奈良旅行

 亀石〜猿石〜高松塚古墳へ

 
聖徳太子が建立した7カ寺のひとつと言われ、聖徳太子生誕の地と伝えられる橘寺です。二面石という不思議な石があります。これは石の左右に男女の顔を刻んだもので、善悪二相背中合わせをあらわすとも言われているそうです。
 
 
菜の花畑が広がっています。こんな景色を見ながらのんびりとハイキングやサイクリングをすることができます。
 
 
亀がうずくまった姿の様に見える亀石です。今は南西を向いているこの石が西を向くと、奈良盆地が洪水に見舞われるという伝説もあるそうです。とてもかわいらしい亀の顔がくっきりと見えます。不思議な石です。
 
 
天武・持統天皇陵です。被葬者がはっきりしている天皇陵は珍しいそうです。こんもりとした山の様な古墳で、今はうっそうと木が覆っています。
 
 
 
吉備姫王墓内に置かれている猿の形をした石像、猿石です。吉備姫王は、天智天皇の祖母で、皇極天皇の母にあたる人です。
江戸時代には、女・山王権現・僧・男と呼ばれていたそうです。誰が何のために作って置いたのでしょうか?
 
 
こんなのどかな野道を歩いていきます。猿石の前で5時になったので、自転車を飛鳥駅の前にあるレンタサイクルやさんにお返ししました。
 
 
左が鬼の雪隠、右が鬼の俎(まないた)です。この付近は霧ヶ峰と呼ばれ鬼が霧を降らせて通行人を迷わせ、捕らえて俎で料理しては、雪隠で用を足したという伝説があるそうです。実際には、古墳の石室の底石と蓋石だということが解明されています。雪隠は野道のすぐ脇にあります。俎は野道から少し上がったところにあります。鬼がこの俎で料理して・・・と想像した方が、何となくおもしろく感じます。
 
 
 
亀石や鬼の雪隠がある野道は、こんなのどかな風景が続いています。
 
 
 
飛鳥駅に6時頃到着しました。8時間の飛鳥巡りでした。
 
 
 
 
 
 
 
旅館に帰ってお風呂に入り、夜ご飯が始まります。この日は宿泊客が多く、仲居さんたちがとてもお忙しそうでした。一品一品どれもおいしくて本当にいい旅館でした。
  

 京都旅行へ