奈良旅行

 石舞台古墳へ

 
飛鳥寺と飛鳥坐神社へ行ってから、れんげ畑の広がる気持ちいい道をサイクリングし、飛鳥資料館へ行きました。
この資料館は飛鳥地域での発掘調査で出土した遺物や復元模型などが展示されています。特に第2展示室の山田寺の回廊は見事なものでした。ゆったりとした作りの資料館で、のんびりお昼ご飯を食べている人もいました。入館料は260円でした。
 
 
 
飛鳥資料館から5分くらいのところに、伝飛鳥板葺宮跡があります。ここは皇極天皇の宮殿で、中大兄皇子と中臣鎌足が大化改新を起こした飛鳥板葺宮と伝承される所です。本当にここがそんな大きな歴史の舞台だったのかしらと思うほど、のどかなところにあります。少し遠くには甘樫丘も見えます。
 
 
お昼ご飯は、すぐ近くの「めんどや」に行きました。これは具だくさんのにゅうめんと柿の葉寿司、ワラビ餅がセットになった明日香路旅の味セットです。にゅうめんの味もいい薄味で、とてもおいしかったです。
 
 
 
お昼ご飯を食べ終えて、岡寺へ向かいました。岡寺までの道のりはかなりの急な坂です。途中で自転車も降りて歩きで登りました。
 
 
 
三重の塔です。山の中腹に建っているだけに、とても眺めがいいお寺でした。この塔が、後で行く橘寺から見えました。ツツジもきれいに咲いています。
 
 
 
 
岡寺から5分くらいの所に、石舞台古墳があります。ここはやはり観光客でとても混んでいました。
石舞台古墳は、蘇我馬子の墓と言われる方墳です。こんなに大きな石をどうやって運んだのだろうと思いました。右の写真は石舞台古墳を縦から見たところです。
 
 
そして、驚いたことに石舞台古墳は中に入ることができます!大きな大きな石に囲まれた古墳内です。中はひんやりと涼しく、少し怖い気もしました。中から見ると、本当に微妙なバランスで置かれていることがわかりました。隙間からさす光がまぶしく感じました。
 
 

 京都旅行へ