２００４年１０月

１０月３１日（日）　雨のち曇り　「テープ」

今日も昨日からの雨が残って寒い日曜日でした。近くの大学で学園祭が開かれているので、ちょっと見に行ってみようかなと思っていたのですが、この寒さに断念しました。そして朝から私は少し風邪気味で、頭痛が・・・。今日中に何とか治してしまいたいと、気合いでお昼寝をしました。 写真は、昨日家に来た義母が持ってきてくれたケーキです。夜、お茶をしようと思っていたら寝かしつけながら眠ってしまったので、今日食べることにしました。イチゴがたくさん並んでいて、あっさりしたクリームがおいしいケーキでした。しゅんにも１センチくらい切ってお皿に乗せてあげると、「いちご、いちご」と言いながら嬉しそうに食べていました。そしてふと気付くと、フォークが私や主人のケーキのイチゴに伸びている！主人はイチゴと一緒においしい生クリームの部分もざっくりと持って行かれて「あぁ〜」と声をあげていました。 明日の朝、粗大ゴミに出すことになっている棚の片付けをしていると、懐かしい物がたくさん出てきました。学生時代までは、メールという手段がなかったので、今よりずっと頻繁に手紙をやりとりしていたんだなと思いました。メールは手軽でいいけれど、時には手紙もいいなぁと思います。それから懐かしかったのは、音楽のテープ類です。上京する数日前、テレビもない寮に入ったら寂しいだろうからと、母がウォークマンと一緒に買ってくれたテープや、主人と初めて行ったコンサートで買ったテープ、結婚式のＢＧＭ用にお願いしたテープなどなど、今は聴く手段がなくなってしまったのですが、思い出だからと取っておくことにしました。

１０月３０日（土）　雨　「パパ、だいじだいじ」

今日は朝から雨が降って寒い一日でした。週末になるたびにお天気が崩れて、ちょっと残念です。それにしても、この１ヶ月、梅雨に逆戻りしてしまったかのように雨の日が多かったなと思います。 テレビ台の扉をしゅんに開けられないようにしてあったのですが、最近、力任せに引っ張って開けてしまうことが増えました。壊されたくない物がいっぱい入っているので、開けているのを見ると「しゅんちゃん、それはパパが大事大事って言っている物でしょ？」と少し怖い声で言っていました。するとこの頃、「パパ、だいじ、だいじ」と言いながら急いで閉めるようになりました。「大事」って言えば開けても大丈夫と思っているのかも？！と思いながらも、その様子がおかしくていつも笑ってしまいます。 夕方、スーパーに着くとしゅんがお昼寝を始めていたので、主人も車の中で待っていてもらうことにして私だけ買い物に行きました。子ども用品売り場をちょっとのぞくと、もう冬物がたくさん出ていました。見るとかわいくてつい買ってしまうので、しばらく見ないでいたのですが、暖かそうなベストを見つけるとやっぱりかごに入れてしまいました。食品などの買い物も済ませて駐車場に戻ると、後ろの席で主人が寝ていました。しゅんはチャイルドシートの中でキョトンとした顔をして起きていました。起きて一瞬泣いたそうですが、主人が目をつぶっているとあきらめて泣きやんだそうです。

１０月２８日（木）　晴れ　「食べながら・・・」

今日は空気がカラッと爽やかで、青空のきれいな一日でした。洗濯物が久しぶりにふんわりと乾いて、畳んでいるとお日様の匂いがしました。 昨日食べたリゾットがおいしくて、またチーズ味のリゾットが食べたくなりました。チーズ好きでこういう味が絶対に好みのしゅんと夜ご飯に食べようと、自己流でリゾット風のご飯を作ってみました。冷蔵庫の野菜室から、次々と野菜を出してあれもこれもと入れたので、ちょっと欲張りなリゾットになりました。かぼちゃの黄色が溶け出した、甘くてほんのりチーズ味のするご飯は、予想通りしゅんのお気に召した様で、「熱っ」と言って時々体を震わせながら一生懸命食べていました。食べながら、ぼーっとしているなと思っていたら、首をブンブンと振って・・・寝てしまいました！お昼寝をしなかったから、眠気がピークに達していた様子です。寝ぼけて「なちー（梨）」と言うのがおかしくて、写真を撮りながら笑ってしまいました。 右の写真は、生協のカタログで見つけて買った動物のパズルです。最近のしゅんのお気に入りです。木の優しい手触りと動物たちのかわいらしい表情が、ほんわかと心和ませてくれるおもちゃだなと思います。一つずつ指をさしながら、「ずーた、ライオン、がおー、くまくん、くまくん、きーりん、こーあらたん（象さん、ライオン、熊君、キリン、コアラちゃん）」と繰り返しています。象はさん付け、熊は君付け、コアラはちゃん付け、何故でしょう？！

１０月２７日（水）　晴れのち曇り　「ミニＳＬ」

今日は、朝新聞を取りに行った時、空気が冷たいと感じました。秋を通り越して急に冬が来た様な寒さの一日でした。Ｋさん親子と待ち合わせをしていたので、家を出ようとしていたところでまた揺れがきました。慌ててテレビをつけると、新潟で震度６の余震があったとのことでした。本当に、早くこの地震がおさまって欲しいものだと思います。 今日はバスに乗って三宿にある世田谷公園に行きました。まずはＫさんおすすめのレストランでランチを頂きました。お洒落なお店が並ぶ通りにある「ラ　ボエム」というパスタのお店です。子どもがいても大丈夫なのかなと一瞬思う様なお店でしたが、実はランチは親子連れで大にぎわいで、今日もお店の半分以上が子連れのお客さんでした。お店の方もとても親切で、おいしいリゾットをしゅんと一緒に頂くことができました。テラス席も１０席くらいあって、そこは犬と一緒に食事ができるということでも有名なのだそうです。今日も何匹ものわんちゃん達が、お行儀よく座っていました。 ランチを終えると今日の一番の目的地、世田谷公園のミニＳＬに乗りに行きました。一周３分くらいのミニＳＬですが、本格的な石炭焚きのＳＬなのです。大人は７０円という料金にもびっくりです。しゅんと並んで座ると、煙に興味津々でじ〜っと前を見ていました。発車すると大人の方が大喜びしてしまいましたが、子ども達も何だろう？何だか面白い！とワクワクしている様子でした。ＳＬを堪能し、噴水をみんなで眺めてからＫさんのお宅にお邪魔して、親子共々すっかりくつろいで楽しい時間を過ごさせて頂きました。 帰りのバスでは眠気が襲ってきたのか、しゅんが途中で騒ぎ出したため、いつものバス停より３つ前で降車してお散歩することにしました。寒〜い風が吹く中、完全防備のしゅんをベビーカーに乗せて早歩きで家に戻りました。ふと気付くとしゅんはお昼寝を始めていて、結局そのままご飯も食べずに本格的に眠ってしまいました。夢の中でＳＬに乗っているのかな？

１０月２６日（火）　雨　「スイートポテト」

今日は朝からしとしとと弱い雨が降っていました。先週の火曜は台風、今週もまた雨降りで、リトミックはお休みしようかとも思いましたが、弱い雨なのでベビーカーにカバーを掛けて出かけてみることにしました。カバー越しに雨が見えるのが楽しいのか、しゅんはとてもご機嫌で、電車の中でも時々私の顔を見てはニヤリと笑っていました。 お昼前に家に着くと、しゅんは疲れた様でぐっすりお昼寝を始めました。最近は１時間ほどで起きることもあるのですが、何と３時間も寝続けました。この機会にと、遠くに住む友達に電話をかけました。彼女の結婚式に出席して以来、５年ぶりに話したのですが、そんな空白があったなんて信じられないくらい、昔のままの元気な声で嬉しくなりました。学生時代には、よくこんな風に電話で話したなと思いながら、懐かしい気持ちで一杯になりました。しゅんより２歳年上の男の子のお母さんをしているＭちゃんと、「トミカ」のミニカーの話で盛り上がるなんて、あの頃は想像できなかったなと思いました。Ｍちゃんは、「ゆっこちゃんが男の子を産むなんて夢にも思わなかったよ。今でも信じられない。」と言っていました。私も未だに信じられません。ははは・・・。研究室でも、みんなにＭちゃんは男の子のお母さんになりそう、私は女の子のお母さんになりそうと言われていたのです。もう少ししゅんが大きくなったら、またＭちゃんの住む街に遊びに行きたいなと思いながら、電話を切りました。 まだまだしゅんが起きてこないので、スイートポテトのおやつを作りました。ナオミさんのＨＰで紹介されていたスイートポテトがおいしそうで、今年は必ず作ろうと思っていたのです。しゅんが起きるといけないので、裏ごしは省略、さらに卵が冷蔵庫に残り少なかったので、お料理に使うかもしれないから上に塗るのは省略・・・とレシピを参考にさせていただいたと言って良いのかわからないくらい簡易版になってしまいましたが、熱々のポテトはとてもおいしくて、しゅんにも大好評でした。ナオミさん、ありがとうございます！

１０月２５日（月）　曇りのち晴れ　「挑戦」

今日はよく晴れて気温も上がりました。昼間は半袖で外へ出ても気持ちいいくらいで、ちょっと季節外れかなと思いながら夏に着ていたポロシャツで外出しました。 久しぶりに大きな砂場のある公園に行きました。いつもより遅めの時間に行ったら、お子さん達の年齢層が少し高く、幼稚園に行っているくらいのお子さんとお母さん達がシートでお昼ご飯を食べていました。お兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をして、一緒に遊ぼうとするしゅんでしたが、動きがゆっくりでぎこちないため何となく危険に感じました。まだ遊ぶことができないのに同じようにできると思って、ブランコを立ちこぎしようとするのには困ってしまいました。 今日は珍しく月曜から主人の残業がないということだったので、お料理の本を読んで作ってみたいと思っていた２品に挑戦してみることにしました。それはキノコのキッシュと具だくさんのビーフシチューです。帰ってきた主人がラーメンの在庫を確認し、「ラーメンがあるから安心して挑戦していいよ」と言うのにムッとしながら、うまくできるかな〜とドキドキ。でも焼き上がったばかりの熱々のキッシュはとてもおいしくて、どうやら成功した様です。シチューもしゅんが両手で器を持って飲み干していたので、多分おいしかったのだと思います。トマト缶が入っているので、トマトの風味が強い新鮮なお味でした。キッシュをおいしそうに食べていた主人は、「このパイの部分が特においしいね〜。」と言っていました。・・・。それは市販のパイシートなんですけどね。

１０月２１日（木）　曇り時々雨のち晴れ　「おしん」

朝になっても完全には雨雲が行ってしまわなかったのか、霧雨が降って寒い一日の始まりでした。ようやく午後２時過ぎに晴れ間が見え始め、久しぶりに外でお洗濯物を干すことができました。火曜日から家の中にいるしゅんは、もう外に出たくて仕方ないのかベランダ側の窓をバンバンと叩いて泣いていました。でもやっと晴れた時にはお昼寝を始めてしまい、結局今日も家の中で過ごしました。 熟したバナナを消費したくて、バナナブレッドを焼きました。以前はブレンダーを動かすと音の大きさに大泣きしていたしゅんが、今は私の横でじ〜っと嬉しそうにその動きを見ています。バターがぐるぐる回りながらクリーム状になっていくのがおかしいのか、何故かゲラゲラ笑っていました。お昼寝から起きたしゅんと一緒におやつにすると、「うん、うん」と頷きながら両手でつかんで食べました。「うん、うん」が出るのは「おいしい」と認識した時だけなので、「合格」と言われた様な気持ちになりました。それにしても、我が家の男性陣って・・・。辛口批評をする人が２人になったら、私はもっと鍛えられるのでしょうか？ 右の写真は今日の夜ご飯です。カフェ風にワンプレートにしようかなと思ったのですが、できあがるとお子様ランチの様です。残業中の主人から、「何を食べた？」というメールが来たので、「大根の炊き込みご飯、大根の皮と人参のきんぴら、サツマイモのおみそ汁、唐揚げを少しと柿」と返事をしました。そのメールを打ちながら、何だか「おしんみたいなメニューだわ」と思っていたら、「ひもじそうだけど大丈夫？」と返ってきました。なかなかおいしかったんだけど、文字にすると確かにねと思いながら笑ってしまいました。でも今日の夜ご飯、しゅんにはかなり好評でした。特にきんぴらがおいしかったのか、「だいこん、だいこん、にんじん」と言いながらぽりぽりと音を立てて食べていました。

１０月２０日（水）　雨　「寝言」

昨日の夜、お布団に入って眠ろうとしたら、しゅんが寝ている方から「ぶーぶ」と聞こえてきました。「え？」と主人と顔を見合わせて、「寝言だ！」と笑ってしまいました。そして今朝、う〜んと寝返りを打ったしゅんが、また「青いぶーぶ」とはっきりした寝言を言いました。どんな夢を見ていたのかな？と朝から楽しい気持ちになりました。 今日は朝から雨が降っていました。台風が近づくにつれて雨足が強くなり、窓に打ち付けるようになりました。各地で被害が出ています。今年は本当に台風など、自然災害が多い年だと思います。早く穏やかな秋になって欲しいものです。 生協の配達日で、たくさんの野菜が届きました。今週は寒くなるだろうし・・・と楽しみに注文していたほうとうも届いたので、早速夜ご飯に作りました。思っていたより野菜の種類が少なかったので、初めてさつまいもを入れてみました。さつまいもの甘さもほんのり出て、柔らかくなった野菜たっぷりのほうとうはとてもおいしくて、体が温まりました。

１０月１９日（火）　雨　「黒はんぺん」

また台風が近づいています。東京でも朝から雨が降って、時折強い風が吹いていました。これからかなりの量の雨が降るそうです。本当に台風や雨の多い秋ですが、被害を出さずに早く通り過ぎて欲しいと思います。 ギリギリまでどうしようかなと迷っていましたが、雨と寒さで駅まで歩いていくのが難しそうだったのでリトミックを休んでしまいました。その代わりという訳ではありませんが、今日は色々な歌を歌って過ごしました。この頃とても歌が好きで、私が「歌う？」と聞くと「うんっ」と喜んで頷くしゅんの目の前に座って、何曲も歌い続けました。それでも、雨の一日は元気な男の子には物足らなさが一杯という感じがひしひしと伝わってきて、絵本を出したり積み木を高く重ねたり、「う〜ん、お布団に行こうか」と寝室に行ってでんぐりがえしをして遊んだり、もう、ネタ切れ〜というところでようやく夜ご飯の時間になりました。 写真は今日の夜ご飯です。この秋の定番、野菜がたくさん入ったミルクスープに、今日はお味噌を少し入れてみました。かぼちゃの甘さと合っていたのか、しゅんはいつも以上に気に入った様で、両手でお皿を持ち上げてぐぐぐーっと飲み干しました。後は、おにぎり、白菜と厚揚げの煮物、鰯の黒はんぺんです。この夜ご飯をのテーブルに並べると、まずしゅんがフォークを使って食べ始めたのは鰯の黒はんぺんでした。それを見て、密かに私は大喜び！しゅんの中に静岡の血が潜んでいるのかしらと嬉しくなりました。そう、このはんぺんは静岡の名産品なのです。子どもの頃から何も考えずに食べていましたが、東京に出てきてから何故かとても好きになりました。帰省すると必ず食べたくなる一品です。

１０月１８日（月）　晴れ　「お手伝い」

今日も青空が広がって、良いお天気の一日でした。日差しも強いので、洗濯物もあっという間にカラッと乾きました。明日からはまた台風の影響でお天気が崩れそうです。今年の秋は、良いお天気の日が本当に続きません。 たっぷり寝てご機嫌で起きたしゅんを連れて、馬の公園へ。Aさん親子と公園で待ち合わせをしました。子ども達は、私たちにはわからない言葉で何やら話しながら、馬場を並んで眺めたり、砂をつかんで移動したり、飽きずに遊んでいました。時々、お散歩なのか広報活動（？）なのか、職員の方が馬に乗って近くまで来て下さいました。まずは白い馬、次は細めの黒っぽい馬、最後はきれいな茶色の馬と、今日は三頭も間近で見ることができました。すぐ近くで立ち止まって下さるのですが、馬は近くで見ると想像以上に大きくて、少々怖い様な気も・・・！とてもおとなしくて子どもが怖々触ったり近づいたりしてもじっとしてくれている馬ばかりですが、子どもの体の半分以上もある大きな顔を目の前にすると、実は大人の方がかなり緊張してしまうよねとAさんと話しました。それでも馬の目はつぶらでとても大きくて、かわいいなぁと見とれてしまいます。しゅんは馬が見えると「わーー」と走っていき、馬が行ってしまうと「だっだーい」と手を振ってお見送りしていました。こんな風に近くで馬を見られる環境なんて、ちょっと珍しいこと、この子達は気付いていないんだわ〜とおかしくなりました。 何でも私たちの真似をするしゅんですが、最近は真似をして家事を手伝ってくれることもあります。ビニールの紐を切ると古新聞を出し、紐でまとめると玄関まで運びます。食事の後に台ふきを持ってテーブルに行くと、後ろから違う布を持って歩いてきて一緒に拭き始めます。洗濯物をかごから１枚ずつ取って、干している私に手渡してくれます。何かをしゅんがこぼした時、ティッシュで拭くことも覚えました。手伝ってくれて「ありがとう」と言われるのが嬉しいのか、わざとこぼして拭くことも！こぼしちゃ、ダメ〜。

１０月１７日（日）　晴れ　「おでん」

今日はすっきりと晴れ渡った気持ちのいいお天気でした。あちこちのベランダにお布団が干されていました。 今日は月に一度のお料理教室です。まだ寝ているしゅんを主人にお願いして、９時にイソイソと家を出ました。今回は「陽気なスペイン料理を囲んで」ということで、あさりのパエリア＆魚介のスープ煮、アボカドディップ、スパニッシュオムレツ、オレンジのサラダ、サングリアのメニューです。魚介類をパプリカを入れたスープで煮込んで、そのスープを使ってパエリアを作るのですが、海老やお魚のうまみが溶け出していて、簡単なのに深いお味のパエリアができあがりました。オレンジのサラダは、塩やオリーブオイル、パセリで和えたものです。オレンジをそのままでなくそういう風に頂いたのは初めてでしたが、逆にさっぱりとしていておいしく感じました。いつもながら、試食が終わるとお腹が一杯！盛りだくさんのおもてなしメニューです。 お料理教室を出て、お目当ての東急百貨店本店に向かいました。先日、広告で全国の名展が行われていることを知って、いくつか買いたい物を見つけたのです。まだあるかな？とドキドキしながら催事場に向かうと、次々とその品が見つかりました。ナオミさんのサイトで紹介されていた、「月よみ山路」という栗蒸し羊羹、静岡の丸又というお店が出している「鰯のはんぺん」、そして写真の釜揚げしらすと釜揚げ桜海老です。実家にいたときには何気なく食べていた物ばかりですが、こちらで見るとつい懐かしくて手にとってしまいます。 夜ご飯は、この秋２度目のおでんです。恒例のちくわぶや、大好きな「魚河岸揚げ」など定番おでんだねの他に、今日はちょっと変わった物を入れてみました。それは「ロール白菜」です。と言っても、新しい物を開発しようと思ったのではなく、冷蔵庫の豚肉を食べなければならなかったのと、先週生協から届いた白菜があまりに大きくて、週末に消費しないと大変そうだったからという理由で思いついた、苦肉の策なのです。ゆでた白菜に包んだ豚肉は、まるでロールキャベツですが、ゆっくりと煮込むと白菜はトロトロに、中の豚肉も柔らかくなって、思いつきにしては正解だったかな？と自画自賛しています。しゅんも周りの白菜がよほどおいしかったのか、「うんうん」と頷きながら食べていました。

１０月１６日（土）　曇り　「柿」

昨日の空はどこへ行ってしまったのか、朝起きると曇り空でした。今年は梅雨の時期に雨が少なかったかわりに、秋になって晴れる日が少ないような気がします。こんなにたまにしか晴れないと、晴れた日の朝はいつも以上に嬉しくなります。明日は東京も晴れそうで、とても楽しみです。 スーパーの食品売り場に入ると、すぐに果物コーナーがあります。そのコーナーを見ると、いつも季節の移り変わりを感じます。そして私の横にも、まさに季節の移り変わりを感じている人がいます。先日まで「ぶどう、ぶどう」と冷蔵庫の前で大騒ぎしていたしゅんが、最近では「なちー、なちー、なち？（梨、梨、梨をちょうだい）」「かき、かこ（柿、柿）」と語彙を増やしています。もう少ししたら、栗、りんご、みかん・・・と変わっていくのでしょうか？ ところで食後に柿を食べながら、どうして柿はぶどうや梨ほど食べていてわくわくする気分がないんだろうと思いました。主人に聞くと、「それ程甘くないからじゃない？」と言っていましたが、多分、小さな頃に向かいの祖父母の家に柿の木があって、この季節になると毎日どっさりもらっていたからだと思いました。しかもその柿は私が余り好きではない柔らかめの柿だったので、段々柿は食べず嫌いになってしまい、東京に出てきてからもあえて自分で柿を買うということはしませんでした。でも大人になって食べてみると、ほんのりした甘さでなかなかおいしい果物だったんだとわかりました。初めて柿を食べたしゅんがかなり気に入った様なので、今年からは頻繁に買うことになりそうです。ちなみに私は今でもやっぱり硬めの柿の方が好きです。「どっちが好き？」と主人に聞くと、「この柿は柔らかいの？硬いの？」と言うので、「ちょうど真ん中くらいかなー。」と答えました。すると、「じゃあ、真ん中の柿が好き」と言うので笑ってしまいました。

１０月１５日（金）　晴れ　「浮かぶ」

今日は本当に久しぶりに気持ちの良い青空が広がりました。空気がひんやりしているのも心地よくて、窓を開けて深呼吸をしたくなりました。駅のホームからは、大きな富士山が見えていました。またきれいな富士山が見られる季節が来たんだなと思いました。 久しぶりにこどもの城の水泳に行きました。水着に着替えてプールサイドまで行き、まずはプールの周りを一周歩きました。水の中に早く入りたいしゅんは、一周する前に隙があればプールに入ってしまいそうになるので焦りました。 抱っこをして一緒に入ると、「くーーっ」と言いながら目を細くして喜び一杯〜という表情をしました。歩ける高さに調節してある部分に立たせると、「とっとっと」と言いながらジャンプして、「じ〜よん（せーの？）」と言って私の方に飛び降りる動作を繰り返しました。 今日は２チームに分かれてリレーをしました。往路は子どもを抱っこして親が水中を走り、復路は子どもをうつぶせにしてぱちゃぱちゃと泳がせる格好にしながら親がひっぱるというレースです。先生が即興で付けられたチーム名は、秋の味覚の「マロンチーム」と「サンマチーム」。私たちはサンマチームになりました。水の中を走る時って、夢の中でなかなか足が前に進まなくて必死になる時と同じように、思った通りに進めないーと思いながら、一生懸命プールを往復しました。結局、最後はマロンチームの勝ちでしたが、ちょっとドキドキして楽しい気分でした。 最後は、初めて子ども達の両腕に浮き輪を付けました。プールの中でしゅんの体から手を放すと、ぷか〜んと両腕を広げて浮かびました。口のすぐ下まで水に沈みながら、ぷかぷかと不思議そうに浮かんでいるしゅんを見ているとおかしくて、思わず笑ってしまいました。ぷかぷかぷかぷか、一緒に浮かんでぽよ〜んと泳ぎながら、あぁ気持ちいいと思いました。自由時間になると、好きなおもちゃで遊んで良いよと言われるのですが、おもちゃを取りに行ったしゅんは、他のお子さんが脱いだ浮き輪が気になるのか、プールサイドの浮き輪とそれを仕舞うかごを行ったり来たりしてお片づけを始めました。隣で見ていたお母さんが、「自分の腕にはまだついていること、気付いてないんでしょうね」と言って笑っていました。

１０月１３日（水）　雨のち曇り　「グラタン再び！」

今日も雨の音で目が覚めました。秋雨前線の影響で関東地方に雨が多いのだそうですが、まるで梅雨がやってきたかのような空を見ていると、少し気分が滅入ります。早くカラッと晴れて欲しいものです。 この季節になってから、２回グラタンを焼きました。つい先日も焼いたのですが、家には２つしかグラタン皿がないため、しゅんには私のグラタンを少し取り分けていました。でもグラタンを食べ始めると、何でも主人の真似をしたいしゅんが大騒ぎを始めるのです。１回目の時はグラタン皿が欲しいとわからずに、何だろうと思いながら大急ぎで食べたのですが、先日は私の分を違うお皿に逆取り分け（？）をしてグラタン皿を渡したら、大喜びで食べ始めました。それに気付いていなかった主人は、私が「グラタンって、少しずつザクザクッて崩しながら食べていくのがおいしいんだよね。その時の音と感触もおいしさの一部なんだね・・・。」と言うと、「そうそう、おいしいよね。」と言った後で、「わー。かわいそうに。こっちを少し食べる？」と言いながら取り分けをしてまるで離乳食の様になった私のグラタンを見ました。私は、取り分けしたグラタンって、やっぱりあんまり嬉しくないよねとしゅんをかわいそうに思いました。 今度はしゅんも私も満足できるグラタンを作ろうと、主人が飲み会になった今日、実行してみることにしました。家の中を探検していたしゅんが、忘れ去られたお料理本を持ってきて「いやとー（ありがとう）」と私に渡すのでパラパラと見ていると、人参のグラタンというレシピを発見しました。人参をたくさんとツナを入れるグラタンでしたが、家にある材料で（かなり）アレンジをして、人参、タマネギ、ブロッコリー、鶏のささみ、かぼちゃ、エリンギがたくさん入ったグラタンを作りました。写真は、目の前に置かれた一人前のグラタンに満足のしゅんです。私も今日は平和な気持ちで食べ終えることができました。オーブンに３つ入るグラタン皿を買うべきかしらと迷っています。

１０月１１日（月）　曇り　「成功」

今日もどんよりした曇り空で、明け方は雨が降っていた様です。この連休で、すっかり秋らしく涼しくなりました。 昨日のパン焼き失敗の原因はわからないままですが、取りあえず今日もチャレンジしてみることにしました。どんなパンを焼こうかなとパン焼き機についていた「パンの本」を見ていたら、野菜を入れたパンのレシピがありました。人参とかぼちゃとほうれん草のレシピがあって冷蔵庫を確認すると、どれも野菜室に入っていたのですが、まずは無難そうな味の物ということで、かぼちゃのパンにしてみました。かぼちゃだけでは少し寂しいと思って、クルミも入れました。後から考えたら、成功するかドキドキしながらの再挑戦なのだから、プレーンなパンにすればよかったのかなと思いましたが、後はパン焼き機を信じて待つだけです。 ４時間半後、「ピーピー」という音が鳴ってパンの焼き上がりが知らされました。「焼けたみたい。う〜ん、焼けたかなぁ。」とフタを開けるのを躊躇している私に、主人が「焼けてる焼けてる、大丈夫だから。」と後ろから励まします（大げさな私たち）。思い切ってフタを開けると、ふんわり甘い香りの中にふっくらと焼けたパンがありました。ほ〜。おいしそうなパンが焼けて一安心です。少ししか入れていないのに、全体が黄色くかぼちゃ色になっておいしそうです。レシピでは皮を取るとありましたが、つぶして入れてしまっても大丈夫でした。早速少しだけ試食してみると、柔らかい生地はもちろん、少し固めの皮の部分もカリッとおいしくて、焼きたてパンを食べる幸せを実感しました。ふふふ〜。失敗をおそれず、これからもパンを焼き続けようと思いました。が、お客様の時はどうしようかとちょっぴり思案中です。

１０月１０日（日）　曇り一時雨　「うそ？！」

今日は青空を期待していましたが、東京はお天気の回復が遅れたとかで曇り空でした。近くの小学校で運動会があったらしく、朝から声や音楽が聞こえてきました。 今日は主人の友人夫婦が遊びに来てくれることになっていたので、朝から張り切ってお料理や掃除をしました。何度か４人でご飯を食べたりバーベキューをしたりしたことがあったのですが、今回は４年ぶりの再会なのでもちろんしゅんも初対面です。 お昼過ぎに近くの駅で待ち合わせた主人とお二人が玄関から入ってくると、しゅんはいきなりピピピッと何かを感じたのか、「ぐるぐるどっか〜ん」の踊りを踊って出迎えました。歓迎の舞を舞って初対面のお客様を迎えるところは私たちも初めて見たので、きっと優しいお二人のことがわかったんだね〜と驚きました。 お酒をいただきながら、ご飯を食べたりおしゃべりしたり、しゅんも時々参加しながら楽しい時間を過ごしました。写真はおみやげに持ってきて下さった、マキシムドパリのケーキです。あまりのおいしさに、私のフォークを奪って食べようとするしゅんと競争するように、慌ててぱくぱくと頂きました。眠くなっているのに、寝たらもったいないから絶対に寝たくない〜という様に頑張っていたしゅんは、お二人が帰られてすぐお昼寝を始めました。 ところで「うそ？！」という出来事は、お昼の準備をしていた時に起きました。シチューと一緒に焼きたてのクルミフランスパンをと思って１２時４０分に焼き上がる様に予約していたパン焼き機のフタを開けると、何と下の方に固まって黒くなっている物体を発見したのです。「え、うそ」と小さくつぶやいた私は、一旦フタを元に戻してしまいました。気を取り直して出してみると、岩のように固い小麦粉の固まりがありました（涙）。お昼のメニューはどうしようと焦りながら、帰ってきた主人にこっそり「パンが失敗したよ」と告げ、その他の準備に戻りました。ポンデケージョも焼いていたので、パンがなくても何とかなってほっとしましたが、原因はわからないままです。うむ〜。明日もう一度チャレンジするつもりですが、フタを開けたときの衝撃はかなりのものでした。

１０月９日（土）　雨のち曇り　「甘やかし」

朝起きると、雨足が弱まっていました。台風の影響はそれ程ないのかなと思いながらニュースを見ると、関東に台風の雲がかかるのはもう少し後になってからという事だったので、雨がひどくなる前にスーパーに行きました。同じように考える人でスーパーは混み合っていました。食料品を備えようとかご一杯にお買い物をする人が多くて、レジはなかなか進みませんでした。 ４時頃、急に外が暗くなったと思ったら雨と風が強くなり始めました。窓に打ち付けるような雨とうなるような風が怖いくらいでしたが、この辺りは進路から少しずれていたため２時間ほどでおさまりました。今回の台風でも各地で色々な被害が出て、改めて自然の力は大きいと感じました。自然災害の多い今年ですが、もうこの辺で終わりにして欲しいものだと思います。 左の写真は朝ご飯に焼いたスコーンです。すぐ食べられる物が何もなくて、どうしようと食料のストックを見ていたら、生協で買ったホットケーキの素の裏にスコーンのレシピが書かれているのに気付きました。卵と牛乳とバターを足すだけで、簡単にふっくらしたスコーンができあがりました。でもこのスコーン、お腹が空いて我慢の限界が近づいていたしゅんの「パン〜、パン〜」という叫び声の中、慌てて焼いたものです。何とか間に合ったのか、両手に持って嬉しそうに食べてくれました。 夜ご飯は、ぶり大根を作りました。味がしみておいしい〜と思いながら食べていると、主人が「でも、アラはちょっと食べにくいね」と言いました。そうは言っても、アラで作った方が出汁が出ておいしいし・・・と言いながら、ふと良いことが思い浮かびました。アラと普通の身を入れて作れば良いのでは？と考えたのですが、ここでまたある考えが浮かびました。もしそうやって作ると、私は主人としゅんに身の方をあげて、自分だけアラを食べる甘〜いダメな妻＆母になりそうだということです。主人にも、しゅんを甘やかしてばかりになりそうだと、いつも言われているのです。そして食後に、ぶどうの皮をむいて種を取った物をお皿に盛りつけていると、主人から「出たっ！また甘やかしだ〜」と言われました。でもその後で、「自分も食べるんだけど」と付け加えていました。そう、主人が食べる分だってしゅんと同じようにしているのです。やっぱり私は２人に対して「甘やかし」なのかも・・・と思った夜でした。

１０月７日（木）　晴れ　「馬」

今日も昨日に引き続き良いお天気です。これからまたお天気が崩れそうだということなので、朝から張り切って洗濯をしました。お布団も干してぽかぽかです。 Ａさん親子と待ち合わせをして、今日も馬の公園へ行きました。お昼時には広場に何組もの親子が集まっていて、みんなお弁当を食べたりパンを食べたり、のんびり過ごしていました。競技会の準備なのか、馬場には障害物が並べられていました。そして一人ずつ名前を呼ばれてタイムを取っていました。目の前を駆け抜けていく馬の格好いいことといったら！この時、障害物の高さは１４０センチだという放送がありました。もうちょっとで私は飛び越されてしまいそうです。 パンを食べていると、お散歩中の馬が近くに来ました。騎手の方が子ども達に「近くにおいで〜」と声をかけて、触らせて下さいました。たくさんの子どもに囲まれて少し緊張気味の馬は、おとなしくみんなの顔を見ていました。近くに行ったしゅんは、そーっと手を伸ばしてパンをさしだし、「パン〜、パン〜、ちぃ？（おいしい？）」と何度も繰り返していました。もちろんそのパンは自分の口に入れ、「うんうん」と納得した様に頷いていました。

１０月６日（水）　晴れ　「大きなどんぐり」

週末から降っていた雨がやんで、今日は久しぶりの良いお天気です。気温も上がって半袖が気持ちよく感じました。最近、窓を開けるとどこからともなく金木犀の香りが漂ってきて、秋になったなぁと実感しています。ベビーカーを押しながら歩くと、あちらにもこちらにも金木犀の木があって、甘い香りに包まれて酔ってしまいそうなくらいでした。 ずっと家の中で過ごしていたので、久しぶりに馬の公園に行きました。真っ青な空に雲がスーッと流れていて、ひんやりした空気も気持ちいい〜！空を見上げて深呼吸したくなるような清々しさでした。 いつもの場所にシートを敷いてお昼ご飯を食べました。しゅんも気持ちいいのか、ウキウキと歩き回ります。あっちへ行ったりこっちへ来たり、何もないのに何故か笑顔になってしまうのがおかしいのか、しゅんは歩きながら「くふふ」と笑っていました。 しばらく歩いて満足したらしく、ベビーカーに乗りたいと言って素直に乗ってくれたので、馬場の周りを一周して帰ることにしました。大きな木の下を歩いていると、足下に見たことのないようなどんぐりを見つけました。しゅんは両手に握りしめて、家まで大事に持ち帰りました。ミニカーと比べると、この大きさが伝わるでしょうか？！家でもずっと遊んでいますが、ふと気付いたのは、先日聞いたあるお話です。それはどんぐりの中から白い虫が出てきてびっくりしたというあるお母さんの言葉・・・。こんな大きなどんぐりから虫が出てきたらと考えると、ゾーッとしてしまいました。その時同時に聞いたのは、虫がいたとしてもお鍋で煮るなどの処理をしておけば安心とのこと。そこで、一応水の中に入れて浮いてこないのを確認してから、お鍋でぐつぐつと煮てみました。栗のようなおいしそうな匂いがしてきてお腹が空いてしまいましたが、これで安心して遊んでね〜と、しゅんに渡しました。

１０月４日（月）　雨　「食いしん坊」

今日は１７度前後という、１１月上旬の気温だったそうです。雨が降っていたので家の中にいても、足がすーすーと寒くて慌てて靴下をはきました。しゅんにも去年の秋に着ていた服をガサゴソと取り出しました。ぶかぶかだったパンツがぴったりになっていて、やっぱり大きくなったんだなと思いました。 今朝は、タイマーで焼いていたクルミとレーズン入りフランスパンの香りで目が覚めました。予約の場合は追加でナッツ類を手動投入することができませんが、フタが閉まるか閉まらないかというくらいたっぷりケースに入れておいたので、なかなか良い具合に具も入ったおいしいパンが焼き上がりました。 最近のしゅんは次々と言葉が出始めましたが、やはり断然食べ物関連の言葉が多くて笑ってしまいます。「もも（桃）」「ぶどん（ぶどう）」「んご（りんご）」「よーと（ヨーグルト）」「にゅうにゅ（牛乳）」「おか（お茶）」など、絵本や実物を指さしながら静かに言う言葉もあれば、「チーズー（冷蔵庫の中に入っている何かが食べたい）」「やちゅー（何でもいいから、とにかくおやつをちょうだいな）」と絶叫する言葉もあります。朝から晩まで、遊んでいる時と寝ている時以外はお腹が空いているのかしらとおかしくなります。

１０月３日（日）　雨　「二人旅」

昨日のお天気が嘘の様に、今日は朝から雨降りでした。気温もぐっと下がって、寒く感じるほどでした。昨日の夜寝るのが遅かったしゅんは、お昼近くまで起きませんでしたが、思う存分眠って気持ちよかったのか、起きるとすぐにハイテンションになりました。 今日は一人旅ではなく、「二人旅」です。ご機嫌でご飯を食べて遊び始めたしゅんを主人にお願いして、そーっと家を出ました。向かったのは、新宿にあるヒルトン東京です。駅の近くのデパートで待ち合わせをしたＲちゃんとシャトルバスに乗って、マーブルラウンジのアフタヌーンデザートブッフェに行きました。目の前に並べられたおいしそうなデザートやサンドイッチの数々に、思わずふふふ〜っと笑顔になってしまいます。デザートブッフェなんて、いつ以来だろう？と思うと、ワクワクしてきました。 今はリンゴフェアが開催されていて、色々なリンゴのデザートが用意されていました。リンゴとバターのプリンやリンゴと木の実をパイで巻いたお菓子が特においしかったです。写真の一番奥にあるケーキは、スイスのリンゴケーキだそうです。しっとりした生地に煮たリンゴが入っていて、上には杏のジャムが塗られている素朴なケーキでした。サンドイッチや焼売など、時々食べたくなるような軽食があったり、お茶を何杯もついで下さったり、ゆったりした椅子に座りながらのんびり過ごすことができるので、ついつい時間を忘れて話に夢中になってしまいました。そしてホテルを出たのは３時間後！お腹もいっぱいになるはずだよね〜と言いながら、またバスに乗りました。 デパートでお弁当を買って家に帰ると、うとうとしている主人にもたれかかって、しゅんがおもちゃで遊んでいました。そして私の顔を見るなり、「じやーい（イヤー）」と言って拗ねた顔をしました。後で主人に聞くと、置いて行かれたのが少しわかっていたみたいだよと言っていました。あはは。お留守番、お疲れ様でした。

１０月２日（土）　晴れ　「汐留」

今日も朝からよく晴れて、お布団干しにぴったりの陽気でした。休日なので朝寝坊していると、寝ている私の横に座ったしゅんが腕やほっぺたをつねっているのに気付きました。目が覚めてお腹が空いた様です。起きると喜んで「おはよー」と言い、カーテンを開けようよ！と指をさしました。 今日は初めて汐留に行きました。最近話題になっているエリアですが、六本木といい汐留といい、出産後に話題のスポットになった所はどこにも行ったことがありません。さらに我が家のカーナビの情報には、汐留の新しい道路が無かったため、ドキドキしながらの出発となりました。首都高に乗るとあっという間に渋谷を通り過ぎ、目の前に見えていた六本木ヒルズも後ろに行って、霞ヶ関の官庁街で高速をおりました。車では来たことがなかった銀座を過ぎると、築地の市場が見えてきました。そして海沿いに高いビルがたくさん建てられていて驚きました。 目的のビルに到着すると、何と改装中でこの一週間だけお休みということでガックリです。でも気を取り直して、折角来たんだからと日テレのビルの方に行ってみました。高すぎて全体を写す事ができませんでしたが、キョロキョロと辺りを見回しながら、ちょっとお上りさん気分の楽しいお散歩でした。 社宅に着いた後、風が涼しくて気持ちよかったので、夕方のお散歩にも出かけました。初めて行った遠くのスーパーで脂の乗った鰹を買ったので、お料理教室で教えて頂いた「戻り鰹のステーキサラダ」を作りました。ザッと周りを焼いた鰹を水菜の上に乗せてガーリックを散らし、ポン酢をかけて頂くボリュームのあるサラダです。先日とうとう買ったＯＸＯ社のサラダスピナーも、水菜の水切りに初登場しました。たくさん歩いてモリモリ食べて、健康的な休日でした。

１０月１日（金）　晴れ　「しゅんとデート」

今日から１０月が始まりました。今年もあと３ヶ月で終わりだなんて、本当に早いなと思います。衣替えの日ですが、今日は昨日に引き続き日差しが強くて暑い一日でした。それでも空気がカラッとしていて、洗濯物やお布団を干すととても良い気持ちでした。 都民の日で来場者が多いからか、今日の水泳の講座はお休みでした。公園に行こうかとも思いましたが、ちょっと暑そうだったので溝の口にお買い物に出かけることにしました。「お出かけだよ」と言うと喜んで玄関に行って帽子をかぶるしゅんを抱っこして、「しゅっぱ〜つ」と家を出ます。しゅんはインターホンを押しながら「チ〜〜ズ」と言って出発の儀式は完了です。 バスと電車を乗り継いですぐのはずが、何とバスを乗り間違えるという失敗をしてしまいましたが、無事目的のデパートに到着しました。まずは遅めのランチを・・・とレストラン街をぐるりとまわって、オムライスが有名な「満天星」というお店に入りました。子ども椅子にちょこんと座ったしゅんはニコニコ、こんな風に２人でもランチできるなんてと嬉しい私もニコニコ、ニコニコし過ぎのちょっと不思議な親子でおいしいランチを頂きました。お腹がいっぱいになったところで、子ども用品のフロアへ移動です。しゅんの秋物の洋服を買いたいお店があるので、そこへ入る前にミニカーを１台買いました。今、何より好きな「ぱーぽーぱーぽー」を握りしめたしゅんは、しばらく私の買い物につき合ってくれそうです。 優しい色合いで肌触りもよく、着心地の良さそうな洋服を何点か選びました。前回、お揃いで私のＴシャツを買ってかなり嬉しかったので、今回もデザインが少し違う、お揃いのトレーナーを買いました。こんな風にペアルックを着てくれるのは、あと何年でしょう？ 買い物を終えた頃、お茶をしない？と合流してくれたＭちゃんと一緒に「しましまタウン」に入りました。ショーの時間は過ぎていたので今日は遊ぶだけと思っていたら、「お散歩に行こうかな〜」と突然しまじろうがやってきました。目の前に現れたしまじろうにびっくり仰天のしゅんは、恐る恐る近づいてそーっと手を触りに行きました。するとしまじろうが抱っこをしてくれました。その後も、お散歩を続けるしまじろうを遠巻きに追いかけて、「本当にしまじろうがいる」「良かった〜」というように「うん、うん」と頷いては「だっだーい（ばいばーい）」と繰り返すしゅんがおかしくて、Ｍちゃんと私は笑ってしまいました。しゅんがお昼寝をしている間にゆっくりお茶もして、楽しい一日が終わりました。 残業をして深夜に帰宅した主人に服を見せると、「しゅんの分だけ？」と言うので「私のもあるんだよ」と答えてハッと気付きました。残業お疲れ様です。今度は３人分買ってきます。