後ろの席がいつもと違うことに気付きました。本を読んでいない限りしゃべり続けているはずのしゅんが、今日は本もないのにシーンと静まりかえって少しうとうとしているのです。

駐車場に到着し、車を降りたしゅんと手をつないで、これは大変・・・と慌てました。体は熱く、目はトロンとして足が進みません。つい先日からクラスでも流行り始めたと聞いていましたが、これはまさしくインフルエンザの症状です。今朝まではあんなに元気でお昼もモリモリ食べたのに。家で熱を測ると39度あり、すぐにお布団に横になるとぐったりと眠ってしまいました。

眠っているしゅんの横で、掛かり付けの小児科に電話をして指示を仰ぐと、午後の診察時間に予約して来院することと言われ、取り敢えずしばらく寝かせておくことにしました。数時間して起きたしゅんはすっきりした表情になり、思ったより元気になっていましたが、やはり熱は38〜39度を行ったり来たりでした。
診察の結果、発熱から時間が経っていないために検査は陰性が出ましたが、症状と状況から明らかにインフルエンザとのことでタミフルが処方されました。インフルエンザなら2日ほどで熱は下がるでしょうというお話で、取り敢えず様子をみることになりました。マスクをして看病を始めた私もちょっとドキドキ・・・。いつもはお布団に入るまでしゃべっているしゅんが病気だと、部屋が静まりかえって寂しいなと思う夜でした。


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