奈良旅行

 法隆寺を歩きます

 
5月5日
旅行の最終日も、快晴です。また鳥の鳴き声で目が覚めました。おいしい朝ご飯をいただいて、お世話になった旅館ともお別れです。法隆寺に行くつもりだということをちらっとお話したら、別のお客さんと一緒に小さなバスで送ってくださいました。最後まで本当に良くしていただきました。
 
 
法隆寺は、聖徳太子と推古天皇が607年に創建したお寺です。現在の堂塔は8世紀初頭に再建されたもので、世界最古の木造建築群として世界文化遺産に登録されています。これは法隆寺の南大門です。
 
 
門を入ると五重塔や金堂が見えます。大宝蔵院百済観音堂には、数々の宝物が安置されています。夢違観音や玉虫厨子などがありました。数多くの仏教美術は本当に見応えがあります。
 
 
 
総高34.1メートルの五重塔です。どっしりとしていると感じました。全体的に東大寺や飛鳥にあったお寺とは雰囲気が違い、瓦と木の印象が強いお寺です。
どこも新緑がきれいです。さくらんぼの実がなっていました。
 
 
金堂や五重塔がある西院と、この夢殿がある東院にわかれています。聖徳太子の遺徳をしのび、行信僧都が739年に建てたといわれるそうです。年に2回、聖徳太子の等身像と言われる救世観音像が開扉されます。ちょうどこのGW期間も見ることができました。
法隆寺はとても広く、仏教美術などもたくさん見ることができます。ゆっくりじっくりと拝観するには3〜4時間必要だと思いました。
 
  
 

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